JP3348192B2 - グレーチング - Google Patents

グレーチング

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康徳 浅野
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株式会社宝機材
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、道路等の側溝の
蓋、マンホール口の蓋、厨房などの排水可能な床面の一
部等として用いられるグレーチングに関する。
【0002】
【従来の技術】一般にグレーチングを設置する際には、
相手方となる側溝等の受け部が平坦な形状をなし、ここ
に安定すべく設置されるが、側溝側の受け部や、グレー
チング側の接面部は多少の狂いを含むので、よってガタ
ツキが残る。そしてこの様なガタツキは、騒音の問題、
或いは接面部分の破損を招くなど問題などがあった。こ
れに対しゴムパッキングを用いる方法が知られている
が、ガタツキや騒音の軽減に寄与するもの、解消という
程には到らないことが多い。
【0003】これに対して、特開平6ー248688号
公報に開示された騒音の発しない側溝があり、側溝蓋の
接面部と側溝の接面部が曲面で密着することに特徴があ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ただ曲面であるため、
側溝に設置するときには側溝の幅方向にズレ易くなり、
よって位置決めのための微調整を行って設置している。
また設置した後も、グレーチングの端を車両が通過する
など偏った荷重が架かればやはりズレ易く、しかもズレ
て寄った側はグレーチング上面が多少だが持ち上がるた
め路面と面一にならならず、つまずきになったりする。
また上記の様な「接面部が曲面」といった特徴をグレー
チングにおいて実現しようとするなら、グレーチングに
適するようなアレンジが求めら、例えば、流し込み成形
によるコンクリート蓋であれば、型枠成形により同一形
状の曲面形成が可能であるが、個々の鉄材を溶接して作
られるグレーチングにおいてはこの様なことができず、
よって容易に曲面が形成できその曲面は密着性の実現さ
れる正確さが得られる方法が求められている。また仕上
がり具合や品質のバラツキによっては曲面が密着し難く
なることもある。或いはグレーチング側の接面部が正確
に形成されても、相手方の受け部に狂いがあればやはり
密着が困難となる。従って先に開示された曲面による接
面部の良さが活かされない。
【0005】よってこの発明は、接面部が曲面をなすグ
レーチングを容易且つ正確に作ることができ、現場で容
易かつ確実に設置でき、確かな密着によりガタツクこと
もなく、また曲面での接面にも拘わらずズレることのな
いグレーチングを提供することにある。
【0006】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明においては、断面
受け部に対応したの外形形状を有するパイプ材を用
い、これを後述する図1〜2の様にグレーチングの側辺
に固着して形成した。この様にすれば、パイプ材は一般
に押し出し成形によるので正確な同一形状の曲面を得る
ことができる。
【0008】或いはゴム状の弾性材料を固着することに
より接面部を形成てもよく、例えば後述する図3〜4の
様にゴム板の一面を受け部に対応した曲面にしておけば
よい。或いはゴムの平板を曲面状の下地材に固着したも
のでも良く、この下地材とはグレーチングの下面に各種
方法で取り付けた鉄板であっても、上記のパイプ材であ
ってもよい。何れにしても、この様にすれば、密着を予
定した接面部や受け部に多少の狂いがあっても、その変
形特性により狂いを補う。また側溝などの受け部は側溝
の深さ方向に向けてすぼんだ形状でもある為、このすぼ
みに食い込み易くなり、それだけ密着しやすくなる。無
論パッキング材としても働くことができる。なお、ゴム
状の弾性材料は一般にはゴムそのもので良いのだが、そ
の他、荷重に対する弾性特性及び変形特性がゴムと近似
しているならどのような材質であっても良い。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、実施例の説明により本発明
の実施の形態を述べる。図1、2は、請求項1に記載さ
れたグレーチング1の実施例である。このグレーチング
1は四角形状をしていて、その下面1aの2側辺には、
側溝20の受け部21に対応するように2本のパイプ材
2が平行に溶接してある。このパイプ材2は断面が略扇
形状の鉄材によるパイプ材であり、接面部3を図示した
ように下方外向きにして受け部21に対応させてある。
また2本のパイプ材2の内側Xには、鉄板4によるズレ
止が垂下するように溶接してあり、側溝20の内側面2
2に係合する位置に設けてある。
【0010】図3は、請求項2に記載されたグレーチン
グ1の実施例である。前記の実施例と同じ位置に接面部
3が設けられているが、この接面部3はグレーチングの
下面1aにL字鋼5を溶接し、このL字鋼5の内角側に
固着されたゴム板6の一面で形成されている。詳しく
は、L字鋼5の内角部分に、図4に示す様な桁材7を長
手方向に間隔を置いて溶接し、ここにL字鋼5と同じ長
さの台座板8を掛け渡して溶接し、その上からゴム板6
を重合しネジ止めし、最後にグレーチングの下面1aに
溶接してある。この際、ゴム板6は片面の断面形状が円
弧状をなして受け部21への接面部となっている。さら
に、L字鋼5の一端辺が図に示す様に下方に延ばしてあ
り、これをズレ止4にしている。
【0011】図5は、図3の実施例と似ているが、相違
点はゴム板の替わりに断面円弧状の鉄板9aが溶接した
点である。そのため桁材7の鉄板溶接箇所も円弧状に対
応させてある。図6も、図3の実施例と似ているが、相
違点はゴム板の替わりにゴム板と同形状の鋳鉄9bを溶
接してある。
【0012】
【0013】
【発明の効果】以上、請求項1記載の発明によれば、接
面部が側溝等の受け部に対応した曲面をなすグレーチン
グにおいて、前記接面部は断面が前記受け部に対応した
の外形形状を有するパイプ材を固着してなることを特徴
としている。そのため、パイプ材の押し出し成形による
正確な曲面を接面部の曲面とすることができ、接面の密
着性が高まる。また、単にパイプ材を取り付けるだけで
よく、接面部が曲面をなすグレーチングの製造が容易に
なる。
【0014】請求項2記載の発明によれば、接面部が側
溝等の受け部に対応した曲面をなすグレーチングにおい
て、前記接面部は断面が前記受け部に対応した外形形状
を有するゴム状の弾性材料を固着して形成されたことを
特徴としている。そのため、接面の密着性が高まり、側
溝受け部のすぼんだ形状に食い込み易くなるので、車両
通行時の跳ね上がりなどもなくなる。またグレーチング
側の接面形状や、側溝受け部の形状に多少の不良があっ
ても、ゴム板の弾性変形によりこれを補うこととができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 パイプ材を用い且つズレ止めを設けたグレー
チングの正面図である。
【図2】 図1に示すグレーチングの(a)平面図と(b)
AーA断面図である。
【図3】 ゴム板を用い且つズレ止めを設けたグレーチ
ングの正面図である。
【図4】 図3のグレーチングにおける接面部に関し、
(a)L字鋼の内角部分に桁材と台座板を溶接した様子の
説明図と、(b)その上からゴム板を重合しネジ止めする
ことにより接面部が形成される様子の説明図である。
【図5】 断面円弧状の鉄板による接面部を設けたグレ
ーチングの正面図である。
【図6】 断面外形に円弧形状を有した鋳鉄による接面
部を設けたグレーチングの正面図である。
【符号の説明】
1 グレーチング 2 パイプ材 3 接面部 4 ズレ止め 5 L字鋼 6 ゴム状の弾性材料としてのゴム板 7 桁材 20 側溝 21 受け部 22 内側面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−248688(JP,A) 実開 平3−21489(JP,U) 実開 平6−87495(JP,U) 実開 昭56−176285(JP,U)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 接面部が側溝等の受け部に対応した曲面
    をなすグレーチングにおいて、前記接面部は断面が前記
    受け部に対応した外形形状を有するパイプ材を固着して
    なることを特徴としたグレーチング。
  2. 【請求項2】 接面部が側溝等の受け部に対応した曲面
    をなすグレーチングにおいて、前記接面部は断面が前記
    受け部に対応した外形形状を有するゴム状の弾性材料を
    固着して形成されたことを特徴としたグレーチング。
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JP3071695B2 (ja) * 1996-07-11 2000-07-31 株式会社淀川製鋼所 側 溝
JPH10280517A (ja) * 1997-04-03 1998-10-20 Ishida Tekko Kk グレーチング
JP3727168B2 (ja) * 1998-05-18 2005-12-14 株式会社ダイクレ 側溝
JP3665892B2 (ja) * 2000-12-22 2005-06-29 株式会社宝機材 グレーチング
JP4616789B2 (ja) * 2005-11-16 2011-01-19 株式会社ダイクレ グレーチングの支持構造
JP2011231531A (ja) * 2010-04-28 2011-11-17 Kizai Tecto Corp トンネル面導水工法のグレーチング側溝による流末処理設備

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