JP3346984B2 - 松葉杖 - Google Patents

松葉杖

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JP3346984B2
JP3346984B2 JP15902096A JP15902096A JP3346984B2 JP 3346984 B2 JP3346984 B2 JP 3346984B2 JP 15902096 A JP15902096 A JP 15902096A JP 15902096 A JP15902096 A JP 15902096A JP 3346984 B2 JP3346984 B2 JP 3346984B2
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pipe
hole
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grip
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Inventor
眞一 上村
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アイワ産業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、左右一対をなす主
体パイプの間に跨って装着されるグリップの高さ位置を
調節自在とした松葉杖に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、左右一対をなす主体パイプの内側
面に適当間隔で複数の受孔を列設し、グリップの両側端
に突設した短杆を主体パイプの受孔に取り外し自在に嵌
挿することにより、グリップの高さ位置を調節できるよ
うにした松葉杖は知られている(例えば実公平2−57
79号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな松葉杖ではグリップの高さ位置を変更するのは、該
グリップの短杆を主体パイプの受孔から外して所望の高
さ位置の受孔に嵌め換えることにより行なわれ、その実
態は主体パイプの上端に装着している脇当てを上方へ引
き上げて短管を主体パイプから一旦外し、二本の主体パ
イプ間隔を開かせて各主体パイプの受孔に嵌め合わせた
グリップ両側端の短杆を受孔から外し、その受孔の上又
は下に位置する受孔に短杆を嵌め換えるようにしてい
る。そして、グリップの高さ位置を一旦調節してなお不
具合なときの再調節は再度脇当てを主体パイプの上端か
ら取り外さなければできない煩らわしさがあった。そこ
で本発明は、このような従来技術にみられる課題を解決
して、脇当てを主体パイプの上端から取り外すことなく
ほぼワンタッチにグリップの高さ位置を自由に調節で
る松葉杖を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明は、脚パイプと、下端が脚パイプに固定さ
れ、側面に受孔を列設した左右一対の主体パイプと、該
主体パイプの上端に装着される脇当てと、該主体パイプ
の間に跨って装着され、両側端を前記主体パイプの受孔
に嵌め合わせるようにしたグリップ部材とから構成され
る松葉杖において、前記グリップ部材は、角端に各主体
パイプに嵌挿する縦筒部を設けてH字形に形成すると共
に、各縦筒部に係止突起を有するレバー部材を押圧操作
自在に設け、該レバー部材をばね材により弾発付勢して
係止突起を受孔に嵌め合わせると共に、ばね材の付勢に
抗してレバー部材を押圧操作することにより係止突起を
受孔から外して高さ調節自在に構成した。
【0005】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係わる松葉杖の実
施の形態を図面と共に説明する。図1は松葉杖の斜視
図、図2はその分解斜視図、図3はグリップ部材の斜視
図である。図において1は所要長さの直管よりなる脚パ
イプであり、そのほぼ上半部に複数の透孔2が貫通穿設
されている。また、脚パイプ1の内部には副脚パイプ1
aが進退自在に嵌挿されており、固定用ロックジョイン
ト3及びプッシュボタン4により長さが自由に調節可能
に構成されている。5は副脚パイプ1aの下端に固着さ
れた滑り止め並びに衝撃緩和のためのゴムチップであ
る。
【0006】6,6は上方に向って二股状に拡開する左
右一対の主体パイプであり、該各主体パイプ6,6は下
端部の内側面を脚パイプ1の外側面に適合する凹曲面部
として形成している。そして、主体パイプ6,6は下端
部で脚パイプ1を左右から挟み付けた状態で脚パイプ1
の透孔2を貫通するボルト7,7と蝶ナット8,8の締
め付けにより脚パイプ1に連結固定される。また、主体
パイプ6,6は外方向へ拡開弾性を備えるように曲げ加
工されていると共に、互いに外側面に軸方向に適当間隔
を置いて受孔9が列設されている。
【0007】10は主体パイプ6,6の上端に着脱可能
に装着される脇当てであり、その下面に下端が開口した
2本の筒体11,11を設けて構成されている。該脇当
て10の取り付けは主体パイプ6,6の上端に筒体1
1,11を嵌合させることにより達せられる。なお、1
1a,11aは筒体11,11の下端に装着される環状
部材で、合成樹脂又は硬質ゴム等で作られており、脇当
て10の取り付けを容易にすると共に、主体パイプ6,
6と筒体11,11の接合部を隠蔽するための用を果た
す。12は主体パイプ6,6の間に跨って装着されるグ
リップ部材であり、該グリップ部材12は図3ないし図
5に示すように主体パイプ6,6の間隔に見合う長さの
連結管13の両側端に主体パイプ6,6に嵌挿させる縦
筒部14,14を設けてH形状に形成される。連結管1
3の外部にラバーグリップ15を被着するようにしてい
る。
【0008】グリップ部材12は、各縦筒部14,14
の一側面に角柱部16を水平に突出させ、該角柱部16
を連結管13の角孔13aに嵌着させ連結管13が回ら
ないようにしている。また縦部14の角柱部16に対
向する側壁に通孔17を設けている。そして、この通孔
17を設けた位置の外側面にレバー部材18を回動自在
に軸支させる支持枠19を固設する。レバー部材18は
縦長形状をなしており、下部寄り内側面に槌状の係止突
起20を設け、上端部に外向きに傾斜した摘み21を一
体に形成している。このレバー部材18は上端寄りでピ
ン2を介して支持枠19に回動自在に軸支させ、板ば
ね材22に屈曲形成した鉤片22aを通孔17の上端縁
に係止させて該板ばね材22の弾発付勢で常に図5実線
の位置にあって、係止突起20を通孔17から主体パイ
プ6の受孔9に嵌め合わせるようにしている。
【0009】前記縦筒部14,14の下端に図4に示す
ように縦方向に複数の切り込み25を設けたねじ部24
を設け、該ねじ部24に螺合するねじ孔27を有する締
付ナット26を螺合している。該締付ナット26の外周
面にはロットリング加工が施してある。
【0010】このように構成したグリップ部材12の取
り付けは、前記脇当て10を主体パイプ6,6から外し
て各縦筒部14,14を主体パイプ6,6に嵌挿させ
る。そして、脇当て10の筒体11,11を主体パイプ
6,6の上端に嵌合させて脇当て10を主体パイプ6,
6に装着した状態で、各ストッパー部材18の摘み21
を押さえて図5右側に鎖線で示すように回動させて係止
突起20をフリーとし、グリップ部材12を上下に移動
させ、所望する高さ位置で摘み21を放してレバー部材
18を図5実線のように回動復帰させ、係止突起20を
通孔17、さらに該通孔17に連通する主体パイプ6,
6の受孔9に突入させてグリップ部材12を係止させ、
さらに締付ナット26を締め付けて固定させる。
【0011】このようにグリップ部材12の高さが不具
合のときは、締付ナット26の締め付けを緩めてから、
各レバー部材18の摘み21を押さえて係止突起20を
フリーにすれば、グリップ部材12を上下に自由に移動
させることができるから、極く簡単に再調節ができる。
【0012】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係わる松葉
杖は、グリップ部材に設けた各縦筒部を各主体パイプに
嵌挿して、該各縦筒部に取り付けたレバー部材の突起を
主体パイプに設けた受孔に嵌め合わせることで、グリッ
プの高さ位置を固定させるようにしたから、グリップの
高さ位置の調節は松葉杖の脇当てを取り外すことなくほ
ぼワンタッチ的に簡単に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係わる松葉杖の斜視図。
【図2】図1の分解斜視図。
【図3】グリップ部材の斜視図。
【図4】図3の分解斜視図。
【図5】グリップ部材の取付状態を示す断面図。
【符号の説明】
1 脚パイプ 6,6 主体パイプ 9 受孔 12 グリップ部材 13 連結管 14,14 縦筒部 18 レバー部材 20 係止突起 22 ばね材
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61H 3/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 脚パイプと、前記脚パイプに下端が固定
    れ側面に受孔を列設した左右一対の主体パイプと、
    主体パイプの上端に装着される脇当てと、前記主体パ
    イプの間に跨って装着され両側端を主体パイプの受孔
    に嵌め合わせるようにしたグリップ部材とから構成され
    る松葉杖において、 前記グリップ部材は、両側端に各主体パイプに嵌挿する
    縦筒部を設けてH字形に形成すると共に、各縦筒部に係
    止突起を有するレバー部材を押圧操作自在に設け、 該レバー部材をばね材により弾発付勢して係止突起を受
    孔に嵌め合わせると共に、ばね材の付勢に抗してレバー
    部材を押圧操作することにより係止突起を受孔から外し
    て高さ調節自在にし、 さらに、前記縦筒部の下端にねじ部を設け、該ねじ部に
    螺合するねじ孔を有する締付ナットを螺合し得るように
    した ことを特徴とする松葉杖。
JP15902096A 1996-05-29 1996-05-29 松葉杖 Expired - Fee Related JP3346984B2 (ja)

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US8069869B1 (en) * 2010-05-28 2011-12-06 Miao-Yuan Huang Crutch and a grip unit thereof
JP3194124U (ja) * 2014-04-01 2014-11-06 翔典企業有限公司

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