JP6406607B2 - 浴室の天井構造 - Google Patents

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Description

本発明は、浴室の天井構造に関する。
従来、浴室の天井構造として、例えば特許文献1に記載されているように、浴室の天井面が矩形状の照明ユニットと、換気口を設けた矩形状の換気パネルと、点検口を設けた矩形状の点検口パネルとで構成されたいわゆる3分割タイプのものは知られている。この場合、照明ユニットと換気パネルと点検口パネルとは、換気パネルを中央にして天井の取付開口に並べて取り付けられている。このため、点検口パネルの点検口から天井裏に身を乗り出して照明ユニットの光源を交換しようとするときでも、換気パネルに取り付けられた換気装置との取り合いによっては手が届かず、作業性が悪くなるという問題がある。
そこで、このような天井構造の場合、照明ユニットの光源を交換可能にするために、照明ユニットの浴室に面するカバーを浴室の内側から取り外し可能に設けることが行われている。このため、照明ユニットの構造が複雑になるとともに、照明ユニットと換気パネルとの間に段差などが生じて見映えが悪くなるという欠点がある。
特開平11−6315号公報
本発明はかかる点に鑑みてなされてものであり、その課題は、浴室の天井面に照明ユニットと換気パネルと点検口パネルとを設けるに当たり、その配置レイアウトなどを適宜設定する。これにより、点検口パネルの点検口から天井裏に身を乗り出して照明ユニットの光源を交換するときなど手が届き易くなり、作業性を高め得るとともに、照明ユニットの構成の簡略化を図り得る浴室の天井構造を提供することにある。
前記の課題を解決するため、本発明は、浴室の天井構造として、浴室の天井面に、矩形状の照明ユニットと、換気装置を取り付けるための開口部を設けた矩形状の換気パネルと、点検口を設けた矩形状の点検口パネルとが設けられたことを前提とする。そして、前記照明ユニットは、その3辺にそれぞれ浴室の壁パネルの上端に取り付ける取付部を有しており、前記換気パネル及び前記点検口パネルは、前記照明ユニットに対し、いずれも1辺で隣接しかつ互いに別の1辺で隣接し合う並列状態に配置されており、前記照明ユニットは、面状発光体を備え、前記面状発光体は、基板の長手方向に沿って複数の発光素子を所定間隔毎に実装してなる光源部と、この光源部の前記各発光素子から発射された光を端面から取り込んで下面から出射することで下面全体が発光する導光板とを有しており、前記光源部は、前記換気パネル及び前記点検口パネルと隣接する1辺に沿って配置されている構成にする。
ここで、前記照明ユニットは、浴室に面して設けられる平板状の透明又は半透明な下カバーと、この下カバーを保持する矩形枠状のフレームと、前記下カバーと所定の間隔を設けて配置された前記面状発光体と、この面状発光体の上側に配置された上カバーとを備え、前記下カバー、前記面状発光体及び前記上カバーは、前記フレームを介して一体的に組み付けられており、前記フレームの矩形枠4辺のうちの3辺にはそれぞれ前記取付部が設けられているとともに、残り1辺には、前記換気パネルと接続するための第1接続部と、前記点検口パネルと接続するための第2接続部とが設けられていることが好ましい。
また、前記照明ユニットの前記下カバーの下面は、前記換気パネルの下面及び前記点検口パネルの下面と面一に設けられていることが好ましい。
記光源部は、取り外し可能に設けられていることが好ましい。
さらに、前記照明ユニットの幅寸法は、40〜100cmの範囲内に設定されていることが好ましい。
本発明の浴室の天井構造によれば、天井面に設けられる照明ユニットと換気パネルと点検口パネルのうち、換気パネルと点検口パネルが照明ユニットに対し共に1辺で隣接しかつ互いに別の1辺で隣接し合う並列状態に配置されている。このため、点検口パネルの点検口から天井裏に身を乗り出して照明ユニットの光源を交換するときなど手が届き易くなり、作業性を高めることができる。しかも、照明ユニットの浴室に面するカバーを浴室の内側から取り外し可能に設ける必要がなく、その分照明ユニットの構成の簡略化を図ることができる。
図1は本発明の実施形態に係る浴室の天井構造を天井裏から示す分解斜視図である。 図2は前記浴室の照明ユニットを取り外して見た一部切開斜視図である。 図3は図2のX−X線における拡大断面図である。 図4は図3のY付近の拡大図である。 図5は前記照明ユニットの一構成部材であるフレームの斜視図である。 図6は図5のZ付近の拡大図である。 図7は図6のD−D線における拡大断面図である。 図8は前記照明ユニットの一構成部材である面状発光体の光源部を示す斜視図である。 図9は前記光源部の正面図である。 図10は前記光源部の右側面図である。 図11は図1の照明ユニットを取り付けた状態で当該照明ユニットと点検口パネルとの接続部の壁パネル側端部付近を示す斜視図である。 図12は図11のE−E線における拡大断面図である。 図13は図11のF−F線における拡大断面図である。
以下、本発明を実施するための形態である実施形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態に係る浴室の天井構造の全体構成を示す。図1において、1は浴室であって、浴室1の天井面11には、矩形状の照明ユニット2と、換気装置(図示せず)を取り付けるための開口部12を設けた矩形状の換気パネル13と、点検口14を設けた矩形状の点検口パネル15とが設けられている。本実施形態の場合、浴室1の天井面11は、照明ユニット2と換気パネル13と点検口パネル15とで構成されたいわゆる3分割タイプの天井構造になっている。
照明ユニット2は、天井面11の面積のおよそ1/3を占めており、浴室1の内部全体を隈無く照らすようになっている。照明ユニット2は、その3辺、詳しくは1つの長辺と2つの短辺にそれぞれ浴室1の壁パネル3の上端に取り付ける第1取付部4を有している。照明ユニット2の幅寸法(換気パネル13と隣接する辺に直交する方向の長さ寸法)は、40〜100cmの範囲内に設定されている。
換気パネル13及び点検口パネル15は、照明ユニット2に対し、いずれも1辺で隣接しかつ互いに別の1辺で隣接し合う並列状態で配置されている。また、換気パネル13及び点検口パネル15は、いずれも互いに直交する残りの2辺にそれぞれ壁パネル3の上端に取り付ける第2取付部16又は17を有している。
ここで、照明ユニット2は、通常、浴室1の床パネル(図示せず)の浴槽側と洗い場側とに跨がって対向する位置に取り付けられる。また、換気パネル13は、浴室1の床パネルの浴槽側に対向する位置に、点検口パネル15は、浴室1の床パネルの洗い場側に対向する位置にそれぞれ取り付けられる。しかし、これに限らず、照明ユニット2を、浴室1の床パネルの浴槽側に対向する位置に、換気パネル13及び点検口パネル15を、浴室1の床パネルの洗い場側に対向する位置にそれぞれ取り付けても良い。
照明ユニット2は、図2ないし図4に示すように、浴室1に面して設けられる平板状の下カバー21と、下カバー21を保持する矩形枠状のフレーム22と、下カバー21と所定の間隔を設けて配置された面状発光体23と、上カバー24とを備える。上カバー24は、面状発光体23の上側に配置されており、下カバー21、面状発光体23及び上カバー24は、フレーム22を介して一体的に組み付けられている。
フレーム22は、照明ユニット2の強度部材としての機能を有しかつ照明ユニット2を浴室1の壁パネル3の上端に取り付けるための複合部材であって、図5ないし図7にも示すように、外フレーム26と、内フレーム27と、押さえ部材28とを備えている。
外フレーム26は、フレーム22の主体を構成する部材であって、一対の長辺フレーム31,32と、一対の短辺フレーム33,33とを有する矩形枠状に形成されている。一対の長辺フレーム31,32のうち、浴室1の壁パネル3側の長辺フレーム31及び一対の短辺フレーム33,33にはそれぞれ第1取付部4が設けられている。第1取付部4は、図11及び図12に示すように、外フレーム26の下カバー21を支持する支持部34よりも下方に延出する延出部35と、この延出部35に設けられた水平方向に長い長孔36とを有している。そして、延出部35を浴室1の壁パネル3の外側に位置させて外フレーム26を浴室1の壁パネル3の上端に載置し、この状態で浴室1の内側から壁パネル3に設けた孔から固定ねじ(図示せず)を延出部35の長孔36にねじ込むことで取り付けられる。
内フレーム27は、外フレーム26と同じく矩形枠状に形成されているとともに、外フレーム26の内側に係合して組み付けられている。内フレーム27は、外フレーム26の支持部34との間に下カバー21を保持する機能と、下カバー21と面状発光体23(詳しくは後述する導光板46)との間に所定の間隔を設けるためのスペーサとしての機能とを有している。
押さえ部材28は、外フレーム26の矩形枠4辺のうちの、浴室1の壁パネル3側の長辺フレーム31と一対の短辺フレーム33,33とに対応して、1つの長辺部28aと一対の短辺部28b,28bとを有している。押さえ部材28は、その長辺部28a及び各短辺部28bでそれぞれ上カバー24及び面状発光体23(詳しくは後述する導光板46)の縁部を上側から押さえた状態で外フレーム26の上端部に固定ねじ37により固定されている(図3、図11及び図12参照)。
また、外フレーム26の、浴室1の壁パネル3と反対側の長辺フレーム32は、図4及び図7に示すように、内フレーム27の組み付け位置よりも幅方向の外側に、縦面部38と、スライド支持部39とを備えている。
縦面部38は、支持部34の幅方向の外側に延出した部分34aの外端から上方に向かって延びている。縦面部38の上縁部には、図6及び図7に示すように、外側に向かって突出する複数の連結ピン40,40,…が長手方向に沿って所定間隔毎に設けられている。各連結ピン40は、例えば、円筒状のスペーサ43に挿入されたねじ44を縦面部38にねじ込むことで設けられている。また、連結ピン40は、2つで1組を構成するようになっている。例えば図6に示すように、長辺フレーム32の長手方向の一方の端部に設けた連結ピン40が第1ピン41を構成し、この第1ピン41から、長辺フレーム32の長手方向に沿って所定距離離れた位置に設けた連結ピン40が第2ピン42を構成する。第1ピン41と第2ピン42との組は、複数組(図5では3組)設けられている。
スライド支持部39は、図6及び図7に示すように、縦面部38の上端から内側に向かって突出している。スライド支持部39の上面は、水平面となっており、長辺フレーム32の上面の一部を構成する。
面状発光体23は、図2ないし図4に示すように、フレーム22に保持された導光板46と、フレーム22の長辺フレーム32に沿って一列に配置されかつ取り外し可能に設けられた複数(図では3つ)の光源部47,47,…とを有している。尚、各光源部47は、いずれも同じ構成であるため、以下では、点検口14から離れた最も離れた位置に取り付けられる光源部47を主に説明する。
導光板46は、アクリル樹脂やガラス等の透明な矩形状の平板によって構成され、各光源部47から発射された光を端面から取り込み、下面から出射することで下面全体が発光するようになっている。導光板46の上面は、例えばドット状のパターンが印刷されて、端面から導光板46の内部に入射した光を拡散し、導光板46の下面に向かって反射するようになっている。
光源部47は、図8及び図9に示すように、一方向に延びる長尺部材からなる。光源部47の長手方向は、フレーム22の長辺フレーム32の長手方向と並行である。光源部47の長手方向両側の端部のうち、点検口14から離れている側の端部を第1端部48とし、反対側の端部を第2端部49とする。
光源部47は、図10に示すように、基台部52と、光源部本体としての発光部57と、覆い部60とを備えている。基台部52は、発光部57を支持する受片53と、受片53の上端から外側に向かって突出したスライド片54と、スライド片54の先端から下方に垂下した縦片55と、受片53の上端から内側に向かって突出した連結片56とを備えている。
受片53は、発光部57に外側から当接して発光部57を支持する。スライド片54は、図4に示すように、フレーム22の長辺フレーム32のスライド支持部39上に載置された状態で、長辺フレーム32の長手方向に平行な方向にスライド移動可能に設けられている。縦片55は、スライド片54の先端から下方に垂下していることで、スライド支持部39上におけるスライド片54のスライド移動をガイドするようになっている。連結片56は、その上面がスライド片54の上面と面一に形成され、かつ覆い部60の上端を支持するようになっている。
発光部57は、図10に示すように、基板58と、この基板58上に実装された複数のLED等の発光素子59とを備えている。発光素子59は、図10では1つしか示していないが、光源部47の長手方向に沿って所定間隔毎に複数配置されている。発光部57は、発光素子59を内側つまり導光板46側に向けた状態で基台部52に取り付けられ、覆い部60によって覆われている。
覆い部60は、発光部57を側方から覆い、当該発光部57を保護する。覆い部60は、下端が基台部52の受片53に連結され、上端が基台部52の連結片56に連結されて基台部52に組み付けられている。また、覆い部60は、発光素子59の上下両側に設けられた一対の突条61,61と、一対の突条61,61間に設けられた透過部62とを備えている。
各突条61は、覆い部60から基板58に向かって突出しており、その先端は、基板58に接触又は近接対向している。透過部62は、透明な合成樹脂によって構成されている。尚、覆い部60の、透過部62以外の部位は、光反射性のある樹脂材(例えば、白色の樹脂材)によって構成されている。すなわち、覆い部60は、2色成形品である。
また、覆い部60には、内側つまり導光板46側に突出する押さえ突部63が設けられている。この押さえ突部63は、光源部47が長辺フレーム32に取り付けられたとき、図4に示すように、上カバー24及び面状発光体23の導光板46を上側から押さえるように構成されている。押さえ突部63も白色の樹脂材によって構成されている。
ここで、発光部57(詳しくは発光素子59)が発光すると、その大部分の光は、透過部62を通過して導光板46に入射し、一部の光は、透過部62とその他の部位との境界面及び突条61に反射して導光板46に入射する。よって、覆い部60は、光ロスを抑制する機能を有する。
光源部47の第1端部48及び第2端部49には、図8及び図9に示すように、それぞれ第1切欠き部64と、第2切欠き部65とが設けられている。第1切欠き部64は、光源部47の長手方向に開口しており、この第1切欠き部64の開口上縁には、開口側に向かって斜め上方に傾斜する傾斜部66が形成されている。第2切欠き部65は、下方に開口している。第1端部48の第1切欠き部64底部と第2端部49の第2切欠き部65の間の距離及び第1端部48の第2切欠き部65と第2端部49の第1切欠き部64底部の間の距離は、長辺フレーム32の第1ピン41と第2ピン42の間の距離と同一に設定されている。そして、光源部47を長辺フレーム32の長手方向に沿って取り付けるときには、先ず、例えば光源部47の第1端部48の第1切欠き部64を長辺フレーム32の第1ピン41に嵌め込んで係合させる。その後、光源部47の第2端部49の第2切欠き部65を長辺フレーム32の第2ピン42に嵌め込んで係合させる。これにより、光源部47が長辺フレーム32に取り外し可能に取り付けられる。
下カバー21は、透明又は半透明な合成樹脂によって構成されている。上カバー24は、遮光性や光反射性を有する合成樹脂又は金属などによって構成されている。また、上カバー24は、面状発光体23の導光板46の上面に接触して取り付けられており、これにより、光漏れを防ぐと共に光ロスを防いで効率を向上させることができる上、導光板46を保護することができるようになっている。
一方、換気パネル13及び点検口パネル15は、いずれも天井パネルとも称される部材であり、点検口パネル15の場合図13に示すように、下面側から化粧鋼板71と、木質合板72と、発泡スチロール等の断熱材73とを重合して構成されている。
換気パネル13は、矩形平板状に形成されており、この換気パネル13の中央部よりも照明ユニット2寄りの位置に矩形状の開口部12が設けられている。図示していないが、この開口部12を通して換気装置が浴室1の内部に面した状態で換気パネル13に取り付けられる。換気パネル13の4辺のうちの、互いに直交する2辺は、それぞれ第2取付部16により浴室1の壁パネル3の上端に取り付けられている。この第2取付部16は、図に詳示していないが、第1取付部4と同様な構成になっている。
点検口パネル15は、矩形平板状に形成されており、この点検口パネル15の中央部よりも照明ユニット2寄りの位置に円形状の点検口14が設けられている。この点検口14には、図示していないが、点検蓋が浴室1の内側から取り外し可能に装着される。点検口パネル15の4辺のうちの、互いに直交する2辺は、それぞれ第2取付部17により浴室1の壁パネル3の上端に取り付けられている。この第2取付部17は、図に詳示していないが、第1取付部4と同様な構成になっている。
換気パネル13と点検口パネル15とは、バックアップ材(図示せず)を介在して1辺同士を接合した状態でかつ両パネル13,15の下面同士が面一となるように取り付けられている。
照明ユニット2の長辺フレーム32には、図5に示すように、換気パネル13と接続するための第1接続部81と、点検口パネル15と接続するための第2接続部82とが設けられている。第1接続部81及び第2接続部82は、共に長辺フレーム32の縦面部38に長辺フレーム32の長手方向に沿って所定間隔毎に設けられた複数のねじ孔83,83,…からなる。照明ユニット2の長辺フレーム32と換気パネル13又は点検口パネル15とを接続するとき、換気パネル13又は点検口パネル15の一辺に沿って垂直上方に折り曲げられた化粧鋼板71の垂直縁部74に設けた挿入孔から固定ねじ84をねじ孔83にねじ込む。これにより、長辺フレーム32と換気パネル13又は点検口パネル15とが接続される(図13参照)。
照明ユニット2の下カバー21の下面は、換気パネル13の下面及び点検口パネル15の下面と面一に設けられている。尚、図12中、91は浴室1の壁パネル3の上縁と照明ユニット2の外フレーム26の支持部34との間に装着された廻縁であり、廻縁91は、浴室1の壁パネル3の上縁と天井面11の周縁との全周に亘って装着される。
次に、前記実施形態の作用効果について説明する。浴室1の天井面11を矩形状の照明ユニット2と矩形状の換気パネル13と矩形状の点検口パネル15とで構成するに当たり、照明ユニット2は、その3辺でそれぞれ第1取付部4により浴室1の壁パネル3の上縁に取り付けられている。換気パネル13及び点検口パネル15は、照明ユニット2に対し、いずれも1辺で隣接しかつ互いに別の1辺で隣接し合う並列状態に配置されているとともに、互いに直交する2辺で各々第2取付部16,17により浴室1の壁パネル3の上縁に取り付けられている。このため、作業者が脚立等を利用して点検口パネル15の点検口14から天井裏に身を乗り出し、換気パネル13に取り付けられた換気装置の点検を行ったり、照明ユニット2の光源部47を交換したりするときでも手が届き易くなり、作業性を高めることができる。
しかも、従来の如く照明ユニット2の浴室に面するカバーなどを浴室の内側から取り外し可能に設ける必要はなく、その分照明ユニット2の構成の簡略化を図ることができる。
特に、本実施形態では、照明ユニット2は、下カバー21と、下カバー21を保持する矩形枠状のフレーム22と、面状発光体23と、上カバー24とを備え、下カバー21、面状発光体23及び上カバー24は、フレーム22を介して一体的に組み付けられている。このため、施工時での照明ユニット2の取付が容易なものになり、作業性を高めることができる。
また、照明ユニット2の下カバー21の下面は、換気パネル13の下面及び点検口パネル15の下面と面一に設けられている。このため、照明ユニット2を点灯すると、天井の上には空が広がっているような感覚になり、使用者が自然光を浴びているような開放感を感じることができる。また、浴室1の天井面11を美麗に仕上げることができ、更に清掃が容易となる。
面状発光体23は、基板58の長手方向に沿って複数の発光素子59を所定間隔毎に実装してなる発光部57を有する光源部47と、各発光素子59から発射された光を端面から取り込んで下面から出射することで下面全体が発光する導光板46とで構成されている。このため、消費電力を低減しながら、面状発光体23ひいては照明ユニット2の明度を高めることができる。
その上、光源部47は、フレーム22の外フレーム26の一対の長辺フレーム31,32のうち、浴室1の壁パネル3と反対側つまり天井パネル13,15側の長辺フレーム32に沿って配置されかつ取り外し可能に設けられている。このため、点検口パネル15の点検口14から天井裏に身を乗り出して光源部47の交換を行うとき、光源部47に手がより届き易くなり、作業性を一層高めることができる。
さらに、照明ユニット2の幅寸法は、40〜100cmの範囲内に設定されているため、実施化を図る上で有効である。すなわち、照明ユニット2の幅寸法が40cm未満であれば、浴室1の大きさにもよるが、浴室1の内部全体を隈無く照らすには十分ではない。一方、照明ユニット2の幅寸法が100cm以上であれば、施工時での照明ユニット2の取り扱いが難しくなるからである。
尚、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、その他種々の形態を包含するものである。例えば前記実施形態では、矩形状の照明ユニット2を、下カバー21と、矩形枠状のフレーム22と、面状発光体23と、上カバー24とで構成したが、場合によっては、下カバー21及び上カバー24の少なくとも一方を省略して構成しても良い。
また、前記実施形態では、面状発光体23を、基板58の長手方向に沿って複数の発光素子59を所定間隔毎に実装してなる発光部57を有する光源部47と、各発光素子59から発射された光を端面から取り込んで下面から出射する導光板46とで構成した。しかし、本発明は、これに限らず、面状発光体を、例えば矩形状の基板上に複数の発光素子を縦方向及び横方向に所定間隔毎に実装してなる構成にしたり、その他従来公知の面状発光体を用いたりしても良い。
さらに、前記実施形態では、浴室1の天井面11が照明ユニット2と換気パネル13と点検口パネル15とで構成された3分割タイプの天井構造について述べたが、本発明は、4分割タイプの天井構造にも適用することができる。この場合、照明ユニットは、その3辺にそれぞれ浴室の壁パネルの上端に取り付ける取付部を有している。換気パネル、点検口パネル及び第3のパネルは、前記照明ユニットに対し、いずれも1辺で隣接しかつ点検口パネルを中心に互いに別の1辺で隣接し合う並列状態に配置される構成にすれば良い。
1 浴室
2 照明ユニット
3 壁パネル
4 第1取付部
11 天井面
12 開口部
13 換気パネル(天井パネル)
14 点検口
15 点検口パネル(天井パネル)
16,17 第2取付部
21 下カバー
22 フレーム
23 面状発光体
24 上カバー
46 導光板
47 光源部
57 発光部(光源部本体)
58 基板
59 発光素子
81 第1接続部
82 第2接続部

Claims (5)

  1. 浴室の天井面に、矩形状の照明ユニットと、換気装置を取り付けるための開口部を設けた矩形状の換気パネルと、点検口を設けた矩形状の点検口パネルとが設けられた浴室の天井構造であって、
    前記照明ユニットは、その3辺にそれぞれ浴室の壁パネルの上端に取り付ける取付部を有しており、
    前記換気パネル及び前記点検口パネルは、前記照明ユニットに対し、いずれも1辺で隣接しかつ互いに別の1辺で隣接し合う並列状態に配置されており、
    前記照明ユニットは、面状発光体を備え、
    前記面状発光体は、基板の長手方向に沿って複数の発光素子を所定間隔毎に実装してなる光源部と、この光源部の前記各発光素子から発射された光を端面から取り込んで下面から出射することで下面全体が発光する導光板とを有しており、
    前記光源部は、前記換気パネル及び前記点検口パネルと隣接する1辺に沿って配置されていることを特徴とする浴室の天井構造。
  2. 前記照明ユニットは、浴室に面して設けられる平板状の透明又は半透明な下カバーと、この下カバーを保持する矩形枠状のフレームと、前記下カバーと所定の間隔を設けて配置された前記面状発光体と、この面状発光体の上側に配置された上カバーとを備え、前記下カバー、前記面状発光体及び前記上カバーは、前記フレームを介して一体的に組み付けられており、
    前記フレームの矩形枠4辺のうちの3辺にはそれぞれ前記取付部が設けられているとともに、残り1辺には、前記換気パネルと接続するための第1接続部と、前記点検口パネルと接続するための第2接続部とが設けられている請求項1記載の浴室の天井構造。
  3. 前記照明ユニットの前記下カバーの下面は、前記換気パネルの下面及び前記点検口パネルの下面と面一に設けられている請求項2記載の浴室の天井構造。
  4. 記光源部は、取り外し可能に設けられている請求項2又は3記載の浴室の天井構造。
  5. 前記照明ユニットの幅寸法は、40〜100cmの範囲内に設定されている請求項1ないし請求項4のいずれか一つに記載の浴室の天井構造。
JP2014213154A 2014-10-17 2014-10-17 浴室の天井構造 Active JP6406607B2 (ja)

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