JP3360769B2 - ビデオ信号処理回路 - Google Patents

ビデオ信号処理回路

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JP3360769B2 JP16666294A JP16666294A JP3360769B2 JP 3360769 B2 JP3360769 B2 JP 3360769B2 JP 16666294 A JP16666294 A JP 16666294A JP 16666294 A JP16666294 A JP 16666294A JP 3360769 B2 JP3360769 B2 JP 3360769B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ビデオ信号処理回路に
関し、詳細にはアナログビデオ信号をデジタル化する際
のサンプリングの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来よりディスプレイ上に再生されるビ
デオ画像等の動画像を、レーザプリンタ等の印刷装置を
用いて静止画像として出力することが行われている。こ
こでディスプレイ上に再生される画像は、アナログビデ
オ信号に基づいて出力される画像であり、この信号を印
刷装置などに送って印刷用の信号とするためには、アナ
ログビデオ信号を所定の周波数のクロックでサンプリン
グし、サンプリングされた信号を量子化してデジタル信
号化する必要がある。
【0003】このサンプリングは通常、アナログビデオ
信号を順次、PLL発振回路より発せられる所定の周波
数のクロックにしたがってサンプリングするAD変換器
に入力することによって行っており、サンプリングの周
波数が高いほど高精細の画像を再生することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで近年、水平走
査周波数が例えば 64kHz程度の高精細ディスプレイ上に
再生されるビデオ信号の周波数は、100MHzを超える程の
高周波数であり、それに応じてクロックの周波数も高く
する必要がある。
【0005】しかしクロックの発振周波数を100MHz程度
の高周波とすると、クロックの発振安定性が悪化し、ジ
ッタ等のノイズを生じる場合があり、ジッタの生じたク
ロックに基づいてデジタル変換されたデジタル信号にも
ノイズを生じ、その結果、再生される画像の画質を悪化
させることとなる。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、ジッタ等のノイズを生じることなく高周波のサン
プリングを行うことを可能にしたビデオ信号処理回路を
提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第1のビデオ信
号処理回路は請求項1に記載したように、アナログビデ
オ信号をAD変換してデジタル化された信号としてメモ
リに記憶せしめるビデオ信号処理回路において、所定の
周波数のクロックを発生するPLL(フェーズロックル
ープ)発振回路と、該クロックを入力し該クロックの周
期の1/N(Nは2以上の自然数)ずつ該クロックのタ
イミングを時間的に遅らせて出力する(N−1)個の遅
延回路と、該各遅延回路より出力されたタイミングの互
いに異なる(N−1)個のクロックおよび前記PLL回
路より出力されたクロックの各タイミングに応じて、前
記アナログビデオ信号を各別にAD変換するN個のAD
変換手段と、該各AD変換手段によりそれぞれAD変換
されたN個のデジタル信号を時系列に合成して記憶する
メモリとを備えてなることを特徴とするものである。
【0008】すなわちPLL発振回路から発せられた比
較的低い周波数の1つのクロックを複数の回路に分割
し、各回路に送られた各クロックは各遅延回路によりそ
れぞれ、その位相差が等間隔となるように遅延され、得
られた等間隔の位相差の複数のクロックにしたがってA
D変換手段により、アナログビデオ信号を同時にサンプ
リングして、クロックの周波数の数倍から数十倍の周波
数のサンプリングを行うものである。
【0009】また本発明の第2のビデオ信号処理回路は
請求項2に記載したように、アナログビデオ信号をAD
変換してデジタル化された信号としてメモリに記憶せし
めるビデオ信号処理回路において、所定の周波数のクロ
ックを発生するPLL発振回路と、該クロックを入力し
該クロックのタイミングを該クロックの周期の1/N
(N;2以上の自然数)ずつ時間的に遅らせて互いに異
なる(N−1)種類のタイミングのクロックおよび前記
PLL回路より出力されたクロックを順次出力する遅延
回路と、該遅延回路より順次出力されたタイミングの互
いに異なるN個のクロックに応じて前記アナログビデオ
信号をN回AD変換するAD変換手段と、該AD変換手
段により各クロックのタイミングごとに、それぞれAD
変換されたN個のデジタル信号を時系列に合成して記憶
するメモリとを備えてなることを特徴とするものであ
る。
【0010】すなわちPLL発振回路から発せられた比
較的低い周波数のクロックを、第1回目は遅延させず、
そのクロックにしたがってAD変換手段によりアナログ
ビデオ信号をサンプリングし、次いで第2回目はクロッ
クを所定の位相だけ遅延せしめ、そのクロックにしたが
ってAD変換手段によりアナログビデオ信号をサンプリ
ングし、以後クロックの位相を等間隔で遅延せしめて同
様の作用を繰り返すことにより、クロックの周波数の数
倍から数十倍の周波数のサンプリングを行うものであ
る。
【0011】なお、上記N回AD変換するとは、PLL
発振回路から発振されるクロックの1周期あたりN回、
AD変換することを意味するものである。
【0012】また上記PLL発振回路が発振するクロッ
クの所定の周波数とは、ジッタ等のノイズが発生しない
範囲の周波数を意味し、略100MHz以下の周波数が望まし
い。
【0013】
【作用および発明の効果】本発明の第1のビデオ信号処
理回路によれば、PLL発振回路から比較的低い、例え
ば 30MHz程度の周波数fのクロックを発生し、このクロ
ックは後段のN個の回路に送られ、第1の回路に送られ
た第1のクロックはそのまま第1のAD変換手段に入力
され、この第1のクロックにしたがって、第1のAD変
換手段に入力するアナログビデオ信号を周波数fでサン
プリングする。第2の回路に送られた第2のクロックは
第1の遅延回路に入力し、第1のクロックに対して位相
が2π/Nだけ遅延されて第2のAD変換手段に入力す
る。第2のAD変換手段は、この位相が2π/Nだけ遅
延された第2のクロックにしたがって、第2のAD変換
手段に入力したアナログビデオ信号を周波数fでサンプ
リングする。第3の回路に送られた第3のクロック以下
についても同様の作用がなされ、第iの回路に送られた
第i番目のクロックは第(i−1)番目の遅延回路に入
力し、第1のクロックに対して位相が2π(i−1)/
Nだけ遅延されて第i番目のAD変換手段に入力し、第
i番目のAD変換手段はこのクロックにしたがって、ア
ナログビデオ信号を周波数fでサンプリングする。
【0014】上述の作用により得られた、位相差の等し
いN個のデジタル信号は、メモリにより、サンプリング
のタイミングに応じて時系列に合成されて記憶される。
【0015】このようにN個の回路において等間隔に異
なる位相で、同時にサンプリングすることにより、アナ
ログビデオ信号をPLL発振回路から発振された比較的
低周波のクロックを用いてその周波数のN倍のサンプリ
ングを行うことができる。
【0016】また本発明の第2のビデオ信号処理回路に
よれば、PLL発振回路より発せられたクロックは遅延
回路に入力され、1回目は遅延されずにAD変換手段に
入力され、このクロックにしたがってAD変換手段に入
力するアナログビデオ信号を周波数fでサンプリング
し、得られた第1のデジタル信号はメモリに記憶され
る。次いで遅延回路によって位相が2π/Nだけ遅延さ
れてAD変換手段に入力する。AD変換手段は、この位
相が2π/Nだけ遅延されたクロックにしたがって、再
度AD変換手段に入力したアナログビデオ信号を周波数
fでサンプリングし、第2のデジタル信号としてメモリ
に記憶される。第3回目以後についても同様の作用がな
され、第i回目は遅延回路によりクロックは位相が2π
(i−1)/Nだけ遅延され、第i回目にAD変換手段
に入力したアナログビデオ信号を周波数fでサンプリン
グして、第2のデジタル信号としてメモリに記憶され
る。
【0017】上述の作用によりメモリに入力された、位
相差の等しいN個のデジタル信号は、メモリによりサン
プリングのタイミングに応じて時系列に合成されて記憶
される。
【0018】このように1つのAD変換手段に、周波数
fのクロックを位相を変化させてN回入力し、そのクロ
ックの入力ごとにAD変換手段に入力されるアナログビ
デオ信号をサンプリングすることにより、アナログビデ
オ信号をPLL発振回路から発振された比較的低周波数
のクロックを用いてその周波数のN倍のサンプリングを
行うことができる。
【0019】このように本発明のビデオ信号処理回路に
よれば、発振安定性に優れ、かつジッタ等のノイズの少
ない、比較的低い周波数のクロックを用いて、そのクロ
ックより高い周波数のサンプリングを行うことができ
る。
【0020】
【実施例】以下、図面を用いて本発明のビデオ信号処理
回路について説明する。
【0021】図1は本発明のビデオ信号処理回路の1実
施態様を示すブロック図である。図示のビデオ信号処理
回路は、アナログビデオ信号をAD変換してデジタル化
された信号としてメモリに記憶せしめる回路であって、
所定の周波数fのクロックを発生するPLL発振回路10
と、このPLL発振回路10より発せられたクロックを入
力し、このクロックのタイミングを周期1/fの1/
2、すなわち位相π[rad] だけ時間的に遅らせて互いに
異なる2種類のタイミングのクロックを順次出力するプ
ログラマブル遅延回路21と、この遅延回路21より順次出
力される2個のクロックに応じてアナログビデオ信号を
AD変換するADコンバータ(以下、ADCと略す)30
と、ADC30により各クロックのタイミングごとに、そ
れぞれAD変換された2個のデジタル信号を各別に記憶
する第1のメモリ51および第2のメモリ52と、この2つ
のメモリ51,52にそれぞれ記憶されたデジタル信号を時
系列に合成する合成手段60と、この合成手段60により合
成して得られたデジタル信号を記憶するフレームメモリ
61とを備えてなる構成である。
【0022】次に本実施例のビデオ信号処理回路の作用
について説明する。
【0023】サンプリングしようとするアナログビデオ
信号は図2(A)のような信号波形を示し、ADC30に
入力される。またアナログビデオ信号の水平同期信号が
PLL発振回路10に入力され、この水平同期信号に応じ
たタイミングでPLL発振回路10より周波数fのクロッ
クが出力される。このクロックはプログラマブル遅延回
路21に入力され、遅延回路21に記憶せしめられた制御に
よって1回目は遅延されずにADC30に入力される。こ
の遅延されないクロックを以下第1のクロックと呼び、
図2(B)にその波形を示す。
【0024】ADC30に入力したアナログビデオ信号は
この第1のクロックにしたがって周波数fでサンプリン
グされて第1のデジタル信号として、切替バッファ40を
介して第1のメモリ51に記憶される。第1のデジタル信
号の波形を図2(C)に示す。
【0025】次に前述と同様の作用により、再度アナロ
グビデオ信号がADC30に入力され、そのアナログビデ
オ信号の水平同期信号に応じたタイミングでPLL発振
回路10より周波数fのクロックが出力される。このクロ
ックはプログラマブル遅延回路21に入力され、遅延回路
21に記憶せしめられた制御によって第1のクロックに対
して位相差πだけ遅延されてADC30に入力される。こ
の位相差πだけ遅延されたクロックを以下第2のクロッ
クと呼び、図2(D)にその波形を示す。
【0026】ADC30に入力したアナログビデオ信号は
この第2のクロックにしたがって周波数fでサンプリン
グされて第2のデジタル信号として、切替バッファ40に
入力され、切替バッファ40はプログラマブル遅延回路21
からの制御信号によって出力が切り替えられ、第2のデ
ジタル信号は第2のメモリ52に出力されて記憶される。
第2のデジタル信号の波形を図2(E)に示す。
【0027】各メモリ51,52にそれぞれ記憶された2つ
のデジタル信号は、合成手段60により読み出され、図2
(F)に示すように時系列に合成されて、フレームメモ
リ61に格納され、後段の例えば印刷装置等の画像再生
装置に出力されて可視画像として再生される。
【0028】上述のような作用により得られたフレーム
メモリ61に格納された合成デジタル信号は、PLL発
振回路10から発振されるクロックの周波数の2倍の周波
数でサンプリングされたものとなる。
【0029】本実施例のビデオ信号処理回路は発振され
るクロックの周波数の2倍の周波数でサンプリングする
ものであるが、本発明のビデオ信号処理回路の効果をよ
り一層顕著なものとする場合には、例えば図3に示す構
成を採用すればよい。すなわちPLL発振回路10より発
せられるクロックを、その位相差が等しくなるような10
種類の遅延時間(位相差に換算して2π(i−1)/1
0,i;1以上10以下の自然数)の制御を行いうるプロ
グラマブル遅延回路22と、10種類の出力に切替可能な切
替バッファ41と、10個のメモリ511,512,…,520とを備え
た構成である。
【0030】このような構成とすることでクロックを位
相差π/5毎に10分割することができるため、発振クロ
ックの10倍の周波数でサンプリングすることができ、波
形の安定性の高い低周波のクロックを用いた場合にも、
高解像度の画像を得るのに十分高周波のサンプリングを
行うことができる。
【0031】図4は本発明のビデオ信号処理回路の第2
の実施態様を示すブロック図である。図示のビデオ信号
処理回路は、アナログビデオ信号をAD変換してデジタ
ル化された信号としてメモリに記憶せしめる回路であっ
て、所定の周波数fのクロックを発生するPLL発振回
路10と、このPLL発振回路10より発せられたクロック
を入力し、このクロックのタイミングを周期1/fの1
/2、すなわち位相πだけ時間的に遅らせて出力する遅
延回路20と、入力されるクロックにしたがってアナログ
ビデオ信号をそれぞれAD変換する2つのADC31,32
と、各ADC31,32によりそれぞれAD変換された2個
のデジタル信号を各別に記憶する第1のメモリ51および
第2のメモリ52と、この2つのメモリ51,52にそれぞれ
記憶されたデジタル信号を時系列に合成する合成手段60
と、この合成手段60により合成して得られたデジタル信
号を記憶するフレームメモリ61とを備えてなる構成であ
る。
【0032】次に本実施例のビデオ信号処理回路の作用
について説明する。
【0033】サンプリングしようとするアナログビデオ
信号は図2(A)のような信号波形を示し、第1のAD
C31および第2のADC32に並列に入力される。またア
ナログビデオ信号の水平同期信号がPLL発振回路10に
入力され、この水平同期信号に応じたタイミングでPL
L発振回路10より周波数fのクロックが出力される(図
2(B)参照)。このクロックは第1のADC31および
遅延回路20に入力され、第1のADC31はこのクロック
に応じたタイミングでアナログビデオ信号をサンプリン
グする(図2(C)参照)。
【0034】一方、遅延回路20に入力されたクロック
は、この遅延回路20により位相πだけ時間的に遅延され
(図2(D)参照)、第2のADC32に入力される。第
2のADC32は、入力されたクロックに応じたタイミン
グでアナログビデオ信号をサンプリングする(図2
(E)参照)。
【0035】各ADC31,32によりデジタル信号として
出力された2つの信号は、それぞれ各ADC31,32に各
別に接続された第1のメモリ51,第2のメモリ52に記憶
される。
【0036】各メモリ51,52にそれぞれ記憶された2つ
のデジタル信号は、合成手段60により読み出され、図2
(F)に示すように時系列に合成されて、フレームメモ
リ61に格納され、後段の例えば印刷装置等の画像再生装
置に出力されて可視画像として再生される。
【0037】上述のような作用により得られたフレーム
メモリ61に格納された合成デジタル信号は、PLL発振
回路10から発振されるクロックの周波数の2倍の周波数
でサンプリングされたものとなる。
【0038】本実施例のビデオ信号処理回路は発振され
るクロックの周波数の2倍の周波数でサンプリングする
ものであるが、本発明のビデオ信号処理回路の効果をよ
り一層顕著なものとする場合には、例えば図5に示す構
成を採用すればよい。すなわちPLL発振回路10より発
せられるクロックは、並列に接続された10個の回路にそ
れぞれ送られ、そのうちの1つは第1のADC311 に入
力し、第1のADC311 に入力するアナログビデオ信号
を周波数fでサンプリングする。また第2の回路に送ら
れた第2のクロックは第1の遅延回路201 に入力され、
第1のADC311 に入力した第1のクロックに対して位
相がπ/5だけ遅延されて第2のADC312 に入力す
る。第2のADC312 は、この位相がπ/5だけ遅延さ
れた第2のクロックにしたがって、第2のADC312 に
入力したアナログビデオ信号を周波数fでサンプリング
する。第3の回路に送られた第3のクロック以下につい
ても各遅延回路…,209 により、第1のクロックに対し
て位相が2π(i−1)/10(i;1以上10以下の自
然数)だけ遅延されて各ADCに入力する。
【0039】各ADC311,312,…,320によりそれぞれA
D変換されて得られた10個のデジタル信号はそれぞれ各
別に第1のメモリ511,第2のメモリ512,…, 第10のメモ
リ520 に記憶され、合成手段62により時系列に合成され
てフレームメモリ61に記憶される。
【0040】この作用によりクロックを位相差π/5毎
に10分割することができるため、発振クロックの10倍の
周波数でサンプリングすることができ、波形の安定性の
高い低周波のクロックを用いた場合にも、高解像度の画
像を得るのに十分高周波のサンプリングを行うことがで
きる。
【0041】なお図1および図3に示した実施例は、1
つのADCを用いて複数回のサンプリングを行っている
ため、サンプリングの各回ごとにADCの個体差、特に
リニアリティの差の影響を受けることがなく、また図4
および図5に示した実施例は、複数のADCを用いて同
時にサンプリングを行っているためほぼリアルタイムに
サンプリング処理を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のビデオ信号処理回路の1実施態様を示
すブロック図
【図2】(A)アナログビデオ信号の波形を示す図 (B)第1のクロックの波形を示す図 (C)第1のデジタル信号の波形を示す図 (D)第2のクロックの波形を示す図 (E)第2のデジタル信号の波形を示す図 (F)2つのデジタル信号を時系列に合成した合成デジ
タル信号の波形を示す図
【図3】図1に示したビデオ信号処理回路の他の実施態
様を示すブロック図
【図4】本発明のビデオ信号処理回路の第2の実施態様
を示すブロック図
【図5】図4に示したビデオ信号処理回路の他の実施態
様を示すブロック図
【符号の説明】
10 PLL発振回路 20,201 〜209 遅延回路 21,22 プログラマブル遅延回路 30,31,32,311 〜320 ADコンバータ 40,41 切替バッファ 51,52,511 〜520 メモリ 60,62 合成手段 61 フレームメモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 H04N 5/14 - 5/217

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アナログビデオ信号をAD変換してデジ
    タル化された信号としてメモリに記憶せしめるビデオ信
    号処理回路において、 所定の周波数のクロックを発生するPLL発振回路と、
    該クロックを入力し該クロックの周期の1/N(N;2
    以上の自然数)ずつ該クロックのタイミングを時間的に
    遅らせて出力する(N−1)個の遅延回路と、該各遅延
    回路より出力されたタイミングの互いに異なる(N−
    1)個のクロックおよび前記PLL回路より出力された
    クロックの各タイミングに応じて、前記アナログビデオ
    信号を各別にAD変換するN個のAD変換手段と、該各
    AD変換手段によりそれぞれAD変換されたN個のデジ
    タル信号を時系列に合成して記憶するメモリとを備えて
    なることを特徴とするビデオ信号処理回路。
  2. 【請求項2】 アナログビデオ信号をAD変換してデジ
    タル化された信号としてメモリに記憶せしめるビデオ信
    号処理回路において、 所定の周波数のクロックを発生するPLL発振回路と、
    該クロックを入力し該クロックのタイミングを該クロッ
    クの周期の1/N(N;2以上の自然数)ずつ時間的に
    遅らせて互いに異なる(N−1)種類のタイミングのク
    ロックおよび前記PLL回路より出力されたクロックを
    順次出力する遅延回路と、該遅延回路より順次出力され
    たタイミングの互いに異なるN個のクロックに応じて前
    記アナログビデオ信号をN回AD変換するAD変換手段
    と、該AD変換手段により各クロックのタイミングごと
    に、それぞれAD変換されたN個のデジタル信号を時系
    列に合成して記憶するメモリとを備えてなることを特徴
    とするビデオ信号処理回路。
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