JP2010131107A - 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機 - Google Patents

電気掃除機用吸込具及び電気掃除機 Download PDF

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Abstract

【課題】サッシのレール溝など狭い場所に溜まったり、こびりついたゴミを、早く、楽に、きれいに、またゴミを飛散させずに除去することを可能にした電気掃除機用吸込具及びその吸込具を備えた電気掃除機を提供する。
【解決手段】電気掃除機の吸引パイプ先端に取り付ける吸込具において、一端側に前記吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手6を有し、他端側にはゴミの吸込穴3を1つ又は2つ以上有する吸込具本体1と、台座9及び台座9に植毛された複数の毛束10を備え、毛束10が吸込穴3の周辺に配設されたブラシ4と、吸込具本体1の内部に収納され、ブラシ4を振動させるための駆動源となる電動機5と、電動機5の出力をブラシ4に伝達するためのアーム8と、ブラシ48を揺動可能とする弾性体1dとを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、サッシのレール溝など狭い場所に溜まったり、こびりついたゴミや汚れを掻き落とし、落とすと同時に吸引して速やかに除去する機能を有する電気掃除機用吸込具及びその吸込具を備えた電気掃除機に関するものである。
従来、サッシのレール溝などに溜まったゴミや汚れは手作業により歯ブラシで掻き落としたり、割箸や竹串でこそぎ落とした後、電気掃除機の先細のすきまノズルで吸引して除去するか、先端にブラシを備えたすきまノズルを手動で動かすことにより、ゴミを掻き落として吸引していた(例えば、特許文献1)。或いは、電気掃除機によらず、湿らせた雑巾などで拭き取ったりしていた。
特開平10−118592号公報(図1参照)
しかしながら、手作業では機械力としては小さく、清掃面にこびりついたゴミや汚れは十分には引き剥がすことができずにいた。そのため硬めのブラシやヘラなどを使って無理にこそぎ落とそうとして、固い砂などで清掃面を引っ掻いて疵つけることがあった。一度、疵がつくと汚れが再付着した場合には、ますます引き剥がしにくくなる。またブラシやヘラで力を入れ過ぎると、引き剥がされたゴミが周囲に飛散してしまう。ブラシ付きすきまノズルでは、ブラシが柔らかすぎて、やはり清掃面にこびりついたゴミや汚れを清掃面から引き剥がすことは難しかった。
以上、これら一連の作業は手間がかかるうえ、屈んで行うこともあり、根気のいる重労働であった。さらには重労働であるがゆえに掃除を怠りがちになり、ゴミや汚れが堆積して除去しにくくなっていた。
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、例えばサッシのレール溝など狭い場所に溜まったり、こびりついたゴミを、早く、楽に、きれいに、またゴミを飛散させずに除去することを可能にした電気掃除機用吸込具及びその吸込具を備えた電気掃除機を提供することを目的とするものである。
本発明に係る電気掃除機用吸込具は、電気掃除機の吸引パイプ先端に取り付けられる電気掃除機用吸込具において、一端側に前記吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手を有し、他端側にはゴミの吸込穴を1つ又は2つ以上有する吸込具本体と、台座及び該台座に植毛された複数の毛束を備え、前記毛束が前記吸込穴の周辺に配設されたブラシと、前記吸込具本体の内部に収納され、前記ブラシを振動させるための駆動源となる電動機と、前記電動機の出力を前記ブラシに伝達するためのアームと、前記ブラシを揺動可能とする弾性体とを備えたものである。
本発明に係る電気掃除機用吸込具は、電気掃除機の吸引パイプ先端に取り付ける吸込具において、上記の構成からなる吸込具本体、ブラシ、電動機、アーム及び弾性体を備えたことにより、サッシのレール溝など狭い場所に溜まったり、こびりついたゴミや汚れを効率的に除去することができる。特に、ブラシは弾性体により揺動可能になっており、清掃の際にブラシを揺動させながら、振動を加えることができることから、この点からも汚れ等を効率良く除去することができる。
実施の形態1.
図1は本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の側面図を示すものであり、図2は本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具のブラシを下面から見た図を示すものである。
図1の電気掃除機用吸込具は吸込具本体1を備えている。吸込具本体1は、その一端側には吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手6と、他端側には吸込部2とを有する。吸込部2は、ゴミを吸い込む吸込穴3とブラシ4とを備えている。ブラシ4は、吸込穴3の外周に配設された台座9及び台座9に植毛された毛束10から構成されている。更に、この電気掃除機用吸込具は、吸込具本体1の下部に収納され、ブラシ4を振動させるための震動源となる電動機5と、電動機5を動かすために電気掃除機本体から電力を供給する経路である電極7と、電動機5と電極7をつなぐ配線11と、電動機5の出力をブラシ4に伝達するためのアーム8とを備えている。
また、吸込具本体1は、継手6を介して吸引パイプに突き合わせて連結する円筒部1aと、円筒部1aから徐々に略長方形状に細く絞り込んだノズル部1bとから構成されている。円筒部1aは、その一部に電動機5を収納する収納部1cと、ブラシ4を揺動可能とする弾性体1dを備えている。この弾性体1dは、吸込具本体1の円筒部1aの長さ方向の途中に挿入されるようにして設けられた円筒状の弾性部材から構成されている。
また、電動機5の回転軸には例えば錘(図示せず)が偏心した状態で取り付けられており、アーム8は電動機5とブラシ4とを接続するようにして配置されており、電動機5の回転軸が回転すると振動が発生し、その振動がアーム8を介してブラシ4に伝達される。
また、吸込具本体1は、その内部に仕切板16が設けられている。この仕切板16は、電動機5及びアーム8を、ノズル部1b、円筒部1a、弾性体1d及び円筒部1aによって形成される風路から隔離するための仕切板として機能するものである。
次に、本実施の形態1による動作について説明する。
本実施の形態1において、電気掃除機本体の操作部に設けられたスイッチ(図示せず)を押すと、電極7と配線11を通して電力が供給されて電動機5が作動し始め、その振動がアーム8を介してブラシ4に伝達され、ブラシ4は高周波で細かく振動する。ここで、ブラシ4をサッシのレール溝など狭い清掃面に軽く押し当てると、ブラシ4の振動による摩擦力が清掃面にこびりついたゴミに作用して、ゴミは引き剥がされ、引き剥がされるのと同時に、吸込穴3に吸引され、吸引パイプを通って電気掃除機本体内の集塵室(図示せず)に捕集される。また、ブラシ4は、弾性体1dにより揺動可能になっており、清掃の際にブラシ4を例えば手動により揺動させながら、電動機5による高周波で細かく振動させることができることから、この点からも汚れ等を効率良く除去することができる。
以上のように、本実施の形態1による電気掃除機用吸込具は、ブラシ4を揺動させながら清掃面に軽く押し当てて高周波で細かく振動させて、こびりついたゴミや汚れを叩いて細かく砕いたり、摩擦力で引き剥がしてそのまま吸込穴から吸引して吸い出すため、清掃面を疵つけることなく、引き剥がしたゴミや汚れを飛散させずに除去することができる。清掃面を疵つけないため、汚れの再付着も少ない。またゴミの引き剥がしを電動で行えるため、従来の手作業に比べて非常に楽に、短時間で掃除することができる。
また、電動機5は、吸込具本体1の下部に収納され、その先端部からアーム8を延ばしてブラシ4に連結されており、これにより、吸込具本体1の他の場所に収納するよりもアーム8の長さは最短となるため、ブラシ4に力が作用したとき、例えばアーム8と電動機5の結合部など強度的に弱い部位に過大な負荷がかからなくて済み、小型化が可能である。
また、電動機5及びアーム8は、吸込具本体1の内部の風路と分離されているため、電動機5やアーム8が吸込部2より吸引されたゴミや埃などが電動機5に付着したりしないため、たとえば埃への引火を防ぐことができ、安全である。なお、仕切板16は、電動機5及びアーム8を風路から分離する形態であれば良く、その形態は本実施の形態1に示されたものに限定されない。
ところで、上記の説明においては、吸込部2が図2のように吸込穴3を1つ有する場合について説明したが、図3のように吸込穴3は2つ以上(図では3つ)でも同様の効果が得られる。即ち、台座9に開口部を複数個形成し、その開口部を吸込穴3a〜3cとし、そして、吸込穴3a〜3cの周囲に毛束10を植毛して図3のブラシ4を形成する。
実施の形態2.
上記の実施の形態1では、吸込穴3が吸込部2全体に対して占める面積が大きく、ブラシ4の振動によりゴミを引き剥がす領域が狭いが、次に、一度に広範囲にわたってゴミを引き剥がすことのできるようにした例を実施の形態2として説明する。
図4は、本実施の形態2に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図を示すものである。
図4において、電気掃除機用吸込具は複数の吸込穴3を有し、吸込穴3の周辺に毛束10が配設されている。即ち、本実施の形態2においては、台座9に開口部を形成して吸込穴3を形成するとともに、その周囲に毛束10が植毛されている。ここで、図の横方向をX軸、縦方向をY軸とする。本実施の形態2では、X軸方向、Y軸方向ともに、毛束10、吸込穴3、毛束10、吸込穴3、毛束10・・・と毛束10と吸込穴3とが交互に並んで配設される。ある場所でのブラシ4の毛束10により引き剥がされたゴミは、その近くに配設された吸込穴3から吸引される。ブラシ4の毛束10及び吸込穴3が、1つの吸込面に対して多く配設されるため、一度に清掃できる範囲が広がり、また一度に多くの場所で吸引することができる。
以上のように、本実施の形態2による電気掃除機用吸込具は、吸込穴3を複数個備えており、かつ、それらが交互に配設されているため、吸込面に対して広範囲にわたって一度にゴミを引き剥がすことができ、また、それぞれの吸込穴3の周囲に配設された毛束10により引き剥がされたゴミを効率よく吸引することができ、上記の実施の形態1に比べて短時間で掃除することができる。
また、実施の形態1、2において、吸込穴3の形状は、略四角形または略楕円形であり、毛束10は、吸込穴3の形状に応じて分布して配設することができる。また、吸込穴3の大きさは、吸込効率を考慮して、吸込面における平面方向の位置によって大きさを変えることもできる。
実施の形態3.
上記の実施の形態1、2では、台座9の下面にのみ毛束10が植毛されている例を説明したが、台座9の他の面にも毛束を植毛して同時に4面を掃除できるようにした例を実施の形態3として説明する。
図5は、本実施の形態3のブラシ4が適用されるブラシ4の設置状態を示した説明図である。図5に示されるように、ブラシ4は吸込具本体1の吸込部2に近接して配置されている。なお、このブラシ4の形態は後述の実施の形態4及び5にも同様に適用される。
図6は、本実施の形態3に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図を示すものである。図6において、ブラシ4は、台座9の下面に植毛された毛束10dと、両側面に植毛された毛束10e及び10fと、先端面に植毛された毛束10gとを備えている。
次に、本実施の形態3による動作について説明する。
本実施の形態3において、ブラシ4の台座9は断面が略直方体形状であり、その下面と両側面にそれぞれ毛束10d、10e、10fが植毛されているため、溝の3面を同時に掃除することができる。またレール端部を掃除する際には、ブラシ4の先端面に植毛された毛束10gをレール端部側に押し当てることにより、同時に4面を掃除することができ、さらに短時間で掃除することができる。
以上のように、本実施の形態3による電気掃除機用吸込具は、ブラシ4の台座9の下面、両側面及び先端面の4面に毛束10d〜10gを備えているため、サッシのレール溝などを掃除する際に、複数の清掃面のゴミや汚れを同時に引き剥がし、除去できるため、上記の実施の形態1及び2に比べてさらに短時間で掃除することができる。
実施の形態4.
上記の実施の形態3では、毛束が台座9の面に対して垂直に植毛されている例を説明したが、サッシのレール溝などの隅にまで毛先が届くように毛束を植毛した例を実施の形態4として説明する。
図7は、本実施の形態4に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図を示すものである。図7において、ブラシ4は台座9の下面に放射状に広がって植毛された毛束10dと、両側面に放射状に広がって植毛された毛束10e及び10fと、先端面に放射状に広がって植毛された毛束10g(図示せず)を備えている。
次に、本実施の形態4による動作について説明する。
本実施の形態4において、ブラシ4の台座9は断面が略直方体形状であり、その下面と両側面にそれぞれ毛束10d、10e、10fが放射状に広がって植毛されているため、溝の3面を同時に掃除することができ、かつレール溝の隅にまで毛先が届き、隅に付着したゴミや汚れを掻き出すことができる。またレール端部を掃除する際には、ブラシ4の先端面に放射状に広がって植毛された毛束10g(図示せず)の毛先が端部の隅にまで届いて、隅に付着したゴミや汚れを掻き出しながら同時に4面を掃除することができ、ゴミや汚れがつきやすく、取れにくい隅々まできれいに掃除することができる。
以上のように、本実施の形態4による電気掃除機用吸込具は、ブラシ4の台座9の下面、両側面及び先端面の4面に放射状に広がって毛束が植毛されているため、サッシのレール溝などを掃除する際に、複数の清掃面の隅々までゴミや汚れを掻き出して除去でき、上記の実施の形態3に比べて、隅々まできれいに掃除することができる。
実施の形態5.
上記の実施の形態4では、毛束10は、台座9の4面に放射状に広がって毛束が植毛され、サッシのレール溝などの隅にまで毛先を届きやすくした例について説明したが、さらに隅にまで確実に毛先を届かせたり、掻き出す力を高めて、ゴミや汚れを掻き出す機能を高めた例を実施の形態5として説明する。
図8は、本実施の形態5に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図を示すものである。図8において、ブラシ4は台座9の下面に放射状に広がって植毛された毛束10dと、両側面に放射状に広がって植毛された毛束10e及び10fと、先端面に放射状に広がって植毛された毛束10g(図示せず)を備えている。毛束10d、10e、10f、10gのそれぞれの毛先で形成される仮想面11a、11b、11c及び11d(11dは図示せず)は、台座9の面に平行な平面になるように、台座9の面の中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くしている。また、各面の中央部に位置する毛束12d、13d、14d及び15d(15dは図示せず)よりも端部に位置する毛束12e、12f、13e、13f、14e、14f及び15e、15f(15e、15fは図示せず)の剛性を高くしている。
次に、本実施の形態5による動作について説明する。
本実施の形態5において、ブラシ4の台座9は断面が略直方体形状であり、その下面と両側面にそれぞれ毛束10d、10e、10fが放射状に広がって植毛されている。またそれぞれの毛束の毛先で形成される仮想面は、台座9の面に平行な平面になるように、台座9の面の中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くしている。したがって溝の3面を同時に掃除することができ、かつレール溝の隅にまで確実に毛先が届き、隅に付着したゴミや汚れを掻き出すことができる。またレール端部を掃除する際には、ブラシ4の先端面に放射状に広がって植毛された毛束10g(図示せず)の毛先が、確実に端部の隅にまで届いて、隅に付着したゴミや汚れを掻き出しながら同時に4面を掃除することができ、ゴミや汚れがつきやすく、取れにくい隅々まできれいに掃除することができる。
さらに本実施の形態5においては、台座9の面の中央部に位置する毛束よりも端部に位置する毛束の剛性を高くしている。剛性を高くする方法として素材を変えてもよいし、毛の径を大きくしてもよい。また剛性は大小二種類でもよいし、それ以上に分けてもよい。端部に位置する毛束の剛性を高くすることにより、隅のゴミや汚れを掻き出す力が大きくなるため、吸込具を清掃面に強く押し付けることなく、軽く押し当てるだけで、隅々まできれいに掃除することができる。また疲労劣化しやすい中央部の毛束と、端部の毛束の耐用期間を均等化することができる。
以上のように、本実施の形態5による電気掃除機用吸込具は、ブラシ4の台座9の下面、両側面及び先端面の4面に放射状に広がって毛束が植毛され、かつ中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くして、毛束の毛先で形成される仮想面を、台座9の面に対して平行な平面としているため、サッシのレール溝などを掃除する際に、複数の清掃面の隅々まで確実に毛先を届かせ、ゴミや汚れを掻き出して除去できる。また台座9の面の端部に位置する毛束の剛性を高くすることにより、隅のゴミや汚れを掻き出す力を大きくすることができるため、上記の実施の形態4に比べて、吸込具を清掃面に軽く押し当てるだけで、さらに隅々まできれいに掃除することができる。また疲労劣化しやすい中央部の毛束と、端部の毛束の耐用期間を均等化することができる。
実施の形態6.
上記の実施の形態1〜5では、吸込具の下面のみに吸込穴3を配設するものであるが、吸込具の側面に吸込穴を設け、側面に配設された毛束により掻き出されたゴミを吸引できるようにした例を実施の形態6として説明する。
図9は、本実施の形態6に係る電気掃除機用吸込具先端部の側面図を示すものである。図9において、吸込具本体1の先端部側面(ノズル部側面)に吸込穴3dが配設されている。
次に、本実施の形態6による動作について説明する。
本実施の形態6においては吸込具先端部の側面に吸込穴3dが配設されているため、側面に配設された毛束によって掻き出されたゴミを、掻き出されたとほぼ同時に吸引することができ、さらに短時間で掃除することができる。
以上のように、本実施の形態6による電気掃除機用吸込具は、吸込具先端部の側面に吸込穴3dが配設されているため、サッシのレール溝などを掃除する際に、たとえばレール溝の側面に付着したゴミや汚れを引き剥がし、それとほぼ同時に、引き剥がしたゴミや汚れを吸引することができるため、上記の実施の形態1〜5に比べてさらに短時間で掃除することができる。
実施の形態7.
次に、上記の吸込具本体1の変形例を実施の形態7として説明する。
図10は、本実施の形態7に係る電気掃除機用吸込具の側面図を示すものであり、以下の説明では図1との相違点を中心に説明する。
電動機5の振動をブラシ4に伝達するためのアーム8は、例えば2個のアーム部材から構成されており、その端部にそれぞれ係合部8a、8bを設け、更に、係合部8a、8bに貫通孔を設けてボルト等の固定部材8cにより両部材を固定している。また、吸込具本体1の内部、例えば収納部1cには充電式電池17が収納されている。充電式電池17は電極7からの電力により充電され、電動機5を動かすための駆動電源となる。
以上のように、本実施の形態7による電気掃除機用吸込具は、アーム8は電動機5側とブラシ4側とに分離可能に構成されており、ブラシ4の種類をいくつか用意しておき、清掃面の形状や汚れのこびりつき具合に応じて、適切なブラシを選択することができる。またブラシ4が壊れたり、長期間の使用により疲労劣化した場合に、新品のブラシ4と交換することができる。ブラシ4が不要な清掃面や、ブラシで疵つくような清掃面を掃除する際には、ブラシ4を外すことにより、吸引だけの掃除も可能である。なお、アーム8は、上記の形態に代えて、電動機5に対して着脱自在に取り付けるようにしても、同様な効果が得られる。
また、吸込具本体1の内部に、電動機5を動かすための充電式電池17を収納しており、このため、掃除機本体を稼動させなくても吸込具本体1だけを手に持ってブラシ4を動かしながらゴミや汚れを掻き出すことができるため、非常に軽く、小回りがきいて便利である。
実施の形態8.
次に、上記の実施の形態1〜7の電気掃除機用吸込具を接続した電気掃除機を実施の形態8として説明する。
図11は、本実施の形態8に係る電気掃除機の斜視図である。
電気掃除機本体21の内部には、電動送風機、電力制御基板、コードリール等(図示せず)が内蔵されている。また、電気掃除機本体21の内部の前面側には電動送風機によって吸引された塵埃を集積するための集塵室(図示せず)が設けられている。電気掃除機本体21の前面にはホース22が接続されており、ホース22の他端には取手部23、パイプ24及びパイプ25が接続されている。取手部23には電気掃除機を使用するときに使用者が握るための取手が設けられ、取手部23の表面には電気掃除機本体21内部の電動送風機の回転の強弱を切り替えるための操作部23aが設けられている。パイプ25の先端には電気掃除機用吸込具20が着脱自在に接続されている。電気掃除機用吸込具20は、上記の実施の形態1〜7の電気掃除機用吸込具から構成されている。上記のように、電気掃除機用吸込具は電動機5を内蔵しており、電動機5に電力を供給するためにホース22、取手部23、パイプ24及びパイプ25に電線(図示せず)が配設されており、電動機5に供給する電力は操作部23aを操作することによって制御できるようになっている。
以上のように、本実施の形態8に係る電気掃除機は、上記の実施の形態1〜7の電気掃除機用吸込具を備えており、ブラシ4を清掃面に軽く押し当てて高周波で細かく振動させて、こびりついたゴミや汚れを叩いて細かく砕いたり、摩擦力で引き剥がしてそのまま吸込部2から吸引して吸い出すため、清掃面を疵つけることなく、引き剥がしたゴミや汚れを飛散させずに除去することができる。清掃面を疵つけないため、汚れの再付着も少ない。またゴミの引き剥がしを電動で行えるため、従来の手作業に比べて非常に楽に、短時間で掃除することができる。
本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の側面図である。 本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の吸込穴を下面側から見た図である。 本実施の形態1に係る電気掃除機用吸込具の吸込穴を下面側から見た図である。 本実施の形態2に係る電気掃除機用吸込具の吸込穴を下面側から見た図である。 本実施の形態3に係る電気掃除機用吸込具の先端部の側面図である。 本実施の形態3に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図である。 本実施の形態4に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図である。 本実施の形態5に係る電気掃除機用吸込具のブラシ先端面から見た図である。 本実施の形態6に係る電気掃除機用吸込具の先端部の側面図である。 本実施の形態7に係る電気掃除機用吸込具の側面図である。 本実施の形態8に係る電気掃除機の斜視図である。
符号の説明
1 吸込具本体、2 吸込部、3 吸込穴、4 ブラシ、5 電動機、6 継手、
7 電極、8 アーム、9 台座、10、10d〜10f 毛束、11 配線、12d〜12f 下面の毛束、13d〜13f 側面の毛束、14d〜14f 側面の毛束、
16 仕切板、17 充電式電池、20 電気掃除機用吸込具。

Claims (13)

  1. 電気掃除機の吸引パイプ先端に取り付けられる電気掃除機用吸込具において、
    一端側に前記吸引パイプに着脱自在に取り付けるための継手を有し、他端側にはゴミの吸込穴を1つ又は2つ以上有する吸込具本体と、
    台座及び該台座に植毛された複数の毛束を備え、前記毛束が前記吸込穴の周辺に配設されたブラシと、
    前記吸込具本体の内部に収納され、前記ブラシを振動させるための駆動源となる電動機と、
    前記電動機の出力を前記ブラシに伝達するためのアームと、
    前記ブラシを揺動可能とする弾性体と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機用吸込具。
  2. 前記吸込穴は、前記毛束と交互に並んで設けられたことを特徴とする請求項1に記載の電気掃除機用吸込具。
  3. 前記吸込穴の形状は、略四角形または略楕円形であることを特徴とする請求項1又は2に記載の電気掃除機用吸込具。
  4. 前記台座は、断面が略直方体であり、上面を除く長手方向の三面及び先端面に毛束を有することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  5. 前記毛束は、前記台座の面に対して放射状に植毛されていることを特徴とする請求項4に記載の電気掃除機用吸込具。
  6. 前記毛束は、前記台座の面に対して放射状に植毛されるとともに、前記毛束の毛先で形成される仮想面が前記台座の面に平行な平面になるように、前記台座の面の中央部に位置する毛束の長さより端部に位置する毛束の長さを長くしたことを特徴とする請求項5に記載の電気掃除機用吸込具。
  7. 前記毛束は、面の中央部に位置する毛束よりも端部に位置する毛束の剛性を高くしたことを特徴とする請求項1〜6の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  8. 前記吸込穴は、前記吸込具の先端部側面にも配設されたことを特徴とする請求項4〜7の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  9. 前記アームは、前記電動機側と前記ブラシ側に分離可能になっていることを特徴とする請求項1〜8の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  10. 前記電動機は、前記吸込具本体の下部に収納されていることを特徴とする請求項1〜9の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  11. 前記電動機及び前記アームは、前記吸込具本体の風路と分離されていることを特徴とする請求項1〜10の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  12. 前記吸込具本体の内部に、前記電動機の駆動源となる充電式電池を収納していることを特徴とする請求項1〜11の何れかに記載の電気掃除機用吸込具。
  13. 吸引パイプと、
    前記吸引パイプの先端に取り付けられる、請求項1〜12の何れかに記載の電気掃除機用吸込具と
    を備えたことを特徴とする電気掃除機。
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