JP3341897B2 - アンテナ装置 - Google Patents

アンテナ装置

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JP3341897B2 JP50301596A JP50301596A JP3341897B2 JP 3341897 B2 JP3341897 B2 JP 3341897B2 JP 50301596 A JP50301596 A JP 50301596A JP 50301596 A JP50301596 A JP 50301596A JP 3341897 B2 JP3341897 B2 JP 3341897B2
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Description

【発明の詳細な説明】 技術分野 本発明はアンテナ装置に関する。特に、本発明は携帯
無線機に用いるアンテナ装置に関する。
背景技術 近年、携帯無線機の小型、軽量化が一段と進められて
いる。これに伴いアンテナ装置の更なる小型化が求めら
れている。今日、この要求を満たすアンテナ装置とし
て、通話時以外はアンテナを本体内に収納するホイツプ
アンテナの開発が進められている。初期の段階では、こ
の種のホイツプアンテナとして比較的単純な構造のもの
が用いられていた。
ところがこの種のホイツプアンテナには次のような欠
点があつた。
すなわちアンテナを本体から引き出した状態で使用す
る場合にはモノポールアンテナとして作動するが、アン
テナを本体に収納した場合には十分な利得を得ることが
できないという欠点があつた。これは本体に収納された
アンテナがグランド近傍に配置されることになるため入
力インピーダンスが上昇してほとんど整合がとれない状
態になるためであると考えられる。
そこで収納時における利得を向上するため線状アンテ
ナの上端部分にヘリカルアンテナを電気的に接続した形
式のホイツプアンテナ、いわゆるトツプローデイングタ
イプのホイツプアンテナが用いられることになつた。
この形式のホイツプアンテナは、アンテナを本体から
引き出して使用する場合にはヘリカルアンテナと線状ア
ンテナとの両方から電波を放射でき、アンテナを本体に
収納した場合にはヘリカルアンテナから電波を放射する
ことができる。
しかしこの方式のホイツプアンテナの場合には、収納
時に電波の放射に寄与しない線状アンテナの部分が存在
する。この部分はオープンスタブとして作動する。
このオープンスタブはアンテナの入力インピーダンス
に影響を与え、収納スペース内における基板との距離等
から微妙に整合状態を乱す原因となつていた。
このためこの形式のホイツプアンテナの設計性はあま
り良好とは言えなかつた。またシールドが完璧でない場
合には収納されている線状アンテナ部分から信号が入力
したり、シールド内へ信号が飛び込むと言つた現象の原
因となる等、いくつかの問題点を有していた。
そこで収納時には線状アンテナが電気的に分離した状
態となるアンテナが開発されるに至つたこのようなアン
テナの従来例を図1〜図6を用いて説明する。
図1〜図6は携帯無線機に設置したアンテナを引き出
した際と収納した際の2つの状態を示している。ただし
携帯無線機の全体図は省略し、アンテナ近傍の部分のみ
を説明する。また各図に対応する部分には同一符号を付
して示す。
まず図1及び図2に示すアンテナ装置1の構造につい
て説明する。このアンテナ装置1は線状アンテナ1Aと螺
旋状アンテナ1Bの2つのアンテナ部分で構成されてい
る。このうち線状アンテナ1Aは主にアンテナ装置1が引
き出された時作動し、螺旋状アンテナ1Bはアンテナ装置
1が本体2内に収納された時作動する。
このアンテナ装置1の本体2への取付は次のようにな
つている。アンテナ側の接合金具であるアンテナ接合金
具1Cを非金属性の本体2に設けられたアンテナ取付金具
2Aにねじ込むことにより取り付けられている。
本体2にはアンテナ装置1への給電回路3Aの他、各種
の回路を集積した回路基板3が内蔵されている。ここで
給電回路3Aは給電ばね3Bを介してアンテナ装置1に給電
する役割と共に、送受信回路からの特性インピーダンス
とアンテナ装置1の入力インピーダンスとを整合する役
割を果たしている。
この給電回路3Aとアンテナ装置1とは、図1に示すよ
うに、アンテナが本体2から引き出されて線状アンテナ
1Aに設けられている引き出し時止め金具1Dがアンテナ接
合金具1Cに機械的に結合されたとき、電気的に接続され
るようになされている。すなわち給電回路3Aと線状アン
テナ1Aとは給電ばね3B、アンテナ取付金具2A、アンテナ
接合金具1C、引き出し時止め金具1D及びストツパ1Eを順
に介して電気的に接続されるようになされている。
これにより線状アンテナ1Aは回路基板3のグランド及
びシールドケースをグランドするモノポールアンテナと
して作動し得る状態になる。
因にストツパ1Eはアンテナ1の抜け落ち防止用であ
る。また引き出し時止め金具1Dとストツパ1Eとは1つの
金属部品でなり、線状アンテナ1Aがストツパ1Eの部分で
かしめられることによつて機械的かつ電気的に接続され
ている。また線状アンテナ1Aが直接人体に触れることの
ないように線状アンテナ1Aの周囲はアンテナカバー1F等
によつて被覆されている。
一方、アンテナ装置1を図2のように本体2の内部に
収納すると、今度はアンテナ接合金具1Cに収納時止め金
具1Gが機械的かつ電気的に接続されるようになり螺旋状
アンテナ1Bが給電回路3Aから給電される状態になる。こ
のとき螺旋状アンテナ1Bは回路基板3のグランド及びシ
ールドケースをグランドとするヘリカルアンテナとして
作動する。
因に螺旋状アンテナ1Bの周囲もアンテナカバー1Hによ
つて被覆されており人体に直接触れないようになされて
いる。このアンテナカバー1Hはアンテナを引き出す際に
はつまみとして機能し、またアンテナを収納する際には
アンテナが無線機内に落下することを防ぐストツパとし
て機能する。
以上に示すようにアンテナ装置1は引き出し時と収納
時とでそれぞれ個別のアンテナ部分が単独で作動するた
め個別のアンテナ部分のインピーダンスを最適化すれば
同一の整合回路を用いて良好な特性を得ることができ
る。
またこのような良好な特性を得ることができるアンテ
ナ装置として図3及び図4に示すアンテナ装置4が知ら
れている。このアンテナ装置4も線状アンテナ4Aと螺旋
状アンテナ4Bとの組み合わせによつて構成されているが
各アンテナへの給電の仕方が異なつている。すなわち螺
旋状アンテナ4Bには給電回路3Aから常時給電する一方
で、線状アンテナ4Aにはアンテナが引き出されたときの
み給電されるようになされている。
まずアンテナを引き出した場合、図3に示すように、
線状アンテナ4Aは螺旋状アンテナ4Bの内部を貫通した状
態となる。これにより線状アンテナ4Aは螺旋状アンテナ
4Bと電磁結合して給電される状態になる。このとき線状
アンテナ4Aは回路基板3のグランド及びシールドケース
をグランドとするモノポールアンテナとして作動する。
このとき線状アンテナ4Aは付け根付近の引き出し時止
め具4Eによつてアンテナ接合金具4Cに固定される。厳密
には引き出し時止め具4Eはアンテナ接合金具4Cに設けら
れている非金属性の引き出し時取付け具4Dに対して機械
的に係止された状態になつている。
またこの例の線状アンテナ4A及び螺旋状アンテナ4Bも
直接人体に触れないようにその周囲がアンテナカバー4G
及び4Hによつて被覆されている。因に非金属性のストツ
パ4Fはアンテナ4の抜け落ち防止用に設けられている。
他方、アンテナ収納時における各部の接続状態を図4
に示す。アンテナを本体2内に収納すると、本体内に押
し込まれたアンテナの先端付近に設けられている収納時
止め具4Jがアンテナカバー4Gの収納時取付け具4Iに機械
的に接続されて固定されることになる。このときつまみ
4Kから線状アンテナ4Aの上端までの距離Gは螺旋状アン
テナ4Bの部分の長さHLよりも長いため線状アンテナ4Aの
上端はアンテナ取付金具2Aの位置より下になる線状アン
テナ4Aは螺旋状アンテナ4Bと電気的に分離されることに
なる。従つて螺旋状アンテナ4Bのみが作動することにな
る。
この螺旋状アンテナ4Bは回路基板3のグランド及びシ
ールドケースをグランドとするヘリカルアンテナとして
作動する。またつまみ4Kは収納されるアンテナ装置4が
本体3の内部に落下することを防ぐストツパとしての役
割を果たしている。この構成のアンテナ装置4も引き出
し時及び収納時共に良好な特性を得ることができる。
またこれらと同様に良好な特性が得られるアンテナ装
置として図5及び図6に示すものが知られている。この
アンテナ装置5は図3及び図4に示すアンテナ装置4と
ほぼ同構造を有するアンテナ装置である。このアンテナ
装置5の特徴はアンテナの引出時に作動する線状アンテ
ナ4Aへの給電方法が電磁結合ではなく機械的かつ電気的
な接続によつてなされることである。
すなわち本体2からアンテナを引き出した際、根本付
近に設けられている引き出し時止め金具5Bがアンテナ接
合金具5Aに機械的かつ電気的に接続されて固定されるこ
とを除いて同様の構成を有している。因にストツパ5Cは
アンテナ装置5の抜け落ち防止用である。
アンテナを引き出した後は線状アンテナ4Aが回路基板
3のグランド及びシールドケースをグランドとするアン
テナとして主として作動することになる。このとき螺旋
状アンテナ4Bにも給電されているが、この場合、螺旋状
アンテナ4Bは線状アンテナ4Aの付加物として動作する。
一方、線状アンテナ4Aと本体内に収納した場合、つま
み4Kから線状アンテナ4Aの上端までの距離Gは螺旋状ア
ンテナ4Bの長さHLよりも長いため線状アンテナ4Aは螺旋
状アンテナ4Bと電気的に分離されることになる。この結
果、螺旋状アンテナ4Bのみが作動することになる。この
ようにアンテナ装置5は引き出し時にも収納時にも良好
に動作する。
ところがこれら3種類のアンテナ装置1、4、5には
無線携帯機を小型化する上で次のような問題があつた。
これは線状アンテナ1B(4A)を本体2の内部に収納する
にはアンテナ長Lを本体2の長さよりも短くしなければ
ならないことによる。しかしながらアンテナ長Lは本来
使用する周波数の波長に対して決定されるものであり本
体2を小さくするからといつて短くできるものではな
い。通常、アンテナ長Lとしては波長の1/4〜1/2程度の
長さが必要である。
従つて携帯無線機を今以上に小形化しようとする場
合、従来方式のアンテナ装置では本体2の収納スペース
内に収納しきれないことがあつた。例えば従来例に示し
たアンテナ装置を800〔MHz〕帯の携帯無線機に使用す
る場合、アンテナ長Lは1/4波長系を用いたとしても90
〔mm〕程度の長さを要し、本体2の寸法として90〔mm〕
以下の長さが求められる携帯無線機には使用できなかつ
た。
また図5及び図6に示す構造のアンテナ装置5の場合
にはアンテナの引き出し時に線状アンテナ4Aと螺旋状ア
ンテナ4Bとが同時にアンテナ接合金具5Aに常時接続され
ているため線状アンテナ4Aが単純なモノポールアンテナ
として作動せず、設計性が低下する要因となつていた。
発明の開示 本発明は上述した問題点を解決するアンテナ装置に関
する。
本発明において、アンテナ装置は、第1の螺旋状アン
テナ部と、当該第1の螺旋状アンテナ部の内部を軸方向
に摺動する線状アンテナ部と、線状アンテナ部の上端に
電気的に分離されて設けられた第2の螺旋状アンテナ部
とを有し、線状アンテナ部の収納時、当該線状アンテナ
部の線状導体の上端が第1の螺旋状アンテナ部を通過し
て下端より下に退避すると共に、第2の螺旋状アンテナ
部の下端部を、第1の螺旋状アンテナ部の上端に接続
し、また線状アンテナ部の引出時、当該線状アンテナ部
の線状導体の下端が第1の螺旋状アンテナ部の上端に電
気的に接続されるようにする。
このように本発明に係るアンテナ装置では、線状アン
テナ部を引き出したとき、線状アンテナ部の下端が第1
の螺旋状アンテナ部の上端に電気的に接続されて見かけ
上1つのアンテナとして作動することにより、線状アン
テナ部の長さを無線通信周波数に応じて定まる長さより
も短くすることができる。その分、アンテナを収納する
スペースを小さくすることができる。
これと共に、収納時、第1及び第2の螺旋状アンテナ
部が見かけ上1つの螺旋状アンテナとして作動すること
により、良好なアンテナ特性を得ることができる。
図面の簡単な説明 図1は、従来のアンテナ装置において、アンテナを引
き出して使用する際における各部の接続状態を示す断面
図である。
図2は、従来のアンテナ装置において、アンテナを収
納して使用する際における各部の接続状態を示す断面図
である。
図3は、従来のアンテナ装置において、アンテナを引
き出して使用する際における各部の接続状態を示す断面
図である。
図4は、従来のアンテナ装置を収納して使用する際に
おける各部の接続状態を示す断面図である。
図5は、従来のアンテナ装置において、アンテナを引
き出して使用する際における各部の接続状態を示す断面
図である。
図6は、従来のアンテナ装置において、アンテナを収
納して使用する際における各部の接続状態を示す断面図
である。
図7は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図8は図7のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図9は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図10は図9のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図11は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図12は図11のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図13は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図14は図13のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図15は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図16は図15のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図17は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図18は図17のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。面図である。
図19は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図20は図19のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図21は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図22は図21のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図23は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図24は図23のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図25は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図26は図25のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図27は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図28は図27のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図29は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図30は図29のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図31は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図32は図31のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図33は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図34は図33のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
図35は、本発明の実施例に係るアンテナ装置におい
て、アンテナを引き出して使用する際における各部の接
続状態を示す断面図である。
図36は図35のアンテナ装置においてアンテナを収納し
て使用する際における各部の接続状態を示す断面図であ
る。
発明を実施するための最良の形態 以下図面について、本発明の一実施例を詳述する。
(1)第1実施例 図5及び図6との対応部分に同一符号を付して示す図
7及び図8において11は全体としてアンテナ装置を示し
ている。このアンテナ装置11は線状アンテナ11Aと螺旋
状アンテナ11Bの2つのアンテナ部分で構成されてい
る。このうち線状アンテナ11Aは主にアンテナが引き出
された時作動するのに対し、螺旋状アンテナ11Bは常時
作動するようになされている。
ただしこのアンテナ装置11の場合、アンテナ引き出し
時における線状アンテナ11Aへの給電回路がアンテナ接
合金具5A及び引き出し時止め金具5Bではなく、螺旋状ア
ンテナ11Bの上端部に接続されたアンテナ取付金具11C及
び引き出し時止め金具11Dである点が従来例と異なつて
いる。すなわちアンテナ引き出し時に線状アンテナ11A
は螺旋状アンテナ11Bと合体して1本の合成アンテナと
して作動する。これが本実施例において、線状アンテナ
11Aのアンテナ長Lを短くできる理由である。
このアンテナ装置11の本体2への取付は接合金具によ
る。
具体的にはアンテナ側の接合金具であるアンテナ接合
金具5Aを非金属性の本体2に設けられたアンテナ取付金
具2Aにねじ込むことによりアンテナ装置11を本体2に取
り付けている。
本体2には給電回路3Aの他、各種の回路が集積された
回路基板3が内蔵されている。ここで給電回路3Aは給電
ばね3Bを介してアンテナ装置11に給電する役割と共に、
送受信回路からの特性インピーダンスとアンテナ2の入
力インピーダンスとを整合する役割を果たしている。
因にアンテナ装置11の2つのアンテナ、すなわち線状
アンテナ11A及び螺旋状アンテナ11Bはそれぞれアンテナ
カバー4H及び4Gにより表面が覆われており、これにより
アンテナが人体に直接触れないようになされている。
また線状アンテナ11Aの根本には抜け落ち防止用スト
ッパ11Eが設けられている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したままで使用する場合の2通り
について動作状態を説明する。
まずアンテナを本体2から引き出して使用する場合
(図7)、給電回路3Aとアンテナ装置11との間には線状
アンテナ11Aの根本部分に設けられている引き出し時止
め金具11Dとアンテナ接合金具11Cとの機械的かつ電気的
な接続によつて給電路が形成される。
すなわち給電回路3Aと線状アンテナ11Aとが給電ばね3
B、アンテナ取付金具2A、アンテナ接合金具5A及び螺旋
状アンテナ11Bを順に介して電気的に接続されることに
なる。
これにより線状アンテナ11Aと螺旋状アンテナ11Bとが
直列接続された状態になり、2つのアンテナ11A及び11B
は合成アンテナとして作動する。この合成アンテナは回
路基板3のグランド及びシールドケースをグランドとす
る。
一方、アンテナを本体2に収納して使用する場合(図
8)、収納時止め具4Jはアンテナ取付金具11Cに形成さ
れた窪みにはめ込まれた状態で係止される。このときつ
まみ4Kから線状アンテナ11Aの上端までの距離Gを螺旋
状アンテナ11Bの長さHLよりも大きく設定すれば収納後
における線状アンテナ11Aの上端はアンテナ接合金具5A
に対して下方に位置することになる。
これにより線状アンテナ11Aは螺旋状アンテナ11Bと電
気的に分離されることになる。従って常に給電されてい
る螺旋状アンテナ11Bのみが作動するようになる。この
とき螺旋状アンテナ11Bは回路基板3のグランド及びシ
ールドケースをグランドとするヘリカルアンテナとして
作動する。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ11
Aと螺旋状アンテナ11Bとが1つのアンテナとして作動
し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bのみが作
動する。この結果、アンテナの設計性が向上し、アンテ
ナ引き出し時にも収納時にも所望の無線通信周波数にお
いて不要なモードのない良好な放射特性を実現すること
ができる。
以上の構成によれば、本体2に固定されている螺旋状
アンテナ11Bと線状アンテナ11Aとの直列接続によって構
成される合成アンテナをアンテナの引き出し時における
送受信用のアンテナとして使用できるようにしたことに
より、線状アンテナ11Aのアンテナ長Lを1/4波長よりも
短くすることができる。これにより従来のアンテナ装置
よりもアンテナ長の短い、すなわちアンテナを収納する
スペースの小さくて済むアンテナ装置及び携帯無線機を
実現することができる。
また線状アンテナ11Aは螺旋状アンテナ11Bの上端部か
ら上方に伸びるように接続されるため従来例の場合のよ
うな線状アンテナ4Aと螺旋状アンテナ4Bとの重複をなく
すことができる。従つて従来例と同じ長さの線状アンテ
ナ11Aを用いる場合には引き出し時におけるアンテナ長
をさらに伸ばすことができ、従来例より感度が高く通話
品質に優れたアンテナ装置及び携帯無線機を得ることが
できる。
(2)第2実施例 図7及び図8との対応部分に同一符号を付して示す図
9及び図10において、12は全体としてアンテナ装置を示
している。アンテナ装置12はつまみ部分に第2の螺旋状
アンテナ12Aを設けたことを除いて前項で説明したアン
テナ装置11と同様の構成を有している。
すなわちアンテナを本体2の中に収納したとき、つま
み部分に設けられた螺旋状アンテナ12Aと本体2に固定
されている螺旋状アンテナ11Bとが収納時止め金具12B及
びアンテナ取付金具11Cを介して電気的に直列接続さ
れ、1つのアンテナとして作動するようになされている
ことを除いて同様の構成を有している。またこのつまみ
部分の螺旋状アンテナ12Aもアンテナカバー12Cによつて
覆われており、アンテナが直接人体に触れないようにな
されている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図9)、線
状アンテナ11Aは根本部分に設けられている引き出し時
止め金具11Dとアンテナ取付金具11Cとの機械的かつ電気
的な接続によつて給電回路3Aから給電された状態にな
る。
すなわち給電回路3Aと線状アンテナ11Aとが給電ばね3
B、アンテナ取付金具2A、アンテナ接合金具5A及び螺旋
状アンテナ11Bを順に介して電気的に接続されることに
なる。
これにより線状アンテナ11Aと螺旋状アンテナ11Bとが
直列接続された状態になり、2つのアンテナ11A及び11B
は合成アンテナとして作動する。この合成アンテナは回
路基板3のグランド及びシールドケースをグランドとし
て作動する。
一方、線状アンテナ11Aを本体2に収納して使用する
場合(図10)、収納時止め金具12Bはアンテナ取付金具1
1Cに形成された窪みにはめ込まれた状態で係止され、電
気的かつ機械的に接続される。このときつまみ側の第2
の螺旋状アンテナ12Aと本体側の螺旋状アンテナ11Bとは
電気的に直列接続された状態になり、1つのアンテナと
して作動する。
このときアンテナカバー4Gの上端から線状アンテナ11
Aの上端までの距離Gを螺旋状アンテナ11Bの長さHL1よ
りも大きく設定すれば収納後における線状アンテナ11A
の上端はアンテナ接合金具5Aに対して下方に位置するこ
とになる。
これにより線状アンテナ11Aと螺旋状アンテナ11Bとの
間の電磁結合は存在せず、2つのアンテナ11Aと11Bは電
気的に分離されることになる。従つてアンテナ取付金具
11C及び収納時止め金具12Bを介して互いに接続された螺
旋状アンテナ11B及び12Aのみが作動するようになる。こ
のとき2つの螺旋状アンテナ11B及び12Aは回路基板3の
グランド及びシールドケースをグランドとするヘリカル
アンテナとして作動する。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ11
Aと螺旋状アンテナ11Bとが1つのアンテナとして作動
し、アンテナの収納時には2つの螺旋状アンテナ11Bと1
2Aとが1つのアンテナとして作動する。この結果、アン
テナ引き出し時にも収納時にも良好な放射特性を実現す
ることができる。
以上の構成によれば、前項の実施例で説明した効果に
加えて、次の効果が得られる。すなわち線状アンテナ11
Aとつまみ部分の螺旋状アンテナ12Aとの電気的特性が同
一となるようなパラメータを設定することによりアンテ
ナ引き出し時と収納時における入力インピーダンス特性
をほぼ同一とすることができる。これにより同一の整合
回路を用いて両状態において良好な放射特性を実現でき
る。
(3)第3実施例 図9及び図10との対応部分に同一符号を付して示す図
11及び図12において13は全体としてアンテナ装置を示し
ている。このアンテナ装置13とアンテナ装置12との基本
的な構造の違いは筒状固定アンテナ13Aが本体2に固定
されて常に給電されている点であり、螺旋状アンテナが
可動であることである。
すなわち線状アンテナ11Aが本体2から引き出された
とき、線状アンテナ11Aが筒状固定アンテナ13Aの上部に
電気的かつ機械的に接続されてモノポールアンテナとし
て作動することを特徴とする。
但しアンテナの先端に設けられる螺旋状アンテナ12A
の内径は筒状固定アンテナ13Aの外径よりも大きな値に
設定されている。従つてアンテナを収納するときも、螺
旋状アンテナ12Aの内周が筒状固定アンテナ13Aの外周と
干渉することなく所定の隙間を隔てて上下動し得るよう
になされている。因に螺旋状アンテナ12Aはアンテナが
完全に収納されたとき、本体2に取り付けられているア
ンテナ接合金具5Aと電気的に接続され、給電されるよう
になされている。すなわち線状アンテナ11Aが本体2内
に収納されたとき、螺旋状アンテナ12Aはアンテナ収納
時取付金具13D、給電回路3Aを介して給電されたとき、
ヘリカルアンテナとして作動するようになされている。
因に螺旋状アンテナ12Aの下端はアンテナ収納時取付
金具13Dに機械的かつ電気的に接続されている。
また筒状固定アンテナ13Aの下端もアンテナ接合金具5
Aに機械的かつ電気的に固定されている。これにより筒
状固定アンテナ13Aは給電回路3Aから給電され得るよう
になされている。
また螺旋状アンテナ12Aの表面はアンテナカバー12Cに
よつて被覆されている。このアンテナカバー12Cはアン
テナを引き出す際のつまみとして用いられ、アンテナを
収納する際にはアンテナが本体2の内部に落下すること
がないようにストツパとしても機能する。因に前述した
アンテナ収納時収納金具13Dはこのアンテナカバー12Cに
機械的に固定されている。
一方、本体2に固定されている筒状固定アンテナ13A
の表面はアンテナカバー4Gによつて被覆されている。因
にこのアンテナカバー4Gの根元部分にはアンテナの収納
時に螺旋状アンテナ12Aを固定するためのアンテナ収納
時止め金具13Eが設けられている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図11)、引
き出し時止め金具13Bが筒状固定アンテナ13Aの端部に設
けられているアンテナ取付金具13Cに機械的かつ電気的
に接続され、給電回路3Aと線状アンテナ11Aとの間に給
電路が形成される。
これにより線状アンテナ11Aと筒状固定アンテナ13Aと
が直列接続されて直線状アンテナとなる。すなわち線状
アンテナ11Aと筒状固定アンテナ13Aとが回路基板3のグ
ランド及びシールドケースをグランドとするモノポール
アンテナとして作動する。因に線状アンテナ11Aの下部
に設けられているストツパ13Fはアンテナの引き抜け防
止用である。
一方、アンテナを本体2に収納して使用する場合(図
12)、アンテナカバー12Cの下部に固定されているアン
テナ収納時取付金具13Dが機械的かつ電気的にアンテナ
収納時止め金具13Eに接続され、螺旋状アンテナ12Aが給
電回路3Aと電気的に接続されたアンテナとして作動する
ようになる。このとき線状アンテナ11Aは本体2の内部
に収納される。しかもこのとき線状アンテナ11Aの上端
はアンテナ接合金具5Aに対して下方に位置することにな
る。
これにより線状アンテナ11Aと筒状固定アンテナ13Aと
の電気的な結合がなくなり、螺旋状アンテナ12Aのみが
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するヘリカルアンテナとして作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ11
Aと筒状固定アンテナ13Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ12Aがヘ
リカルアンテナとして作動する。この結果、いずれの場
合にも良好な放射を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ13Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペース長を短くすることができるアンテナ装置及び携
帯無線機を実現することができる。
(4)第4実施例 図7及び図8との対応部分に同一符号を付して示す図
13及び図14において14は全体としてアンテナ装置を示し
ている。このアンテナ装置14とアンテナ装置11との基本
的な構造の違いは螺旋状アンテナ11Bの内部に筒状固定
アンテナ14Aが設けられていることと、アンテナを引き
出した際に線状アンテナ11Aが筒状固定アンテナ14Aの上
部に機械的かつ電気的に接続されることである。
因に筒状固定アンテナ14Aを固定するアンテナ接合具1
4Bは非金属材料でなり、このアンテナ接合具14Bを固定
するアンテナ接合金具5Aと筒状固定アンテナ14Aとは電
気的に分離されている。従つてこの実施例では筒状固定
アンテナ14Aへの給電は螺旋状アンテナ11Bとの電磁結合
による。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図13)、線
状アンテナ11Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上端部に設けられ
ている引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接
続される。
これにより線状アンテナ11Aと筒状固定アンテナ14Aと
が電気的に接続される状態となる。このとき線状アンテ
ナ11Aと筒状固定アンテナ14Aとは給電回路3Aと常に接続
されている螺旋状アンテナ11Bの内側を貫通することに
より、電磁結合により励振され直線状アンテナとして作
動するようになる。
すなわち線状アンテナ11Aと筒状固定アンテナ14Aとは
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するモノポールアンテナとして作動する。因に線状アン
テナ11Aの下端に設けられているストツパ14Eはアンテナ
の引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図14)、ア
ンテナカバー4Gの先端部分に取り付けられているアンテ
ナ取付具14Fに収納時止め具4Jが機械的にはめ込まれて
固定される。このとき線状アンテナ11Aは筒状固定アン
テナ14Aから分離して本体2の内部に収納されるのであ
るが、線状アンテナ11Aの上端はアンテナ接合金具5Aに
対して下方に位置する。
これにより線状アンテナ11Aは筒状固定アンテナ14Aと
電気的に分離されることになる。従つて螺旋状アンテナ
11Bが回路基板3のグランド及びシールドケースをグラ
ンドとするヘリカルアンテナとして作動するようにな
る。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ11
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bのみ
がヘリカルアンテナとして作動する。この結果、アンテ
ナ引き出し時にも良好な放射特性を実現することができ
る。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペース長を短くすることができるアンテナ装置及び携
帯無線機を実現することができる。
(5)第5実施例 図13及び図14との対応部分に同一符号を付して示す図
15及び図16において15は全体としてアンテナ装置を示し
ている。このアンテナ装置15は筒状固定アンテナ14Aに
給電回路3Aからの給電を常時受け得る構造になつている
ことを除いて図13のアンテナ装置14と同様の構成を有し
ている。すなわち筒状固定アンテナ14Aの下部がアンテ
ナ接合金具5Aに機械的かつ電気的に接続されていること
を特徴としている。
この実施例では螺旋状アンテナ11Bはアンテナが本体
内に収納されているとき主に作動し、アンテナが引き出
されたとき線状アンテナ11Aの付加物として作動するよ
うになされている。また線状アンテナ11Aはアンテナが
引き出されたときのみ作動するようになされている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図15)、線
状アンテナ11Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ11Aと筒状固定アンテナ14Aが
電気的に一体に接続され、直線状アンテナとして作動し
得る状態になる。すなわち線状アンテナ11Aと筒状固定
アンテナ14Aとは回路基板3のグランド及びシールドケ
ースをグランドとするモノポールアンテナとして作動し
得る状態になる。因に線状アンテナ11Aの下端に設けら
れているストツパ14Eはアンテナの引き抜け防止用であ
る。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図16)、ア
ンテナカバー4Gの先端部分に取り付けられているアンテ
ナ取付具14Fに収納時止め具4Jが機械的にはめ込まれて
固定される。このとき線状アンテナ11Aは筒状固定アン
テナ14Aから分離して本体2の内部に収納されるのであ
るが、線状アンテナ11Aの上端はアンテナ接合金具5Aに
対して下方に位置する。
これにより線状アンテナ11Aは筒状固定アンテナ13Aと
電気的に分離されることになる。従つて螺旋状アンテナ
11Bのみが回路基板3のグランド及びシールドケースを
グランドとするヘリカルアンテナとして作動するように
なる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ11
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bのみ
がヘリカルアンテナとして作動することによりいずれの
場合にも良好な放射を実現することができるアンテナ装
置を得ることができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内にアンテナ収納
スペースが小さくて済むアンテナ装置及び携帯無線機を
実現することができる。
(6)第6実施例 図11及び図12との対応部分に同一符号を付して示す図
7及び図8において、16は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置16は線状アンテナ16Aの上
端が螺旋状アンテナ12Aの上部まで貫通していることを
除いて図11のアンテナ装置13と同様の構成を有してい
る。この実施例の場合、線状アンテナ16Aの上端は螺旋
状アンテナ12Aの上端位置にほぼ一致している。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図17)、こ
の場合にも上述の第3の実施例の場合と同様、線状アン
テナ16Aの根元に取り付けられている引き出し時止め金
具13Bが筒状固定アンテナ13Aの上部に設けられている引
き出し時取付金具13Cに機械的かつ電気的に接続され
る。
これにより線状アンテナ16Aと筒状固定アンテナ13Aが
電気的に一体に接続され、直線状アンテナとして作動す
る。すなわち線状アンテナ16Aと筒状固定アンテナ13Aと
は回路基板3のグランド及びシールドケースをグランド
とするモノポールアンテナとして作動する。因に線状ア
ンテナ16Aの下端に設けられているストツパ13Fはアンテ
ナの引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図18)、ア
ンテナ収納時止め金具13Eにアンテナカバー12Cのアンテ
ナ収納時取付金具13Dが機械的かつ電気的に接続され、
螺旋状アンテナ12Aが給電回路3Aと電気的に接続される
状態になる。これにより螺旋状アンテナ12Aが回路基板
3のグランド及びシールドケースをグランドとするヘリ
カルアンテナとして作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ16
Aとが筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとし
て作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bの
みがヘリカルアンテナとして作動する。この結果、いず
れの場合にも良好な放射を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペースが小さくて済むアンテナ装置及び携帯無線機を
実現することができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ16Aが筒状固
定アンテナ14Aの内部(螺旋状アンテナ12Aの内部)と本
体2の内部に収納されていることにより、第3の実施例
の場合と比較して、さらに収納スペースを小さくするこ
とができる。すなわちアンテナ取付金具2Aの上端(本体
2の上端)から筒状固定アンテナ13Aの内部に突出する
線状アンテナ16Aの長さ分だけさらに収納スペースを小
さく済ませることができる。
(7)第7実施例 図13及び図14との対応部分に同一符号を付して示す図
19及び図20において、17は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置17は線状アンテナ17Aの上
端が収納時止め具4Jの付近まで伸びていることを除いて
図13のアンテナ装置14と同様の構成を有している。すな
わちアンテナを本体2の中に収納したとき、線状アンテ
ナ17Aの上端部分が螺旋状アンテナ11Bの内部を通過して
その上端付近まで達するようになされている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図19)、線
状アンテナ17Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aと
が電気的に接続されて一つのアンテナとして作動し得る
状態となる。このとき筒状固定アンテナ14Aの根本部分
は非金属性のアンテナ接合具14Bを介してアンテナ接合
金具5Aに固定されているため直接給電され得る状態には
ないが、螺旋状アンテナ11Bの内側を貫通する筒状固定
アンテナ14Aが螺旋状アンテナ11Bとの電磁結合により励
振されることにより給電され、直線状アンテナとして作
動する。
すなわち線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aとは
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するモノポールアンテナとして作動する。因に線状アン
テナ17Aの下端に設けられているストツパ14Eはアンテナ
の引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図20)、ア
ンテナカバー4Gの先端部分に取り付けられているアンテ
ナ取付具14Fに収納時止め具4Jが機械的にはめ込まれて
固定される。これにより螺旋状アンテナ11Bが回路基板
3のグランド及びシールドケースをグランドとするヘリ
カルアンテナとして作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ17
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動するのに対し、アンテナの収納時には螺旋状アンテ
ナ11Bのみがヘリカルアンテナとして作動するようにで
きる。この結果、アンテナ装置17はいずれの場合にも良
好な放射を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペースを小さくすることができるアンテナ装置及び携
帯無線機を実現することができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ17Aが本体2
の内部だけでなく筒状固定アンテナ14Aの内部(螺旋状
アンテナ11Bの内部)にも収納されることにより、第3
の実施例の場合と比較して、アンテナ取付金具2Aの上端
(本体2の上端)から筒状固定アンテナ14Aの内部に突
出する線状アンテナ17Aの長さ分だけさらに収納スペー
スを小さく済ませることができるアンテナ装置及び携帯
無線機を実現することができる。
(8)第8実施例 図19及び図20との対応部分に同一符号を付して示す図
21及び図22において、18は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置18は筒状固定アンテナ14A
に給電回路3Aから常時給電する構造としていることを除
いて図19のアンテナ装置17と同様の構成を有している。
すなわち筒状固定アンテナ14Aの下部がアンテナ接合金
具5Aに機械的かつ電気的に接続されていることを特徴と
している。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図21)、線
状アンテナ17Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aと
が電気的に接続される。このとき筒状固定アンテナ14A
は給電回路3Aと常に接続されているため機械的かつ電気
的な接続と同時に直線状アンテナとして作動するように
なる。
すなわち線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aとは
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するモノポールアンテナとして作動する。因に螺旋状ア
ンテナはこのとき付加物として動作する。また線状アン
テナ17Aの下端に設けられているストツパ14Eはアンテナ
の引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図22)、ア
ンテナカバー4Gの先端部分に取り付けられているアンテ
ナ取付具14Fに収納時止め具4Jが機械的にはめ込まれて
固定される。これにより筒状固定アンテナ14Aと線状ア
ンテナ17Aとの電気的な接続は切れる。この結果、螺旋
状アンテナ11Bが主として回路基板3のグランド及びシ
ールドケースをグランドとするヘリカルアンテナとして
作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ17
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には主として螺旋状アンテナ
11Bがヘリカルアンテナとして作動する。この結果、ア
ンテナ引き出し時にもアンテナ収納時にも良好な放射特
性を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペースを短くすることができるアンテナ装置及び携帯
無線機を実現することができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ17Aが本体2
の内部だけでなく筒状固定アンテナ14Aの内部(螺旋状
アンテナ11Bの内部)にも収納されることにより、第3
の実施例の場合と比較して、アンテナ取付金具2Aの上端
(本体2の上端)から筒状固定アンテナ14Aの内部へ突
き出る線状アンテナ17Aの長さ分だけさらに収納スペー
スを小さくすることができるアンテナ装置及び携帯無線
機を実現することができる。
(9)第9実施例 図17及び図18との対応部分に同一符号を付して示す図
23及び図24において、19は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置19は筒状固定アンテナ14A
の内側にもう一つ筒状の筒状導体19Aを設けたことを除
いて図17のアンテナ装置16と同様の構成を有している。
ここで筒状固定アンテナ13Aと筒状導体19Aとは非金属性
のしきい部材19Bで電気的に分離されており、筒状導体1
9Aの一端は回路基板3のグランドに接続されるグランド
ライン19Cに接続されている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図23)、線
状アンテナ17Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具13Bが筒状固定アンテナ13Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具13Cに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ13Aが
電気的に一つの直線状アンテナとして作動する。すなわ
ち線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ13Aとは回路基板
3のグランド及びシールドケースをグランドとするモノ
ポールアンテナとして作動する。因に線状アンテナ17A
の下端に設けられているストツパ13Fはアンテナの引き
抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図24)、ア
ンテナ収納時止め金具13Eにアンテナカバー12Cのアンテ
ナ収納時取付金具13Dが機械的かつ電気的に接続され、
螺旋状アンテナ12Aが給電回路3Aと電気的に接続され
る。
このとき線状アンテナ17Aは螺旋状アンテナ12Aの内部
と本体2の内部の両方に収納されることになる。ただし
螺旋状アンテナ12Aと線状アンテナ17Aとの間にはグラン
ドされた筒状導体19Aが存在するため電磁結合は生じな
い。
これによりこの例の場合には螺旋状アンテナ12Aのみ
を回路基板3のグランド及びシールドケースをグランド
とするヘリカルアンテナとして作動することができる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ17
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bがヘ
リカルアンテナとして作動する。この結果、アンテナ引
き出し時にもアンテナ収納時にも良好な放射特性を実現
することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ収納
スペースを小さくすることができるアンテナ装置及び携
帯無線機を実現することができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ17Aが本体2
の内部だけでなく筒状固定アンテナ13Aの内部(螺旋状
アンテナ12Aの内部)にも収納されることにより、第3
の実施例の場合と比較して、アンテナ取付金具2Aの上端
(本体2の上端)から筒状固定アンテナ13Aの内部へ突
き出る線状アンテナ17Aの長さ分だけさらに収納スペー
スを小さく済ませることができる。
さらにこの例の場合には筒状導体19Aによつて螺旋状
アンテナ12Aと線状アンテナ17Aとを電気的に分離できる
ことによりアンテナ収納時における本体内部での不要放
射をなくすことができる。
(10)第10実施例 図19及び図20との対応部分に同一符号を付して示す図
25及び図26において、20は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置20は筒状固定アンテナ14A
の内側にもう一つ筒状導体20Aを設けたことを除いて同
様の構成を有している。
ただしこの実施例の場合、筒状固定アンテナ14Aと筒
状導体20Aとは非金属性のしきい部材20Bを介して電気的
に分離されており、筒状導体20Aの一端は回路基板3か
ら伸びるグランドライン20Cに接続されているものとす
る。
また筒状固定アンテナ14Aは非金属性のアンテナ接合
具20Dに固定されており給電回路3Aからは直接給電され
ないようになれている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図25)、線
状アンテナ17Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aと
が電気的に接続されて一体のアンテナとして作動し得る
状態となる。このとき筒状固定アンテナ14Aの根本部分
は非金属性のアンテナ接合具20Dを介してアンテナ接合
金具5Aに固定されているため直接給電し得る状態にはな
いが、螺旋状アンテナ11Bの内側を貫通する筒状固定ア
ンテナ14Aと螺旋状アンテナ11Bとの電磁結合によつて励
振され、直線状アンテナとして作動する。
すなわち線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aとは
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するモノポールアンテナとして作動する。因に線状アン
テナ17Aの下端に設けられているストツパ14Eはアンテナ
の引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図26)、収
納時止め具4Jとアンテナカバー4Gに設けられているアン
テナ取付具14Fとが機械的に接続されてアンテナの収納
位置が確定する。
このとき線状アンテナ17Aは螺旋状アンテナ11Bと本体
2の内部に収納されることになる。ただし螺旋状アンテ
ナ11Bと線状アンテナ17Aとの間には筒状導体20Aが存在
するため電磁結合は生じない。
従つて螺旋状アンテナ11Bは電磁結合による影響を受
けることなく回路基板3のグランド及びシールドケース
をグランドとするヘリカルアンテナとして作動するよう
になる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ17
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bがヘ
リカルアンテナとして作動する。この結果、いずれの場
合にも良好な放射を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけアンテナ長を短くする
ことができるアンテナ装置及び携帯無線機を実現するこ
とができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ17Aが本体2
の内部だけでなく筒状固定アンテナ13Aの内部(螺旋状
アンテナ11Bの内部)にも収納されていることにより、
第3の実施例の場合と比較して、アンテナ取付金具2Aの
上端(本体2の上端)から筒状固定アンテナ14Aの内部
に突出する線状アンテナ17Aの長さ分だけさらに収納ス
ペースを小さく済ませることができるアンテナ装置及び
携帯無線機を実現することができる。
さらに筒状導体20Aによつて螺旋状アンテナ11Bと線状
アンテナ17Aとを電気的に分離できることによつてアン
テナ収納時における本体内部での不要放射をなくすこと
ができる。
(11)第11実施例 図25及び図26との対応部分に同一符号を付して示す図
27及び図28において、21は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置21は筒状固定アンテナ14A
をアンテナ接合金具5Aに直接固定し、常時給電されるよ
うに構成したことを除いて図25のアンテナ装置20と同様
の構成を有している。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図27)、線
状アンテナ17Aの根元に取り付けられている引き出し時
止め金具14Cが筒状固定アンテナ14Aの上部に設けられて
いる引き出し時取付金具14Dに機械的かつ電気的に接続
される。
これにより線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aと
が電気的に接続されて一体のアンテナとして作動し得る
状態となる。このとき筒状固定アンテナ14Aの根本部分
はアンテナ接合金具5Aに電気的かつ機械的に固定されて
いるため給電回路3Aから直接給電される直線状アンテナ
として作動する。
すなわち線状アンテナ17Aと筒状固定アンテナ14Aとは
回路基板3のグランド及びシールドケースをグランドと
するモノポールアンテナとして作動する。因に線状アン
テナ17Aの下端に設けられているストツパ14Eはアンテナ
の引き抜け防止用である。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図28)、収
納時止め具4Jがアンテナカバー4Gに設けられているアン
テナ取付具4Fに機械的に接続されてアンテナの収納位置
が確定する。
このとき線状アンテナ17Aは螺旋状アンテナ11Bと本体
2の内部に収納されることになる。ただし螺旋状アンテ
ナ11Bと線状アンテナ17Aとの間にはグランドライン20C
に電気的に接続されている筒状導体20Aが存在するため
電磁結合は生じない。
これにより螺旋状アンテナ11Bのみが回路基板3のグ
ランド及びシールドケースをグランドとするヘリカルア
ンテナとして作動する。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ17
Aと筒状固定アンテナ14Aとがモノポールアンテナとして
作動し、アンテナの収納時には螺旋状アンテナ11Bがヘ
リカルアンテナとして作動する。この結果、いずれの場
合にも良好な放射を実現することができる。
以上の構成によれば、本体2の上部に突き出ている筒
状固定アンテナ14Aの長さ分だけ本体内のアンテナ長を
短くすることができるアンテナ装置及び携帯無線機を実
現することができる。
加えてアンテナの収納時に線状アンテナ17Aが筒状固
定アンテナ14Aの内部(螺旋状アンテナ11Bの内部)と本
体2の内部に収納されていることにより、第3の実施例
の場合と比較して、アンテナ取付金具2Aの上端(本体2
の上端)から筒状固定アンテナ14Aの内部に突出する線
状アンテナ17Aの長さ分だけさらに収納スペースを小さ
く済ませることができるアンテナ装置及び携帯無線機を
実現することができる。
さらに筒状導体20Aによつて螺旋状アンテナ11Bと線状
アンテナ17Aとを電気的に分離できることによつてアン
テナ収納時における本体内部での不要放射をなくすこと
ができる。
(12)第12実施例 図15及び図16との対応部分に同一符号を付して示す図
29及び図30において、22は全体としてアンテナ装置22を
示している。このアンテナ装置22は線状アンテナ22Aと
螺旋状アンテナ22Bの2種類のアンテナを有し、各アン
テナに対応する2系統の給電経路が設けられていること
を特徴としている。
まず各アンテナの本体2に対する取付状態や相互の取
付関係を説明する。線状アンテナ22Aはアンテナの引き
出し時に螺旋状アンテナ22Bの内部を貫通するように上
方に伸びるアンテナである。この線状アンテナ22Aの本
体2への取付には引き出し時止め金具5Bが用いられる
が、この引き出し時止め金具5Bとアンテナ取付金具2Aの
接合部分での構造が従来のものと異なつている。
すなわち引き出し時止め金具5Bはアンテナ取付金具2A
との間に設けられたスペーサ22Cとアンテナ支持金具22D
との機械的接触によつて固定される。このうちアンテナ
取付金具2Aと唯一接合する部材であるスペーサ22Cが非
金属性の部材で形成されていることによつてアンテナ取
付金具2Aと線状アンテナ22Aとの間に給電路が形成され
ないようになされている。
これによりアンテナ取付金具2Aに電気的に接続されて
いるのは螺旋状アンテナ22Bのみとなり、アンテナ取付
金具2Aを介して螺旋状アンテナ22Bのみに給電すること
ができるようになされている。
一方、アンテナ支持金具22Dが電気的に接続されるの
は線状アンテナ22Aのみであり、このアンテナ支持金具2
2Dに給電すれば線状アンテナ22Aのみに給電できるよう
に構成されている。
ここでアンテナ取付金具2Aには送受信回路22Eからス
イツチSW1、整合回路22F1及び給電ばね3Bを順に介して
給電されるようになされている。
またアンテナ支持金具22Dには送受信回路22Eからスイ
ツチSW1、整合回路22F2及び給電ばね3Bを順に介して給
電されるようになされている。
すなわちスイツチSW1がいずれの給電路側に切り替わ
るかによつて相補的に給電状態を切り換えることができ
るようになされている。
因にこのスイツチSW1は判別回路22Gによつて切り換え
られるようになつている。判定回路22Gは機械的又は電
気的な機構を有するセンサ22Hからの検知信号を入力し
スイツチSW1の切り換えを判断する。すなわちアンテナ
が完全に引き出されている場合にはアンテナ支持金具22
Dに給電し得る側にスイツチSW1を切り換えるのに対して
アンテナが本体2の内部に収納されている場合、又は本
体2から完全には引き出されていない場合にはアンテナ
接合金具5Bに給電し得る側にスイツチSW1を切り換える
ようになされている。
因に各整合回路22F1及び22F2は切り換えによつて入力
インピーダンスの違いが生じないように個別に調整する
ことができるようになされている。
またセンサ22Hは線状アンテナ22Aのストツパ5Cの位置
を確実に検出できるようにアンテナが完全に引き出され
たときにストツパ5Cが存在すべき位置の近傍に設置され
ている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図29)、セ
ンサ22Hがアンテナの完全な引き出しを確認した時点で
判別回路22Gに検知信号を出力し、スイツチSW1を整合回
路22F2側に切り換える。
これにより送受信回路22EのRF信号が整合回路22F2か
ら給電ばね3Bを介してアンテナ支持金具22Dに給電され
ることになる。このとき線状アンテナ22Aはアンテナ支
持金具22Dに機械的かつ電気的に接続されている引き出
し時止め金具5Bを介して励振される。
因に螺旋状アンテナ22Bは電気的に完全に線状アンテ
ナ22Aから分離されているためアンテナとして動作する
ことはない。
これにより線状アンテナ22Aが回路基板3のグランド
及びシールドケースをグランドとするモノポールアンテ
ナとして作動する。因に線状アンテナ22Aの下端に設け
られているストツパ5Cはアンテナの引き抜け防止用であ
る。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図30)、収
納時止め金具4Jがアンテナカバー4Gに設けられているア
ンテナ取付具4Iに機械的に接続されてアンテナの収納位
置が確定する。
このようにアンテナが本体2の中に押し込まれて収納
されると、センサ22Hの検知信号を基に判定回路22Gがこ
れを検出し、スイツチSW1を切り換える。これにより今
度は螺旋状アンテナ22BにRF信号が給電されることにな
る。このとき線状アンテナ22Aはその先端部分がアンテ
ナ支持金具22Dよりも下方になるように奥まで収納され
ているため螺旋状アンテナ22Bとの間の電磁結合は発生
しない。
従つて螺旋状アンテナ22Bのみが回路基板3のグラン
ド及びシールドケースをグランドとするヘリカルアンテ
ナとして作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ22
Aのみがモノポールアンテナとして作動し、アンテナの
収納時には螺旋状アンテナ22Bのみがヘリカルアンテナ
として作動する。この結果、いずれの場合にも良好な放
射を実現することができる。
以上の構成によれば、線状アンテナ22Aと螺旋状アン
テナ22Bとをそれぞれほぼ独立に機能させることができ
ることにより、各アンテナのパラメータを自由に設定す
ることができる設計性に優れたアンテナ装置及び携帯無
線機を実現することができる。
また各アンテナ22A及び22Bについて用意した整合回路
22F1及び22F2を個別に調整することができるため各アン
テナの整合状態を最適化することができる。
例えば1/4波長系と1/2波長系等の全く入力インピーダ
ンスの異なるアンテナ系を採用することも自由にでき
る。
(13)第13実施例 図29及び図30との対応部分に同一符号を付して示す図
31及び図32において、23は全体としてアンテナ装置を示
している。このアンテナ装置23は同一の整合回路22F1を
線状アンテナ22Aと螺旋状アンテナ22Bとで共用できる機
構を有することを特徴としている。
このためこの実施例では非金属性のスペーサ23Aの上
下に金属性のアンテナ支持金具23B及び23Cを積層した円
管状の支持部材をアンテナ取付金具2Aの内側に取付けて
いる。このときアンテナ取付金具2Aと電気的かつ機械的
に接続されるのはアンテナ支持金具23Cだけであり、ア
ンテナ支持金具23Bは電気的に完全に分離されている。
そしてこの実施例に用いる螺旋状アンテナ22Bは下端
において上側のアンテナ支持金具23Bに電気的かつ機械
的に接続されており、アンテナ引き出し時には給電回路
22F1から直接給電されないようになされている。
ところでこのままではアンテナを本体2の内部に収納
したとき螺旋状アンテナ22Bを作動することができない
ため支持部接続金具23Dが線状アンテナ22Aに対して同軸
に設けられている。
この支持部接続金具23Dは線状アンテナ22Aとつまみ4K
との間に取り付けられている。この支持部接続金具23D
の外径寸法はアンテナ支持金具23B及び23Cの内径寸法と
ほぼ同径に設定されており、またその取付位置はアンテ
ナを本体2の中に押し込んだときにアンテナ支持金具23
B及び23Cと互いに接触し得る位置に設定されている。こ
れによりアンテナが収納されたとき、支持部接続金具23
Dの外周とアンテナ支持金具23B及び23Cの内周とが摺接
して電気的に接続し得るようになされている。すなわち
支持部接続金具23Dはスイツチ機構としての役目を果た
す。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図31)、線
状アンテナ22Aの根本に設けられている引き出し時止め
金具5Bがアンテナ支持金具23Cにはめ込まれる。これに
より引き出し時止め金具5B及びストツパ5Cに機械的かつ
電気的に接続されている線状アンテナ22AにRF信号が給
電されることになる。
因に螺旋状アンテナ22Bはスペーサ23Aによつてアンテ
ナ支持金具23Cから電気的に完全に分離されているため
アンテナとして動作することはない。
これにより線状アンテナ22Aが回路基板3のグランド
及びシールドケースをグランドとするモノポールアンテ
ナとして作動する。因に線状アンテナ22Aの下端に設け
られているストツパ5Cはアンテナの引き抜け防止用であ
もる。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図32)、収
納時止め具4Jがアンテナカバー4Gに設けられているアン
テナ取付具4Iに機械的に接続されたアンテナの収納位置
が確定する。
このようにアンテナが本体2の中に押し込まれて収納
されると、支持部接続金具23Dが2つのアンテナ支持金
具23B及び23C間に接合して2つの支持金具23B及び23Cを
電気的に接続するようになる。
これにより螺旋状アンテナ22Bはアンテナ支持金具23
C、支持部接続金具23D、アンテナ支持金具23Bを介して
給電され、アンテナとして作動し始める。
このとき線状アンテナ22Aはその先端部分がアンテナ
支持金具23Cよりも下方になるように奥まで収納されて
いるため螺旋状アンテナ22Bとの間に電磁結合は発生せ
ず、アンテナとして動作しない。
従つて螺旋状アンテナ22Bのみが回路基板3のグラン
ド及びシールドケースをグランドとするヘリカルアンテ
ナとして作動するようになる。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ22
Aのみがモノポールアンテナとして作動し、アンテナの
収納時には螺旋状アンテナ22Bのみがヘリカルアンテナ
として作動する。この結果、アンテナ引き出し時にもア
ンテナ収納時にも良好な放射特性を実現することができ
る。
以上の構成によれば、整合回路22F1が線状アンテナ22
Aと螺旋状アンテナ22Bとに対して共通で済むためスイツ
チ機構の簡単なアンテナ装置及び携帯無線機を実現する
ことができる。
(14)第14実施例 図31及び図32との対応部分に同一符号を付して示す図
33及び図34において、24は全体としてアンテナ装置を示
している。
アンテナ装置24は支持部接続金具24A内に整合回路24A
1を設けたことを除いて図31のアンテナ装置23と同様の
構成を有している。すなわち支持部接続金具24Aの上部
と下部をそれぞれ上部支持部接続金具24A2及び下部支持
部接続金具24A3とし、その中間に支持部接続金具内整合
回路24A1を設けたことを特徴としている。ここで支持部
接続金具内整合回路24A1は導電性材料でなり、上部支持
部接続金具24A2と下部支持部接続金具24A3とを電気的に
接続している。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図33)、線
状アンテナ22Aの根本に設けられている引き出し時止め
金具5Bがアンテナ支持金具23Cにはめ込まれる。これに
より引き出し時止め金具5B及びストツパ5Cに機械的かつ
電気的に接続されている線状アンテナ22AにRF信号が給
電されることになる。
因に螺旋状アンテナ22Bはスペーサ23Aによつてアンテ
ナ支持金具23Cからは電気的に完全に分離されているた
めアンテナとして動作することはない。
これにより線状アンテナ22Aが回路基板3のグランド
及びシールドケースをグランドとするモノポールアンテ
ナとして作動する。因に線状アンテナ22Aの下端に設け
られているストツパ5Cはアンテナの引き抜け防止用であ
もる。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図34)、収
納時止め具4Jがアンテナカバー4Gに設けられているアン
テナ取付具4Iに機械的に接続されてアンテナの収納位置
が確定する。
このようにアンテナが本体2の中に押し込まれて収納
されると、支持部接続金具24Aの上部支持部接続金具24A
2と下部支持部接続金具24A3とによつてアンテナ支持金
具23Bと23Cとが互いに電気的に接続されることになる。
これにより螺旋状アンテナ22Bはアンテナ支持金具23
C、支持部接続金具24A、アンテナ支持金具23Bを介して
給電され、アンテナとして作動し始めることになる。
ところで上部支持部接続金具24A2と下部支持部接続金
具24A3との間には支持部接続金具内整合回路24A1が設け
られていることにより給電ばね3Bからみた入力インピー
ダンスはアンテナの引き出し時と収納時とで違いは発生
しない。
また線状アンテナ22Aはその先端部分がアンテナ支持
金具23Cよりも下方になるように奥まで収納されている
ため螺旋状アンテナ22Bとの間の電磁結合は発生せず、
アンテナとして動作しない。
従つて螺旋状アンテナ22Bのみが回路基板3のグラン
ド及びシールドケースをグランドとするヘリカルアンテ
ナとして作動する。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ22
Aのみがモノポールアンテナとして作動し、アンテナの
収納時には螺旋状アンテナ22Bのみがヘリカルアンテナ
として作動する。しかもアンテナの引き出し時の入力イ
ンピーダンスと収納時の入力インピーダンスとは整合が
とれているため、いずれの場合にも良好な放射を実現す
ることができる。
以上の構成によれば、整合回路22F1が線状アンテナ22
Aと螺旋状アンテナ22Bとに対して共通で済むためスイツ
チ機構の簡単なアンテナ装置及び携帯無線機を実現する
ことができる。
またアンテナと同軸に取り付けられ、アンテナと共に
出し入れされる支持部接合金具24Aに整合回路24A1を内
蔵したことにより全く入力インピーダンスの異なるアン
テナ系を切り換えて使用することもできる。
(15)第15実施例 図31及び図32との対応部分に同一符号を付して示す図
35及び図36において、25は全体としてアンテナ装置を示
している。
このアンテナ装置25は図31の支持部接続金具23Dに相
当する部材を線状のアンテナの下部に設けたことを除い
て同様の構成を有している。
ここで螺旋状アンテナ22Bの下端はアンテナ接合金具5
Aに電気的かつ機械的に接合されて常に給電されるよう
になされている。また螺旋状アンテナ22Bの上端はアン
テナ支持金具23Bに電気的かつ機械的に接続されてい
る。
一方、アンテナ引き出し時にモノポールアンテナとし
て作動する線状アンテナ22Aの根本部分には、アンテナ
支持金具23B及びアンテナ接合金具5Aに設けられた貫通
孔の内径とほぼ同径を有するアンテナ引き出し時止め金
具25Aが電気的かつ機械的に取付られている。このアン
テナ引き出し時止め金具25Aはアンテナ引き出し時にア
ンテナを固定する金具であり、図31の支持部接続金具23
Dに相当する金具である。
通常、このアンテナ引き出し時止め金具25Aとアンテ
ナ引き出し時ストツパ25Bとは金属で一体成型されてお
り、その内部を線状アンテナ22Aが貫通するように固定
されている。ここで線状アンテナ22Aはアンテナ引き出
し時止金具25Aの下端部にてかしめ等の手法を用いて機
械的に固定されている。
以上の構成において、アンテナを本体2から引き出し
て使用する場合と収納したまま使用する場合の2通りに
ついて動作状態を説明する。
まずアンテナを引き出して使用する場合(図35)、線
状アンテナ22Aはストツパ25B、アンテナ引き出し時止め
金具25A、アンテナ接合金具5Aを介して給電される状態
になり、回路基板3のグランド及びシールドケースをグ
ランドとするモノポールアンテナとして作動するように
なる。
因にこのとき螺旋状アンテナ22Bの上端と下端はアン
テナ引き出し時止め金具25Aによつて短絡されるため、
螺旋状アンテナ22Bはこのときアンテナとして作動して
いない。従つて設計時にはモノポールアンテナのみえを
考慮すれば良いため設計が容易である。
またこのとき螺旋状アンテナ22Bの上端にあたるアン
テナ支持金具23Bの内径とアンテナ引き出し時止め金具2
5Aの外径はほぼ等しく設定されているため雨水等が本体
内に侵入することはない。
一方、アンテナを収納して使用する場合(図36)、収
納時止め具4Jがアンテナカバー4Gに設けられているアン
テナ取付具4Iに機械的に接続されてアンテナの収納位置
が確定する。
このようにアンテナが本体2の中に押し込まれて収納
されると、螺旋状アンテナ22Bはアンテナ接合金具5A、
アンテナ取付金具2Aを介して給電されるようになりアン
テナとして作動し始める。因に線状アンテナ22Aはアン
テナ取付金具2Aより下方に位置するため電気的な結合が
なくなり作動しなくなる。
従つて螺旋状アンテナ22Bのみが回路基板3のグラン
ド及びシールドケースをグランドとするヘリカルアンテ
ナとして作動する。
このようにアンテナの引き出し時には線状アンテナ22
Aのみがモノポールアンテナとして作動し、アンテナの
収納時には螺旋状アンテナ22Bのみがヘリカルアンテナ
として作動するため、いずれの場合にも良好な放射特性
を実現することができる。
以上の構成によれば、アンテナ収納時には螺旋状アン
テナ22Bのみを作動させ、アンテナ引き出しには螺旋状
アンテナ22Bの上端と下端とを線状アンテナ22Aと連動し
て摺動するアンテナ引き出し時止め金具25Aによつて短
絡させて線状アンテナ22Aのみを作動させることによ
り、設計が容易で所望の無線通信周波数において不要な
モードのない良好な特性を実現できるアンテナ装置を得
ることができる。
また収納時止め具4Jとアンテナ引き出し時止め金具25
Aとの外径をアンテナ支持金具23Bに設けられた貫通孔の
内径と一致させたことにより、引き出し時は勿論のこと
収納時における雨水等の流入を防止できるアンテナ装置
を実現することができる。
以上より、携帯時にはアンテナを収納することにより
携帯性に優れ、通話時はボデイエフエクトの受け難い位
置までアンテナを引き出すことができる良好なアンテナ
特性を得ることができる通話品質の高い携帯無線機を得
ることができる。
(16)他の実施例 なお上述の実施例においては、本体2を非金属性とす
る場合について述べたが、本発明はこれに限らず、金属
性であつても良い。ただしその場合にはアンテナ取付金
具2Aが金属性の本体と直接導通しないようにスペーサ等
を挿入しておく必要がある。
また上述の実施例においては、線状アンテナ11A、16
A、17A及び22Aとして最も単純な構造のアンテナに適用
する場合について述べたが、本発明はこれに限らず、2
段収納又はそれ以上の多数収納型のアンテナを用いても
良い。多段収納型のアンテナを用いれば一段と収納スペ
ースを小さくすることができる。
さらに上述の実施例においては、線状アンテナ11A、1
6A、17A及び22Aとして直線状の線材を用いる場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、巻径の小さいヘリ
カル状の線材を棒状に形成したものを用いても良い。
さらに上述の実施例においては、給電回路3Aや整合回
路22F1、22F2に送受信回路を接続する場合について述べ
たが、本発明はこれに限らず、送信回路だけが接続され
たものにも適用し得、また受信回路だけが接続されたも
のにも適用し得る。
さらに上述の実施例においては、給電ばね3Bの前段や
後段に整合回路22F1、22F2、24A1を設けて切り換えられ
る2種類のアンテナの入力インピーダンスを整合させる
場合について述べたが、本発明はこれに限らず、切り換
えられるアンテナによつては整合回路を必要としない場
合もある。
さらに上述の実施例においては、アンテナの収納時、
可動部に取り付けられている螺旋状アンテナを本体側に
固定されている螺旋状アンテナに電気的に接続する場合
について述べたが、本発明はこれに限らず、本体側に固
定されている螺旋状アンテナに接続されるアンテナは螺
旋状でなくても良い。
さらに上述の実施例においては、つまみと収納時止め
具を一体に形成した例や、その反対につまみと収納止め
具を別々に形成した例について述べたが、つまみ部分の
構造はいずれであつても良い。
さらに上述の実施例においては、収納時にヘリカルア
ンテナを支持する支持金具23Cと線状アンテナを支持す
る支持金具23Bとを電気的に接続する接続金具24Aに整合
回路24A1を設ける場合について述べたが、本発明はこれ
に限らず、引き出し時に機能する接続金具、すなわち線
状アンテナ22Aを止める引き出し時止め金具5Bとアンテ
ナ支持金具23Cとの間に整合回路を設けても良い。
さらに上述の実施例においては、アンテナの可動軸に
スイツチ機構を設ける際、螺旋状アンテナを支持するア
ンテナ支持金具と線状アンテナを支持するアンテナ支持
金具との間に非金属性のスペーサを挿入する場合につい
て述べたが、本発明はこれに限らず、アンテナカバーの
内部に溝を設け、そこに各々をはめ込んで固定すること
によつて2つの金属性支持金具を電気的に分離するよう
にしても良い。
さらに上述の実施例においては、アンテナの可動軸に
スイツチ機構を設ける際、当該スイツチ機構を構成する
支持部接続金具24の外径寸法と支持部接続金具24が貫通
する貫通穴径をほぼ同じに設定する場合について述べた
が、本発明はこれに限らず、線状アンテナ22Aが固定さ
れる側(すなわち本体側)の貫通穴の内部にばね構造等
を設ける場合には貫通穴径を支持部接続金具24の外径寸
法に比して小さくしても良い。このようにすれば支持部
接続金具24と支持金具23Cとをある程度の強度をもたせ
て接触させて機械的に固定することができる。
さらに上述の実施例においては、アンテナの可動軸に
スイツチ機構を設ける際、当該スイツチ機構を構成する
支持部接続金具24Aの太さを一定にする場合について述
べたが、本発明はこれに限らず、螺旋状アンテナ22Bが
固定される側(すなわち引き出し用のつまみ側)の貫通
穴及びこの部分の内部領域にあたる支持部接続金具24A2
の太さを線状アンテナ22Aが固定される側(すなわち本
体側)の貫通穴に比して大きくしても良い。このように
すれば支持部接続金具の断面形状が下に凸の形になり収
納時におけるストツパ機構を付加することができる。
さらに上述の実施例においては、アンテナ装置を利用
する無線機として携帯電話について述べたが、本発明は
これに限らず、他の機器にも適用し得る。
産業上の利用可能性 本発明のアンテナ装置は携帯電話や自動車電話等の携
帯無線機や携帯情報端末のような携帯無線機に適用し得
る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鳥山 一郎 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 伊藤 博規 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平5−102717(JP,A) 特開 平7−131220(JP,A) 特開 昭54−52450(JP,A) 特開 平2−271701(JP,A) 特開 平7−288413(JP,A) 国際公開94/28593(WO,A1) 欧州特許出願公開511577(EP,A 2) 欧州特許出願公開467822(EP,A 2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01Q 1/24 H01Q 1/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】筐体と、 該筐体上に配置され、上記筐体内の給電部に下端が接続
    された第1の螺旋状アンテナ部と、 線状導体及び該線状導体の上端に電気的に分離して配置
    された第2の螺旋状アンテナ部を有し、上記第1の螺旋
    状アンテナ部の内部を軸方向に摺動可能に支持され、上
    記筐体から引出されたとき、上記線状導体の下端が上記
    第1の螺旋状アンテナ部の上端に接続され、上記筐体内
    に収納されたとき、上記線状導体が上記第1の螺旋状ア
    ンテナ部の下端より下方に位置し、上記第2の螺旋状ア
    ンテナ部の下端が上記第1の螺旋状アンテナ部の上端に
    接続される線状アンテナ部と を具えることを特徴とするアンテナ装置。
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