JPH01103467A - 文書出力方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は文書作成装置に係り、特に複数種類の書体によ
る出力を可能とする文書作成装置に好適な文書出力方式
に関する。

〔従来の技術〕

一般に文書作成装置では、標準の書体情報（例えば明朝
体）の他にオプションなどとして種類の異なる書体情報
（例えば毛筆体）を装備することにより、複数種類の書
体による文書出力ができるようになっている。この場合
、従来は各書体に対して同一の文字間、行間で出力する
か、あるいは各書体に対応して調和のとれた出力を行う
ためには、逐次、使用者が各書体毎に最適な文字間、行
間等の算出を行い、その算出結果を設定した上で出力を
実行するかしていた。

〔発明が解決しようとする問題点〕

上記従来技術において、各書体に対して同一の文字間、
行間とする方式は、ある書体については調和のとれた出
力が可能であるが、別の書体では調和のとれた出力が期
待できず、また、使用者が書体毎に逐次文字間、行間等
を算出して設定する方式は、操作が煩雑になる問題があ
る。

本発明の目的は、複数種類の書体による出力を可能とす
る文書作成装置において、各書体毎に調和のとれた出力
を行うにあたり、使用者が書体毎に文字間１行間等を逐
次設定する作業をなくし、操作性の向上を図ることにあ
る。

〔問題点を解決するための手段〕

上記目的は、文書作成装置にオプションとして装備する
各書体情報に、当該書体に対応する最適な文字間、行間
等の書式情報を付加し、ある書体情報を使用する場合、
それに付加されている書式情報に従って文字間、行間等
を決定して当該書体の文書を出力することにより達成さ
れる。

〔作　用〕

標準の書体情報による文書出力では、装置にあらかじめ
設定されている文字間、行間等により文書を出力する。

一方、オプションの書体情報を使用する場合は、当該書
体情報に付加されている文字間、行間などの書式情報を
参照し、該書体に対応する最適な文字間、行間で文書を
出力する。これにより、使用者は各書体毎に文字間、行
間などの再設定を意識することなく、各書体毎に調和の
とれた文書出力を得ることができる。

〔実施例〕

以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明する。

第１図は本発明の対象とする文書作成装置のブロック図
である。本文書作成装置はキーボード１、中央処理装置
２．プログラムメモリ３、データメモリ４、出力装置５
、基準書体用文字パターンＲＯＭ６．オプション書体用
文字パターンＲＯＭ７からなる。出力装置５は印字装置
または表示装置であるが、こＮでは印字装置とする。標
準書体用文字パターンＲＯＭ６は装置に初めから装備さ
れるが、オプション書体用文字パターンＲＯＭ７は必要
に応じて装備される８本発明に関係する構成として、キ
ーボード１には印字キー、オプション書体指定キーがあ
り、プログラムメモリ３には印字プログラム３１があり
、データメモリ４には文字列４１、書式情報４２の格納
エリアがある。データメモリ４の文字列４１はキーボー
ド１より中央処理装置２を介して格納される。書式情報
４２は文字間１行間１文字の縦横巾等を示すもので、通
常は標準書体用文字パターンＲＯＭ６の標準書体に対応
する書式情報が設定されており、オプション書体用文字
パターンＲＯＭ７を使用する場合は、その書体に対応す
る書式情報が設定される。

第２図はオプション書体用文字パターンＲＯＭ７のデー
タ構造を示したもので、該オプション書体のフォント情
報（パターンデータ）７１の他に、該オプション書体に
対応する文字間７２１行間７３などの書式情報が付加さ
れている。第、２図の例は、文字間は「２」、行間は「
２０」を示している。

中央処理装置２はキー゛ボード１からのキー人力に対し
プログラムメモリ３のプログラムの制御下で所定の処理
を実行する。第３図に印字プログラム３１に基づく中央
処理装置２の処理フローを示す。

キーボード１の印字キーの押下により、印字プログラム
３１による印字処理が起動される。この場合、まずオプ
ション書体指定キーが押下されているかどうか判定する
（ステップ１０１）。オプション書体指定キーが押下さ
れていない場合、データメモリ４の文字列４１を１文字
ずつ読出しくステップ１０８）、該文字に対応するフォ
ント情報を標準書体用文字パターンＲＯＭ６より取出す
（ステップ１０９）、そして、データメモリ４にあらか
じめ設定されている書式情報４２に基づき文字間、行間
等を決定しくステップ１０５）、印字形式に加工して印
字を行う（ステップ１０６゜１０７）。

一方、オプション書体指定キーが押下されている場合は
、オプション書体用文字パターンＲＯＭ７から文字間７
２、行間７３などの書式情報を読出してデータメモリ４
に設定する（ステップ１゜２）。その後、データメモリ
４の文字列４１を１文字ずつ読出しくステップ１０３）
、該文字に対応するフォント情報７１をオプション書体
用文字パターンＲＯＭ７から取出す（ステップ１０４）
。

そして、ステップ１０２で再設定されたデータメモリ４
の書式情報４２に基づいて文字間、行間等を決定しくス
テップ１０５）、印字形式に加工して印字を行う（ステ
ップ１０６，１０７）。

〔発明の効果〕

以上の説明から明らかな如く１本発明によれば。

オプション文字体で印字する場合、装置が自動的に各オ
プション文字体に対応して最適な文字間、行間などで出
力を行うため、使用者が逐次、各オプション文字体に対
し、文字間、行間などを算出、設定する必要がなくなる
ので、操作性が向上する。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の対象とする文書作成装置の一実施例の
ブロック図、第２図はオプション書体用文字パターンＲ
ＯＭのデータ構造を示す図、第３図は本発明による出力
処理フロー例を示す図である。 １・・・キーボード、　２・・・中央処理装置、３・・
・プログラムメモリ、 ３１・・・印字プログラム、　４・・・データメモリ、
４１・・・文字列、　４２・・・書式情報、５・・・出
力装置、 ６・・・標準書体用文字パターンＲＯＭ、７・・・オプ
ション書体用文字パターンＲＯＭ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）複数種類の書体による文書出力を可能とする文書
   作成装置において、オプションとして装備する書体情報
   に、当該書体に最適な文字間、行間等の書式情報を付加
   し、オプション書体情報の使用を指定された場合、当該
   書体情報に付加されている書体情報に基づいて文字間、
   行間等を決定することを特徴とする文書出力方式。