JP3339000B2 - 印刷積層基板の製造方法及びその装置 - Google Patents

印刷積層基板の製造方法及びその装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、チップ型のコイル
やコンデンサ等の積層セラミック部品を製造するのに用
いられる印刷積層基板の製造方法及びその装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、図2で示すような印刷積層基板
を部品多数個取り用として一括に印刷形成してから、各
部品単位に切断することによりチップ型のコイルやコン
デンサ等の積層セラミック部品を製造することが行われ
ている。
【0003】その印刷積層基板としてコイル用を製造す
る場合、図3で示すように一枚のセラミック基板S(二
点鎖線参照、以下、同じ)をベースに、まず、半ターン
分の内部電極aに相当する導電性ペーストを印刷して
乾燥し、次いで、この内部電極aの片端部を切欠より
露出するパターンのセラミック層bに相当する磁性体
または誘電体のセラミックペーストを積層印刷して乾燥
し、更に、先の内部電極aと相逆向きの内部電極a
に相当する導電性ペーストを端部間で接続させて積層印
刷してから乾燥し、また、切欠が逆に位置するパターン
のセラミック層b に相当するセラミックペーストを積
層印刷して乾燥し、この印刷,乾燥処理を繰り返すこと
により、内部電極とセラミック層とを交互に積層させて
印刷形成するようにされている。
【0004】その他に、コンデンサ用を製造する場合、
図4で示すように片端部を引出し電極用として逆位置に
片寄せた対向電極となる内部電極c,cと、誘電体
ペーストからセラミック層d,dとを交互に積層さ
せて印刷形成し、上述したコイル用の場合と同様に印
刷,乾燥を繰り返すことにより積層印刷基板として製造
することが行われている。
【0005】従来、その印刷積層基板を製造するには、
図5で示すようなセラミック基板SをパレットPに載せ
て連続的に搬送処理することによる多量生産対応型の製
造装置が適用されている。
【0006】この印刷積層基板の製造装置は、上昇エレ
ベータ100,下降エレベータ101を両端側に配置
し、基板受渡し機構102,103を介して基板の搬送
ベルト104を掛渡し装備し、上昇エレベータ100の
配置側より自動測定器105、上述した内部電極乃至は
セラミック層のパターン数に相応する複数台の印刷機1
06〜109、基板乾燥用の熱風供給ヒータ110,1
11をパレットの搬送ベルト104の途上に備え付ける
ことにより構成されている。
【0007】その搬送ベルト104を印刷機構側とし、
下段側にはローダー112,113を備えるパレットの
搬送ベルト114を回動プーリー115,116に掛け
渡せて配置し、下降エレベータ101の配置側より乾燥
炉117,冷却炉118を備え付けることにより乾燥処
理機構が組み付けられている。
【0008】その印刷積層基板の製造装置は多量生産対
応方式のものであるから、一定量のセラミック基板が揃
わないと、機械全体を稼動させることができない。この
ため、少量生産に対応するときでも、ある程度多量に生
産しなければならないことから、在庫を抱えることを想
定しなければならない。
【0009】特に、図3並びに図4で示すような部品用
の印刷積層基板を製造するものでは内部電極乃至はセラ
ミック層のパターン数に相応する複数台の印刷機が必要
であり、工程が長くなって大きな設置スペースが要求さ
れるばかりでなく、印刷から乾燥を繰り返し行うことに
伴う搬送時間も長く掛かるところから、少量生産に対応
するものとしては不向きである。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、印刷積層基
板の少量生産に対応可能で製造時間の短縮を図れる印刷
積層基板の製造方法を提供することを目的とする。
【0011】また、本発明は装置全体をコンパクトなも
のに構成できて少ないスペースで設置可能な印刷積層装
置の製造装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
印刷積層基板の製造方法においては、セラミック基板を
パレットに載せて導電性ペースト,セラミックペースト
の各印刷機に送り込み、導電性ペースト乃至はセラミッ
クペーストをセラミック基板の板面上に印刷してから乾
燥機に送り込み、該セラミック基板の板面上に印刷され
た導電性ペースト乃至はセラミックペーストを乾燥処理
し、更に、乾燥機から印刷機に送り込むことの繰り返し
により、内部電極とセラミック層とを一枚のセラミック
基板の板面上に交互に積層形成するのにあたり、支軸を
中心に回転駆動する多関節ロボットアームによりセラミ
ック基板を載せたパレットを保持し、そのパレットを導
電性ペースト,セラミックペーストの各印刷機と乾燥処
理用のターンテーブルとに該多関節ロボットアームで逐
次転送し、導電性ペースト,セラミックペーストの各印
刷と乾燥とを同じ多関節ロボットアームの回転駆動する
平面領域内で一連に処理するようされている。
【0013】本発明の請求項2に係る印刷積層基板の製
造方法においては、セラミック基板を載せたパレットを
各印刷機の180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブ
ルに送り込み、同じ印刷機により相逆向きパターンの内
部電極乃至はセラミック層を印刷形成するようにされて
いる。
【0014】本発明の請求項3に係る印刷積層基板の製
造装置においては、セラミック基板をパレットに載せて
導電性ペースト,セラミックペーストの各印刷機に送り
込み、導電性ペースト乃至はセラミックペーストをセラ
ミック基板の板面上に印刷してから乾燥機に送り込み、
該セラミック基板の板面上に印刷された導電性ペースト
乃至はセラミックペーストを乾燥処理し、更に、乾燥機
から印刷機に送り込むことの繰り返しにより、内部電極
とセラミック層とを一枚のセラミック基板の板面上に交
互に積層形成するもので、セラミック基板を載せたパレ
ットの保持用として支軸を中心に回転駆動可能な多関節
ロボットアームを備えると共に、導電性ペースト,セラ
ミックペーストの各印刷機を該多関節ロボットアームの
回転駆動領域内に夫々個別に備え付け、更に、テーブル
面の一部を該多関節ロボットアームの回転領域内に位置
させて乾燥機用のターンテーブルを備え、導電性ペース
ト,セラミックペーストの各印刷機と乾燥機とに送り込
まれるパレットの転送用として該多関節ロボットアーム
を備え付けることにより構成されている。
【0015】本発明の請求項4に係る印刷積層基板の製
造装置においては、セラミック基板を載せたパレットの
載置用とし、且つ、相逆向きパターンの内部電極乃至は
セラミック層を同じ印刷機で印刷形成する方向転換用と
して、180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブルを
各印刷機に備え付ることにより構成されている。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図1を参照して説明する
と、図示実施の形態に係る印刷積層基板の製造装置は基
台テーブル1をベースに各機構部を備え付け、セラミッ
ク基板SをパレットPに載せて導電性ペースト,セラミ
ックペーストの各印刷工程から乾燥工程に一連に搬送処
理することにより、図2で示すと同様な印刷積層基板を
製造するものとして構成されている。
【0017】基台テーブル1には、セラミック基板Sを
載せたパレットPの保持用の多関節ロボットアーム2が
印刷工程並びに乾燥工程に対するセラミック基板Sの搬
送機構として備え付けられている。この多関節ロボット
アーム2は、設置台20から立ち上がる支軸21を中心
に時計方向乃至は半時計方向に回転駆動可能で、吸着パ
ッドやチャック等のパレット保持用ヘッド22をアーム
先端に備えると共に、パレット保持用ヘッド22を含む
各アーム部23,24を支軸25,26,27で屈伸可
能に連結することにより構成されている。
【0018】その多関節ロボットアーム2を中央に備え
て、ロボットアームの回転駆動領域には導電性ペースト
並びにセラミックペーストの各印刷機3,4が少なくと
も1台ずつ設置されている。この各印刷機3,4として
は、スキージ30,40を製版枠31,41の枠内に張
られたスクリーン製版(図示せず)上で走らせて導電性ペ
ースト乃至はセラミックペーストを印刷するスクリーン
印刷機が備えられる。
【0019】その各印刷機3,4には、セラミック基板
Sを載せたパレットPを多関節ロボットアーム2で送り
込むパレットの載置テーブル32,42が直下に位置さ
せて備え付けられている。このパレットの載置テーブル
32,42は180°θ方向に回転駆動可能なもので、
導電性ペースト乃至はセラミックペーストを同じ印刷機
3,4で逆向きのパターンに印刷可能に方向転換する機
構として装備されている。
【0020】多関節ロボットアーム2の配置位置を介
し、各印刷機3,4を配置した領域の略対向側には乾燥
機用のターンテーブル5が配置されている。そのターン
テーブル5は、セラミック基板Sを載せたパレットPを
印刷工程から転送できるようテーブル面の一部を多関節
ロボットアーム2の回転駆動領域に位置させて備え付け
られている。また、このターンテーブル5としては所定
位置で間欠的に駆動停止可能なインデックステーブルを
備え付けられる。
【0021】そのターンテーブル5は、多関節ロボット
アーム2の回転駆動領域から外れるテーブル面が乾燥処
理領域として構成されている。このターンテーブル5の
乾燥処理領域には、テーブル面上に転送されたパレット
Pを上部から囲み込む乾燥炉50が乾燥機として作動ユ
ニット51で上下動可能に備え付けられている。また、
乾燥炉50の配置位置からターンテーブル5の回転方向
前方で、テーブル面上には基板の冷却炉52が備え付け
られている。
【0022】この印刷積層基板の製造装置では、セラミ
ック基板をパレットに予め組付け載置し、そのパレット
をストックボックス6に収容させて多関節ロボットアー
ム2で一セットずつ取り出すよう基台テーブル1のテー
ブル上に備え付けることができる。また、乾燥処理を終
了したパレットを多関節ロボットアーム2で乾燥処理工
程から取り出し収容するよう別のストックボックス7を
基台テーブル1のテーブル上に備え付けることもでき
る。
【0023】このように構成する印刷積層基板の製造装
置では、セラミック基板を載せたパレットを多関節ロボ
ットアーム2で保持し、まず、印刷機3の載置テーブル
32に送り込んで内部電極を形成する導電性ペーストを
セラミック基板の板面に印刷する。その導電性ペースト
の印刷処理後は、セラミック基板を載せたパレットを同
じ多関節ロボットアーム2で保持することによりターテ
ブル5のテーブル面上に転送させて導電性ペーストの乾
燥処理を乾燥炉50,冷却炉52で施す。
【0024】そのパレットがターンテーブル5のテーブ
ル面上で多関節ロボットアーム2の回転駆動領域に復帰
すれば、当該パレットを多関節ロボットアーム2でター
ンテーブル5のテーブル面から取り出し、セラミックペ
ーストの印刷機4に転送することによりセラミックペー
ストを乾燥処理された導電性ペースによる内部電極の上
に重ねて印刷し、このセラミックペーストを印刷したセ
ラミック基板を再度乾燥工程に転送させて乾燥処理を施
す。その基本的な動作の繰り返しにより、内部電極とセ
ラミック層とを交互に積層させてセラミック基板の板面
に印刷形成する。
【0025】セラミック基板を載せたパレットをターン
テーブル5に転送したならば、多関節ロボットアーム2
は直ちに印刷工程に復帰動させて、新たなセラミック基
板を載せたパレットをストックボックス6より取り出し
或いは先の乾燥処理を終了したセラミック基板を載せた
パレットをストックボックス7より取り出し、導電性ペ
ースト乃至はセラミックペーストのいずれかの印刷機
3,4に送り込む。
【0026】その間に、乾燥炉50,冷却炉52を経て
乾燥処理を終了したパレットがターンテーブル5のテー
ブル面上で多関節ロボットアーム2の回転駆動領域に復
帰していれば、多関節ロボットアーム2を乾燥処理工程
に移動させて当該パレットをターンテーブル5のテーブ
ル面から取り出し、導電性ペースト乃至はセラミックペ
ーストのいずれかの印刷機3,4或いはストックボック
ス7に転送する。
【0027】その多関節ロボット2は、予め定められた
プログラムに則ってシーケンス制御することにより作動
させることができる。また、このシーケンス制御では多
関節ロボットアーム2が時計方向乃至は反時計方向に回
転駆動できるため、各印刷機3,4の配置位置とターン
テーブル5に対するパレットの転送位置との位置関係か
ら、多関節ロボットアーム5を最短距離の時計方向乃至
は反時計方向に回転駆動させようプログラム設定するこ
とができる。
【0028】その各1層の導電性ペースト並びにセラミ
ックペーストが印刷されたセラミック基板に対し、次層
の交互に積層する導電性ペースト,セラミックペースト
を印刷する際には、セラミック基板をパレットの載置テ
ーブル32,42で180°θ方向に回転させることか
ら逆向きのパターン印刷を行える。これにより、図3並
びに図4で示すパターンの繰り返しによる導電性ペース
ト並びにセラミックペーストを印刷するのも少ない台数
の印刷機で容易に行える。
【0029】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項1に係る印
刷積層基板の製造方法に依れば、セラミック基板を載せ
たパレットを多関節ロボットアームで保持すると共に、
導電性ペースト,セラミックペーストの各印刷機から乾
燥処理用のターンテーブルに転送することにより、印刷
工程から乾燥工程を同じ多関節ロボットアームの回転駆
動する平面領域内で一連に処理するため、少量生産に容
易に対応できて印刷積層基板を短時間に能率良く製造す
ることができる。
【0030】本発明の請求項2に係る印刷積層基板の製
造方法に依れば、セラミック基板を載せたパレットを各
印刷機の180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブル
に送り込み、相逆向きパターンの内部電極乃至はセラミ
ック層を同じ印刷機で印刷形成することにより、多層状
の印刷積層基板でも短時間に能率良く製造することがで
きる。
【0031】本発明の請求項3に係る印刷積層基板の製
造装置に依れば、セラミック基板を載せたパレットの保
持転送用として多関節ロボットアームを備えると共に、
導電性ペースト乃至はセラミックペーストの各印刷機を
多関節ロボットアームの回転駆動領域内に夫々個別に備
え付け、更に、テーブル面の一部を多関節ロボットアー
ムの回転領域内に位置させて乾燥機用のターンテーブル
を備え、導電性ペースト,セラミックペーストの各印刷
機から乾燥機を同じ多関節ロボットアームの回転駆動す
る平面領域内に備えることにより、少量生産に容易に対
応可能な設備としてコンパクトなものに構成できて少な
い設置スペースで有効活用することができる。
【0032】本発明の請求項4に係る印刷積層基板の製
造装置に依れば、セラミック基板を載せたパレットの載
置用とし、且つ、相逆向きパターンの内部電極乃至はセ
ラミック層を同じ印刷機で印刷形成する方向転換用とし
て、180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブルを各
印刷機に備え付ることにより、多層状の印刷積層基板を
製造するものとしてコンパクトなものに構成できて少な
い設置スペースで有効活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る印刷積層基板の製造装置を概略的
に示す説明図である。
【図2】一般例に係る印刷積層基板を示す説明図であ
る。
【図3】同印刷積層基板の一例に係る印刷パターンを示
す説明図である。
【図4】同印刷積層基板の別の例に係る印刷パターンを
示す説明図である。
【図5】従来例の多量生産対応型に係る印刷積層基板の
製造装置を概略的に示す説明図である。
【符号の説明】
S セラミック基板 P パレット 2 多関節ロボットアーム 21 多関節ロボットアームの支軸 3,4 印刷機 32,42 パレットの載置テーブル 5 ターンテーブル 50 乾燥炉 52 冷却炉
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 武 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (72)発明者 早川 隆範 東京都中央区日本橋一丁目13番1号 テ ィーディーケイ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−168972(JP,A) 特開 平5−267063(JP,A) 特開 平2−207515(JP,A) 特開 平7−201687(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01F 41/04

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セラミック基板をパレットに載せて導電
    性ペースト,セラミックペーストの各印刷機に送り込
    み、導電性ペースト乃至はセラミックペーストをセラミ
    ック基板の板面上に印刷してから乾燥機に送り込み、該
    セラミック基板の板面上に印刷された導電性ペースト乃
    至はセラミックペーストを乾燥処理し、更に、乾燥機か
    ら印刷機に送り込むことの繰り返しにより、内部電極と
    セラミック層とを一枚のセラミック基板の板面上に交互
    に積層形成する印刷積層基板の製造方法において、 支軸を中心に回転駆動する多関節ロボットアームにより
    セラミック基板を載せたパレットを保持し、そのパレッ
    トを導電性ペースト,セラミックペーストの各印刷機と
    乾燥処理用のターンテーブルとに該多関節ロボットアー
    ムで逐次転送し、導電性ペースト,セラミックペースト
    の各印刷と乾燥とを同じ多関節ロボットアームの回転駆
    動する平面領域内で一連に処理するようにしたことを特
    徴とする印刷積層基板の製造方法。
  2. 【請求項2】 セラミック基板を載せたパレットを各印
    刷機の180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブルに
    送り込み、同じ印刷機により相逆向きパターンの内部電
    極乃至はセラミック層を印刷形成するようにしたことを
    特徴とする請求項1に記載の印刷積層基板の製造方法。
  3. 【請求項3】 セラミック基板をパレットに載せて導電
    性ペースト,セラミックペーストの各印刷機に送り込
    み、導電性ペースト乃至はセラミックペーストをセラミ
    ック基板の板面上に印刷してから乾燥機に送り込み、該
    セラミック基板の板面上に印刷された導電性ペースト乃
    至はセラミックペーストを乾燥処理し、更に、乾燥機か
    ら印刷機に送り込むことの繰り返しにより、内部電極と
    セラミック層とを一枚のセラミック基板の板面上に交互
    に積層形成する印刷積層基板の製造装置であって、 セラミック基板を載せたパレットの保持用として支軸を
    中心に回転駆動可能な多関節ロボットアームを備えると
    共に、導電性ペースト,セラミックペーストの各印刷機
    を該多関節ロボットアームの回転駆動領域内に夫々個別
    に備え付け、更に、テーブル面の一部を該多関節ロボッ
    トアームの回転領域内に位置させて乾燥機用のターンテ
    ーブルを備え、導電性ペースト,セラミックペーストの
    各印刷機と乾燥機とに送り込まれるパレットの転送用と
    して該多関節ロボットアームを備え付けたことを特徴と
    する印刷積層基板の製造装置。
  4. 【請求項4】 セラミック基板を載せたパレットの載置
    用とし、且つ、相逆向きパターンの内部電極乃至はセラ
    ミック層を同じ印刷機で印刷形成する方向転換用とし
    て、180°θ方向に回転駆動可能な載置テーブルを各
    印刷機に備え付けたことを特徴とする請求項3に記載の
    印刷積層基板の製造装置。
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