JP3338321B2 - 炊飯機 - Google Patents

炊飯機

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JP3338321B2
JP3338321B2 JP01042297A JP1042297A JP3338321B2 JP 3338321 B2 JP3338321 B2 JP 3338321B2 JP 01042297 A JP01042297 A JP 01042297A JP 1042297 A JP1042297 A JP 1042297A JP 3338321 B2 JP3338321 B2 JP 3338321B2
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勉 山口
内藤  毅
青戸  一義
昭雄 有中
池本  大輔
正美 福本
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Tottori Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一度に多量の炊飯
を行う業務用の炊飯機に関する。
【0002】
【従来の技術】業務用の炊飯機の様に一度に多量の炊飯
を行う大型の炊飯機は、大容量の鍋を連続して何度も炊
飯機本体に挿脱する。このため鍋の重量が大きくなり、
各部の耐衝撃性を高める必要がある。(特開平6−13
3860号公報) このような理由から鍋には、電気部品を取り付けたり、
複雑な機構や器具を取り付けないことが望ましい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、蓋や鍋に電
気部品(温度センサー等)を取り付けずに炊飯の進行状
態や完了状態を検出する方法としては、一般の家庭用の
炊飯器と同様に炊飯機本体側に設けた温度センサーを鍋
の底に当てて鍋の温度を検出し、間接的に米と水の温度
を捕まえて炊飯の完了を知るようにしている。
【0004】この検出方法においては、鍋の形状が大き
いために各部の温度差がかなり大きくなり、温度センサ
ーに当る鍋底の温度が上昇していても他の部分、特に長
方形の鍋のコーナー部の熱が極端に少なく殆んど炊き上
がらない欠点があった。
【0005】また、前述の様に鍋の形状が大きいことか
ら、外気温の変化により鍋の各部の温度変化が大きくな
り、すなわち、外気に晒される部分は温度が低くなる傾
向が強く、鍋底の温度を検出しても鍋内は実際に沸騰状
態になっていなかったり、炊飯完了状態になっていない
場合があった。
【0006】本発明は、鍋の形状が大きく、且つ外気温
が変化した場合であっても確実に炊飯状態(沸騰や炊飯
完了)を検出するものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、側板と天板と
からなるハウジングと、このハウジング内に固定した加
熱源と、前記天板の内側に設けられ周囲に平坦部を形成
した収納部と、この収納部に挿脱自在に設けられ収納時
には前記加熱源に接近する鍋と、この鍋の上方開口部を
開閉自在に覆った蓋体と、前記鍋内から放出する蒸気を
検出するセンサーと、このセンサーにより加熱源の制御
を行う制御装置とから構成し、前記センサーは前記平坦
部に取り付け、前記鍋の上部周縁と蓋体の対向する周縁
の両方又は一方に外側に向って開放した蒸気流出口を設
け、鍋の収納時に前記蒸気流出口と前記センサーとを対
峙させると共に、前記センサーを前記平坦部に取り付け
られ前記蒸気流出口側に向って空気が流通する通風路を
形成した∩形のカバーで覆ったものである。
【0008】また、前記センサーは、前記平坦部に取り
付けられ前記蒸気流出口側に向って空気が流通する通風
路を形成した∩形のカバーで覆ったものである。
【0009】さらに、前記蒸気流出口は、蓋体の一側を
切欠いた切欠部により形成すると共に蓋体と一体に前記
切欠部の外側に向かう開口を残して周囲を囲むガイド壁
を設けたものである。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の炊飯機の部分断面図、図2は
同じく全体の側面一部断面図、図3は同じく要部断面図
である。
【0011】(1)は前側板(2)と横側板(3)
(3)と後側板(図示せず)と天板(4)とからなる箱
型のハウジングで、内部には枠体(5)…を組み合わせ
て強度を高めている。
【0012】前記天板(4)の内側(中央側)には長方
形の収納部(6)を形成し、その周縁には下方に傾斜し
て折り曲げたガイド片(7)…を形成すると共に、前記
収納部(6)の全周囲には平坦部(8)(8)…を備え
ている。
【0013】(9)は前記収納部(6)に収納固定した
箱型の収納ケースで、4枚の側板(10)(10)…と
底板(11)とを連結して組み立てており、外側壁には
側面コイル(12)を固定している。
【0014】(13)は前記平坦部(8)の一部に垂設
して固定した蒸気温度を検出するサーミスタの如きセン
サーで、細丸棒の形状を呈し前記平坦部(8)と絶縁し
ている。(14)は両側を前記平坦部(8)に固定した
∩形の金属製カバーで、前記センサー(13)を覆い、
且つ天板(4)の中心側に向って空気が流通する通風路
(15)を形成している。
【0015】(16)は前記収納部(6)の底部を形成
した絶縁基台、(17)、(18)は前記絶縁基台(1
6)の上面に収設した加熱源を構成する外コイルと内コ
イル、(19)(19)…は前記絶縁基台(16)の上
部外周辺に固定した絶縁材よりなる支持板で、フェライ
ト(20)を貼付固定している。(21)…は前記絶縁
基台(16)の下部に収設したフェライト、(22)は
前記収納ケース(9)の中心部を貫通して上方に穿設し
た感熱体である。
【0016】(23)は前記収納ケース(9)内に挿脱
自在に設けた鋳物製で磁性材料よりなる長方形の鍋で、
開口部周縁の内側には段部(24)を形成している。
(25)は前記段部(24)の近傍であって鍋(23)
の開口部上端縁に形成した切欠部である。
【0017】(26)は前記段部(24)に載置して鍋
(23)の開口部を開閉自在に覆う蓋体で、外側に向っ
て開放する蒸気流出口(27)を設けると共に、この蒸
気流出口(27)の外側に向かう開口を残して周囲を囲
むガイド壁(28)を一体成形している。前述の蒸気流
出口(27)の外側に向かう開口とは、蓋体(26)を
鍋(23)に載置した時にこの鍋の切欠部(25)に向
かう開口を意味する。
【0018】さらに、前記ガイド壁(28)は、図1に
示す様に外側に向って弧状になるように形成し、蒸気が
円滑に流出するようにしている。
【0019】(29)は前記ハウジング(1)内に設け
られ前記外コイル(17)と内コイル(18)の高周波
電流を制御する制御装置、(30)は前記ハウジング
(1)内に設けられ前述のコイルと制御装置(29)の
放熱を行うファンユニット、(31)は前側板(2)に
設けた操作制御盤である。
【0020】次に炊飯動作について述べる。米と水を収
容し蓋体(26)を段部(24)に載置した鍋(23)
を昇降装置(図示せず)により収納部(6)内に収納
し、蒸気流出口(27)とセンサー(13)を対峙させ
る。
【0021】また、鍋(23)の収納に伴ない側面コイ
ル(12)が支持板(19)のフェライト(20)に近
接させ、鍋(23)の底壁の下面を感熱体(22)の上
端に密着させる。
【0022】制御装置(29)により側面コイル(1
2)、外コイル(17)、内コイル(18)に高周波電
流を流し鍋(23)を介してうず電流を発生させる。こ
のうず電流により鍋(23)の全体が発熱し炊飯動作を
開始するが、高周波電流の印加によりそれぞれのコイル
及び制御装置(29)の電気部品が発熱して高温となる
がファンユニット(30)により強制放熱を行う。
【0023】炊飯の進行に伴ない鍋(23)の温度が上
昇するが、この温度変化は感熱体(22)により検出し
て炊飯の進行状態に応じた高周波電流を流し鍋の発熱量
を変化させる。
【0024】斯して炊飯の進行に伴ない米と水の温度が
上昇して沸騰付近の温度に達すると、鍋(23)内から
発生する多くの蒸気は蒸気流出口(27)より流出して
ガイド壁(28)に案内され、切欠部(25)を通って
カバー(14)内に流れ込み通風路(15)を通りセン
サー(13)に当って大気中に放出される。
【0025】蒸気温度を検出したセンサー(13)は、
制御装置(29)に入力しそれぞれのコイルへの電流を
低下させ吹き溢れを防止し、一定時間、沸騰状態を維持
する。
【0026】その後、それぞれのコイルへの電流を停止
し炊飯を終了し次の行程へ移行する。
【0027】尚、本発明の蒸気流出口は蓋体の対向する
周縁の一方に設けたが、両方に設ければ、蓋体を鍋に載
置する場合の方向性がなく使い勝手がよくなる。
【0028】
【発明の効果】以上の様に本発明は、鍋内から放出する
蒸気を検出するセンサーをハウジングの天板の平坦部に
取り付けると共に、鍋の上部周縁と蓋体の周縁の両方又
は一方に外側に向って開放する蒸気流出口を設けて、こ
の蒸気流出口を前記センサーと対峙させたものであるか
ら、鍋側には電気部品を用いずに沸騰を検出することが
できる。
【0029】特にセンサーは、蒸気を直接検出して加熱
源の制御を行うために正確な鍋内温度を検出することが
でき、炊飯工程に合った発熱量の制御を行うことができ
る。
【0030】また、前記センサーは、蒸気流出口側に向
って空気が流通する通風路を形成した∩形のカバーで覆
ったものであるから、外気の流れはカバーによって遮へ
いされつつも蒸気流出口から放出する蒸気はセンサーに
導かれ、その結果、正確な蒸気温度を検出する。
【0031】前述のカバーは外気の流れがセンサーに当
たるのを防止して、該センサーが冷却されるのを防ぎ結
露の発生を抑える。
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の炊飯機の部分断面図である。
【図2】同じく全体の側面一部断面図である。
【図3】同じく要部断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 前側板 3 横側板 6 収納部 8 平坦部 13 センサー 14 カバー 23 鍋 25 切欠部 26 蓋体 27 蒸気流出口 28 ガイド壁 29 制御装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青戸 一義 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 有中 昭雄 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 池本 大輔 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥 取三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平10−43048(JP,A) 特開 平4−369320(JP,A) 特開 平2−305517(JP,A) 特開 平2−119808(JP,A) 実開 平5−88436(JP,U) 実開 昭61−35627(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/00 A47J 27/14 - 27/18

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 側板と天板とからなるハウジングと、こ
    のハウジング内に固定した加熱源と、前記天板の内側に
    設けられ周囲に平坦部を形成した収納部と、この収納部
    に挿脱自在に設けられ収納時には前記加熱源に接近する
    鍋と、この鍋の上方開口部を開閉自在に覆った蓋体と、
    前記鍋内から放出する蒸気を検出するセンサーと、この
    センサーにより加熱源の制御を行う制御装置とから構成
    し、前記センサーは前記平坦部に取り付け、前記鍋の上
    部周縁と蓋体の対向する周縁の両方又は一方に外側に向
    って開放した蒸気流出口を設け、鍋の収納時に前記蒸気
    流出口と前記センサーとを対峙させると共に、前記セン
    サーを前記平坦部に取り付けられ前記蒸気流出口側に向
    って空気が流通する通風路を形成した∩形のカバーで覆
    ったことを特徴とする炊飯機。
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DE19907049B4 (de) * 1999-02-19 2009-11-12 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Dampfgargerät mit Dampfmengenregelung
DE102017223670A1 (de) * 2017-12-22 2019-06-27 BSH Hausgeräte GmbH Multikochgerät
DE102018109976A1 (de) * 2018-04-25 2019-10-31 Miele & Cie. Kg Gargerät mit einem mittels einer Dampfquelle beheizbaren Garraum und Verfahren zur Regelung einer Energiezufuhr

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