JP5241491B2 - 流体エゼクター上の非湿性コーティング - Google Patents

流体エゼクター上の非湿性コーティング Download PDF

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Description

(優先権の主張)
この出願は、2005年7月1日出願の米国仮特許出願第60/696,035号の利益を主張する。
(背景)
本発明は流体エゼクターのコーティングに関する。
流体エゼクター(例えば、インクジェットプリントヘッド)は、典型的には、内部表面と、流体がそこを通って排出されるオリフィスと、および外部表面とを有する。流体がオリフィスから排出される場合、流体は流体エゼクターの外部表面に蓄積し得る。流体がオリフィスに隣接した外部表面に蓄積する場合、オリフィスから排出された更なる流体は、意図された進行経路からそらされるかまたは蓄積された流体の相互作用によって(例えば、表面張力により)完全に阻止され得る。流体エゼクターが組み立てられる一部の材料(例えば、シリコン)は親水性であり、流体が排出される場合の蓄積の問題を典型的には悪化させる。
Teflon(登録商標)およびフッ化炭素ポリマーなどの非湿性コーティングが表面のコーティングに用いられ得る。しかしながら、Teflon(登録商標)およびフッ化炭素ポリマーは典型的には、柔らかく、耐久性のあるコーティングではない。これらのコーティングはまた、高価で、パターニングが困難であり得る。
(概要)
一局面において、本発明は、内部表面と、外部表面と、内部表面に接触して流体が排出されることを可能にするオリフィスとを有する流体エゼクターに関する。流体エゼクターは、流体エゼクターの外部表面の少なくとも一部分をカバーし、流体エゼクターのオリフィスを囲む、非湿性単一層を有する。
本発明のインプリメンテーションは以下の特徴のうちの1つ以上を含み得る。非湿性単一層は、炭素およびフッ素の各々の少なくとも1つの原子を含む分子を含み得る。非湿性単一層は、前記流体エゼクターの内部表面のどの部分もカバーし得ない。
別の局面において、本発明は、流体エゼクターの選択された部分に非湿性単一層を形成する方法を特徴とする。非湿性単一層は、流体エゼクターのオリフィスを囲む第1の領域に非湿性単一層を残しながら、流体エゼクターの第2の領域から除去される。
別の局面において、非湿性単一層は流体エゼクターの第1の領域および第2の領域に形成され、この場合、第1の領域は流体エゼクターのオリフィスを囲む。非湿性単一層は、第1の領域に非湿性単一層を残しながら、第2の領域から除去される。
特定のインプリメンテーションは以下の特徴の1つ以上を含み得る。第1の領域は、第2の領域から非湿性単一層を除去する前に、保護され得る。保護することは、第2の領域から非湿性単一層を除去する前に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを第1の領域に塗布することと、非湿性単一層を除去した後に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを除去することとを含み得る。第2の領域から非湿性単一層を除去することは、第2の領域にプラズマを当てること、第2の領域をレーザアブレーションすること、または第2の領域に紫外光を当てることのうちの少なくとも1つを含み得る。第1の領域は流体エゼクターの外部表面を含み得、第2の領域は流体エゼクターの内部表面を含み得る。
なおも別の局面において、本発明は、流体エゼクターの選択された部分に非湿性単一層を形成する方法を特徴とする。流体エゼクターの第2の領域は保護され、非湿性単一層は流体エゼクターの第1の領域に形成され、この場合、第1の領域は流体エゼクターのオリフィスを囲む。
なおも別の局面において、流体エゼクターの第2の領域はそこに形成される非湿性単一層を有することから保護され、この場合、第2の領域は流体エゼクターのオリフィスを囲む第1の領域を含まない。
特定のインプリメンテーションは以下の特徴の1つ以上を含み得る。第2の領域はオリフィスの内部を含み得る。第2の領域を保護することは流体エゼクターにシリコン基板を接着することを含み得る。第2の領域を保護することは、非湿性単一層を形成する前に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを流体エゼクターに塗布することと、非湿性単一層を形成した後に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを除去することとを含み得る。
なおも別の局面において、本発明は、流体エゼクターの選択された部分に非湿性単一層を形成する方法を特徴とする。付着領域が流体エゼクター基板に形成され、この場合、付着領域は第1の材料を含み、流体エゼクター基板は第2の材料を含む。非湿性単一層は選択的前駆物質から付着領域に形成され、この場合、選択的前駆物質は、第1の材料に付着し、第2の材料に実質的に付着しない。
特定のインプリメンテーションは以下の特徴の1つ以上を含み得る。付着領域は流体エゼクター基板のオリフィスを囲み得る。オリフィスは、非湿性単一層を形成する前に、流体エゼクター基板に形成され得る。選択的前駆物質はチオール終結を含み得、第1の材料は金を含み得、第2の材料はシリコンを含み得る。付着領域を形成することは、第1の材料を流体エゼクター基板にスパッタリングすることと、第1の材料をパターニングすることとを含み得る。
なおも別の局面において、本発明は、内部表面と、外部表面と、内部表面に接触して流体が排出されることを可能にするオリフィスとを有する流体エゼクターを特徴とする。付着領域は、流体エゼクターの外部表面の少なくとも一部分をカバーし、流体エゼクターのオリフィスを囲み、非湿性単一層は付着領域の全体を実質的にカバーし、付着領域から離れた流体エゼクターの外部表面のどれも実質的にカバーしない。
特定のインプリメンテーションは以下の特徴の1つ以上を含み得る。付着領域は、流体エゼクターの外部表面に実質的に存在しない第1の材料を含み得る。非湿性単一層の前駆物質はチオール終結を含み得、付着領域は金原子を含み得、流体エゼクターの外部表面はケイ素原子を含み得る。付着領域は、流体エゼクターの内部表面のどの部分もカバーする必要はない。
本発明は、以下の利点の1つ以上を実現するためにインプリメントされ得る。
非湿性単一層は、流体エゼクターの外部表面における流体の蓄積を減少させ得る。単一層は、耐久性があり得、ほとんどの溶剤に不溶解性であり得、複数の種類のインクが流体エゼクターと共に用いられることを可能にする。単一層の薄さのために、コーティング材料は節約され得る。流体エゼクターをエッチングした後で湿式処理は不要であり、従って、湿式処理に関連する残渣は避けられ得る。
非湿性単一層が堆積後、除去される場合、コーティングは、基板の第1の保護またはマスク領域なしで、堆積され得る。下にある層がコーティングの堆積の前にマスクされる場合、非湿性単一層の望まない領域を除去する処理ステップは除かれ得る。非湿性単一層は、基板の望む領域に容易にかつ正確に堆積され得る。
本発明の1つ以上の実施形態の詳細は、添付の図面および下記の説明において述べられる。本発明の他の特徴、目的および利点は、説明、図面および特許請求の範囲から明らかになる。
様々な図面における同様の参照符号は、同様のエレメントを指し示す。
(詳細な説明)
図1Aは、コーティングされていない流体エゼクター100(例えば、インクジェットプリントヘッドノズル)の断面図であり、該エゼクター100は、米国特許出願第10/913,571号に記述されるように組み立てられ得る。コーティングされていない流体エゼクター100は流路モジュール110およびノズル層120を含み、これらはともに、シリコン(例えば、単結晶シリコン)から作られ得る。一実施形態において、コーティングされていない流体エゼクター100は単一のユニットであり、流路モジュール110およびノズル層120は別々の部品ではない。コーティングされていない流体エゼクター100は内部表面150および外部表面160を含む。薄膜層182はポンプチャンバ135の上に位置する。アクチュエータ172は、ポンプチャンバ内の流体(インク、例えば、水性インクなど)を加圧し、流体は、デセンダ130を通って流れ、ノズル層120のオリフィス140を通って排出される。アクチュエータ172は、圧電層176と、下部電極178(例えば、接地電極)と、および上部電極174(例えば、駆動電極)とを含む。薄膜層182およびアクチュエータ172は、以下の図では示されないが、存在し得る。
図1Bに示されるように、コーティングされていない流体エゼクター100は、オプションで、ノズル層120上に形成される無機層165を含み得、この場合、コーティングされていないエゼクターの外部表面160は、無機層165の外部表面であると考えられ得る。無機層165は、非湿性コーティングの粘着を促進する、SiOなどの材料の層である。一インプリメンテーションにおいて、無機シード層165は天然酸化物層である(そのような天然酸化物は典型的には1〜3nmの厚さを有する)。別のインプリメンテーションにおいて、無機層は、堆積シード層である。例えば、SiOの無機シード層165は、例えば、コーティングされていない流体エゼクター100を含む化学蒸着法(CVD)リアクタに、SiClおよび水蒸気を導入することによって、ノズル層120上に形成され得る。CVDチャンバと真空ポンプとの間のバルブは、流体をくみ出しチャンバを空にした後、閉じられ、SiClおよびHOの蒸気がチャンバの中に導入される。SiClの分圧は0.05〜40トルの間(例えば、0.1〜5トル)であり得、HOの分圧は0.05〜20トルの間(例えば、0.2〜10トル)であり得る。堆積温度は、典型的には、室温と摂氏100度との間である。あるいは、無機シード層165はノズル層120上にスパッタリングされ得る。無機シード層165によってコーティングされるべき表面は、無機シード層165を形成する前に、(例えば、酸素プラズマを当てることによって)洗浄され得る。
シード層の厚さは、例えば、5nm〜100nmであり得る。排出される一部の流体に関して、性能は無機層の厚さによって影響され得る。例えば、一部の「困難な」流体に関して、例えば30nm以上、40nm以上など、例えば、50nm以上の、より厚い層は向上した性能を提供する。そのような「困難な」流体は、例えば、PEDOTおよび発光ポリマーを含み得る。
製造プロセスの一インプリメンテーションは、シード材料の層に当てることと層に非湿性コーティングを形成することとを交互に行なう。この場合、個々のシード層は、例えば、5〜20nmの厚さであり得る。デバイスの露出された表面は、シード材の層を形成する前に、(例えば、酸素プラズマを当てることによって)洗浄され得る。仮説上、この製造プロセスは、シード材料と非湿性コーティングとの交互の層を有する層スタックという結果となり得る。しかしながら、任意の特定な理論に限定されることなく、一部の条件の下で、洗浄プロセスは、直前に堆積された非湿性コーティングを除去し得、その結果のデバイスは、(酸化物と非湿性コーティングとの交互の層よりはむしろ)単一の連続した厚さのシード層を有する。
製造プロセスの別のインプリメンテーションは、単一の連続ステップで全体のシード層を単に堆積し、一元のモノリシックシード層を提供する。
図1Bおよび図1Cを参照すると、単一の分子層を含む集合単一層などの非湿性コーティング170は、コーティングされていない流体エゼクター100の外部表面160に塗布され、コーティングされた流体エゼクター105を形成する。非湿性コーティング170は、ブラシ、ロールまたはスピンオンではなくむしろ、蒸着法を用いて塗布され得る。流体エゼクターの外部表面は、非湿性コーティング170を塗布する前に、(例えば、酸素プラズマを当てることによって)洗浄され得る。一インプリメンテーションにおいて、内部表面150、デセンダ130およびオリフィス140の内部表面は、最終流体エゼクター製品においてコーティングされていない。非湿性コーティング170は、例えば、低圧力で前駆物質および水蒸気をCVDリアクタの中に導入することによって、コーティングされていない流体エゼクター100の外部表面160上に堆積され得る。前駆物質の分圧は、0.05〜1トルの間(例えば、0.1〜0.5トル)であり得、HOの分圧は0.05〜20トルの間(例えば、0.1〜2トル)であり得る。堆積温度は、室温と摂氏100度との間であり得る。コーティングプロセスおよび無機シード層165の形成は、例として、Applied MicroStructures,Inc.からのMolecular Vapor Deposition(MVD)TMマシンを用いて、実行され得る。
非湿性コーティング170のための適切な前駆物質は、例として、非湿性終結および流体エゼクターの表面に付着し得る終結を含む分子を含む前駆物質を含む。例えば、1つの端が−CF基で終結され、第2の端が−SiCl基で終結される炭素鎖を含む前駆物質分子が用いられ得る。シリコン表面に付着する適切な前駆物質の特定の例は、トリデカフルオロ−1,1,2,2−テトラヒドロオクチルトリクロロシラン(FOTS)および1H,1H,2H,2H−ペルフルオロデシルトリクロロシラン(FDTS)を含む。どんな特定の理論によっても限定されないで、前駆物質の分子が−SiCl終結を含む前駆物質(FOTSまたはFDTSなど)が、水蒸気によってCVDリアクタに導入される場合、−SiCl基からのケイ素原子は、無機シード層165またはノズル層120の天然酸化物において−OH基からの酸素原子と結合すると考えられる。
別のインプリメンテーションにおいて、コーティングされた流体エゼクター105は、無機シード層165を含まず、非湿性コーティング170は、ノズル層120に直接に塗布される。この場合、コーティングされていないエゼクターの外部表面160は、ノズル層120の外部表面を考えられ得る。
図2はコーティングされたエゼクター105の底面図を示す。オリフィス140は長方形の開口部として示されるが、ただし、円または5つ以上の面を有する多角形などの他の開口部の形状は適切であり得る。
図3に示されるように、複数層の非湿性コーティング370は、流体エゼクター300の外部表面360に塗布される。複数の層は、図1Bに関連して記述される堆積ステップを繰り返し実行することによって、塗布される。一インプリメンテーションにおいて、非湿性コーティングのフルオロカーボン鎖は分離され、非湿性コーティング370の層を堆積する前に、ケイ素原子または−CH基を露出させる。フルオロカーボン鎖は、酸素プラズマ処理によって分離(エッチング)され得る。高周波誘導結合プラズマ(ICP)源は活性酸素遊離基を生成するために用いられ、遊離基は非湿性コーティングのフルオロカーボン鎖をエッチングする。酸素は、例えば、0.4トルの圧力および260sccmの流量でCVDリアクタに導入され得る。ICP源からのRF電力は、200Wで30秒間、印加され得る。
再び図1Bおよび図1Cを参照すると、流路モジュール110とノズル層120とが結合される前または後に、およびオリフィス140がノズル層120に形成される前または後に、非湿性コーティング170はコーティングされていない流体エゼクターの外部表面160に堆積され得る。非湿性コーティング170を堆積した後に、オリフィス140が形成される場合、非湿性コーティング170の損傷を防ぐためにオリフィス140が形成されている間、非湿性コーティング170は典型的にはマスクされる。オリフィス140が形成された後に、非湿性コーティング170が塗布される場合、コーティングされた流体エゼクター105の内部表面150に堆積された非湿性コーティングを、外部表面160に堆積されたままにして、除去され得る。非湿性コーティングが実質的に全く内部表面150に堆積されないように、オリフィス140も、非湿性コーティング170の塗布の間、マスクされ得る。
ノズル層120に1つ以上のオリフィス(例えば、オリフィス140)を形成した後に、非湿性コーティング170を塗布することは有利であり得る。図4は、ノズル層420が流路モジュールに結合される前に非湿性コーティング470(例えば、非湿性単一層)が塗布されたノズル層420を示す。CVDプロセスを用いて塗布された場合、非湿性コーティング470は、典型的には、ノズル層420のすべての露出された表面をコーティングする。非湿性コーティング470は、ノズル層420の内部表面450および外部表面460の両方をコーティングする。無機層(例えば、図1Bの無機シード層165または天然の酸化物)は、ノズル層420に存在し得るが、明快さのために図4には示されない。
ノズル層420の選択された領域が非湿性コーティングでカバーされないことは有利であり得る。従って、非湿性コーティングは選択された領域から除去され得る。例えば、非湿性コーティング470は、ノズル層420の内部表面450から除去され得る。図5に示されるように、マスキング層580(例えば、テープ)は、ノズル層420の外部表面460の非湿性コーティング470にわたって当てられ得、マスクされたノズル層は、シリコン基板590などの固体の表面に置かれ得る。エッチング液(例えば、酸素プラズマ)は、ノズル層420の内部表面450に塗布され得、内部表面450の非湿性コーティング470の部分を除去する。図6に示されるように、シリコン基板590およびマスキング層580は、エッチング液を塗布した後に、除去され得、外部表面460においてのみ、非湿性コーティング470を有するノズル層420が残される。
あるいは、光(例えば、紫外光(UV)、濃いUV、またはレーザからの緑色光)は、選択された領域から非湿性コーティングを除去するために用いられ得る。例えば、再び図4を参照すると、光は、ノズル層420の内部表面450に放射して、内部表面450の非湿性コーティング470の部分を除去するために用いられ得る。光は、例えば、エキシマーレーザ(例えば、ArFまたはKrFエキシマーレーザ)などのレーザによって供給され得る。ノズル層420は、オリフィス440の壁が照射されるように光源に対して傾けられ得る。
内部表面450から非湿性コーティング470を除去した後で、ノズル層420は、流路モジュール(例えば、図1Aの流路モジュール)に付着され得る。ノズル層420が流路モジュールに付着した後に非湿性コーティング470が塗布される場合も、ここで論議される方法は用いられ得る。例えば、エッチング液は、流路モジュールのデセンダ(例えば、図1Aのデセンダ130)を通って内部表面450に塗布され得る。デセンダを通ってエッチング液を塗布する1つの方法は、オゾン発生器を組み立てられた流体エゼクターのインレットポートに接続し、インレットポートを通ってデセンダおよび内部表面450にオゾン(例えば、酸素ガスまたは酸素と窒素の混合における2%以上の濃度で)を供給する。オゾンがデセンダおよび内部表面450に供給される間、外部表面460はテープで保護され得る。さらに、オゾンはデセンダに注入される前に、加熱され得る(例えば、摂氏80度を越える温度、例えば、摂氏120度に)。代替のインプリメンテーションにおいて、酸素プラズマがオゾンの代わりに用いられ得る。
選択された領域から非湿性コーティングを除去する代案として、非湿性コーティングは、選択された領域において形成することを妨げられ得る。例えば、非湿性コーティング470は、堆積ステップの間、ノズル層420の内部表面450に形成することを妨げられ得る。別の代案は、非湿性コーティングが、選択された領域において材料(例えば、SiO)の層を非湿性コーティングの上に形成し堆積することを可能にし、選択された領域を親水性にすることである。
図7Aに示されるように、保護構造785は、ノズル層720の上の領域(例えば、オリフィス740)に対して形成され得る。保護構造785は、例えば、保護構造785の上にシリコン酸化物787の領域を形成すること、および高周波誘導結合プラズマを用いてシリコン基板795をエッチングし、持ち上げられた領域を形成することによって、シリコン基板795に形成され得る。
図7Bに示されるように、ノズル層720および保護シリコン基板795は接触または接着して置かれ得、それにより保護構造785によって、領域、この場合はオリフィス740をマスクする。図7Cに示されるように、保護構造785によってマスクされないノズル層720の外部表面760上の領域に非湿性コーティング770を塗布するために、蒸着法が用いられ得る。図7Dは、シリコン基板795が除去され、保護構造785によってカバーされなかった領域においてノズル層720の外部表面760に非湿性コーティング770を残した後のノズル層720を示す。
非湿性コーティングの特定の前駆物質は、特定の材料に選択的に付着して、他の材料には実質的に付着しない。例えば、チオール終結前駆物質は金に付着するが、実質的にシリコンに付着しない。選択的終結および非湿性終結を有する前駆物質は、非湿性コーティングが基板(例えばシリコン)上に形成される領域を制御するために用いられ得る。例えば、図8Aに示されるように、酸化物層810は、オプションでシリコン基板820にパターニングされる。図8Bにおいて、選択的前駆物質が付着する材料(例えば、金)は、シリコン基板820、または、もし存在する場合は酸化物層810にスパッタリングされ、付着領域830の中にパターニングされる(例えば、フォトレジストを用いて)。図8Cは、オリフィス840がエッチングされ(例えば、高周波誘導結合プラズマを用いて)、付着領域830に付着するが、酸化物層810またはシリコン基板820には付着しない選択的前駆物質(例えば、チオール終結前駆物質)を用いて、非湿性コーティング870が形成された後のシリコン基板820を示す。
あるいは、図9Aに示されるように、選択的前駆物質が付着する材料がシリコン基板920に直接にスパッタリングされ、付着領域930の中にパターニングされる。図9Bは、オリフィス940がエッチングされ、選択的前駆物質を用いて、非湿性コーティング970が形成された後のシリコン基板920を示す。
非湿性コーティングを堆積する前に、非湿性コーティングが所望されないノズル層の領域をマスクするために様々な方法が用いられ得る。マスキングはまた、堆積の後に非湿性コーティングの部分が除去された場合、非湿性コーティングの領域を保護するために用いられ得る。例えば、テープ、ワックスまたはフォトレジストは、非湿性コーティングがノズル層の選択された領域において堆積されるのを妨げるマスクとして用いられ得る。テープ、ワックスまたはフォトレジストは、非湿性コーティングがノズル層に堆積された後に除去され得る。同様に、テープ、ワックスまたはフォトレジストは、非湿性コーティングの堆積の後に起こる処理ステップの間に、これらの領域において非湿性コーティングの除去を妨げるために非湿性コーティングの選択された領域にわたって、塗布され得る。
ハードマスクを用いてまたはサーボ制御のレーザを用いて、レーザアブレーションによる非湿性コーティングの全体を除去することなく、非湿性コーティングの選択された領域は、除去され得る。非湿性コーティングの選択された領域はまた、例えば、マスク(フォトレジストなど)を用いて除去されない非湿性コーティングの領域を保護しながら、プラズマで非湿性コーティングをエッチングすることによって除去され得る。UV光はまた、非湿性コーティングの選択された領域を除去するために用いられ得、除去されない領域はマスク(例えば、メタルコンタクトマスク)によって保護され得る。
本発明の多数の実施形態が記述された。それでもなお、様々な修正が本発明の精神と範囲から逸脱することなくなされ得ることは理解される。例えば、方法のステップは異なる順序で実行され、好ましい結果をなおも生成し得る。従って、他の実施形態は、添付の特許請求の範囲の範囲内である。
図1Aは、コーティングされていない流体エゼクターのインプリメンテーションの断面図である。 図1Bは、コーティングされていない流体エゼクターのインプリメンテーションの断面図である。 図1Cは、外部表面に非湿性コーティングを有する図1Bからの流体エゼクターのインプリメンテーションの断面図である。 図2は、図1Cからの流体エゼクターの底面図である。 図3は、外部表面に非湿性コーティングを有する流体エゼクターの第2のインプリメンテーションの断面図である。 図4は、非湿性コーティングでコーティングされたノズル層の断面図である。 図5は、外部表面に保護テープを有するノズル層の断面図である。 図6は、ノズル層の断面図である。 図7A〜図7Dは、ノズル層に非湿性コーティングを形成する方法の1つのインプリメンテーションにおける処理ステップを例示する。 図8A〜図8Cは、ノズル層に非湿性コーティングを形成する方法の第2のインプリメンテーションにおける処理ステップを例示する。 図9A〜図9Bは、ノズル層に非湿性コーティングを形成する方法の第3のインプリメンテーションにおける処理ステップを例示する。

Claims (10)

  1. 流体エゼクターの選択された部分に非湿性層を形成する方法であって、該方法は、
    流体エゼクターのオリフィスを囲む第1の領域非湿性層を残しながら、該流体エゼクターの第2の領域から非湿性層を除去すること
    を包含し、
    該非湿性層は、非湿性終結と、該流体エゼクターの表面に付着する終結とを含む分子を含む前駆物質を含む、方法。
  2. 前記第2の領域から前記非湿性層を除去する前に、前記第1の領域を保護することをさらに包含する、請求項1に記載の方法。
  3. 保護することは、前記第2の領域から前記非湿性層を除去する前に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを前記第1の領域に塗布することと、該非湿性層を除去した後にテープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを除去することとを含む、請求項2に記載の方法。
  4. 前記第2の領域から前記非湿性層を除去することは、該第2の領域にプラズマを当てること、該第2の領域をレーザアブレーションすること、または該第2の領域に紫外光を当てることのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 前記第1の領域は前記流体エゼクターの外部表面を含み、前記第2の領域は該流体エゼクターの内部表面を含む、請求項1に記載の方法。
  6. 流体エゼクターの選択された部分に非湿性層を形成する方法であって、該方法は、
    流体エゼクターの第1の領域および第2の領域に非湿性層を形成することであって、該第1の領域は該流体エゼクターのオリフィスを囲む、ことと、
    該第1の領域に該非湿性層を残しながら、該第2の領域から該非湿性層を除去することと
    を包含し、
    該非湿性層は、非湿性終結と、該流体エゼクターの表面に付着する終結とを含む分子を含む前駆物質を含む、方法。
  7. 前記第2の領域から前記非湿性層を除去する前に、前記第1の領域を保護することをさらに包含する、請求項6に記載の方法。
  8. 保護することは、前記第2の領域から前記非湿性層を除去する前に、テープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを前記第1の領域に塗布することと、該非湿性層を除去した後にテープ、フォトレジストまたはワックスのうちの少なくとも1つを除去することとを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第2の領域から前記非湿性層を除去することは、該第2の領域にプラズマを当てること、該第2の領域をレーザアブレーションすること、または該第2の領域に紫外光を当てることのうちの少なくとも1つを含む、請求項6に記載の方法。
  10. 前記第1の領域は前記流体エゼクターの外部表面を含み、前記第2の領域は該流体エゼクターの内部表面を含む、請求項6に記載の方法。
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