JP3013388U - パチンコ台掃除用アタッチメントおよびそれを取り付けた掃除機 - Google Patents

パチンコ台掃除用アタッチメントおよびそれを取り付けた掃除機

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JP3013388U
JP3013388U JP1995000335U JP33595U JP3013388U JP 3013388 U JP3013388 U JP 3013388U JP 1995000335 U JP1995000335 U JP 1995000335U JP 33595 U JP33595 U JP 33595U JP 3013388 U JP3013388 U JP 3013388U
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勝治 一木
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勝治 一木
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パチンコ台盤面を短時間にかつ隅々まできれ
いに清掃できると共に人手を要しないパチンコ台掃除用
アタッチメントを提供することを目的とする。 【構成】 掃除機用ホース2に接続するための嵌合部1
2を有する管路と、毛4の長さが釘や羽根車等の仕掛け
よりも長く形成され管路の先端部13に形成された環状
溝14に着脱自在に嵌入されたブラシ4と、先端部13
の近傍の管路に取り付けられた振動モータ5とを備え
た。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はパチンコ台盤面を掃除するためのパチンコ台掃除用アタッチメントお よびそれを取り付けた掃除機に関し、特に掃除機用ホースを介して掃除機本体と 接続して使用するパチンコ台掃除用アタッチメントおよびそれを取り付けた掃除 機に関する。
【0002】
【従来の技術】
パチンコ台は比較的狭い空間に多数配置されて多数の人々が遊興のために利用 するものであるので、正面がガラス板で覆われているにも関わらず、たばこの煙 りによるニコチン、場内で生じたほこりなどがその盤面に付着堆積する。この堆 積物により盤面がうす汚れたり古くさく見えて新鮮さがなくなるし、特に人気機 種であってもうす汚れていると興味もそがれてしまうので、常にパチンコ台盤面 の清掃を行う必要がある。
【0003】 この清掃は従来、アルコール等の溶剤をしみ込ませた綿棒を、ニコチン、ほこ り等でよごれた盤面をいちいち擦って除去することにより行われていた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の清掃は、パチンコ台盤面を綿棒のような小さ なもので拭くため長時間を要し、また、綿球部は釘同士の狭い隙間までは進入で きないため隅々まで清掃されず、さらに、人手を要するために費用がかかるとい う問題点があった。
【0005】 本考案は上記事情を考慮してなされたものであり、その目的とするところは、 パチンコ台盤面を短時間にかつ隅々まできれいに清掃できると共に人手を要しな いパチンコ台掃除用アタッチメントおよびそれを取り付けた掃除機を提供するこ とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成するために本考案のパチンコ台掃除用アタッチメントは、掃除 機用ホースに接続するための嵌合部を有する管路と、毛の長さが釘や羽根車等の 仕掛けよりも長く形成され前記管路の先端部に着脱自在に嵌着されたブラシと、 前記先端部の近傍の前記管路に取り付けられた振動モータとを備えた構成とした 。
【0007】 また、ブラシの横断面が円筒形又は楕円筒形に形成されている構成とした。
【0008】 さらに、前記管路がグリップ部を有し、該グリップ部と前記振動モータを取付 けた先端部近傍とは振動緩衝材を介して連結されている構成とした。
【0009】 さらに、管路に掃除機用ホースを介して接続される掃除機本体と振動モータと の起動および停止を制御するスイッチ部を備えた。
【0010】 さらに、上記パチンコ台掃除用アタッチメントを掃除機に取り付けるようにし た。
【0011】
【作用】
この構成によって振動モータの振動でブラシを振動させるから、洗剤をパチン コ台盤面に吹き付けてよごれを浮かし、ブラシで盤面を擦りながら移動させるこ とにより、よごれを掃除機本体の吸引力により管路の先端部から吸引することが できるので、操作簡単で人手を要することなく、短時間かつ隅々まできれいに清 掃することができる。 また、ブラシの高さが釘や羽根車等の仕掛けよりも高くなるようにしたので、 ブラシは盤面を擦った状態で容易に仕掛けを乗り越えることができ、作業性が向 上する。そして、このとき、ブラシの毛が仕掛けの狭い隙間を擦るから、綿棒で は擦れないような狭い隙間でもきれいに清掃することができる。
【0012】 さらに、管路の先端部の環状溝に着脱自在のブラシの横断面形状を円形又は楕 円形とするようにしたので、パチンコ台盤面の形状に合わせたブラシを選択でき る。
【0013】 さらに、グリップ部と振動モータを取付けた先端部近傍とは振動緩衝材を介し て連結したので、振動モータの振動がグリップ部を握った手まで伝わらず手を保 護することができる。
【0014】 さらに、スイッチ部を設けたことにより、アタッチメント又は掃除機本体の起 動、停止が容易となり、作業性が向上する。
【0015】 さらに、パチンコ台掃除用アタッチメントを掃除機に取り付けるようにしたこ とにより、洗剤をパチンコ台盤面に吹き付け、ブラシで盤面を擦りながらニコチ ン、ほこり等を掃除機本体の吸引力により管路の先端部から吸引することができ るので、操作簡単で人手を要することなく、短時間かつ隅々まできれいに清掃す ることができる。 尚、前記振動モータには回転体によって振動を得るものの他、交流による振動 を利用したバイブレータ等も含むものとする。
【0016】
【実施例】
本考案の一実施例について図を用いて説明する。
【0017】 図1は本考案の一実施例に係るパチンコ台掃除用アタッチメントを示す縦断面 図、図2は同平面図である。 図において、1はパチンコ台掃除用アタッチメント、2は掃除機用吸引ホース 、3は掃除機本体、4はパチンコ台盤面を擦るための横断面楕円筒状のブラシ、 4aは横断面楕円筒形のブラシにより形成された吸込口、5はブラシ4に縦方向 の振動を与える振動モータ、6は振動モータへのごみ等の侵入を防止したり、人 間への危害を防止したりするためのカバー、7は振動モータ5および掃除機本体 3の起動、停止を制御するスイッチ部、8は振動モータ5に定格電圧を供給する ための降圧トランスである。
【0018】 また、同図において、9は手で握るためのグリップ部、10は湾曲部、11は グリップ部9と湾曲部10との間に配置された緩衝材(例えばゴム緩衝材)、1 2はアタッチメント1と掃除機用吸引ホース2とを嵌合するための嵌合部、13 は管路の先端部、14は先端部13に形成された環状溝であり、グリップ部9と 湾曲部10と嵌合部12とは管路を構成する。なお、ブラシ4の高さHは、パチ ンコ台盤面の釘や羽根車等の仕掛けよりも高くなるような値に設定する。例えば 釘等の1.5倍の高さに設定する。
【0019】 図3は図1のA部拡大図であり、同図において、15は植毛リング部、16は 直径0.2〜0.5mm程度の毛であり、植毛リング部15と毛16とはブラシ 4を構成する。図3の矢印で示すように植毛リング部15を環状溝14に嵌入す ることにより、ブラシによる楕円形状の吸込口4aが形成される。
【0020】 次に、このように構成されたパチンコ台掃除用アタッチメント1の動作、使用 方法について説明する。 まず、分離・嵌合が自在な嵌合部12を介して掃除機用吸引ホース2をアタッ チメント1に嵌合し、更にホース2と掃除機本体3とを接続する。そして、パチ ンコ台盤面に洗剤を吹き掛けて盤面のごみが剥離しやすい状態とする。
【0021】 次に、スイッチ部7により掃除機本体3および振動モータ5を起動する。掃除 機本体3および振動モータ5が起動すると、ブラシ4に振動が与えられると共に 吸込口4aを介して吸引が行われる。ブラシ4の振動によりパチンコ台盤面のニ コチン、ほこり等が擦られて更に一層取れやすくなる。この場合、小径の毛16 は釘や仕掛け当の狭い隙間でも良く進入し隅々まで取っていく。
【0022】 そして、これらのほこりやよごれた洗剤等は吸込口4aから吸引され、掃除機 本体のごみ袋(図示せず)に収納される。振動モータ5による振動は管路の湾曲 部10にも伝わるが、緩衝材11によりグリップ部に伝わることがなく、人の手 に伝わる振動を極めて小さいものとすることができる。
【0023】 このように、本実施例では、ブラシ4に振動を与えて盤面のごみを剥離しやす くして吸引するようにしたので、綿棒で清掃するよりも遥かに広い範囲を短時間 にきれいに清掃でき、また盤面を擦りながらブラシ4を移動すればよく、人手を 要することなく隅々まで清掃することができる。また、ブラシ4の高さを釘や羽 根車等の仕掛けよりも高くしたので、ブラシ4はこれらの仕掛けを乗り越えて移 動でき、これにより作業性が向上される。
【0024】 また、ブラシ形状を楕円筒形としたことにより、長径方向にブラシ4を動かせ ば比較的狭い部分の清掃が容易となり、短径方向にブラシ4Aを動かせば比較的 広い部分の清掃が容易となるから、盤面の清掃位置によって使い分けすることに より、複雑な盤面上を効率よく清掃作業していくことができる。
【0025】 図4は更に他のブラシを示す正面図である。同図で、4aは吸込口、5は振動 モータ、13は管路の先端部であり、これらは図1と同様のものなので、同一符 号を付して説明は省略する。また、1Bは第2の実施例としてのパチンコ台掃除 用アタッチメント、4Bは横断面が大円筒形のブラシである。このブラシはパチ ンコ台盤面の広い部分の清掃に適する。
【0026】 図5は更に他のブラシを示す正面図である。同図で、5は振動モータ、13は 管路の先端部、14は先端部13に形成された環状溝であり、これらは図1と同 様のものなので、同一符号を付して説明は省略する。また、1Cは第3の実施例 としてのパチンコ台掃除用アタッチメント、4Cは横断面が小円形の2個のブラ シから成るブラシである。このように小円形の2個のブラシとすることにより、 狭い部分も広い部分も自在に清掃でき、また吸引口が2か所あることにより吸引 力が向上する効果もある。
【0027】 以上、本考案の実施例を説明してきたが、本考案の具体的な構成はこの実施例 に限定されるものではなく、考案の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があって も本考案に含まれる。
【0028】 例えば、実施例では、振動モータ5はブラシ4に縦方向の振動を与えるとした が、これに限らず、ブラシ4に横方向の振動を与えるようにしてもよいし、また 、振動モータの向きを縦方向と横方向とに切り替えるようにしてもよい、また、 振動を縦方向と横方向同時に与えるようにしてもよい。
【0029】 盤面に向け洗浄液をスプレーするノズルをアタッチメントに設け、洗浄液タン クを手元、あるいはアタッチメント、吸引ホース部等に配置してピストン付きチ ューブで接続し、ピストンを突いて洗浄液をスプレーしながら洗浄するようにす ることもできる。 また、ヒータを設けて温風を吹出させるようにしてもよい。
【0030】
【考案の効果】
以上のように本考案は、掃除機用ホースに接続するための嵌合部を有する管路 と、毛の長さが釘や羽根車等の仕掛けよりも長く形成され前記管路の先端部に着 脱自在に嵌着されたブラシと、前記先端部の近傍の前記管路に取り付けられた振 動モータとを設けたことにより、振動モータの振動でブラシを振動させるから洗 剤をパチンコ台盤面に吹き付けてよごれを浮かし、ブラシで盤面を擦りながら移 動させることにより、よごれを掃除機本体の吸引力により管路の先端部から吸引 することができるので、短時間で隅々まできれいに清掃することができる効果が ある。また、ブラシを移動させるだけであるので余分な人手を要することもない 。 また、ブラシの高さが釘や羽根車等の仕掛けよりも高くなるようにしたので、 ブラシは容易に仕掛けを乗り越えることができ、作業性が向上する効果がある。
【0031】 さらに、環状溝に着脱自在のブラシの横断面形状を円筒形又は楕円筒形となる ようにしたので、広狭両方の部分に応じた清掃が可能となる。
【0032】 さらに、管路がグリップ部を有し、該グリップ部と前記振動モータを取付けた 先端部近傍とは振動緩衝材を介して連結したので、振動モータの振動が手まで伝 わらず手を保護することができるという効果がある。
【0033】 さらに、管路に掃除機用ホースを介して接続される掃除機本体と振動モータと の起動および停止を制御するスイッチ部を設けたことにより、起動、停止はスイ ッチ部を指先でオンオフ操作すればよいので、操作が容易となる効果がある。
【0034】 さらに、パチンコ台掃除用アタッチメントを掃除機に取り付けるようにしたこ とにより、洗剤をパチンコ台盤面に吹き付け、ブラシで盤面を擦りながらニコチ ン、ほこり、よごれた洗剤等を掃除機本体の吸引力により管路の先端部から吸引 することができるので、操作簡単で人手を要することなく、短時間かつ隅々まで きれいに清掃することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例に係るパチンコ台掃除用アタ
ッチメントを示す縦断面図である。
【図2】本考案の一実施例に係るパチンコ台掃除用アタ
ッチメントを示す横断面図である。
【図3】図1におけるA部の分解説明図である。
【図4】本考案の第2の実施例に係るパチンコ台掃除用
アタッチメントを示す正面図である。
【図5】本考案の第3の実施例に係るパチンコ台掃除用
アタッチメントを構成するブラシを示す正面図である
【符号の説明】
1 パチンコ台掃除用アタッチメント 2 掃除機用ホース 3 掃除機本体 4 ブラシ 4a 吸込口 5 振動モータ 6 カバー 7 スイッチ部 8 降圧トランス 9 グリップ部 10 湾曲部 11 緩衝材 12 嵌合部 13 先端部 14 環状溝

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 掃除機用ホースに接続するための嵌合部
    を有する管路と、毛の長さが釘や羽根車等の仕掛けより
    も長く形成され前記管路の先端部に着脱自在に嵌着され
    たブラシと、前記先端部の近傍の前記管路に取り付けら
    れた振動モータとを備えたことを特徴とするパチンコ台
    掃除用アタッチメント。
  2. 【請求項2】 前記ブラシは横断面が円筒形又は楕円筒
    形に形成されたことを特徴とする請求項1記載のパチン
    コ台掃除用アタッチメント。
  3. 【請求項3】 前記管路がグリップ部を有し、該グリッ
    プ部と前記振動モータを取付けた先端部近傍とは振動緩
    衝材を介して連結されていることを特徴とする請求項1
    記載のパチンコ台掃除用アタッチメント。
  4. 【請求項4】 前記振動モータと前記管路に前記掃除機
    用ホースを介して接続される掃除機本体との起動および
    停止を制御するスイッチ部を備えたことを特徴とする請
    求項1記載のパチンコ台掃除用アタッチメント。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のパチンコ台掃除用アタッ
    チメントを取り付けたことを特徴とする掃除機。
JP1995000335U 1995-01-05 1995-01-05 パチンコ台掃除用アタッチメントおよびそれを取り付けた掃除機 Expired - Lifetime JP3013388U (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131105A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機
JP2010131107A (ja) * 2008-12-03 2010-06-17 Mitsubishi Electric Corp 電気掃除機用吸込具及び電気掃除機
JP2019155306A (ja) * 2018-03-15 2019-09-19 三菱電機株式会社 空気調和機の洗浄装置及び洗浄方法

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