JP3344352B2 - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インダクタ素子が
組み込まれた半導体装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の内にトランジスタ、
抵抗、容量の他にインダクタ素子(コイル)を組み込む
ことが行われている。高周波動作する集積回路は、信号
源と入力部との間でインピーダンスマッチングがとれな
いと、入力信号に歪みが生じるだけでなく、信号が信号
源側へ反射して効率よく伝送することができなくなると
いう問題がある。抵抗、容量だけでなくインダクタ素子
を用いることで、インピーダンスマッチングをとること
が容易になり、上記の問題を解決することができる。
【0003】図13は、インダクタ素子を半導体装置に
組み込んだ状態の従来例を示す模式断面図である。P型
シリコン基板1上には、酸化膜2が形成されており、酸
化膜2上には層間絶縁膜7が形成されている。層間絶縁
膜7上には第1層目配線8と層間絶縁膜9が形成されて
いる。層間絶縁膜9上には渦巻き状のコイルを構成する
第2層目配線11が形成されており、第1層目配線8
は、層間絶縁膜9に設けられた接続孔10を介して、第
2層目配線(コイル)11の中心端に接続されている。
【0004】しかし、半導体装置に組み込まれたインダ
クタ素子には、インダクタ素子に交流電流を流すと、磁
束によってコイル下方のシリコン基板中に渦電流が発生
し、渦電流損により電力が無駄に消費されてしまうとい
う欠点がある。特に、インダクタ素子をマッチング回路
等に用いた場合には、高周波特性を悪くする。
【0005】そのため、従来、インダクタ素子下部のシ
リコン基板に上面または裏面から島状またはストライプ
状に不純物を拡散してPN接合を形成し、素子の動作時
にこれに逆バイアスを印加して空乏層を広げ、渦電流の
発生を抑制することで、素子がインダクタとして動作す
る周波数を向上させていた。
【0006】図14は、インダクタ素子を半導体装置に
組み込んだ状態の他の従来例を示す模式断面図である。
P型シリコン基板1内には、高濃度N型不純物拡散領域
16が形成されており、高濃度N型不純物拡散領域16
の周囲には、N型不純物拡散領域15が形成されてい
る。酸化膜2上には金属配線18が形成されており、金
属配線18は、酸化膜2に設けられた接続孔17を介し
て高濃度N型不純物拡散領域16に接続され、N型不純
物拡散領域15に電位を供給している。
【0007】P型シリコン基板1とN型不純物拡散領域
15とは、PN接合を形成しており、P型シリコン基板
1とN型不純物拡散領域15との間に逆バイアスが印加
されると、N型不純物拡散領域15の周囲に空乏層領域
が形成される。この空乏層領域は、高い電気絶縁性を有
するので、渦電流を抑制することができる。
【0008】図15は、図14に示す従来例のシリコン
基板にN型不純物拡散領域が形成された状態を示す平面
図である。図15では、直径14μmのN型不純物拡散
領域15が、それぞれ4μmの間隔で配置されている。
ここでは、深さ10μmのN型不純物拡散領域15を形
成すると横方向へ7μm広がると仮定している。この場
合、空乏層領域に占めるホールの面積比は55%程度に
なる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】図14に示すインダク
タ素子が組み込まれた半導体装置では、渦電流を抑制す
る効果を高めるために、空乏層領域を深く形成しようと
して、シリコン基板の深さ方向へ不純物を拡散させよう
とすると不純物領域が横方向へも広がる。したがって、
特に、サイズの小さなインダクタ素子では、インダクタ
サイズに比べて空乏層領域の面積が小さくなる(不純物
領域の面積が大きくなる)ので、渦電流の低減の効果が
得にくくなり、高周波特性が悪くなるという問題があ
る。
【0010】本発明の目的は、寸法の小さなインダクタ
素子においても渦電流を抑制する効果を高めることがで
き、また、高周波特性を向上させることのできるインダ
クタ素子が組み込まれた半導体装置およびその製造方法
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の半導体装置は、
半導体基板上にインダクタ素子を形成し、インダクタ素
子下方の半導体基板中に設けられたトレンチ内部に、半
導体基板と逆導電型の高濃度不純物を含んだ多結晶シリ
コン膜を形成して半導体基板との間にPN接合を形成
し、さら前記多結晶シリコン膜を介してトレンチ内部に
高融点金属を埋め込み、前記PN接合に逆バイアスを印
加することによって、半導体基板内に空乏層を広げるこ
とができることを特徴とする。
【0012】また、本発明は、インダクタ素子が組み込
まれた半導体装置の製造方法において、インダクタ素子
下方の半導体基板中にホールまたはトレンチを形成し、
半導体基板と逆導電型の高濃度不純物を含んだ多結晶シ
リコン膜を全面に形成し、 前記多結晶シリコン膜上に高
融点金属に形成してホールまたはトレンチを高融点金属
で充填し、熱処理を行って前記高濃度不純物を活性化
し、拡散を行って、ホールまたはトレンチの壁面に沿っ
て半導体基板中に高濃度不純物拡散領域を形成し、半導
体基板と高濃度不純物拡散領域との界面にPN接合を形
成することを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0014】図1は、本発明の半導体装置の第1の実施
の形態を示す模式断面図である。図1に示すように、P
型シリコン基板1上には、酸化膜2が形成されており、
P型シリコン基板1および酸化膜2には、P型シリコン
基板1に対して垂直方向に深くホール4が形成されてい
る。
【0015】P型シリコン基板1中には、ホール4の壁
面に沿って高濃度N型不純物領域6が形成されており、
P型シリコン基板1と高濃度N型不純物領域6とは、P
N接合を形成している。
【0016】ホール4の内部には、高濃度N型不純物が
ドープされた多結晶シリコン5が埋め込まれ、さらに、
酸化膜2の上面に堆積された多結晶シリコン5は、エッ
チングされて、ホール4に埋め込まれた多結晶シリコン
5に電位を供給する電位供給配線を形成している。
【0017】多結晶シリコン5上には層間絶縁膜7が形
成されており、層間絶縁膜7上には第1層目配線8が形
成されている。層間絶縁膜7および第1層目配線8上に
は層間絶縁膜9が形成されている。層間絶縁膜9上には
コイルを構成する第2層目配線11が形成されており、
第1層目配線8は、層間絶縁膜9に設けられた接続孔1
0を介して、第2層目配線11に接続されている。
【0018】図2は、この実施の形態における第1層目
配線および第2層目配線の俯瞰図である。第2層目配線
11は、渦巻き状にコイルを形成しており、コイルの一
端は、接続孔10を介して第1層目配線8に接続されて
いる。また、コイルの他端は、図示しない接続配線によ
り他の素子に接続されている。
【0019】コイルの幅は約10ミクロンであり、厚さ
は約0.5ミクロンであり、コイルの間隔は、約10ミ
クロンである。コイルの巻数は、図2では簡略化されて
いるため1.5ターンに及ばないが、実際には、3また
は4ターンのコイルが用いられる。
【0020】次に、第1の実施の形態に示された半導体
装置の製造工程の一例を説明する。
【0021】図3〜図6は、製造工程の模式断面図であ
る。まず、図3に示すように、P型シリコン基板1の表
面側に酸化膜2を形成する。次に、図4に示すように、
酸化膜2上にフォトレジスト3を形成し、フォトレジス
ト3を用いて酸化膜2をパターニングする。
【0022】次に、図5に示すように、フォトレジスト
3を除去した後、酸化膜2をマスクにしてP型シリコン
基板1をエッチングし、ホール4を形成する。ホール4
は、基板面に垂直に幅1μm、深さ20μmが好まし
い。
【0023】その後に、図6に示すように、高濃度のN
型不純物がドープされた多結晶シリコン5を全面に成長
させ、ホール4を充填する。
【0024】次に、熱処理を行ってN型不純物を活性化
し、拡散を行って、ホール4の壁面に沿ってP型シリコ
ン基板1中に高濃度N型不純物領域6を形成し、P型シ
リコン基板1と高濃度N型不純物領域6との間にPN接
合を形成する。
【0025】その後、多結晶シリコン5上に層間絶縁膜
7を形成し、層間絶縁膜7上に第1層目配線8を形成す
る。層間絶縁膜7および第1層目配線8の全面に層間絶
縁膜9を形成した後、層間絶縁膜9上に第2層目配線1
1を形成し、層間絶縁膜9に設けられた接続孔10を介
して、第2層目配線11を第1層目配線8に接続して図
1に示す半導体装置を製造することができる。
【0026】なお、シリコン基板がP型であれば、高濃
度不純物には、N型不純物である砒素、リン、アンチモ
ンを用いることができ、また、シリコン基板がN型であ
れば、高濃度不純物には、P型不純物であるボロン、イ
ンジュウム、ガリウムを用いることができる。
【0027】このようにしてインダクタ素子が組み込ま
れた半導体装置では、P型シリコン基板1と高濃度N型
不純物領域6がPN接合を形成しており、P型シリコン
基板1と高濃度N型不純物領域6に逆バイアスが印加さ
れると、高濃度N型不純物領域6の周囲が空乏化されて
電気絶縁性領域が形成され、渦電流を抑制することがで
きる。
【0028】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。
【0029】図7は、本発明の半導体装置の第2の実施
の形態を示す模式断面図である。図7に示すように、P
型シリコン基板1上には、酸化膜2が形成されており、
P型シリコン基板1および酸化膜2には、P型シリコン
基板1に対して垂直方向に深くホール4が形成されてい
る。
【0030】P型シリコン基板1中には、ホール4の壁
面に沿って高濃度N型不純物拡散領域14が形成されて
おり、P型シリコン基板1と高濃度N型不純物拡散領域
14とは、PN接合を形成している。
【0031】ホール4の壁面および酸化膜2には、全面
に高濃度N型不純物がドープされた多結晶シリコン12
の膜が形成されている。
【0032】多結晶シリコン12上には高融点金属13
が形成されて、ホール4の内部は、この高融点金属13
によって埋め込まれており、さらに上部に堆積された高
融点金属13は、エッチングされて、ホール4に埋め込
まれた高融点金属13に電位を供給する電位供給配線を
形成している。
【0033】高融点金属13上には層間絶縁膜7が形成
されており、層間絶縁膜7上には第1層目配線8が形成
されている。層間絶縁膜7および第1層目配線8上には
層間絶縁膜9が形成されている。層間絶縁膜9上にはコ
イルを構成する第2層目配線11が形成されており、第
1層目配線8は、層間絶縁膜9に設けられた接続孔10
を介して、第2層目配線11に接続されている。
【0034】第2の実施の形態の製造工程は、第1の実
施の形態の製造工程と図3〜図5までは同様である。第
2の実施の形態では、酸化膜2をマスクにしてP型シリ
コン基板1をエッチングしてホール4を形成した後に、
図8に示すように、形成されたホール4の内側表面およ
び酸化膜2の表面に高濃度N型不純物がドープされた多
結晶シリコン12を形成し、その後、高融点金属13を
全面に形成して、ホール4を高融点金属13で充填して
いる。この後の製造工程も第1の実施の形態と同様であ
る。
【0035】高濃度不純物には、シリコン基板がP型で
あれば、N型不純物である砒素、リン、アンチモンを用
いることができ、また、シリコン基板がN型であれば、
P型不純物であるボロン、インジュウム、ガリウムを用
いることができることも第1の実施の形態と同様であ
る。また、高融点金属13には、タングステン、コバル
ト、モリブデン、タンタル、白金、チタンを用いること
ができる。
【0036】上述した半導体装置では、P型シリコン基
板1と高濃度N型不純物拡散領域14がPN接合を形成
しており、電位供給配線からの電位によってP型シリコ
ン基板1と高濃度N型不純物拡散領域14に逆バイアス
が印加されると、高濃度N型不純物拡散領域14の周囲
に空乏層領域が形成されて、渦電流を抑制することがで
きる。
【0037】図9は、周波数と共振の鋭さQとの関係を
示す図である。図9に示すように、共振の鋭さQが図1
4に示す従来例では約10であったのが、この実施の形
態では約13となっている。すなわち、この実施の形態
では、従来例よりもより深くまで空乏層領域が形成され
るためにQの値が改善され、コイルに高周波電流を流し
た場合に、渦電流をより良好に抑制することができる。
【0038】図10は、シリコン基板にホールが形成さ
れた状態を示す平面図である。空乏層領域に占めるホー
ルの面積比が7%程度の例を示している。図10では、
1辺が1μmの矩形のホール4が約1.5μm〜4μm
の間隔で形成されているが、ホール4の配置は、ホール
間領域が空乏化するものであれば、どのような配置でも
良い。また、ホールの開口形状は矩形に限るものではな
く、ほぼ円形またはほぼ矩形を含みどのような形状でも
よい。
【0039】また、上述した実施の形態では、コイル下
方の半導体基板中にホールを設けたが、ホールに替え
て、トレンチを半導体基板中に互いにほぼ並列的に複数
本設けてもよい。
【0040】図11は、PN接合に3Vの逆バイアス電
圧を印加した場合の空乏層の広がりと基板不純物濃度と
の関係を示す図であり、図12は、共振周波数の空乏層
領域に占めるホールの面積比依存性を示す図である。図
12から、ホールの面積比を20%以下、より好ましく
は15%以下にすると共振周波数向上の効果が高いこと
がわかる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、半導体
基板中に設けられたホール内のシリコン層から不純物を
拡散することで不純物の横方向拡散を少なくすることが
できるため、サイズの小さなインダクタ(インダクタン
スも小)でも素子がインダクタとして動作する周波数を
向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体装置に組み込まれたインダクタ
素子の第1の実施の形態を示す模式断面図である。
【図2】第1層目配線および第2層目配線の俯瞰図であ
る。
【図3】第1の実施の形態の製造工程を説明する模式断
面図である。
【図4】第1の実施の形態の製造工程を説明する模式断
面図である。
【図5】第1の実施の形態の製造工程を説明する模式断
面図である。
【図6】第1の実施の形態の製造工程を説明する模式断
面図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態を示す模式断面図で
ある。
【図8】第2の実施の形態の製造工程を説明する模式断
面図である。
【図9】周波数と共振の鋭さQとの関係を示す図であ
る。
【図10】シリコン基板にホールが形成された状態を示
す平面図である。
【図11】PN接合に3Vの逆バイアス電圧を印加した
場合の空乏層の広がりと不純物濃度との関係を示す図で
ある。
【図12】共振周波数の空乏層領域に占めるホールの面
積比依存性を示す図である。
【図13】インダクタ素子の従来例を示す模式断面図で
ある。
【図14】インダクタ素子の従来例を示す模式断面図で
ある。
【図15】図14に示す従来例のシリコン基板にN型不
純物拡散領域が形成された状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1 P型基板 2 酸化膜 3 レジスト 4 ホール 5,12 高濃度N型不純物ドープ多結晶シリコン 6,15 高濃度N型不純物領域 7 層間絶縁膜 8 第1層目配線 9 層間絶縁膜 10 接続孔 11 第2層目配線 13 高融点金属 14,16 高濃度N型不純物拡散領域 15 N型不純物拡散領域 17 接続孔 18 金属配線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01L 21/822 H01L 21/3205 H01L 27/04

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体基板上にインダクタ素子を形成し、
    インダクタ素子下方の半導体基板中に設けられたトレン
    チ内部に、半導体基板と逆導電型の高濃度不純物を含ん
    だ多結晶シリコン膜を形成して半導体基板との間にPN
    接合を形成し、さら前記多結晶シリコン膜を介してトレ
    ンチ内部に高融点金属を埋め込み、前記PN接合に逆バ
    イアスを印加することによって、半導体基板内に空乏層
    を広げることができることを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】前記高融点金属にタングステン、コバル
    ト、モリブデン、タンタル、白金またはチタンのいずれ
    かを用いることを特徴とする請求項1に記載の半導体装
    置。
  3. 【請求項3】前記トレンチは、前記半導体基板中に互い
    にほぼ並列的に複数本設けられていることを特徴とする
    請求項1または2に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】前記高濃度不純物は、前記半導体基板がP
    型シリコン基板であれば、N型不純物である砒素、リン
    またはアンチモンであり、前記半導体基板がN型シリコ
    ン基板であれば、P型不純物であるボロン、インジュウ
    ムまたはガリウムであることを特徴とする請求項1〜3
    のいずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】前記トレンチが半導体基板表面から垂直方
    向に設けられていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】インダクタ素子が組み込まれた半導体装置
    の製造方法において、 インダクタ素子下方の半導体基板中にホールまたはトレ
    ンチを形成し、 半導体基板と逆導電型の高濃度不純物を含んだ多結晶シ
    リコン膜を全面に形成し、 前記多結晶シリコン膜上に高融点金属に形成してホール
    またはトレンチを高融点金属で充填し、 熱処理を行って前記高濃度不純物を活性化し、拡散を行
    って、ホールまたはトレンチの壁面に沿って半導体基板
    中に高濃度不純物拡散領域を形成し、 半導体基板と高濃度不純物拡散領域との界面にPN接合
    を形成することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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