JP3354819B2 - 乗用型田植機の予備苗収容構造 - Google Patents

乗用型田植機の予備苗収容構造

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、運転ステップの前
部に配備した原動部の横脇に、歩行移動可能な乗降用前
部ステップを配備することで、圃場内に踏み込むことな
く畦から運転部へ乗り降りすることができるように構成
された乗用型田植機の予備苗収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の乗用型田植機では、例えば特開平
5‐153821号公報に開示されているように、予備
苗のせ台が平面視で乗降用前部ステップの横外端に近
接、あるいは重複するように配備されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、植付け条数の
少ない小型機においては、機体横幅が大型機に比較して
小さいために、左右の乗降用前部ステップ自体の横幅も
小さいものとなりがちであり、このような乗降用前部ス
テップに予備苗のせ台が近接、あるいは重複されると、
乗降用前部ステップの後部、つまり運転ステップの前部
に配備されたペダル類の周囲空間が狭くなって、ペダル
の踏み込み操作が行いにくくなるものであった。また、
横幅の小さい乗降用前部ステップを通って乗降する際
も、予備苗のせ台が邪魔になりがちであった。本発明
は、小型機にみられるこのような不具合を解消すること
ができる乗用型田植機の予備苗収納構造を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
〔請求項1に係る発明の特徴、作用および効果〕
【0005】(特徴) 運転ステップの前部に配備した
原動部の横脇に、運転ステップに連なる乗降用前部ステ
ップを配備した乗用型田植機において、前記乗降用前部
ステップの横側面に、予備苗のせ台取付け用の支持枠を
横外方に張出す状態で取付け、前記支持枠を上方に開放
された箱形に構成し、この支持枠の横外端部の角部内側
に沿って予備苗のせ台の支柱を立設して、乗降用前部ス
テップの横外端から外方に離れた位置に前記支柱を配備
するとともに、前記支持枠の内部空間にバランスウエイ
トを収納し、前記支柱から横外方に苗受け棚を片持ち状
に突出してある点にある。
【0006】(作用) 本発明によるときは、乗降用前
部ステップの横側面に支持枠を横外方に張出す状態に取
り付け、かつ、この支持枠の横外端部に支柱を立設する
ことで、乗降用前部ステップの横外端から外方に離れた
位置に支柱を配備する一方、この支柱に苗受け棚を横外
方に片持ち状に突出させてあるから、支柱および苗受け
棚を備えた予備苗のせ台を乗降用前部ステップから横外
方に離れた位置に配備することができ、その結果、乗降
用前部ステップの上部に形成される原動部と予備苗のせ
台との間の乗降用通路の幅を広くすることができるとと
もに、乗降用前部ステップの後部に配備されるペダル類
の設置空間を予備苗のせ台で圧迫することを抑制するこ
とができる。
【0007】また、本発明によるときは、予備苗のせ
台、つまり、支持枠が機体の前方部に配置されることに
着目して、乗降用前部ステップの横側面に外方に突出す
る状態に設けられた支持枠に、機体の前後バランスをと
るために機体の前方部に設けられるバランスウエイトを
装備してあるから、バランスウエイトの取り付けを横外
方に開放された空間で行える。
【0008】さらに、本発明によるときは、箱形に構成
された支持枠の角部内側に支柱を立設してあるから、支
持枠の角部により支柱の二方向への倒れ止めを行える。
しかも、箱形の支持枠内にバランスウエイトを収納して
あるから、バランスウエイトの支持枠への取り付け手段
として落とし込み形式を採用できるとともに、支持枠と
バランスウエイトとをコンパクトに纏めることができ
る。
【0009】 (効果) 従って、本発明によれば、原動部の横脇に予
備苗のせ台を配置する構成を採りながらも、その予備苗
のせ台によるペダル操作および乗降に対する干渉を少な
くして、ペダル操作性および乗降性を改善できるように
なった。
【0010】また、本発明によれば、機体の前後バラン
スをとるためのバランスウエイトを作業性良く取り付け
ることができるようになった。
【0011】さらに、本発明によれば、支柱の取り付け
強度を構造簡単に増大することができるとともに、バラ
ンスウエイトの取付け作業性を優れたものにでき、しか
も、支持枠とバランスウエイトとを設けながらも、それ
らの設置スペースを小さくできて設置性を優れたものに
できるようになった。
【0012】 〔請求項2に係る発明の特徴、作用および効果〕
【0013】(特徴) 請求項1に係る発明において、
前記バランスウエイトの上面を前記乗降用前部ステップ
と略面一に構成してある点にある。
【0014】(作用) 本発明によるときは、乗降用前
部ステップに支持枠が連なることに着目して、支持枠に
取り付けた丈夫なバランスウエイトの上面を乗降用前部
ステップと略面一に構成してあるから、バランスウエイ
トの上面を乗降用前部ステップに連なるステップ面に利
用することができる。
【0015】 (効果) 従って、本発明によれば、乗降用前部ステッ
プを用いての乗降性を向上できるようになった。
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【発明の実施の形態】乗用型田植機は、図1に示すよう
に、乗用型の自走機体1の後部にリンク機構2を介して
苗植付装置3を昇降自在に連結し、苗植付装置3を駆動
昇降するための油圧シリンダ4を設けて構成されてい
る。
【0021】前記自走機体1は、図2、図3にも示すよ
うに、左右一対の後車輪5を備えた機体フレーム6の前
部に、左右一対の前車輪7を備えたミッションケース8
を取り付け、そのミッションケース8にエンジン搭載用
の前フレーム9を取り付けたフレーム構造を有する。前
記後車輪5は駆動車輪であり、前車輪7は操向駆動車輪
である。
【0022】そして、運転席10、操縦ハンドル11、
運転ステップ12を備えた運転部の前部には、原動部1
3が配備され、この原動部13の両横脇には、図3に詳
しく示すように、前記運転ステップ12に連なる乗降用
前部ステップ14が配備され、これら左右の乗降用前部
ステップ14のそれぞれには、予備苗のせ台15が取り
付けられている。
【0023】前記原動部13の主体であるエンジン16
は、前記ミッションケース8と前フレーム9とにわたっ
て搭載されており、原動部13はボンネット17で覆わ
れている。そして、エンジン16の出力軸16aとミッ
ションケース8の入力軸8aとにわたって設けた伝動比
が互いに異なる2つのベルトテンションクラッチを択一
的に入り作動させることにより二段変速可能な副変速装
置Sを設けることでエンジン16の動力をミッションケ
ース8に伝達するように構成されている。
【0024】前記左右の乗降用前部ステップ14は、図
3に示すように、原動部13の前部に位置する前ステッ
プFSと前記運転ステップ12の一部を構成する後ステ
ップBSとで連結されており、これら左右の乗降用前部
ステップ14および前ステップFS、後ステップBSは
フレーム状一体物として一体成形された金属製のもので
あって、後部で機体フレーム6に連結するとともに、前
部で前フレーム9に連結することにより、フレームの一
部として構成されている。
【0025】前記予備苗のせ台15は、図1、図3、図
6に示すように、前後一対の支柱18とその支柱18に
取り付けた上下複数段の苗受け棚19とからなる。この
予備苗のせ台15の取付け手段は、図4にも示すよう
に、前記乗降用前部ステップ14の横側面に、上方に開
放した箱形の支持枠20をボルト止めし、前記乗降用前
部ステップ14の横外端から外方に離れた位置に配備す
るように、支持枠20の横外端部のうち前後の角部それ
ぞれの内側に沿って前記支柱18を立設する手段であ
る。前記乗降用前部ステップ14のうち支持枠20を取
り付ける部分には補強板20aが固着されている。
【0026】前後の支柱18は、図1、図6に示すよう
に、上部においてバー18Aで繋がっている。つまり、
支柱18は、コの字形に折り曲げ形成したパイプ材の対
向部分から構成されている。
【0027】そして、前記苗受け棚19は、図4、図6
に示すように、前後の支柱18に横外方に突出する状態
に片持ち支持されている。
【0028】すなわち、予備苗のせ台15は、前記乗降
用前部ステップ14の横外端から外方に離れた位置に配
備されていることになる。
【0029】また、前記支持枠20内には、図3〜図6
に示すように、機体全体の前後バランスをとるためのバ
ランスウエイト21がその上面を前記乗降用前部ステッ
プ14と略面一に位置させる状態で載置収納されてい
る。
【0030】前記左右の乗降用前部ステップ14のうち
右側のものには、左右の後車輪5それぞれに対する一対
のブレーキペダル22L,22Rが設置されており、左
側のものには、後車輪5および前車輪7へのエンジン1
6からの伝動系に介装した走行クラッチを操作するため
のクラッチペダル23が設置されている。なお、走行ク
ラッチは、前記2つのベルトテンションクラッチからな
り、両ベルトテンションクラッチをクラッチペダル23
でともに切り状態にすることで伝動を断つ切り状態とな
るものである。
【0031】〔別実施形態〕 上記実施の形態では、支
持枠20を箱形として、内部にバランスウエイト21を
載置収納させるようにしたが、支持枠20の形状および
支持枠20へのバランスウエイト21の取付け手段は適
宜変更可能である。
【0032】上記実施の形態では、支持枠20の角部内
側に支柱18を沿わせて取り付けたが、図4の二点鎖線
で示すように、支持枠20の横外面に沿わせて支柱18
を取り付けても良く、支持枠20の形状および支持枠2
0への支柱18の取付け手段は適宜変更可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】乗用型田植機の側面図
【図2】要部の切り欠き側面図
【図3】要部の切り欠き平面図
【図4】要部の切り欠き正面図
【図5】要部の切り欠き側面図
【図6】要部の斜視図
【符号の説明】
12 運転ステップ 13 原動部 14 乗降用前部ステップ 15 予備苗のせ台 18 支柱 19 苗受け棚 20 支持枠 21 バランスウエイト

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 運転ステップの前部に配備した原動部の
    横脇に、運転ステップに連なる乗降用前部ステップを配
    備した乗用型田植機において、 前記乗降用前部ステップの横側面に、予備苗のせ台取付
    け用の支持枠を横外方に張出す状態で取付け、前記支持枠を上方に開放された箱形に構成し、この支持
    枠の横外端部の角部内側に沿って予備苗のせ台の支柱を
    立設して、乗降用前部ステップの横外端から外方に離れ
    た位置に前記支柱を配備するとともに、前記支持枠の内
    部空間にバランスウエイトを収納し、 前記 支柱から横外方に苗受け棚を片持ち状に突出してあ
    る乗用型田植機の予備苗収容構造。
  2. 【請求項2】 前記バランスウエイトの上面を前記乗降
    用前部ステップと略面一に構成してある請求項1記載の
    乗用型田植機の予備苗収容構造。
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