JP2001279940A - ユニットルームの天井構造 - Google Patents

ユニットルームの天井構造

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JP2001279940A
JP2001279940A JP2000099912A JP2000099912A JP2001279940A JP 2001279940 A JP2001279940 A JP 2001279940A JP 2000099912 A JP2000099912 A JP 2000099912A JP 2000099912 A JP2000099912 A JP 2000099912A JP 2001279940 A JP2001279940 A JP 2001279940A
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JP
Japan
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panel
ceiling
unit room
frame
box body
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JP2000099912A
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English (en)
Inventor
Masahiko Morishita
正彦 森下
Atsushi Tadokoro
淳 田所
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Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 パネル部材を取り付けて、良好に天井面を構
成することのできるユニットルームの天井構造の提供を
目的とする。 【構成】 立設された壁パネル2,2の上端に天井パネ
ル6を取り付けて形成されるユニットルームにおいて、
天井パネル6と同素材のパネル材3,4,5を組み合わ
せて天井面より上方に向かって凹んだ箱体部Hを形成さ
せ、壁パネル2,2の上端内周の3辺に枠体7a,7
b,7cを固設して、この枠体7a,7b,7c上に箱
体部Hを固設して構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば浴室を構成す
るユニットルームの天井構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来、図12に下側から天
井側を見た斜視図で示すように、ユニットルーム51
は、立設された複数枚の壁パネル52の上端に天井パネ
ル53が取り付けられて天井面が形成されており、この
天井パネル53に箱体54が組み付けられて、箱体54
内に照明器具55とか換気扇56が配設されて、箱体5
4の下面側からルーバー57及び係止用枠体58が取り
付けられて構成されている。このような従来構造では、
箱体54の下面を隠すために下方側からルーバー57及
び係止用枠体58を取り付け,取り外しする構造である
ため、着脱の際にルーバー57や係止用枠体58が落下
する虞れがあり、落下防止用の対策が必要となるという
問題点があった。
【0003】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来の問題
点に鑑み案出したものであって、ルーバー等が落下する
虞れがなく、メンテナンス等が容易となるユニットルー
ムの天井構造を提供せんことを目的とし、その第1の要
旨は、立設された壁パネルの上端に天井パネルを取り付
けて天井面が形成されるユニットルームにおいて、前記
天井パネルと同素材のパネル材を組み合わせて前記天井
面より上方へ向かって凹んだ箱体部を形成させたことで
ある。また、第2の要旨は、前記壁パネルの上端内周の
3辺と、前記箱体部の3辺を枠体で室内側から固定した
ことである。また、第3の要旨は、前記3辺の枠体に、
面材をスライド可能に支持し得る支持部材を取り付け、
前記面材を水平方向に移動させて前記箱体部の下面を開
閉できるように構成したことである。
【0004】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は、ユニットルームの上面側から見た斜視図
であり、また図2は、天井パネルを分解した斜視図であ
り、さらに図3は、天井面を構成する部材の分解斜視図
である。
【0005】ユニットルーム1は、防水パン上に複数枚
の壁パネル2,2,2が立設されており、その壁パネル
2,2,2の上端に天井パネル6が取り付けられて天井
面が構成されるものであるが、本例では、天井パネル6
と同素材の複数のパネル材が組み合わされて天井面を形
成することができるように構成されており、図3に示す
ように、箱パネル3と、側面パネル4,4と、調整パネ
ル5と、天井パネル6を組み合わせて天井面が形成され
るものである。箱パネル3は、下端に水平状に突出する
取付片3aを有し、取付片3aから立ち上げ状に立片3
bが形成され、立片3bの上端から水平に水平片3cが
形成されて、水平片3cの先端に立ち上げ状に連結片3
dが一体形成されたものとなっている。
【0006】また、側面パネル4は、垂直状の平板片4
aの外周に90°折り曲げて連結片4bが形成されたも
のであり、また、調整パネル5は、上端が連結片を兼用
する垂直な垂直片5aの下端から水平に水平片5bが形
成されて、水平片5bの先端で立ち上げ状に連結片5c
が形成されたものとなっている。また、天井パネル6
は、調整パネル5の連結片5cに連結される連結片6b
を有し、点検用の点検口6aが開口されたものとなって
いる。
【0007】なお、図2に示すように、予め壁パネル
2,2,2の上端の内周側に、長枠体7aと、一対の側
枠体7b,7cをビス9で固設しておき、この枠体7
a,7b,7c上に、前記箱パネル3及び側面パネル4
をビス9で固定状に取り付けることができるものであ
る。
【0008】即ち、図4及び図5の断面拡大図で示すよ
うに、壁パネル2,2の上端内周側に固定される左右両
側の側枠体7b,7cは、水平状にビス9,9を壁パネ
ル2にネジ込んで、壁パネル2の上端側に固定されるも
のであり、また同様に、長枠体7aも壁パネル2の上端
に水平状にビス9をネジ込んで固定されるものであり、
この長枠体7aと一対の側枠体7b,7cが、壁パネル
2,2,2の上端内周の3辺にコの字状に固定され、こ
の固定状態で枠体7a,7b,7c上に、箱パネル3と
側面パネル4をビス9で固定することができる。
【0009】即ち、長枠体7aの上面に箱パネル3の取
付片3aを当接させて、下方側よりビス9をネジ込んで
固定することができ、また、箱パネル3の水平片3cの
左右両端側に側面パネル4,4を嵌め込んで、側面パネ
ル4,4の連結片4bを側枠体7b,7c上にそれぞれ
当接させて、下方よりビス9をネジ込んで側枠体7b,
7c上に側面パネル4,4を固定することができ、箱パ
ネル3と各側面パネル4,4間は、図4に示すようにビ
ス9で連結することができるものである。また、調整パ
ネル5の垂直片5aを、箱パネル3の連結片3d及び側
面パネル4の連結片4bに当接させてビス9により連結
することができ、さらに、調整パネル5の連結片5cに
天井パネル6の連結片6bを当接させてビス9で連結す
ることができるものであり、天井パネル6は壁パネル2
の上面にビスで固定されるものである。
【0010】このようにして壁パネル2,2,2の上端
に設けた3辺の枠体7a,7b,7c上に、箱パネル3
と側面パネル4,4を組み付けると、この箱パネル3,
側面パネル4,4及び調整パネル5に囲まれて、上方へ
向かって凹んだ箱体部Hが形成されるものであり、この
箱体部H内に蛍光灯13等を配設して照明器を構成さ
せ、天井面よりも上方へ良好に蛍光灯13を配置するこ
とができるものとなる。
【0011】なお、各パネルを組み合わせる際に、ユニ
ットルーム1の広さに対応して前記調整パネル5の水平
片5bの寸法を切断等して調整し、各種寸法のユニット
ルームに対応させることができるものとなり、また、壁
パネル2に対し各パネル3,4,4をユニットルームの
室内側からビス9で接合することができるものとなる。
【0012】なお、前記枠体7a,7b,7cは、例え
ば図6及び図7に示すような断面構造に構成されてお
り、ビス9を通すビス孔7f,7fが上面及び側面に開
口形成されて、側面内側に係止爪7dが突出形成されて
おり、また、下端側の内側に係止突起7eが形成された
ものとなっており、別体で形成された支持部材8の係止
片8b及び8cを、この枠体7の係止爪7d及び係止突
起7eに、図6に示すように弾力性を利用して後付けし
て一体化できるように構成されている。前記ビス9を室
内側よりネジ込む作業時には支持部材8は取り外してお
き、良好に工具を用いてビス9,9をネジ込んで、前記
天井を構成するパネル材をビス9で固定できるものであ
り、その後に、支持部材8を図6のように取り付けて、
この支持部材8の載置水平片8a上に、面材(ルーバ
ー)10の端縁側を載置できるものである。即ち、面材
10は、3辺の枠体7a,7b,7cにそれぞれ取り付
けられた支持部材8の載置水平片8aに端縁側が載置さ
れ、3辺で支持されて、面材10は水平状に配置される
ものであり、この面材10により箱体部Hの下面側を覆
うことができるものである。
【0013】なお、この面材10の1辺には移動枠体1
1を固定ピン12で連結させておくことができ、この移
動枠体11は前記枠体7と同断面形状に形成されてお
り、着脱可能に支持部材8を取付けできるように構成さ
れており、図5に示すように、移動枠体11に取り付け
られた支持部材8の載置水平片8a上に面材10の自由
端側を載置させて固定ピン12で固定することができ、
この移動枠体11は前記長枠体7aと対向した側に面材
10に固定されるものであり、図5に示すように、この
移動枠体11上に前記調整パネル5の垂直片5aが配置
されることとなり、良好に面材10で箱体部Hの下面を
覆うことができるものである。
【0014】このような構造では、移動枠体11を長枠
体7aと反対側に水平状に引くことにより、面材10は
側枠体7b,7cに取り付けられた支持部材8にガイド
されて、面材10を水平方向に開閉させることができる
ものである。即ち、蛍光灯13を交換する際等には、水
平方向に面材10をスライドさせて開閉し、メンテナン
スを容易に行うことができ、従来のように面材10を逐
一取り外す必要がなく、水平方向に移動させて箱体部H
の下面を解放させた状態で、蛍光灯13等の交換作業を
容易に行うことができるものであり、面材10は落下す
る危険性が全くなく、従来のように取り付け,取り外し
作業時等に落下する虞れがないものである。
【0015】なお、より強度を確保するために、前記側
面パネル4,4には図9の断面図で示すような補強板4
cを設けておき、上下方向の荷重に耐えられる構造に設
定しておくことができるものである。
【0016】また、本例のユニットルームの天井構造に
おいては、図10に示すように、建築側に梁形部15が
存在する場合にも、この梁形部15を回避させるよう
に、予め上端側に切欠部2bを形成させた梁形壁パネル
2aを用いて、この梁形壁パネル2aの上端側に、図2
と同様に3辺に長枠体7a及び側枠体7b,7cを固設
して、その上面側に図3と同様な部材からなるパネル
3,4,5,6を取り付けて構成することができるもの
であり、建築側の梁形部15が存在する場合にも、良好
にユニットバスルームの天井を形成させることができ、
パネル材3,4,5,6は1種類のものを用意しておけ
ば、このようなタイプのユニットルームにも対応させて
使用することができ、コストを低減させて製造すること
ができるものとなる。
【0017】
【発明の効果】本発明は、立設された壁パネルの上端に
天井パネルを取り付けて天井面が形成されるユニットル
ームにおいて、天井パネルと同素材のパネル材を組み合
わせて天井面より上方へ向かって凹んだ箱体部を形成さ
せたことにより、ユニットルームのサイズに対応させて
パネル材を組み合わせて良好に天井パネルと一体状に箱
体部を形成させることができ、箱体部内に照明器とか換
気扇等の設備を良好に組み込むことができるものとな
る。
【0018】また、壁パネルの上端内周の3辺と、箱体
部の3辺を枠体で室内側から固定したことにより、予め
枠体を3辺に固設しておけば、室内側から枠体に対し天
井面を構成するパネル材を取り付けることができ、パネ
ル材の取付作業を容易に行うことができるものとなり、
また、建築側の梁形を逃げるための特殊形状のユニット
ルームにも良好に設置できるものとなる。
【0019】また、3辺の枠体に、面材をスライド可能
に支持し得る支持部材を取り付け、面材を水平方向に移
動させて箱体部の下面を開閉できるように構成したこと
により、面材を水平方向にスライドさせて開閉すること
ができ、メンテナンス時に全てを取り外す必要がなく、
面材の落下をなくすことができるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ユニットルームを上方側から見た斜視構成図で
ある。
【図2】ユニットルームの天井部分を取り外して示す分
解斜視構成図である。
【図3】ユニットルームの天井面を構成するパネル材の
分解斜視図である。
【図4】壁パネルの上端に固設した側枠体上にパネル材
を取り付けた状態の断面構成図である。
【図5】壁パネルの上端に固設した長枠体上に箱パネル
を取り付けた状態の断面構成図である。
【図6】枠体に支持部材を取り付ける状態の断面構成図
である。
【図7】支持部材を枠体に取り付け、さらに支持部材に
面材を載置させた状態の断面構成図である。
【図8】面材と枠体の部分を室内側から見た斜視構成図
である。
【図9】天井の側面パネルの補強構造を示す断面構成図
である。
【図10】建築側に梁形部が存在する場合のユニットル
ームの設置構造図である。
【図11】建築側に梁形部が存在する場合のユニットル
ームの分解斜視図である。
【図12】従来のユニットルームの天井を下方側から見
た斜視構成図である。
【符号の説明】 1 ユニットルーム 2 壁パネル 3 箱パネル 3a 取付片 3b 立片 3c 水平片 3d 連結片 4 側面パネル 4b 連結片 5 調整パネル 5a 垂直片 5b 水平片 6 天井パネル 6b 連結片 7 枠体 7a 長枠体 7b,7c 側枠体 7d 係止爪 7e 係止突起 7f ビス孔 8 支持部材 8a 載置水平片 8b,8c 係止片 9 ビス 10 面材 11 移動枠体 12 固定ピン 13 蛍光灯 15 建築側梁形部 H 箱体部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設された壁パネルの上端に天井パネル
    を取り付けて天井面が形成されるユニットルームにおい
    て、前記天井パネルと同素材のパネル材を組み合わせて
    前記天井面より上方へ向かって凹んだ箱体部を形成させ
    たことを特徴とするユニットルームの天井構造。
  2. 【請求項2】 前記壁パネルの上端内周の3辺と、前記
    箱体部の3辺を枠体で室内側から固定したことを特徴と
    する請求項1に記載のユニットルームの天井構造。
  3. 【請求項3】 前記3辺の枠体に、面材をスライド可能
    に支持し得る支持部材を取り付け、前記面材を水平方向
    に移動させて前記箱体部の下面を開閉できるように構成
    したことを特徴とする請求項2に記載のユニットルーム
    の天井構造。
JP2000099912A 2000-03-31 2000-03-31 ユニットルームの天井構造 Pending JP2001279940A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016079711A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴室の天井構造

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016079711A (ja) * 2014-10-17 2016-05-16 パナソニックIpマネジメント株式会社 浴室の天井構造

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