JPH06291658A - A/d変換器 - Google Patents
A/d変換器Info
- Publication number
- JPH06291658A JPH06291658A JP8043793A JP8043793A JPH06291658A JP H06291658 A JPH06291658 A JP H06291658A JP 8043793 A JP8043793 A JP 8043793A JP 8043793 A JP8043793 A JP 8043793A JP H06291658 A JPH06291658 A JP H06291658A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- converter
- low
- precision
- data
- speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Withdrawn
Links
Landscapes
- Analogue/Digital Conversion (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 高精度且つ高速なA/D変換を行うことがで
きるようにする。 【構成】 データ生成部10において、低速高精度のA
/Dコンバータ2から高精度のサンプリングデータが出
力されるタイミングでは、高精度のサンプリングデータ
が選択され、その他のタイミングでは、A/Dコンバー
タ2より出力される高精度のサンプリングデータから補
間データが生成され、補間データと、高速低精度のA/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータとの
差分が所定値以下のとき、補間データが選択され、差分
が所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデータ
が選択され、A/D変換結果として出力される。
きるようにする。 【構成】 データ生成部10において、低速高精度のA
/Dコンバータ2から高精度のサンプリングデータが出
力されるタイミングでは、高精度のサンプリングデータ
が選択され、その他のタイミングでは、A/Dコンバー
タ2より出力される高精度のサンプリングデータから補
間データが生成され、補間データと、高速低精度のA/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータとの
差分が所定値以下のとき、補間データが選択され、差分
が所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデータ
が選択され、A/D変換結果として出力される。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばビデオ信号やオ
ーディオ信号などのアナログ信号をディジタル信号に変
換する場合に用いて好適なA/D変換器に関する。
ーディオ信号などのアナログ信号をディジタル信号に変
換する場合に用いて好適なA/D変換器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、アナログ信号としての、例えばビ
デオ信号を、ディジタル信号に変換するA/D変換器に
おいては、いわゆるフラッシュ型のものが一般的に知ら
れている(用いられている)。例えば、8ビット精度の
フラッシュ型のA/D変換器は、256(=28)のコ
ンパレータを有し、入力されたアナログ信号をサンプル
ホールドして、256の異なる閾値S0乃至S255と比較
する。そして、サンプルホールドされたレベルが、閾値
Si乃至Si+1(i=0,1,・・・,255、但し、閾
値S256は、例えば無限大とする)の範囲のレベルであ
る場合、それを、例えばレベルiの8ビットのディジタ
ル信号に変換して出力するようになされている。
デオ信号を、ディジタル信号に変換するA/D変換器に
おいては、いわゆるフラッシュ型のものが一般的に知ら
れている(用いられている)。例えば、8ビット精度の
フラッシュ型のA/D変換器は、256(=28)のコ
ンパレータを有し、入力されたアナログ信号をサンプル
ホールドして、256の異なる閾値S0乃至S255と比較
する。そして、サンプルホールドされたレベルが、閾値
Si乃至Si+1(i=0,1,・・・,255、但し、閾
値S256は、例えば無限大とする)の範囲のレベルであ
る場合、それを、例えばレベルiの8ビットのディジタ
ル信号に変換して出力するようになされている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このフ
ラッシュ型のA/D変換器においては、ビット精度を増
加させると、必要となるコンパレータが多くなり、回路
規模が大型化する課題があった。このため、フラッシュ
型のA/Dコンバータのビット精度としては、実用性を
考えると、たかだか8ビット精度程度が限界であった。
ラッシュ型のA/D変換器においては、ビット精度を増
加させると、必要となるコンパレータが多くなり、回路
規模が大型化する課題があった。このため、フラッシュ
型のA/Dコンバータのビット精度としては、実用性を
考えると、たかだか8ビット精度程度が限界であった。
【0004】そこで、8ビットより高精度な、例えば1
0乃至12ビットのA/D変換器として、A/D変換処
理を複数回繰り返す、いわゆるサブレンジ型と呼ばれる
ものがある。
0乃至12ビットのA/D変換器として、A/D変換処
理を複数回繰り返す、いわゆるサブレンジ型と呼ばれる
ものがある。
【0005】即ち、このサブレンジ型のA/D変換器に
おいては、まず入力されたアナログ信号がA/D変換さ
れ、さらにD/A変換される。そして、このD/A変換
結果と、元のアナログ信号との差分が算出されて、この
差分が再びA/D変換され、これにより、高いビット精
度を得ることができるようになされている。
おいては、まず入力されたアナログ信号がA/D変換さ
れ、さらにD/A変換される。そして、このD/A変換
結果と、元のアナログ信号との差分が算出されて、この
差分が再びA/D変換され、これにより、高いビット精
度を得ることができるようになされている。
【0006】しかしながら、サブレンジ型のA/D変換
器では、処理の高速化を図ろうとすると、回路が大型化
するとともに、高コスト化する課題があった。即ち、サ
ブレンジ型のA/D変換器の高速化は、実用的に困難で
あった。
器では、処理の高速化を図ろうとすると、回路が大型化
するとともに、高コスト化する課題があった。即ち、サ
ブレンジ型のA/D変換器の高速化は、実用的に困難で
あった。
【0007】本発明は、このような状況に鑑みてなされ
たものであり、回路を高コスト化および大型化すること
なく、高精度且つ高速なA/D変換を行うことができる
ようにするものである。
たものであり、回路を高コスト化および大型化すること
なく、高精度且つ高速なA/D変換を行うことができる
ようにするものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明のA/D変換器
は、例えばA/Dコンバータ1などの高速低精度のA/
Dコンバータと、例えばA/Dコンバータ2などの低速
高精度のA/Dコンバータとによって、入力されたアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
って、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデ
ータが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ
2から高精度のサンプリングデータが出力されるタイミ
ングを除くタイミングでは、A/Dコンバータ2より出
力される高精度のサンプリングデータから補間データを
生成し、補間データと低精度のサンプリングデータとの
差分が所定値以下のとき、補間データを選択し、差分が
所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデータを
選択し、A/Dコンバータ2から高精度のサンプリング
データが出力されるタイミングでは、高精度のサンプリ
ングデータを選択して出力する出力手段としてのデータ
生成部10または20を備えることを特徴とする。
は、例えばA/Dコンバータ1などの高速低精度のA/
Dコンバータと、例えばA/Dコンバータ2などの低速
高精度のA/Dコンバータとによって、入力されたアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
って、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデ
ータが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ
2から高精度のサンプリングデータが出力されるタイミ
ングを除くタイミングでは、A/Dコンバータ2より出
力される高精度のサンプリングデータから補間データを
生成し、補間データと低精度のサンプリングデータとの
差分が所定値以下のとき、補間データを選択し、差分が
所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデータを
選択し、A/Dコンバータ2から高精度のサンプリング
データが出力されるタイミングでは、高精度のサンプリ
ングデータを選択して出力する出力手段としてのデータ
生成部10または20を備えることを特徴とする。
【0009】このA/D変換器は、A/Dコンバータ1
および2に、2次元のアナログ信号をディジタル信号に
変換させ、データ生成部20に、A/Dコンバータ2よ
り出力される高精度のサンプリングデータに対し、2次
元補間処理を施させて、補間データを生成させることが
できる。
および2に、2次元のアナログ信号をディジタル信号に
変換させ、データ生成部20に、A/Dコンバータ2よ
り出力される高精度のサンプリングデータに対し、2次
元補間処理を施させて、補間データを生成させることが
できる。
【0010】
【作用】上記構成のA/D変換器においては、入力され
たアナログ信号を、高速低精度または低速高精度のA/
Dコンバータ1または2にそれぞれA/D変換させる。
そして、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリング
データが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバー
タ2から高精度のサンプリングデータが出力されるタイ
ミングを除くタイミングでは、A/Dコンバータ2より
出力される高精度のサンプリングデータから補間データ
を生成させ、補間データと低精度のサンプリングデータ
との差分が所定値以下のとき、補間データを選択させ、
差分が所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデ
ータを選択させ、A/Dコンバータ2から高精度のサン
プリングデータが出力されるタイミングでは、高精度の
サンプリングデータを選択させて出力させる。従って、
高速低精度のA/Dコンバータ1および低速高精度のA
/Dコンバータ2によって、回路を高コスト化および大
型化することなく、高精度且つ高速なA/D変換を行う
ことができる。
たアナログ信号を、高速低精度または低速高精度のA/
Dコンバータ1または2にそれぞれA/D変換させる。
そして、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリング
データが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバー
タ2から高精度のサンプリングデータが出力されるタイ
ミングを除くタイミングでは、A/Dコンバータ2より
出力される高精度のサンプリングデータから補間データ
を生成させ、補間データと低精度のサンプリングデータ
との差分が所定値以下のとき、補間データを選択させ、
差分が所定値より大きいとき、低精度のサンプリングデ
ータを選択させ、A/Dコンバータ2から高精度のサン
プリングデータが出力されるタイミングでは、高精度の
サンプリングデータを選択させて出力させる。従って、
高速低精度のA/Dコンバータ1および低速高精度のA
/Dコンバータ2によって、回路を高コスト化および大
型化することなく、高精度且つ高速なA/D変換を行う
ことができる。
【0011】A/Dコンバータ1および2に、2次元の
アナログ信号をディジタル信号に変換させ、データ生成
部20に、A/Dコンバータ2より出力される高精度の
サンプリングデータに対し、2次元補間処理を施させ
て、補間データを生成させることができる場合において
は、2次元のアナログ信号としての、例えばビデオ信号
を、高精度且つ高速にA/D変換することができる。
アナログ信号をディジタル信号に変換させ、データ生成
部20に、A/Dコンバータ2より出力される高精度の
サンプリングデータに対し、2次元補間処理を施させ
て、補間データを生成させることができる場合において
は、2次元のアナログ信号としての、例えばビデオ信号
を、高精度且つ高速にA/D変換することができる。
【0012】
【実施例】図1は、本発明のA/D変換器の一実施例の
構成を示すブロック図である。高速低精度A/Dコンバ
ータ1は、低精度ではあるが、処理の高速なA/Dコン
バータで、クロック発生器4より供給されるクロックに
基づいて、入力されたアナログ信号を、例えば6乃至8
ビットなどの低ビット精度でA/D変換し、低精度のデ
ィジタル信号を出力する。低速高精度A/Dコンバータ
2は、処理が低速ではあるが、高精度なA/Dコンバー
タで、分周器5から供給されるクロックに基づいて、入
力されたアナログ信号を、例えば10乃至12ビットな
どの高ビット精度でA/D変換し、高精度のディジタル
信号を出力する。
構成を示すブロック図である。高速低精度A/Dコンバ
ータ1は、低精度ではあるが、処理の高速なA/Dコン
バータで、クロック発生器4より供給されるクロックに
基づいて、入力されたアナログ信号を、例えば6乃至8
ビットなどの低ビット精度でA/D変換し、低精度のデ
ィジタル信号を出力する。低速高精度A/Dコンバータ
2は、処理が低速ではあるが、高精度なA/Dコンバー
タで、分周器5から供給されるクロックに基づいて、入
力されたアナログ信号を、例えば10乃至12ビットな
どの高ビット精度でA/D変換し、高精度のディジタル
信号を出力する。
【0013】データ生成部10は、データ合成回路3か
ら構成され、A/Dコンバータ1と2の出力を合成して
出力する。クロック発生器4は、入力されたアナログ信
号の少なくとも2倍の周波数のクロックを発生し、高速
低精度A/Dコンバータ1と分周器5に出力する。分周
器5は、クロック発生器4からのクロックを分周し、即
ちクロック発生器4からのクロックの周波数を、例えば
1/4倍し、低速高精度A/Dコンバータ2に出力す
る。
ら構成され、A/Dコンバータ1と2の出力を合成して
出力する。クロック発生器4は、入力されたアナログ信
号の少なくとも2倍の周波数のクロックを発生し、高速
低精度A/Dコンバータ1と分周器5に出力する。分周
器5は、クロック発生器4からのクロックを分周し、即
ちクロック発生器4からのクロックの周波数を、例えば
1/4倍し、低速高精度A/Dコンバータ2に出力す
る。
【0014】従って、低速高精度A/Dコンバータ2で
は、高速低精度A/Dコンバータ1のサンプリング間隔
(即ち、ナイキスト間隔)△tの4倍のサンプリング間
隔4△t(=4×△t)で、A/D変換が行われるよう
になされている。
は、高速低精度A/Dコンバータ1のサンプリング間隔
(即ち、ナイキスト間隔)△tの4倍のサンプリング間
隔4△t(=4×△t)で、A/D変換が行われるよう
になされている。
【0015】以上のように構成されるA/D変換器にお
いては、アナログ信号としての、例えばビデオ信号やオ
ーディオ信号が入力されると、まずA/Dコンバータ1
において、入力されたアナログ信号が、クロック発生器
4により発生されたクロックの周期△tごとにサンプリ
ングされ、低精度(例えば、上述のように6乃至8ビッ
ト)のディジタル信号に変換されて、データ生成部10
を構成するデータ合成回路3に出力される。
いては、アナログ信号としての、例えばビデオ信号やオ
ーディオ信号が入力されると、まずA/Dコンバータ1
において、入力されたアナログ信号が、クロック発生器
4により発生されたクロックの周期△tごとにサンプリ
ングされ、低精度(例えば、上述のように6乃至8ビッ
ト)のディジタル信号に変換されて、データ生成部10
を構成するデータ合成回路3に出力される。
【0016】同時に、A/Dコンバータ2において、入
力されたアナログ信号が、クロック発生器4により発生
され、分周器5で分周されたクロックの周期4△tごと
にサンプリングされ、高精度(例えば、上述のように1
0乃至12ビット)のディジタル信号に変換されて、デ
ータ生成部10を構成するデータ合成回路3に出力され
る。
力されたアナログ信号が、クロック発生器4により発生
され、分周器5で分周されたクロックの周期4△tごと
にサンプリングされ、高精度(例えば、上述のように1
0乃至12ビット)のディジタル信号に変換されて、デ
ータ生成部10を構成するデータ合成回路3に出力され
る。
【0017】即ち、例えば図2(A)に示すようなアナ
ログ信号が入力された場合、図2(B)に示すように、
A/Dコンバータ1からは、時間△tごとの、時刻
t0,t1,・・・,にサンプリングされた低精度の(分
解能(図中、S1で示す間隔)の低い)ディジタル信号
としてのサンプリングデータ(図中、●印で示す)が出
力されるとともに、A/Dコンバータ2からは、時間4
△tごとの、時刻t0,t4,t8,・・・にサンプリン
グされた高精度の(分解能(図中、S2で示す間隔)の
高い)ディジタル信号としてのサンプリングデータ(図
中、△印で示す)が出力される。
ログ信号が入力された場合、図2(B)に示すように、
A/Dコンバータ1からは、時間△tごとの、時刻
t0,t1,・・・,にサンプリングされた低精度の(分
解能(図中、S1で示す間隔)の低い)ディジタル信号
としてのサンプリングデータ(図中、●印で示す)が出
力されるとともに、A/Dコンバータ2からは、時間4
△tごとの、時刻t0,t4,t8,・・・にサンプリン
グされた高精度の(分解能(図中、S2で示す間隔)の
高い)ディジタル信号としてのサンプリングデータ(図
中、△印で示す)が出力される。
【0018】そして、A/Dコンバータ2から高精度の
サンプリングデータが出力されるタイミング、即ち時刻
t4n(但し、nは0以上の整数)では、合成回路3にお
いて、高精度のサンプリングデータ(図中、△印で示
す)が選択され、A/D変換されたディジタル信号(図
中、△印に○印を付してある部分)として出力される。
サンプリングデータが出力されるタイミング、即ち時刻
t4n(但し、nは0以上の整数)では、合成回路3にお
いて、高精度のサンプリングデータ(図中、△印で示
す)が選択され、A/D変換されたディジタル信号(図
中、△印に○印を付してある部分)として出力される。
【0019】また、A/Dコンバータ1から低精度のサ
ンプリングデータが出力されるタイミングのうち、A/
Dコンバータ2から高精度のサンプリングデータが出力
されるタイミングを除くタイミング、即ち時刻t4n+1,
t4n+2,t4n+3,t4(n+1)+1,・・・では、合成回路3
において、まずその時刻における補間データ(図中、×
印で示す)が、A/Dコンバータ2からの高精度のサン
プリングデータを用いて、例えば折れ線近似や多項式近
似などによって算出される。なお、図2(B)において
は、折れ線近似を点線で示してある。
ンプリングデータが出力されるタイミングのうち、A/
Dコンバータ2から高精度のサンプリングデータが出力
されるタイミングを除くタイミング、即ち時刻t4n+1,
t4n+2,t4n+3,t4(n+1)+1,・・・では、合成回路3
において、まずその時刻における補間データ(図中、×
印で示す)が、A/Dコンバータ2からの高精度のサン
プリングデータを用いて、例えば折れ線近似や多項式近
似などによって算出される。なお、図2(B)において
は、折れ線近似を点線で示してある。
【0020】そして、この補間データ(図中、×印で示
す)と、A/Dコンバータ1からの低精度のサンプリン
グデータ(図中、●印で示す)との差分がとられ、その
差分が、例えば低速高精度A/Dコンバータ2の分解能
S2などの所定値以下であるときには、補間データが出
力される。
す)と、A/Dコンバータ1からの低精度のサンプリン
グデータ(図中、●印で示す)との差分がとられ、その
差分が、例えば低速高精度A/Dコンバータ2の分解能
S2などの所定値以下であるときには、補間データが出
力される。
【0021】一方、補間データと(図中、×印で示す)
と、A/Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデ
ータ(図中、●印で示す)との差分が、低速高精度A/
Dコンバータ2の分解能S2より大きいときには、A/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータが出
力される。
と、A/Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデ
ータ(図中、●印で示す)との差分が、低速高精度A/
Dコンバータ2の分解能S2より大きいときには、A/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータが出
力される。
【0022】即ち、補間データが信頼できるときには、
補間データが、A/D変換されたディジタル信号(図
中、×印に○印を付してある部分)として出力され、ま
た、例えばA/Dコンバータ2において、そのサンプリ
ング周波数が低いために、入力されたアナログ信号のう
ちの急激に変化する部分(例えば、図中、Lで示す部
分)がサンプリングされておらず、補間データが信頼で
きないときには、精度は低下するが、A/Dコンバータ
1からのサンプリングデータが、A/D変換されたディ
ジタル信号(図中、●印に○印を付してある部分)とし
て出力される。
補間データが、A/D変換されたディジタル信号(図
中、×印に○印を付してある部分)として出力され、ま
た、例えばA/Dコンバータ2において、そのサンプリ
ング周波数が低いために、入力されたアナログ信号のう
ちの急激に変化する部分(例えば、図中、Lで示す部
分)がサンプリングされておらず、補間データが信頼で
きないときには、精度は低下するが、A/Dコンバータ
1からのサンプリングデータが、A/D変換されたディ
ジタル信号(図中、●印に○印を付してある部分)とし
て出力される。
【0023】従って、このA/D変換器においては、補
間データを、ほぼ誤差のない範囲で算出することのでき
るような、アナログ信号の変化の緩やかな部分、即ち低
周波成分(分周器5よりA/Dコンバータ2に供給され
るクロックの周波数の1/2以下の低周波成分)に対し
ては、高精度なディジタル信号への変換処理が高速に行
われることになる。
間データを、ほぼ誤差のない範囲で算出することのでき
るような、アナログ信号の変化の緩やかな部分、即ち低
周波成分(分周器5よりA/Dコンバータ2に供給され
るクロックの周波数の1/2以下の低周波成分)に対し
ては、高精度なディジタル信号への変換処理が高速に行
われることになる。
【0024】また、アナログ信号の変化の激しい部分、
即ち高周波成分に対しては、上述の場合に比較して精度
は幾分劣化するときもあるが、少なくとも高速低精度A
/Dコンバータ1の精度以上のディジタル信号への変換
処理が高速に行われることになる。
即ち高周波成分に対しては、上述の場合に比較して精度
は幾分劣化するときもあるが、少なくとも高速低精度A
/Dコンバータ1の精度以上のディジタル信号への変換
処理が高速に行われることになる。
【0025】しかしながら、このA/D変換器を、例え
ばビデオ信号をA/D変換するのに適用する場合、人間
の視覚特性は、ビデオ信号の変化の緩やかな部分には敏
感であるが、例えばエッジなどの変化の急峻な部分には
比較的鈍感であるので、上述の精度の劣化は、実用的に
問題がない。また、このA/D変換器を、例えばオーデ
ィオ信号をA/D変換するのに適用する場合も同様であ
る。従って、このA/D変換器は、疑似的に高速高精度
のA/D変換処理を行う、いわば周波数分解機能型A/
D変換器ということができる。
ばビデオ信号をA/D変換するのに適用する場合、人間
の視覚特性は、ビデオ信号の変化の緩やかな部分には敏
感であるが、例えばエッジなどの変化の急峻な部分には
比較的鈍感であるので、上述の精度の劣化は、実用的に
問題がない。また、このA/D変換器を、例えばオーデ
ィオ信号をA/D変換するのに適用する場合も同様であ
る。従って、このA/D変換器は、疑似的に高速高精度
のA/D変換処理を行う、いわば周波数分解機能型A/
D変換器ということができる。
【0026】以上のように、本発明によれば、高速低精
度A/Dコンバータ1と低速高精度A/Dコンバータ2
を用いて、小型で低コスト、低消費電力の高速高精度A
/D変換器を提供することが可能となる。
度A/Dコンバータ1と低速高精度A/Dコンバータ2
を用いて、小型で低コスト、低消費電力の高速高精度A
/D変換器を提供することが可能となる。
【0027】次に、図3は、本発明のA/D変換器の第
2実施例の構成を示すブロック図である。図中、図1に
おける場合と対応する部分については、同一の符号を付
してある。即ち、このA/D変換器は、低速高精度A/
Dコンバータ2の出力を2次元補間する2次元補間回路
11、および高速低精度A/Dコンバータ1の出力と、
補間回路11の出力とを合成するデータ合成回路12か
ら構成されるデータ生成部20が、データ生成部10に
代えて設けられている他は、図1のA/D変換器と同様
に構成されている。
2実施例の構成を示すブロック図である。図中、図1に
おける場合と対応する部分については、同一の符号を付
してある。即ち、このA/D変換器は、低速高精度A/
Dコンバータ2の出力を2次元補間する2次元補間回路
11、および高速低精度A/Dコンバータ1の出力と、
補間回路11の出力とを合成するデータ合成回路12か
ら構成されるデータ生成部20が、データ生成部10に
代えて設けられている他は、図1のA/D変換器と同様
に構成されている。
【0028】以上のように構成されるA/D変換器にお
いては、2次元のアナログ信号としての、例えばビデオ
信号が入力されると、A/Dコンバータ1および2にお
いて、入力されたアナログ信号がディジタル信号に変換
される。A/Dコンバータ1からの低精度のディジタル
信号はデータ生成部20の合成回路12に入力され、A
/Dコンバータ2からの高精度のディジタル信号はデー
タ生成部20の補間回路11に入力される。
いては、2次元のアナログ信号としての、例えばビデオ
信号が入力されると、A/Dコンバータ1および2にお
いて、入力されたアナログ信号がディジタル信号に変換
される。A/Dコンバータ1からの低精度のディジタル
信号はデータ生成部20の合成回路12に入力され、A
/Dコンバータ2からの高精度のディジタル信号はデー
タ生成部20の補間回路11に入力される。
【0029】ここで、上述したように、A/Dコンバー
タ2のサンプリング間隔は、A/Dコンバータ1の4倍
であるから、精度を無視すると、A/Dコンバータ2の
出力は、A/Dコンバータ1の出力を1/4に間引いた
ものと等価となる。
タ2のサンプリング間隔は、A/Dコンバータ1の4倍
であるから、精度を無視すると、A/Dコンバータ2の
出力は、A/Dコンバータ1の出力を1/4に間引いた
ものと等価となる。
【0030】A/Dコンバータ1の出力としてのビデオ
信号(画像)に対して、1/4間引きでのサンプリング
格子(サンプル点)は、例えば図4(A)に示す疑似市
松格子と、同図(B)に示す直交格子などが考えられる
が、補間データの精度を考慮して、本実施例では、この
うちの図4(A)に示す疑似市松格子を用いる。
信号(画像)に対して、1/4間引きでのサンプリング
格子(サンプル点)は、例えば図4(A)に示す疑似市
松格子と、同図(B)に示す直交格子などが考えられる
が、補間データの精度を考慮して、本実施例では、この
うちの図4(A)に示す疑似市松格子を用いる。
【0031】即ち、A/Dコンバータ2からは、図4
(A)に示すサンプル点(図中、●印で示す)における
ビデオ信号のサンプリングデータが、補間回路11に出
力される。
(A)に示すサンプル点(図中、●印で示す)における
ビデオ信号のサンプリングデータが、補間回路11に出
力される。
【0032】そして、補間回路11においては、A/D
コンバータ2からの高精度のディジタル信号を用いて、
A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデータが
出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ2から
高精度のサンプリングデータが出力されるタイミングを
除くタイミング(図4(A)において、サンプル点(図
中、●印で示す部分)でない部分)における補間データ
が、2次元補間によって算出される。
コンバータ2からの高精度のディジタル信号を用いて、
A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデータが
出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ2から
高精度のサンプリングデータが出力されるタイミングを
除くタイミング(図4(A)において、サンプル点(図
中、●印で示す部分)でない部分)における補間データ
が、2次元補間によって算出される。
【0033】即ち、補間回路11では、例えばA/Dコ
ンバータ2から出力された、疑似市松格子状のサンプル
点におけるディジタル信号に対してフィッティングする
2次元曲面が、最小自乗法により求められ、この2次元
曲面上の点が補間データとされる。
ンバータ2から出力された、疑似市松格子状のサンプル
点におけるディジタル信号に対してフィッティングする
2次元曲面が、最小自乗法により求められ、この2次元
曲面上の点が補間データとされる。
【0034】つまり、例えば図5に示す疑似市松格子状
のサンプル点におけるディジタル信号d0乃至d13から
は、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデー
タが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ2
から高精度のサンプリングデータが出力されるタイミン
グを除くタイミングにおける補間データx0乃至x2が、
補間式 x0=−13d0+17d1+2d2+5d3+77d4−12d5 +60d6+42d7+5d8+77d9−12d10+17d11 +2d12−13d13 x1=−13d0+10d1+10d2−7d3+83d4−7d5 +53d6+53d7−7d8+83d9−7d10+10d11 +10d12−13d13 x2=−13d0+2d1+17d2−12d3+77d4+5d5 +42d6+60d7−12d8+77d9−5d10+2d11 +17d12−13d13 にしたがって、それぞれ算出される。
のサンプル点におけるディジタル信号d0乃至d13から
は、A/Dコンバータ1から低精度のサンプリングデー
タが出力されるタイミングのうち、A/Dコンバータ2
から高精度のサンプリングデータが出力されるタイミン
グを除くタイミングにおける補間データx0乃至x2が、
補間式 x0=−13d0+17d1+2d2+5d3+77d4−12d5 +60d6+42d7+5d8+77d9−12d10+17d11 +2d12−13d13 x1=−13d0+10d1+10d2−7d3+83d4−7d5 +53d6+53d7−7d8+83d9−7d10+10d11 +10d12−13d13 x2=−13d0+2d1+17d2−12d3+77d4+5d5 +42d6+60d7−12d8+77d9−5d10+2d11 +17d12−13d13 にしたがって、それぞれ算出される。
【0035】なお、補間式は、上述のものに限られるも
のではない。
のではない。
【0036】以上のようにして算出された補間データ
は、データ合成回路12に入力され、そこで、補間デー
タと、この補間データのサンプル点に対応する時刻に、
A/Dコンバータ1から出力された低精度のサンプリン
グデータとの差分がとられる。そして、この差分が、例
えば低速高精度A/Dコンバータ2の分解能などの所定
値以下であるときには、補間データが、また低速高精度
A/Dコンバータ2の分解能より大きいときには、A/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータが、
A/D変換されたディジタルデータとして出力される。
は、データ合成回路12に入力され、そこで、補間デー
タと、この補間データのサンプル点に対応する時刻に、
A/Dコンバータ1から出力された低精度のサンプリン
グデータとの差分がとられる。そして、この差分が、例
えば低速高精度A/Dコンバータ2の分解能などの所定
値以下であるときには、補間データが、また低速高精度
A/Dコンバータ2の分解能より大きいときには、A/
Dコンバータ1からの低精度のサンプリングデータが、
A/D変換されたディジタルデータとして出力される。
【0037】従って、このA/D変換器においては、補
間データを、ほぼ誤差のない範囲で算出することのでき
るような、入力されたビデオ信号の変化の緩やかな部分
に対しては、高精度なディジタル信号への変換処理が高
速に行われ、また、入力されたビデオ信号の変化の激し
い部分に対しては、精度は幾分劣化するときもあるが、
少なくとも高速低精度A/Dコンバータ1の精度以上の
ディジタル信号への変換処理が高速に行われることにな
る。
間データを、ほぼ誤差のない範囲で算出することのでき
るような、入力されたビデオ信号の変化の緩やかな部分
に対しては、高精度なディジタル信号への変換処理が高
速に行われ、また、入力されたビデオ信号の変化の激し
い部分に対しては、精度は幾分劣化するときもあるが、
少なくとも高速低精度A/Dコンバータ1の精度以上の
ディジタル信号への変換処理が高速に行われることにな
る。
【0038】なお、本実施例においては、リアルタイム
処理を前提として説明したが、例えば入力されたアナロ
グ信号のうちの、変化の緩やかな成分(低周波成分)
と、変化の激しい成分(高周波成分)とを、それぞれメ
モリに一旦記憶させてから行うようにしても良い。
処理を前提として説明したが、例えば入力されたアナロ
グ信号のうちの、変化の緩やかな成分(低周波成分)
と、変化の激しい成分(高周波成分)とを、それぞれメ
モリに一旦記憶させてから行うようにしても良い。
【0039】さらに、本実施例においては、低速高精度
A/Dコンバータ2のサンプリング周波数を、高速低精
度のA/Dコンバータ1の1/4倍としたが、これに限
られるものではなく、例えばより低くすることができ
る。但し、本発明のA/Dコンバータは、補間データの
誤差が小さいほど高性能となるので、低速高精度A/D
コンバータ2のサンプリング周波数をむやみに低くする
のは実用的でなく、本実施例のように、低速高精度A/
Dコンバータ2のサンプリング周波数は、高速低精度の
A/Dコンバータ1の1/4倍程度とするのが望まし
い。
A/Dコンバータ2のサンプリング周波数を、高速低精
度のA/Dコンバータ1の1/4倍としたが、これに限
られるものではなく、例えばより低くすることができ
る。但し、本発明のA/Dコンバータは、補間データの
誤差が小さいほど高性能となるので、低速高精度A/D
コンバータ2のサンプリング周波数をむやみに低くする
のは実用的でなく、本実施例のように、低速高精度A/
Dコンバータ2のサンプリング周波数は、高速低精度の
A/Dコンバータ1の1/4倍程度とするのが望まし
い。
【0040】また、本実施例では、入力されたアナログ
信号を、そのままA/D変換処理して出力するようにし
たが、例えばアナログ信号の高域をディエンファシスし
て入力し、データ生成部10(または20)からのディ
ジタル信号の高域を、ディジタルエンファシスしてから
出力するようにすることができる。この場合、出力され
るディジタル信号の高域の分解能は幾分劣化するが、そ
の低域の補間データの誤差は低減することができる。
信号を、そのままA/D変換処理して出力するようにし
たが、例えばアナログ信号の高域をディエンファシスし
て入力し、データ生成部10(または20)からのディ
ジタル信号の高域を、ディジタルエンファシスしてから
出力するようにすることができる。この場合、出力され
るディジタル信号の高域の分解能は幾分劣化するが、そ
の低域の補間データの誤差は低減することができる。
【0041】
【発明の効果】以上の如く、本発明のA/D変換器によ
れば、入力されたアナログ信号を、高速低精度または低
速高精度のA/DコンバータにそれぞれA/D変換させ
る。そして、高速低精度のA/Dコンバータから低精度
のサンプリングデータが出力されるタイミングのうち、
低速高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプリン
グデータが出力されるタイミングを除くタイミングで
は、低速高精度のA/Dコンバータより出力される高精
度のサンプリングデータから補間データを生成させ、補
間データと低精度のサンプリングデータとの差分が所定
値以下のとき、補間データを選択させ、差分が所定値よ
り大きいとき、低精度のサンプリングデータを選択さ
せ、低速高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプ
リングデータが出力されるタイミングでは、高精度のサ
ンプリングデータを選択させて出力させる。従って、高
速低精度の高速低精度のA/Dコンバータおよび低速高
精度の低速高精度のA/Dコンバータによって、回路を
高コスト化および大型化することなく、高精度且つ高速
なA/D変換を行うことができる。
れば、入力されたアナログ信号を、高速低精度または低
速高精度のA/DコンバータにそれぞれA/D変換させ
る。そして、高速低精度のA/Dコンバータから低精度
のサンプリングデータが出力されるタイミングのうち、
低速高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプリン
グデータが出力されるタイミングを除くタイミングで
は、低速高精度のA/Dコンバータより出力される高精
度のサンプリングデータから補間データを生成させ、補
間データと低精度のサンプリングデータとの差分が所定
値以下のとき、補間データを選択させ、差分が所定値よ
り大きいとき、低精度のサンプリングデータを選択さ
せ、低速高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプ
リングデータが出力されるタイミングでは、高精度のサ
ンプリングデータを選択させて出力させる。従って、高
速低精度の高速低精度のA/Dコンバータおよび低速高
精度の低速高精度のA/Dコンバータによって、回路を
高コスト化および大型化することなく、高精度且つ高速
なA/D変換を行うことができる。
【図1】本発明のA/D変換器の一実施例の構成を示す
ブロック図である。
ブロック図である。
【図2】図1の実施例のデータ合成回路3の動作を説明
するための図である。
するための図である。
【図3】本発明のA/D変換器の第2実施例の構成を示
すブロック図である。
すブロック図である。
【図4】サンプリング格子を示す図である。
【図5】2次元補間を説明するための図である。
1 高速低精度A/Dコンバータ 2 低速高精度A/Dコンバータ 3 データ合成回路 4 クロック発生器 5 分周器 10 データ生成部 11 2次元補間回路 12 データ合成回路 20 データ生成部
Claims (2)
- 【請求項1】 高速低精度のA/Dコンバータと、低速
高精度のA/Dコンバータとによって、入力されたアナ
ログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換器であ
って、 前記高速低精度のA/Dコンバータから低精度のサンプ
リングデータが出力されるタイミングのうち、前記低速
高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプリングデ
ータが出力されるタイミングを除くタイミングでは、 前記低速高精度のA/Dコンバータより出力される高精
度のサンプリングデータから補間データを生成し、 前記補間データと前記低精度のサンプリングデータとの
差分が所定値以下のとき、前記補間データを選択し、 前記差分が所定値より大きいとき、前記低精度のサンプ
リングデータを選択し、 前記低速高精度のA/Dコンバータから高精度のサンプ
リングデータが出力されるタイミングでは、 前記高精度のサンプリングデータを選択して出力する出
力手段を備えることを特徴とするA/D変換器。 - 【請求項2】 前記高速低精度および低速高精度のA/
Dコンバータは、2次元のアナログ信号をディジタル信
号に変換し、 前記出力手段は、前記低速高精度のA/Dコンバータよ
り出力される高精度のサンプリングデータに対し、2次
元補間処理を施して、前記補間データを生成することを
特徴とする請求項1に記載のA/D変換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043793A JPH06291658A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | A/d変換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8043793A JPH06291658A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | A/d変換器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06291658A true JPH06291658A (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=13718243
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8043793A Withdrawn JPH06291658A (ja) | 1993-04-07 | 1993-04-07 | A/d変換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06291658A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089320A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Hitachi Ltd | デジタルキャリブレーション型アナログデジタル変換器及びそれを用いた無線受信回路及び無線送受信回路 |
JP2009239847A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Anritsu Corp | A/d変換装置 |
JP2011044920A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Denso Corp | Ad変換装置 |
JP2016009903A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 沖電気工業株式会社 | 受信器 |
-
1993
- 1993-04-07 JP JP8043793A patent/JPH06291658A/ja not_active Withdrawn
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009089320A (ja) * | 2007-10-03 | 2009-04-23 | Hitachi Ltd | デジタルキャリブレーション型アナログデジタル変換器及びそれを用いた無線受信回路及び無線送受信回路 |
US7701376B2 (en) | 2007-10-03 | 2010-04-20 | Hitachi, Ltd. | Digital calibration type analog-to-digital converter and wireless receiver circuit and wireless transceiver circuit using the same |
US8004445B2 (en) | 2007-10-03 | 2011-08-23 | Hitachi, Ltd. | Digital calibration type analog-to-digital converter and wireless receiver circuit and wireless transceiver circuit using the same |
CN102386919B (zh) * | 2007-10-03 | 2014-05-21 | 株式会社日立制作所 | 模数转换器、无线收发器以及医疗设备 |
JP2009239847A (ja) * | 2008-03-28 | 2009-10-15 | Anritsu Corp | A/d変換装置 |
JP2011044920A (ja) * | 2009-08-21 | 2011-03-03 | Denso Corp | Ad変換装置 |
JP2016009903A (ja) * | 2014-06-23 | 2016-01-18 | 沖電気工業株式会社 | 受信器 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4682968B2 (ja) | エンコーダの位置情報補間回路 | |
JP3052767B2 (ja) | イメージセンサの画像信号処理装置 | |
US4864305A (en) | D/A converter | |
JPH06291658A (ja) | A/d変換器 | |
EP0191478B1 (en) | Measurement circuit for evaluating a digital-to-analog converter | |
JPH01131918A (ja) | Ad変換器 | |
JP3144563B2 (ja) | 波形測定装置 | |
JP3134618B2 (ja) | 超音波信号処理装置 | |
JP4065804B2 (ja) | 半導体装置 | |
JP5176545B2 (ja) | 信号測定装置 | |
JP2000284008A (ja) | 周波数測定方法及び周波数測定装置 | |
JP3360769B2 (ja) | ビデオ信号処理回路 | |
JP3102024B2 (ja) | D/a変換方法 | |
JP3121854B2 (ja) | アブソリュート信号発生方法 | |
JP2501228B2 (ja) | エンコ―ダの内挿回路 | |
JPH05211442A (ja) | アナログ・ディジタル変換器の試験方法 | |
KR20000036936A (ko) | 아날로그 디지털 변환기 | |
JPH05276042A (ja) | アナログ・ディジタル変換装置 | |
JP3114795B2 (ja) | 高速ad変換装置 | |
JPH0786944A (ja) | 映像信号のa/d変換回路 | |
JPS6029036A (ja) | アナログ・ディジタル変換回路 | |
KR960013427B1 (ko) | 디지탈 서보 회로 | |
KR100209889B1 (ko) | 아날로그/디지탈 변환장치 | |
US8713083B2 (en) | Digital fine delay processing | |
JPH09246971A (ja) | デジタル信号処理装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20000704 |