JP6697742B2 - 収納装置 - Google Patents

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Description

本発明は、収納装置に関する。
従来より、テレビ等の表示装置や各種の電気機器が載置される天板を有したキャビネット等の収納装置が知られている。このような収納装置においては、天板の上面側に電気機器の余長の配線が露出し易く、見栄えが悪くなるという問題があった。
例えば、下記特許文献1には、キャビネット本体の上面に、壁面との間に貫通溝が形成されるようにカウンターを載置し、このカウンターの壁面側縁部に、貫通溝を塞ぐようにカバー部材を取り付けた構成とされたキャビネットが開示されている。
特開2011−24872号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載されたキャビネットでは、カウンター(天板)後端側のカバー部材が目立ち易くなるという問題があった。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、天板に載置される電気機器の配線を見栄え良く納めることが可能でありながらも、配線用隙間を覆う部材を目立ち難くし得る収納装置を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明に係る収納装置は、後端側に配線用隙間が形成されるように上板部を設けた収納箱体と、この収納箱体の上板部上に、後端面が該上板部の後端面よりも前方に位置するように配された天板と、前記天板の後端側の前記上板部との段差部に位置するように配され、上方側に向けて照射する照明装置が取り付けられた照明受部と、前記配線用隙間を覆うように該照明受部の後端部に設けられたカバー部と、を備えていることを特徴とする。
本発明に係る収納装置は、上述のような構成としたことで、天板に載置される電気機器の配線を見栄え良く納めることが可能でありながらも、配線用隙間を覆う部材を目立ち難くすることができる。
本発明の一実施形態に係る収納装置を模式的に示し、図3(a)におけるX−X線矢視に対応させた概略縦断面図である。 図1におけるY部に対応させた一部破断概略拡大縦断面図である。 (a)は、同収納装置の概略正面図、(b)は、同収納装置の一部破断概略平面図である。
以下に本発明の実施の形態について、図面に基づいて説明する。
なお、一部の図では、他図に付している詳細な符号の一部を省略している。
また、以下の実施形態では、設置された収納装置に開口側において対面した状態を基準として、手前側を前方、その逆側を後方とし、また、その状態を基準として、上下方向等の方向を説明する。
図1〜図3は、本実施形態に係る収納装置の一例を模式的に示す図である。
本実施形態に係る収納装置1は、図1及び図3に示すように、後端側(収納奥行方向奥側)に配線用隙間6が形成されるように上板部11を設けた収納箱体10と、この収納箱体10の上板部11上に配された天板17と、を備えている。本実施形態では、収納間口方向(左右方向)に隣接して配される複数(図例では、2つ)のキャビネット本体を構成する収納箱体10,10を備えた構成としている。また、これら収納箱体10,10の上板部11,11の上面を一連状に覆うように載置される単一の天板17を備えた構成としている。また、収納装置1を、床2上に設置される床置型収納とし、背面を壁面3に当接させて設置される壁付型収納としている。なお、各収納箱体10,10は、互いに同様の構成とされているので、以下では、一方を例にとって説明する。
収納箱体10は、前方に開口する収納空間の上側を区画する上板部11と、収納空間の間口方向両側を区画する左右の側板部12,12と、収納空間の奥側を区画する背板部13と、収納空間の下側を区画する底板部14と、を備えている。また、収納箱体10に、収納空間を上下に区画する棚板15を設けた構成としている。図例では、左右の側板部12,12の互いに向き合う内側面に、棚板受部を構成するダボが挿入される複数のダボ穴を上下に間隔を空けて設けた例を示している。また、底板部14を、床2との間に空間を設けるように上底状に設け、底板部14の前端部と床2との間を覆うように台輪状の覆板16を設けた例を示している。なお、収納箱体10の前方開口を開閉自在に覆う開き戸や引戸等の戸体を設けた構成としてもよい。また、収納箱体10に抽斗を設けた構成としてもよい。
また、この収納箱体10の上板部11を、平面視して、その後端面と背板部13の前面との間に収納箱体10外と収納空間とを連通させる配線用隙間6が形成されるように設けた構成としている。この上板部11は、その後端側に、左右の側板部12,12間の全体に亘って配線用隙間6が形成されるように設けられたものでもよい。この配線用隙間6の収納奥行方向(前後方向)に沿う幅寸法は、種々の情報機器や電気機器4に関連して設けられる配線(コード)5の挿通性や見栄え上の観点から適宜の寸法としてもよい。このような配線5としては、各種電源コードや通信線(LANケーブルや光ファイバー、電話回線、テレビ回線等)等でもよい。
また、この上板部11を、配線用隙間6が形成されるように、その後端面が側板部12,12及び底板部14の後端面よりも前方側に位置するように設けた構成としている。また、この上板部11を、その前端面が側板部12,12及び底板部14の前端面と略同一平面状となるように設けた構成としている。つまり、本実施形態では、上板部11の前後方向に沿う寸法を、側板部12,12及び底板部14の前後方向に沿う寸法よりも小としている。
また、本実施形態では、棚板15を、その後端側に配線用隙間が形成されるように設けた構成としている。この棚板15は、上板部11と略同様、その後端面と背板部13の前面との間に配線用隙間が形成されるように設けられている。また、この棚板15の前端面を、上板部11、側板部12,12及び底板部14の前端面と略同一平面状となるように設けた構成としている。つまり、棚板15の前後方向に沿う寸法を、上板部11の前後方向に沿う寸法と略同寸法とし、側板部12,12及び底板部14の前後方向に沿う寸法よりも小としている。
背板部13は、上板部11、側板部12,12及び底板部14よりも薄板状とされ、側板部12,12及び底板部14の後端面よりも前方側に位置するように設けられている。この背板部13と側板部12,12及び底板部14とは、種々の接合態様によって接合されたものでもよいが、側板部12,12及び底板部14の後端部に設けた受溝に背板部13の間口方向両側端部及び下端部を嵌め入れて接合した構成としてもよい。また、上板部11及び底板部14と左右の側板部12,12とも、ねじ等の止具や接着剤等の種々の接合態様によって接合されたものでもよい。図例では、左右の側板部12,12間に架け渡すように、これら側板部12,12の間に上板部11及び底板部14を設けた例を示しているが、例えば、上板部11を、側板部12,12の上端側に載置したような態様等としてもよい。
また、本実施形態では、背板部13に、配線5が接続される差込接続器13aを設けた構成としている。図例では、棚板15によって上下二段に区画された収納空間の下段側に位置するように背板部13の下方側部位に差込接続器13aを設けた構成としている。このような差込接続器13aは、本実施形態のように横並状に配される複数の収納箱体10,10を備えた構成とした場合には、少なくとも一つの収納箱体10の背板部13に設けた構成としてもよい。
また、このような差込接続器13aとしては、建物の壁体内等を通じて配設された各種電源コードや通信線等の配線が接続され、これらに応じて各種コンセントやモジュラー、端子等の接続部が設けられたマルチメディア型のものとしてもよい。また、背板部13に差込接続器13aを設けた態様に代えて、各種電源コードや通信線等の配線5を個別にまたは集約して収納箱体10外に引き出す配線挿通部を背板部13や側板部12に設けた構成としてもよい。例えば、壁面3に設けられた差込接続器に応じた位置となるように、背板部13に配線挿通部を設けたような態様等としてもよい。
なお、図例では、背板部13を、その上端面が上板部11の厚さ方向途中に位置するように設けた例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、背板部13を、その上端面が上板部11の上面または下面と略同一平面状となるように設けた態様等としてもよい。また、本実施形態のように収納装置1を壁付型収納とした場合には、背板部13を設けないようにしてもよい。この場合は、壁面3との間に配線用隙間6が形成されるように上板部11を設けた態様等としてもよい。
また、隣り合う収納箱体10,10の収納空間同士を連通させるように、隣接して配される側板部12,12に、配線5を挿通可能な配線挿通部12a,12aを設けた構成としている。図例では、配線挿通部12a,12aを、側板部12,12に設けられた貫通孔に嵌め込まれ、配線5を挿通可能とするスリットが設けられたキャップ状とされたものとしている。
なお、このような貫通孔やキャップ状の配線挿通部12aは、横並状に配される複数の収納箱体10,10の側板部12,12,12,12のうちの間口方向両外方側に配される側板部12,12には設けないようにしてもよい。また、図例のように、これら間口方向両外方側の側板部12,12の外方側に沿わせるようにエンドパネル19,19を設けた場合には、間口方向両外方側の側板部12,12にも貫通孔等を設けてもよい。
また、これら隣り合う収納箱体10,10の互いに隣接して配される側板部12,12は、隣り合う収納箱体10,10同士の配線用隙間6,6を連通させる構成とされている。例えば、隣り合う収納箱体10,10の互いに隣接して配される側板部12,12の後端側の上端角部に、隣り合う収納箱体10,10同士の配線用隙間6,6を連通させる切欠状の凹所を設けた構成としてもよい。つまり、上板部11の収納間口方向側端面に突き合わせられる側板部12の上端部の後端側に切欠状の凹所を設けた構成としてもよい。
また、図例では、天板17に載置された電気機器4としてのテレビ(テレビジョン受像機)の配線5を配線用隙間6に挿通し、差込接続器13aに接続した例を示しているが、このような態様に限られない。例えば、天板17に載置された電気機器4と収納箱体10の収納空間に収納された電気機器とを接続する配線を配線用隙間6に挿通した構成等でもよい。
天板17は、図3に示すように、横並状に配される複数の収納箱体10,10の上板部11,11上に載置される。図例では、天板17を、間口方向両外方側のエンドパネル19,19上にも載置した例を示している。つまり、天板17の収納間口方向に沿う寸法を、一方のエンドパネル19の外側面から他方のエンドパネル19の外側面までの収納間口方向に沿う寸法と略同寸法としている。
また、図1に示すように、天板17を、前端面が上板部11の前端面よりも前方に位置するように配した構成としている。つまり、この天板17の前端部を、上板部11の前端面よりも前方側に突出させた構成としている。
また、この天板17を、後端面が上板部11の後端面よりも前方に位置するように配した構成としている。つまり、上板部11の後端部を、天板17の後端面よりも後方側に突出させた構成としている。これにより、上板部11の後端部の上面と天板17の後端面とによって上方側及び後方側に向けて開口する凹段状の段差部18が天板17の後端側に形成されている。この段差部18は、当該収納装置1の間口方向の全体に亘って設けられたものでもよい。
また、当該収納装置1は、天板17の後端側の上板部11との段差部18に位置するように配され、上方側に向けて照射する照明装置20が取り付けられた照明受部22と、配線用隙間6を覆うように照明受部22の後端部に設けられたカバー部26と、を備えている。これら照明装置20、照明受部22及びカバー部26は、図3(b)に示すように、収納間口方向に沿って長尺状とされている。
本実施形態では、照明受部22を、図2に示すように、天板17の後端面に沿うように設けられ後端面を覆う覆片部23と、覆片部23の下端部から上板部11の上面に沿うように後方側に向けて延出し、かつ照明装置20が載置される延出片部24と、を備えた構成としている。また、本実施形態では、カバー部26と照明受部22とを別体とし、カバー部26を、照明受部22に着脱自在に取り付けた構成としている。
照明装置20は、当該収納装置1の上面側の後端側において間口方向の概ね全体に亘って上方側に向けて照射可能なように、その出射部を構成する透光カバー部21が当該収納装置1の間口方向の概ね全体に亘る長さとされている。また、この照明装置20は、間接照明的に壁面3を照射可能とされている。また、この照明装置20は、その照射角度(ビーム角)の中心が真上方向ではなく、斜め壁面3側に向く構成とされている。なお、このような態様に限られず、照明装置20を、照射角度(ビーム角)の中心が真上方向に向く構成としてもよい。
また、本実施形態では、この照明装置20を、その上面が天板17の上面以下の高さに位置する構成としている。つまり、照明装置20の上下方向に沿う寸法とこの照明装置20が載置された延出片部24の上下方向に沿う寸法(厚さ寸法)とを足し合わせた寸法を、段差部18の段差寸法となる天板17の厚さ寸法以下としている。図例では、照明装置20を配した状態で、その上面が天板17の上面よりも僅かに下方側に位置する構成としている。
また、図例では、この照明装置20の上側略半部を、真上方向に向く上面と、この上面の収納奥行方向両側縁から下るように傾斜する傾斜面と、を有した構成とし、長手方向に見て略等脚台形状とした例を示している。また、この照明装置20の上面及び斜め後方側に向く後方側の傾斜面とを構成するように透光カバー部21を設けた例を示している(図3(b)参照)。また、この照明装置20の下側略半部を、真下方向に向く下面と収納奥行方向に向く前後両面とを有した構成とし、長手方向に見て略方形状とした例を示している。なお、この照明装置20の外郭形状は、上記のようなものに限られず、その他、種々の変形が可能である。
また、照明装置20内には、光源を有した照明本体部が設けられている。この照明装置20内に設けられる照明本体部としては、どのようなものでもよいが、例えば、発光素子としてのLED(発光ダイオード)を光源としたものでもよい。この場合は、例えば、光源からの光を導光し、側周面部から出射する棒状導光体を備えたものとしてもよい。また、照明本体部としては、収納間口方向に沿って長尺とされた略帯板状の基板に、複数の光源としてのLED等を長手方向に沿って間隔を空けて設けた構成とされたものでもよい。また、照明本体部の光源としては、LED等の発光素子に限られず、蛍光管等でもよい。
また、この照明装置20への給電用の配線などが挿通される配線孔を、照明受部22及び上板部11を貫通させるように設けた構成としてもよい。または、このような態様に代えて、この照明装置20の配線を、後記するカバー部26の配線挿通部7に挿通する態様等としてもよい。
また、この照明装置20のON/OFFや調光等をするための操作部等を、当該収納装置1の適所に設けたり、または、無線式(ワイヤレス式)の操作部を設けたりしてもよい。
また、当該収納装置1の上面側の後端側に、単一の照明装置20を設けた態様に代えて、収納間口方向に間隔を空けてまたは隣接させて複数の照明装置20を設けた構成としてもよい。
照明受部22は、長さ寸法が天板17の収納間口方向に沿う寸法と略同寸法とされ、天板17の後端部に収納間口方向の全体に亘って取り付けられている。
この照明受部22の覆片部23は、前後方向に厚さ方向を沿わせた薄板状とされ、厚さ寸法が天板17の厚さ寸法よりも小とされている。この覆片部23は、天板17の後端面を全面に亘って覆い得るように上下方向に沿う幅寸法が天板17の厚さ寸法に応じた寸法とされている。また、この覆片部23の上端部には、前方に向けて突出し、天板17の後端部上面を覆うように後端上縁部に引っ掛けられる突片部が設けられている。また、図例では、この覆片部23の上下方向(幅方向)途中部位に、後方側に向けて開口するように長手方向に延びる溝を設けた例を示している。この溝を、ねじ等の止具の目印溝とし、覆片部23を止具によって天板17の後端部に取り付けるようにしてもよい。また、このような溝に代えて、または加えて、覆片部23に、長手方向に間隔を空けて複数の止具挿通孔を設けた構成としてもよい。
照明受部22の延出片部24は、覆片部23の下端部に一連状に設けられ、上下方向に厚さ方向を沿わせた薄板状とされ、厚さ寸法が天板17の厚さ寸法よりも小とされている。この延出片部24の前後方向に沿う幅寸法は、天板17の後端面から後方側に向けて突出する上板部11の後端部上面を覆い得るように、この上板部11の後端部上面の前後方向に沿う幅寸法に応じた寸法とされている。図例では、延出片部24の幅寸法を、延出片部24の後端部が上板部11の後端面よりも後方側に突出するように、上板部11の後端部上面の幅寸法よりも大とした例を示している。なお、このような態様に代えて、延出片部24の幅寸法を、上板部11の後端部上面の幅寸法以下としてもよい。
また、この延出片部24の前後方向(幅方向)途中部位に、上方側に向けて開口するように長手方向に延びる溝を設けた構成としてもよい。上記同様、この溝を、ねじ等の止具の目印溝とし、延出片部24を止具によって上板部11の後端部に取り付けるようにしてもよい。また、上記同様、このような溝に代えて、または加えて、延出片部24に、長手方向に間隔を空けて複数の止具挿通孔を設けた構成としてもよい。なお、照明受部22は、覆片部23及び延出片部24の両方または一方を貫通する止具によって取付対象となる天板17及び上板部11の両方または一方に取り付けられるものでもよい。
また、この延出片部24に、照明装置20を取り付けるねじ等の止具の雌ねじ部や挿通孔を設けた構成としてもよい。
また、この延出片部24の後端部には、後記するカバー部26を着脱自在に保持する保持部25が設けられている。本実施形態では、保持部25を、上方側に向けて開口するように設けられ、長手方向に延びる保持溝としている。また、保持部25を、前後方向に間隔を空けて設けられた複数本(図例では、二本)の保持溝としている。また、この保持部25を構成する保持溝の前後方向に向く両内側面の少なくとも一方に、溝幅方向に開口し長手方向に延びる複数の係止溝を設けた構成としてもよい。
なお、照明受部22は、全長に亘って一様な断面形状となるように、金属系材料や硬質の合成樹脂系材料等によって一体的に形成されたものでもよい。
カバー部26は、図2に示すように、上下方向に厚さ方向を沿わせた概ね薄板状とされている。このカバー部26は、上板部11の後端側の配線用隙間6を覆うように、延出片部24の後端部に着脱自在に保持される構成とされている。
このカバー部26の前後方向に沿う幅寸法は、カバー部26の後端部が配線用隙間6の奥側を区画する背板部13の前面と前後方向で略一致する位置または背板部13の前面よりも後方側となるように適宜の寸法としてもよい。図例では、カバー部26を、その後端部が背板部13の背面(後面)よりも後方側に位置する構成とした例を示している。
また、図例では、カバー部26の後端部に、上面が後端側に向かうに従い下るように傾斜する突湾曲面状の傾斜面となるように、下方側に向けて屈曲する屈曲部を設けた例を示している。
また、このカバー部26は、背板部13の上端部との間及び壁面3との間に空気の流通が可能な隙間が形成されるように設けられている。なお、このような態様に代えて、カバー部26の後端部が背板部13または壁面3に当接される構成としてもよい。
また、このカバー部26は、配線用隙間6に挿通される配線5の挿通を許容する構成とされている。本実施形態では、このカバー部26に、厚さ方向に貫通するように配線挿通部7を設けた構成としている。また、図3(b)に示すように、照明受部22に、長手方向に隣接させて複数のカバー部26,26,26を保持させた構成とし、隣り合うカバー部26,26間の隙間を配線挿通部7としている。また、この配線挿通部7を、収納間口方向に位置調整可能とした構成としてもよい。例えば、複数のカバー部26,26,26を、照明受部22に対してスライド自在に保持させ、これらカバー部26,26,26の長さ寸法を足し合わせた寸法を、照明受部22の長さ寸法よりも小とした構成としてもよい。これによれば、カバー部26,26,26をスライドさせることで、収納間口方向における配線挿通部7の位置を変更することができる。この場合は、照明受部22の両端部に、配線挿通部7の位置調整のためにスライドされるカバー部26の不在箇所を覆うエンドカバーを設けた構成としてもよい。
なお、配線挿通部7としては、上記のような隣り合うカバー部26,26間の隙間に限られず、カバー部26自体に切欠スリット状に設けられたものでもよい。この場合は、カバー部26に、長手方向に間隔を空けて複数の配線挿通部7を設けた構成としてもよい。また、配線5の挿通を許容する配線挿通部7としては、上記のような隙間やスリット状とされたものに限られない。例えば、カバー部26の少なくとも後端部を、可撓性を有した軟質部とし、この軟質部を変形させて配線挿通部7として機能させるようにしてもよい。
また、このカバー部26の前端部には、図2に示すように、延出片部24の後端部に設けられた保持部25に着脱自在に保持される被保持部27が設けられている。本実施形態では、保持部25に対応させてカバー部26の被保持部27を、保持部25を構成する保持溝に嵌め入れられる突片部としている。この被保持部27を構成する突片部は、下方側に向けて突出するように、かつ長手方向に延びるように設けられている。また、被保持部27を構成する突片部を、保持部25に対応させて前後方向に間隔を空けて複数箇所(図例では、二箇所)に設けた構成としている。なお、これら被保持部27を構成する突片部の前後方向に向く両外側面の少なくとも一方に、上記した保持部25の係止溝に係止する係止突条を設けた構成としてもよい。また、照明受部22及びカバー部26の保持部25及び被保持部27としては、上記のような態様に限られず、その他、種々の構成とされたものでもよい。また、カバー部26は、全長に亘って一様な断面形状となるように、金属系材料や硬質の合成樹脂系材料等によって一体的に形成されたものでもよい。
本実施形態に係る収納装置1は、上述のような構成としたことで、天板17に載置される電気機器4の配線5を見栄え良く納めることが可能でありながらも、配線用隙間6を覆う部材を構成するカバー部26を目立ち難くすることができる。
つまり、照明受部22の後端部に配線用隙間6を覆うように設けられたカバー部26を備えた構成としている。従って、収納箱体10の上板部11の後端側に設けられる配線用隙間6に、天板17に載置される電気機器4の余長の配線5を見栄え良く納めることができ、また、配線用隙間6をカバー部26によって覆うことができる。
また、このカバー部26が後端部に設けられ、天板17後端側の上板部11との段差部18に位置するように配された照明受部22に、上方側に向けて照射する照明装置20を取り付けた構成としている。従って、照明装置20を点灯すれば、その照明光によってカバー部26を目立ち難くすることができる。また、本実施形態のように、当該収納装置1を、壁面3に沿わせるように設置した場合には、この照明装置20によって天板17後端側の壁面3を間接照明的に照らすことができる。また、照明受部22を天板17と上板部11との段差部18に位置するように設けた構成としているので、この照明受部22に取り付けられた照明装置20の天板17に対する上方側への突出量を抑制することができる。
また、本実施形態では、照明装置20を、その上面が天板17の上面以下の高さに位置する構成としている。従って、照明装置20をより目立ち難くすることができる。なお、このような態様に代えて、照明装置20の上面が天板17の上面よりも上方側に位置する構成とされたものでもよい。
また、本実施形態では、照明受部22を、天板17の後端面に沿うように設けられ後端面を覆う覆片部23と、覆片部23の下端部から上板部11の上面に沿うように後方側に向けて延出し、かつ照明装置20が載置される延出片部24と、を備えた構成としている。従って、天板17の後端面を覆片部23によって覆うことができ、天板17の後端面の化粧処理等を簡略化または省略することができる。また、天板17の後端面に照明受部22の覆片部23を取り付け、この取り付けられた照明受部22の延出片部24に照明装置20を設置することができる。これにより、例えば、照明装置20を取り付けた状態で照明受部22を取付対象となる天板17及び上板部11の両方または一方に取り付ける必要性があるものと比べて、照明装置20の取付性やメンテナンス性等を向上させることができる。なお、このような態様に代えて、照明受部22に覆片部23を設けていない構成としてもよい。
また、本実施形態では、カバー部26を、照明受部22とは別体とし、照明受部22に着脱自在に取り付けた構成としている。従って、天板17の後端側の上板部11との段差部18に位置するように配され、照明装置20が取り付けられた照明受部22に対してカバー部26を脱離させることができる。これにより、カバー部26のメンテナンス性や配線5の引き回し性等を向上させることができる。
また、本実施形態では、照明受部22に対してスライド自在に複数のカバー部26,26,26を保持させた構成としている。従って、これらカバー部26,26,26をスライドさせることで、上述のように収納間口方向における配線挿通部7の位置を変更することができる。なお、このようにカバー部26を、照明受部22に対して着脱自在としたり、スライド自在とした態様に代えて、照明受部22に固定的に設けた態様としてもよい。さらには、カバー部26と照明受部22とが一体的に設けられたものでもよい。
また、上記した例では、当該収納装置1を、電気機器4としてのテレビが天板17上に載置される比較的に低いローボード(テレビ台)状とした例を示しているが、このような態様に限られない。また、上記した例では、横並状に配される複数の収納箱体10,10の上板部11,11に載置される単一の天板17を備えた構成とした例を示しているが、複数の天板17を備えた構成としてもよい。また、上記した例では、各収納箱体10,10を同様の構成とした例を示しているが、横並状に配される各収納箱体10,10が異なる構成とされたものでもよい。また、このように複数の収納箱体10,10を備えた構成に限られず、単一の収納箱体10を備えた構成としてもよい。また、収納箱体10や、照明受部22及びカバー部26の構成は、上記した例に限られず、その他、種々の変形が可能である。
1 収納装置
6 配線用隙間
10 収納箱体
11 上板部
17 天板
18 段差部
20 照明装置
22 照明受部
23 覆片部
24 延出片部
26 カバー部

Claims (4)

  1. 後端側に配線用隙間が形成されるように上板部を設けた収納箱体と、
    この収納箱体の上板部上に、後端面が該上板部の後端面よりも前方に位置するように配された天板と、
    前記天板の後端側の前記上板部との段差部に位置するように配され、上方側に向けて照射する照明装置が取り付けられた照明受部と、
    前記配線用隙間を覆うように該照明受部の後端部に設けられたカバー部と、
    を備えていることを特徴とする収納装置。
  2. 請求項1において、
    前記照明装置は、その上面が前記天板の上面以下の高さに位置する構成とされていることを特徴とする収納装置。
  3. 請求項1または2において、
    前記照明受部は、前記天板の後端面に沿うように設けられ該後端面を覆う覆片部と、該覆片部の下端部から前記上板部の上面に沿うように後方側に向けて延出し、かつ前記照明装置が載置される延出片部と、を備えていることを特徴とする収納装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    前記カバー部は、前記照明受部とは別体とされ、該照明受部に着脱自在に取り付けられていることを特徴とする収納装置。
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