JP3358371B2 - 熱交換器 - Google Patents

熱交換器

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JP3358371B2
JP3358371B2 JP05227395A JP5227395A JP3358371B2 JP 3358371 B2 JP3358371 B2 JP 3358371B2 JP 05227395 A JP05227395 A JP 05227395A JP 5227395 A JP5227395 A JP 5227395A JP 3358371 B2 JP3358371 B2 JP 3358371B2
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達也 浅沼
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、空気調和機等に搭載
される熱交換器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図及び図は、例えば特開平5−19
6249号公報に示された従来の熱交換器を示す図で、
は空気調和機の要部横断面図、図は要部分解斜視
図である。図において、(1)は空気調和機の前パネル、
(2)は前パネル(1)に設けられた吸込み口、(3)は吹出し
口、(4)は貫流ファン、(5)(6)は風路である。
【0003】(7)は吸込み口(2)と貫流ファン(4)の間に
配置された熱交換器本体で、フィン(8)及び熱交換パイ
プ(9)により構成されている。フィン(8)は複数枚間隙を
隔てて並設された平板からなりく字状に屈曲され、この
屈曲部の外側に前部切込み部(10)を、屈曲部の内側に後
部切込み部(11)を有している。また、熱交換パイプ(9)
は並設されたフィン(8)を貫通している。(12)は横断面
V字状の長手部材からなり、前部切込み部(10)に設けら
れ熱交換器本体(7)の屈曲角度を保持するスペーサで、
ストッパ(13)により熱交換パイプ(9)に係止保持されて
いる。(14)(15)は室内空気である。
【0004】従来の熱交換器は上記のように構成され、
モータ(図示しない)により貫流ファン(4)が回転する
と、前パネル(1)の吸込み口(2)から室内空気(14)(15)が
吸い込まれ、熱交換パイプ(9)及びフィン(8)で熱交換さ
れる。後部切込み部(11)へ導かれた一部の室内空気(14)
は、熱交換器本体(7)を通過した空気(15)と合流し、貫
流ファン(4)を貫流して風路(5)(6)を通り、吹出し口(3)
から室内へ吹き出される。
【0005】ここで、熱交換器本体(7)は図に示すよ
うに横断面がく字状に屈曲されている。これは、熱交換
器本体(7)を空気調和機内にコンパクトに収納できるよ
うにするためである。そのため、フィン(8)の前面側及
び後面側にはV字状の切込み部(10)(11)が設けられ、前
部切込み部(10)を広げ、後部切込み部(11)を狭めるよう
に屈曲される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の熱
交換器では、フィン(8)に前部及び後部切込み部(10)(1
1)を設けて、熱交換器本体(7)をく字状に屈曲している
ため、熱交換器本体(7)へ導かれた室内空気(14)が後部
切込み部(11)を通過する際、空気の流れが乱れて風切り
音が発生する。また、後部切込み部(11)を通過する室内
空気(14)は十分に熱交換されずに貫流ファン(4)及び風
路(5)(6)内に流入するため、冷房時には風路(5)(6)内に
結露が生成するという問題点がある。
【0007】この発明は上記問題点を解消するためにな
されたもので、風切り音の発生及び風路内の結露の生成
を防止できるようにした熱交換器を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明の第1発明に係
る熱交換器は、横断面Y字状の長手部材により形成さ
れ、このY字の脚部が熱交換器本体のフィンの屈曲部内
側の切込み部に挿入され、上記Y字のV字部がフィンの
屈曲部内側に当接するスペーサと、このスペーサを熱交
換器本体に保持するストッパとを備えたものである。
【0009】また、第2発明に係る熱交換器は、横断面
Y字状の長手部材により形成され、このY字の脚部が熱
交換器本体のフィンの屈曲部内側の切込み部に挿入さ
れ、上記Y字のV字部がフィンの屈曲部内側に当接する
スペーサを備え、このスペーサに熱交換パイプに係止さ
れるストッパを設けたものである。
【0010】
【作用】この発明の第1発明においては、熱交換器本体
のフィンの屈曲部内側の切込み部に、横断面Y字状の長
手部材で形成したスペーサの脚部を挿入し、これを熱交
換器本体にストッパで保持させたため、上記切込み部は
スペーサによって閉塞されて空気は通過しない。また、
空気はすべてフィン間を通過して十分熱交換される。
【0011】また、第発明においては、スペーサを横
断面Y字状の長手部材で形成し、このスペーサに熱交換
パイプに係止されるストッパを設けたため、ストッパは
スペーサと一体的に形成される。
【0012】
【実施例】実施例1. 図1及び図2はこの発明の第1発明の一実施例を示す図
で、図1は空気調和機の要部横断面図、図2は熱交換器
本体の要部分解斜視図であり、従来装置と同様の部分は
同一符号で示す(以下の実施例も同じ)。
【0013】図において、(21)は横断面Y字状の長手部
材からなるスペーサで、Y字の脚部(21a)はフィン(8)の
後部切込み部(11)に挿入され、Y字のV部(21b)はフィ
ン(8)の後面に当接している。(22)はばね鋼線等で形成
され両端が熱交換パイプ(9)と係合してスペーサ(21)を
複数箇所で保持するストッパである。
【0014】上記のように構成された熱交換器において
は、フィン(8)の屈曲部の内側に生じた後部切込み部(1
1)はスペーサ(21)の脚部(21a)によって閉塞される。そ
のため、吸込み口(2)から吸い込まれた室内空気(14)は
後部切込み部(11)を通過せず、その流れが乱されること
はなく風切り音は発生しない。また、室内空気(14)(15)
はすべてフィン(8)間を通過するため、十分熱交換され
風路(5)(6)内の結露の生成は防止される。なお、ストッ
パ(22)はスペーサ(21)の後部からフィン(8)間のすき間
に挿入されて熱交換パイプ(9)と係合させてスペーサ(2
1)を保持する。
【0015】実施例2. 図3及び図4はこの発明の第発明の一実施例を示す図
で、図3は空気調和機の要部横断面図、図4は熱交換器
本体の要部分解斜視図である の実施例はスペーサ(2
1)を実施例1と同様に横断面Y字状の長手部材で形成
し、Y字の脚部(21a)が後部切込み部(11)に挿入され
る。スペーサ(21)にはストッパ(21c)がスペーサ(21)と
一体に形成され、熱交換パイプ(9)に係止されてスペー
サ(21)を保持する。実施例も実施例1と同様の効果が
ある。また、単独のストッパ(22)は不要であり、部品点
数は減少する。
【0016】
【発明の効果】以上説明したとおりこの発明の第1発明
では、熱交換器本体のフィンの屈曲部内側の切込み部
、横断面Y字状の長手部材で形成したスペーサの脚部
を挿入し、これを熱交換器本体にストッパで保持させた
ので、上記切込み部はスペーサによって閉塞されて空気
は通過せず、空気の乱れによる風切り音の発生を防止で
きる効果がある。また、空気はすべてフィン間を通過し
て十分熱交換され、風路内の結露の発生を防止できる効
果がある。
【0017】また、第発明では、スペーサを横断面Y
字状の長手部材で形成し、このスペーサに熱交換パイプ
に係止されるストッパを設けたので、ストッパはスペー
サと一体的に形成され、部品点数を減少させることがで
きる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例1を示す空気調和機の要部横
断面図。
【図2】図1の熱交換器本体の要部分解斜視図。
【図3】この発明の実施例2を示す空気調和機の要部横
断面図。
【図4】図3の熱交換器本体の要部分解斜視図。
【図5】従来の熱交換器を示す空気調和機の要部横断面
図。
【図6】図5の熱交換器本体の要部分解斜視図
【符号の説明】
7 熱交換器本体、8 フィン、9 熱交換パイプ、1
1 後部切込み部、21 スペーサ、21a 脚部、2
1b V部、21c,22 ストッパ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−341660(JP,A) 特開 昭59−164829(JP,A) 特開 平7−63364(JP,A) 特開 平3−55493(JP,A) 特開 平6−159716(JP,A) 特開 平5−196249(JP,A) 特開 平7−63363(JP,A) 実開 平5−90213(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 F28F 1/32 F24F 1/00 391

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数枚並設されてく字状に屈曲されこの
    屈曲部の内側に切込み部を持ち、熱交換パイプが貫通さ
    れたフィンからなる熱交換器本体と、横断面Y字状の長
    手部材により形成され、このY字の脚部が上記切込み部
    に挿入され、上記Y字のV字部が上記フィンの屈曲部内
    側に当接するスペーサと、このスペーサを上記熱交換器
    本体に保持するストッパとを備えてなる熱交換器。
  2. 【請求項2】 複数枚並設されてく字状に屈曲されこの
    屈曲部の内側に切込み部を持ち、熱交換パイプが貫通さ
    れたフィンからなる熱交換器本体と、横断面Y字状の長
    手部材により形成され、このY字の脚部が上記切込み部
    に挿入され、上記Y字のV字部が上記フィンの屈曲部内
    側に当接するスペーサとを備え、このスペーサに上記熱
    交換パイプに係止されるストッパを設けてなる熱交換
    器。
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