JP3350387B2 - 材料試験機 - Google Patents
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- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
- G01N3/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N3/02—Details
- G01N3/06—Special adaptations of indicating or recording means
- G01N3/062—Special adaptations of indicating or recording means with mechanical indicating or recording means
-
- G—PHYSICS
- G01—MEASURING; TESTING
- G01N—INVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
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- G01N2203/02—Details not specific for a particular testing method
- G01N2203/0202—Control of the test
- G01N2203/021—Treatment of the signal; Calibration
-
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- G01N2203/00—Investigating strength properties of solid materials by application of mechanical stress
- G01N2203/02—Details not specific for a particular testing method
- G01N2203/06—Indicating or recording means; Sensing means
- G01N2203/0605—Mechanical indicating, recording or sensing means
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- Pathology (AREA)
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、荷重検出器で検出
された検出荷重値の変動分に応じてパルスモータ等によ
り指針を駆動して荷重値をアナログ表示する指示計を有
する材料試験機に関する。
された検出荷重値の変動分に応じてパルスモータ等によ
り指針を駆動して荷重値をアナログ表示する指示計を有
する材料試験機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、材料試験機において試験材料に加
わる荷重の荷重値を表示するために、デジタル式の表示
器とアナログ式の指示計が用いられている。また、この
指示計の指針の駆動装置として、指針の角度制御が容易
なことからパルスモータを用いているものがあり、次の
ようにパルスモータを制御している。
わる荷重の荷重値を表示するために、デジタル式の表示
器とアナログ式の指示計が用いられている。また、この
指示計の指針の駆動装置として、指針の角度制御が容易
なことからパルスモータを用いているものがあり、次の
ようにパルスモータを制御している。
【0003】荷重検出器で検出される検出荷重値をA/
D変換器で逐次サンプリングしながらデジタルデータに
変換して、サンプリング値の差分に相当するパルスデー
タを逐次生成する。そして、このパルスデータに応じた
角度だけパルスモータを逐次回動する。これにより、指
示計の指針は実質的に荷重値の変動に同期して回転し、
アナログ表示を行うことができる。
D変換器で逐次サンプリングしながらデジタルデータに
変換して、サンプリング値の差分に相当するパルスデー
タを逐次生成する。そして、このパルスデータに応じた
角度だけパルスモータを逐次回動する。これにより、指
示計の指針は実質的に荷重値の変動に同期して回転し、
アナログ表示を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、荷重検出器
は、例えば試験材料に荷重を加えるロードフレームを駆
動するためのラム(油圧シリンダ)から荷重値を検出す
るので、試験終了後に試験機を停止させても荷重検出器
の出力は一般に“0”にはならない。すなわち、試験時
には、先ずロードフレームをある程度駆動した位置で試
験材料をセットし、その位置で荷重値を“0”に設定す
る必要がある。このため、試験が終了してラムを下限に
戻した状態では荷重検出器の出力がロードフレームとラ
ムの自重分だけマイナスの値になる。なお、この値は環
境等により変動(ドリフト)することもある。
は、例えば試験材料に荷重を加えるロードフレームを駆
動するためのラム(油圧シリンダ)から荷重値を検出す
るので、試験終了後に試験機を停止させても荷重検出器
の出力は一般に“0”にはならない。すなわち、試験時
には、先ずロードフレームをある程度駆動した位置で試
験材料をセットし、その位置で荷重値を“0”に設定す
る必要がある。このため、試験が終了してラムを下限に
戻した状態では荷重検出器の出力がロードフレームとラ
ムの自重分だけマイナスの値になる。なお、この値は環
境等により変動(ドリフト)することもある。
【0005】一方、荷重検出器の出力に基づいて指示計
の指針を駆動するとき、前記のように荷重検出器の出力
(検出荷重値)の差分を求める演算を行うが、このよう
な演算を行うとき、2つのサンプリング値のうちの前の
値をレジスタ等に保持しておき、荷重検出器で検出され
る現在のサンプリング値からこのレジスタの値を減算す
ることにより差分を求める。このため、試験機の運転開
始時に電源を投入したときには、上記レジスタの値がリ
セットされているので、荷重検出器の出力分(マイナス
の値)だけ指示計がさらにマイナス方向に回転してしま
う。
の指針を駆動するとき、前記のように荷重検出器の出力
(検出荷重値)の差分を求める演算を行うが、このよう
な演算を行うとき、2つのサンプリング値のうちの前の
値をレジスタ等に保持しておき、荷重検出器で検出され
る現在のサンプリング値からこのレジスタの値を減算す
ることにより差分を求める。このため、試験機の運転開
始時に電源を投入したときには、上記レジスタの値がリ
セットされているので、荷重検出器の出力分(マイナス
の値)だけ指示計がさらにマイナス方向に回転してしま
う。
【0006】例えば、図5(A) に示したように、試験終
了によりラムを下限位置まで下げると指針は荷重検出器
の出力に同期して例えば−4.5kN(キロニュート
ン)まで回転し、電源をOFFにした時も指針はその位
置で停止している。この停止状態でラムにドリフトが生
じて荷重検出器の出力が−4.3kNになったとする
と、電源をONにした時には、図5(B) に示したように
デジタル表示は−4.3kNを表示するが、指針は破線
の位置(電源OFFの位置)から−4.3kNに相当す
る分だけマイナス方向(反時計回り)に回転してしま
う。このため、その後、ラムを駆動して試験材料をセッ
トする位置(ラムオリジン)で荷重値を0kNに設定し
ても、4.3kN分だけしか戻らず、図5(C) に示した
ように、指針は目盛りの“0”から−4.5kN分だけ
ずれた位置になってしまうという問題がある。
了によりラムを下限位置まで下げると指針は荷重検出器
の出力に同期して例えば−4.5kN(キロニュート
ン)まで回転し、電源をOFFにした時も指針はその位
置で停止している。この停止状態でラムにドリフトが生
じて荷重検出器の出力が−4.3kNになったとする
と、電源をONにした時には、図5(B) に示したように
デジタル表示は−4.3kNを表示するが、指針は破線
の位置(電源OFFの位置)から−4.3kNに相当す
る分だけマイナス方向(反時計回り)に回転してしま
う。このため、その後、ラムを駆動して試験材料をセッ
トする位置(ラムオリジン)で荷重値を0kNに設定し
ても、4.3kN分だけしか戻らず、図5(C) に示した
ように、指針は目盛りの“0”から−4.5kN分だけ
ずれた位置になってしまうという問題がある。
【0007】本発明は、材料試験機において、電源をO
Nにした時に指示計の指針を荷重値に対応する適正な位
置に保持することを課題とする。
Nにした時に指示計の指針を荷重値に対応する適正な位
置に保持することを課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになした本発明の材料試験機は、荷重検出器で逐次検
出される検出荷重値の変動分に応じて指示計の指針を回
転させることにより荷重値をアナログ表示する指示計を
有する材料試験機において、当該材料試験機の電源遮断
時の前記検出荷重値を記憶する記憶手段を備え、当該材
料試験機の電源投入時に、前記荷重検出器で検出される
現在の検出荷重値と前記記憶手段に記憶されている検出
荷重値との差分だけ前記指示計の指針を回転させるよう
にしたことを特徴とする。
めになした本発明の材料試験機は、荷重検出器で逐次検
出される検出荷重値の変動分に応じて指示計の指針を回
転させることにより荷重値をアナログ表示する指示計を
有する材料試験機において、当該材料試験機の電源遮断
時の前記検出荷重値を記憶する記憶手段を備え、当該材
料試験機の電源投入時に、前記荷重検出器で検出される
現在の検出荷重値と前記記憶手段に記憶されている検出
荷重値との差分だけ前記指示計の指針を回転させるよう
にしたことを特徴とする。
【0009】本発明の材料試験機は、前回の試験終了時
など前回の電源遮断時の検出荷重値を記憶手段に記憶し
ており、試験開始時など電源投入時に、荷重検出器で検
出される現在の検出荷重値と上記記憶している検出荷重
値との差分だけ指示計の指針を回転させる。そして、そ
の後、荷重を変動させると、電源投入時に最初に検出し
た上記検出荷重値を最初の検出荷重値として荷重検出器
で逐次検出される検出荷重値の変動分に応じて指示計の
指針を回転させる。
など前回の電源遮断時の検出荷重値を記憶手段に記憶し
ており、試験開始時など電源投入時に、荷重検出器で検
出される現在の検出荷重値と上記記憶している検出荷重
値との差分だけ指示計の指針を回転させる。そして、そ
の後、荷重を変動させると、電源投入時に最初に検出し
た上記検出荷重値を最初の検出荷重値として荷重検出器
で逐次検出される検出荷重値の変動分に応じて指示計の
指針を回転させる。
【0010】したがって、電源遮断時の検出荷重値(記
憶されている検出荷重値)と電源投入時の検出荷重値
(現在の検出荷重値)とが同じであれば、電源投入時点
では指針は停止した状態を保持する。また、電源遮断時
の検出荷重値と次の電源投入時の検出荷重値とに差があ
れば、その差に相当する分すなわちドリフト分だけ回動
する。
憶されている検出荷重値)と電源投入時の検出荷重値
(現在の検出荷重値)とが同じであれば、電源投入時点
では指針は停止した状態を保持する。また、電源遮断時
の検出荷重値と次の電源投入時の検出荷重値とに差があ
れば、その差に相当する分すなわちドリフト分だけ回動
する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係
る材料試験システムの全体ブロック図である。試験機本
体1は、下端を固定された試験材料Sの上端に荷重を加
える上部クロスヘッド11と、上部クロスヘッド11を
駆動するラム(油圧シリンダ)12、ラム12のストロ
ークを検出するラムストローク検出器13、ラム12に
接続されてラムのシリンダ内圧を荷重値として検出する
荷重検出器(圧力セル)14、試験材料Sの伸びを検出
する伸び計15を備えている。なお、ラム12は油圧サ
ーボシステムAによる油圧で駆動される。
て図面を参照して説明する。図1は本発明の実施例に係
る材料試験システムの全体ブロック図である。試験機本
体1は、下端を固定された試験材料Sの上端に荷重を加
える上部クロスヘッド11と、上部クロスヘッド11を
駆動するラム(油圧シリンダ)12、ラム12のストロ
ークを検出するラムストローク検出器13、ラム12に
接続されてラムのシリンダ内圧を荷重値として検出する
荷重検出器(圧力セル)14、試験材料Sの伸びを検出
する伸び計15を備えている。なお、ラム12は油圧サ
ーボシステムAによる油圧で駆動される。
【0012】計測制御部2は、荷重値をデジタル表示す
るデジタル表示パネル21、パルスモータで指針を回転
させて荷重値をアナログ表示する指示計22、試験時に
油圧サーボシステムA、デジタル表示パネル21および
指示計22を自動制御する自制御パネル23、同様に試
験時に手動で操作するための手動操作パネル24を備え
ている。計測制御部2には、試験機本体1のラムストロ
ーク検出器13、荷重検出器14、伸び計15の出力が
入力され、これらの出力に基づいてデジタル表示パネル
21と指示計22で荷重値が表示され、さらにデジタル
表示パネル21ではその他の計測結果を表示する。な
お、計測制御部2には、計測結果をリアルタイムで記録
するX−Y記録計4と計測結果のデータ解析等を行うパ
ーソナルコンピュータ5が接続されている。
るデジタル表示パネル21、パルスモータで指針を回転
させて荷重値をアナログ表示する指示計22、試験時に
油圧サーボシステムA、デジタル表示パネル21および
指示計22を自動制御する自制御パネル23、同様に試
験時に手動で操作するための手動操作パネル24を備え
ている。計測制御部2には、試験機本体1のラムストロ
ーク検出器13、荷重検出器14、伸び計15の出力が
入力され、これらの出力に基づいてデジタル表示パネル
21と指示計22で荷重値が表示され、さらにデジタル
表示パネル21ではその他の計測結果を表示する。な
お、計測制御部2には、計測結果をリアルタイムで記録
するX−Y記録計4と計測結果のデータ解析等を行うパ
ーソナルコンピュータ5が接続されている。
【0013】図2は計測制御部2の要部を示すブロック
図であり、CPU2aはROM2bに記憶されている制
御プログラムに基づいてRAM2cのワーキングエリア
を使用してデジタル表示パネル21の表示の制御と指示
計22の指針表示の制御を行う。荷重アンプ2dは、試
験機本体1の荷重検出器14から出力される荷重値信号
を増幅してA/D変換回路2eに出力し、このA/D変
換回路2eでデジタルデータに変換された荷重値は荷重
値データとしてCPU2aに取り込まれる。
図であり、CPU2aはROM2bに記憶されている制
御プログラムに基づいてRAM2cのワーキングエリア
を使用してデジタル表示パネル21の表示の制御と指示
計22の指針表示の制御を行う。荷重アンプ2dは、試
験機本体1の荷重検出器14から出力される荷重値信号
を増幅してA/D変換回路2eに出力し、このA/D変
換回路2eでデジタルデータに変換された荷重値は荷重
値データとしてCPU2aに取り込まれる。
【0014】CPU2aは荷重値のサンプリング値に基
づいて対応する荷重値の表示データをデジタル表示パネ
ル21に出力して検出荷重値をデジタル表示する。ま
た、CPU2aは、順次取り込んだサンプリング値の差
分から荷重値の変動量を求め、その変動量のデータをパ
ルス発生器2fに出力する。パルス発生器2fは、変動
量のデータに基づいて、変動量の正負に応じた位相で変
動量の絶対値に対応する数のパルス信号を指針ドライブ
2gに出力し、指針ドライブ2gはパルス発生器2fか
ら入力されるパルス信号に応じて指示計22のパルスモ
ータを駆動する。これにより、指示計22の指針22A
は、変動量が正のとき時計回りに回転し、変動量が負の
とき反時計回りに回転する。また、その回転角度は変動
量の絶対値に比例する。
づいて対応する荷重値の表示データをデジタル表示パネ
ル21に出力して検出荷重値をデジタル表示する。ま
た、CPU2aは、順次取り込んだサンプリング値の差
分から荷重値の変動量を求め、その変動量のデータをパ
ルス発生器2fに出力する。パルス発生器2fは、変動
量のデータに基づいて、変動量の正負に応じた位相で変
動量の絶対値に対応する数のパルス信号を指針ドライブ
2gに出力し、指針ドライブ2gはパルス発生器2fか
ら入力されるパルス信号に応じて指示計22のパルスモ
ータを駆動する。これにより、指示計22の指針22A
は、変動量が正のとき時計回りに回転し、変動量が負の
とき反時計回りに回転する。また、その回転角度は変動
量の絶対値に比例する。
【0015】また、I/Oポート2hにはシステム全体
の電源OFFを検出する電源OFF検出回路2iが接続
されている。この電源OFF検出回路2iで電源OFF
が検出されると、I/Oポート2hからCPU2aに割
込み信号が出力され、この割込み信号に基づいてCPU
2aは、直前に検出されている荷重値のサンプリング値
をEEPROM2jに記憶しておく。
の電源OFFを検出する電源OFF検出回路2iが接続
されている。この電源OFF検出回路2iで電源OFF
が検出されると、I/Oポート2hからCPU2aに割
込み信号が出力され、この割込み信号に基づいてCPU
2aは、直前に検出されている荷重値のサンプリング値
をEEPROM2jに記憶しておく。
【0016】図3はCPU2aのプログラムの要部を示
すフローチャートであり、図3(A)はシステムの電源O
Nにより起動される処理のフローチャート、図3(B) は
システムの電源OFFで起動される処理のフローチャー
トである。先ず、電源ONの処理では、ステップS1で
I/Oポート2hのイニシャライズを行い、ステップS
2でA/D変換回路2eから荷重値を取り込むととも
に、この取り込んだ荷重値をレジスタL(ON)に格納
する。次に、ステップS3で、EEPROM2jに記憶
してある前回の電源OFF時の荷重値を読み込んでレジ
スタL(OFF)に格納し、ステップS4でレジスタL
(ON)とレジスタL(OFF)の各値の差分を演算し
て演算結果をレジスタΔLに格納する。そして、ステッ
プS5でレジスタL(ON)の荷重値をレジスタLOに
格納し、ステップS6でレジスタΔLの値を、変動量デ
ータとしてパルス発生器2fに出力する。これにより、
指示計22の指針は変動量データΔLに相当する角度だ
け回転する。
すフローチャートであり、図3(A)はシステムの電源O
Nにより起動される処理のフローチャート、図3(B) は
システムの電源OFFで起動される処理のフローチャー
トである。先ず、電源ONの処理では、ステップS1で
I/Oポート2hのイニシャライズを行い、ステップS
2でA/D変換回路2eから荷重値を取り込むととも
に、この取り込んだ荷重値をレジスタL(ON)に格納
する。次に、ステップS3で、EEPROM2jに記憶
してある前回の電源OFF時の荷重値を読み込んでレジ
スタL(OFF)に格納し、ステップS4でレジスタL
(ON)とレジスタL(OFF)の各値の差分を演算し
て演算結果をレジスタΔLに格納する。そして、ステッ
プS5でレジスタL(ON)の荷重値をレジスタLOに
格納し、ステップS6でレジスタΔLの値を、変動量デ
ータとしてパルス発生器2fに出力する。これにより、
指示計22の指針は変動量データΔLに相当する角度だ
け回転する。
【0017】次に、ステップS7で、現在の荷重値(レ
ジスタLOの値)に対応するデジタル表示用の表示デー
タをデジタル表示パネル21に出力してデジタル表示を
行い、ステップS8でA/D変換回路2eから荷重値を
取り込むとともに、この取り込んだ荷重値をレジスタL
Nに格納する。そして、ステップS9でレジスタLNと
レジスタLOの各値の差分を演算して演算結果をレジス
タΔLに格納し、ステップS10でレジスタLNの値を
レジスタLOに格納して、ステップS6に戻る。
ジスタLOの値)に対応するデジタル表示用の表示デー
タをデジタル表示パネル21に出力してデジタル表示を
行い、ステップS8でA/D変換回路2eから荷重値を
取り込むとともに、この取り込んだ荷重値をレジスタL
Nに格納する。そして、ステップS9でレジスタLNと
レジスタLOの各値の差分を演算して演算結果をレジス
タΔLに格納し、ステップS10でレジスタLNの値を
レジスタLOに格納して、ステップS6に戻る。
【0018】以上の処理により、ステップS4で演算さ
れた変動量の値(レジスタΔLの値)は、前回の試験の
終了により電源OFFとなったときの荷重値から今回電
源ONとなったときの荷重検出器14の出力している荷
重値までの変動量となるので、ステップS5の直後のス
テップS6で指示計の指針はドリフトを考慮して、現在
の実際の荷重値を指示することになる。
れた変動量の値(レジスタΔLの値)は、前回の試験の
終了により電源OFFとなったときの荷重値から今回電
源ONとなったときの荷重検出器14の出力している荷
重値までの変動量となるので、ステップS5の直後のス
テップS6で指示計の指針はドリフトを考慮して、現在
の実際の荷重値を指示することになる。
【0019】また、ステップS9では、荷重値の変動量
として、現在の荷重値とその直前の荷重値との差分を変
動量(レジスタΔLの値)とすることにより、指示計2
2の指針は荷重値の変動量に同期して回転する。
として、現在の荷重値とその直前の荷重値との差分を変
動量(レジスタΔLの値)とすることにより、指示計2
2の指針は荷重値の変動量に同期して回転する。
【0020】なお、図3(B) の電源OFFの処理は電源
OFF時の割込みにより起動されるが、この割込み発生
の直前の荷重値をEEPROM2jに記憶して処理を終
了する。そして、このEEPROM2jに記憶されてい
る荷重値が、前記のように次の電源ONのときに参照さ
れる。
OFF時の割込みにより起動されるが、この割込み発生
の直前の荷重値をEEPROM2jに記憶して処理を終
了する。そして、このEEPROM2jに記憶されてい
る荷重値が、前記のように次の電源ONのときに参照さ
れる。
【0021】図4は実施例における指示計22の指針の
動作例を示す図であり、図4(A) に示したように、前回
の試験終了によりラム12を下限位置まで下げると指針
は荷重検出器14の出力に同期して例えば−4.5kN
(キロニュートン)まで回転し、電源をOFFにした時
も指針はその位置で停止している。この停止状態でラム
12にドリフトが生じて荷重検出器14の出力が−4.
3kNになったとすると、電源をONにした時には、図
4(B) に示したようにデジタル表示は−4.3kNを表
示するが、指針は破線の位置(電源OFFの位置)から
前記ステップS4における変動量(レジスタΔLの値)
に相当する分(この場合はプラス側に0.2kN)だけ
回転する。
動作例を示す図であり、図4(A) に示したように、前回
の試験終了によりラム12を下限位置まで下げると指針
は荷重検出器14の出力に同期して例えば−4.5kN
(キロニュートン)まで回転し、電源をOFFにした時
も指針はその位置で停止している。この停止状態でラム
12にドリフトが生じて荷重検出器14の出力が−4.
3kNになったとすると、電源をONにした時には、図
4(B) に示したようにデジタル表示は−4.3kNを表
示するが、指針は破線の位置(電源OFFの位置)から
前記ステップS4における変動量(レジスタΔLの値)
に相当する分(この場合はプラス側に0.2kN)だけ
回転する。
【0022】そして、その後、ラムを駆動して試験材料
をセットする位置(ラムオリジン)で荷重値を0kNに
設定すると、その間に指針も荷重変動に同期して回転
し、図4(C) に示したように指針が目盛りの“0”の位
置で停止する。
をセットする位置(ラムオリジン)で荷重値を0kNに
設定すると、その間に指針も荷重変動に同期して回転
し、図4(C) に示したように指針が目盛りの“0”の位
置で停止する。
【0023】以上のように、電源ONにしたときに、前
回の電源OFF時の荷重値と現在の荷重値とが同じであ
れば、そのときの変動量は0であるので、指針は停止し
たままにまる。なお、ドリフトがあればその分だけ指針
は補正された位置に回転する。すなわち、電源ON時の
実際の荷重値に対応する適正な位置に指針がセットされ
る。したがって、いずれの場合も、ラムをラムオリジン
に設定したとき、指針は0の位置まで回転する。
回の電源OFF時の荷重値と現在の荷重値とが同じであ
れば、そのときの変動量は0であるので、指針は停止し
たままにまる。なお、ドリフトがあればその分だけ指針
は補正された位置に回転する。すなわち、電源ON時の
実際の荷重値に対応する適正な位置に指針がセットされ
る。したがって、いずれの場合も、ラムをラムオリジン
に設定したとき、指針は0の位置まで回転する。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の材料試験
機によれば、荷重検出器で逐次検出される検出荷重値の
変動分に応じて指示計の指針を回転させることにより荷
重値をアナログ表示する指示計を有する材料試験機にお
いて、電源遮断時の検出荷重値を記憶しておき、電源投
入時に、現在の検出荷重値と電源遮断時の検出荷重値と
の差分だけ前記指示計の指針を回転させるようにしたの
で、電源投入時に指示計の指針を荷重値に対応する適正
な位置に保持することができる。
機によれば、荷重検出器で逐次検出される検出荷重値の
変動分に応じて指示計の指針を回転させることにより荷
重値をアナログ表示する指示計を有する材料試験機にお
いて、電源遮断時の検出荷重値を記憶しておき、電源投
入時に、現在の検出荷重値と電源遮断時の検出荷重値と
の差分だけ前記指示計の指針を回転させるようにしたの
で、電源投入時に指示計の指針を荷重値に対応する適正
な位置に保持することができる。
【図1】本発明の実施例の材料試験機を適用した試験シ
ステムの全体ブロック図である。
ステムの全体ブロック図である。
【図2】実施例における表示制御部の要部ブロック図で
ある。
ある。
【図3】実施例における制御プログラムのフローチャー
トである。
トである。
【図4】実施例における指示計の指針動作の一例を示す
図である。
図である。
【図5】従来の材料試験機における指示計の指針動作の
一例を示す図である。
一例を示す図である。
1 試験機本体 14 荷重検出器 22 指示計 2j EEPROM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01N 3/06
Claims (1)
- 【請求項1】 荷重検出器で逐次検出される検出荷重値
の変動分に応じて指示計の指針を回転させることにより
荷重値をアナログ表示する指示計を有する材料試験機に
おいて、 当該材料試験機の電源遮断時の前記検出荷重値を記憶す
る記憶手段を備え、 当該材料試験機の電源投入時に、前記荷重検出器で検出
される現在の検出荷重値と前記記憶手段に記憶されてい
る検出荷重値との差分だけ前記指示計の指針を回転させ
るようにしたことを特徴とする材料試験機。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03367897A JP3350387B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 材料試験機 |
KR1019970069184A KR19980070166A (ko) | 1997-02-18 | 1997-12-16 | 재료시험기 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03367897A JP3350387B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 材料試験機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10227731A JPH10227731A (ja) | 1998-08-25 |
JP3350387B2 true JP3350387B2 (ja) | 2002-11-25 |
Family
ID=12393110
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03367897A Expired - Fee Related JP3350387B2 (ja) | 1997-02-18 | 1997-02-18 | 材料試験機 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3350387B2 (ja) |
KR (1) | KR19980070166A (ja) |
-
1997
- 1997-02-18 JP JP03367897A patent/JP3350387B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1997-12-16 KR KR1019970069184A patent/KR19980070166A/ko not_active Application Discontinuation
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
KR19980070166A (ko) | 1998-10-26 |
JPH10227731A (ja) | 1998-08-25 |
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Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
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