JP2003095059A - 磁気遮蔽型衝撃センサ - Google Patents

磁気遮蔽型衝撃センサ

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JP2003095059A
JP2003095059A JP2001290309A JP2001290309A JP2003095059A JP 2003095059 A JP2003095059 A JP 2003095059A JP 2001290309 A JP2001290309 A JP 2001290309A JP 2001290309 A JP2001290309 A JP 2001290309A JP 2003095059 A JP2003095059 A JP 2003095059A
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JP
Japan
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housing
impact sensor
impact
reed switch
annular magnet
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JP2001290309A
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English (en)
Inventor
Masanori Tatemichi
政則 立道
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Tokin Corp
NEC Tokin Hyogo Ltd
Original Assignee
NEC Tokin Corp
NEC Tokin Ceramics Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の衝撃センサは実装周囲の精密機器が発
生する磁界の影響を受ける事から、基板実装においても
実装位置に制限があり、基板に穴を必要とするため小型
化がしにくい問題があった。 【解決手段】 実装部分に制限がなく、実装可能な構造
を提供し、尚且つそのものが持ち得る従来機能の応答特
性を損なうことなく、遮蔽板を取り付けることと接続端
子の形状変更により即決する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として自動車の
車両に搭載される乗員保護装置に使用されて車体に加わ
る衝撃の検出や、或いは自己品質診断機能として精密機
器等に付設されて運搬時に機器本体に加わる衝撃を検出
等に使用される衝撃センサに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の衝撃センサ1は、図1に
示されるように磁気リードスイッチ5を利用したタイプ
のものが汎用的に普及している。
【0003】衝撃センサ1は、外装用の筐体3には衝撃
を検出すべき方向に沿って配置された円筒状のシャフト
4と、このシャフト4内に挿入された磁気リードスイッ
チ5と、シャフト4の長手方向に沿って摺動可能に配置
された環状磁石6と、この環状磁石6を筐体3の内壁端
面に付勢するスプリング7とから構成されており、上記
磁気リードスイッチ5と接続された二つの接続端子2か
ら構成されている。
【0004】上述のように構成された衝撃センサ1が取
り付けてある自動車等が停止、もしくは通常の走行をし
ている場合には、衝撃センサ1はあまり高い加速度(衝
撃)が作用しないので、環状磁石6はスプリング7の付
勢力によりシャフト4の配置された位置にて保持され
る。このためリードスイッチ5は磁力により動作しない
ためオフ状態となっている。
【0005】この状態が、たとえば自動車走行時の事故
等により車体に加わる高い衝撃等、急激な停止により、
その衝撃力に伴う加速度が矢印で示す方向に働くと、こ
の時点で、スプリング7の付勢力により筐体3の内壁端
面に当接された状態の環状磁石6はスプリング7の付勢
力に打ち勝つ負の加速度を受け、環状磁石6はその慣性
質量に基づいて、シャフト4に配置された位置から相対
的に応力を受けることになり、シャフトを移動し、やが
て環状磁石6の磁力が所定値以上の大きさとなった時、
磁気リードスイッチ5は環状磁石6により動作してオン
状態となる。
【0006】環状磁石6は衝撃によりスプリング7が完
全に圧縮された位置に達したとき停止し、このときまで
環状磁石6に蓄積された運動エネルギーは、一旦スプリ
ング7や筐体3の変形や振動エネルギーに変換され、次
いで方向を反転した環状磁石6の運動エネルギーに再変
換される。
【0007】その後、自動車等の停止により環状磁石6
の加速度が所定値以下になり、スプリング7の付勢力に
打ち勝つことが出来なくなり、再び配置された位置に戻
される。この時磁気リードスイッチ5に働く環状磁石6
の磁力が所定値以下になり、磁気リードスイッチ5は再
びオフ状態になる。
【0008】磁気リードスイッチ5は上述したオン転換
時からオフ転換時までの間、接点オン状態が継続され
る。因みに、自動車等の乗員保護装置では、衝撃センサ
1における磁気リードスイッチ5に通電することによ
り、通電状態を検出した安全制御システムが作動するこ
とによりエアーバック等を展開させ、自動車等の乗員の
安全が確保され得ることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このような構成の衝撃
センサ1においては、環状磁石6の移動により衝撃を検
知する構造であり、磁気リードスイッチ5が受得る磁力
によりオン転換時からオフ転換時までの間が確保されて
おり、衝撃センサ1は外部からの磁界の影響を受け、環
状磁石6からの磁力と作用しリードスイッチ5に影響
し、リードスイッチ5のオン転換時からオフ転換時まで
の時間が変化するという欠点があった。
【0010】さらに、安全制御システムの複雑化、小型
化から部品の高密度化により周辺からの磁界が増大され
るという問題もある。
【0011】さらに、従来の実装方法では基板に穴をあ
けて実装するため、安全装置の小型化がしにくいという
欠点があった。
【0012】本発明は、このような問題を解決すべく、
外部磁界の影響を低減すると共に、実装性の高い衝撃セ
ンサを提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】衝撃を検出するための一
方向とほぼ平行に延びた筐体3と、所定以上の衝撃を受
けた時にシャフト4の長手方向に沿って摺動可能に配置
された環状磁石6が移動することにより閉成状態となる
リードスイッチ5を備えた衝撃センサ1において、前記
衝撃センサ1に遮蔽板を取り付けることにより外部から
の磁界の影響を受けない衝撃センサを提供する。
【0014】さらにリードスイッチ5と接続された接続
端子2を筐体3と垂直方向に曲げることにより、安全制
御システムに使用されている回路基板に実装用の穴をあ
ける必要がなく、部品の高密度化を実現できるととも
に、簡単に実装することができる衝撃センサを提供す
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の衝撃センサにつ
いて、図面を参照して詳細に説明する。
【0016】図2は衝撃センサに使用される磁気リード
スイッチ(衝撃検知素子)5の基本構成を一部断面にし
て示した平面図である。
【0017】図3は、本発明による一実施の形態に係わ
る衝撃センサ10の外観図および断面図である。衝撃を
検出するための一方向とほぼ平行に延びた筐体3と、前
記筐体3と平行に配備されたリードスイッチ5と所定以
上の衝撃を受けたときにシャフト4の長手方向にそって
摺動可能に配置された環状磁石6と環状磁石6を衝撃方
向と反対の方向に筐体の端面に付勢するスプリング7か
らなる前記衝撃センサにおいてリードスイッチ5に作用
する磁力を環状磁石6からのみとし衝撃センサ10の外
部からの磁力を遮蔽するため筐体3の外部に遮蔽板8を
設けることにより周辺外部磁界の影響を受けてリードス
イッチ5のオン転換時までの時間及び、オン転換時から
オフ転換時までの時間変化を防止する衝撃センサを得る
ことができる。
【0018】図4は、本発明による一実施の形態に係わ
る衝撃センサ11の外観図および断面図である。衝撃を
検出するための一方向とほぼ平行に延びた筐体3と、前
記筐体3と平行に配備されたリードスイッチ5と所定以
上の衝撃を受けたときにシャフト4の長手方向にそって
摺動可能に配置された環状磁石6と環状磁石6を衝撃方
向と反対の方向に筐体の端面に付勢するスプリング7か
らなる前記衝撃センサにおいて、リードスイッチ5に作
用する磁力を環状磁石6からのみとし、衝撃センサ11
の外部からの磁力を遮蔽するため筐体3の内部に遮蔽板
8を設けることにより、周辺外部磁界の影響を受けてリ
ードスイッチ5のオン転換時までの時間及び、オン転換
時からオフ転換時までの時間が変化することを防止する
衝撃センサを得ることができる。
【0019】図5は、本発明による一実施の形態に係わ
る衝撃センサ12の外観図および断面図である。衝撃を
検出するための一方向とほぼ平行に延びた筐体3と、前
記筐体3と平行に配備されたリードスイッチ5と所定以
上の衝撃を受けたときにシャフト4の長手方向にそって
摺動可能に配置された環状磁石6と環状磁石6を衝撃方
向と反対の方向に筐体の端面に付勢するスプリング7か
らなる前記衝撃センサにおいて、リードスイッチ5に作
用する磁力を環状磁石6からのみとし、衝撃センサ11
の外部からの磁力を遮蔽するため、筐体3に磁性粉を練
りこむことにより遮蔽板と同様の効果を得ることが可能
であり周辺外部磁界の影響を受けてリードスイッチ5の
オン転換時までの時間及び、オン転換時からオフ転換時
までの時間が変化することを防止する衝撃センサを得る
ことができる。
【0020】図6は、本発明による一実施の形態に係わ
る衝撃センサ12の外観図である。衝撃を検出する検出
するための一方向とほぼ平行に延びた筐体3と、前記筐
体3と平行に配備されたリードスイッチ5と所定以上の
衝撃を受けたときにシャフト4の長手方向にそって摺動
可能に配置された環状磁石6と環状磁石6を衝撃方向と
反対の方向に筐体の端面に付勢するスプリング7からな
り、リードスイッチ5に作用する磁力を環状磁石6から
のみとし、衝撃センサ11の外部からの磁力を遮蔽する
ための遮蔽板を設けた衝撃センサにおいて、前記筐体3
の長手方向と垂直に伸びた端子を直角に曲げることによ
り、基板に穴をあける必要がなく、部品の高密度化を実
現できるとともに、簡単に実装することが出来る衝撃セ
ンサを得ることができる。
【0021】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明は例えば本衝撃
センサを自動車の安全装置等に装着した場合、本衝撃セ
ンサが急激に停止せしめられたとき、リードスイッチ5
は検知した衝撃にて瞬時に応答し、外部からの磁界の影
響を受けることなく、自動車等に搭載した安全制御シス
テムを確実に作動させることが出来る。
【0022】又、衝撃センサは、従来自動車等の安全制
御システムへの搭載が一般的であったもので、本発明は
その従来の機能は損なうことなく、外部磁界の発生し易
い精密機器等の運搬時の衝撃検知にも使用可能とした。
【0023】さらに,安全装置の小型化に対応して、端
子部を曲げることにより実装のしやすい衝撃センサが可
能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の衝撃センサの概略断面図。
【図2】衝撃センサに内蔵のリードスイッチの概略断面
図。
【図3】本発明の一実施の形態を示す第1の外観及び概
略断面図。
【図4】本発明の一実施の形態を示す第2の外観及び概
略断面図。
【図5】本発明の一実施の形態を示す第3の外観図。
【図6】本発明の一実施の形態を示す第4の外観図。
【符号の説明】
1、10、11、12、13 衝撃センサ 2、接続端子 3、筐体 4、シャフト 5、磁気リードスイッチ 6、環状磁石 7、スプリング 8、遮蔽板

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衝撃を検出するための一方向を長手方向
    として延びた筺体と、前記筐体の長手方向と平行に封入
    配備されたリードスイッチと、前記筐体の長手方向に沿
    って摺動可能に配備された環状磁石とで構成され、この
    環状磁石を筐体の内壁端面に付勢するスプリングとから
    構成される衝撃センサにおいて、遮蔽板を設けたことを
    特徴とする衝撃センサ。
  2. 【請求項2】 少なくとも前記筐体を含んで外周を覆う
    ように遮蔽板を設けたことを特徴とする請求項1記載の
    衝撃センサ。
  3. 【請求項3】 少なくとも前記リードスイッチの外周を
    覆うように前記筐体内部に遮蔽板を設けたことを特徴と
    した請求項1記載の衝撃センサ。
  4. 【請求項4】 前記筐体に磁性粉を練りこんだことを特
    徴とする請求項1記載の衝撃センサ。
  5. 【請求項5】 前記筐体の長手方向と垂直に伸びた端子
    を直角に曲げたことを特長とする請求項1記載の衝撃セ
    ンサ。
JP2001290309A 2001-09-25 2001-09-25 磁気遮蔽型衝撃センサ Withdrawn JP2003095059A (ja)

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