JP2017225895A - 歯間清掃具 - Google Patents

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Abstract

【課題】 歯間における歯の接触面及び非接触面の双方を清掃することが可能でありながら、設計自由度の高い歯間清掃具を提供する。
【解決手段】 歯間清掃具1は、歯間の清掃に用いられる歯間清掃具であって、柄部10と、柄部10に固定された清掃部20とを備えている。清掃部20は、清掃部30及び清掃部40を有している。清掃部30は、線状の芯部32と、複数のブラシ毛34とからなる。芯部32は、歯間を構成する2本の歯の非接触面どうしの間に挿入可能である。ブラシ毛34は、芯部32から芯部32の延在方向と交わる方向に延びている。清掃部40は、板状部材42からなり、清掃部30に連結されている。板状部材42は、上記2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能である。芯部32及び板状部材42は、自立的に形状維持可能である。
【選択図】 図1

Description

本発明は、歯間の清掃に用いられる歯間清掃具に関する。
従来の歯間清掃具としては、例えば特許文献1に記載されたものがある。同文献に記載された歯間清掃具は、把持部と、把持部と連続して設けられた一対の分岐部からなるアーム部と、アーム部に取り付けられ、歯間に挿入される清掃部とを備えている。清掃部は、糸状のフロス部と、フロス部に連結された歯間ブラシ部とからなる。清掃部は、分岐部間を移動可能に設けられている。そのため、フロス部が分岐部間に位置する状態と、歯間ブラシ部が分岐部間に位置する状態とを交互に切り替えることができる。
この歯間清掃具においては、前者の状態でフロス部によって歯間における歯の接触面(隣の歯に接している面)を清掃するとともに、後者の状態で歯間ブラシ部によって歯間における歯の非接触面(隣の歯に接していない面)を清掃することができる。
特開2004−24371号公報
このように上述の歯間清掃具によれば、歯間における歯の接触面及び非接触面の双方を清掃することができる。しかしながら、清掃部は、その両端が固定されていなければ、歯間に挿入することができない。そのため、当該歯間清掃具においては、清掃部の両端が固定端となる構成を採用する必要がある。換言すれば、清掃部の一端のみが固定端となり他端が自由端となる構成を採用することはできない。かかる制約は、歯間清掃具の設計自由度を低下させてしまう。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、歯間における歯の接触面及び非接触面の双方を清掃することが可能でありながら、設計自由度の高い歯間清掃具を提供することを目的とする。
本発明による歯間清掃具は、歯間の清掃に用いられる歯間清掃具であって、柄部と、上記柄部に固定された清掃部と、を備え、上記清掃部は、上記歯間を構成する2本の歯の非接触面どうしの間に挿入可能な線状の芯部と、上記芯部から当該芯部の延在方向と交わる方向に延びる複数のブラシ毛とからなる第1の清掃部と、上記2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能な板状部材からなり、上記第1の清掃部に連結された第2の清掃部と、を有し、上記芯部及び上記板状部材は、自立的に形状維持可能であることを特徴とする。
この歯間清掃具において清掃部は、2本の歯の非接触面どうしの間に挿入可能な芯部及び複数のブラシ毛からなる第1の清掃部と、前記2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能な板状部材からなる第2の清掃部とを有している。このため、第1の清掃部によって歯間における歯の非接触面を清掃するとともに、第2の清掃部によって歯間における歯の接触面を清掃することができる。しかも、芯部及び板状部材は、何れも自立的に形状維持可能である。このため、清掃部は、少なくとも一端が固定されていれば、歯間に挿入することができる。それゆえ、当該歯間清掃具においては、清掃部の両端が固定端となる構成に限らず、清掃部の一端のみが固定端となる構成も採用することが可能である。
本発明によれば、歯間における歯の接触面及び非接触面の双方を清掃することが可能でありながら、設計自由度の高い歯間清掃具が実現される。
本発明による歯間清掃具の第1実施形態を示す正面図である。 図1の歯間清掃具を示す側面図である。 清掃部30を示す平面図である。 歯間清掃具1の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具1の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具1の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具1の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具1の使用方法の一例を説明するための図である。 本発明による歯間清掃具の第2実施形態を示す正面図である。 図9の歯間清掃具を示す側面図である。 歯間清掃具2の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具2の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具2の使用方法の一例を説明するための図である。 歯間清掃具2の使用方法の一例を説明するための図である。 柄部10の変形例を説明するための側面図である。 芯部32の一変形例を説明するための側面図である。 変形例に係る板状部材42を示す平面図である。 ブラシ毛34の一変形例を説明するための正面図である。 ブラシ毛34の他の変形例を説明するための正面図である。 ブラシ毛34の他の変形例を説明するための正面図である。 芯部32の他の変形例を説明するための正面図である。 芯部32の他の変形例を説明するための正面図である。 芯部32の他の変形例を説明するための正面図である。 ブラシ毛34の他の変形例を説明するための平面図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては、同一要素には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明による歯間清掃具の第1実施形態を示す正面図である。また、図2は、図1の歯間清掃具を示す側面図である。歯間清掃具1は、歯間の清掃に用いられる歯間清掃具であって、柄部10、及び清掃部20を備えている。柄部10は、歯間清掃具1の使用者が手で持つ部分である。柄部10は、細長い形状をしている。本実施形態において柄部10は、全体が一直線状に延びている。柄部10の太さは、例えば5〜10mmである。また、柄部10の長さは、例えば5〜10cmである。
清掃部20は、柄部10に固定されている。清掃部20は、柄部10の先端に連結されている。清掃部20は、柄部10に対して着脱可能であってもよい。清掃部20は、歯間に挿入された状態で当該歯間を清掃する部分である。清掃部20は、清掃部30(第1の清掃部)及び清掃部40(第2の清掃部)を有している。
清掃部30は、線状の芯部32と、複数のブラシ毛34とからなる。ここで、線状とは、直線状及び曲線状の双方を含む概念である。本実施形態において芯部32は、全体が直線状をしている。具体的には、芯部32は、円柱状をしている。芯部32は、自立的に形状維持可能である。すなわち、芯部32は、自立的にその形状(円柱状)を維持するのに充分な剛性を有している。
芯部32は、隣接する2本の歯(歯間を構成する2本の歯)の非接触面どうしの間に挿入可能である。ここで、歯の非接触面とは、歯の対向面(隣の歯に対向する面)のうち隣の歯に接していない部分をいう。すなわち、隣接する2本の歯の非接触面どうしの間とは、それらの歯と歯肉とで囲まれた隙間(所謂「ブラックトライアングル」)のことである。芯部32の太さは、柄部10の太さよりも小さく、例えば0.5〜2.5mmである。また、芯部32の長さは、柄部10の長さよりも小さく、例えば5〜15mmである。
ブラシ毛34は、芯部32から、芯部32の延在方向(図1及び図2の上下方向)と交わる方向に延びている。本実施形態においてブラシ毛34は、芯部32の延在方向と直交する方向に延びている。すなわち、各ブラシ毛34は、芯部32の径方向に延びている。複数のブラシ毛34は、芯部32に固定されている。具体的には、各ブラシ毛34の一端が芯部32の側面に接続されている。複数のブラシ毛34は、図3からわかるように、芯部32から放射状に広がっている。同図は、清掃部30をその延在方向から見た図である。
ブラシ毛34の太さは、芯部32の太さよりも小さく、例えば0.02〜0.1mmである。また、ブラシ毛34の長さは、芯部32の長さよりも小さく、例えば0.2〜3mmである。ブラシ毛34は、芯部32にフィラメントを植毛することにより形成してもよいし、芯部32の側面を毛羽立たせることにより形成してもよい。前者の場合、ブラシ毛34の材料としては、例えばナイロンを用いることができる。後者の場合、ブラシ毛34は、当然ながら、芯部32と同一の材料からなる。
清掃部40は、板状部材42からなる。清掃部40は、清掃部30に連結されている。具体的には、清掃部30の芯部32と清掃部40の板状部材42とが互いに連結されている。板状部材42は、平板状をしており、正面視(図1参照)で長方形状をしている。板状部材42は、自立的に形状維持可能である。すなわち、板状部材42は、自立的にその形状(平板状)を維持するのに充分な剛性を有している。
板状部材42は、隣接する2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能である。ここで、歯の接触面とは、歯の対向面のうち隣の歯に接している部分をいう。板状部材42の幅d1(図1参照)は、芯部32の太さよりも大きく、かつ柄部10の太さよりも小さい。幅d1は、例えば1〜3mmである。板状部材42の長さd2(図1参照)は、芯部32の長さよりも小さく、例えば1〜3mmである。板状部材42の厚みd3(図2参照)は、幅d1及び長さd2の何れもよりも小さい。また、厚みd3は、芯部32の太さよりも小さい。厚みd3は、0.1mm以下であることが好ましく、例えば0.01〜0.1mmである。
柄部10、芯部32及び板状部材42の材料としては、例えば、ゴム類、樹脂類、又は紙類(合成紙、セルロースナノファイバーを含む。)を用いることができる。柄部10、芯部32及び板状部材42は、同一の材料からなってもよいし、相異なる材料からなってもよい。芯部32及び板状部材42が同一の材料からなる場合、芯部32及び板状部材42は、一体成形されることが好ましい。
本実施形態において清掃部30(芯部32)は、先端が清掃部40(板状部材42)の後端に接続されるとともに、後端が柄部10の先端に接続されている。すなわち、清掃部30は、柄部10と清掃部40との間に位置している。清掃部40の先端は、自由端であり、他の部材に接続されていない。
図4〜図8を参照しつつ、歯間清掃具1の使用方法の一例を説明する。まず、柄部10を手に持って、隣接する2本の歯の接触面どうしの間の部分92(図4参照)に板状部材42を挿入する。このとき、隣接する2本の歯の非接触面どうしの間の隙間94に板状部材42を挿入した後、歯間に沿って板状部材42をスライドさせることにより、部分92に板状部材42を挿入してもよい。そして、図5及び図6に示すように、部分92に板状部材42が入り込んだ状態のまま、板状部材42を前後・上下等に動かす。これにより、歯の接触面が板状部材42で擦られるため、当該接触面上に存在する歯垢等が除去される。
続いて、板状部材42を隙間94に移動させた後、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具1を押し入れることにより、芯部32を隙間94に挿入する。そして、図7及び図8に示すように、隙間94に芯部32が入り込んだ状態のまま、芯部32を前後に動かす。これにより、歯の非接触面がブラシ毛34で擦られるため、当該非接触面上に存在する歯垢等が除去される。なお、図7においては、ブラシ毛34の図示を省略している。
歯間清掃具1の効果を説明する。歯間清掃具1において清掃部20は、2本の歯の非接触面どうしの間に挿入可能な芯部32及び複数のブラシ毛34からなる清掃部30と、2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能な板状部材42からなる清掃部40とを有している。このため、清掃部30によって歯間における歯の非接触面を清掃するとともに、清掃部40によって歯間における歯の接触面を清掃することができる。しかも、芯部32及び板状部材42は、何れも自立的に形状維持可能である。このため、清掃部20は、少なくとも一端が固定されていれば、歯間に挿入することができる。それゆえ、歯間清掃具1においては、清掃部20の両端が固定端となる構成に限らず、清掃部20の一端のみが固定端となる構成も採用することが可能である。実際、本実施形態においては、後者の構成が採用されている。したがって、歯間における歯の接触面及び非接触面の双方を清掃することが可能でありながら、設計自由度の高い歯間清掃具1が実現されている。
また、歯間清掃具1によれば、板状部材42の表面(平面)で歯の接触面が擦られるため、当該接触面の広範囲を万遍なく清掃することができる。
歯間清掃具1には、清掃部20とは別に柄部10が設けられている。柄部10を手で持って清掃部20を歯間に挿入することにより、片手で容易に歯間清掃具1を扱うことができる。また、清掃部20に手を触れる必要がないので、衛生的である。
ブラシ毛34は、芯部32の延在方向と直交する方向に延びている。この場合、歯の非接触面に対してブラシ毛34を当接させやすくなるため、清掃部30による非接触面の清掃を特に効果的に行うことができる。
ブラシ毛34が芯部32の側面を毛羽立たせることにより形成される場合、ブラシ毛34の形成コストを低く抑えるのに有利である。
板状部材42の厚みは、芯部32の太さよりも小さい。このように板状部材42の厚みを小さくすることにより、隣接する2本の歯の接触面どうしの間に板状部材42を挿入しやすくなる。かかる観点から、板状部材22の厚みは、0.1mm以下であることが好ましい。
柄部10の太さは、芯部32の太さ及び板状部材42の幅の何れよりも大きい。このように柄部10の太さを大きくすることにより、柄部10を手で持ちやすくなる。
板状部材42の幅は、芯部32の太さよりも大きい。このように板状部材42の幅を大きくすることにより、歯の接触面の広範囲を同時に清掃することができる。
板状部材42の長さは、芯部32の長さよりも小さい。このように板状部材42の長さを小さくすることにより、清掃部30で歯の非接触面を清掃する際(図7及び図8参照)、隙間94から突出した板状部材42が邪魔になりにくくなる。
芯部32及び板状部材42が同一の材料からなる場合、芯部32及び板状部材42を共通の材料を用いて同時に形成することができる。このことは、清掃部20ひいては歯間清掃具1の製造コストを削減するのに有利である。
芯部32及び板状部材42が一体成形される場合、芯部32及び板状部材42を同時に形成することができる。このことも、清掃部20ひいては歯間清掃具1の製造コストを削減するのに有利である。
柄部10、芯部32及び板状部材42が同一の材料からなる場合、柄部10、芯部32及び板状部材42を共通の材料を用いて同時に形成することができる。このことも、歯間清掃具1の製造コストを削減するのに有利である。
清掃部20が柄部10に対して着脱可能である場合、清掃部20のみを交換することにより柄部10を長期間使用することができるので、経済的である。
清掃部30は、先端が清掃部40の後端に接続されるとともに、後端が柄部10の先端に接続されている。そして、清掃部40の先端は、自由端となっている。この場合、板状部材42は、その両側端からだけでなく、その先端からも、隣接する2本の歯の接触面どうしの間に挿入することが可能となる。これにより、歯間清掃具1の使い勝手が向上する。
(第2実施形態)
図9は、本発明による歯間清掃具の第2実施形態を示す正面図である。また、図10は、図9の歯間清掃具を示す側面図である。歯間清掃具2は、歯間の清掃に用いられる歯間清掃具であって、柄部10、及び清掃部20を備えている。柄部10の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。
清掃部20は、清掃部30及び清掃部40を有している。清掃部30及び清掃部40の構成は、第1実施形態で説明したとおりである。本実施形態において清掃部40は、先端が清掃部30の後端に接続されるとともに、後端が柄部10の先端に接続されている。すなわち、清掃部40は、柄部10と清掃部30との間に位置している。清掃部30の先端は、自由端であり、他の部材に接続されていない。歯間清掃具2のその他の構成は、歯間清掃具1と同様である。
図11〜図14を参照しつつ、歯間清掃具2の使用方法の一例を説明する。まず、柄部10を手に持って、隣接する2本の歯の非接触面どうしの間の隙間94に芯部32を挿入する。そして、図11及び図12に示すように、隙間94に芯部32が入り込んだ状態のまま芯部32を前後に動かすことにより、歯の非接触面を清掃する。なお、図11においては、ブラシ毛34の図示を省略している。続いて、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具2を押し入れることにより、板状部材42を隙間94に移動させる。その後、歯間に沿って板状部材42をスライドさせることにより、隣接する2本の歯の接触面どうしの間の部分92に板状部材42を挿入する。そして、図13及び図14に示すように、部分92に板状部材42が入り込んだ状態のまま板状部材42を前後・上下等に動かすことにより、歯の接触面を清掃する。
上述の例においては、板状部材42よりも先に芯部32を歯間に挿入している。しかし、歯間清掃具2においては、芯部32よりも先に板状部材42を歯間に挿入することも可能である。すなわち、まず、板状部材42をその側端から部分92に挿入する。そして、部分92に板状部材42が入り込んだ状態のまま板状部材42を前後・上下等に動かすことにより、歯の接触面を清掃する。続いて、板状部材42を隙間94に移動させた後、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具2を引き出すことにより、芯部32を隙間94に挿入する。そして、隙間94に芯部32が入り込んだ状態のまま芯部32を前後に動かすことにより、歯の非接触面を清掃する。
歯間清掃具2の効果を説明する。清掃部40は、先端が清掃部30の後端に接続されるとともに、後端が柄部10の先端に接続されている。そして、清掃部30の先端は、自由端となっている。この場合、上述のように、板状部材42よりも先に芯部32を歯間に挿入する使い方、及び芯部32よりも先に板状部材42を歯間に挿入する使い方の何れも選択することができる。これにより、歯間清掃具2の使い勝手が向上する。歯間清掃具2のその他の効果は、歯間清掃具1と同様である。
本発明は、上記実施形態に限定されるものではなく、様々な変形が可能である。上記実施形態においては、柄部10の全体が直線状に延びている場合を例示した。しかし、図15に示すように、柄部10の少なくとも一部は、曲線状に延びていてもよい。この場合、清掃部20を奥歯に挿入しやすくなる。
上記実施形態においては、芯部32の全体が直線状に延びている場合を例示した。しかし、図16に示すように、芯部32の少なくとも一部は、曲線状に延びていてもよい。同図においては、柄部10と共に、芯部32が曲線状に延びている。このとき、柄部10の中心線が描く曲線と芯部32の中心線が描く曲線とは、同一平面内にあることが好ましい。また、板状部材42の厚み方向は、当該平面に平行であることが好ましい。なお、芯部32の少なくとも一部が曲線状である場合、曲線部分における芯部32の延在方向は、その接線方向として定義される。この場合も、清掃部20を奥歯に挿入しやすくなる。
上記実施形態においては、板状部材42の厚み方向の寸法が均一である場合を例示した。しかし、板状部材42の厚み方向の寸法は、図17に示すように、板状部材42の幅方向の中央から一端(一方の側端)に向かうにつれて単調に小さくなってもよい。同図は、板状部材42をその長さ方向(図1及び図9の上下方向に等しい。)から見た図である。本例において板状部材42の上記寸法は、板状部材42の幅方向の中央から他端(もう一方の側端)に向かうにつれても単調に小さくなっている。なお、板状部材42の厚み方向の寸法が不均一である場合、板状部材42の厚みd3は、上記寸法の最大値として定義される。この場合、板状部材42をその側端から、隣接する2本の歯の接触面どうしの間に挿入しやすくなる。
上記実施形態においては、板状部材42の表面が平坦である場合を例示した。しかし、板状部材42の表面には、凹凸が形成されていてもよい。この場合、歯垢等を擦り取りやすくなるため、歯の接触面に対する清掃効果を高めることができる。
上記実施形態においては、清掃部30における複数のブラシ毛34の長さが均一である場合を例示した。しかし、複数のブラシ毛34の長さは、図18及び図19に示すように、清掃部30の先端から後端に向かうにつれて単調に大きくなってもよい。図18及び図19は、それぞれ歯間清掃具1及び歯間清掃具2において、ブラシ毛34の長さを不均一にした場合を示している。この場合、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具1,2を押し入れる際、芯部32を隙間94に挿入しやすくなる。あるいは、複数のブラシ毛34の長さは、図20に示すように、清掃部30の後端から先端に向かうにつれて単調に大きくなってもよい。同図は、歯間清掃具2において、ブラシ毛34の長さを不均一にした場合を示している。この場合、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具2を引き出す際、芯部32を隙間94に挿入しやすくなる。
上記実施形態においては、清掃部30における芯部32の径が均一である場合を例示した。しかし、芯部32の径は、図21及び図22に示すように、清掃部30の先端から後端に向かうにつれて単調に大きくなってもよい。図21及び図22は、それぞれ歯間清掃具1及び歯間清掃具2において、芯部32の径を不均一にした場合を示している。なお、芯部32の径が不均一である場合、芯部32の太さは、上記径の最大値として定義される。この場合、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具1,2を押し入れる際、芯部32を隙間94に挿入しやすくなる。あるいは、芯部32の径は、図23に示すように、清掃部30の後端から先端に向かうにつれて単調に大きくなってもよい。同図は、歯間清掃具2において、芯部32の径を不均一にした場合を示している。この場合、芯部32の延在方向に沿って歯間清掃具2を引き出す際、芯部32を隙間94に挿入しやすくなる。
上記実施形態においてブラシ毛34は、図24に示すように、被覆部36から突出するように設けられた突起からなっていてもよい。同図は、清掃部30をその延在方向から見た図である。被覆部36は、筒状をしており、芯部32の側面を被覆している。ブラシ毛34(突起)及び被覆部36は、一体成形されている。かかるブラシ毛34及び被覆部36の材料としては、例えばエラストマーを用いることができる。
1 歯間清掃具
2 歯間清掃具
10 柄部
20 清掃部
30 清掃部(第1の清掃部)
32 芯部
34 ブラシ毛
36 被覆部
40 清掃部(第2の清掃部)
42 板状部材

Claims (27)

  1. 歯間の清掃に用いられる歯間清掃具であって、
    柄部と、
    前記柄部に固定された清掃部と、を備え、
    前記清掃部は、
    前記歯間を構成する2本の歯の非接触面どうしの間に挿入可能な線状の芯部と、前記芯部から当該芯部の延在方向と交わる方向に延びる複数のブラシ毛とからなる第1の清掃部と、
    前記2本の歯の接触面どうしの間に挿入可能な板状部材からなり、前記第1の清掃部に連結された第2の清掃部と、を有し、
    前記芯部及び前記板状部材は、自立的に形状維持可能であることを特徴とする歯間清掃具。
  2. 請求項1に記載の歯間清掃具において、
    前記柄部の少なくとも一部は、曲線状に延びている歯間清掃具。
  3. 請求項1又は2に記載の歯間清掃具において、
    前記芯部の少なくとも一部は、曲線状に延びている歯間清掃具。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記各ブラシ毛は、前記芯部の前記延在方向と直交する方向に延びている歯間清掃具。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記複数のブラシ毛は、前記芯部の側面を毛羽立たせることにより形成されている歯間清掃具。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の表面には、凹凸が形成されている歯間清掃具。
  7. 請求項1乃至6の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の厚みは、0.1mm以下である歯間清掃具。
  8. 請求項1乃至7の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の厚み方向の寸法は、当該板状部材の幅方向の中央から一端に向かうにつれて単調に小さくなる歯間清掃具。
  9. 請求項8に記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の前記寸法は、当該板状部材の幅方向の前記中央から他端に向かうにつれて単調に小さくなる歯間清掃具。
  10. 請求項1乃至9の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記柄部の太さは、前記芯部の太さ及び前記板状部材の幅の何れよりも大きい歯間清掃具。
  11. 請求項1乃至10の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の厚みは、前記芯部の太さよりも小さい歯間清掃具。
  12. 請求項1乃至11の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の幅は、前記芯部の太さよりも大きい歯間清掃具。
  13. 請求項1乃至12の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記板状部材の長さは、前記芯部の長さよりも小さい歯間清掃具。
  14. 請求項1乃至13の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記芯部及び前記板状部材は、同一の材料からなる歯間清掃具。
  15. 請求項14に記載の歯間清掃具において、
    前記柄部、前記芯部及び前記板状部材は、同一の材料からなる歯間清掃具。
  16. 請求項1乃至15の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記芯部及び前記板状部材は、一体成形されている歯間清掃具。
  17. 請求項1乃至16の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記清掃部は、前記柄部に対して着脱可能である歯間清掃具。
  18. 請求項1乃至17の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部は、先端が前記第2の清掃部の後端に接続されるとともに、後端が前記柄部の先端に接続されている歯間清掃具。
  19. 請求項18に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記芯部の径は、当該第1の清掃部の前記先端から前記後端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  20. 請求項18又は19に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記複数のブラシ毛の長さは、当該第1の清掃部の前記先端から前記後端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  21. 請求項18乃至20の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記第2の清掃部の先端は、自由端である歯間清掃具。
  22. 請求項1乃至17の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記第2の清掃部は、先端が前記第1の清掃部の後端に接続されるとともに、後端が前記柄部の先端に接続されている歯間清掃具。
  23. 請求項22に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記芯部の径は、当該第1の清掃部の先端から前記後端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  24. 請求項22又は23に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記複数のブラシ毛の長さは、当該第1の清掃部の先端から前記後端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  25. 請求項22に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記芯部の径は、当該第1の清掃部の前記後端から先端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  26. 請求項22又は25に記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部における前記複数のブラシ毛の長さは、当該第1の清掃部の前記後端から先端に向かうにつれて単調に大きくなる歯間清掃具。
  27. 請求項22乃至26の何れかに記載の歯間清掃具において、
    前記第1の清掃部の先端は、自由端である歯間清掃具。
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