JP3361327B2 - 清掃具 - Google Patents

清掃具

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JP3361327B2
JP3361327B2 JP2001315993A JP2001315993A JP3361327B2 JP 3361327 B2 JP3361327 B2 JP 3361327B2 JP 2001315993 A JP2001315993 A JP 2001315993A JP 2001315993 A JP2001315993 A JP 2001315993A JP 3361327 B2 JP3361327 B2 JP 3361327B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は清掃具に関する。
【0002】
【従来の技術】清掃具として、ブラシ体と粘着ロールを
互いに独立に備え、それらの各個により集塵するもの
(実開昭59-139261)、一次吸着ローラの吸着表面と二
次吸着ローラの粘着シートを接触回転させて一次吸着ロ
ーラに付着した塵埃を最終的に粘着シートの側に集塵す
るもの(実開平2-12363)がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】粘着ロールによりカ
ーペットを清掃するとき、粘着ロールがカーペットを構
成する繊維まで粘着してしまい、カーペットを傷める。
【0004】粘着ロールによりフローリングを清掃し
ようとすると、粘着ロールがフローリングに強力に粘着
して固定化してしまい、粘着ロールを転動できなくな
る。
【0005】ブラシ体は髪の毛等がからみついて残り
易く、安定した清掃性能の維持に困難がある。
【0006】本発明の課題は、カーペットもフローリン
グも長期的に安定して清掃可能とすることにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、フレームに掻
き上げ体と回転体を並べて回動自在に支持するととも
に、掻き上げ体と回転体の上に粘着ロールを配置し、こ
の粘着ロールをフレームに設けたカバーにより被った清
掃具であって、掻き上げ体が床面上の塵埃を清掃具の進
み方向に対する後方に掻き上げる方向に回転するととも
に、粘着ロールが回転体に接触して該回転体の回転に連
れ回る状態下で、掻き上げ体が掻き上げる塵埃を粘着ロ
ールの側にガイドするすくい体がフレームに支持される
ようにしたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】清掃具10は、図1、図2に示す
如く、柄11の先端部に継手部12を介して支持アーム
13を左右方向に揺動自在に結合し、支持アーム13の
両側アーム部13Aに支軸部14を介してフレーム15
を前後方向に揺動自在に支持している。
【0009】フレーム15の前部にはブラシからなる掻
き上げ体16が回転軸17を介して回動自在に支持さ
れ、フレーム15の後部にはロール体からなる、粘着ロ
ール21と接触する回転体であって、粘着ロール21を
連れ回すことができる接触回転体18が回転軸19を介
して回動自在に支持され、掻き上げ体16と接触回転体
18は平行に並べられて配置される。掻き上げ体16
は、掻き上げ部16A(ブラシ部)とタイヤ部16Bか
らなり、掻き上げ部16Aの掻き上げ径(ブラシ径)を
タイヤ部16Bのタイヤ径より大きくしている。接触回
転体18は、表面を弾性体、例えばシリコーンにて構成
する。尚、接触回転体18は非弾性体であっても良く、
また、接触回転体18には、その表面に凹凸部を設けて
も良い。凹凸部とは、接触回転体18のロール表面にリ
ブや凸部、凹部、しぼ面等を設けたことをいう。また、
該凹凸部は、粘着ロール21を転動させることができ
る。或いは該凹凸部は、粘着ロール21と接触回転体1
8の間の接触面積を小さくすることによって、連れ回り
回転を軽くすることができる。
【0010】掻き上げ体16と接触回転体18の上に
は、それらに跨がり回転軸を有さない粘着ロール21が
載せられ、粘着ロール21は掻き上げ体16と接触回転
体18の回転に連れ回る。特に粘着ロール21と接触回
転体18との間に働く粘着力によって粘着ロール21は
接触回転体18の回転に連れ回る。フレーム15の上部
は粘着ロール21の出し入れ口とされ、取外し可能な透
明カバー22により被覆される。粘着ロール21は、粘
着シートの巻取りロールの構成、又は表面が粘着性のエ
ラストマーからなり、その表面を洗浄して再使用可能と
する構成等何れでも良い。本実施例の粘着ロール21
は、粘着面を外側に向けて巻出し可能かつ切断可能な粘
着シートの巻取りロールにて構成される。尚、粘着シー
トにおける基材上に塗布される粘着剤としては、ホット
メルト系粘着剤、溶剤系粘着剤、水系粘着剤などが挙げ
られる。ホットメルト系粘着剤としては、スチレン系や
オレフィン系の粘着剤が挙げられる。溶剤系粘着剤とし
ては、スチレン系、オレフィン系、アクリル系の粘着剤
が挙げられる。水系粘着剤としてはアクリル系の粘着剤
が挙げられる。これらの粘着剤は、髪の毛、パンくずな
どの汚れを確実に付着させ、保持する点から好ましい。
また、粘着シートにおける基材上の粘着剤塗布量は、25
〜50g/mが好ましく、より好ましくは、25〜35g/
である。尚、粘着ロール21を転動させる方法とし
ては、前記の接触回転体18による連れ回り方法以外に
も、粘着ロール21と回転体18とをベルトにて連結し
て連れ回る方法、或いは粘着ロール21と掻き上げ体1
6とをベルトにて連結して連れ回る方法等でも良い。
【0011】フレーム15における掻き上げ体16の後
部には塵取部23が支持されている。塵取部23は、床
面に接する底面部23Aと、掻き上げ体16に隙間なく
(又は隙間を介して)相対する曲面状(又は平面状)の
すくい面部23Bを有し、両側の平板状支軸部23Cを
フレーム15の両側の矩形孔24に上下動可能に支持さ
れている。塵取部23は、矩形孔24を支軸部23Cよ
りも上下方向に大きく設けたので、矩形孔24に対し上
下動する。塵取部23は、自重により底面部23Aとす
くい面部23Bの最下端部を床面に隙間なく接し、掻き
上げ体16の掻き上げ部16Aが掻き上げる塵埃を床面
に沿う後方に逃がすことなく、その全ての塵埃をすくい
面部23Bにより粘着ロール21の側にガイドする。
【0012】尚、清掃具10は、掻き上げ体16の回転
軸17と接触回転体18の回転軸19の軸間距離をL、
掻き上げ体16の回転軸17と支持アーム13の支軸部
14との軸間距離をKとするとき、K<L/2とし、使
用者が柄11の軸方向に加える操作力が掻き上げ体16
を床面に押付けるモーメントを大きくし、軽い操作力で
タイヤ部16Bを床面に設置させてこれを回動し、スム
ースに清掃動作を開始可能にする。
【0013】清掃具10による清掃動作は以下の通りな
される。 (1)柄11の軸方向に加える操作力により清掃具10を
前進させ、掻き上げ体16のタイヤ部16B及び接触回
転体18を回動させ、同時に粘着ロール21を連れ回り
回転させる。
【0014】(2)掻き上げ体16の掻き上げ部16Aが
床面上の塵埃を掻き上げると、この塵埃は塵取部23に
ガイドされて粘着ロール21の側に送り出され、粘着ロ
ール21の粘着面に粘着捕捉される。
【0015】(3)粘着ロール21の粘着面に捕捉された
塵埃は、粘着ロール21の回動とともに接触回転体18
の側に移動し、接触回転体18により粘着ロール21の
粘着面に押付けられて固定化される。
【0016】(4)透明カバー22から粘着ロール21の
粘着面の全周に多量の塵埃が捕捉されたことが視認され
たら、カバー22を開いて粘着ロール21を取出し、粘
着シートの1周分を剥離切断除去し、新規粘着面を露出
せしめた後、この粘着ロール21を再び掻き上げ体16
と接触回転体18の上に載せ置き、カバー22を閉じ
る。
【0017】尚、清掃具10は前進だけでなく、後進も
でき、後進時には、接触回転体18に付着した床面上の
塵埃を粘着ロール21により粘着できる。塵取部23
は、底面部23Aの尾端部23Dを湾曲状に跳ね上げ、
後進時にこの尾端部23Dが床面に引掛かるのを防止す
る。尚、尾端部23Dが跳ね上がっているので、底面部
23Aとすくい面部23Bと尾端部23Dが囲む塵取凹
部23Eを形成し、塵取凹部23Eに落ちたごみを捕捉
できる。
【0018】また、清掃具10にあって、図3に示す如
く、柄11及び支持アーム13によりフレーム15を持
上げた状態で、掻き上げ体16の方が接触回転体18よ
り前方かつ上方に位置付けられるように、清掃具10の
フレーム15及びその取付部品の重心を支持アーム13
の支軸部14まわりに位置設定している。
【0019】また、清掃具10にあっては、図4に示す
如く、フレーム15の立置き状態でフレーム15を床面
に着座せしめる脚部25を、フレーム15に設けてあ
る。そして、立置き状態のフレーム15に対し、支持ア
ーム13を鉛直上向きに保持するアーム保持手段とし
て、支持アーム13の内側面に設けたリブ26、フレー
ム15の側部に設けたストッパ27と乗り越え爪28を
有し、支持アーム13を図1、図2の通常使用状態から
立置き状態に移行するときに、リブ26は乗り越え爪2
8を乗り越え、乗り越え爪28とストッパ27の間に挟
み保持される。
【0020】本実施形態によれば、以下の作用がある。 (1)カーペットは掻き上げ体16により塵埃を掻き上げ
られ、この塵埃をその後粘着ロール21に粘着捕捉され
る。粘着ロール21がカーペットに直接接触しないか
ら、カーペットを傷めることがなく、粘着ロール21の
粘着性能の持続性も向上する。
【0021】尚、粘着ロール21は、フレーム15にそ
の回転軸を支持し、掻き上げ体16に対し非接触として
も良い。即ち、掻き上げ体16と粘着ロール21との間
は、非接触であっても良く、掻き上げ体16のブラシ先
端部と粘着ロール21の最外周面との距離は、塵埃の粘
着し易さから約2〜3mmが好ましい。
【0022】(2)フローリングにおいても、カーペット
と同様であり、粘着ロール21がフローリングに直接接
触しないから、粘着ロール21がフローリングに強力に
粘着して固定化してしまうことがない。
【0023】(3)掻き上げ体16は掻き上げた塵埃を直
ちに粘着ロール21の側に粘着されて除去され、髪の毛
等がからみついて残ることもなく、粘着ロール21との
接触により常に清浄化されその清掃性能を安定維持でき
る。
【0024】(4)接触回転体18は粘着ロール21を載
置させて該粘着ロール21を確実に連れ回り回転させ
る。従って、掻き上げ体16に接する粘着ロール21の
粘着面を回転により均一かつ効率良く粘着面を有効活用
でき、掻き上げ体16が掻き上げた塵埃を粘着ロール2
1の新規粘着面により確実に粘着捕捉可能とする。この
とき、粘着ロール21を掻き上げ体16と接触回転体1
8の上に跨らせるから、大小数種類のどのような外径の
粘着ロール21も清掃具10に装填できる。よって、粘
着ロール21の外径寸法に製造上の自由度が得られ、床
状態に応じて、適切な外径の粘着ロール21を選択でき
る。
【0025】(5)接触回転体18は粘着ロール21に粘
着捕捉された塵埃を、粘着ロール21の粘着面に押付
け、塵埃の捕捉状態の固定化に寄与する。尚、接触回転
体18が床面との接触により捕捉した塵埃も、粘着ロー
ル21により粘着捕捉され、粘着ロール21は接触回転
体18も清浄に保つ。即ち、清掃時には、粘着ロール2
1と接触回転体18とは、接触して塵埃を捕捉する。但
し、清掃前又は清掃状況によっては、粘着ロール21と
接触回転体18とは、接触又は非接触のいずれかがあ
る。
【0026】(6)掻き上げ体16と接触回転体18によ
り粘着ロール21を支持できるため、粘着ロール21を
フレーム15に支持する等の支軸を不要にできる。粘着
ロール21の付け替えが容易になるし、清掃時の支軸接
触不良に起因する粘着ロール21の回転阻害を防止でき
る。また、清掃具10を低コスト化できる。
【0027】(7)掻き上げ体16と接触回転体18と粘
着ロール21で囲む閉空間を床面上に形成し、掻き上げ
体16が掻き上げる塵埃を該閉空間に閉じ込めて捕集で
きる。このため、塵埃を広く拡散させることなく、周辺
を汚すことがない。
【0028】(8)掻き上げ体16の回転方向の後部上方
で、該掻き上げ体16に近接する位置に粘着ロール21
を配置でき、掻き上げ体16が掻き上げた塵埃をその掻
き上げ方向の直近で粘着ロール21により捕捉できる。
掻き上げた塵埃を逃がすことが少ない。
【0029】(9)掻き上げ体16がカーペットの繊維の
深い部分から掻き上げる塵埃も、フローリングの硬い平
坦面から後方に掻き飛ばす塵埃も、掻き上げ体21の後
部の塵取部23にすくい上げられて確実に粘着ロール2
1の方向にガイドされ、集塵性能を向上できる。
【0030】(10)掻き上げ体16がタイヤ部16Bを備
えるから、タイヤ部16Bは清掃具10の重量により床
面に押付けられて回転し、掻き上げ体16を確実に回転
させる。掻き上げ径をタイヤ径より大きくしたから、掻
き上げ部16Aは弾性たわみの復元に基づく掻き上げ力
により塵埃を強力に掻き上げ、掻き上げ性能を向上する
し、カーペットの繊維の深い部分の塵埃も良く掻き出し
できる。
【0031】(11)掻き上げ体16の掻き上げ部16Aと
タイヤ部16Bが同軸をなし、タイヤ部16Bが床面に
押付けられて回転するから、掻き上げ部16Aは床面上
の塵埃を清掃具10の進み方向に対する後方に掻き上げ
る方向(順方向)に回転する。従って、掻き上げた塵埃
をフレーム15の外へ押出すことなく、フレーム15の
内側の塵取部23、粘着ロール21にて取り込める。
【0032】(12)掻き上げ体16の掻き上げ部16Aが
上述の順方向に回転するから、塵取部23を掻き上げ部
16Aの後部に近接配置するものとなり、床前方から清
掃具10に取り込まれる大きな塵埃が掻き上げ部16A
に進入する過程で塵取部23が邪魔にならない。これに
対し、掻き上げ体16の掻き上げ部16Aがタイヤ部1
6Bとの間に歯車列を介する等により上述の順方向とは
逆方向に回転する場合には、塵取部23を掻き上げ部1
6Aの前部に近接配置するものになり、床前方から清掃
具10に取り込まれる大きな塵埃が掻き上げ部16Aの
前部の塵取部23に引っかかってしまい、塵埃の掻き上
げ部16Aへの進入が阻害される。また、塵取部23を
掻き上げ部16Aの前部で、かつ床面から上方に大きく
離隔させて配置すると、塵取部23が塵埃の掻き上げ部
16Aへの進入を阻害しなくなるが、掻き上げ部16A
が掻き上げた塵埃を塵取部23の下部から外方へと素通
りさせてしまって塵取部23、粘着ロール21に取り込
めない。
【0033】(13)接触回転体18は弾性体表面を備える
ことにより、粘着ロール21に粘着捕捉されている塵埃
を該粘着ロール21の粘着面に良く押付け固定化でき
る。
【0034】(14)粘着ロール21の粘着力が強い場合、
粘着ロール21と接触回転体18が連れ回り回転するた
め、回転しにくく、操作が重くなる。そこで、接触回転
体18の表面に最低2ヵ所以上凹凸部を設けることによ
り、回転を軽くすることができる。即ち、接触回転体に
凹凸部を設けることは、粘着ロール21と接触回転体1
8との間にすき間を形成することとなり、両者の接触面
積を減らし、操作性を向上させることが可能となる。粘
着ロール21と接触回転体18とが密着せずに接触回転
体18に付着したゴミが粘着ロール21に転写するため
に、好ましい凹凸部の高さは、0.1〜0.5mm、より好ま
しくは0.2〜0.4mmである。ここで、凹凸部とは、接触
回転体18の表面にリブや凸部、凹部、しぼ面等を設け
ることをいう。
【0035】(15)清掃具10の保管時、支持アーム13
を立置き状態のフレーム15に対し鉛直上向きに保持
し、立置き状態のフレーム15の脚部25を床面に着座
しておくことができ、コンパクトな姿勢で安定保管でき
る。掻き上げ体16が保管中、床面に着座しないから、
掻き上げ体16がへたらず、その掻き上げ性能を安定維
持できる。
【0036】従来粘着ロールの基材上の粘着剤塗布量
は、従来の粘着ロールが被清掃面に直接的に転接するも
のであるため、カーペット等の植毛のむしり取りを回避
する等のために余り大きくできず、10〜20g/mであ
った。このため、粘着ロール表面にゴミがかぶさり、粘
着力がすぐに弱まり、新規粘着面を露出した後の、清掃
可能な床面積(清掃力持続面積)が小さかった。これに
対し、本発明では、粘着ロールが直接的に被清掃面に接
するものでないから、粘着ロールの粘着剤塗布量を大き
くでき、結果として、清掃力持続面積を大きくできる。
本発明において、新規粘着面に交換するまでの適正な剥
離力確保のため、好ましい粘着ロールの基材上の粘着剤
塗布量は25〜50g/m、より好ましくは、25〜35g/
である。
【0037】また、上記実施形態にあっては、支持アー
ム13によりフレーム15を持上げた状態で、掻き上げ
体16の方が接触回転体18より前方かつ上方に位置付
けられる。従って、支持アーム13によりフレーム15
を床面に設置するとき、接触回転体18が先に設置し
て、その後掻き上げ体16が設置するから、スムースに
清掃開始できる。
【0038】本発明で利用される粘着ロールとして、コ
アロールに筒状シートを着脱可能に被せるものを使用し
ても良い。このとき、筒状シートの原形は、枚葉型の封
筒状シートをなすものとし、多数の封筒状シートを互い
に積層して保管することができる。
【0039】また、本発明において、掻き上げ体は、ブ
ラシに限らず、スポンジ、ゴムブレード、エラストマ
ー、弾性突起体等でも良い。
【0040】また、本発明において、接触回転体は、ロ
ール体に限らず、タイヤ等でも良い。更に、接触回転体
は、弾性体からなるものに限らず、非弾性体からなるも
のでも良い。
【0041】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、カーペッ
トもフローリングも長期的に安定して清掃できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は清掃具を示す側面図である。
【図2】図2は図1の断面図である。
【図3】図3は清掃具の持上げ状態を示す側面図であ
る。
【図4】図4は清掃具の立置き保管状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
10 清掃具 13 支持アーム 15 フレーム 16 掻き上げ体 16A 掻き上げ部 16B タイヤ部 18 接触回転体 21 粘着ロール 23 塵取部 25 脚部 26 リブ(アーム保持手段) 27 ストッパ(アーム保持手段) 28 乗り越え爪(アーム保持手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−5159(JP,A) 特開2000−254088(JP,A) 実開 平2−12363(JP,U) 実開 昭59−139261(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47L 11/00 - 11/40 A47L 25/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームに掻き上げ体と回転体を並べて
    回動自在に支持するとともに、掻き上げ体と回転体の上
    に粘着ロールを配置し、この粘着ロールをフレームに設
    けたカバーにより被った清掃具であって、 掻き上げ体が床面上の塵埃を清掃具の進み方向に対する
    後方に掻き上げる方向に回転するとともに、粘着ロール
    が回転体に接触して該回転体の回転に連れ回る状態下
    で、掻き上げ体が掻き上げる塵埃を粘着ロールの側にガ
    イドするすくい体がフレームに支持される 清掃具。
  2. 【請求項2】 前記粘着ロールの回転方向を、前記掻き
    上げ体の回転方向に対し反対方向とする請求項1に記載
    の清掃具。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2に記載の清掃具に用いる
    粘着ロール。
  4. 【請求項4】 請求項1又は2に記載の清掃具を用いて
    床を清掃する清掃方法。
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