JPH0530692Y2 - - Google Patents

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JPH0530692Y2
JPH0530692Y2 JP1986029721U JP2972186U JPH0530692Y2 JP H0530692 Y2 JPH0530692 Y2 JP H0530692Y2 JP 1986029721 U JP1986029721 U JP 1986029721U JP 2972186 U JP2972186 U JP 2972186U JP H0530692 Y2 JPH0530692 Y2 JP H0530692Y2
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cleaning liquid
cleaning
suction port
suction
spray nozzle
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【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、とくに車両の内装等の繊維等の柔軟
な素材で覆われた表装材に洗浄液を散布する散布
ノズルと、その散布ノズルより散布された洗浄液
を空気と共に吸引して表装材の表面の洗浄を行な
うと同時に洗浄液を瞬間的に除去する吸引ダクト
とを備えた洗浄装置の改良に関し、洗浄液の確実
な吸引と、洗浄の作業性の向上を図つた洗浄装置
に関する。
(従来技術) 本考案者は、既に特開昭60−114232号公報(特
公平3−52947号公報)において洗浄液の乾燥を
はやくし、しかも表装材についた汚れを十分にお
とすことができる洗浄方法を提案している。この
洗浄方法は表装材の表面に洗浄液を散布すると同
時に、散布された洗浄液を空気とともに吸引して
表装材の表面の洗浄を行なうと同時に洗浄液を瞬
間的に除去するものである。
また、本考案者は上記洗浄方法を使つて具体化
した洗浄装置について、本考案者は実願昭60−
177599号の出願(実開昭62−86157号、実公平1
−9495号)において提案している。
(考案が解決しようとする問題点) 前記洗浄方法については、表装材の表面に散布
された洗浄液を瞬間的に除去することは洗浄液の
流れをつくり、また表装材の表面の乾燥を短くす
る上で、とくに重要な要素となつている。
さらに、表装材の表面が繊維等で覆われたもの
である場合には、表装材に散布された洗浄液が繊
維間内部に残らないように除去することが肝要で
ある。除去が十分でないと表装材の基地内部の汚
れを浮き上がらせ、洗浄効果をそこなうからであ
る。このため表装材の表面は繊維等で覆われたも
のである場合には、表装材に散布された洗浄液の
吸引を効率よく行うための工夫が必要である。
また、表装材が繊維等の柔軟な素材で覆われた
ものであり、車両の内装等の凹凸があつて曲面の
多いものについて洗浄しようとする場合には、表
装材の形態に対応して、作業性よく表装材の表面
に散布された洗浄液を吸引し得るように工夫する
必要がある。
本考案はこのような事情に鑑みなされたもので
あり、とくに表面が繊維等で覆われた表装材であ
つて曲面部分の多い車両の内装等の表装材の洗浄
に適する洗浄装置であり、洗浄液の確実な吸引
と、洗浄の作業性の向上を図つた洗浄装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) すなわち、本考案に係る洗浄装置は、凹凸や曲
面を有する柔軟な素材で覆われた表装材を洗浄す
るための洗浄装置であつて、手で把持して操作す
るための操作筒と、表装材に洗浄液を散布する散
布ノズルと、散布された洗浄液を回収する吸引ダ
クトとを備え、前記散布ノズル及び吸引ダクトは
操作筒の先端部に設けられ、吸引ダクトはその吸
引口が散布ノズルよりも前方に位置して、散布ノ
ズルが表装材から離間した状態に配置されるよう
に操作筒から突出して設けられ、かつ吸引口は散
布ノズル側に向けて傾斜開口してなり、操作筒に
は散布ノズルから散布する洗浄液の流量調節を行
うための操作釦が設けられて成ることを特徴とし
ている。
(作用) 本考案に係る洗浄装置は、散布ノズルと吸引ダ
クトとが操作筒の先端部に設けられ、吸引ダクト
はその吸引口が散布ノズルよりも前方に位置し
て、散布ノズルが表装材から離間した状態に配置
されるように操作筒から突出して設けられてお
り、さらに、吸引ダクトの吸引口を散布ノズル側
に向けて傾斜開口させている。このため、表装材
への洗浄液の適度な散布が行われるようにし、洗
浄液が表装材の表面に散布されると同時に吸込口
に吸込まれるような構造にして、洗浄液が散布ノ
ズルから吸引ダクトの吸込口に向かつて吸引され
る流れをつくり、表装材を洗浄液の流れの中にお
き、洗浄後の洗浄液をほとんど瞬間的に除去する
ことができるようになつている。
そして、本考案に係る洗浄装置は、操作筒を手
で把持しながら、吸引口の一端を支点にして前後
に傾倒操作することができる。このため、洗浄時
の操作状態が限定されず、曲面を有する柔軟な素
材で覆われた表装材の洗浄作業を楽にすすめるこ
とができ、又、操作筒から突出した吸引ダクトに
よつて奥まつた部分の洗浄作業も楽にすすめるこ
とができ、操作筒に備わつた操作釦の操作により
散布する洗浄液の流量を調節しながら洗浄作業を
すすめることができるようになつている。
(実施例) 以下、図面に示す実施例にしたがつて詳細に説
明する。
第1図から第5図までは本考案の一実施例を示
している。この実施例の洗浄装置は片手で把持で
きる筒状に形成された操作筒1の先端に突出し
て、逆ハの字形で扁平な吸引ダクト1aを有して
いる。吸引ダクト1aの先端には吸引口3が開口
している。吸引口3は吸引パイプ6を介して図示
しない吸引源に接続されている。
操作筒1の基部には洗浄液を散布する散布ノズ
ル4が設けられ、図示しない洗浄液供給源から供
給パイプ7を介して洗浄液が送り込まれるように
なつている。
洗浄液は、操作筒1内部に設けられた調節弁8
により、その流量が調節されるようになつてい
る。前記調節弁8の調節は、操作筒1外部に設け
られた操作釦5により行なわれるようになつてい
る。
さて、本考案にあつては、前記洗浄装置の吸引
ダクト1aの吸引口3を散布ノズル4側へ向けて
開口させるとともに、吸引口3の一端に吸引ダク
ト1aを前後に傾倒操作するための支点部Aを形
成したことを特徴としている。実施例では、吸引
ダクト1aの先端を第2図に示すように斜めに切
除して、吸引口3を散布ノズル4側に向けて開口
させている。
これにより、第3図、第4図に示すように散布
ノズルより散布された洗浄液は矢印に示すような
流れをつくり吸引口3へと吸引される。この流れ
に表装材10の被洗浄面をおくことにより、被洗
浄面は洗浄され、また洗浄液は瞬間的に除去され
る。
また、第5図に示すように、吸引口3の一端を
支点(図中A部分)にして洗浄装置の吸引ダクト
1aを前後に操作することができる。このため操
作状態が限定されず、凹凸や曲面を有する被洗浄
面の洗浄が行ないやすいものとなつている。
上記実施例の他、吸引ダクト1aの構造として
は、例えば第6図又は第7図に示すように、吸引
口3の両側部1b,1cを曲線で切除したもので
あつてもよい。なお、第1図に示す実施例のよう
に吸引ダクト1aの吸引口3の両側部1b,1c
についてさらに切欠いて開口するようにしてある
と、第4図に示すように吸引ダクト1aの両側か
らも洗浄液の吸引が可能となり効率のよい洗浄液
の除去ができる。
この実施例に示す洗浄装置は操作筒1を片手で
把持できるようにし、しかも洗浄液を送り込む供
給パイプ7を操作筒1内部に収納する構造として
いるから、手で把持する部分については供給パイ
プ7が邪魔とならず、又、片手でもつて操作でき
るから作業性がよい。
この洗浄装置を使用して、例えば自動車の天井
の表装材を洗浄する場合には、まず散布釦5を押
すことが可能なように操作筒1を持ち、表装材の
被洗浄面に吸引口3を当接させる。次いで、散布
釦5を押すことにより調節弁を開放させ、散布ノ
ズル4より洗浄液を散布すると同時に吸引口3よ
り吸引しながら操作筒1を散布ノズル4側へ表装
材上を移行させ、表装材の被洗浄面を洗浄する。
散布された洗浄液は前述(第3図、4図において
説明)のように吸引口3より吸引される。このと
き被洗浄面に付着している汚れが洗浄液内に溶出
される。この洗浄液による溶出作用によつて、被
洗浄面から効率よく汚れが溶出分離される。この
溶出分離した汚れを含む洗浄液は、表装材の被洗
浄面内に染み込むことなく、吸引口3より空気と
ともに吸引されて被洗浄面上から即時に除去され
る。
そして、この洗浄装置は前述(第5図において
説明)のように、吸引口3の一端を支点(図中A
部分)にして洗浄装置の吸引ダクト1aを前後に
操作して、表装材が凹凸のあるもの、あるいは曲
面であるものの場合にも洗浄を楽に行なえる。
(考案の効果) このように本考案に係る洗浄装置によれば、手
で把持して操作するための操作筒と、表装材に洗
浄液を散布する散布ノズルと、散布された洗浄液
を回収する吸引ダクトとを備え、前記散布ノズル
及び吸引ダクトは操作筒の先端部に設けられ、吸
引ダクトはその吸引口が散布ノズルよりも前方に
位置して、散布ノズルが表装材から離間した状態
に配置されるように操作筒から突出して設けら
れ、かつ吸引口は散布ノズル側に向けて傾斜開口
してなり、操作筒には散布ノズルから散布する洗
浄液の流量調節を行うための操作釦が設けられて
成るから、車両の内装等の凹凸や曲面を有する柔
軟な素材で覆われた表装材に対して、洗浄の作業
性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る洗浄装置の一実施例を示
す斜視図、第2図はその断面図、第3図及び第4
図は吸引口における洗浄液の吸引状態を示す側面
図及び平面図、第5図は吸引ダクトの操作状態を
示す側面図、第6図及び第7図は吸引口の各々異
なつた例を示す各斜視図である。 図中、1は操作筒、1aは吸引ダクト、3は吸
引口、4は散布ノズルである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 凹凸や曲面を有する柔軟な素材で覆われた表装
    材を洗浄するための洗浄装置であつて、 手で把持して操作するための操作筒と、表装材
    に洗浄液を散布する散布ノズルと、散布された洗
    浄液を回収する吸引ダクトとを備え、 前記散布ノズル及び吸引ダクトは操作筒の先端
    部に設けられ、吸引ダクトはその吸引口が散布ノ
    ズルよりも前方に位置して、散布ノズルが表装材
    から離間した状態に配置されるように操作筒から
    突出して設けられ、かつ吸引口は散布ノズル側に
    向けて傾斜開口してなり、 操作筒には散布ノズルから散布する洗浄液の流
    量調節を行うための操作釦が設けられて成ること
    を特徴とする表装材の洗浄装置。
JP1986029721U 1986-02-28 1986-02-28 Expired - Lifetime JPH0530692Y2 (ja)

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JPS62143462U JPS62143462U (ja) 1987-09-10
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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60114232A (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 中村 利通 表装材の洗滌方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5196864U (ja) * 1975-02-03 1976-08-03
JPS54119270U (ja) * 1978-02-10 1979-08-21

Patent Citations (1)

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JPS60114232A (ja) * 1983-11-28 1985-06-20 中村 利通 表装材の洗滌方法

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