JP2001169627A - 田植機 - Google Patents

田植機

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JP2001169627A
JP2001169627A JP35717699A JP35717699A JP2001169627A JP 2001169627 A JP2001169627 A JP 2001169627A JP 35717699 A JP35717699 A JP 35717699A JP 35717699 A JP35717699 A JP 35717699A JP 2001169627 A JP2001169627 A JP 2001169627A
Authority
JP
Japan
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seedling
support
seedling mounting
spare
posture
Prior art date
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Pending
Application number
JP35717699A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazunori Yamamoto
二教 山本
Osamu Takeuchi
修 竹内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yanmar Co Ltd
Original Assignee
Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
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Publication date
Application filed by Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd filed Critical Yanmar Agricultural Equipment Co Ltd
Priority to JP35717699A priority Critical patent/JP2001169627A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機体のコンパクト化を図り、梱包容積や収容
スペースを小さくすること。 【解決手段】 本発明では、機体の前側上部にボンネッ
ト(29)を配設し、同ボンネット(29)の左右側方位置に予
備苗載台(30,30) を配設してなる田植機において、予備
苗載台(30)は、支柱(46)に支持体(47)を設け、同支持体
(47)に、予備苗を載置するための苗載置体(48)を載設
し、同苗載置体(48)の外側部に切欠部(58)を形成し、し
かも、切欠部(58)を機体外側方へ向けた状態で機体に装
着した使用姿勢(88)と、切欠部(58)を機体内側方へ向け
た状態で機体に装着した収容姿勢(89)とに姿勢変更可能
に構成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、田植機の予備苗載
台の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の田植機は、自走可能な走行機体の
後部に植付機を昇降可能に配設しており、走行機体は、
機体フレームの下部に前後車輪や連動機構等からなる走
行部を配設する一方、機体フレームの前部にエンジンや
ミッション等からなる原動機部を収容するためのボンネ
ットを載設し、同ボンネットの左右側方位置に、予備苗
を収容しておくための予備苗載台を配設していた。
【0003】かかる予備苗載台は、支柱に支持体を設
け、同支持体に、予備苗を載置するための苗載置体を載
設しており、機体フレームの前側部に、苗載置体を機体
の外側方へ向けて張り出し状に取付けていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
田植機にあっては、機体フレームに予備苗載台が機体の
外側方へ向けて張り出し状に取付けられることとなるた
め、出荷時に機体フレームに予備苗載台を取付けた状態
のまま梱包すると梱包容積が嵩むため、出荷時において
は、予備苗台を別個に梱包しており、梱包作業や組立作
業が煩雑なものとなっていた。
【0005】また、田植機を収容する際にも、機体フレ
ームから張り出した予備苗載台のために、広大な収容ス
ペースを要していた。
【0006】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明では、機
体の前側上部にボンネットを配設し、同ボンネットの左
右側方位置に予備苗載台を配設してなる田植機におい
て、予備苗載台は、支柱に支持体を設け、同支持体に、
予備苗を載置するための苗載置体を載設し、同苗載置体
の外側部に切欠部を形成し、しかも、切欠部を機体外側
方へ向けた状態で機体に装着した使用姿勢と、切欠部を
機体内側方へ向けた状態で機体に装着した収容姿勢とに
姿勢変更可能に構成することとした。
【0007】また、苗載置体は、支柱の前方側に伸延す
る前側長さを、支柱の後方側に伸延する後側長さよりも
短くすることとした。
【0008】また、苗載置体は、苗載置体本体の外側部
に補助苗載置体を着脱自在に配設して、苗載置体の前方
外側部又は後方外側部に切欠部を形成することとした。
【0009】また、支持体は、支持体本体の外側部に、
補助苗載置体を支持するための補助支持体を着脱自在に
配設することとした。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明に係る田植機は、機体の前
側上部にボンネットを配設し、同ボンネットの左右側方
位置に予備苗載台を配設し、予備苗載台は、支柱に支持
体を設け、同支持体に、予備苗を載置するための苗載置
体を載設し、同苗載置体の外側部に切欠部を形成したも
のである。
【0011】しかも、予備苗載台は、切欠部を機体外側
方へ向けた状態で機体に装着した使用姿勢と、切欠部を
機体内側方へ向けた状態で機体に装着した収容姿勢とに
姿勢変更可能に構成したものである。
【0012】そのため、通常の農作業を行う場合には、
予備苗載台を使用姿勢に姿勢変更して、機体の外側部に
苗載置体を張り出させた状態で使用し、一方、工場出荷
時や収容時には、予備苗載置台を収容姿勢に姿勢変更し
て、機体の外側部から苗載置体が張り出さないようにす
ることによって、機体のコンパクト化を図り、梱包容積
や収容スペースを小さくすることができるものである。
【0013】しかも、苗載置体の外側部に切欠部を形成
しているため、予備苗載置台を収容姿勢に姿勢変更した
場合に、切欠部が苗載置体の機体内側部に形成されるこ
ととなり、同切欠部に、ボンネットの左右側方位置に配
設した操作レバー類を収容することができ、苗載置体と
操作レバー類との干渉を防止することができるものであ
る。
【0014】また、苗載置体の全長のうち、支柱の前方
側に伸延する前側長さを、支柱の後方側に伸延する後側
長さよりも短くすることによって、予備苗載台を反転さ
せて収容姿勢に姿勢変更した場合には、苗載置体が支柱
から後側長さだけ前方に張り出すこととなり、苗載置体
が支柱から張り出す長さが、使用姿勢での張り出し量よ
りも収容姿勢での張り出し量のほうが短くなり、これに
よっても、工場出荷時や収容時に、機体のコンパクト化
を図り、梱包容積や収容スペースを小さくすることがで
きるものである。
【0015】また、苗載置体を苗載置本体と補助苗載置
体とから構成し、苗載置体本体の外側部に補助苗載置体
を着脱自在に配設して、苗載置体の前方外側部又は後方
外側部に切欠部を形成することにより、苗載置体本体か
ら補助苗載置体を取り外して予備苗載台を収容姿勢に姿
勢変更することによって、ボンネットと苗載置体との干
渉を防止することができるものである。
【0016】また、支持体を支持体本体と補助支持体と
から構成し、支持体本体の外側部に、補助苗載置体を支
持するための補助支持体を着脱自在に配設することによ
っても、支持体本体から補助支持体を取り外して予備苗
載台を収容姿勢に姿勢変更することにより、ボンネット
と支持体との干渉を防止することができるものである。
【0017】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。
【0018】本発明に係る乗用田植機1は、図1に示す
ように、自走可能に構成した走行機体2の後部に植付機
3を昇降機構4を介して昇降可能に連設している。
【0019】走行機体2は、図1に示すように、機体フ
レーム5の下部に走行部6を配設する一方、機体フレー
ム5の前側上部に原動機部7を配設し、同原動機部7の
直後方位置に運転操作部8を配設している。
【0020】機体フレーム5は、図1及び図2に示すよ
うに、前後方向に向けて伸延させた左右一対の断面矩形
状のメインパイプ9,10と、同メインパイプ9,10の前端部
間に架設した断面矩形状の前部パイプ(図示省略)とか
ら平面視コ字状のメインフレーム構成体11を形成し、同
メインフレーム構成体11の左右のメインパイプ9,10の前
側中途部に連結桿12,13 を下方へ向けてそれぞれ取付
け、各連結桿12,13 の下端部に、前後方向へ向けて伸延
させた左右一対の円筒状のサブパイプ14,15 と同サブパ
イプ14,15 の中途部間に架設した円筒状の連結パイプ16
とからなる下部フレーム構成体17を連設している。図
中、18は矩形断面状の連結パイプである。
【0021】また、機体フレーム5は、下部フレーム構
成体17の後端部及びメインフレーム構成体11の後端部間
に、サブパイプ14,15 の後端部に前側上方へ向けて傾斜
状に取付けた左右一対の円筒状の後部パイプ19,19 と同
後部パイプ19,19 の上端部間に架設した円筒状の上部パ
イプ20とからなる門型状の後部フレーム構成体21を連設
し、更には、同後部フレーム構成体21と下部フレーム構
成体17との間に、上部パイプ20の中途部と連結パイプ16
の中途部とを前低後高の傾斜状に連結する左右一対の傾
斜パイプ22,22 からなる上部フレーム構成体23を連設し
ている。図中、24は傾斜パイプ22,22 の中途部間に跨設
した門型状の座席支持パイプである。
【0022】原動機部7は、図1及び図2に示すよう
に、機体フレーム5の左右のメインパイプ9,10の前側部
間に平板状のエンジン載置台25を架設し、同エンジン載
置台25の上部に原動機としてのエンジン26を載置する一
方、エンジン載置台25の下部に変速機構としてのミッシ
ョンケース27を取付け、同ミッションケース27にエンジ
ン26を連動連結している。また、エンジン26には、植付
連動機構28を介して植付機3を連動連結している。
【0023】そして、原動機部7は、エンジン26の動力
をミッションケース27を介して走行部6や植付機3へと
伝達するようにしている。
【0024】また、原動機部7は、エンジン26の直上方
位置に燃料タンク(図示省略)を配設するとともに、同
燃料タンクとエンジン26とをボンネット29で覆い、更に
は、同ボンネット29の左右側方位置に、苗トレイに収容
した予備の苗を載置しておくための予備苗載台30,30 を
配設している。
【0025】予備苗載台30は、図3〜図5に示すよう
に、機体フレーム5の左右側部に支持ブラケット45,45
を取付け、各支持ブラケット45の外側部に上下方向に伸
延させた支柱46を着脱自在に取付け、同支柱46の上端外
側部及び中途外側部に平面視略コ字状の支持体47を上下
に間隔を開けて取付け、各支持体47に、予備苗を載置す
るための平面視矩形平板状の苗載置体48を載設してい
る。図中、69は固定用ボルトである。
【0026】支持体47は、先端部を前後下方へ向けて伸
延させた略逆V字状の基端部構成体49と、同基端部構成
体の先端部から左右幅方向に向けて伸延させた前後一対
の先端部構成体50,51 とからなる支持体本体52と、同支
持体本体52の先端部構成体50,51 の外側部先端に着脱自
在に螺着した前後一対の補助支持体53,54 とから構成し
ている。
【0027】苗載置体48は、平面視略矩形平板状の苗載
置体本体55と、同苗載置体本体55の前方下部に前後スラ
イド自在に配設した延長苗載置体56と、苗載置体本体55
の外側部に着脱自在に連設した補助苗載置体57とから構
成しており、補助苗載置体57を苗載置体本体55の前方外
側部に設けることによって、苗載置体本体55の後方外側
部に切欠部58を形成している。
【0028】苗載置体本体55は、上面に3本の溝59を左
右に間隔を開けて刻設するとともに、上面後端部に後側
ストッパー60を突設し、更には、下面前端部及び中途部
に左右一対のボス61,62,63,64 を形成し、同ボス61,62,
63,64 に支持体本体52の先端部構成体50,51 を挿通し
て、支持体本体52に苗載置体本体55を着脱自在に取付け
ている。
【0029】このように、苗載置体本体55の下面前端部
と中途部とにボス61,62,63,64 を形成することによっ
て、苗載置体48を支柱46に取付けた際に、支柱46の前方
側に伸延する前側長さL1を、支柱46の後方側に伸延する
後側長さL2よりも短くしている。
【0030】延長苗載置体56は、平面視略コ字状のスラ
イド枠体65の前端部間に略矩形枠状の延長枠66を取付
け、同延長枠66の上側前端部に前側ストッパー67を突設
し、一方、スライド枠体65の後端部を下方へ向けて折曲
することによって把持部68を形成しており、延長枠66
は、苗載置体本体55の下面にスライド自在に取付けてい
る。図中、70,71,72,73 は苗載置体本体55の下面前端部
及び中途部に形成した左右一対のボスである。
【0031】そして、前側ストッパー67を前方へ向けて
押すと、図6に示すように、苗載置体本体55の前方に延
長枠66が引き出されて、苗載置体48の全長が前方に伸張
するようにして、予備苗を苗載置体48の上部に載置でき
るようにしている。一方、スライド枠体65の把持部68を
後方へ向けて引くと、図5に示すように、延長枠66が苗
載置体本体55の前側下部に収容されて、苗載置体48の全
長が短縮し、機体のコンパクト化を図るようにしてい
る。
【0032】補助苗載置体57は、下面前後端部にボス7
8,79 を形成し、同ボス78,79 に補助支持体53,54 を挿
通して、補助支持体53,54 によって補助苗載置体57を支
持している。図中、76,77 は抜け止め用のボルト、74,7
5 は座金である。
【0033】また、予備苗載台30は、図3及び図4に示
すように、支柱46の内側部に、苗継ぎ後の空の苗トレイ
を収容するための収容箱80を配設している。
【0034】収容箱80は、支柱46の上端外側部と中途前
側部にブラケット81,82 を形成し、同ブラケット81,82
に矩形枠状の上下一対の側部枠83,84 を前高後低の傾斜
状にそれぞれ取付け、同側部枠83,84 の略中央部間に底
部枠85を取付けており、同底部枠85の底部86を機体内側
下部から機体外側上部に向けて傾斜状に形成している。
【0035】このように、収容箱80の底部86を機体内側
下部から機体外側上部に向けて傾斜状に形成しているた
め、図3に示すように、収容箱80に空の苗トレイ87を収
容した場合には、苗トレイ87の下端部が底部枠85の底部
86の機体内側部分で保持されて、空の苗トレイ87が収容
箱80に機体内側下部から機体外側上部に向けて傾斜状に
収容されることとなり、従って、苗トレイ87によって運
転者の視界を妨げることがなく、運転操作性を向上させ
ることができる。
【0036】予備苗載台30は、以上のように形成してお
り、支持ブラケット45から支柱46を取り外して、左右の
予備苗載台30を付け替えることによって、図8に示すよ
うに、苗載置体48の外側部に形成した切欠部58を機体外
側方へ向けた状態で機体に装着した使用姿勢(88)と、切
欠部58を機体内側方へ向けた状態で機体に装着した収容
姿勢(89)とに姿勢変更可能に構成している。尚、左右の
予備苗載台30を付け替えるのではなく、それぞれの予備
苗載台30を180 度反転させて付け替えることによって、
苗載置体48の外側部に形成した切欠部58を機体外側方へ
向けた状態で機体に装着した使用姿勢と、切欠部58を機
体内側方へ向けた状態で機体に装着した収容姿勢とに姿
勢変更してもよい。
【0037】このように、本実施例では、支柱46に支持
体47を設け、同支持体47に、予備苗を載置するための苗
載置体48を載設し、同苗載置体48の外側部に切欠部58を
形成し、しかも、切欠部58を機体外側方へ向けた状態で
機体に装着した使用姿勢(88)と、切欠部58を機体内側方
へ向けた状態で機体に装着した収容姿勢(89)とに姿勢変
更可能に構成しているため、通常の農作業を行う場合に
は、予備苗載台30を使用姿勢(88)に姿勢変更して、機体
の外側部に苗載置体48を張り出させた状態で使用し、一
方、工場出荷時や収容時には、予備苗載台30を収容姿勢
(89)に姿勢変更して、機体の外側部から苗載置体48が張
り出さないようにすることによって、機体のコンパクト
化を図り、梱包容積や収容スペースを小さくすることが
できる。
【0038】しかも、苗載置体48の外側部に切欠部58を
形成しているため、予備苗載台30を収容姿勢(89)に姿勢
変更した場合に、切欠部58が苗載置体48の機体内側部に
形成されることとなり、同切欠部58に、ボンネット29の
左右側方位置に配設した操作レバー類90を収容すること
ができ、苗載置体48と操作レバー類90との干渉を防止す
ることができる。
【0039】また、苗載置体48の全長のうち、支柱46の
前方側に伸延する前側長さL1を、支柱46の後方側に伸延
する後側長さL2よりも短くしているため、左右の予備苗
載台30を付け替える際に、予備苗載台30を前後反転させ
て収容姿勢(89)に姿勢変更した場合には、苗載置体48が
支柱46から後側長さL2だけ前方に張り出すこととなり、
苗載置体48が支柱46から張り出す長さが、使用姿勢(88)
での張り出し量よりも収容姿勢(89)での張り出し量のほ
うが短くなり、これによっても、工場出荷時や収容時
に、機体のコンパクト化を図り、梱包容積や収容スペー
スを小さくすることができる。
【0040】また、苗載置体本体55の外側部に補助苗載
置体57を着脱自在に配設して、苗載置体48の前方外側部
又は後方外側部に切欠部58を形成しているため、苗載置
体本体55から補助苗載置体57を取り外して予備苗載台30
を収容姿勢(89)に姿勢変更することによって、ボンネッ
ト29と苗載置体48との干渉を防止することができる。
【0041】また、支持体本体52の外側部に、補助苗載
置体57を支持するための補助支持体53,54 を着脱自在に
配設しているため、支持体本体52から補助支持体53,54
を取り外して予備苗載台30を収容姿勢(89)に姿勢変更す
ることによっても、ボンネット29と支持体47との干渉を
防止することができる。
【0042】走行部6は、図1に示すように、ミッショ
ンケース27に左右一対のフロントアクスルケース31,32
を連動連結し、各フロントアクスルケース31,32 に前車
輪33を連動連結し、更には、ミッションケース27にリヤ
アクスルケース34を連動連結し、同リヤアクスルケース
34に左右一対の後車輪35,35 を連動連結している。
【0043】このようにして、エンジン26の動力をエン
ジン26からミッションケース27へ伝達し、同ミッション
ケース27からフロントアクスルケース31,32 へ伝達し、
同フロントアクスルケース31,32 から前車輪33,33 へ伝
達する一方、ミッションケース27からリヤアクスルケー
ス34へ伝達し、同リヤアクスルケース34から後車輪35,3
5 へ伝達するようにしている。
【0044】運転操作部8は、図1に示すように、ボン
ネット29の頂部にステアリングホイール36を回動自在に
配設し、同ステアリングホイール36の直後方位置に座席
37を配設し、同座席37の左側方位置に、走行機体2の変
速操作をするための変速レバー38を前後方向に向けて揺
動操作可能に配設する一方、座席37の右側方位置に、植
付機3の昇降操作及び高低2段のベルト式変速機構の変
速操作をするための昇降・変速兼用レバー39を前後方向
に向けて揺動操作可能に配設している。図中、40はケー
シング体である。
【0045】また、運転操作部8は、ボンネット29の左
側方位置に補助ブレーキレバー41を前後方向に向けて揺
動操作可能に配設し、同補助ブレーキレバー41の左側方
位置にクラッチペダル42を踏み込み操作可能に配設し、
ボンネット29の右側方位置に左右一対のフット式のブレ
ーキペダル43,44 を踏み込み操作可能に配設しており、
同ブレーキペダル43,44 の基端部は、下部フレーム構成
体17の連結パイプ16に回動自在に支持されている。
【0046】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載されるような効果を奏する。
【0047】(1)本発明では、機体の前側上部にボン
ネットを配設し、同ボンネットの左右側方位置に予備苗
載台を配設してなる田植機において、予備苗載台は、支
柱に支持体を設け、同支持体に、予備苗を載置するため
の苗載置体を載設し、同苗載置体の外側部に切欠部を形
成し、しかも、切欠部を機体外側方へ向けた状態で機体
に装着した使用姿勢と、切欠部を機体内側方へ向けた状
態で機体に装着した収容姿勢とに姿勢変更可能に構成し
ているため、通常の農作業を行う場合には、予備苗載台
を使用姿勢に姿勢変更して、機体の外側部に苗載置体を
張り出させた状態で使用し、一方、工場出荷時や収容時
には、予備苗載置台を収容姿勢に姿勢変更して、機体の
外側部から苗載置体が張り出さないようにすることによ
って、機体のコンパクト化を図り、梱包容積や収容スペ
ースを小さくすることができる。
【0048】しかも、苗載置体の外側部に切欠部を形成
しているため、予備苗載置台を収容姿勢に姿勢変更した
場合に、切欠部が苗載置体の機体内側部に形成されるこ
ととなり、同切欠部に、ボンネットの左右側方位置に配
設した操作レバー類を収容することができ、苗載置体と
操作レバー類との干渉を防止することができる。
【0049】(2)本発明では、苗載置体の全長のう
ち、支柱の前方側に伸延する前側長さを、支柱の後方側
に伸延する後側長さよりも短くしているため、左右の予
備苗載台を付け替える際に、予備苗載台を前後反転させ
て収容姿勢に姿勢変更した場合には、苗載置体が支柱か
ら後側長さだけ前方に張り出すこととなり、苗載置体が
支柱から張り出す長さが、使用姿勢での張り出し量より
も収容姿勢での張り出し量のほうが短くなり、これによ
っても、工場出荷時や収容時に、機体のコンパクト化を
図り、梱包容積や収容スペースを小さくすることができ
る。
【0050】(3)本発明では、苗載置体を苗載置本体
と補助苗載置体とから構成し、苗載置体本体の外側部に
補助苗載置体を着脱自在に配設して、苗載置体の前方外
側部又は後方外側部に切欠部を形成しているため、苗載
置体本体から補助苗載置体を取り外して予備苗載台を収
容姿勢に姿勢変更することによって、ボンネットと苗載
置体との干渉を防止することができる。
【0051】(4)本発明では、支持体を支持体本体と
補助支持体とから構成し、支持体本体の外側部に、補助
苗載置体を支持するための補助支持体を着脱自在に配設
しているため、支持体本体から補助支持体を取り外して
予備苗載台を収容姿勢に姿勢変更することによって、ボ
ンネットと支持体との干渉を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る田植機を示す左側面図。
【図2】機体フレームを示す平面図。
【図3】予備苗載台を示す正面図。
【図4】同左側面図。
【図5】同平面図(延長苗載置体を収容した状態)。
【図6】同平面図(延長苗載置体を伸張した状態)。
【図7】予備苗載置台の収容姿勢を示す正面図。
【図8】同平面図。
【符号の説明】
1 乗用田植機 2 走行機体 3 植付機 4 昇降機構 5 機体フレーム 6 走行部 7 原動機部 8 運転操作部 29 ボンネット 30 予備苗載台 46 支柱 47 支持体 48 苗載置体 52 支持体本体 53,54 補助支持体 55 苗載置体本体 56 延長苗載置体 57 補助苗載置体 58 切欠部 (88) 使用姿勢 (89) 収容姿勢 L1 前側長さ L2 後側長さ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機体の前側上部にボンネット(29)を配設
    し、同ボンネット(29)の左右側方位置に予備苗載台(30,
    30) を配設してなる田植機において、 予備苗載台(30)は、支柱(46)に支持体(47)を設け、同支
    持体(47)に、予備苗を載置するための苗載置体(48)を載
    設し、同苗載置体(48)の外側部に切欠部(58)を形成し、
    しかも、切欠部(58)を機体外側方へ向けた状態で機体に
    装着した使用姿勢(88)と、切欠部(58)を機体内側方へ向
    けた状態で機体に装着した収容姿勢(89)とに姿勢変更可
    能に構成したことを特徴とする田植機。
  2. 【請求項2】 苗載置体(48)は、支柱(46)の前方側に伸
    延する前側長さ(L1)を、支柱(46)の後方側に伸延する後
    側長さ(L2)よりも短くしたことを特徴とする請求項1記
    載の田植機。
  3. 【請求項3】 苗載置体(48)は、苗載置体本体(55)の外
    側部に補助苗載置体(57)を着脱自在に配設して、苗載置
    体(48)の前方外側部又は後方外側部に切欠部(58)を形成
    したことを特徴とする請求項1又は請求項2記載の田植
    機。
  4. 【請求項4】 支持体(47)は、支持体本体(52)の外側部
    に、補助苗載置体(57)を支持するための補助支持体(53,
    54) を着脱自在に配設したことを特徴とする請求項3記
    載の田植機。
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