JP3340154B2 - オリフィス・プレートの作成方法及びインクジェット・ペン - Google Patents

オリフィス・プレートの作成方法及びインクジェット・ペン

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JP3340154B2 JP19930192A JP19930192A JP3340154B2 JP 3340154 B2 JP3340154 B2 JP 3340154B2 JP 19930192 A JP19930192 A JP 19930192A JP 19930192 A JP19930192 A JP 19930192A JP 3340154 B2 JP3340154 B2 JP 3340154B2
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orifice plate
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    • B41PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
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  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の技術分野】本発明はインク・ジェット・ペンに
用いられるオリフィス・プレートに関するものである。
【0002】
【従来技術と問題点】オリフィス・プレートはインク・
ジェット・ペンに搭載されており、また、オリフィス・
プレートには多くのインク滴噴出システムの中の任意の
一つによってインク滴が発射されるオリフィスが含まれ
ている。このようなシステムの一つにサーマル・タイプ
が知られており、隣接したオリフィスの近傍のインクの
一部を蒸気化するために間欠的に加熱される薄膜抵抗を
含んでいる。このインクの蒸気の急速な膨張により、イ
ンク滴がオリフィスを強制的に通るようにされる。イン
ク滴噴出システムが活動していないときには、部分的な
真空、即ち、”後背圧”がペン内に維持されて、インク
がオリフィスから漏出しないようにされる。幾つかのオ
リフィスを単一のオリフィス・プレート内に形成するこ
とが可能であり、各々のオリフィスに備えられる関連の
インク滴噴出システムは、インク・ジェット・ペンがプ
リント媒体を横切って走査するときに、要求に応じてイ
ンク滴を供給するためのものである。
【0003】オリフィスを通して噴出されるインクには
用紙などのプリント媒体まで届かず、オリフィス・プレ
ートの外部表面(即ち、プリント媒体に対面する表面)
上に集まるものがある。この残留インクのあるものは、
オリフィスのエッジに隣接して累積または滞留して、後
続して噴出されるインク滴の軌道を変更し、これによ
り、プリントされたイメージの品質が低下することがあ
る。
【0004】オリフィス・プレートの外部表面上の残留
インクも、紙の繊維等の漂遊粒子を捕捉する傾向があ
る。この繊維はオリフィス近傍のインクによって保持さ
れており、該オリフィスを部分的に妨害して、インク滴
の噴出に干渉する。更に、オリフィス・プレートの外部
表面上の残留インクは、該オリフィスの近傍に集まっ
て、オリフィスの丁度内側の供給チャンバ内に蓄えられ
たインクと流体的に連絡する薄いシート状体に至るよう
にされる。その結果として、該チャンバとオリフィス・
プレートの外部表面との間には、連続的なインクの経路
が形成される。この経路のために、該オリフィスを通る
インクの漏出が促進される。従って、インク・ジェット
・ペンにおけるオリフィス・プレートの外部表面は、オ
リフィスの近傍においてインクが滞留することがなく、
繊維を捕捉するような量がプレート上で累積することが
なく、そして、上述したような漏出が容易ではないよう
に設計されるべきである。
【0005】オリフィス・プレートの内部表面はインク
の供給部に対して露出されている。インクはそれぞれの
オリフィスの内部表面上を流れる。オリフィスを規定す
る部分を含んでいるオリフィス・プレートの内部表面
は、好適には、インク滴噴出システムが連続的かつ一様
なインクの流れを受け入れるように、該供給部からのイ
ンクがオリフィスを通して流れ易くなるようにすべきで
ある。
【0006】
【発明の目的】本発明の目的はオリフィス・プレートの
表面のぬれ特性を制御することにより、前記従来技術の
問題点を解消することにある。
【0007】
【発明の概要】この発明は、インク・ジェット・ペンの
ための改良されたオリフィス・プレートに実現するため
のものである。オリフィス・プレートに備えられた外部
表面によれば、該プレートの外部表面上の残留インクの
累積を制御することによって、オリフィスの外部エッジ
から残留インクがなくなり、また、その外部表面からイ
ンクを容易に除去することができるので、ペンの性能が
向上する。プレートの内部表面においては、該プレート
の内部表面に沿って、インクがオリフィスに対して流れ
易くなる。
【0008】
【0009】この発明の一局面では、オリフィスプレー
トの外部表面の領域であってオリフィスのエッジに隣接
する狭い部分はぬれ性を有し、またこのぬれ性の部分の
外側を非ぬれ性の部分が包囲している。この内側のぬれ
性の部分がオリフィスのエッジに隣接していることによ
り、残留インクがこのぬれ性の部分上に当ってオリフィ
ス内に戻ることが許容される。そして、これにより、オ
リフィスのエッジと非ぬれ性の部分の間に相当な無イン
ク領域が設けられ、この非ぬれ状態の部分上でジュズ状
をなすインクがオリフィスのエッジから十分な距離をお
いて離されて、後続して噴出されるインク滴への干渉を
回避するようにされる。また、この発明のオリフィス・
プレートの製造方法も提供される。
【0010】
【好適な実施例の詳細な説明】図1および図2はこの発
明に使用できる要素を有するオリフィス・プレートを示
す。ここにおいて、オリフィス・プレート20は通常の
インク・ジェット・ペン用である。このオリフィス・プ
レート20は金メッキされたニッケルのシートであれば
よく、通常の電鋳技術によって形成されている。オリフ
ィス・プレート20にはオリフィス22(図面では2個
だけが示されている)のアレイが含まれており、これら
を通るインク滴は、上述されたサーマル・タイプの噴出
システムのような、既知の噴出手段によって選択的に発
射される。プレートの内部表面24に含まれているほぼ
漏斗形状の部位26は各オリフィス22を規定するもの
である。インク23はプレート20の内部表面24に沿
って毛管力により引かれて各オリフィス22に向かう。
噴出力が与えられていないときには、インク・ジェット
・ペン内の部分的な真空または後背圧のためにインクが
保持されて、インクがオリフィスを最後まで通り抜けな
いようにする。インク滴がオリフィス22を通して発射
されないときには、このインクの表面は、オリフィス2
2の外部エッジ30のすぐ内側で凹部28(図1)を形
成する。
【0011】インク滴噴出システム(図示されない)
は、各オリフィス22と関連付けられており、用紙等の
プリント媒体に対して、オリフィス22を介してインク
滴を選択的に噴出するようにする。該オリフィス22
は、断面がほぼ漏斗形状のものとして示されている。た
だし、これらのオリフィスは、様々な形状の中の任意の
一つにできることが理解される。インク滴がオリフィス
22を介して噴出されるときには、インクの垂れ下がり
部位または”尾部”がインク滴とともに移動する。小量
のインクの尾部が分離して、インクの小滴としてプレー
ト20の外部表面32上に付着する。図1および図2に
は、2個のこのような残留インクの小滴31,33が示
されている。
【0012】先に述べたように、オリフィス22のエッ
ジ30の近傍におけるオリフィス・プレートの外部表面
32上に集まる残留インクは、後続して噴出されるイン
ク滴と接触する可能性があり、これにより当該インク滴
の軌道が変わって、プリントされたイメージの品質が低
下することになる。更に、相当な量の残留インクがオリ
フィス・プレートの外部表面32上に累積する場合に
は、オリフィス22内のインク23と外部表面32上の
インクとの間に連続的な流体経路が形成され、これによ
ってオリフィスからのインクの漏出が容易になる。更に
いえば、オリフィス・プレート20の外部表面32上の
残留インクは、紙の繊維などの微小粒子を捕捉する傾向
がある。この微小粒子はオリフィス22を横切って伸長
して、これを部分的に閉塞することから、後続して噴出
されるインク滴の軌道を邪魔する。
【0013】表面のぬれ特性は”ぬれ性”または”非ぬ
れ性”である。非ぬれ性の意味することは、表面の表面
エネルギが該表面と接触する流体(インク)のそれより
も遥かに低いということである。インクと表面との間の
接触角が70゜よりも大きいときには、この表面は非ぬ
れ性であると考えられる。インクは非ぬれ性の表面上で
ジュズ状になる傾向がある。ぬれ性表面(即ち、インク
に関しての)における接触角は70゜よりも小さい。イ
ンクはぬれ性の表面を横切って広がる傾向がある。 この
発明においては、オリフィスのエッジ30を包囲する外
部表面の部位36はインクに関して非ぬれ性であり、前
述された連続的な流体経路の展開に対する障壁として作
用する。オリフィス・プレートの外部表面32の残りの
部位38(図1において点線で輪郭が描かれている)は
ぬれ性の表面であり、残留インクがオリフィス・プレー
トの外部表面32から容易に流れる(または、ぬぐい取
られる)ことが許容されて、この外部表面32上におけ
る相当量の残留インクの累積が回避される。
【0014】図1を参照しながら、前述されたように選
択されたぬれ特性(即ち、ぬれ性の表面と非ぬれ性の表
面のいずれか)を実現するための一つの技術を、金メッ
キされた(ニッケル)、または、ニッケルのオリフィス
・プレート20に関して説明する。ニッケルまたは金メ
ッキされたニッケルであるオリフィス・プレートの外部
表面32は、インクに関してはほぼ非ぬれ性のものであ
る。従って、プレートの部位は処理されて、選択された
表面の部位が所望のぬれ特性を有するようにされる。
レートの処理をする際には、オリフィス22の各エッジ
30を包囲する環状の表面部位36(図2)は、既知の
手段により付けられた対応の形状の露光されたホトレジ
スト(図示されない)で被覆され、このホトレジストは
被覆された表面部位36を後述されるプラズマ・エッチ
ングから保護するためのマスクとして作用する。これに
よりこの表面部位36の非ぬれ特性が維持される。
【0015】オリフィス22を包囲する外部表面の部位
36を被覆している露光したホトレジスト材料を付けた
ままで、内部表面24および外部表面32の残りの部位
38をプラズマ・エッチングして、それらの部位24,
38をぬれ性に変えるようにする。プラズマ・エッチン
グされた外部表面32の部位38を示す点線(図1)
は、例示的な目的だけのために、環状の部位36に対し
て上昇した状態で表されている。実際の非ぬれ性の表面
(環状の部位36)およびぬれ性の表面(残りの部位3
8)を規定する表面特性は顕微鏡的なものである。
【0016】オリフィス・プレート20の露出した表面
24,38を変更して、それらの表面がぬれ性になるよ
うにするためには、どのような技術でも採用することが
できる。ある1個の好適な実施例においては、外部表面
の部位36がホトレジスト材料で覆われているオリフィ
ス・プレートは、Technics of Dubli
n, Californiaによって製造された800
SERIES MICRO−RIEという通常のプラ
ズマ・エッチングまたは反応イオン・エッチング装置の
真空チャンバ内に配置される。このプレートは酸素に対
して曝されるが、好適には50ミリトール(milli
torrs)と500ミリトールとの間の圧力範囲にお
いて適用され、より好適には200ミリトールにおいて
適用される。このエッチング装置の電極に加えられる電
力は、好適には5ワットないし500ワットの範囲にお
けるものであり、最も好適には100ワットである。オ
リフィス・プレート20は約5分間にわたってプラズマ
に曝される。
【0017】ここで認められることは、露出した表面2
4,38をエッチングするために、プラズマ・エッチン
グの処理についてのパラメータ(圧力、電力および時
間)の任意の組み合せを使用できることである。従っ
て、ここで考えられることは、露出した表面の部位(即
ち、ホトレジスト材料によって被覆されていない部位)
がぬれ性の表面になる限り、パラメータのどのような組
み合せであっても満足される。このプラズマ・エッチン
グ処理の結果与えられるぬれ性の表面の接触角は好適に
は20゜と50゜の間である。
【0018】前述したように、(オリフィス22を規定
する内部表面の部位26を含む)ぬれ性の内部表面24
を備えることの効果は、ペンの作動につれてオリフィス
から噴出されるインクの置換をするための、オリフィス
22に対するインク23の流れ込みが容易になることで
ある。ぬれ性の内部表面24が存在しないときにはオリ
フィスに対する置換インクの流速が下がり、これによっ
て、オリフィス22からインク滴が噴出される頻度が下
がる。 オリフィス・プレート20の外部表面32上のぬ
れ性の部位38により、当該外部表面32からの残留イ
ンクの除去が容易になる。外部表面32がほぼ垂直面に
なっている状態でペンが動作しているときは、この除去
は例えば重力によって行われる。外部表面の部位38上
の残留インクを周期的にぬぐい去るためには、ワイパー
のような別の機構を採用することができる。
【0019】図1に示すように、非ぬれ性の表面の部位
36の効果のために、残留インクの小滴31,33がオ
リフィスのエッジ30から離れて当該表面上でジュズ状
をなして、残留インク(の小滴)31,33がオリフィ
ス22から後で噴出されるインク滴に干渉しないように
なる。 例えば、残留インクの小滴が非ぬれ性の表面の部
位36の幅よりも概して大きいときには、それらの小滴
は、オリフィス・プレート20の内外部におけるぬれ性
の表面の部位26,38に隣接して接触し、または、非
ぬれ性の部位36に隣接して接触する。このような小滴
の接触が生じるときには、この小滴は当該表面の部位2
6または38に(即ち、オリフィス内に戻るか、また
は、ぬれ性の表面の部位38上に)直ちに流れて、これ
により、オリフィス22のエッジ30から離れる。残留
インクの小滴が接触して、非ぬれ性の表面の部位36か
らオリフィスのぬれ性の表面の部位26に移動するとき
には、当該小滴はぬれ性の表面の部位26に沿って内側
に流れて、貯溜されているインク23と一緒になる。
【0020】ニッケルまたは金メッキされたニッケル以
外の材料で構成されたオリフィス・プレートは、上述し
た特性のぬれ特性を持たせるように処理することができ
る。例えば、ポリイミド(この材料は本来的に70゜よ
りも大きい接触角を有している)で構成されたオリフィ
ス・プレートは、上記されたように処理されて、選択さ
れた非ぬれ性の表面部位およびぬれ性の表面部位を与え
る。
【0021】図3A〜図3Dは、本発明に使用すること
ができる要素を含むオリフィス・プレート40およびそ
の製造のための主要なステップを示す。ここにおいて、
非ぬれ性の表面は、選択された表面の部位上に非ぬれ性
の材料を噴霧して付与することによって構成される。選
択された表面の部位のぬれ性は、前述したプラズマ・エ
ッチングによって付与される。例えば、オリフィス・プ
レートの材料の表面(即ち、処理を施す以前のもの)が
望ましくない小さい接触角を有しているとき、または、
使用の結果もしくは環境的なファクタの結果として材料
が非ぬれ性からぬれ性の表面に変化するときには、この
代替的な技術は有用なものである。
【0022】図3に示されているオリフィス・プレート
40は、マンドレル42上で既知の手段によって電気的
に形成される。オリフィス・プレート40は図1に関し
て説明したような形状に形成されていて、オリフィス・
プレート40の内部表面46から外部表面48に伸長す
るオリフィス44のアレイが含まれている。 オリフィス
・プレート40は、マンドレル42に接触する外部表面
48をもって、このマンドレル42上に電気的に形成さ
れる(図3A)。そして、オリフィス44を規定する内
部表面の部位50を含んでいる露出した内部表面46が
前述したようにプラズマ・エッチングされて、当該表面
がぬれ性にされる。前述したぬれ性の特性を有するよう
に内部表面46が処理された後で、オリフィス44を規
定する内部表面の部位50を含んでいる内部表面46に
わたって、除去可能なマスク52が電気的に形成される
(図3B)。
【0023】一旦マスク52が形成されると、オリフィ
ス・プレート40が反転され、マンドレル42が除去さ
れて、オリフィス・プレートの外部表面48が露出され
る。そして、このオリフィス・プレートの外部表面48
は上述したようにプラズマ・エッチングされて、この外
部表面48にぬれ性の特性が付与される。その後、ぬれ
性の表面として残っている外部表面の部位58(即ち、
図1における表面の部位38に対応する部位)はホトレ
ジスト54によりマスクされ、オリフィスのエッジ60
を直接的に包囲する外部表面の部位56が露出されて、
噴霧によって付与される非ぬれ性の材料62を受け入れ
る準備がなされる(図3C)。
【0024】この好適な実施例における非ぬれ性の材料
は交差結合されたシリコン樹脂であって、Dow Co
rning 社によって製造され、Q1−2645 と
命名されているメチルトリメトキシランのようなもので
ある。この非ぬれ性の材料62は、好適には、約O.2
μと2.0μとの間の層を生成するように加えられてい
る。
【0025】オリフィス・プレートの内部表面46に対
して非ぬれ性の材料が加えられることはマスク52によ
って防止される。一旦非ぬれ性の層62が養生されると
マスク52が除去され、また、オリフィス44を被覆し
ている非ぬれ性の層62の部位が、レーザ・トリミン
グ、水力的な衝撃またはプラズマ・エッチングのような
適当な手段によって除去される(図3D)。
【0026】図3Eおよび図3Fはこの発明の一実施例
の主要ステップを示す。ここで、この実施例は図3A〜
図3Dに示すステップと非常に類似しているが、オリフ
ィス44を包囲する非ぬれ性の表面の部位は、オリフィ
スのエッジ60から僅かな距離をおくように形成されて
おり、非ぬれ性の部位上に存在する残留インクのジュズ
状体がオリフィスのエッジ60から十分遠くに配置され
て、オリフィスから噴出されるインク滴に対してそれら
のジュズ状体が干渉しないようにされる。この目的のた
めに、そして図3Eおよび図3Fを特に参照することに
より、オリフィス44のエッジ60に直接的に隣接する
プレート40の外部表面48の一部64がぬれ性の状態
にされて、このぬれ性の部分64上にある残留インクが
オリフィス44に戻るようにされる。そして、これによ
り、オリフィスのエッジ60と外部表面48のぬれ性の
部分64を包囲する非ぬれ性の表面部分68の間に、実
質的に無インクの領域が介在するようになる。
【0027】図3Eに示されているように、オリフィス
44のエッジ60に直接的に隣接したぬれ性の表面部分
64を有するオリフィス・プレート40は、図3aおよ
び図3B関して説明されている技術によって、また更
に、ぬれ性の部分64を直接的に包囲する環状の部位6
8を除き、プラズマ・エッチングされた(即ち、ぬれ性
の)外部表面48に対してホトレジスト・マスク48が
付加されることによって構成される。ここでの環状の部
位は、図3Cに関して前述されたような態様をもって薄
層の非ぬれ性の材料によって噴霧処理される。この好適
な実施例において、オリフィスのエッジ60と環状の非
ぬれ性の表面68の最も近傍の部分との間の距離は、約
30μと80μとの間である。該非ぬれ性の材料が矯正
された後でホトレジスト54が除去され、これにより、
オリフィス44のエッジ60を包囲するぬれ性の部分6
4を含んだオリフィス・プレート40の外部表面48が
露出するようにされる。
【0028】ここで認められることは、オリフィスのエ
ッジに直接的に隣接しているぬれ性の表面部分(該部分
は非ぬれ性の環状表面部分で包囲されている)を備えた
オリフィス・プレートは、図1の実施例に関して説明さ
れた構成技術に従って形成することができる。これに関
して、表面の部位36(図1)を被覆するホトレジスト
層は、オリフィス22のエッジ30から(即ち、これか
ら放射状に外向きに)僅かに離れるようにされて、前述
されたプラズマ・エッチングに対する当該エッジ30に
隣接した外部表面32の部分を露出するようにされる。
【0029】ここで考えられることは、非ぬれ性が残る
オリフィス・プレートの外部表面の部位における接触角
が、通常のプラズマ重合化技術を介してフルオロカーボ
ンまたはシリコン・ポリマを加えることによって大きく
されるということである。小さい接触角を有するように
される外部表面の部位は、プラズマ重合化に先だってホ
トマスクで被覆することができる。プラズマ重合化のプ
ロセスが完了すると、プレートの内部表面上に形成でき
るいずれのポリマでも、反応イオン・エッチングによっ
て除去することができる。
【0030】図4は、この発明に使用できる要素を含む
オリフィス・プレート70を形成するための代替的な方
法を示す図である。オリフィス・プレート70を構成す
るベース層72には、ぬれ性になるように処理される内
部表面74が備えられている。このベース層は外部表面
層76に対してボンディングされ、または別のやり方で
取り付けられている。外部表面層76は好適には非ぬれ
性の特性を有している。ベース層72は、例えばポリエ
チレン・テレフタレート(PET)またはポリカーボネ
ートで形成されている。外部表面層76は、例えばDu
pontによってTeflonなる商標で製造されてい
るようなフルオロカーボン・ポリマ、シリコン・ラバ
ー、または十分に大きい接触角のシリコン樹脂で形成さ
れている。
【0031】オリフィス・プレート70内のオリフィス
78はダイ80によって形成されるものであり、このダ
イ80は、オリフィス・プレート70との間でプレス・
プレート82に対して押圧されている。より好適には、
低密度のポリエチレンまたはポリビニル・アルコールの
ようなクッション材からなる薄層84が、オリフィス・
プレート70とプレス・プレート82との間に配置され
ている。クッション層84は、オリフィス78を形成す
る際に形成ダイが層76を通して突き進む領域におい
て、外部表面層76の外部表面86が外向きに(図4で
は下向きに)突出することから保護する作用をしてい
る。オリフィス・プレート70が形成された後で、オリ
フィス78を包囲する外部表面86の部位はホトレジス
ト材をもってマスクすることが可能であり、これに対し
て外部表面86の残りの非ぬれ性の部位はプラズマ・エ
ッチングされて、前述された利点を達成させるために、
これに対してぬれ性の表面特性を付与するようにされ
る。
【0032】図4におけるオリフィス・プレート70
を、前述したようなダイ80によるパンチ操作に代え
て、図4のダイと実質的に同形状のマンドレルの上で2
個の層として鋳造することができる。具体的には、図4
のベース層72に関して説明したようなベース層はマン
ドレルの上で鋳造され、その後で、非ぬれ性の特性を有
する(または、この特性を有するように後から処理され
る)外部表面層によって被覆される。 好適な実施例に関
してこの発明の原理の説明および例示をしてきたが、こ
の発明は、このような原理から逸脱することなく、その
配列および詳細について更に修正できることは明かであ
る。
【0033】
【発明の効果】以上詳述したように,本発明を実施して
オリフィス・プレートの表面のぬれ特性を制御すること
により、前記従来技術の問題点を解消することができ
る。すなわち、オリフィス・プレートのインク噴出口の
エッジに隣接する領域をぬれ性とし、その外側の領域を
非ぬれ性にすることにより,残留インクの小滴がインク
噴出口に隣接して累積または滞留するために後続して噴
出されるインク滴に干渉してその軌道を変更し、これに
よりプリントされたイメージの品質が低下することが防
止される。従って、本発明により、より高速かつ高品質
印刷が可能なインク・ジェット型の印刷装置を提供でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・プ
レートの部分側断面図である。
【図2】図1のオリフィス・プレートの外部表面を示す
ためのオリフィス・プレートの部分平面図である。
【図3A】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・
プレートの製造ステップを説明するためのオリフィス・
プレートの部分側断面図である。
【図3B】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・
プレートの製造ステップを説明するためのオリフィス・
プレートの部分側断面図である。
【図3C】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・
プレートの製造ステップを説明するためのオリフィス・
プレートの部分側断面図である。
【図3D】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・
プレートの製造ステップを説明するためのオリフィス・
プレートの部分側断面図である。
【図3E】本発明の一実施例によるオリフィス・プレー
トの製造ステップを説明するためのオリフィス・プレー
トの部分側断面図である。
【図3F】本発明の一実施例によるオリフィス・プレー
トの製造ステップを説明するためのオリフィス・プレー
トの部分側断面図である。
【図4】本発明に使用可能な要素を含むオリフィス・プ
レートの製造方法を説明するための図である。
【符号の説明】
20、40、70:オリフィス・プレート 22、44、78:オリフィス 24、46、74:内部表面 26:漏斗状部位 28:インクの凹型表面 30、60:外部エッジ 32、48、86:外部表面 31、33:インク小滴 36、68:非ぬれ性表面 38、64:ぬれ性表面
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 グレン・エイ・ホプキンス アメリカ合衆国オレゴン州フィロマス、 メアリイズ・リバー・エステイツ・ロー ド 34090 (72)発明者 ハワード・エイチ・タウプ アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ ホセ,エヂングトン・プレイス 1556 (72)発明者 シ・チ・ラム アメリカ合衆国カリフォルニア州サン・ ホセ,ファラートン・コート 493 (72)発明者 ポール・ジェイ・マクレラン アメリカ合衆国オレゴン州コーバリス、 ピー・オー・ボックス 1431 (72)発明者 ジェイム・エス・アデン アメリカ合衆国オレゴン州コーバリス、 エヌ・ダブリュウ・フェアローン 2576 (56)参考文献 特開 昭56−21862(JP,A) 特開 昭63−95951(JP,A) 特開 昭60−184852(JP,A) 特開 昭55−65564(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/135 B05B 1/00

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】以下の(a)から(d)のステップを設け、オリ
    フィスが貫通して伸びているオリフィス・プレートを作
    成する方法: (a) オリフィス・プレートのための基本的に平坦な基板
    を用意する:前記基板は第1の表面と第2の表面を有
    し、前記第1の表面はインクに対して濡れやすい性質を
    有する第1の部分を有する; (b) 前記オリフィス・プレートに、前記オリフィス・プ
    レートの前記第1の表面から前記第2の表面に伸びるオ
    リフィスを形成する:前記オリフィスと前記第1の表面
    の前記第1の部分は隣接して縁を画定し、前記第1の表
    面の前記第1の部分は前記縁に隣接し、前記オリフィス
    を取り囲み、また前記縁によって前記オリフィスから分
    離されている; (c) 前記第1の表面の前記第1の部分を前記第1の表面
    の第2の部分で取り囲む:前記第2の部分は前記インク
    に対して濡れにくい性質を有する; (d) 前記第1の表面の前記第2の部分を前記第1の表面
    の第3の部分で取り囲む:前記第1の表面の前記第3の
    部分はインクに対して濡れやすい性質を有する。
  2. 【請求項2】前記ステップ(d)は、前記第1の表面の前
    記第3の部分をプラズマ・エッチングして前記濡れやす
    い性質を与えるステップを含むことを特徴とする請求項
    1記載の方法。
  3. 【請求項3】前記ステップ(c)は、濡れにくい性質を有
    する材料を前記第1の表面上に噴霧するステップを含む
    ことを特徴とする請求項1記載の方法。
  4. 【請求項4】前記ステップ(c)は、前記第1の表面の前
    記第2の部分に対して濡れにくい性質を与えるために噴
    霧を行なっている間、前記第1の表面の前記第3の部分
    をマスクすることを特徴とする請求項3記載の方法。
  5. 【請求項5】前記第1の表面の前記第2の部分に濡れに
    くい性質を与えるために噴霧を行なっている間、前記第
    1の表面の前記第3の部分及び前記第1の表面の前記第
    1の部分をマスクすることを特徴とする請求項1記載の
    方法。
  6. 【請求項6】前記ステップ(c)及び(d)は、前記第2の部
    分を除く前記第1の表面の基本的に全ての部分にホトレ
    ジスト・マスクをかぶせ、前記第1の表面の前記第2の
    部分に濡れにくい性質を有する材料の層をかぶせること
    を特徴とする請求項1記載の方法。
  7. 【請求項7】前記基本的に平坦な基板の前記第2の表面
    と前記オリフィスを画定する表面にマスクをかぶせ、 前記第1の表面をエッチングしてインクに対して濡れや
    すい性質を与えることを特徴とする請求項1記載の方
    法。
  8. 【請求項8】以下の(a)及び(b)を設け、プリント媒体の
    近傍に位置させることのできるインク供給部とオリフィ
    ス・プレートを有するインクジェット・ペン: (a) 前記インク供給部に近接した内表面及び前記プリン
    ト媒体に面した外表面:前記内表面は前記内表面と前記
    外表面の間を貫通するオリフィスを画定する第1内表面
    部分を有し、前記外表面は前記オリフィスを包囲する第
    1外表面部分と前記第1外表面部分を包囲する第2外表
    面部分を有し、前記第2外表面部分はインクに関して前
    記第1外表面部分よりも濡れにくい; (b) 前記第2外表面部分を包囲する第3外表面部分:前
    記第3外表面部分はインクに関して前記第2外表面部分
    よりも濡れやすい。
  9. 【請求項9】前記オリフィスと前記外表面は隣接して縁
    を画定し、前記第1外表面部分は前記縁に近接しており、
    前記縁によって前記オリフィスから分離されていること
    を特徴とする請求項8記載のインクジェット・ペン。
  10. 【請求項10】前記第1外表面部分はインクに対して7
    0°よりも小さい接触角を有することを特徴とする請求
    項8または9記載のインクジェット・ペン。
  11. 【請求項11】前記第2外表面部分はインクに対して7
    0°よりも大きな接触角を有することを特徴とする請求
    項8から10のいずれかに記載のインクジェット・ペ
    ン。
  12. 【請求項12】前記第3外表面部分はインクに対して7
    0°よりも小さい接触角を有することを特徴とする請求
    項8から11のいずれかに記載のインクジェット・ペ
    ン。
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