JP2004299531A - タイヤ用センサ装置 - Google Patents
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- B60C23/0498—Constructional details of means for attaching the control device for rim attachments
Abstract
【課題】タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めることを可能にしたタイヤ用センサ装置を提供する。
【解決手段】タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケース1と、該ケース1の外部に延出するアンテナ2とを備え、アンテナ2の先端部2aをタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にする。アンテナ2は柔軟性を有する導電性素材から構成する。
【選択図】 図1
【解決手段】タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケース1と、該ケース1の外部に延出するアンテナ2とを備え、アンテナ2の先端部2aをタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にする。アンテナ2は柔軟性を有する導電性素材から構成する。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、内圧等のタイヤ内部情報を検出するためのタイヤ用センサ装置に関し、さらに詳しくは、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めたタイヤ用センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内圧や温度等のタイヤ内部情報を監視するために、リムのウエル部にセンサ装置を取り付け、該センサ装置でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を電波を利用してタイヤ外部の受信装置に送信することが行われている。
【0003】
このようなタイヤ用センサ装置では、一般に、センサや送信器がプリント基板上に搭載され、該プリント基板上に送信用のアンテナが印刷され、これらセンサや送信器がプリント基板と共に薄型のケースに収容されている。
【0004】
上記センサ装置をリムのウエル部に装着するに際し、ケースの底面をウエル部の表面に沿わせるようにすれば、センサ装置がタイヤのリム組み作業を阻害することはない。ところが、上述したように殆どのセンサ装置はプリント基板上に印刷されたアンテナを備えているので、プリント基板をウエル部と平行に配置すると、送信効率が非常に悪くなるという問題がある。そのため、リムのウエル部に対して基板が立つようにセンサ装置を装着し、その替わりにリム組み作業性の低下を甘受しているのが現状である。また、ケースの外部に送信用のアンテナを突出させたセンサ装置が提案されているが、この場合もリム組み作業性の低下は避けられないのである(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特表平10−504783号公報(図17)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めることを可能にしたタイヤ用センサ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことを特徴とするものである。
【0008】
より具体的には、本発明のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、前記タイヤ内部情報を検出するセンサと、前記タイヤ内部情報を送信する送信器と、これらセンサ及び送信器の電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことを特徴とするものである。
【0009】
このようにアンテナをケース外部に延出させると共に該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことにより、走行時にアンテナの先端部がタイヤ径方向外側へ変位し、優れた送信能力を発揮することができる。また、センサ装置をリムのウエル部に装着するに際し、例えば、ケースをウエル部の表面に対して略平行に配置し、ウエル部の表面からの突出量を可及的に小さくすれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。
【0010】
本発明において、アンテナの先端部を変位自在にするための手法として、アンテナは柔軟性を有する導電性素材から構成することが好ましい。例えば、アンテナは導電性フィラーを充填したエラストマーから構成したり、導電性の芯線に絶縁被覆を施した被覆電線から構成することができる。いずれの場合も、良好な柔軟性を得るために、アンテナの取り付け部の曲げ硬さは60Nmm2 以下であることが好ましい。
【0011】
アンテナの先端部を変位自在にするための他の手法として、アンテナを回転機構により揺動自在に構成したり、アンテナを摺動機構により伸縮自在に構成することができる。
【0012】
アンテナの長さは通信に使用する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8又は1/16であることが好ましい。これにより、より優れた送信能力を発揮することが可能になる。また、アンテナの先端部には絶縁性の錘を装着することが好ましい。これにより、遠心力によるアンテナの先端部の変位を促進することができる。更に、アンテナの周りには絶縁性のスペーサを被覆することが好ましい。これにより、停車時にアンテナとリムとの間隔が狭くなって電波干渉が生じることを確実に回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1〜図3は本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示し、図4はセンサユニットを例示するものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、図1に示すように、タイヤ気室内において例えばリムのウエル部Wに設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図2及び図3に示すように、電子部品を収容するケース1と、該ケース1の外部に延出するアンテナ2とを備えている。
【0015】
ケース1の内部には、図4に示すようなセンサユニット10が収容されている。このセンサユニット10は、プリント基板11上に、センサ12、送信器13、電池14、制御回路15及び電池16等の電子部品を搭載したものである。センサ12としては、圧力センサ及び温度センサの少なくとも一方を用いることができる。送信器13を構成する電子部品にはアンテナ2が電気的に接続されている。つまり、センサユニット10は、圧力センサでタイヤ空気圧を測定し、温度センサでタイヤ内の温度を測定し、その測定結果をアンテナ2を介してタイヤ外部へ送信するようになっている。
【0016】
アンテナ2は柔軟性を有する導電性素材から構成されている。そのため、アンテナ2の先端部2aはタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ2がタイヤ径方向外側へ起立し、その先端部2aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、アンテナ2は柔軟性を持っているので、ケース1をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。特に、アンテナ2が柔軟性を有する導電性素材からなる場合、アンテナ構造が簡単であるという利点もある。
【0017】
アンテナ2は、その材料が特に限定されるものではないが、導電性フィラーを充填したエラストマーから構成することができる。例えば、ゴムや合成樹脂にカーボンブラック等を充填したものを使用することができる。また、アンテナ2は導電性の芯線に絶縁被覆を施した被覆電線から構成することができる。ここで、アンテナ2のケース1への取り付け部2bの曲げ硬さは60Nmm2 以下である。この部分の曲げ硬さが60Nmm2 超であると柔軟性が不十分になる。この曲げ硬さは、ASTM D747の試験で得られる曲げモジュラスE(N/mm2 )と断面二次モーメントI(mm4 )との積EIである。
【0018】
アンテナ2の長さは通信に使用する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8又は1/16である。アンテナ2の長さを上記長さに設定することにより、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0019】
図5は、第1実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ2の先端部2aに絶縁性の錘3を装着した状態を示すものである。図5に示すように、アンテナ2の先端部2aに錘3を装着することにより、タイヤ回転時に錘3に対して生じる遠心力によりアンテナ2の先端部2aの変位を促進することができる。しかも、錘3は絶縁性であるので、アンテナ2とリムとが電気的に接続されることはない。
【0020】
図6は、第1実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ2の周りに絶縁性のスペーサ4を被覆した状態を示すものである。図6に示すように、アンテナ2の周りに絶縁性のスペーサ4を被覆することにより、停車時におけるリムによる電波干渉を回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。このようなスペーサとしてはスポンジ等を使用することができる。
【0021】
なお、アンテナ2に対して錘3とスペーサ4とを同時に装着することが可能であるが、スペーサ4を錘として機能させても良い。
【0022】
図7及び図8は本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示すものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図7及び図8に示すように、電子部品を収容するケース21と、該ケース21の外部に延出するアンテナ22とを備えている。ケース21には前記同様のセンサユニットが収容されている。
【0023】
アンテナ22は回転機構により揺動自在に構成されている。つまり、アンテナ22はケース幅方向に延長する回転軸25の廻りに回転自在に支持されている。そのため、アンテナ22の先端部22aはタイヤ回転時の遠心力により回転機構が働いてタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ22がタイヤ径方向外側に起立し、その先端部22aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、ケース21をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。なお、アンテナ22は遠心力が生じていないときケース21から突き出ない状態となるようにバネ等で付勢されていると良い。
【0024】
図9は、第2実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ22の先端部22aに絶縁性の錘23を装着した状態を示すものである。図9に示すように、アンテナ22の先端部22aに錘23を装着することにより、タイヤ回転時に錘23に対して生じる遠心力によりアンテナ22の先端部22aの変位を促進することができる。しかも、錘23は絶縁性であるので、アンテナ22とリムとが電気的に接続されることはない。
【0025】
図10は、第2実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ22の周りに絶縁性のスペーサ24を被覆した状態を示すものである。図10に示すように、アンテナ22の周りに絶縁性のスペーサ24を被覆することにより、停車時におけるリムによる電波干渉を回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0026】
図11及び図12は本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示すものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図11及び図12に示すように、電子部品を収容するケース31と、該ケース31の外部に延出するアンテナ32とを備えている。ケース31には前記同様のセンサユニットが収容されている。
【0027】
アンテナ32は回転機構により揺動自在に構成され、かつ摺動機構により伸縮自在に構成されている。つまり、アンテナ32はケース幅方向に延長する回転軸35の廻りに回転自在に支持されている。しかも、アンテナ32は摺動自在に積層された複数本のパイプ材から構成され、その最大伸長量が規制されている。そのため、アンテナ32の先端部32aはタイヤ回転時の遠心力により回転機構及び摺動機構が働いてタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ32がタイヤ径方向外側に起立し、その先端部32aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、ケース31をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。なお、アンテナ32は遠心力が生じていないときケース31から突き出ない状態となるようにバネ等で付勢されていると良い。
【0028】
図11及び図12において、アンテナ32の先端部32aには絶縁性の錘33が装着されている。このようにアンテナ32の先端部32aに錘33を装着することにより、タイヤ回転時に錘33に対して生じる遠心力によりアンテナ32の先端部32aの変位を促進することができる。しかも、錘33は絶縁性であるので、アンテナ32とウエル部とが電気的に接続されることはない。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたから、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めることができる。
【0030】
本発明のタイヤ用センサ装置は、ランフラット走行時に、タイヤのトレッド中央部にバックリングが生じても、タイヤ内面に衝突し難いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置をリムのウエル部に装着した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【図4】本発明におけるセンサユニットを例示する平面図である。
【図5】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置の変形例を示す側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置の他の変形例を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【図9】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置の変形例を示す側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置の他の変形例を示す側面図である。
【図11】本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図12】本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1,21,31 ケース
2,22,32 アンテナ
2a,22a,32a 先端部
2b 取り付け部
3,23,33 錘
4,24 スペーサ
11 プリント基板
12 センサ
13 送信器
14 電池
15 制御回路
16 電池
【発明の属する技術分野】
本発明は、内圧等のタイヤ内部情報を検出するためのタイヤ用センサ装置に関し、さらに詳しくは、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めたタイヤ用センサ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内圧や温度等のタイヤ内部情報を監視するために、リムのウエル部にセンサ装置を取り付け、該センサ装置でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を電波を利用してタイヤ外部の受信装置に送信することが行われている。
【0003】
このようなタイヤ用センサ装置では、一般に、センサや送信器がプリント基板上に搭載され、該プリント基板上に送信用のアンテナが印刷され、これらセンサや送信器がプリント基板と共に薄型のケースに収容されている。
【0004】
上記センサ装置をリムのウエル部に装着するに際し、ケースの底面をウエル部の表面に沿わせるようにすれば、センサ装置がタイヤのリム組み作業を阻害することはない。ところが、上述したように殆どのセンサ装置はプリント基板上に印刷されたアンテナを備えているので、プリント基板をウエル部と平行に配置すると、送信効率が非常に悪くなるという問題がある。そのため、リムのウエル部に対して基板が立つようにセンサ装置を装着し、その替わりにリム組み作業性の低下を甘受しているのが現状である。また、ケースの外部に送信用のアンテナを突出させたセンサ装置が提案されているが、この場合もリム組み作業性の低下は避けられないのである(例えば、特許文献1参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特表平10−504783号公報(図17)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めることを可能にしたタイヤ用センサ装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことを特徴とするものである。
【0008】
より具体的には、本発明のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、前記タイヤ内部情報を検出するセンサと、前記タイヤ内部情報を送信する送信器と、これらセンサ及び送信器の電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことを特徴とするものである。
【0009】
このようにアンテナをケース外部に延出させると共に該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたことにより、走行時にアンテナの先端部がタイヤ径方向外側へ変位し、優れた送信能力を発揮することができる。また、センサ装置をリムのウエル部に装着するに際し、例えば、ケースをウエル部の表面に対して略平行に配置し、ウエル部の表面からの突出量を可及的に小さくすれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。
【0010】
本発明において、アンテナの先端部を変位自在にするための手法として、アンテナは柔軟性を有する導電性素材から構成することが好ましい。例えば、アンテナは導電性フィラーを充填したエラストマーから構成したり、導電性の芯線に絶縁被覆を施した被覆電線から構成することができる。いずれの場合も、良好な柔軟性を得るために、アンテナの取り付け部の曲げ硬さは60Nmm2 以下であることが好ましい。
【0011】
アンテナの先端部を変位自在にするための他の手法として、アンテナを回転機構により揺動自在に構成したり、アンテナを摺動機構により伸縮自在に構成することができる。
【0012】
アンテナの長さは通信に使用する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8又は1/16であることが好ましい。これにより、より優れた送信能力を発揮することが可能になる。また、アンテナの先端部には絶縁性の錘を装着することが好ましい。これにより、遠心力によるアンテナの先端部の変位を促進することができる。更に、アンテナの周りには絶縁性のスペーサを被覆することが好ましい。これにより、停車時にアンテナとリムとの間隔が狭くなって電波干渉が生じることを確実に回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成について添付の図面を参照して詳細に説明する。
【0014】
図1〜図3は本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示し、図4はセンサユニットを例示するものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、図1に示すように、タイヤ気室内において例えばリムのウエル部Wに設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図2及び図3に示すように、電子部品を収容するケース1と、該ケース1の外部に延出するアンテナ2とを備えている。
【0015】
ケース1の内部には、図4に示すようなセンサユニット10が収容されている。このセンサユニット10は、プリント基板11上に、センサ12、送信器13、電池14、制御回路15及び電池16等の電子部品を搭載したものである。センサ12としては、圧力センサ及び温度センサの少なくとも一方を用いることができる。送信器13を構成する電子部品にはアンテナ2が電気的に接続されている。つまり、センサユニット10は、圧力センサでタイヤ空気圧を測定し、温度センサでタイヤ内の温度を測定し、その測定結果をアンテナ2を介してタイヤ外部へ送信するようになっている。
【0016】
アンテナ2は柔軟性を有する導電性素材から構成されている。そのため、アンテナ2の先端部2aはタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ2がタイヤ径方向外側へ起立し、その先端部2aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、アンテナ2は柔軟性を持っているので、ケース1をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。特に、アンテナ2が柔軟性を有する導電性素材からなる場合、アンテナ構造が簡単であるという利点もある。
【0017】
アンテナ2は、その材料が特に限定されるものではないが、導電性フィラーを充填したエラストマーから構成することができる。例えば、ゴムや合成樹脂にカーボンブラック等を充填したものを使用することができる。また、アンテナ2は導電性の芯線に絶縁被覆を施した被覆電線から構成することができる。ここで、アンテナ2のケース1への取り付け部2bの曲げ硬さは60Nmm2 以下である。この部分の曲げ硬さが60Nmm2 超であると柔軟性が不十分になる。この曲げ硬さは、ASTM D747の試験で得られる曲げモジュラスE(N/mm2 )と断面二次モーメントI(mm4 )との積EIである。
【0018】
アンテナ2の長さは通信に使用する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8又は1/16である。アンテナ2の長さを上記長さに設定することにより、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0019】
図5は、第1実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ2の先端部2aに絶縁性の錘3を装着した状態を示すものである。図5に示すように、アンテナ2の先端部2aに錘3を装着することにより、タイヤ回転時に錘3に対して生じる遠心力によりアンテナ2の先端部2aの変位を促進することができる。しかも、錘3は絶縁性であるので、アンテナ2とリムとが電気的に接続されることはない。
【0020】
図6は、第1実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ2の周りに絶縁性のスペーサ4を被覆した状態を示すものである。図6に示すように、アンテナ2の周りに絶縁性のスペーサ4を被覆することにより、停車時におけるリムによる電波干渉を回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。このようなスペーサとしてはスポンジ等を使用することができる。
【0021】
なお、アンテナ2に対して錘3とスペーサ4とを同時に装着することが可能であるが、スペーサ4を錘として機能させても良い。
【0022】
図7及び図8は本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示すものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図7及び図8に示すように、電子部品を収容するケース21と、該ケース21の外部に延出するアンテナ22とを備えている。ケース21には前記同様のセンサユニットが収容されている。
【0023】
アンテナ22は回転機構により揺動自在に構成されている。つまり、アンテナ22はケース幅方向に延長する回転軸25の廻りに回転自在に支持されている。そのため、アンテナ22の先端部22aはタイヤ回転時の遠心力により回転機構が働いてタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ22がタイヤ径方向外側に起立し、その先端部22aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、ケース21をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。なお、アンテナ22は遠心力が生じていないときケース21から突き出ない状態となるようにバネ等で付勢されていると良い。
【0024】
図9は、第2実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ22の先端部22aに絶縁性の錘23を装着した状態を示すものである。図9に示すように、アンテナ22の先端部22aに錘23を装着することにより、タイヤ回転時に錘23に対して生じる遠心力によりアンテナ22の先端部22aの変位を促進することができる。しかも、錘23は絶縁性であるので、アンテナ22とリムとが電気的に接続されることはない。
【0025】
図10は、第2実施形態のタイヤ用センサ装置において、アンテナ22の周りに絶縁性のスペーサ24を被覆した状態を示すものである。図10に示すように、アンテナ22の周りに絶縁性のスペーサ24を被覆することにより、停車時におけるリムによる電波干渉を回避し、より優れた送信能力を発揮することができる。
【0026】
図11及び図12は本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示すものである。本実施形態のタイヤ用センサ装置は、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置であって、図11及び図12に示すように、電子部品を収容するケース31と、該ケース31の外部に延出するアンテナ32とを備えている。ケース31には前記同様のセンサユニットが収容されている。
【0027】
アンテナ32は回転機構により揺動自在に構成され、かつ摺動機構により伸縮自在に構成されている。つまり、アンテナ32はケース幅方向に延長する回転軸35の廻りに回転自在に支持されている。しかも、アンテナ32は摺動自在に積層された複数本のパイプ材から構成され、その最大伸長量が規制されている。そのため、アンテナ32の先端部32aはタイヤ回転時の遠心力により回転機構及び摺動機構が働いてタイヤ径方向外側へ変位自在である。これにより、走行時にアンテナ32がタイヤ径方向外側に起立し、その先端部32aがタイヤ径方向外側へ変位するので、優れた送信能力を発揮することができる。また、ケース31をウエル部の表面に対して略平行に配置すれば、タイヤのリム組み作業を阻害することはない。なお、アンテナ32は遠心力が生じていないときケース31から突き出ない状態となるようにバネ等で付勢されていると良い。
【0028】
図11及び図12において、アンテナ32の先端部32aには絶縁性の錘33が装着されている。このようにアンテナ32の先端部32aに錘33を装着することにより、タイヤ回転時に錘33に対して生じる遠心力によりアンテナ32の先端部32aの変位を促進することができる。しかも、錘33は絶縁性であるので、アンテナ32とウエル部とが電気的に接続されることはない。
【0029】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたから、タイヤのリム組み作業を阻害することなく、送信能力を高めることができる。
【0030】
本発明のタイヤ用センサ装置は、ランフラット走行時に、タイヤのトレッド中央部にバックリングが生じても、タイヤ内面に衝突し難いという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置をリムのウエル部に装着した状態を示す斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【図4】本発明におけるセンサユニットを例示する平面図である。
【図5】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置の変形例を示す側面図である。
【図6】本発明の第1実施形態からなるタイヤ用センサ装置の他の変形例を示す側面図である。
【図7】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図8】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【図9】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置の変形例を示す側面図である。
【図10】本発明の第2実施形態からなるタイヤ用センサ装置の他の変形例を示す側面図である。
【図11】本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す側面図である。
【図12】本発明の第3実施形態からなるタイヤ用センサ装置を示す平面図である。
【符号の説明】
1,21,31 ケース
2,22,32 アンテナ
2a,22a,32a 先端部
2b 取り付け部
3,23,33 錘
4,24 スペーサ
11 プリント基板
12 センサ
13 送信器
14 電池
15 制御回路
16 電池
Claims (10)
- タイヤ気室内に設置された状態でタイヤ内部情報を検出し、その検出結果を外部に送信するタイヤ用センサ装置において、電子部品を収容するケースと、前記電子部品に電気的に接続されると共に前記ケースの外部に延出するアンテナとを備え、該アンテナの先端部をタイヤ回転時の遠心力によりタイヤ径方向外側へ変位自在にしたタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナが柔軟性を有する導電性素材からなる請求項1に記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナが導電性フィラーを充填したエラストマーからなる請求項1に記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナが導電性の芯線に絶縁被覆を施した被覆電線からなる請求項1に記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナの取り付け部の曲げ硬さが60Nmm2 以下である請求項2〜4のいずれかに記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナを回転機構により揺動自在に構成した請求項1に記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナを摺動機構により伸縮自在に構成した請求項1に記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナの長さが通信に使用する電磁波の波長の1/2、1/4、1/8又は1/16である請求項1〜7のいずれかに記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナの先端部に絶縁性の錘を装着した請求項1〜8のいずれかに記載のタイヤ用センサ装置。
- 前記アンテナの周りに絶縁性のスペーサを被覆した請求項1〜9のいずれかに記載のタイヤ用センサ装置。
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