JP3352015B2 - ユニットルームの天井の構造 - Google Patents

ユニットルームの天井の構造

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JP3352015B2 JP04157098A JP4157098A JP3352015B2 JP 3352015 B2 JP3352015 B2 JP 3352015B2 JP 04157098 A JP04157098 A JP 04157098A JP 4157098 A JP4157098 A JP 4157098A JP 3352015 B2 JP3352015 B2 JP 3352015B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室のようなユニ
ットルームの天井の構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の浴室のようなユニットルームの天
井は通常2枚の天井材で構成されるものである。この2
枚の天井材には例えば換気口付の天井パネルと点検口付
の天井パネルがある。また照明装置は浴室内を照らすよ
うに単に設けてあるだけである。
【0003】近年、ユニットルームの天井材を3枚で形
成してトップライト風の照明をしたいという要望があ
る。つまり、3つの天井材を照明ボックス1と換気口付
の天井パネル2と点検口付の天井パネル3とで構成し、
これらを図18に示すようにユニットルーム4の天井に
並べて取り付けるように施工したいという要望がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
に照明ボックス1と天井パネル2と天井パネル3とを接
合するとき、接合部が外観上見えないようにするために
天井裏から接続する必要があるが、上記のような構造の
場合、天井パネル3の点検口22から身を乗り出して接
続する施工を行わなければならない。しかし照明ボック
ス1と天井パネル2との接合部が点検口22から離れて
おり、天井裏で接続することは極めて困難であるという
問題がある。
【0005】本発明は叙述の点に鑑みてなされたもので
あって、トップライト風の照明ができ、しかも天井裏で
行う接合作業が容易にでき、また保守点検も容易にでき
るユニットルームの天井の構造を提供することを課題と
する。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の請求項1のユニットルームの天井の構造は、ユ
ニットルーム4の天井部に3枚の天井材を並設して設け
るものにおいて、一端側に位置する天井材は矩形状の照
明用の枠体5で形成し、枠体5の上に下方を開口せる照
明ボックス1を載設し、照明ボックス1の下方の開口を
覆う照明カバー6を枠体5の上に配置すると共に枠体5
に照明カバー6の下面を支持する中桟7を着脱自在に架
設して取り付けて成ることを特徴とする。上記のように
枠体5の上に照明ボックス1を設けて照明ボックス1の
下方の開口を照明カバー6で覆うことでトップライト風
の照明ができる。枠体5の上に照明ボックス1や照明カ
バー6を設けるために照明ボックス1や照明カバー6を
外した状態で枠体5とこの枠体5に隣接した天井材との
接合が枠体5の開口から身を乗り出して天井裏からでき
る。また枠体5の上に照明ボックス1を載せて枠体5に
簡単に照明ボックス1を固定することができる。また照
明カバー6を中桟7で受けて容易に取り付けることがで
きると共に照明カバー6を取り付けることで照明器具の
防水性や防湿性を確保できる。また中桟7を外すことで
照明カバー6を容易に取り外すことができてメンテナン
スが容易にできる。
【0007】また本発明の請求項2のユニットルームの
天井の構造は、請求項1において、中桟7を中空にし、
中桟7の上面板の幅方向の中央からキャップ7b内に向
けてガイド片8を垂下すると共にガイド片8の両側に隙
間9a,9bを設け、両側の隙間9a,9bのうち一方
の隙間9aに対応する部分で上面板に切り欠き10を設
け、枠体5の対向する2辺の内面からダボ12を突設
し、ダボ12を切り欠き10から上記一方の隙間9aに
挿入してからダボ12をガイド片8を越えて他方の隙間
9bに挿入して係止させることで枠体5に中桟7を支持
したことを特徴とする。このようにすることで、枠体5
の下から中桟7を簡単に着脱自在に架設することができ
る。
【0008】また本発明の請求項3のユニットルームの
天井の構造は、請求項1において、中桟7は金属で形成
せる中桟本体7aと中桟本体7aの長手方向の両端に装
着した樹脂製で中空のキャップ7bとで構成し、キャッ
プ7bの上面板の幅方向の中央からキャップ7b内にガ
イド片8を垂下すると共にガイド片8の両側に隙間9
a,9bを設け、両側の隙間9a,9bのうち一方の隙
間9aに対応する部分で上記上面板に切り欠き10を設
け、枠体5の対向する2辺の内面からダボ12を突設
し、ダボ12を切り欠き10から上記一方の隙間9aに
挿入してからダボ12をガイド片8を越えて他方の隙間
9bに挿入して係止させることで枠体5に中桟7を支持
したことを特徴とする。このようにすることで、上記と
同様に枠体5の下から中桟7を簡単に着脱自在に架設す
ることができる。また中桟7の中桟本体7aが金属にて
形成してあっても、中桟本体7aの両端を樹脂製のキャ
ップ7bで被覆して中桟の端部に金属の鋭利なエッジが
できないようにし、枠体5に中桟7を装着するとき枠体
5に傷が付くのを防止できる。またキャップ7bを設け
てもダボ12をガイドして中桟7を取り付けることがで
きる。
【0009】また本発明の請求項4のユニットルームの
天井の構造は、請求項2または請求項3において、ダボ
12が縦方向に複数個並んでいることを特徴とする。上
記のようにすると、中桟7を容易に取り付けることがで
きるものであっても、中桟7が回転したりしないように
中桟7を安定よく取り付けることができる。また本発明
の請求項5のユニットルームの天井の構造は、請求項2
または請求項3において、ダボ12が平行な2辺を有す
る多角形であることを特徴とする。この場合も、中桟7
を容易に取り付けることができるものであっても、中桟
7が回転したりしないように中桟7を安定よく取り付け
ることができる。
【0010】また本発明の請求項6のユニットルームの
天井の構造は、請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
て、枠体5の枠材の上面に取り付け溝13を穿設し、パ
ッキン14を取り付け溝13に取り付けると共にパッキ
ン14を介して枠体5の上に照明カバー6を置いたこと
を特徴とする。この場合、パッキン14にて照明カバー
6を防水的且つ防湿的に取り付けることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1に示すようにユニットルーム
4は浴室のようなもので、底部に設けた防水パン16の
上に浴槽17を設置すると共に洗い場18を設けてあ
る。防水パン16の周縁には壁パネル19を立設してあ
る。ユニットルーム4の上の天井を構成する天井材は本
例の場合、トップライト風の照明装置20と、天井パネ
ル2と、天井パネル3とで構成され、これらを並べて取
り付けてある。天井パネル2は中央に設けられる矩形状
のパネルであり、換気口21を設けてある。天井パネル
3は洗い場18側の上に設けられる矩形状のパネルであ
り、点検口22を設けてあると共にダウンライト23を
取り付けてある。
【0012】照明装置20は矩形状の枠体5の上に照明
ボックス1を載設して形成されている。枠体5は中空角
パイプ状の縦枠材5aと横枠材5bを矩形枠状に枠組し
て形成されている。この縦枠材5a及び横枠材5bはア
ルミニウムを押出成形することにより形成したものであ
る。照明ボックス1は下方を開口せる角箱状に形成され
ている。枠体5の上面の外周から上方に取り付け片27
を突設してあり、枠体5の横枠材5b及び一方の縦枠材
5bから一体に引っ掛け片25を突設してある。照明ボ
ックス1には照明器具26を装着してあり、照明ボック
ス1の下面の開口を覆う矩形板状の照明カバー6は複数
枚に(本例の場合2枚)分割してあり、照明カバー6の
周縁を枠体5の上面に載置してある。
【0013】枠体5の両側の縦枠材5a間には図8に示
すように複数(本例の場合4本)の中桟7を等間隔に架
設してあり、中桟7を着脱自在に取り付けてある。本例
の場合、中桟7はアルミニウムの押出成形品である。中
桟7は図9、図10に示すように内部が中空の角パイプ
状に形成されており、中桟7の上面板の幅方向の中央か
ら中桟7内に向けてガイド片8を垂下してあり、中桟7
の両側の側面板とガイド片8との間に夫々隙間9a,9
bを設けてある。そして中桟7の長手方向の端部の上記
隙間9aに対応する部分に切り欠き10を設けてあり、
隙間9bの上部に係止突起11を設けてある。枠体5の
縦枠材5aの内面には中桟7を取り付ける位置でダボ1
2を突設してある。本例の場合、このダボ12は円柱状
ダボ12aであり、上下に2個並べてある。この円柱状
ダボ12aの外径は隙間9bの幅と略同じ寸法にてあ
る。しかして中桟7を枠体5の両側の縦枠材5a間に取
り付ける場合、対向する縦枠材5a間に中桟7を配置
し、切り欠き10を円柱状ダボ12aに対応させた状態
で切り欠き10から隙間9a内に円柱状のダボ12aを
挿入し、ガイド片8を越えるように円柱状ダボ12aを
隙間9bに挿入し、円柱状ダボ12aを隙間9bに挿入
して円柱状ダボ12aを係止突起11に係止することで
中桟7を取り付ける。また上記と逆操作することで中桟
7を取り外すことができる。本例の場合、ダボ12とし
て円柱状ダボ12aを上下に2個並べてあるが、図11
に示すように上下に長くて上下方向に平行な2面を有す
る多角柱状ダボ12bを設けても同様に中桟7を着脱自
在に取り付けることができる。
【0014】上記のように構成せる照明装置20、天井
パネル2及び天井パネル3はユニットルーム4の天井部
に並べて取り付けられるのであるが、天井パネル2と天
井パネル3との間の接続は点検口22から身を天井裏に
乗り出し、天井パネル2のフランジ2aと天井パネル3
のフランジ3aとをシーリング材28を介してボルト・
ナットよりなる固着具34で結合することにより行われ
る。天井パネル3の壁パネル19の上端への結合も、天
井パネル2の天井パネル3に近い方の壁パネル19の上
端への結合も点検口22から行われる。点検口22には
点検蓋29が着脱自在に取り付けられる。
【0015】照明装置20の取り付けは照明ボックス1
と枠体5を分解した状態で行われ、枠体5が先に取り付
けられる。枠体5が先に天井に配置され、枠体5の引っ
掛け片25が壁パネル19の上端に載置される。そして
枠体5と天井パネル2との結合は、枠体5の開口から天
井裏に身を乗り出し、シーリング材28を介して天井パ
ネル2のフランジ2aを縦枠材5aにビスのような固着
具35で結合することにより行われる。天井パネル2の
枠体5に近い方の壁パネル19の上端への結合も枠体5
の開口から行われる。また壁パネル19の上端と枠体5
の引っ掛け片25とはビスのような固着具30をユニッ
トルーム4内から打入することで行われ、この部分が弾
性目地材24にて覆われる。このように枠体5を取り付
けた後、枠体5の上に照明ボックス1が載せられて取り
付けられる。照明ボックス1を取り付けるときは、照明
ボックス1の下端縁を枠体5の取り付け片27の内面に
沿わせ、照明ボックス1の下端縁から取り付け片27に
ビスのような固着具31を打入することで行われる。照
明カバー6は枠体5の上面に載置され、枠体5に中桟7
を上記のように着脱自在に取り付けることで支持され
る。
【0016】また枠体5の上面や中桟7の上面には全長
に亙るように取り付け溝13を穿設してあり、この取り
付け溝13にパッキン14を全長に亙るように装着して
あり、照明カバー6の下面をパッキン14に当接するこ
とで照明カバー6を防水的且つ防湿的に取り付けてあ
る。また上記中桟7は上記のように枠体5に着脱自在に
取り付けてあり、中桟7を外すことで照明カバー6を外
して照明ボックス1内の照明器具26等のメンテナンス
等が行えるようになっている。
【0017】また図13乃至図17は実施の形態の他例
を示すものである。本例の場合、中桟7がアルミニウム
押出成形品よりなる中桟本体7aと中桟本体7aの長手
方向の両端に装着した樹脂製で中空のキャップ7bとで
構成されている。中桟本体7aの長手方向の両端では上
面に幅方向に亙る切り欠37を設けてあり、また中桟本
体7の上面には長手方向に亙るようにタッピングホール
38を形成してある。キャップ7bは角箱状に形成され
ており、切り欠き37から中桟本体7aの内部に挿入し
てある。キャップ7bには周方向にフランジ39を突設
してあり、フランジ39を中桟本体7aの長手方向の端
面に当接して中桟本体7aの端面を被覆してある。キャ
ップ7bの上端にはタッピングホール38と対応する取
り付け孔40を設けてあり、取り付け孔40からタッピ
ングホール38までねじ具を螺入することでキャップ7
bを中桟本体7aに固定してある。キャップ7bの上面
板の幅方向の中央からキャップ7b内に向けてガイド片
8を垂下してあり、キャップ7bの両側の側面板とガイ
ド片8との間に夫々隙間9a,9bを設けてある。そし
てキャップ7bの上面の上記隙間9aに対応する部分に
切り欠き10を設けてある。枠体5の縦枠材5aの内面
には中桟7を取り付ける位置でダボ12を突設してあ
る。本例の場合、このダボ12は円柱状ダボ12aであ
り、上下に2個並べてある。この円柱状ダボ12aの外
径は隙間9bの幅と略同じ寸法にてある。
【0018】しかして中桟7を枠体5の両側の縦枠材5
a間に取り付ける場合、対向する縦枠材5a間に中桟7
を配置し、切り欠き10を円柱状ダボ12aに対応させ
た状態で切り欠き10から隙間9a内に円柱状のダボ1
2aを挿入し、ガイド片8を越えるように円柱状ダボ1
2aを隙間9bに挿入し、円柱状ダボ12aを隙間9b
に挿入することで中桟7を取り付ける。また上記と逆操
作することで中桟7を取り外すことができる。ところ
で、中桟7が長手方向全長に亙ってアルミニウムの押出
成形品で形成されている場合、中桟7の長手方向の端面
が切断端面となって端面に鋭利なエッジが形成される場
合があり、このような中桟7を枠体5に対して着脱する
と枠体5等を傷付けたりするおそれがあるが、本例の場
合、アルミニウムの押出成形品の中桟本体7aの長手方
向の端部に樹脂製のキャップ7bを取り付けることによ
り、中桟本体7aの長手方向の端面を被覆しているため
中桟7を枠体5に着脱するとき枠体5等を傷付けるおそ
れがない。
【0019】なお、本例の場合、ダボ12として円柱状
ダボ12aを上下に2個並べてあるが、図11に示すよ
うに上下に長くて上下方向に平行な2面を有する多角柱
状ダボ12bを設けても同様に中桟7を着脱自在に取り
付けることができる。また上記のように中桟本体7aと
キャップ7bよりなる中桟7及び枠体5の上面に全長に
亙るように取り付け溝13を穿設し、この取り付け溝1
3にパッキン14を全長に亙るように装着し、照明カバ
ー6の下面をパッキン14に当接することで照明カバー
6を防水的且つ防湿的に取り付けるようにしてもよい。
【0020】
【発明の効果】本発明の請求項1の発明は、叙述の如く
一端側に位置する天井材は矩形状の照明用の枠体で形成
し、枠体の上に下方を開口せる照明ボックスを載設し、
照明ボックスの下方の開口を覆う照明カバーを枠体の上
に配置すると共に枠体に照明カバーの下面を支持する中
桟を着脱自在に架設して取り付けているので、枠体の上
に照明ボックスを設けて照明ボックスの下方の開口を照
明カバーで覆うことでトップライト風の照明ができるも
のであり、しかも枠体の上に照明ボックスや照明カバー
を設けるために照明ボックスや照明カバーを外した状態
で枠体とこの枠体に隣接した天井材との接合が枠体の開
口から身を乗り出して天井裏からできるものであって、
天井裏での施工が容易にできるものであり、また枠体の
上に照明ボックスを載せて枠体に簡単に照明ボックスを
固定することができるものであり、また照明カバーを中
桟で受けて容易に取り付けることができると共に照明カ
バーを取り付けることで照明器具の防水性や防湿性を確
保できるものであり、また中桟を外すことで照明カバー
を容易に取り外すことができてメンテナンスが容易にで
きるものである。
【0021】また本発明の請求項2の発明は、請求項1
において、中桟を中空にし、中桟の上面板の幅方向の中
央から中桟内に向けてガイド片を垂下すると共にガイド
片の両側に隙間を設け、両側の隙間のうち一方の隙間に
対応する部分で上面板に切り欠きを設け、枠体の対向す
る2辺の内面からダボを突設し、ダボを切り欠きから上
記一方の隙間に挿入してからダボをガイド片を越えて他
方の隙間に挿入して係止させることで枠体に中桟を支持
したので、枠体の下から中桟を簡単に着脱自在に架設す
ることができるものである。
【0022】また本発明の請求項3の発明は、請求項1
において、中桟は金属で形成せる中桟本体と中桟本体の
長手方向の両端に装着した樹脂製で中空のキャップとで
構成し、キャップの上面板の幅方向の中央からキャップ
内にガイド片を垂下すると共にガイド片の両側に隙間を
設け、両側の隙間のうち一方の隙間に対応する部分で上
記上面板に切り欠きを設け、枠体の対向する2辺の内面
からダボを突設し、ダボを切り欠きから上記一方の隙間
に挿入してからダボをガイド片を越えて他方の隙間に挿
入して係止させることで枠体に中桟を支持したので、枠
体の下から中桟を簡単に着脱自在に架設することができ
るのは勿論、中桟の中桟本体が金属にて形成してあって
も、中桟本体の両端を樹脂製のキャップで被覆して中桟
の端部に金属の鋭利なエッジができないようにし、枠体
に中桟を装着するとき枠体等に傷が付くのを防止できる
ものであり、しかもキャップを設けてもダボをガイドし
て中桟を取り付けることができるものである。
【0023】また本発明の請求項4の発明は、請求項2
または請求項3において、ダボが縦方向に複数個並んで
いるので、上記のように中桟を容易に取り付けることが
できるものであっても、中桟が回転したりしないように
中桟を安定よく取り付けることができるものである。ま
た本発明の請求項5の発明は、請求項2または請求項3
において、ダボが平行な2辺を有する多角形であるの
で、中桟を容易に取り付けることができるものであって
も、中桟が回転したりしないように中桟を安定よく取り
付けることができるものである。
【0024】また本発明の請求項6の発明は、請求項1
乃至請求項5のいずれかにおいて、枠体の枠材の上面に
取り付け溝を穿設し、パッキンを取り付け溝に取り付け
ると共にパッキンを介して枠体の上に照明カバーを置い
たので、パッキンにて照明カバーを防水的且つ防湿的に
取り付けることができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の一例の全体を示す断面図
である。
【図2】同上の天井部分の一部切欠した拡大断面図であ
る。
【図3】同上の天井部分の斜視図である。
【図4】同上の天井部分の構造を説明する平面図であ
る。
【図5】同上の照明装置を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図6】同上の照明装置の斜視図である。
【図7】同上の照明装置の断面図である。
【図8】同上の枠体と照明カバーを示す分解斜視図であ
る。
【図9】同上の枠体に中桟を取り付ける状態を説明する
分解斜視図である。
【図10】同上の中桟を枠体に取り付ける状態を説明す
る説明図である。
【図11】同上のダボの他例を説明する斜視図である。
【図12】同上の照明カバーをパッキンにてシールする
状態を説明する断面図である。
【図13】同上の他例の分解斜視図である。
【図14】同上の中桟本体の端部を示す斜視図である。
【図15】同上のキャップの斜視図である。
【図16】同上のダボの挿入を説明する説明図である。
【図17】(a)は中桟本体にキャップを取り付けた状
態の斜視図、(b)は中桟を枠体に取り付けた状態を示
す斜視図である。
【図18】本発明の前提を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 照明ボックス 4 ユニットルーム 5 枠体 6 照明カバー 7 中桟 7a 中桟本体 7b キャップ 8 ガイド片 9a 隙間 9b 隙間 10 切り欠き 12 ダボ 13 取り付け溝 14 パッキン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) E04H 1/12 301 E06B 9/01 F21V 21/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ユニットルームの天井部に3枚の天井材
    を並設して設けるユニットルームの天井において、一端
    側に位置する天井材は矩形状の照明用の枠体で形成し、
    枠体の上に下方を開口せる照明ボックスを載設し、照明
    ボックスの下方の開口を覆う照明カバーを枠体の上に配
    置すると共に枠体に照明カバーの下面を支持する中桟を
    着脱自在に架設して取り付けて成ることを特徴とするユ
    ニットルームの天井の構造。
  2. 【請求項2】 中桟を中空にし、中桟の上面板の幅方向
    の中央から中桟内に向けてガイド片を垂下すると共にガ
    イド片の両側に隙間を設け、両側の隙間のうち一方の隙
    間に対応する部分で上面板に切り欠きを設け、枠体の対
    向する2辺の内面からダボを突設し、ダボを切り欠きか
    ら上記一方の隙間に挿入してからダボをガイド片を越え
    て他方の隙間に挿入して係止させることで枠体に中桟を
    支持したことを特徴とする請求項1記載のユニットルー
    ムの天井の構造。
  3. 【請求項3】 中桟は金属で形成せる中桟本体と中桟本
    体の長手方向の両端に装着した樹脂製で中空のキャップ
    とで構成し、キャップの上面板の幅方向の中央からキャ
    ップ内にガイド片を垂下すると共にガイド片の両側に隙
    間を設け、両側の隙間のうち一方の隙間に対応する部分
    で上記上面板に切り欠きを設け、枠体の対向する2辺の
    内面からダボを突設し、ダボを切り欠きから上記一方の
    隙間に挿入してからダボをガイド片を越えて他方の隙間
    に挿入して係止させることで枠体に中桟を支持したこと
    を特徴とする請求項1記載のユニットルームの天井の構
    造。
  4. 【請求項4】 ダボが縦方向に複数個並んでいることを
    特徴とする請求項2または請求項3記載のユニットルー
    ムの天井の構造。
  5. 【請求項5】 ダボが平行な2辺を有する多角形である
    ことを特徴とする請求項2または請求項3記載のユニッ
    トルームの天井の構造。
  6. 【請求項6】 枠体の枠材の上面に取り付け溝を穿設
    し、パッキンを取り付け溝に取り付けると共にパッキン
    を介して枠体の上に照明カバーを置いたことを特徴とす
    る請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のユニットル
    ームの天井の構造。
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