JP3351218B2 - 加速度検知装置 - Google Patents

加速度検知装置

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JP3351218B2
JP3351218B2 JP01544896A JP1544896A JP3351218B2 JP 3351218 B2 JP3351218 B2 JP 3351218B2 JP 01544896 A JP01544896 A JP 01544896A JP 1544896 A JP1544896 A JP 1544896A JP 3351218 B2 JP3351218 B2 JP 3351218B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等の移動体
に設けられ、この移動体の加速度を検出する加速度検知
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、自動車等の衝突時に発生する
加速度を検出して、エアバッグを起動させるエアバッグ
起動装置へ電気信号を出力する衝突検知装置に用いられ
る加速度検出装置について様々なものが知られている。
【0003】図16は、一般に使用されている従来の加
速度検知装置を示す斜視図である。この図において、1
01は所定の質量を持つ質量体、102は質量体101
の変位方向を一方向に規制し、質量体101を摺動可能
に支持する摺動軸である。103は質量体を一方向に押
し付けるコイルスプリング、104は質量体101が移
動するのに追従しながら変位する可動接点、105は可
動接点104と接合し電気信号を取り出すための接合側
ターミナルである。106は質量体101がスプリング
103の押し付け力に逆らって一定距離移動した時に可
動接点104に接触して通電することにより電気信号を
取り出す固定接点、107は質量体101の移動量を規
制するとともにコイルスプリング103を片方から保持
し、また、摺動軸102とネジにより固定されているス
トッパである。
【0004】また、108は、その一部が摺動軸となっ
ている一体成型品の台座で、接合ターミナル105及び
固定接点106が固定されていると共に外部へ電気信号
を出力するための端子108a及び端子108bが設け
られている。この端子108aは可動接点104に電気
的接続されており、端子108bは固定接点106に電
気的接続されている。109は、外部からのゴミ等を防
ぐために台座108とともにケースを形成するカバーで
ある。また、この衝突検知装置はストッパ107が車体
のフロント側になるように取り付けられる。
【0005】次に、動作について説明する。車体に衝突
等により大きな減速度が生じた際、質量体101は減速
度による慣性力を受け、コイルスプリング103の弾性
力(バネセット荷重)に打ち勝つと、質量体101はコ
イルスプリング103を圧縮しながらストッパ107に
向かって、摺動軸102上を摺動移動する。
【0006】また、衝突時以外の通常時には、可動接点
104は、質量体101から突出している支持部101
aと先端部104cが当接し、可動接点の梁部104a
が反ることによって板バネの機能を持ち、この梁部10
4aによるバネ力により可動接点104は支持部101
aに押し付けられている。質量体101が移動すると、
可動接点104はそれに追従し、可動接点104の梁部
104aの反りが減少する方向に弾性変形する。可動接
点104の梁部104aの反り量が一定量まで減少する
と、可動接点104の接触子104bが固定接点106
に接触し、接合側ターミナル105と固定接点106の
間に電気的導通が得られることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、従
来の衝突検知装置においては、コイルスプリング103
と質量体101と可動接点104がそれぞれ摺動軸軸線
上に別個に配置されているため、特に軸方向における小
型化が困難であるという問題があった。
【0008】また、装置の故障判定、特に可動接点の変
形などの故障の検出ができなかった。
【0009】この発明は、上記のような課題を解決する
ためになされたもので、小型化された加速度検知装置を
得ることを目的とする。
【0010】また、故障判定が可能な加速度検出装置を
得ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明に係る加速度検
出装置は、所定の質量を有する質量体と、この質量体が
摺動する摺動軸と、この摺動軸の両端で質量体の摺動範
囲を規制する第1及び第2の規制部と、この第1の規制
部と質量体との間に設置され、質量体を第2の規制部方
向に付勢する弾性部材と、第1もしくは第2の規制部が
設けられたケースと、質量体に一体に設けられた第1の
接点と、ケースに設けられた第2の接点とを備え、質量
体が弾性部材の弾性力に抗して摺動軸上を摺動した際に
は、第1の接点は質量体と共に摺動すると共に、所定量
摺動した際には第2の接点と接触し、第1の接点と第2
の接点との間で導通が得られるものである。
【0012】また、ケースに切り欠き部を設け、質量体
が弾性部材により付勢され第2の規制部に当接している
際には第1の接点は切り欠き部に収納されるものであ
る。
【0013】また、第2の接点はケースの内周面に設け
られると共に第1の接点は質量体のケースの内周面と対
向する面に設けられるものである。
【0014】また、摺動軸に平行に第1の接点から凸設
され、質量体に当接して第1の接点の質量体に対するま
わり止めを行うまわり止めを設けたものである。
【0015】また、所定の質量を有する質量体と、この
質量体が摺動する摺動部と、質量体の摺動範囲を規制す
る規制部と、質量体を所定方向に付勢する付勢部と、質
量体に一体に設けられ、質量体と共に摺動する第1の接
点と、この第1の接点が当接、離反する第2の接点とを
備え、質量体に所定の加速度が生じた際に、質量体は付
勢部による付勢力に抗して摺動部を摺動し、第1の接点
は第2の接点に当接もしくは離反するものである。
【0016】また、第1の接点の先端部は曲面を有する
ものである。
【0017】また、第2の接点の端部は曲面を有するも
のである。
【0018】また、質量体は二つの質量部材から構成さ
れると共に、この二つの質量部材により第1の接点は挟
持固定されるものである。
【0019】また、質量体は金属粉末の焼結成形あるい
は射出成形により成形されるものである。
【0020】また、所定の質量を有する質量体と、この
質量体が摺動する摺動部と、質量体の摺動範囲を規制す
る規制部と、質量体を所定方向に付勢する付勢部と、質
量体に一体に設けられ、質量体と共に摺動する第1の接
点と、この第1の接点が当接、離合する第2及び第3の
接点とを備え、質量体が付勢部により付勢され規制部に
当接している際に第1の接点は第3の接点に当接し、質
量体に所定の加速度が生じ、質量体が付勢部による付勢
力に抗して摺動部を摺動した際には、第1の接点は第2
の接点に当接するものである。
【0021】また、第1の接点と第3の接点とが当接し
ているかどうかを検出し、故障判定を行う故障判定部を
備えたものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の一形態に
ついて説明する。 発明の実施の形態1.図1はこの発明の実施の形態1を
示す説明のためにハウジングの一部を切り欠いた斜視
図、図2は外観斜視図、図3は縦断面図、図4は横断面
図、図5は質量体の各部分を示す斜視図、図6はかしめ
結合された質量体を示す斜視図、図7は固定接点を示す
斜視図である。
【0023】これらの図において、1は中心に貫通孔1
aが設けられ、所定の質量を有する金属製の質量体であ
る。この質量体1及びこの質量体1に固定されている可
動接点3(後述)の質量と、コイルスプリング6(後
述)の弾性力と、また、可動接点3(後述)と固定接点
7、8(後述)との間の摺動時の摩擦抵抗、及び質量体
1と摺動軸5(後述)との間の摺動時の摩擦抵抗などに
よって、この装置の加速度検出特性は決定される。2は
質量体1を構成する第1の質量部材であり、3は質量体
1に一体に組み立てられて固定され、質量体1が摺動す
るのに追従して変位し、2ヶ所の接触子3aを有する第
1の接点としての可動接点であり、4は第1の質量部材
と共に質量体1を構成し、その断面の一部が正方形であ
る第2の質量部材である。この第1の質量部材2及び第
2の質量部材4によって、質量体1が構成されるもので
ある。
【0024】5は質量体1の貫通孔1aを貫通し、質量
体1の移動方向を軸方向に規制しながら摺動可能ならし
めつつ支持している摺動部としての摺動軸である。6は
質量体を一方向(図1中矢印Aで示す)に押し付ける付
勢部もしくは弾性部材としてのコイルスプリングであ
り、このコイルスプリング6は一端が質量体1に当接
し、他端がハウジング9(後述)に当接するように配置
される。7、8はハウジング9(後述)の内面に互いに
対向し、また、摺動軸5を挟み込むように配置され、そ
れぞれ別の端子に接続されている第2の接点としての固
定接点である。9はモールドにより成形されるケースの
一部である合成樹脂製のハウジングであり、このハウジ
ング9には、固定接点7、8と接触していないときの可
動接点3の接触子3aを収納するための切り欠き9a
と、コイルスプリング6の一端を固定するコイルスプリ
ング固定部9bと、質量体1の移動を規制する第1のス
トッパ9cと、質量体1が摺動軸5を中心として回転す
ることを防止するための回転止め9dとが設けられてい
る。10は車両の衝突検知方向と逆方向(図1中の矢印
A方向)への質量体1の摺動を停止させる第2の規制部
及び蓋部としての第2のストッパである。この第2のス
トッパ10はハウジング9と組み合わされることにより
図2に示すように装置のケースとなり、外部からの塵芥
等の侵入を防止するものである。
【0025】また、図5に示されるように、第1の質量
部材2には、第2のストッパ10への衝突時の衝撃を緩
衝する衝撃緩衝部材2aと、コイルスプリング6と結合
する際にコイルスプリング6を誘導し、結合時の座面と
なるテーパ部2bと、衝撃緩衝部材2aとテーパ部2b
とが設置される基材となる台座2cとが設けられてい
る。他の部品に比べて衝撃吸収力の大きい材質(例え
ば、熱可塑性エラストマ)が用いられている衝撃緩衝部
材2aは、台座2cへの焼き付けや、台座にいくつかの
穴を設けてこの穴に衝撃緩衝部材2aを軸方向に貫通し
て台座2cの表裏に回すことによる抜け止め等により、
台座2cに固定されている。また、テーパ部2bと台座
2cとは、ここでは一体に形成されている。
【0026】可動接点3は、二ヶ所の接触子3aと位置
決め用爪3bと挟み込み部3cから構成されている。こ
こで、接触子3aにおいて、固定接点7、8と接触、摺
動する面には、導通を向上させるためにAuメッキが施
されている。また、その先端部分を二つに分けることに
より、先端部分の弾性力を調節すると共に、接触子3a
が固定接点7、8に傾いている場合にも接触が確実にな
るようにされている。また、先端部分はR形状(すなわ
ち、曲げられている形状)となっていて、また、それぞ
れの接触子3aは質量体1に対して直線片持梁形状とな
っているので、接触子3aと固定接点7、8との接触面
は安定したものとなる。また、位置決め用爪3bは第2
の質量部材4に当接することにより、可動接点3の位置
決め及び、まわり止めを行うものである。また、挟み込
み部3cは第1の質量部材2と第2の質量部材4とに挟
持、固定されるものである。第2の質量部材4は、ハウ
ジング9の回転止め9dに当接することにより、質量体
1が回転規制される断面が正方形の板部4aと、可動接
点3の位置決め用爪3bが当接する位置決め部4bと、
第1の質量部材2及び可動接点3を貫通した後に「かし
め」られて結合される、かしめ結合部4cと摺動軸5が
貫通する貫通孔4dからなっている。
【0027】図6はかしめ結合部4cによるかしめ結合
例を示すもので、図6(a)はかしめ結合部4cの先端
部分を全周にわたって45°の角度で拡げるように塑性
加工したものである。また、図6(b)はかしめ結合部
4cの先端部分を所定幅の4ヶ所を45°程度拡げるよ
うに塑性加工したものである。このように、第1の質量
部材2と第2の質量部材4とはかしめ結合により、確実
に固定され、また、その間に可動接点3を挟持し、固定
するものである。また、ここでは、かしめ結合例を示し
たが、その他の固定方法、例えば、ねじ止め固定等でも
よい。
【0028】固定接点7はハウジング9がモールド成形
される際に同時に固定されるが、固定接点7の外側(両
側)にゲート位置を設けることにより、モールド成形す
る際に内側金型に固定接点7を押し付ける方向に成形時
の樹脂圧が加わり、固定接点7の可動接点3と接触する
面に成形樹脂がまわらないようにしている。また、固定
接点7の周辺部分に抜け止めとしてのプレス成形による
つぶし部7aを数ヶ所設け、このつぶし部7aが成形樹
脂に埋もれた状態で固定接点7がハウジング9に固定さ
れるので、固定接点7の固定が確実になり、また、ハウ
ジング9のモールド成型時の固定接点7の浮き上がりを
防止するものである。ここで、端子7b、8bが外部の
装置に接続されていて、この端子7bと他方の固定接点
8の端子8bとの間に電流が流れるかどうかで所定値以
上の加速度であるか、言い換えれば、衝突が起こったか
どうかを検出するものである。
【0029】つぎに動作について説明する。まず、車両
が通常に走行している際には、質量体1はコイルスプリ
ング6の弾性力によって第2のストッパ10側に押し付
けられているので、可動接点3の接触子3aは固定接点
7、8から離れていて、これらとは接触していない状態
となる。従って、固定接点7、8と可動接点3とは電気
的に接続されていない状態であるので、当然に、固定接
点7、8間は電気的に接続されていない状態となり、端
子間に電気信号が流れることはない。ここで、電気信号
が流れることにより車両の衝突を検出するので、この場
合には電流が流れていないので、車両は衝突していない
通常の状態であることがわかる。
【0030】ここで、この車両が通常に走行している際
には、可動接点3の接触子3aはハウジング9に設けら
れた切り欠き部9a内にあり、また、切り欠き9aは接
触子3aに当接しないような大きさにつくられているの
で、接触子3aはどことも接触していない状態となるよ
うにしている。このことにより、走行時に車体振動によ
る接触子3aの磨耗が起きないよう配慮されている。ま
た、ハウジング9と接触していないことからハウジング
9の材料自体に含まれる配合剤等による可動接点の接触
子3aの腐食、酸化等が起きにくくなるものである。
【0031】次に、車両が衝突した際には、摺動自在に
保持されている質量体1がコイルスプリング6の弾性力
より大きい減速度(加速度)を受けて、第1のストッパ
9c側(図4中矢印B方向)に移動する。このとき、質
量体1が移動した際に、可動接点3の接触子3aは固定
接点7、8に接触し、図4中の矢印C方向に曲がり、そ
して、可動接点3の接触子3aは固定接点3と接触した
状態で且つ曲げられた状態で直線摺動移動する。このと
き、固定接点7、8と可動接点3とは継続して電気的に
接続されることになる。よって、車両が衝突していて、
質量体1が減速度を受けている間は、電気信号が流れ、
車両の衝突を検知することができる。
【0032】また、可動接点3が固定接点7と摺動して
いる際に、可動接点3の接触子3aは固定接点7と当接
して曲げられた状態では、元に戻ろうとする接点反力が
固定接点7方向に生じ、接触子3aと固定接点7との間
に摩擦力が生じることとなる。このため、質量体1が固
定接点7の途中で止まったままの状態になることなく滑
らかに摺動するためには、コイルスプリング6の弾性力
は、少なくとも可動接点3の接触子3aの接点反力によ
って生じる固定接点7、8との摩擦力に比べて大きい必
要がある。
【0033】ここで、車両が強く衝突した際には、質量
体1がコイルスプリングの弾性力に打ち勝って、第1の
ストッパ位置まで到達し、質量体1と第1のストッパ9
bとの衝突することにより、質量体1の可動接点3が直
接振動させられたり、衝撃波が固定接点7へ伝達され、
固定接点7が振動させられたりすることによって、固定
接点7と可動接点3との接触が振動にあわせて一瞬離れ
る、いわゆるチャタリングが生じる。これを避けるため
に、第1の質量部材2に衝突緩衝部2aが設けられてお
り、これによって衝突時に生じる衝撃エネルギーを減衰
させ、チャタリングを生じなくしているものである。
【0034】ハウジング9と第2のストッパ10とのシ
ール形状について説明する。ここでは、ハウジング9と
第2のストッパ10とを組み合わせることにより、ケー
スの組み立てが完了し、ハウジング9及び第2のストッ
パ10が本装置のケースとなるものである。また、図3
に示すように、ハウジング9にはシール面に溝部9e
が、第2のストッパ10にはシール面にリブ10aが相
対する位置に設けられている。これにより、ハウジング
9に第2のストッパ10をはめ込むと、溝部9eとリブ
部10aとがラビリンス構造を形成する。このラビリン
ス構造により、装置内は気密に保たれ、装置内への塵芥
の侵入を防ぐことができるものである。
【0035】ここでは、さらに万全を期するために、第
2のストッパ側からエポキシ樹脂等のシール剤を塗布し
て硬化させるのであるが、溝部9eとリブ部10aとが
ラビリンス構造を形成していることで、エポキシ樹脂等
のシール剤が内部に流入することを防止している。
【0036】発明の実施の形態2.図8はこの発明の実
施の形態2を示す縦断面図、図9は横断面図、図10は
質量体及び可動接点を示す斜視図である。この実施の形
態2は実施の形態1とは可動接点を含む質量体と固定接
点の形状が異なっているものであり、実施の形態1と同
様の構成を持つものは同一符号を付して説明を省略す
る。
【0037】これらの図において、11は質量体であ
り、12は質量体11に設けられた可動接点である。こ
の可動接点12は、その片側に約270°の円弧梁形状
をなした接触子12aを質量体11の摺動方向に対して
平行に2個備えている。このように接触子12aを摺動
方向に平行に2個ずつ備えていることで、摺動方向の前
後方向どちらの方向に対しても安定した摺動を行うこと
ができるものである。
【0038】また、円弧梁形状の接触子12aは摺動方
向の逆方向が開口しているので、固定接点13、14と
の摺動時には接触子12aは摺動逆方向に曲がり、摺動
時の余分な摩擦力を吸収して、安定したものとするの
で、摺動途中で接触子12aが固定接点13、14(後
述)に引っかかって、摺動が停止してしまうことがない
ものである。また、質量体11の凹部11bにはボス1
1aが設けられており、このボス11aに可動接点12
に設けられた穴12bがはめ込まれて可動接点12は質
量体11の凹部11bに固定される。
【0039】また、13、14は固定接点であり、可動
接点とまず接触を開始する先端部13a、14aはR形
状(曲面形状)をなしている。このように、先端部13
a、14aがR形状をなしているので、車両が衝突した
際に、質量体11が摺動移動し可動接点12の接触子1
2aが固定接点13、14に接触して、乗り上げようと
した時に、滑らかに乗り上げることができ、また、乗り
上げに要するエネルギーが低減できるので、質量体11
の摺動は滑らかなものとすることができ、また、摺動時
のエネルギー損失を減少させることができるので、摺動
している時間をその分長くすることができる。
【0040】発明の実施の形態3.図11は実施の形態
3を示す斜視図である。この実施の形態3は、上述した
実施の形態1とは、ハウジングと第2のストッパとのシ
ール形状が異なるものであるので、同様の構成を持つも
のは同一符号を付して説明を省略する。この図におい
て、15は第2のストッパであり、この第2のストッパ
15には、断面が半円形状の線状シールであるゴム部1
5aがシールを確実にするために二重に設けられてい
て、また、ハウシング9の外壁部分に熱かしめするため
の溶着部15bが設けられている。また、ハウジング9
に第2のストッパ15を圧入することで、ゴム部15a
が弾性変形し、シールがより確実なものとなる。
【0041】車両が衝突した際に、質量体は第1のスト
ッパ側に移動し、そして、減速度が加わらなくなると、
第2のストッパ側に戻るが、この際に、その衝突力に耐
えうる様に抜け止めとして、ハウジング外壁と第2のス
トッパ15の溶着部15bとを、熱かしめすることで抜
け止めしようとするものである。
【0042】発明の実施の形態4.図12は、この実施
の形態4を示す斜視図である。この実施の形態4は、上
述した実施の形態1とは、ハウジングと第2のストッパ
とのシール形状が異なるものであり、同様の構成を持つ
ものについては同一符号を付して説明を省略する。この
図において、17は第2のストッパであり、この第2の
ストッパ17はハウジング9に挿入された後に、その切
り欠き部分17bにエポキシ樹脂等のシール剤が注入さ
れることにより、ハウジングと第2のストッパとを固
定、シールするものである。このとき、熱可塑性エラス
トマ等のゴム性シール部17aが第2のストッパ17に
設けられているので、シール剤がハウジング9内部に流
入しないようにしたものである。
【0043】発明の実施の形態5.図13はこの実施の
形態5を示す縦断面図である。この実施の形態5は上述
した実施の形態1とはハウジングが異なるものであり、
同様の構成を持つものは同一符号を付して説明を省略す
る。この実施の形態5は、ハウジング19にゴム性を有
する熱可塑性エラストマからなる弾性部材18を設けた
ものである。また、この弾性部材18は、質量体1が衝
突することによる衝撃を吸収するための衝撃吸収部18
aとハウジング19から外部への音漏れを防止する音漏
れ防止部18bから構成されている。この弾性部材18
によって、ハウジング19の第1のストッパ19cで
は、車両が衝突した際に、質量体1はコイルスプリング
の弾性力に打ち勝って第1のストッパ19c位置まで到
達したとしても、質量体1と衝撃吸収部18a衝突する
ことにより、衝突時に生じる衝撃エネルギーを衝撃吸収
部18aが吸収・減衰させ、質量体1が急激に逆方向に
跳ね返えることが抑えられ、したがって、質量体1がチ
ャタリングを生じることがない。
【0044】また、ハウジング19の円筒部分に設けら
れた音漏れ防止部12bにおいては、走行中等の車体の
振動が衝突検知装置に伝わり、摺動軸と質量体とのわず
かなクリアランスによって生じる振動音を遮ることによ
り、音圧レベルの低減をはかり、また、音質もこもった
ものとなるので、衝突検知装置から騒音は低騒音になる
と共に、耳ざわりな音にならないようにすることができ
るものである。
【0045】発明の実施の形態6.図14は実施の形態
6を示す横断面図、図15は衝突検知装置の信号端子間
の配線図である。この実施の形態6は上述した実施の形
態1とは固定接点が異なるものであり、同様の構成をも
つものは同一符号を付して説明を省略する。これらの図
において、20は常に可動接点3の接触子3aが接触し
て電気信号を取り出す第1の固定接点である。21は車
両が衝突等による減速度が生じていない初期状態におい
て、可動接点3のもう一方の接触子3aに接触して電気
信号を取り出す第3の接点としての第2の固定接点であ
る。22は、車両が衝突等によりコイルスプリング6の
弾性力に逆らって質量体1が一定量移動した時、第2の
固定接点21に接触していた可動接点3の接触子3aが
移動して接触して電気信号を取り出す第2の接点として
の第3の固定接点である。さらに、第1の固定接点20
には、3つの信号端子20a,20b,20cが設けら
れていて、第2の固定接点21には1つの信号端子21
aが設けられ、第3の固定接点22には、2つの信号端
子22a,22bが設けられている。
【0046】ここで、図15において、A、Bは外部の
装置に接続される端子であり、Rは信号端子20cと信
号端子22bとの間、及び信号端子21aと端子Bとの
間に接続された抵抗である。ここで、抵抗Rを衝突検知
装置内の接触抵抗に比べ十分大きく設定することによ
り、衝突検知装置内の接触抵抗による端子A、Bから出
力される信号への影響を小さくしているものである。
【0047】ここで、車両が衝突等により減速度が生じ
ていない初期(通常)状態には、信号端子20bと信号
端子21aとが電気的に接続されており、端子A、B間
での抵抗は1/2Rとなる。また、車両が衝突等により
減速度が生じた場合には、信号端子20bと信号端子2
2bとが電気的に接続されていて、端子A、B間での抵
抗は1/2Rより小さくなる。ところが、通常状態にお
いて、衝突検知装置に異常が生じ衝突検知装置内で電気
的接続が得られない場合(例えば、断線や、接触子等の
変形等)には、A,B間での抵抗はRとなり異常が起き
ていることを検出できることになる。
【0048】以上のように、実施の形態6においては、
通常時に導通する接点と、衝突時に導通する接点とを設
けることで、衝突検知装置の自己診断機能を付加してい
るものである。
【0049】以上のように、各実施の形態においては、
質量体に接点を備え付けて一体化し、この質量体が直線
移動する際に固定接点間を摺動しながら電気信号を取り
出せるようにしたことで小型化を図ることができるもの
である。
【0050】また、質量体の摺動を滑らかに行うため
に、摺動軸を設けたり、質量体の回転を規制したり、質
量体と外壁を直方体形状にし、それぞれに一定量のクリ
アランスをもたせたことで、質量体の摺動を滑らかに行
うことができるものである。
【0051】また、安定した接触抵抗を得るために、可
動接点の接触子形状を180゜以上の円弧梁形状や直線
片持梁形状で先端がR形状にしたことで、可動接点の固
定接点との接触抵抗は安定したものとなり、可動接点と
固定接点との摺動も安定したものとなるものである。
【0052】また、可動接点の接触子が初期状態に他の
部材と接触しないよう絶縁部材に切り欠きを設けたり、
質量体とストッパ間に衝撃緩衝部材を設けたり、ストッ
パ材質をゴム性を有する熱可塑性エラストマにしたり固
定接点の先端部をR形状にしたことで、安定した動作特
性を得ることができる。
【0053】また、質量体を2つに分割し、可動接点の
一部をその間に挟んで結合したり、可動接点に質量体を
挟み込んで固定するための爪を設けたことで、形状を簡
素化し組立性を向上させることができる。
【0054】また、固定接点が浮き上がることなく外壁
に固定するために、つぶし部を設け、外壁にてつぶし部
を埋めたものである。
【0055】また、さらに小型化をはかるために、質量
体はタングステン元素等を含む比重10以上の高比重合
金粉末の焼結品あるいは金属粉末射出成型品でつくられ
たものである。
【0056】また、第2のストッパ外周にリブを設け、
外壁面には溝を設けリブと溝でラビリンス構造にした
り、第2のストッパ外周にゴム性をもつ熱可塑性エラス
トマで凸部を設けたことで、内部に接着剤が侵入しない
ように密封することができる。
【0057】また、第2のストッパ外周にゴムを焼き付
けたり、第2のストッパに溶着部を設け外壁の一端と熱
かしめしたことで、接着剤を使用せずに密封し第2のス
トッパに抜け止めを施すことができる。
【0058】また、常に可動接点の一ヶ所の接触子と接
している第1の固定接点と、衝突方向に加速度が生じな
い初期状態にのみ常に可動接点のもう一ヶ所の接触子と
接触している第2の固定接点と、弾性部材の押し付け力
に逆らって質量体が一定量移動した時、第2の固定接点
に接触していた可動接点の接触子が移動して接触し電気
信号を取り出す第3の固定接点とを設けたことで、衝突
検知装置に自己診断機能を付与することができる。
【0059】ここで、従来、質量体は鉄系材料(比重8
程度)あるいは銅、黄銅系材料(比重9程度)であった
質量体11をタングステンを主成分とする比重14程度
の焼結合金材料にて成形した場合、同じ質量であって
も、焼結合金材料を用いた場合には体積が小さくなるの
で、例えば、全長10mmの質量体が6mmとなり、質
量体は40%の小型化となり、さらにハウジング自体も
27mmのものが23mmとなり、15%の小型化をは
かることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施の形態1を示すハウジングの一
部を切り欠いた斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態1を示す外観斜視図であ
る。
【図3】この発明の実施の形態1を示す縦断面図であ
る。
【図4】この発明の実施の形態1を示す横断面図であ
る。
【図5】この発明の実施の形態1における質量体の各部
分を示す斜視図である。
【図6】この発明の実施の形態1におけるかしめ結合さ
れた質量体を示す斜視図であり、図6(a)、図6
(b)は各々異なったかしめ結合例を示すものである。
【図7】この発明の実施の形態1における固定接点を示
す斜視図である。
【図8】この発明の実施の形態2を示す縦断面図であ
る。
【図9】この発明の実施の形態2を示す横断面図であ
る。
【図10】この発明の実施の形態2における質量体を示
す斜視図である。
【図11】この発明の実施の形態3を示す部分斜視図で
ある。
【図12】この発明の実施の形態4を示す部分斜視図で
ある。
【図13】この発明の実施の形態5を示す縦断面図であ
る。
【図14】この発明の実施の形態6を示す横断面図であ
る。
【図15】この発明の実施の形態6における信号端子間
の配線を示す配線図である。
【図16】従来の衝突検知装置を示す斜視図である。
【符号の説明】
1:質量体、2:第1の質量部材、2a:衝撃緩衝部、
3:可動接点、3a:接触子、3b:位置決め用爪、
4:第2の質量部材、4a:板部、5:摺動軸、6:コ
イルスプリング、7:固定接点、7a:つぶし部、8:
固定接点、9:ハウジング、10:第2のストッパ、1
3a:先端部、14a:先端部、15a:ゴム部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−20142(JP,A) 特開 平7−17344(JP,A) 特開 平6−74971(JP,A) 特開 平5−288764(JP,A) 特開 平7−181199(JP,A) 特開 平7−174781(JP,A) 実開 平4−2439(JP,U) 実開 平3−33932(JP,U) 実開 平5−57669(JP,U) 実開 昭54−151381(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01P 15/135 H01H 35/14 B60R 21/32

Claims (9)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の質量を有する質量体と、この質量
    体が摺動する摺動軸と、この摺動軸の両端で上記質量体
    の摺動範囲を規制する第1及び第2の規制部と、この第
    1の規制部と上記質量体との間に設置され、上記質量体
    を上記第2の規制部方向に付勢する弾性部材と、上記第
    1もしくは第2の規制部が設けられたケースと、上記質
    量体に一体に設けられた第1の接点と、上記ケースに設
    けられた第2の接点と、上記ケースに設けられた切り欠
    き部とを備え、上記質量体が上記弾性部材により付勢さ
    れ上記第2の規制部に当接している際には、上記第1の
    接点は上記切り欠き部に収納されると共に、上記質量体
    が上記弾性部材の弾性力に抗して上記摺動軸上を摺動し
    た際に、上記第1の接点は上記第2の接点と接触し上記
    第2の接点上を摺動し、上記第1の接点と上記第2の接
    点との間で導通が得られることを特徴とする加速度検知
    装置。
  2. 【請求項2】 第2の接点はケースの内周面に設けられ
    ると共に第1の接点は質量体の上記ケースの内周面と対
    向する面に設けられることを特徴とする請求項記載の
    加速度検知装置。
  3. 【請求項3】 摺動軸に平行に第1の接点から凸設さ
    れ、質量体に当接して上記第1の接点の質量体に対する
    まわり止めを行うまわり止めを設けたことを特徴とする
    請求項1又は請求項2記載の加速度検知装置。
  4. 【請求項4】 第1の接点の先端部は曲面を有すること
    を特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に
    記載の加速度検知装置。
  5. 【請求項5】 第2の接点の端部は曲面を有することを
    特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に
    載の加速度検知装置。
  6. 【請求項6】 質量体は二つの質量部材から構成される
    と共に、この二つの質量部材により第1の接点は挟持固
    定されることを特徴とする請求項1ないし請求項5のい
    ずれか1項に記載の加速度検知装置。
  7. 【請求項7】 質量体は金属粉末の焼結成形あるいは射
    出成形により成形されることを特徴とする請求項1ない
    請求項6のいずれか1項に記載の加速度検知装置。
  8. 【請求項8】 所定の質量を有する質量体と、この質量
    体が摺動する摺動部と、上記質量体の摺動範囲を規制す
    る規制部と、上記質量体を所定方向に付勢する付勢部
    と、上記質量体に一体に設けられ、上記質量体と共に摺
    動する第1の接点と、この第1の接点が当接、離合する
    第2及び第3の接点とを備え、上記質量体が上記付勢部
    により付勢され上記規制部に当接している際に上記第1
    の接点は上記第3の接点に当接し、上記質量体に所定の
    加速度が生じ、上記質量体が上記付勢部による付勢力に
    抗して上記摺動部を摺動した際には、上記第1の接点は
    上記第2の接点に当接することを特徴とする加速度検知
    装置。
  9. 【請求項9】 第1の接点と第3の接点とが当接してい
    るかどうかを検出し、故障判定を行う故障判定部を備え
    た請求項記載の加速度検知装置。
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