JP3365040B2 - 液晶性樹脂成形品およびその製造方法 - Google Patents

液晶性樹脂成形品およびその製造方法

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JP3365040B2
JP3365040B2 JP9221994A JP9221994A JP3365040B2 JP 3365040 B2 JP3365040 B2 JP 3365040B2 JP 9221994 A JP9221994 A JP 9221994A JP 9221994 A JP9221994 A JP 9221994A JP 3365040 B2 JP3365040 B2 JP 3365040B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気・電子機器部品、自
動車部品、機械部品などとして有用な機械物性および耐
熱性に優れる液晶性樹脂組成物成形品およびその製造方
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年プラスチックの高性能化に対する要
求がますます高まり、種々の新規性能を有するポリマー
が数多く開発されているが、中でも分子鎖の平行な配列
を特徴とする光学異方性の液晶性樹脂が優れた流動性と
機械物性を有する点で注目されている。しかしながら、
分子鎖配向方向と垂直な方向では成形収縮率や機械物性
が大きく異なるため、この異方性を改良することが大き
な問題となっている。この異方性を改良する方法として
は無機充填材を添加したり(特開昭57−78455号
公報など)、熱可塑性樹脂をブレンド(特開昭57−2
5354号公報など)する方法などが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の方法により異方性を改良することができるものの、必
ずしも十分満足できるものではない。また、射出成形時
のせん断により液晶性樹脂が一方向に大きく配向するた
めに、大型の薄肉成形品では異方性が大きくなるといっ
た問題点を有している。
【0004】射出しながらプレスの圧力で展延すること
を特徴とする成形方法は近年、特に大型成形部材の成形
方法として注目を集めている。この方法では低樹脂圧力
で成形することができるために、成形品歪が小さいとい
う特徴を有している。しかしながら、液晶性樹脂をこの
方法で成形しても、異方性は多少改良させるものの僅か
であり、満足できるものではなかった。
【0005】本発明は上述の問題を解決し、機械特性に
優れ、異方性の改良された大型成形品を得ることを課題
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記課題を
解決すべく鋭意検討した結果、液晶性樹脂(A)と熱可
塑性樹脂(B)および無機充填材(C)からなる組成物
を射出しながらプレスの圧力で展延すると、異方性が改
良され、実用的な大型の薄肉成形品の成形も可能とな
り、また機械物性が向上することができることがわかり
本発明に到達した。
【0007】すなわち本発明は、異方性溶融相を形成す
ることができる液晶性樹脂(A)と熱可塑性樹脂(B)
および無機充填材(C)からなり、(A)が50〜1重
量部、(B)が50〜99重量部であり、かつ(C)の
添加量が(A)と(B)の合計100重量部に対して0
〜200重量部である液晶性樹脂組成物を、成形時の樹
脂温度が熱可塑性樹脂(B)の融点以上、かつ液晶性樹
脂(A)の液晶開始温度以上の温度の条件で、射出しな
がらプレスの圧力で展延する成形方法により成形したこ
とを特徴とする液晶性樹脂成形品およびその製造方法
提供するものである。
【0008】以下、具体的に本発明に用いる化合物につ
いて詳述する。
【0009】本発明で用いる液晶性樹脂(A)とは、異
方性溶融相を形成することのできる液晶性樹脂であり、
液晶性ポリエステル、液晶性ポリエステルアミドなどが
挙げられるが、液晶性ポリエステルを好ましく用いるこ
とができる。液晶性ポリエステルとしてはp−ヒドロキ
シ安息香酸/ポリエチレンテレフタレート系液晶ポリエ
ステル、p−ヒドロキシ安息香酸/6−ヒドロキシ−2
−ナフトエ酸系液晶ポリエステル、p−ヒドロキシ安息
香酸/4,4’−ジヒドロキシビフェニル/テレフタル
酸/イソフタル酸系液晶ポリエステル等の芳香族液晶性
ポリエステル、エチレングリコール残基などの脂肪族残
基を含有した半芳香族液晶性ポリエステルが挙げられる
が、中でも下記構造単位(I) 、(II)、(IV)または(I) 、
(II)、(III) 、(IV)からなる液晶ポリエステルが好まし
い。
【0010】
【化4】
【0011】(ただし式中R1
【化5】 から選ばれた一種以上の基を示し、R2
【化6】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(III) ]
と構造単位(IV)は等モルである。)
【0012】本発明で用いる好ましい液晶性樹脂の上記
構造単位(I) は、p−ヒドロキシ安息香酸から生成した
ポリエステルの構造単位であり、構造単位(II)は4,
4' −ジヒドロキシビフェニル、3, 3',5, 5' −テ
トラメチル−4, 4' −ジヒドロキシビフェニル、ハイ
ドロキノン、t−ブチルハイドロキノン、フェニルハイ
ドロキノン、2, 6−ジヒドロキシナフタレン、2, 7
−ジヒドロキシナフタレン、2, 2−ビス(4−ヒドロ
キシフェニル)プロパンおよび4, 4' −ジヒドロキシ
ジフェニルエーテルから選ばれた芳香族ジヒドロキシ化
合物から生成した構造単位を、構造単位(III) はエチレ
ングリコールから生成した構造単位を、構造単位(IV)は
テレフタル酸、イソフタル酸、4, 4' −ジフェニルカ
ルボン酸、2, 6−ナフタレンジカルボン酸、1, 2−
ビス(フェノキシ)エタン−4, 4' −ジカルボン酸、
1, 2−ビス(2−クロロフェノキシ)エタン−4,
4' −ジカルボン酸およびジフェニルエーテルジカルボ
ン酸から選ばれた芳香族ジカルボン酸から生成した構造
単位を各々示す。これらのうち特に構造単位(III) を含
む場合は、R1
【化7】 であるものが構造単位(II)の70モル%以上を、R2
【化8】 であるものが構造単位(IV)の70モル%以上を占めるも
のが特に好ましい。
【0013】上記構造単位(I) 、(II)、(III) および(I
V)の共重合量は任意である。しかし、流動性の点から次
の共重合量であることが好ましい。すなわち、耐熱性お
よび機械特性の点から上記構造単位[(I) +(II)]は
[(I) +(II)+(III) ]の60〜95モル%が好まし
く、70〜92モル%がより好ましい。また、構造単位
(III) は[(I) +(II)+(III) ]の40〜5モル%が好
ましく、30〜8モル%がより好ましい。また、構造単
位(I) /(II)のモル比は流動性と機械物性のバランスの
点から好ましくは75/25〜95/5であり、より好
ましくは78/22〜93/7である。また、構造単位
(IV)は構造単位[(II)+(III) ]と等モルである。
【0014】なお、上記好ましい液晶性樹脂を縮重合す
る際には、上記構造単位(I) 〜(IV)を構成する成分以外
に3, 3' −ジフェニルジカルボン酸、2, 2' −ジフ
ェニルジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸、アジピ
ン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカンジオン酸な
どの脂肪族ジカルボン酸、ヘキサヒドロテレフタル酸な
どの脂環式ジカルボン酸、クロロハイドロキノン、メチ
ルハイドロキノン、4, 4' −ジヒドロキシジフェニル
スルホン、4, 4' −ジヒドロキシジフェニルスルフィ
ド、4, 4' −ジヒドロキシベンゾフェノン等の芳香族
ジオール、1,4−ブタンジオール、1, 6−ヘキサン
ジオール、ネオペンチルグリコール、1,4−シクロヘ
キサンジオール、1, 4−シクロヘキサンジメタノール
等の脂肪族、脂環式ジオールおよびm−ヒドロキシ安息
香酸、2, 6−ヒドロキシナフトエ酸などの芳香族ヒド
ロキシカルボン酸およびp−アミノフェノール、p−ア
ミノ安息香酸などを本発明の目的を損なわない程度の量
を共重合してもよい。
【0015】本発明における液晶性樹脂の製造方法は特
に制限がなく、公知のポリエステルの縮重合法に準じて
製造できる。例えば、好ましく用いることができる液晶
ポリエステルのうち、上記構造単位(III) を含まない場
合は(1)〜(4)、構造単位(III) を含む場合は
(5)の製造法が好ましい。
【0016】(1)p−アセトキシ安息香酸および4,
4' −ジアセトキシビフェニルなどの芳香族ジヒドロキ
シ化合物のジアシル化物とテレフタル酸などの芳香族ジ
カルボン酸から脱酢酸縮重合反応によって製造する方
法。
【0017】(2)p−ヒドロキシ安息香酸および4,
4' −ジヒドロキシビフェニルなどの芳香族ジヒドロキ
シ化合物、テレフタル酸などの芳香族ジカルボン酸に無
水酢酸を反応させて、フェノール性水酸基をアシル化し
た後、脱酢酸重縮合反応によって製造する方法。
【0018】(3)p−ヒドロキシ安息香酸のフェニル
エステルおよび4, 4' −ジヒドロキシビフェニルなど
の芳香族ジヒドロキシ化合物とテレフタル酸などの芳香
族ジカルボン酸のジフェニルエステルから脱フェノール
重縮合反応により製造する方法。
【0019】(4)p−ヒドロキシ安息香酸およびテレ
フタル酸などの芳香族ジカルボン酸に所定量のジフェニ
ルカーボネートを反応させて、それぞれジフェニルエス
テルとした後、4, 4' −ジヒドロキシビフェニルなど
の芳香族ジヒドロキシ化合物を加え、脱フェノール重縮
合反応により製造する方法。
【0020】(5)ポリエチレンテレフタレートなどの
ポリエステルのポリマー、オリゴマーまたはビス(β−
ヒドロキシエチル)テレフタレートなど芳香族ジカルボ
ン酸のビス(β−ヒドロキシエチル)エステルの存在下
で(1)または(2)の方法により製造する方法。
【0021】重縮合反応に使用する触媒としては、酢酸
第一錫、テトラブチルチタネート、酢酸カリウム、三酸
化アンチモン、酢酸ナトリウムなどの金属化合物および
マグネシウムなどが代表的であり、特に脱フェノール重
縮合の際に有効である。
【0022】本発明に使用する好ましい液晶性樹脂は、
ペンタフルオロフェノール中で対数粘度を測定すること
が可能なものであり、その際には0.1g/dlの濃度
で60℃で測定した値が0.5以上であることが好まし
く、1.0〜10.0dl/gであることがより好まし
い。
【0023】また、溶融粘度は10〜20,000ポイ
ズが好ましく、特に20〜10,000ポイズがより好
ましい。なお、この溶融粘度は融点(Tm )+10℃の
条件で、せん断速度1,000/秒の条件下で直径1m
m、l≧5mmの毛管を用いた高圧式毛管粘度計により測
定した値である。ここで、融点(Tm )とは示差熱量測
定において、重合を完了したポリマーを室温から20℃
/分の昇温条件で測定した際に観察される吸熱ピーク温
度(Tm1)の観測後、Tm1+20℃の温度で5分間保持
した後、20℃/分の降温条件で室温まで一旦冷却した
後、再度20℃/分の昇温条件で測定した際に観察され
る吸熱ピーク温度(Tm2)を指す。また、液晶開始温度
(TN )は、偏光顕微鏡の試料台に乗せて昇温加熱し、
せん断応力下で乳白光を発する時の温度である。
【0024】本発明で用いる熱可塑性樹脂(B)として
は、ポリエステル、ポリアミド、ポリアリーレンサルフ
ァイド、ポリオキシメチレン、ポリプロピレン、ポリオ
レフィン系共重合体などの結晶性樹脂、ポリカーボネー
ト、ポリアリレート、ポリアリーレンオキシドなどの非
晶性樹脂などが挙げられる。これらの中でもポリエステ
ル、ポリアリーレンサルフィド、ポリプロピレン、ポリ
エチレン、ポリカーボネートが好ましく、ポリエステル
が最も好ましい。また、この熱可塑性樹脂は2種以上で
あってもよい。
【0025】ポリエステルとしては、熱可塑性であり、
液晶性ポリエステル以外のポリエステルである。例え
ば、芳香環を重合体の連鎖単位に有するポリエステル
で、芳香族ジカルボン酸(あるいはそのエステル形成性
誘導体)とジオール(あるいはそのエステル形成性誘導
体)を主成分とする縮合反応により得られる重合体ない
しは共重合体などが挙げられる。ここでいうジカルボン
酸としては、テレフタル酸、イソフタル酸、フタル酸、
2, 6−ナフタレンジカルボン酸、2, 7−ナフタレン
ジカルボン酸、1, 5−ナフタレンジカルボン酸、ビス
(p−カルボキシフェニル)メタン、アントラセンジカ
ルボン酸、4, 4' −ビフェニルジカルボン酸、4,
4' −ジフェニルエーテルジカルボン酸、1, 2−ビス
(p−カルボキシフェノキシ)エタン、あるいはそのエ
ステル形成性誘導体などが挙げられる。なお、上記カル
ボン酸とジオールから得られるポリエステルにおいても
通常30モル%以下であればアジピン酸、セバシン酸、
アゼライン酸、ドデカンジオン酸、ダイマー酸などの脂
肪族ジカルボン酸、1, 4−シクロヘキサンジカルボン
酸、1, 3−シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環族
カルボン酸で置換してもよい。また、ジオール成分とし
ては炭素数2〜10までの脂肪族ジオールすなわちエチ
レングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリ
コール、1, 5−ペンチルグリコール、デカメチレング
リコール、3−メチル−1, 3−プロペンジオール、ネ
オペンチルグリコール、シクロヘキサンジメタノール、
シクロヘキサンジオールなどが挙げられるが、これらに
限定されるわけではない。好ましいポリエステルの具体
例としては、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレン−1, 2−ビス(フェ
ノキシ)エタン−4, 4' −ジカルボキシレート、ポリ
エチレン−2, 6−ナフタレート、ポリ−1, 4−シク
ロヘキサンジメチレンテレフタレートなどおよびポリエ
チレンテレフタレート/イソフタレート、ポリブチレン
テレフタレート/イソフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート/セバケート、ポリブチレンテレフタレート/
デカンジカルボキシレート、ポリ−1, 4−シクロヘキ
サンジメチレンテレフタレート/イソフタレートなどの
共重合ポリエステルが挙げられる。これらの中で好まし
いポリエステルとしては、ポリブチレンテレフタレー
ト、ポリエチレンテレフタレート、およびポリ−1, 4
−シクロヘキサンジメチレンテレフタレートが挙げられ
る。さらに、ポリブチレンテレフタレートがより好まし
い。ポリブチレンテレフタレートの対数粘度は0.9〜
1.3dl/gであることが好ましく、さらに好ましく
は0.92〜1.25dl/gである。なお、ポリブチ
レンテレフタレートの対数粘度は、25℃で0.5%オ
ルトクロロフェノール溶液を用いて求めた相対粘度の対
数を濃度で割って求めた。
【0026】ポリアミドとしては、ω- アミノ酸または
ω- ラクタムから得られるポリアミド、またはジアミン
やm-キシレンジアミンとアジピン酸、セバシン酸、ドデ
カンジオン酸、シクロヘキサンジカルボン酸、テレフタ
ル酸、イソフタル酸などのジカルボン酸から得られる単
独または共重合体、さらには混合重合体などである。好
ましいポリアミドとしてはナイロン6、ナイロン11、ナ
イロン12、ナイロン46、ナイロン66などのホモポリアミ
ド、およびアジピン酸/テレフタル酸/ヘキサメチレン
ジアミン、アジピン酸/1,4-シクロヘキサンジカルボン
酸/ヘキサメチレンジアミン、アジピン酸/1,3-シクロ
ヘキサンジカルボン酸/ヘキサメチレンジアミン、テレ
フタル酸/イソフタル酸/ヘキサメチレンジアミン/パ
ラアミノシクロヘキシルメタンなどの共重合ポリアミド
が挙げられる。
【0027】ポリアリーレンスルフィドとは、芳香環と
硫黄が結合したものである。好ましいポリアリーレンス
ルフィドとしてはポリパラフェニレンスルフィドが挙げ
られ、これは部分的に分岐していても良い。
【0028】ポリオキシメチレンとしては、ポリオキシ
メチレンホモポリマおよび主鎖の大部分がオキシメチレ
ン連鎖よりなるコポリマが挙げられる。
【0029】ポリオレフィン系重合体としては、エチレ
ン、プロピレン等のα−オレフィン類から生成する繰返
し単位を主成分とするホモポリマーまたはコポリマーが
挙げられ、例えばプロピレンのホモポリマー、エチレン
のホモポリマー、さらにはエチレンと他のα−オレフィ
ン(例えばプロピレン、ブテン−1など)を共重合させ
たブロックまたはランダムコポリマー、具体的にはエチ
レンと炭素数3以上のα−オレフィンの共重合体(例え
ばエチレン/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン−
1共重合体など)、エチレン、炭素数3以上のα−オレ
フィンおよび非共役ジエンからなる共重合体(例えばエ
チレン/プロピレン/1,4−ヘキサジエン共重合体、
エチレン/プロピレン/ジシクロペンタジエン共重合
体、エチレン/プロピレン/エチリデンノルボルネン共
重合体など)が挙げられ、これらは1種または2種以上
で用いることができる。好ましいポリオレフィン系重合
体としてはポリプロピレンホモポリマー、ポリエチレン
ホモポリマー、エチレン含有量50モル%以上のエチレ
ンと炭素数3以上のα−オレフィンの共重合体(例えば
エチレン/プロピレン共重合体、エチレン/ブテン−1
共重合体など)、エチレン含有量30モル%以下のプロ
ピレン/エチレン共重合体、50重量%以下のエチレン
と炭素数3以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンか
らなるエラストマ状共重合体とポリプロピレンホモポリ
マーからなる組成物、50重量%以下のエチレンと炭素
数3以上のα−オレフィンおよび非共役ジエンからなる
エラストマ状共重合体とポリエチレンホモポリマーから
なる組成物およびプロピレン含有量30モル%以下のプ
ロピレン/エチレン共重合体が挙げられる。
【0030】さらに、上記ポリオレフィン系共重合体
は、不飽和カルボン酸またはその誘導体により変性され
ていることが、より好ましい。変性する不飽和カルボン
酸としては、アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、
マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、5−ノルボルネ
ン−2, 3−ジカルボン酸、テトラヒドロフタル酸、ダ
イマー酸などが挙げられる。その誘導体としては、上記
の酸の無水物、エステル、アミド、イミド、塩などが挙
げられる。
【0031】ポリスチレンとしては、ポリスチレンのホ
モポリマのほかにHIPS(高衝撃ポリスチレン)、A
S(アクリロニトリル/スチレン共重合体)、ABS
(アクリロニトリル/ブタジエン/スチレン共重合
体)、MBS(メタクリル酸メチル/ブタジエン/スチ
レン共重合体)などが挙げられる。
【0032】ポリカーボネートまたはポリアリレートと
しては、ビス(4−ヒドロキシフェニル)、ビス(3,
5−ジアルキル−4−ヒドロキシフェニル)またはビス
(3, 5−ジハロ−4−ヒドロキシフェニル)置換を有
する炭化水素誘導体をベースとするものが好ましく、
2, 2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)プロパン(ビ
スフェノールA)をベースとするポリカーボネートまた
はポリアリレートが特に好ましい。また、これらは少量
の共重合成分を含んでいてもよい。
【0033】ポリアリーレンオキシドとしては、ポリ
(2, 6−ジメチル−1, 4−フェニレン)エーテル、
2, 6−ジメチルフェノール/2, 4, 6−トリメチル
フェノール共重合体、2, 6−ジメチルフェノール/
2, 3, 6−トリエチルフェノール共重合体などが挙げ
られる。これらは不飽和カルボン酸またはその誘導体を
グラフト反応し、変性して用いることができる。変性す
る不飽和カルボン酸とは、アクリル酸、メタクリル酸、
クロトン酸、マレイン酸、フマール酸、イタコン酸、5
−ノルボルネン−2, 3−ジカルボン酸、テトラヒドロ
フタル酸、ダイマー酸などが挙げられる。その誘導体と
しては、上記の酸の無水物、エステル、アミド、イミ
ド、塩などが挙げられる。また、ポリアリーレンオキシ
ドには、ポリスチレン、耐衝撃ポリスチレンなどのスチ
レン系樹脂を添加することができる。
【0034】本発明の液晶性樹脂成形品において、液晶
性樹脂(A)と熱可塑性樹脂(B)の組成は、(A)と
(B)の合計を100重量部として(A)50〜重量
部、(B)50〜9重量部であることがより好まし
く、(A)40〜10重量部、(B)60〜90重量部
であることがさらに好ましい。
【0035】本発明で用いることのできる無機充填材
(C)とは、ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維、チ
タン酸カリウム繊維、石膏繊維、黄銅繊維、ステンレス
繊維、スチール繊維、セラミック繊維、ボロンウイスカ
ー繊維、アスベスト繊維、炭化珪素繊維、アルミナ繊維
などの繊維状充填材やタルク、クレー、雲母、メタケイ
酸カルシウム、ケイ砂、ガラスビーズ、ガラスフレー
ク、グラファイトなどの無機充填材などが挙げられる。
これらの中でも特にガラス繊維、炭素繊維、チタン酸カ
リウム繊維、タルク、グラファイトなどがより好まし
い。特に繊維状充填材を用いる場合には、その形態とし
てはチョップドストランドまたはヤーンなどが挙げられ
る。
【0036】この無機充填材(C)の添加量は(A)と
(B)の合計量100重量部に対して0〜200重量部
であるが、0〜120重量部であることがより好まし
く、0〜80重量部であることがさらに好ましい。ま
た、充填材(C)を添加する場合には物性の点から10
重量部以上であることが好ましく、15重量部以上であ
ることがさらに好ましい。
【0037】また、本発明の液晶性樹脂組成物成形品を
製造するにあたり、従来から公知のポリエステルの重合
触媒、耐熱剤、耐候剤、帯電防止剤、染料、着色剤、結
晶核剤、難燃剤、離型剤などの添加剤を含んでいても良
い。
【0038】本発明において利用する熱可塑性樹脂、液
晶性樹脂および無機充填材からなる組成物に、さらにエ
ポキシ化合物を添加することもできる。用いるエポキシ
化合物とはエポキシ基を2つ以上有する化合物であり、
必ずしも限定されるものではないが、ジグリシジルエス
テル基を2つ以上有する化合物が好ましい。具体的に
は、ヘキサヒドロフタル酸ジグリシジル、テトラヒドロ
フタル酸ジグリシジル、フタル酸グリシジル、テレフタ
ル酸ジグリシジル、イソフタル酸ジグリシジル、グリシ
ジルメタクリレート、ステアリン酸を二量化させ合成し
たダイマー酸をグリシジル化したダイマー酸ジグリシジ
ル、6−エチル−1,11−ドデカンジカルボン酸ジグ
リシジルなどのグリシジルエステル基を2つ有するもの
が好ましい。ダイマー酸ジグリシジルは直鎖または環内
に二重結合を有していてもよい。これらのジグリシジル
エステルは、一種だけでなく二種以上を併用してもよい
し、上記以外の構造をもつジエポキシと併用してもよ
い。これらエポキシ化合物のうち、ダイマー酸ジグリシ
ジル、6−エチル−1,11−ドデカンジカルボン酸ジ
グリシジルなどが好ましい。また、用いるエポキシ化合
物のエポキシ当量は100以上が好ましく、より好まし
くは200以上である。エポキシ化合物の添加量は、熱
可塑性樹脂と液晶性樹脂からなる樹脂組成物100重量
部に対して、0.01〜10重量部であることが好まし
く、0.1〜10重量部であることがより好ましい。
【0039】液晶性樹脂、熱可塑性樹脂および無機充填
材を混合する方法としては、各種の方法が適用可能であ
る。溶融混合する装置としては混合ロール、バンバリー
ミキサー、ニーダー、押出機などが挙げられるが、なか
でも押出機が好ましい。この押出機としては単軸、また
は二軸以上のスクリューを有するものいずれも使用可能
であるが、特に二軸押出機を使用するのが好ましい。混
練する温度は、熱可塑性樹脂の融点以上でかつ液晶性樹
脂の液晶開始温度より高い温度で行なうことが好まし
く、液晶性樹脂の融点以上で行なうことがより好まし
い。
【0040】本発明の成形品を成形する方法とは射出し
ながらプレス圧力で展延する方法であり、具体的には金
型の型締動作の制御により行う方法である。このような
成形方法として、例えばインジェクションプレスやSP
モールドなどの方法が挙げられるが、特にインジェクシ
ョンプレス法を好ましく用いることができる。インジェ
クションプレス成形とSPモールド成形では金型の型締
方向が前者では横方向に、後者では縦方向に可動すると
ういう特徴を有している。この方法による成形法では、
射出開始後にプレス成形を行い、またプレス成形完了前
に射出が完了していることが必要である。プレス開始位
置を金型内へのポリマの充填率で表すと、0%は射出前
にプレス成形を開始することに、100%は射出終了後
プレス成形することに対応するが、このポリマ充填率で
表したプレス開始位置は10%以上となることが好まし
く、20%以上となることがより好ましく、50%以上
となることがさらに好ましい。なお、射出前にプレス圧
力を加えると、射出に大きな樹脂圧力が必要になり、ま
た異方性の低減は観察できない。
【0041】インジェクションプレス成形時の樹脂温度
は、熱可塑性樹脂の融点以上かつ液晶性樹脂の液晶開始
温度以上の温度であることが好ましく、熱可塑性樹脂の
融点以上かつ液晶性樹脂の融点±10℃であることがよ
り好ましい。
【0042】得られたインジェクションプレス成形品の
異方性は、樹脂の流れ方向(MD)とこれに垂直な方向
(TD)の曲げ弾性率の比で表される。この異方性は
(A)と(B)、または(A)と(B)と(C)からな
る組成物の場合には1.6以下となることが好ましく、
1.5以下となることがより好ましい。また、(A)と
(C)からなる組成物を用いた場合には、この異方性は
2.8以下となることが好ましく、2.5以下となるこ
とがより好ましい。通常の射出成形した場合と比較して
インジェクションプレス成形では異方性が改良される
が、この異方性は好ましい態様においては10%以上改
良することができ、より好ましい態様においては20%
以上改良することもできる。
【0043】
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳しく説
明するが、これらの例は本発明の適応範囲を限定するも
のではない。なお、実施例中の部は重量部を示す。
【0044】参考例1 p−ヒドロキシ安息香酸870重量部、4, 4' −ジヒ
ドロキシビフェニル168重量部、無水酢酸914重量
部、テレフタル酸150重量部および固有粘度が約0.
6dl/gのポリエチレンテレフタレート346重量部
を攪拌翼、留出管を備えた反応容器に仕込み、次の反応
条件で脱酢酸重縮合を行なった。
【0045】窒素ガス雰囲気下に100〜250℃で
1.5時間反応させた後、290℃、2時間で0.5m
mHgに減圧し、さらに1.0時間反応させ、重縮合を
完結させたところ、ほぼ理論量の酢酸が留出し、下記の
理論構造式を有する液晶ポリマ(A)を得た。
【0046】
【化9】 k/l/m/n=70/10/20/30
【0047】得られた液晶性樹脂の液晶開始温度は23
5℃、融点は267℃となった。
【0048】実施例1〜7、8〜13、比較例1〜4、
5〜6 参考例1で重合した液晶ポリマ、PBT(対数粘度1.
0dl/g)およびエポキシ化合物を表1に示すように
それぞれ所定量秤取し、ドライブレンドした。樹脂温度
270℃で30mmφ二軸押出機で溶融混練した。
【0049】得られた組成物を、金型温度90℃、ノズ
ル先端での樹脂温度が260℃になるように設定したイ
ンジェクションプレス成形機(コマツ社製、IP105
0)を用いて、直径380mmφ×3mmt及び直径380
mmφ×1mmtの円板をインジェクションプレス成形し
た。この円板の流れ方向(MD)および流れ方向に直角
方向(TD)に各々1/2”幅に切出し、ASTM D
790規格に従って曲げ弾性率を測定し、MD/TDの
曲げ弾性率の比を機械的異方性比として求めた。また比
較例として、射出する前にプレスを完了させた状態、す
なわち通常の射出成形に対応する方法(プレス開始位置
0%)で成形した。3mm厚の結果を表1に、1mm厚の結
果を表2にそれぞれ示す。
【0050】
【表1】
【0051】
【表2】
【0052】表1の3mm厚の試験片での結果より、液晶
性樹脂をインジェクションプレスした場合には異方性が
非常に大きいことがわかる。また、熱可塑性樹脂をイン
ジェクションプレスした場合には異方性は見られない
が、機械物性は低い。
【0053】一方、液晶性樹脂と熱可塑性樹脂からなる
組成物をインジェクションプレス成形することにより、
通常の射出成形(プレス開始位置0%)と比較して射出
圧力を低減でき、成形品の異方性は低減することがわか
る。
【0054】表2の1mm厚の試験片での結果より、通常
の射出成形ではショートショットになり試験片を成形で
きなかったが、インジェクションプレスではこのような
薄肉の成形片でも成形できることがわかる。
【0055】実施例14〜17 実施例2および6の組成物について、成形樹脂温度の影
響を実施例1〜7と同様にして測定した(表3)。その
結果、成形樹脂温度が用いた液晶性樹脂の融点−10℃
〜融点+10℃の範囲内にある260℃で成形した場合
には、特に弾性率が高く、異方性も小さくなることがわ
かった。
【0056】
【表3】
【0057】実施例18〜19、比較例7〜8 参考例1で重合した液晶ポリマ、PBTおよびガラス繊
維(GF、繊維径9μm 、繊維長13mm)を所定量秤取
しドライブレンドした。実施例1〜8と同様に溶融混練
し、インジェクションプレスした後、異方性比を測定し
た。また実施例1〜8と同様に比較例として射出する前
にプレスを完了させた状態で成形した。これらの結果を
表4に示す。
【0058】
【表4】
【0059】上記表4の結果より、GFを添加した場合
にもインジェクションプレス成形することにより機械的
異方性を低下できることがわかる。
【0060】
【0061】
【0062】
【0063】
【発明の効果】本発明による液晶性樹脂組成物成形品
は、機械物性および耐熱性に優れ、低線膨張率であるこ
とから、電気および電子機器部品、自動車部品などの用
途において幅広く使用することが可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI // B29K 67:00 B29K 67:00 (56)参考文献 特開 平3−220257(JP,A) 特開 平3−47861(JP,A) 特開 平5−98134(JP,A) 特開 平2−142846(JP,A) 特開 平4−275137(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) C08L 1/00 - 101/16 C08K 3/00 - 13/08 B29C 43/34 B29C 45/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異方性溶融相を形成することができる液
    晶性樹脂(A)と熱可塑性樹脂(B)および無機充填材
    (C)からなり、(A)が50〜1重量部、(B)が
    〜99重量部であり、かつ(C)の添加量が(A)と
    (B)の合計100重量部に対して0〜200重量部で
    ある液晶性樹脂組成物を、成形時の樹脂温度が熱可塑性樹脂(B)の融点以上、か
    つ液晶性樹脂(A)の液晶開始温度以上の温度の条件
    で、 射出しながらプレスの圧力で展延する成形方法によ
    り成形したことを特徴とする液晶性樹脂成形品。
  2. 【請求項2】 射出しながらプレスの圧力で展延する成
    形方法がインジェクションプレス成形法またはSPモー
    ルド成形法である請求項1記載の液晶性樹脂成形品。
  3. 【請求項3】 異方性溶融相を形成することができる液
    晶性樹脂が下記構造単位(I) 、(II)、(IV)または(I) 、
    (II)、(III) 、(IV)からなる液晶性樹脂であることを特
    徴とする請求項1または2記載の液晶性樹脂組成物成形
    品。 【化1】 (ただし、式中R1 は 【化2】 から選ばれた一種以上の基を示し、R2 は 【化3】 から選ばれた一種以上の基を示す。また、式中Xは水素
    原子または塩素原子を示し、構造単位[(II)+(III) ]
    と構造単位(IV)は等モルである。)
  4. 【請求項4】 異方性溶融相を形成することができる液
    晶性樹脂(A)と熱可塑 性樹脂(B)および無機充填材
    (C)からなり、(A)が50〜1重量部、(B)が5
    0〜99重量部であり、かつ(C)の添加量が(A)と
    (B)の合計100重量部に対して0〜200重量部で
    ある液晶性樹脂組成物を、 成形時の樹脂温度が熱可塑性樹脂(B)の融点以上、か
    つ液晶性樹脂(A)の液晶開始温度以上の温度の条件
    で、射出しながらプレスの圧力で展延する成形方法によ
    り成形することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1
    項記載の液晶性樹脂成形品の製造方法
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