JP3341048B2 - 文書印刷装置 - Google Patents

文書印刷装置

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JP3341048B2
JP3341048B2 JP31438492A JP31438492A JP3341048B2 JP 3341048 B2 JP3341048 B2 JP 3341048B2 JP 31438492 A JP31438492 A JP 31438492A JP 31438492 A JP31438492 A JP 31438492A JP 3341048 B2 JP3341048 B2 JP 3341048B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ワードプロセッサ等
における文書印刷装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ワードプロセッサにおいて、文書
印刷時に例えば文字サイズ3.4mm(10.5ポイン
ト)、3.8mm(12ポイント)、4.2mm(13
ポイント)等の中から任意の印字ポイント数を指定する
と共に、例えば明朝体、毛筆体、ペン字体等の中から任
意の印刷書体を指定すると、指定された書体の文書デー
タが指定サイズで印刷される。つまり、指定された書体
に拘らず、文書データは指定文字サイズのまま忠実に印
刷されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように指定された
ポイント数でそのまま文書印刷を行うと、書体によるフ
ォントデザイン部分のバラツキにより同一の印字ポイン
ト数で印刷しても印刷結果は文字サイズが大きく相違す
る様な印象を与える。即ち、図6は明朝体、毛筆体に対
応して同一文字サイズのフォントデータを具体的に示し
たもので、(A)は漢字「新」、「年」を明朝体で表現
したフォントデータ、(B)は漢字「新」、「年」を毛
筆体で表現したフォントデータである。ここで、各フォ
ントデータは48×48ドット構成の同一文字サイズで
あるが、そのフォントデザイン部分(破線を付して示
す)のサイズは明朝体、毛筆体によって大きく相違し、
明朝体に比べて毛筆体は小さ目にデザインされている。
特に「年」の毛筆体は極端に小さくなっている。このよ
うに同一文字サイズであっても書体によってそのフォン
トデザイン部分の大きさが相違する為、同一文書を同一
文字サイズで明朝体で印刷した場合と毛筆体で印刷した
場合とでは、印字ポイント数が違った様に見え、印刷結
果として見栄えの悪いものとなっていた。即ち、図7は
この場合の印刷例で、(A)は明朝体で印刷した場合、
(B)は毛筆体で印刷した場合で、両者の印刷結果は同
一の印字ポイント数を指定したにも拘らず、文字サイズ
が違った様に見える。その結果、例えば、明朝体と毛筆
体とを混在して印刷すると、印刷結果は見栄えの悪いも
のとなってしまう。この発明の課題は、書体によってフ
ォントデザイン部分のサイズにバラツキが有ってもその
バラツキを無くす為に、予め指定された文字サイズを書
体に応じて変更できるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】第1の発明の手段は次の
通りである。ポイント数指定手段は印字ポイント数を指
定するもので、例えば、10.5ポイント、12ポイン
ト、13ポイント等の中から任意のポイント数を指定す
る。書体指定手段は印刷書体を指定するもので、例え
ば、明朝体、毛筆体等の中から任意の書体を指定する。
ポイント数変更手段はこの書体指定手段によって指定さ
れた書体に対応するフォントデザイン部分のサイズと予
め決められている基準書体に対応するフォントデザイン
部分のサイズとの比率に基づいて、前記ポイント数指定
手段によって指定された印字ポイント数を変更する。こ
こで、比率は例えば同一文字サイズにおける比率で、予
め固定的に記憶させておいたものでも比率演算によって
求めたものでもよい。第2の発明の手段は次の通りであ
る。漢字抽出手段は印刷対象の文書データの中から漢字
の抽出を行う。第1のサイズ検出手段はこの漢字抽出手
段によって抽出された各漢字を予め決められている基準
書体に対応するフォントデータに展開すると共に、この
フォントデータのデザイン部分のサイズを検出する。第
2のサイズ検出手段は前記漢字抽出手段によって抽出さ
れた各漢字を予め指定されている指定書体に対応するフ
ォントデータに展開すると共に、このフォントデータの
デザイン部分のサイズを検出する。第1の平均値算出手
段は前記第1のサイズ検出手段によって各漢字毎に検出
されたサイズに基づいてその平均値を算出する。第2の
平均値算出手段は前記第2のサイズ検出手段によって各
漢字毎に検出されたサイズに基づいてその平均値を算出
する。比率演算手段は前記第1の平均値算出手段によっ
て算出された平均値と前記第2の平均値算出手段によっ
て算出された平均値の比率を求める。印字ポイント数変
更手段は予め設定された印字ポイント数を前記比率演算
手段によって求められた比率に基づいて変更する。
【0005】
【作用】第1の発明の手段の作用は次の通りである。い
ま、予め決められている基準書体を明朝体、書体指定手
段によって指定された印刷書体を毛筆体とすると、ポイ
ント数変更手段は同一文字サイズにおいて毛筆体に対応
するフォントデザイン部分のサイズと明朝体に対応する
フォントデザイン部分のサイズとの比率に基づいて指定
印字ポイント数の変更を行う。第2の発明の手段の作用
は次の通りである。いま、予め決められている基準書体
を明朝体、任意に指定された印刷書体を毛筆体とする
と、第1のサイズ検出手段は漢字抽出手段によって抽出
された各漢字を明朝体に対応するフォントデータに展開
すると共に、このフォントデータのデザイン部分のサイ
ズを検出する。同様に、第2のサイズ検出手段は漢字抽
出手段によって抽出された各漢字を毛筆体に対応するフ
ォントデータに展開すると共に、このフォントデータの
デザイン部分のサイズを検出する。すると、第1の平均
値算出手段は各漢字毎に検出された明朝体のサイズに基
づいてその平均値を算出し、また同様に第2の平均値算
出手段は各漢字毎に検出された毛筆体のサイズに基づい
てその平均値を算出する。このようにして明朝体、毛筆
体に対応して各漢字のフォントデザイン部分の平均値を
求めたら、比率演算手段は各平均値の比率を求める。そ
して、印字ポイント数変更手段は予め設定された印字ポ
イント数を前記比率演算手段によって求められた比率に
基づいて変更する。したがって、書体によってフォント
デザイン部分のサイズにバラツキが有ってもそのバラツ
キを無くす為に、予め指定された文字サイズを書体に応
じて変更することができる。
【0006】
【第1実施例】以下、図1〜図4を参照して第1実施例
を説明する。図1はワードプロセッサのブロック構成図
である。CPU1はROM2等に格納されている各種の
プログラムにしたがってこのワードプロセッサの全体動
作を制御するもので、CPU1にはその周辺デバイスと
して入力装置3、表示装置4、印刷装置5、外部記憶装
置6が接続されている。ROM2には各種プログラムが
格納されている他に、フォントデータを記憶するキャラ
クタジェネレータが設けられている。
【0007】入力装置3は文書データを入力したり、各
種機能命令を入力する他、文書データの印刷時に印字ポ
イント数を入力したり、印刷書体を入力するもので、入
力装置3から入力された文書データは表示装置4のテキ
スト画面から表示出力されたり、かな漢字変換等が施さ
れて文書メモリ7内に格納される。ここで、入力装置3
から文書保存指令を入力すると、文書メモリ7内の文書
データは外部記憶装置6に転送されて登録保存される。
【0008】印刷装置5はサーマルプリンタによって構
成されたもので、CPU1は予め指定された印字ポイン
ト数を指定された印刷書体に応じて変更し、この変更ポ
イント数に応じた文字サイズで文書印刷を行う。この
際、CPU1はワークメモリ8を用いて印字ポイント数
の変更等を行う。なお、ワークメモリ8は後述するが、
Xサイズ格納域CHX、Yサイズ格納域CHY、文字数
格納域NUM、読出開始位置格納域TOP、文書容量格
納域CAP、読出文字格納域CHR、累積Xサイズ格納
域ACX、累積Yサイズ格納域ACY、基準書体平均サ
イズ格納域AVS、指定書体平均サイズ格納域AVA、
印字ポイント数格納域PPT、印刷書式格納域PFMを
有する構成となっている。
【0009】次に、本実施例の動作を説明する。図2は
文書印刷時の動作概要を示したフローチャートである。
先ず、入力装置3から印字ポイント数、印刷書体等を入
力すると、入力された印字ポイント数、印刷書体はワー
クメモリ8内の対応する印字ポイント数格納域PPT、
印刷書式格納域PFMに設定される(ステップA1)。
すると、CPU1は図3のフローチャートにしたがって
平均文字サイズ算出処理を実行すると共に(ステップA
2)、図4のフローチャートにしたがって文書印刷処理
を実行する(ステップA3)。
【0010】図3は平均文字サイズ算出処理を示したフ
ローチャートで、先ず、CPU1はワークメモリ8内の
印刷書式格納域PFMを参照し、予め任意に指定された
印刷書体は基準書体(本実施例においては明朝体)か否
かを調べる(ステップB1)。ここで、基準書体が指定
されている場合には、この図3のフローチャートから抜
けるが、毛筆体等の様に基準書体以外の書体が指定され
ている場合にはステップB2に進み、基準書体を平均文
字サイズ算出処理の処理対象として選択しておく。次
に、イニシャライズ処理としてワークメモリ8内のXサ
イズ格納域CHX、Yサイズ格納域CHY、文字数格納
域NUMをクリアすると共に(ステップB3)、印刷対
象の文書データをその先頭から1文字ずつ読み出す為に
読出開始位置格納域TOPに開始位置をセットする(ス
テップB4)。そして、文書容量格納域CAPに印刷対
象の文書容量(総文字数)をセットする(ステップB
5)。
【0011】このようなイニシャライズ処理が終ると、
次のステップB6に進み、読出開始位置格納域TOPの
値にしたがって印刷対象の文書から1文字分のデータ
(文字コード)読み出して読出文字格納域CHRにセッ
トし、この文字が漢字か否かをチェックする(ステップ
B7)・ここで、読み出し文字が漢字でなければ、次の
文字コードを読み出す為に読出開始位置格納域TOPの
値を更新すると共に(ステップB12)、文書容量格納
域CAPの値から「1」を減算して文書容量の更新を行
う(ステップB13)。この結果、文書容量が「0」
か、つまり、印刷対象の文書データを全て読み出したか
否かをチェックし(ステップB14)、読み出しを終了
していなければ、ステップB6に戻る。以下、同様に印
刷対象の文書から漢字が読み出されるまで上述の動作が
繰り返される。
【0012】いま、印刷対象の文書から漢字が抽出され
ると、漢字の文字数を更新する為に文字数格納域NUM
の値に「1」を加算する(ステップB8)。そして、こ
の漢字コードをフォントデータに展開するが、この場
合、基準書体(明朝体)のフォントデータに展開される
(ステップB9)。次に、このフォントデータからフォ
ントデザイン部分の文字サイズを検出してXサイズ格納
域CHX、Yサイズ格納域CHYにセットする(ステッ
プB10)。この場合、図6の(B)に示す様にフォン
トデザイン部分において平面座標系のX軸方向の文字幅
(Xサイズ)とY軸方向の文字幅(Yサイズ)が求めら
れる。次に、累計文字サイズの計算が行われ、累積Xサ
イズ格納域ACX、累積Yサイズ格納域ACYの値に対
応するXサイズ格納域CHX、Yサイズ格納域CHYの
値を累計する(ステップB11)。以下、漢字が抽出さ
れる毎にステップB8〜B11が実行される結果、文字
数格納域NUMには漢字の抽出文字数、累積Xサイズ格
納域ACXには各漢字のフォントデザイ部分におけるX
サイズの累積値、累積Yサイズ格納域ACYには各漢字
のフォントデザイ部分におけるYサイズの累積値がセッ
トされることになる。
【0013】いま、ステップB14で文書読み出し終了
が検出されると、ステップB15に進み、平均文字サイ
ズの計算を行う。即ち、累積Xサイズ格納域ACXの値
を文字数格納域NUMの値で割ることによってXサイズ
の平均値を求め、また累積Yサイズ格納域ACYの値を
文字数格納域NUMの値で割ることによってYサイズの
平均値を求める。このようにして求められたXサイズの
平均値とYサイズの平均値とによって形成される方形領
域が横長あるいは縦長の領域となることもあるので、次
のステップB16ではX方向の平均値とY方向の平均値
とを加算してそれを「2」で割ることによって正方形の
平均文字サイズを求めて基準書体平均サイズ格納域AV
Sにセットする。
【0014】このようにして基準書体でフォントデータ
を展開した場合に、そのフォントデザイン部分における
各漢字の平均サイズを求めたら、次のステップB17に
進み、指定書体についても同様の平均サイズを求めたか
否かをチェックし、その算出を終了していなければ、今
度は平均サイズ算出処理の処理対象として指定書体(例
えば毛筆体)を選択する(ステップB18)。そして、
ステップB3に戻り、以下、同様の処理を繰り返すこと
により指定書体でフォントデータを展開した場合に、そ
のフォントデザイン部分における各漢字の平均サイズが
求められ、指定書体平均サイズ格納域AVAにセットさ
れる。
【0015】図4は文書印刷処理を示したフローチャー
トで、先ず、読出開始位置格納域TOPに文書データの
読み出し開始位置をセットする(ステップC1)。次
に、文書容量格納域CAPに文書容量をセットする(ス
テップC2)。そして、指定書体は基準書体か否かをチ
ェックし(ステップC3)、基準書体である明朝体が指
定されている場合にはステップC6に進むが、他の書体
が指定されている場合には印字ポイント数を変更する処
理(ステップC4、C5)が実行される。
【0016】即ち、基準書体平均サイズ格納域AVSの
値と指定書体平均サイズ格納域AVAの値とをそれぞれ
読み出してその比率を求める(ステップC4)。そし
て、この比率と印字ポイント数格納域PPTに設定され
ている印字ポイント数とを乗算し、その結果を新たな印
字ポイント数とすることによりポイント数の更新を行う
(ステップC5)。以下、通常と同様に、読出開始位置
格納域TOPの値で示される文字コードを読み出し(ス
テップC6)、これを指定書体のフォントデータに展開
する(ステップC7)。この場合、変更された印字ポイ
ント数に応じた文字サイズでフォントデータに展開さ
れ、印刷出力される(ステップC8)。次に読出開始位
置格納域TOPの値を更新すると共に(ステップC
9)、文書容量格納域CAPの値を更新する(ステップ
C10)。そして、ステップC11で文書全体の印刷が
終了したことが検出されるまでステップC6に戻り、1
文字ずつの印刷動作が行われる。
【0017】このように本実施例においては、明朝体以
外の書体が指定されると、予め指定された印字ポイント
数が指定書体に応じて変更される。その際、文書を構成
する各漢字を明朝体で展開したフォントデザイン部分の
平均サイズと、指定書体で展開したフォントデザイン部
分の平均サイズとの比率に基づいて印字ポイント数を変
更するようにしたから、書体によってフォントデザイン
部分のサイズにバラツキが有っても印字結果はそのバラ
ツキを無くしたものとなる。この為、複数書体が混在し
ている文書を同一ポイント数で印刷しても従来の様に文
字サイズが相違する様な印象はなくなり、極めて自然な
印刷結果を得ることが可能となる。
【0018】
【第2実施例】以下、図5を参照して第2実施例を説明
する。なお、上記第1実施例は基準書体の平均サイズと
指定書体の平均サイズとの比率に基づいて印字ポイント
数を変更するようにしたが、本実施例は処理の簡単化を
図る為に各書体に対応して基準書体に対するフォントデ
ザイン部分の比率を予め固定的に記憶するテーブルメモ
リ(図示せず)を設け、このテーブルメモリの内容にし
たがって印字ポイント数を変更するようにしたものであ
る。また、本実施例は更に同一書体において例えば図6
の(B)に示す如く、各文字間でフォントデザイン部分
のサイズにバラツキが有ってもそのバラツキが無いよう
な印字結果を得ることができるようにしたものである。
即ち、先ず、本実施例の平均サイズ算出処理も上述した
第1実施例と同様に、図3に示すフローチャートにした
がって実行されるが、本実施例においては、指定書体に
ついてのみ平均サイズを求める。
【0019】図5は本実施例に係る文書印刷処理を示し
たフローチャートで、読出開始位置格納域TOPに開始
位置をセットし(ステップD1)、文書容量格納域CA
Pに文書容量をセットする(ステップD2)。そして、
読出開始位置格納域TOPの値で示される文字コードを
読み出して読出文字格納域CHRにセットすると共に
(ステップD3)、この文字コードを指定書体のフォン
トデータに展開する(ステップD4)。このフォントデ
ータのデザイン部分のXサイズとYサイズを検出して対
応するXサイズ格納域CHX、Yサイズ格納域CHYに
セットする(ステップD5)。そして、このXサイズと
Yサイズの大きい方を文字サイズとして決定する為の処
理を行う(ステップD6〜D8)。
【0020】次に、指定ポイント数×(平均文字サイズ
×文字サイズ)の演算を行い、その演算結果を新たな印
字ポイント数とすることによりポイント数の変更を行う
(ステップD9)。したがって、いま読み出した文字の
フォントデザイン部分のサイズ(文字サイズ)が平均文
字サイズよりも大きければ変更後のポイント数は指定ポ
イント数よりも小さくなり、逆に平均文字サイズよりも
小さければ変更後のポイント数は指定ポイント数よりも
大きくなる。
【0021】更に、本実施例においては書体に応じて印
字ポイント数の変更を行う(ステップD10)。この場
合、基準書体(例えば、明朝体)に対して毛筆体は
「1.06」というような固定値をステップD9で変更
されたポイント数に乗算することにより書体に応じたポ
イント数の変更を行う。そして、次の文字を読み出す為
に読出開始位置格納域TOPの値を更新すると共に(ス
テップD12)、文書容量の更新を行い(ステップD1
3)、文書容量が「0」になり、ステップD14で印刷
終了が検出されるまでステップD3に戻り、上述の動作
を1文字ずつ繰り返す。
【0022】この結果、本実施例においては各書体間で
も同一書体の各文字間でもフォントデザイン部分のバラ
ツキを無くした良好な印刷結果を得ることができる。更
に、指定書体のみの平均値だけを算出するようにしたか
ら、上記第1実施例よりも処理速度を高めることが可能
である。なお、上記実施例は毛筆体を指定書体とした場
合を示したが、ペン字体、ポップ書体等であってもよ
い。また、上記実施例は基準書体として明朝体を例に挙
げたが、ゴシック体等であってもよい。
【0023】
【発明の効果】この発明によれば、書体によってフォン
トデザイン部分のサイズにバラツキが有ってもそのバラ
ツキを無くす為に、予め指定された文字サイズを書体に
応じて変更することができるので、例えば、従来のよう
に同一文書を同一文字サイズで明朝体で印刷した場合と
毛筆体で印刷した場合とで印字ポイント数が違った様な
印象を与えることはなく、したがって複数書体が混在し
た文書を印刷しても良好な印刷結果を得ることが可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例に係るワードプロセッサのブロック
構成図。
【図2】文書印刷時の動作概要を示したフローチャー
ト。
【図3】図2のステップA2(平均文字サイズ算出処
理)の内容を詳細に示したフローチャート。
【図4】図2のステップA3(文書印刷処理)の内容を
詳細に示したフローチャート。
【図5】第2実施例に係る文書印刷処理を示したフロー
チャート。
【図6】明朝体、毛筆体に対応する同一文字サイズのフ
ォントデータを具体的に示したもので、(A)は漢字
「新」、「年」を明朝体で表現したフォントデータ、
(B)は漢字「新」、「年」を毛筆体で表現したフォン
トデータを示した図。
【図7】明朝体、毛筆体に対応する印刷例で、(A)は
明朝体の印刷例、(B)は毛筆体の印刷例を示した図。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 入力装置 5 印刷装置 7 文書メモリ 8 ワークメモリ AVS 基準書体平均サイズ格納域 AVA 指定書体平均サイズ格納域 PPT 印字ポイント数格納域 PFM 印刷書式格納域
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/485 G06F 17/21 566 G09G 5/22 G09G 5/26

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】印字ポイント数を指定するポイント数指定
    手段と、 印刷書体を指定する書体指定手段と、 この書体指定手段によって指定された書体に対応するフ
    ォントデザイン部分のサイズと予め決められている基準
    書体に対応するフォントデザイン部分のサイズとの比率
    に基づいて、前記ポイント数指定手段によって指定され
    た印字ポイント数を変更するポイント数変更手段と、 を具備したことを特徴とする文書印刷装置。
  2. 【請求項2】印刷対象の文書データから漢字を抽出する
    漢字抽出手段と、 この漢字抽出手段によって抽出された各漢字を予め決め
    られている基準書体に対応するフォントデータに展開す
    ると共に、このフォントデータのデザイン部分のサイズ
    を検出する第1のサイズ検出手段と、 前記漢字抽出手段によって抽出された各漢字を予め指定
    されている指定書体に対応するフォントデータに展開す
    ると共に、このフォントデータのデザイン部分のサイズ
    を検出する第2のサイズ検出手段と、 前記第1のサイズ検出手段によって各漢字毎に検出され
    たサイズに基づいてその平均値を算出する第1の平均値
    算出手段と、 前記第2のサイズ検出手段によって各漢字毎に検出され
    たサイズに基づいてその平均値を算出する第2の平均値
    算出手段と、 前記第1の平均値算出手段によって算出された平均値と
    前記第2の平均値算出手段によって算出された平均値の
    比率を求める比率演算手段と、 予め設定された印字ポイント数を前記比率演算手段によ
    って求められた比率に基づいて変更する印字ポイント数
    変更手段と、 を具備したことを特徴とする文書印刷装置。
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