JP2018098106A - 照明装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】空気が通り抜ける通路を照明装置内に確保しつつ、照明装置の高さを低く抑える。【解決手段】照明装置10において、ケース20の開口面部53には、光源ユニット14が取り付けられる。第一反射板21は、ケース20の側面部51および光源ユニット14の側面部41から離れた位置に設けられている。第一反射板21の第一反射板21は、光源ユニット14の側面部41に対して傾斜しており、光源ユニット14の側面部41から第一反射板21までの距離が下に向かうほど大きくなっている。第二反射板22は、ケース20の側面部51から突き出し、第一反射板21から通路11となる隙間を空けて設けられている。第二反射板22の第二反射面部64は、ケース20の側面部51に対して傾斜しており、ケース20の側面部51から第二反射面部64までの距離が上に向かうほど大きくなっている。【選択図】図5

Description

本発明は、照明装置に関するものである。
特許文献1に記載の照明器具は、器具本体と、器具本体に取り付けられた主反射板と、器具本体に設けられたランプソケットと、主反射板の下方側に配置された補助反射板とを備える。主反射板は、平板状に形成された主反射面部と、主反射面部の側縁に下方に向かって拡開状に形成された側面反射面部とを有する。ランプソケットには、主反射板に対向する蛍光ランプが装着される。補助反射板は、主反射板の側面反射面部の下縁に通気間隙を介して配置される。補助反射板は、下側に向かって拡開状に形成された補助反射面部と、補助反射面部の上下両縁が外側に向かって折り返された折り返し辺部を有する。
特開平6−333406号公報
特許文献1に記載の照明器具では、主反射板の主反射面部が平板状に形成され、その主反射面部の側縁に主反射板の側面反射面部が下方に向かって形成される。よって、側面反射面部の下縁は、主反射面部よりも低い位置にある。補助反射板は、その側面反射面部の下縁に通気間隙を介して配置されるため、さらに低い位置にある。このため、通気間隙を十分に確保するには、主反射板の位置を高くしたり、補助反射板の位置を低くしたりしなければならない。しかし、それでは、器具高さが高くなってしまい、天井裏のスペースが狭い場合には器具を設置できないおそれがある。
本発明は、空気が通り抜ける通路を照明装置内に確保しつつ、照明装置の高さを低く抑えることを目的とする。
本発明の一態様に係る照明装置は、
空気が通り抜ける通路を有する照明装置であり、
1対の側面部と、当該側面部同士をつなぐ底面部と、当該底面部に対向し、開口された開口面部とを有するケースと、
1対の側面部を有し、前記ケースの開口面部に取り付けられた光源ユニットと、
前記ケースの側面部および前記光源ユニットの側面部から離れた位置に設けられ、少なくとも一部が前記光源ユニットの側面部に対して傾斜し、前記光源ユニットの側面部から当該少なくとも一部までの距離が前記ケースの底面部から開口面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている第一反射板と、
前記ケースの側面部から突き出し、前記第一反射板から前記通路となる隙間を空けて設けられ、少なくとも一部が前記ケースの側面部に対して傾斜し、前記ケースの側面部から当該少なくとも一部までの距離が前記ケースの開口面部から底面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている第二反射板とを備える。
本発明では、第二反射板が第一反射板とは逆向きに傾斜している。このため、第二反射板の位置を高くしたり、第一反射板の位置を低くしたりしなくても、第一反射板と第二反射板との間の隙間を確保しやすい。よって、空気が通り抜ける通路を照明装置内に確保しつつ、照明装置の高さを低く抑えることができる。
実施の形態1に係る照明装置の斜視図。 実施の形態1に係る照明装置の正面図、平面図、側面図、底面図および背面図。 実施の形態1に係る照明装置の分解斜視図。 実施の形態1に係る照明器具の分解斜視図。 実施の形態1に係る照明装置の断面図。 実施の形態1に係る光源ユニットの斜視図。 実施の形態2に係る照明装置の斜視図。 実施の形態2に係る照明装置の分解斜視図。 実施の形態2に係る照明装置の断面図。
以下、本発明の実施の形態について、図を用いて説明する。各図中、同一または相当する部分には、同一符号を付している。実施の形態の説明において、同一または相当する部分については、説明を適宜省略または簡略化する。なお、本発明は、以下に説明する実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。例えば、以下に説明する実施の形態のうち、2つ以上の実施の形態が組み合わせられて実施されても構わない。あるいは、以下に説明する実施の形態のうち、1つの実施の形態または2つ以上の実施の形態の組み合わせが部分的に実施されても構わない。
実施の形態1.
本実施の形態について、図1から図6を用いて説明する。
***構成の説明***
図1から図5を参照して、本実施の形態に係る照明装置10の構成を説明する。
図1は、照明装置10を斜め下方から見た図である。図2の左側にある図は、照明装置10の正面図である。図2の中央にある図は、上から順に、照明装置10の平面図、側面図および底面図である。図2の右側にある図は、照明装置10の背面図である。図3は、図1に対応する照明装置10の分解図である。図4は、照明装置10の一部である照明器具12の分解図である。図5は、照明装置10の縦断面を示した図である。なお、本実施の形態の説明において、「上方」、「下方」、「側方」、「前方」、「後方」、「斜め上方」および「斜め下方」といった方向は、照明装置10が天井に取り付けられているときの方向を示している。照明装置10は、本実施の形態では、システム天井に取り付けて使用されるが、システム天井以外の天井に取り付けて使用されてもよいし、壁等、天井以外の被取付部に取り付けて使用されてもよい。
照明装置10は、空気が通り抜ける通路11を有する。この通路11を介して、室内と空気調和機が設置される天井裏との間で空気を流通させることができる。
照明装置10は、照明器具12と、取付具13と、光源ユニット14と、枠部材80と、端子台カバー81とを備える。照明器具12は、ケース20と、第一反射板21と、第二反射板22と、端板23とを有する。すなわち、照明装置10は、ケース20と、第一反射板21と、第二反射板22と、端板23と、取付具13と、光源ユニット14と、枠部材80と、端子台カバー81とを備える。
ケース20は、幅寸法よりも長さ寸法が大きい長尺状である。ケース20の高さ寸法は、任意の寸法でよいが、本実施の形態では、ケース20の幅寸法よりも小さい。幅寸法とは、幅方向Xの寸法のことである。長さ寸法とは、長さ方向Yの寸法のことである。高さ寸法とは、高さ方向Zの寸法のことである。なお、ケース20の長さ寸法は、ケース20の幅寸法と同じでもよいし、ケース20の幅寸法よりも小さくてもよい。
第二反射板22は、ケース20の両側に1つずつ形成されている。それぞれの第二反射板22は、ケース20の形状にあわせて、幅寸法よりも長さ寸法が大きい長尺状になっている。2つの第二反射板22は、幅方向Xにおいて互いに線対称な形状である。なお、第二反射板22の長さ寸法は、第二反射板22の幅寸法と同じでもよいし、第二反射板22の幅寸法よりも小さくてもよいが、ケース20の長さ寸法と同じであることが望ましい。
第一反射板21は、光源ユニット14の両側に1つずつ設けられている。具体的には、第一反射板21は、一方の第二反射板22の下方に1つ、他方の第二反射板22の下方に1つ、それぞれの一部が第二反射板22と対向するように取り付けられている。それぞれの第一反射板21は、ケース20および第二反射板22の形状にあわせて、幅寸法よりも長さ寸法が大きい長尺状になっている。2つの第一反射板21は、幅方向Xにおいて互いに線対称な形状である。なお、第一反射板21の長さ寸法は、第一反射板21の幅寸法と同じでもよいし、第一反射板21の幅寸法よりも小さくてもよいが、ケース20および第二反射板22の長さ寸法と同じであることが望ましい。
端板23は、ケース20および第二反射板22の短手方向に延びるように、ケース20および第二反射板22の長手方向の両端に1つずつ取り付けられている。2つの端板23は、ケース20および第二反射板22の長手方向の両端部に形成される開口を塞いでいる。2つの端板23は、ケース20および第二反射板22の長手方向の両端部だけでなく、第一反射板21の長手方向の両端部とも連結されている。なお、2つの端板23は、ケース20および第二反射板22、または、第一反射板21に一体形成されていてもよい。
光源ユニット14は、2つの第一反射板21の間に位置するようにケース20に取り付けられている。光源ユニット14は、着脱できないようにケース20に固定されていてもよいが、本実施の形態では、ケース20に着脱自在に取り付けられている。光源ユニット14は、ケース20に取付可能な形状であればよいが、本実施の形態では、ケース20の形状にあわせて、幅寸法よりも長さ寸法が大きい長尺状になっている。なお、光源ユニット14の長さ寸法は、光源ユニット14の幅寸法と同じでもよいし、光源ユニット14の幅寸法よりも小さくてもよいが、ケース20の長さ寸法と同じであることが望ましい。
取付具13は、枠部材80の長辺に相当する部分に取り付けられている。取付具13の数は、任意の数でよいが、本実施の形態では、4つである。それぞれの取付具13は、下端がシステム天井のTバー90に引っ掛けられるように高さ方向Zに延びている。枠部材80は、本実施の形態では、取付具13をシステム天井のTバー90に引っ掛けることで、システム天井に取り付けられるが、ボルト等の固定具によりシステム天井以外の被取付部に取り付けられてもよい。
枠部材80は、平面視で長方形状であるが、正方形状でもよい。
端子台カバー81は、箱状である。端子台カバー81は、幅方向Xに沿って枠部材80の上を跨ぐように取り付けられている。端子台カバー81には、端子台26が収納される。本実施の形態では、端子台26がネジ等の締結具で端子台カバー81の内側上面に固定される。
図5および図6を参照して、光源ユニット14の構成を説明する。
図6は、光源ユニット14を斜め上方から見た図である。
光源ユニット14は、光源部30と、保持部31と、カバー部32と、光源蓋部33と、連結部34と、点灯装置35とを有する。
光源部30は、光を照射する。本実施の形態において、光源部30は、複数のLED18と、これら複数のLED18が実装された基板19とからなる。基板19は、光源ユニット14がケース20に装着された状態で長尺方向がケース20の長尺方向とほぼ一致するように長尺状に形成されている。LED18は、基板19の長尺方向に沿って直線状に並ぶように基板19に配置されている。なお、LED18に代えて、有機EL、レーザダイオード等、他の種類の固体発光素子が用いられてもよい。固体発光素子の数は、複数に限らず、1つであってもよい。
保持部31は、光源部30を片面である光源設置面15で保持し、点灯装置35を別の片面である保持部背面16で保持している。本実施の形態において、保持部31は、長手状である。保持部31は、光源部30が取り付けられる矩形板状の底壁部36と、底壁部36の長手方向の両側辺から垂直に突出した側壁部37とからなる。すなわち、保持部31は、片面が光源設置面15であり、別の片面が保持部背面16である底壁部36と、この別の片面の両側から立ち上がる側壁部37とを有する。底壁部36の、光源部30が取り付けられる面である光源設置面15の反対側の保持部背面16には、点灯装置35だけでなく、連結部34も配置されている。
カバー部32は、保持部31の光源設置面15がある側に取り付けられ、光源部30を覆っている。カバー部32は、光源部30から照射される光を、外側に露出している発光面17から出射する。本実施の形態において、カバー部32は、長手状である。カバー部32は、光源部30の光軸方向に配置されて光源部30から遠ざかる方向に張り出す第一湾曲部38と、第一湾曲部38の両側に形成されて光源部30に近づく方向に凹む第二湾曲部39とを有する。第一湾曲部38は、断面が円弧状に形成されている。第一湾曲部38は、光源部30から照射される光を拡散させることで配光を制御する。第二湾曲部39は、光源ユニット14の着脱時に作業者によってつまんで保持される。カバー部32は、さらに、断面がコ字状であり、第二湾曲部39の端部に形成され、保持部31を側壁部37側より挟み込むように保持部31に固定される接続部40を有する。カバー部32は、押出成形が可能な樹脂材料で形成されている。樹脂材料としては、ポリカーボネート等が使用される。カバー部32には、光の波長変換の機能が付加されていてもよい。
光源蓋部33は、保持部31およびカバー部32の長手方向の両端部に形成される開口を塞いでいる。
連結部34は、光源ユニット14をケース20に固定するための金具である。連結部34には、穴が開けられている。連結部34は、保持部31の底壁部36の2箇所にネジで固定されている。
点灯装置35は、光源部30に電力を供給する。これにより、点灯装置35は、光源部30を点灯させる。具体的には、点灯装置35は、商用電源からの交流電力を直流電力に変換し、この直流電力を光源部30に供給することで、光源部30を点灯させる。図示していないが、点灯装置35は、交流電力を直流電力に変換する点灯回路部を有する。点灯回路部は、点灯装置35の箱形状の筐体に収容されている。
光源ユニット14は、1対の側面部41を有する。一方の側面部41は、カバー部32の一方の第二湾曲部39に相当する。他方の側面部41は、カバー部32の他方の第二湾曲部39に相当する。
図1から図4を参照して、照明器具12の構成を説明する。
前述したように、照明器具12は、ケース20と、第一反射板21と、第二反射板22と、端板23とを有する。
ケース20は、1対の側面部51と、側面部51同士をつなぐ底面部52と、底面部52に対向し、開口された開口面部53とを有する。
第一反射板21は、ケース20の長手方向に延びるように1対設けられている。第二反射板22も、ケース20の長手方向に延びるように1対設けられている。端板23は、ケース20の短手方向に延びるように1対設けられている。
ケース20の底面部52の片面には、バネ部25が取り付けられている。底面部52の片面の、短手方向の両端からは、側面部51が立ち上がっている。1対の側面部51と底面部52とに囲まれた空間は、点灯装置35を収納するための空間になる。すなわち、1対の側面部51および底面部52は、光源ユニット14の、点灯装置35を含む一部分が挿入される凹部を形成している。底面部52には、端子台カバー81に収納されている端子台26に接続された電線を引き込むための引込孔27が設けられている。端子台26は、この電線を介して、商用電源から供給される電力を点灯装置35に供給する。
バネ部25は、ケース20の底面部52において、ケース20の長手方向の両端付近に1つずつ配置されている。バネ部25は、先端部分が折れ曲がっており、中間部分が湾曲している。底面部52におけるバネ部25の設置箇所は、光源ユニット14の保持部31の底壁部36における連結部34の設置箇所と対応している。
ケース20の開口面部53には、光源ユニット14が取り付けられる。光源ユニット14が開口面部53に取り付けられた状態において、商用電源からの電力が端子台26を介して点灯装置35に供給され、さらに、点灯装置35から光源ユニット14に供給されることにより、光源ユニット14が点灯する。すなわち、光源ユニット14は、端子台カバー81に収納されている端子台26を介して給電されて点灯する。
ここで、光源ユニット14のケース20への装着方法を説明する。
まず、ケース20のバネ部25の先端部分が、光源ユニット14の連結部34の穴に引っ掛けられる。
次に、光源ユニット14がケース20側へ押し込まれることで、光源ユニット14の一部がケース20の開口面部53よりも内側に挿入される。このとき、バネ部25の中間部分が連結部34の穴の縁部で摺動しながら、連結部34の先端部分がケース20の底面部52に当たるまで、光源ユニット14が押し込まれる。これにより、光源ユニット14がケース20に固定される。
図1から図5を参照して、照明装置10の構成をさらに説明する。
それぞれの第一反射板21は、ケース20の側面部51および光源ユニット14の側面部41から離れた位置に設けられている。それぞれの第一反射板21の少なくとも一部は、光源ユニット14の側面部41に対して傾斜しており、光源ユニット14の側面部41から当該少なくとも一部までの距離がケース20の底面部52から開口面部53に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている。
本実施の形態では、それぞれの第一反射板21の一部分である第一反射面部61が、光源ユニット14の側面部41に対して傾斜しており、光源ユニット14の側面部41から第一反射面部61までの距離が下に向かうほど大きくなっている。すなわち、本実施の形態では、1対の第一反射面部61が、下向きに広がるように傾斜している。
それぞれの第一反射面部61の下端からは、補強部62が真上に向かって立ち上がっている。補強部62により、第一反射板21の剛性が高められている。
それぞれの第二反射板22は、ケース20の側面部51から突き出し、第一反射板21から通路11となる隙間を空けて設けられている。それぞれの第二反射板22の少なくとも一部は、ケース20の側面部51に対して傾斜しており、ケース20の側面部51から当該少なくとも一部までの距離がケース20の開口面部53から底面部52に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている。
本実施の形態では、それぞれの第二反射板22の一部分である第二反射面部64が、ケース20の側面部51に対して傾斜しており、ケース20の側面部51から第二反射面部64までの距離が上に向かうほど大きくなっている。すなわち、本実施の形態では、1対の第二反射面部64が、上向きに広がるように傾斜している。
それぞれの第二反射面部64の下端からは、平坦部63が水平に延びており、ケース20の側面部51の下端につながっている。平坦部63があること、すなわち、光源ユニット14に隣接する箇所が平坦になっていることで、光源ユニット14の着脱時に光源ユニット14を掴みやすくなる。なお、平坦部63は、省略してもよい。すなわち、第二反射面部64がケース20の側面部51に直接つながっていてもよい。
それぞれの第二反射面部64の上端からは、折り返し部65が第二反射面部64とは別の方向に傾斜するように延びている。すなわち、本実施の形態では、それぞれの第二反射板22の、第二反射面部64とは別の部分である折り返し部65が、第二反射面部64の、ケース20の側面部51から遠い側の端につながっている。そして、それぞれの第二反射板22の折り返し部65が、ケース20の側面部51に対して第二反射面部64とは別の角度で傾斜しており、ケース20の側面部51から折り返し部65までの距離が下に向かうほど大きくなっている。
前述したように、それぞれの第二反射板22は、第一反射板21から通路11となる隙間を空けて設けられている。すなわち、第一反射板21と第二反射板22との間には、通路11となる隙間が空いている。この隙間の光源ユニット14に近い方の端には、通路11の入口となる開口71があり、光源ユニット14から遠い方の端には、通路11の出口となる開口72がある。入口となる開口71は、露出しているが、出口となる開口72は、第一反射板21によって遮蔽されている。このため、照明装置10の下からは、入口となる開口71は見えても、出口となる開口72は見えない。よって、開口72の奥にある天井裏の空間を隠すことができる。
第一反射板21および第二反射板22の、少なくとも床面側には、光を反射する材質が使用されているか、あるいは、光を反射するための加工または塗装が施されている。
本実施の形態では、第一反射面部61が、光源ユニット14からの主な光を床面側に反射する。開口71のある部分では、第一反射面部61が存在しないため、光を反射できないが、開口71の上方にある第二反射面部64が、光源ユニット14の広角の光を反射するので、開口71における暗がりの発生を抑制することができる。
第一反射面部61と第二反射面部64とにより形成される開口71は、高さ方向Zにおいて任意の位置に設けられてよいが、本実施の形態では、光源ユニット14の基板19のある側、具体的には、基板19の側方に設けられている。このため、開口71によって光源ユニット14の光学特性に及ぼされる影響を小さくすることができる。
第一反射面部61は、高さ方向Zにおいて任意の位置に設けられてよいが、本実施の形態では、ケース20よりも低い位置に設けられている。第二反射面部64も、第一反射面部61から隙間を空けて設けられていれば、高さ方向Zにおいて任意の位置に設けられてよいが、本実施の形態では、光源ユニット14よりも高い位置に設けられている。
本実施の形態では、ケース20および第二反射板22が一体に形成されている。具体的には、ケース20と1対の第二反射板22とが1枚の板部材を折り曲げ加工して構成されている。1対の第一反射板21も、それぞれ1枚の板部材を折り曲げ加工して構成されている。ケース20と1対の第二反射板22とを構成する部材と、一方の第一反射板21を構成する部材と、他方の第一反射板21を構成する部材との組み合わせで、通路11が形成されているため、板金に穴を開けなくてよい。よって、各部材の剛性を確保することができる。また、各部材の端部をつぶすことで、板金エッジによるケガの発生を防止することができる。さらに、3ピース構成を採用することで、通路11を大きくとることが可能となる。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、第二反射板22が第一反射板21とは逆向きに傾斜している。具体的には、第一反射板21が斜め下向きに傾斜しているとしたとき、第二反射板22が斜め上向きに傾斜している。このため、第二反射板22の位置を高くしたり、第一反射板21の位置を低くしたりしなくても、第一反射板21と第二反射板22との間の隙間を確保しやすい。よって、空気が通り抜ける通路11を照明装置10内に確保しつつ、照明装置10の高さを低く抑えることができる。
本実施の形態では、第一反射板21と第二反射板22とにより形成される開口72を空調リターン穴とし、第二反射板22により開口72を器具下方からの視線に対し隠している。このため、器具下方から空調リターン穴を通して天井裏が目視されることを防止できる。
本実施の形態では、第二反射板22に折り返し部65があり、この折り返し部65と第一反射板21の第一反射面部61との間に、開口72が形成されている。この開口72は、天井裏の空間に通じているが、天面側ではなく、側面側に位置している。このため、空調リターン穴が天面側に設けられる場合と比べて、天井裏からの塵埃が室内に入りにくくなる。
***他の構成***
本実施の形態では、端子台カバー81に端子台26が収納されているが、本実施の形態の変形例として、光源ユニット14が取り付けられるケース20に端子台26が収納されてもよい。ケース20に端子台26を収納することで、端子台カバー81を用意する必要がなくなり、照明装置10の高さをより低くすることができる。すなわち、この変形例によれば、照明装置10の薄型化が可能となる。
実施の形態2.
本実施の形態について、主に実施の形態1との差異を、図7から図9を用いて説明する。
***構成の説明***
図7から図9を参照して、本実施の形態に係る照明装置10の構成を説明する。
図7は、照明装置10を斜め下方から見た図である。図8は、図7に対応する照明装置10の分解図である。なお、図8では、図7で省略しているTバー90も示している。図9は、照明装置10の縦断面を示した図である。照明装置10は、本実施の形態でも、システム天井に取り付けて使用されるが、システム天井以外の天井に取り付けて使用されてもよいし、壁等、天井以外の被取付部に取り付けて使用されてもよい。
本実施の形態では、それぞれの第一反射板21の一部分である第一反射面部61の上端から、折り返し部66が第一反射面部61とは別の方向に傾斜するように延びている。すなわち、本実施の形態では、それぞれの第一反射板21の、第一反射面部61とは別の部分である折り返し部66が、第一反射面部61の、光源ユニット14の側面部41に近い側の端につながっている。そして、それぞれの第一反射板21の折り返し部66が、光源ユニット14の側面部41に対して第一反射面部61とは別の角度で傾斜しており、光源ユニット14の側面部41から折り返し部66までの距離が上に向かうほど大きくなっている。
本実施の形態では、第二反射板22に平坦部63がない。すなわち、本実施の形態では、それぞれの第二反射板22の第二反射面部64がケース20の側面部51に直接つながっている。
***実施の形態の効果の説明***
本実施の形態では、実施の形態1と同様の効果が得られる。すなわち、本実施の形態によれば、空気が通り抜ける通路11を照明装置10内に確保しつつ、照明装置10の高さを低く抑えることができる。
***他の構成***
本実施の形態では、実施の形態1と同じように、端子台カバー81に端子台26が収納されているが、実施の形態1の変形例と同じように、光源ユニット14が取り付けられるケース20に端子台26が収納されてもよい。
10 照明装置、11 通路、12 照明器具、13 取付具、14 光源ユニット、15 光源設置面、16 保持部背面、17 発光面、18 LED、19 基板、20
ケース、21 第一反射板、22 第二反射板、23 端板、25 バネ部、26 端子台、27 引込孔、30 光源部、31 保持部、32 カバー部、33 光源蓋部、34 連結部、35 点灯装置、36 底壁部、37 側壁部、38 第一湾曲部、39
第二湾曲部、40 接続部、41 側面部、51 側面部、52 底面部、53 開口面部、61 第一反射面部、62 補強部、63 平坦部、64 第二反射面部、65 折り返し部、66 折り返し部、71 開口、72 開口、80 枠部材、81 端子台カバー、90 Tバー。

Claims (6)

  1. 空気が通り抜ける通路を有する照明装置において、
    1対の側面部と、当該側面部同士をつなぐ底面部と、当該底面部に対向し、開口された開口面部とを有するケースと、
    1対の側面部を有し、前記ケースの開口面部に取り付けられた光源ユニットと、
    前記ケースの側面部および前記光源ユニットの側面部から離れた位置に設けられ、少なくとも一部が前記光源ユニットの側面部に対して傾斜し、前記光源ユニットの側面部から当該少なくとも一部までの距離が前記ケースの底面部から開口面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている第一反射板と、
    前記ケースの側面部から突き出し、前記第一反射板から前記通路となる隙間を空けて設けられ、少なくとも一部が前記ケースの側面部に対して傾斜し、前記ケースの側面部から当該少なくとも一部までの距離が前記ケースの開口面部から底面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている第二反射板と
    を備える照明装置。
  2. 前記第一反射板は、前記隙間の前記光源ユニットから遠い方の端にあり、前記通路の出口となる開口を遮蔽している請求項1に記載の照明装置。
  3. 前記ケースおよび前記第二反射板は、一体に形成されている請求項1または2に記載の照明装置。
  4. 前記第二反射板は、一部分が前記ケースの側面部に対して傾斜し、前記ケースの側面部から当該一部分までの距離が前記ケースの開口面部から底面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっているとともに、別の部分が当該一部分の、前記ケースの側面部から遠い側の端につながり、前記ケースの側面部に対して当該一部分とは別の角度で傾斜し、前記ケースの側面部から当該別の部分までの距離が前記ケースの底面部から開口面部に向かう方向に沿って徐々に大きくなっている請求項1から3のいずれか1項に記載の照明装置。
  5. 前記第一反射板を前記光源ユニットの両側に備え、
    前記第二反射板を前記ケースの両側に備える請求項1から4のいずれか1項に記載の照明装置。
  6. 天井に取り付けて使用される請求項1から5のいずれか1項に記載の照明装置。
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