JP2004135809A - クリーナ - Google Patents
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Abstract
【解決手段】清掃具本体としてのフレーム15にねじりブラシ16を設けた清掃具10のためのクリーナ70であって、ねじりブラシ16を掃除する円弧状の櫛部71を備えたもの。
【選択図】 図4
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は清掃具のためのクリーナに関する。
【0002】
【従来の技術】
清掃具として、特許文献1に記載の如く、清掃具本体にねじりブラシを回動自在に支持し、ねじりブラシを床面上にて転動させながら、床面上のゴミをねじりブラシにより掻き上げて集塵するものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開2002−204770(2頁、図2)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
▲1▼床面上の髪の毛等がねじりブラシの芯線等にからみ着いたとき、これが容易には除去できないし、ねじりブラシの掻き上げ能力を低下させる。
【0005】
▲2▼ねじりブラシが掻き上げたゴミを粘着ロールにて吸着捕捉する清掃具では、ねじりブラシの芯線等にからみ付いた髪の毛等の先端が粘着ロールに粘着し、ねじりブラシや粘着ロールの回転を阻害する。
【0006】
本発明の課題は、ねじりブラシ付き清掃具において、ねじりブラシの芯線等にからみ着いた髪の毛等を容易に除去することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、清掃具本体にねじりブラシを設けた清掃具のためのクリーナであって、ねじりブラシを掃除する円弧状の櫛部を備えたものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
清掃具10は、図1〜図3に示す如く、円形パイプ状の柄11の先端部に継手部12を介して支持アーム13を結合し、支持アーム13の両側アーム部13Aに支軸部14を介してフレーム15を前後方向に揺動自在に支持している。柄11及びフレーム15は本発明の清掃具本体を構成する。
【0009】
フレーム15の前部にはねじりブラシ16が回転軸17を介して回動自在に支持され、フレーム15の後部にはロール体からなる接触回転体18が回転軸19を介して回動自在に支持され、ねじりブラシ16と接触回転体18は平行に並べられて配置される。ねじりブラシ16は、ブラシ部16Aとタイヤ部16Bからなり、ブラシ部16Aの掻き上げ径(ブラシ径)をタイヤ部16Bのタイヤ径より大きくしている。接触回転体18は、ロール状の接触部18Aとタイヤ部18Bからなる。尚、接触回転体18の接触部18Aには、その表面に凹凸部を設けても良い。凹凸部とは、接触部18Aのロール表面にリブや凸部、凹部、しぼ面等を設けたことをいう。
【0010】
ねじりブラシ16のブラシ部16Aと接触回転体18の接触部18Aの上には、それらに跨がる粘着ロール21が乗せられ、粘着ロール21はねじりブラシ16と接触回転体18の回転に連れ回る。フレーム15の上部は粘着ロール21の出し入れ口とされ、取外し可能な透明カバー15Aにより被覆される。粘着ロール21は、粘着シートの巻取りロールの構成、又は表面が粘着性のエラストマーからなり、その表面を洗浄して再使用可能とする構成等を含む。本実施例の粘着ロール21は、粘着シート21Aをコア21Bに巻き回し、粘着シート21Aの粘着面を外側に向けて巻出し可能かつ切断可能にした巻取りロールにて構成される。
【0011】
フレーム15におけるねじりブラシ16の後部には塵取部23が支持されている。塵取部23は、床面に接する底面部23Aと、ねじりブラシ16に隙間なく(又は隙間を介して)相対する曲面状(又は平面状)のすくい面部23Bと、凹状のゴミ受け部23Cを有する。塵取部23は、フレーム15に後述する如くに上下に揺動可能に支持され、自重により底面部23Aとすくい面部23Bの最下端部を床面に隙間なく接し、ねじりブラシ16のブラシ部16Aが掻き上げるゴミを床面に沿う後方に逃がすことなく、その全てのゴミをすくい面部23Bにより粘着ロール21の側にガイドし、大きなゴミはゴミ受け部23Cに送り込む。
【0012】
塵取部23をフレーム15に対し、ねじりブラシ16とは独立に上下に揺動可能に支持するとともに、塵取部23のゴミ受け部23Cをフレーム15から開放可能に支持した。
【0013】
具体的には、塵取部23におけるねじりブラシ16に近い側の前端を揺動部40(塵取部23の前端側両側面に設けたピン41を、フレーム15の両側壁に設けた長孔42の中で上下動可能に係入したもの)によりフレーム15に揺動可能に支持する。また、塵取部23におけるねじりブラシ16から遠い側の後端に設けた係脱部50の孔51を、フレーム15に設けた係脱可能ピン52に係脱可能にし、孔51を係脱可能ピン52から外して塵取部23の後端をフレーム15から開放可能に支持する。塵取部23の孔51をフレーム15の係脱可能ピン52に係入した状態で、係脱可能ピン52を塵取部23の揺動の中心軸とし、塵取部23の孔51をフレーム15の係脱可能ピン52から外した状態で、揺動部40を塵取部23の開放の中心軸とする。
【0014】
清掃具10による清掃動作は以下の通りなされる。
(1)柄11の軸方向に加える操作力により清掃具10を前進させ、ねじりブラシ16及び接触回転体18を回動させ、同時に粘着ロール21を連れ回り回転させる。
【0015】
(2)ねじりブラシ16のブラシ部16Aが床面上のゴミを掻き上げると、このゴミは塵取部23にガイドされて粘着ロール21の側に送り出され、粘着ロール21の粘着面に吸着捕捉される。
【0016】
(3)粘着ロール21の粘着面に捕捉されたゴミは、粘着ロール21の回動とともに接触回転体18の側に移動し、接触回転体18により粘着ロール21の粘着面に押付けられて固定化される。
【0017】
(4)透明カバー15Aから粘着ロール21の粘着面の全周に多量のゴミが捕捉されたことが視認されたら、カバー15Aを開いて粘着シート21Aの1周分を剥離切断除去し、新規粘着面を露出せしめた後、カバー15Aを閉じる。
【0018】
尚、清掃具10のねじりブラシ16は、例えば2本の針金の芯線60の間に多数本の同一長さの毛材61の各中央部を挟み、該芯線60をより合わせる又はねじることにて毛材61を固定し、芯線60の周囲の長い毛材61によりロール状をなすブラシ部16Aを形成したものである(図6)。
【0019】
しかるに、清掃具10は、図4、図5に示す如く、ねじりブラシ16を掃除するための合成樹脂製クリーナ70を清掃具本体としての柄11に着脱自在に設けている。
【0020】
クリーナ70は、図6、図7に示す如く、ねじりブラシ16におけるブラシ部16Aの例えば芯線60や毛材61にからみ着いた髪の毛H等を除去するための櫛歯71Aを突設してなる櫛部71を先端部に備えるとともに、ねじりブラシ16の回転軸17に頑固にからみ着いた髪の毛H等を除去する突起部72を基端部に備える。
【0021】
クリーナ70は、櫛部71の横断面を柄11の外周の半周を超える範囲に沿う円形状或いは円弧状にし、櫛部71の円弧の内側面を係合凹部73としている。クリーナ70は、櫛部71の係合凹部73の円弧に沿う開口幅Aを柄11の外径Bより若干小さくし、この開口幅Aの弾性的な拡縮変形により、該係合凹部73を柄11の外周に係脱自在にしている。
【0022】
本実施形態によれば以下の作用がある。
(請求項1、4に対応する作用)
▲1▼清掃具本体としての柄11にクリーナ70を忘れずに常備しておくことができ、ねじりブラシ16を掃除したいときにクリーナ70を柄11から取外して直ちに使用できる。
【0023】
▲2▼ねじりブラシ16の芯線60等にからみ着いた髪の毛等をクリーナ70の櫛部71により容易に除去でき、ねじりブラシ16の掻き上げ能力を維持できる。
【0024】
▲3▼ねじりブラシ16の芯線60等にからみ着いた髪の毛等の先端が粘着ロール21に粘着することを予防でき、ねじりブラシ16や粘着ロール21を常時安定的に回転可能にし、清掃具10の使用安定性を確保できる。
【0025】
(請求項2に対応する作用)
▲4▼クリーナ70の掃除用突起部72により、ねじりブラシ16の回転軸17等に頑固にからみ着いた髪の毛等も容易に引っ掛け、これをむしり取るように除去できる。
【0026】
(請求項3に対応する作用)
▲5▼クリーナ70の円弧状の係合凹部73を柄11の外周に弾性的に係脱自在にし、クリーナ70を簡易に柄11に着脱できる。
【0027】
▲6▼クリーナ70の櫛部71を円弧状にしたから、ねじりブラシ16の芯線60の周囲に櫛部71の円弧の内側面を当てがい、該櫛部71を芯線60の周囲で長手方向に押し進めることにより、芯線60の周囲の広い範囲において髪の毛等を掻き集めることができる(図6、7)。芯線60の端部でクリーナ70の櫛部71を持ち上げることにより、櫛部71に掻き集めた髪の毛等を芯線60から引張り上げて切取り除去できる。
【0028】
尚、本発明のクリーナは、清掃具本体としてのフレーム15等に着脱自在に設けられても良い。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ねじりブラシ付き清掃具において、ねじりブラシの芯線等にからみ着いた髪の毛等を容易に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は清掃具の全体を示す斜視図である。
【図2】図2は清掃具の要部を示す側面図である。
【図3】図3は清掃具の要部を示す分解斜視図である。
【図4】図4は柄とクリーナを示す斜視図である。
【図5】図5は図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】図6はクリーナの使用状態を示す正面図である。
【図7】図7は図6のVII−VII線に沿う矢視図である。
【符号の説明】
10 清掃具
11 柄(清掃具本体)
15 フレーム(清掃具本体)
16 ねじりブラシ
70 クリーナ
71 櫛部
72 突起部
73 係合凹部
Claims (4)
- 清掃具本体にねじりブラシを設けた清掃具のためのクリーナであって、
ねじりブラシを掃除する円弧状の櫛部を備えたクリーナ。 - 前記クリーナが掃除用突起部を備える請求項1に記載のクリーナ。
- 前記クリーナが円弧状の係合凹部を備え、この係合凹部の弾性的な拡縮変形により該係合凹部を清掃具本体の柄の外周に係脱自在にする請求項1又は2に記載のクリーナ。
- 請求項1〜3のいずれかに記載のクリーナを着脱自在にした清掃具。
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