JPH11344237A - 熱交換ユニット - Google Patents
熱交換ユニットInfo
- Publication number
- JPH11344237A JPH11344237A JP11109610A JP10961099A JPH11344237A JP H11344237 A JPH11344237 A JP H11344237A JP 11109610 A JP11109610 A JP 11109610A JP 10961099 A JP10961099 A JP 10961099A JP H11344237 A JPH11344237 A JP H11344237A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- centrifugal fan
- heat exchange
- plate
- exchange unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)
Abstract
る。 【解決手段】 ユニット本体1と、このユニット本体1
に収納された遠心ファン5と、この遠心ファン5の周辺
に環状に配設され、環状の一部が継ぎ板41で形成され
た熱交換器9とを備えた熱交換ユニットにおいて、熱交
換器9の内側で、継ぎ板41の後流且つ近傍に設けら
れ、風の流れを整流する制御板(整流板)21を備え
た。
Description
た熱交換ユニットに関する。
ファンと、この遠心ファンを囲むように配置された略四
角形状の熱交換器とを備えてなる熱交換ユニットは知ら
れている(例えば、特公昭63−19779号公報)。
を埋込み、その上に通風化粧パネルを取り付け、この通
風化粧パネルの中央開口から室内空気を吸入して、この
パネルの全周側部から室内に調和空気を吸出すように形
成されている。
構成では、遠心ファンを介して吸入された室内空気が、
略四角形状の熱交換器の吸込側の4隅部にまわり込む際
に、そこに渦流を生じさせるので、高い騒音が発生する
という問題がある。
技術が有する問題点を解消し、高い騒音の発生を抑える
ことのできる熱交換ユニットを提供することにある。
に、請求項1に記載の発明は、ユニット本体と、このユ
ニット本体に収納された遠心ファンと、この遠心ファン
の周辺に環状に配設され、環状の一部が継ぎ板で形成さ
れた熱交換器とを備えた熱交換ユニットにおいて、前記
熱交換器の内側で、前記継ぎ板の後流且つ近傍に設けら
れ、風の流れを整流する整流板を備えるようにしたもの
である。
記載の整流板は、継ぎ板に隣り合い且つこの板の後流側
の熱交換器の直線部においてこの直線部と直交する遠心
ファンの中心線よりも風下側に位置させたものである。
に記載の熱交換器は4つの直線部と3つのコーナー部と
からなる一連のプレートフィン型熱交換器で構成され、
継ぎ板はこの熱交換器の残りの開放されたコーナー部に
位置し略直線的に配置され、この継ぎ板に対して風下側
に位置する熱交換器の直線部には整流板を備えるように
したものである。
部から吸込まれた室内空気は、通風路内を流れながら、
熱交換器の吸込側から吐出側に流出する。この際、制御
板が空気の流れを整える。従って、遠心ファンから吐出
された空気はスムーズに熱交換器に流れ込むので、ユニ
ットからの騒音の発生が抑えられる。
面を参照して説明する。
取外した状態を示している。図1において、1はユニッ
ト本体を示し、このユニット本体1は天井3内に埋設さ
れている。ユニット本体1の中央部には遠心ファン5が
回転自在に設けられ、この遠心ファン5のまわりには通
風路7が形成されている。この通風路7内には略四角形
状に形成された熱交換器9が遠心ファン5を囲むように
配置されている。尚、11は外装板、13はドレンポン
プである。
心ファン5との関係をもう少し詳細に述べると次の通り
である。
配設されており、4つの直線部9aと3つのコーナー部
(隅部)9cとからなる一連のプレートフィン型熱交換
器で構成され、継ぎ板はこの熱交換器の残りの開放され
たコーナー部(隅部)40には継ぎ板41が略直線的に
配置されている。この継ぎ板41はその両端が熱交換器
9に取り付けられている。このように熱交換ユニットは
環状の一部が継ぎ板41で形成された熱交換器9を備え
ている。
である。遠心ファン5の回転によって、矢印14で示す
ように、ユニット本体1の中央部から流入し、遠心ファ
ン5の吸込み口に吸込まれる室内空気は、遠心ファン5
の外周から放出され、熱交換器9の吸込側から吐出側に
流出し、該熱交換器9で熱交換された後に、調和空気と
なってユニット本体1の吹出口15から吹出される。
尚、17は発泡スチロール製のドレンパン、19はファ
ンモータである。
からも明らかなように、熱交換器9の吸込側の直線部9
aには、内側へ延びる即ち遠心ファン5側へ延びる整流
板(以下「制御板」と言う。)211、212、21
3、214がそれぞれ取付けられている。
13、214と熱交換器9との関係について詳述すると
次の通りである制御板211は前記継ぎ板41の後流且
つ近傍に設けられており、風の流れを整流する。また、
別の見方をすれば、制御板211は継ぎ板41に隣り合
い且つこの板の後流側の熱交換器9の直線部9aにおい
てこの直線部9aと直交する遠心ファン5の中心線10
0よりも風下側に位置している。
214には、図3に示すように、フォーク状のホルダ2
3が設けられており、これら制御板211〜214はホ
ルダ23を熱交換器9のチューブ9bに嵌め込むことに
より、該熱交換器9の吸込側に取付けられている。これ
ら制御板211〜214は短手方向に湾曲し、通風路7
内の空気の流れに対しては、その凸面側21aが上流側
に位置するように配置されている。
いて、遠心ファン5を介して中央部から吸込まれる室内
空気は、図1からも明らかなように、制御板211〜2
14の凸面側21aを乗り越えるようにして、矢印の方
向へ流れながら熱交換器9の吸込側から吐出側に流出す
る。この際、制御板211〜214は空気の流れに対し
て適度な抵抗となるので、制御板211〜214間の空
間A〜D内の圧力は均一化される。従って、空間内A〜
Dでの渦流の発生、その中でも、とくに熱交換器9の隅
部9cでの渦流の発生が抑えられるので、ユニットから
発生する騒音は大幅に減衰する。
れに着目すると次のことが考えられる。遠心ファン5を
介して中央部から吸込まれた室内空気は、通風路7内を
流れながら、熱交換器9の吸込側から吐出側に流出す
る。この際、これらの制御板211,212,213,
214が空気の流れを整え遠心ファン5から吐出された
空気はスムーズに環状の一部が継ぎ板で形成された一連
の熱交換器9に流れ込むので、熱交換ユニットからの騒
音の発生が抑えられると考えられる。即ち、これら制御
板211,212,213,214がいわゆる整流板と
して作用している。特に、制御板211は継ぎ板41の
後流且つ近傍に設けられており、風の流れを整流する。
直線部9aの中心からわずかにずれた位置であって、互
いの間隔が等間隔にならないような位置に取り付けられ
ている。図示の例では、空間Aの終端の制御板214
は、遠心ファン5の中心線l00上に取り付けられ、空
間Bの終端の制御板211は、中心線l00からαだけ
離れた位置に取り付けられ、空間Cの終端の制御板21
2は、中心線l00からβだけ離れた位置に取り付けら
れており、空間Dの終端の制御板213は、中心線l0
0からγだけ離れた位置に取り付けられている(ただ
し、α>γ>βである)。
ている。図4は図1に示すような間隔で、即ち不等間隔
で制御板211〜214を取付けた場合、図5は等間隔
で制御板を取付けた場合、図6は制御板を取付けなかっ
た場合の測定値を示している。図6の場合と比較して見
ると、図4の場合は例えば1.6〜2.5KHz成分a
の騒音が大きく減衰していることが判明した。また図5
の場合は1.6〜2.5KHz成分aの騒音は減衰する
(但し、70Hz成分b前後の騒音が増加に転じること
が判明した)。
たが、本発明はこれに限定されるものでないことは明ら
かである。
のに限定されるものではなく、図7及び図8に示すよう
に、種々の形状に変更することが可能である。図7中で
Aは制御板21の本体を矩形状にした例であり、Bは本
体をメッシュにした例であり、Cは中空にした例であ
り、Dは本体及びホルダを共にメッシュにした例であ
る。また図8中でEは制御板21の本体を奥細り状にし
た例であり、Fは本体の幅Wを小さくした例であり、G
はその反対に本体の幅Wを大きくした例である。
によれば、熱交換器の直線部の吸込側に遠心ファン側へ
延びる制御板(特に一つの制御板は継ぎ板の後流且つ近
傍に設けられている制御板)を設けたので、この制御板
が適度な抵抗となって、しかもユニット内の空気の整流
作用を行わせて、熱交換器の吸込側の渦流の発生を抑え
るので、ユニットからの騒音の発生を低く抑えることが
できる。
平面図である。
る。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 ユニット本体と、このユニット本体に収
納された遠心ファンと、この遠心ファンの周辺に環状に
配設され、環状の一部が継ぎ板で形成された熱交換器と
を備えた熱交換ユニットにおいて、前記熱交換器の内側
で、前記継ぎ板の後流且つ近傍に設けられ、風の流れを
整流する整流板を備えたことを特徴とする熱交換ユニッ
ト。 - 【請求項2】 ユニット本体と、このユニット本体に収
納された遠心ファンと、この遠心ファンの周辺に環状に
配設され、環状の一部が継ぎ板で形成された熱交換器と
を備えた熱交換ユニットにおいて、前記継ぎ板に隣り合
い且つこの板の後流側の熱交換器の直線部に設けられる
整流板は、前記直線部においてこの直線部と直交する前
記遠心ファンの中心線よりも風下側に位置していること
を特徴とする熱交換ユニット。 - 【請求項3】 ユニット本体と、このユニット本体に収
納された遠心ファンと、この遠心ファンの周辺に環状に
配設され、環状の一部が継ぎ板で形成された熱交換器と
を備えた熱交換ユニットにおいて、前記熱交換器は4つ
の直線部と3つのコーナー部とからなる一連のプレート
フィン型熱交換器で構成され、前記継ぎ板はこの熱交換
器の残りの開放されたコーナー部に位置し略直線的に配
置され、この継ぎ板に対して風下側に位置する熱交換器
の直線部には整流板を備えたことを特徴とする熱交換ユ
ニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961099A JP3213593B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 熱交換ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10961099A JP3213593B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 熱交換ユニット |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3314133A Division JP3066149B2 (ja) | 1991-10-31 | 1991-10-31 | 熱交換ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11344237A true JPH11344237A (ja) | 1999-12-14 |
JP3213593B2 JP3213593B2 (ja) | 2001-10-02 |
Family
ID=14514665
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10961099A Expired - Fee Related JP3213593B2 (ja) | 1999-04-16 | 1999-04-16 | 熱交換ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3213593B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226595A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2014126260A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Daikin Ind Ltd | 室内機 |
JP2016142450A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 空気調和機 |
CN105864885A (zh) * | 2015-01-30 | 2016-08-17 | 日立空调·家用电器株式会社 | 空气调节单元 |
WO2018029876A1 (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 室内機および空気調和機 |
-
1999
- 1999-04-16 JP JP10961099A patent/JP3213593B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006226595A (ja) * | 2005-02-17 | 2006-08-31 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 空気調和機 |
JP2014126260A (ja) * | 2012-12-26 | 2014-07-07 | Daikin Ind Ltd | 室内機 |
CN105864885A (zh) * | 2015-01-30 | 2016-08-17 | 日立空调·家用电器株式会社 | 空气调节单元 |
JP2016142450A (ja) * | 2015-02-02 | 2016-08-08 | ジョンソンコントロールズ ヒタチ エア コンディショニング テクノロジー(ホンコン)リミテッド | 空気調和機 |
WO2018029876A1 (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 室内機および空気調和機 |
JP2018025355A (ja) * | 2016-08-10 | 2018-02-15 | 日立ジョンソンコントロールズ空調株式会社 | 室内機および空気調和機 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3213593B2 (ja) | 2001-10-02 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4380744B2 (ja) | 送風ユニット | |
WO2011029376A1 (zh) | 空调器风道装置及使用该风道装置的空调器 | |
JP3213593B2 (ja) | 熱交換ユニット | |
JP3052949B1 (ja) | 空気調和装置の室内機 | |
JP3213594B2 (ja) | 熱交換ユニット | |
JPH1030827A (ja) | 空気調和機 | |
CN210241757U (zh) | 空调柜机 | |
JP3066149B2 (ja) | 熱交換ユニット | |
JP2001311530A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
JPH07190474A (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
WO2003098119A1 (en) | Indoor unit for air conditioner | |
JP2004011941A (ja) | 空気調和機 | |
JP4005016B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2000111078A (ja) | コーナー設置型空気調和機の室内機 | |
JP2940508B2 (ja) | 天井埋込形空気調和機 | |
JP3120959B2 (ja) | 送風機 | |
JP2577374B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニツト | |
JP3116908B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP3149660B2 (ja) | 空気調和機の室内ユニット | |
CN205279271U (zh) | 一种壁挂式空调器 | |
JPH10339470A (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JP3170546B2 (ja) | 空気調和機 | |
JP2976969B1 (ja) | 空気調和機 | |
JP3183193B2 (ja) | 空気調和機の室内機 | |
JPH05256506A (ja) | 空気調和機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080719 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090719 Year of fee payment: 8 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100719 Year of fee payment: 9 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110719 Year of fee payment: 10 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |