JP3338155B2 - 集積用シュリンク包装材 - Google Patents

集積用シュリンク包装材

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2つの物品を一括して
包装するのに使用される集積用シュリンク包装材に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、シャンプーとリンス、本商品と
キャンペーン品、本商品と詰替容器の如き2つの関連物
品は、流通過程や販売上の便宜を図るために1つにまと
めた形態とすることが望ましい。このような場合、2つ
の物品を熱収縮性合成樹脂フィルムで包み、加熱してフ
ィルムを収縮させて一括包装する所謂シュリンク包装が
従来より行われている。そして、このようなシュリンク
包装材の一つとして、熱収縮性合成樹脂フィルムの両端
縁部を重合接着し、さらに1箇所もしくは複数箇所にお
いて縦方向に接着することによって複数の円筒部を形成
したものが知られている(例えば、実開昭61−856
0号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の技術でのべた如
きシュリンク包装材は、例えば2つの円筒部を有してお
り、関連する物品を各円筒部内に挿入して熱収縮させる
ことによって各物品を一括包摂できるので、取扱いが便
利で体裁のよい集積包装体を形成できるものではある
が、作製時においてフィルムの両端を揃えて重ねるのが
容易ではなく、一定した形状のものが出来にくいととも
に両端がずれた場合に見苦しいという問題点がある。ま
た、形成された集積包装体が接着部分で連結した状態の
ものとなるので、グラグラして安定しないという問題点
もあった。
【0004】本発明は、上記のような問題点に鑑みなさ
れたものであり、その目的とするところは、製造が簡単
であって形状も一定しており、安定した集積包装体を作
製できる集積用シュリンク包装材を提供することにあ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の集積用シュリンク包装材は、熱収縮性合成
樹脂フィルムを折返し部分同士が一定幅を有して重なる
ように3つ折りした状態で、外側折返し部分の端縁部を
内側折返し部分に接着するとともに、該内側折返し部分
の端縁側を非折返し部分に接着したことにより形成され
ることを特徴とするものである。
【0006】
【作用】上述の構成からなる本発明の集積用シュリンク
包装材は、起こした時に縦方向の帯状部分を共用した2
つの筒部が形成される。したがって、各筒部内にそれぞ
れ物品を挿入した状態で熱収縮処理を施した際に、帯状
部分でくっ付いたぐらつかない集積包装体が形成され
る。
【0007】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0008】図1は本発明に係る集積用シュリンク包装
材の一実施例を示すもので、同図に示されるように、シ
ュリンク包装材1は、熱収縮性合成樹脂フィルムを内外
の折返し部分2,3同士が一定幅の帯状部分2bを有し
て重なるように折線a,bで3つ折りした状態で、外側
折返し部分3の端縁部3aを内側折返し部分2に接着す
るとともに、該内側折返し部分2の端縁部2aを非折返
し部分に接着した形状をしている。また、本実施例では
各折返し部分2,3に縦方向の開封用ミシン目4,5が
設けられているが、このミシン目4,5は帯状部分2b
以外の場所であれば何処に設けてあってもよい。なお、
フィルムを折り返した状態でミシン刃を入れるので、通
常は各ミシン目4,5が平行に一定間隔でそれぞれ2本
ずつ形成されるものである。
【0009】熱収縮性合成樹脂フィルムの材質として
は、PET(ポリエステル)、PVC(ポリ塩化ビニ
ル)、OPS(延伸ポリスチレン)等が使用できる。そ
して、厚みとしては40〜70μmが適切であり、しか
も縦方向の収縮率が小さく、横方向の収縮率が大きいも
のが使用される。具体的には縦方向及び横方向の収縮率
がそれぞれ0〜8%、30〜60%程度のものを使用す
るのが好適である。また接着剤としては、合成樹脂フィ
ルムの材質がPETの場合にはウレタン系接着剤等を使
用すればよく、PVC、OPSの場合にはTHF(テト
ラヒドロフラン)、MEK(メチルエチルケトン)など
の溶剤系を使用すればよい。
【0010】上記集積用シュリンク包装材1は例えば図
2に示す方法で簡単に作製することができる。すなわ
ち、2股状の加工プレート10を支持部材11により固
定しておき、巻取Rから繰り出した原反フィルムFを、
ガイドローラー12〜15によって加工プレート10に
巻き付けるように走行させ、接着部Aにて内側折返し部
分2の端縁部2aをヒートシールして接着するととも
に、接着部Bにて外側折返し部分3の端縁部3aを内側
折返し部分2にヒートシールして接着する。そして、こ
のようして得られた連続状のものを所定の長さに切断し
て個々のシュリンク包装材1を形成するものである。な
お、図3に示した如き、2股部分の間隔をネジ16によ
って調節するようにした可変式の加工プレート17を使
用すれば、幅の異なる原反5を用いてサイズの異なるシ
ュリンク包装材1を作製することができる。
【0011】図4及び図5に上記シュリンク包装材1を
用いて作製した集積包装体を示している。この集積包装
体を作製するには、まずシュリンク包装材1を起こして
2つの筒部1a,1bを形成する。この場合、各筒部1
a,1bは、内側折返し部分2の端縁側にある帯状部分
2bを共用した状態になる。次いで各筒部1a,1bに
それぞれ物品21,22を挿入した後、包装材1に熱収
縮処理を施して各物品21,22に抱着させる。このよ
うにして作製された集積包装体は、縦方向の帯状部分2
bでくっ付いた状態になりぐらつくことがない。また、
集積包装体を破り去るにはミシン目4,5を破断すれば
よい。さらに、破断が容易となるようにつまみ片を設け
ておいてもよいものである。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の集積用シ
ュリンク包装材は、縦方向の帯状部分を共用した筒部を
有したものとなるので、各筒部に物品を挿入した状態で
熱収縮させた場合に2つの物品が縦方向の帯状部分でく
っ付いた状態になることから、ぐらつかない安定した集
積包装体を作製することができる。
【0013】また、原反フィルムを3つ折りしてその端
縁部を接着することで作製できるので、端縁部の位置合
わせをすることなく簡単に製造することができ、しかも
一定した形状のものを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る集積用シュリンク包装材の一実施
例を示す斜視図である。
【図2】集積用シュリンク包装材の作製方法を示す説明
図である。
【図3】加工プレートの他の例を示す平面図である。
【図4】集積用シュリンク包装材を用いた集積包装体の
例を示す斜視図である。
【図5】図4の上面図である。
【符号の説明】 1 集積用シュリンク包装材 2 内側折返し部分 2a 端縁部 2b 帯状部分 3 外側折返し部分
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 71/08 B65D 65/40 B65D 75/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱収縮性合成樹脂フィルムを折返し部分
    同士が一定幅を有して重なるように3つ折りした状態
    で、外側折返し部分の端縁部を内側折返し部分に接着す
    るとともに、該内側折返し部分の端縁側を非折返し部分
    に接着したことにより形成されることを特徴とする集積
    用シュリンク包装材。
JP34915493A 1993-12-28 1993-12-28 集積用シュリンク包装材 Expired - Fee Related JP3338155B2 (ja)

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JP5467351B2 (ja) * 2010-03-08 2014-04-09 株式会社フジシール 筒状ラベル及び長尺積層シートの製造方法
JP2017088213A (ja) * 2015-11-10 2017-05-25 小林製薬株式会社 包装体及びその製造方法

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