JP6837169B1 - ブラシクリーナー - Google Patents
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Abstract
Description
上記特許文献1〜3に記載されたブラシクリーナーは、ヘアブラシの髪の毛や埃等を取り除くことができるが、その取り除いた髪の毛や埃等がブラシクリーナーの突起に付着、または絡まってしまった場合、再使用するにはヘアブラシを掃除するのと同じようにその髪の毛や埃等をブラシクリーナーから綿棒などを使って取り除かなければならなくなり面倒である。
また上記特許文献4に記載されたヘアブラシは脱着可能な各先端部を本体の取り付け面に設けるヘアブラシであり、本体に綿棒その他吸湿性部材が固定できるように本体の取り付け面に備える凹部が綿棒その他吸湿性部材の形状に合わせているとは限らない上に、取り付け面に差し込む綿棒その他吸湿性部材の一端部が繊維集合体を備えていて抜け止めの役割を果たしているとも限らない。また凹部自体が本体の取り付け面に備わっているどうかが不明であり、ヘアブラシ本体と綿棒その他吸湿性部材とが不安定にならず確実に接着するとは限らない。よって本体に綿棒その他吸湿性部材が装着できても、使用する際にかかる横方向の力に弱く、差し込んだ綿棒その他吸湿性部材が倒れやすく外れやすい。したがって使用中に綿棒その他吸湿性部材が本体の取り付け面から抜けるときがある。その上綿棒その他吸湿性部材を交換する際、倒れやすく外れやすいが故に一本ずつ綿棒その他吸湿性部材を抜こうすると交換しなくてもよい部分でも抜けてしまい、一部の綿棒その他吸湿性部材の交換が困難である。
[1]全体構成について
図1及び図2に本発明に係るブラシクリーナーの第一実施形態を示す。図1においてブラシクリーナーは、クリーナー本体1がベース部11と持ち手部12で構成されており、クリーナー本体1の双方の幅の長さが長い方の曲面を持ち手部12とする。厚板状のクリーナー本体1の取り付け面Tに複数の凹部11aを形成してベース部11を設けると共に、図2に示すように取り付け面Tの各凹部11aに綿棒2の一端部を脱着可能に差し込んで構成している。綿棒2の両端に繊維集合体22が付属している。
本実施形態の場合、凹部11aに綿棒2を差し込むことによって綿棒2が抜けることはない。綿棒2を差した状態のクリーナー本体1の双方の取っ手部12を手でつかみ、凹部11aがない面を手の平にあてたまま持って使用する。クリーナー本体1に差し込んだ綿棒2の繊維集合体22をヘアブラシの根元部分に接触させた状態でクリーナー本体1をヘアブラシの根元部分に沿ってスライドさせる。これによりヘアブラシに挟まった髪の毛や埃を取り除くことができる。凹部11aから綿棒2を抜いて交換でき、クリーナー本体1を再使用することが可能である。綿棒2を差した状態のクリーナー本体1の上から、使用面を下にした状態のヘアブラシを置くことができる。
本実施形態ではクリーナー本体1の全体がエラストマー材料で構成されているが、少なくとも凹部11aの周囲がエラストマー材料であれば、全体がエラストマー材料だけでなく部分でもよく、その他の部分がシリコーンゴムだけでなく合成ゴム、天然ゴム、熱可塑性エラストマー、軟質樹脂で構成されていてもよい。本実施形態ではクリーナー本体1の取り付け面は長方形状の厚板状であるが、他の形態で取り付け面Tが楕円形状、多角形状の厚板状でもよい。本実施形態ではベース部11の凹部11aが幅に3つ×長さ方向5つ、合計15個並んでいるが、凹部11aが一定間隔で配置であれば、他の形態で凹部11aの数、配置は自由である。
本実施形態では繊維集合体22が綿材料で構成されていて細長い楕円体状であるが、繊維集合体22が不織布状に繊維が絡んだものであり、綿棒2の一端部が凹部11a内を弾性変形させた状態で差し込まれて脱着自在に固定できる形状であればよい。また繊維集合体22の形状は自由である。繊維集合体22の材料は脱脂綿以外のポリエステル繊維でもよく、本実施形態では綿棒2の軸部21が紙材料であるが、木や紙、プラスチックでもよい。
[1]全体構成について
図3に本発明に係るブラシクリーナーの第二実施形態を示す。本実施形態では、厚板状のベース部11の端部に棒状の持ち手部12を設けてクリーナー本体1を構成している。また持ち手部12はエラストマーか硬質材料であればよく、形状は持ち手部12のベース部11との接続部分付近の側面の双方でに曲面上の窪みがあり、ベース部11との接続部分遠方が丸みが帯びている。持ち手部12を真上から見るとこぼれそうな雫のような形状である。曲面上の窪みを指でつまむようにつかみ、その部分の下にあたるベース部11との接続部分遠方を手で包むようにするとクリーナー本体1を持つことができる。第一実施形態では使用してヘアブラシクリーナーの衛生状態が悪くなった場合、持ち手部12と取り付け面Tとの距離が近い為に取り付け面Tに絡まった髪の毛や埃が手に触れることがある。これでは使用中に手を汚してしまう可能性がある。本実施形態であることにより、持ち手12と取り付け面Tとの距離が遠くなり、ヘアブラシクリーナーの衛生状態が悪くなった場合にも完全に手を汚すことがなく使用することができる。第一実施形態その他の構成については、第一実施形態と同様である。
[1]全体構成について
図4に本発明に係るブラシクリーナーの第三実施形態を示す。細長い直方体のベース部11の下に半月状の持ち手部12を設けてクリーナー本体1を構成している。取り付け面Tの縦横比が大きく、凹部11を一列に並べて形成している。表面側に取り付け面T、裏面側に半月状の持ち手部12を設けていることによって、ベース部11と持ち手部12の体積を最小限にすることができ、クリーナー本体1全体をコンパクトにできる。よって持ち運びやすくなり、いつでもどこでもブラシクリーナーを使うことができる。その他の構成については、第一実施形態と同様である。
「1」全体構成について
図5に本発明に係るブラシクリーナーの第四実施形態を示す。小型の直方体のベース部11の下に棒状の持ち手部12を設けてクリーナー本体1を構成している。また持ち手部12の材料と形状は第二実施形態と同様である。表面側に取り付け面T、裏面側に棒状の持ち手部12を設けることにより、クリーナー本体1全体がコンパクトになって持ち運びやすくなる上に、凹部11の数が二つしかないのでブラシの一部だけを掃除したい時に最適で一部を重点的に掃除することができる。さらに綿棒の使用本数も減らせて資源の無駄がなくなる。その他の構成については、第一実施形態と同様である。
11 ベース部
11a 凹部
12 持ち手部
2 綿棒
21 軸部
22 繊維集合体
T 取り付け面
Claims (3)
- ベース部(11)と持ち手部(12)とから成り、前記ベース部(11)の取り付け面(T)には、複数の凹部(11a)を備えると共に、少なくとも前記凹部(11a)の周囲がエラストマー材料から成るクリーナー本体(1)と;軸部(21)の両端に繊維集合体(22)を備えた綿棒(2)と;を含んで構成され、
前記クリーナー本体(1)の凹部(11a)に対して、前記綿棒(2)の一端部が、凹部(11a)内を弾性変形させた状態で繊維集合体(22)から軸部(21)まで差し込まれて脱着自在に固定されていることを特徴とするブラシクリーナー。 - 前記ベース部(11)の取り付け面(T)に、複数の凹部(11a)が、直交する二方向に均等間隔で並んでいることを特徴とする請求項1記載のブラシクリーナー。
- 前記クリーナー全体(1)が、表裏一方の面に取り付け面(T)が形成された厚板状の形態から成り、更にこのクリーナー本体(1)の両側面に持ち手(12)として指かけ溝が厚板の長さ方向に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載のブラシクリーナー。
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JP2020053399A JP6837169B1 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | ブラシクリーナー |
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JP2020053399A JP6837169B1 (ja) | 2020-03-05 | 2020-03-05 | ブラシクリーナー |
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JP6837169B1 true JP6837169B1 (ja) | 2021-03-03 |
JP2021137521A JP2021137521A (ja) | 2021-09-16 |
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ID=74673552
Family Applications (1)
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2020
- 2020-03-05 JP JP2020053399A patent/JP6837169B1/ja active Active
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