JP5052540B2 - 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機 - Google Patents
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以上、これら一連の作業は手間がかかるうえ、屈んで行うこともあり、根気のいる重労働であった。さらには重労働であるがゆえに掃除を怠りがちになり、ゴミや汚れが堆積して除去しにくくなっていた。
図1は、本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の側面図を示すものであり、図2は、本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の吸込口面a−bにおける断面図を示すものである。なお、図2は、後述の吸込具本体の先端部以外の部分の図示が省略されている。このことは、後述の図5及び図6においても同様である。
図1及び図2において、電気掃除機用吸込具は、吸込具本体1を備えている。吸込具本体1は、その一端側には吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手6を有し、他端側には吸込口2を有する。電気掃除機用吸込具は、更に、回転体3、ブラシ4及び回転軸5を備えている。回転体3は、吸込口2の略中央に配設され、回転軸5により回転自在に支持されており、吸引風により回転する。ブラシ4は、円盤形状を有する台座9と、台座9の面に対して垂直に植毛された複数の毛束10とを備えている。毛束10は、台座9の一方の平面及び側面(曲面)に植毛されている。そして、ブラシ4は、吸込口2の外側に配設されており、吸込具本体1を貫通して設けられた回転軸5に連結されている。このため、ブラシ4は、その回転中心が回転体3と同心となっている。なお、吸込具本体1は、一端側は断面円形となっているが、図2に示されるように、他端側(先端側)は断面長方形になっている。そして、この断面長方形の吸込具本体1の外側に1対のブラシ4が回転軸5を介して取り付けられている。また、回転体3が被清掃面に接触し、被清掃面との摩擦により回転しないことを防ぐために、回転体3は、その径が台座9と同等または小さいものとなっている。また、ブラシ4の外周部分が、吸込口2よりも前方に突起した状態になるように取り付けられている。
回転体3は、図3に示されるように、周方向に一定間隔にリブ(フィン)3aを有しており、リブ3aが風を受けることによって回転する構造となっている。
本実施の形態1において、図1及び図2の電気掃除機用吸込具を吸引パイプ(図示せず)を接続した状態で、掃除機本体の操作部に設けられたスイッチ(図示せず)を押すと、吸込風が発生し、継手6を通して吸込具本体1内部にも吸込風が発生する。その吸込風がリブ3aに作用して回転体3が回転し、回転体3と同心の回転中心を有するブラシ4も同時に回転する。ここで、電気掃除機用吸込具の先端をサッシのレール溝など狭い清掃面に軽く押し当てると、ブラシ4の回転による摩擦力が清掃面にこびりついたゴミに作用して、ゴミは引き剥がされ、引き剥がされるのと同時に、吸込口2に吸引され、吸引パイプを通って電気掃除機本体内の集塵室(図示せず)に捕集される。
以上の実施の形態1では、吸込口2の長手方向に対して、ブラシ4を1つ有する場合について説明したが、吸込口2の長手方向に対してブラシ4を複数個設け、一度に広い範囲にわたってゴミを引き剥がすことのできるようにした例を実施の形態2として説明する。
図4及び図5において、電気掃除機用吸込具は、吸込具本体1、2つの回転体3、2つ(2組)のブラシ4、及び2本の回転軸5を備えている。回転体3及びブラシ4の構成は、上記の実施の形態1と同様であるが、これらがそれぞれ2個設けられている点が上記の実施の形態1と相違する。
本実施の形態2において、電気掃除機本体の操作部に設けられたスイッチ(図示せず)を押すと、吸込風が発生し、継手6を通して吸込具本体1の内部にも吸込風が発生する。その吸込風により2個の回転体3が回転し、回転体3と同心の回転中心を有する2個(2組)のブラシ4も同時に回転する。ここで、電気掃除用吸込具の先端をサッシのレール溝など狭い清掃面に軽く押し当てると、ブラシ4の回転による摩擦力が清掃面にこびりついたゴミに作用して、ゴミは引き剥がされ、引き剥がされるのと同時に、吸込口2に吸引され、吸引パイプを通って電気掃除機本体内の集塵室(図示せず)に捕集される。
上記の実施の形態1及び2では、毛束10は、台座9の面に対して垂直に植毛されている例について説明したが、サッシのレール溝などの隅にまで毛先が届くように毛束を植毛した例を実施の形態3として説明する。
図6において、ブラシ4は、円盤形状を有する台座9と、台座9の一方の平面(吸込口2とは反対方向の面)に対して放射状に広がって植毛された毛束10aと、台座9の周面(曲面)に対して放射状に広がって植毛された毛束10bとを備えている。
本実施の形態3において、ブラシ4の台座9は円盤形状であり、その吸込口2とは反対側の一方の平面及び台座9の周面(曲面)にそれぞれ毛束10aと10bが放射状に広がって植毛されているため、吸込口2の下面だけでなく、たとえばサッシのレール溝の側面も同時にゴミの引き剥がしを行うことができ、かつレール溝の隅にまで毛先が届き、隅に付着したゴミや汚れを掻き出すことができる。
上記の実施の形態3では、毛束10a、10bは、台座9の面に対して放射状に広がって毛束が植毛され、サッシのレール溝などの隅にまで毛先を届きやすくしたが、更に、隅にまで確実に毛先を届かせたり、掻き出す力を高めた例を実施の形態4として説明する。
図7において、ブラシ4は、台座9の平面に対して放射状に広がって植毛された毛束10aと、台座9の曲面に対して放射状に広がって植毛された毛束10bを備えている。毛束10a及び10bのそれぞれの毛先で形成される仮想面12a及び12bは、台座9の面に平行な面になるように、台座9の面の中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くしている。また、各面の中央部に位置する毛束よりも端部に位置する毛束の剛性を高くしている。
L=d/sinθ(0°<θ<180°)
本実施の形態4において、ブラシ4の台座9は円盤形状であり、その一方の平面と曲面にそれぞれ毛束10a及び10bが放射状に広がって植毛されている。またそれぞれの毛束10a、10bの毛先で形成される仮想面12は、台座9の面に平行になるように、台座9の面の中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くしている。吸込口2の側面に対して両側にブラシ4を備えているため、溝の3面を同時に掃除することができ、かつレール溝の隅にまで確実に毛先が届き、隅に付着したゴミや汚れを掻き出すことができる。
次に、上記の実施の形態1及び2の電気掃除機用吸込具の変形例を実施の形態5として説明する。
上記の実施の形態1及び2の電気掃除機用吸込具において、ブラシ4を電気掃除機用吸込から分離可能にし(例えば回転軸5に対して着脱自在に構成する)、ブラシ4の種類をいくつか用意しておき、被清掃面の形状や汚れのこびりつき具合に応じて、適切なブラシを選択することができる。また、ブラシ4が壊れたり、長期間の使用により疲労劣化した場合に、新品のブラシと交換することができる。
なお、本発明に係る電気掃除機用吸込具は、上記の実施の形態1〜5の電気掃除機用吸込具の構成を必要に応じて適宜組み合わせて構成される。
上記の実施の形態1〜5の電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機を実施の形態6として説明する。
図10は、本実施の形態6に係る電気掃除機の斜視図である。
電気掃除機本体21の内部には、電動送風機、電力制御基板、コードリール等(図示せず)が内蔵されている。また、電気掃除機本体21の内部の前面側には電動送風機によって吸引された塵埃を集積するための集塵室(図示せず)が設けられている。電気掃除機本体21の前面にはホース22が接続されており、ホース22の他端には取手部23、パイプ24及びパイプ25が接続されている。取手部23には電気掃除機を使用するときに使用者が握るための取手が設けられ、取手部23の表面には電気掃除機本体21内部の電動送風機の回転の強弱を切り替えるための操作部23aが設けられている。パイプ25の先端には電気掃除機用吸込具20が着脱自在に接続されている。電気掃除機用吸込具20は、上記の実施の形態1〜5の電気掃除機用吸込具から構成されている。
Claims (11)
- 電気掃除機の吸引パイプ先端に取り付けられる電気掃除機用吸込具において、
一端側に前記吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手を有し、他端側にはゴミの吸込口を有する吸込具本体と、
前記吸込口の略中央に回転自在に配設され、吸引風により回転する回転体と、
円盤形状の台座と該台座に植毛された複数の毛束を備え、前記吸込口外側に前記回転体に連結されて配置され、前記回転体の回転に連動して回転するブラシと
を備え、
前記吸込具本体の吸込口は、その形状が断面長方形であり、
前記回転体は、円盤形状であり、その側壁に周方向に沿って設けられた複数のリブを備え、その回転軸が前記吸込具本体の長手方向に直交するように配置され、前記リブが風を受けることによって回転する
ことを特徴とする電気掃除機用吸込具。 - 前記台座は、前記台座の底面の一方の面と前記台座の側面に前記毛束が植毛されていることを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記毛束は、前記吸込具本体に対して反対側の前記台座の面に植毛されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記回転体は、前記台座と同じまたは小さい径を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記ブラシは、前記吸込具本体の長手方向に対して1つ又は2つ以上有することを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記毛束は、前記台座の面に対して放射状に植毛されていることを特徴とする請求項3〜5の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記毛束は、前記台座の面の中央部に位置する毛束よりも端部に位置する毛束の長さを長くしたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記毛束は、前記台座の面の中央部に位置する毛束よりも端部に位置する毛束の剛性を高くしたことを特徴とする請求項1〜7の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記ブラシ又は前記ブラシを含む吸込口先端部は、前記吸込具本体から分離可能とすることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
- 前記吸込具本体の内部に設けられた電動送風機と、
前記吸込具本体の内部に設けられ、前記電動機の駆動源となる充電式電池と
を備えたことを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。 - 吸引パイプと、
請求項1〜10の何れかに記載の電気掃除機用吸込具と
を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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