JP5528834B2 - シュリンクパック装置およびシュリンクパック方法 - Google Patents
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Description
(2)また、上述したシュリンクパックの生産ラインの構成とは別に、複数の被包装物をシュリンクパックにより束ねる場合、如何にして加熱前の中間包装物を的確にまたは迅速に、効率よく形成するかも重要な課題となる。
本発明は、このような事情に鑑みて為されたものであり、効率的で生産性の高いシュリンクパックを行うことができるシュリンクパック装置を提供することを目的とする。
本発明者はこの課題を解決すべく鋭意研究し試行錯誤を重ねた結果、先ず、加熱炉を備えるシュリンクトンネル前方に設けた搬送機具とそのシュリンクトンネルに設けた搬送機具との間に、連係する搬送機具を設け、中間包装物を連続的にシュリンクトンネルへ搬入することを思いついた。この成果を発展させることにより、以降に述べる本発明を完成するに至った。
次に本発明者は、上述のような搬送機具のライン構成とは別に、複数の被包装物をシュリンクパックにより束ねる場合、複数の筒状部を並設したシュリンクフィルムを用いて、各筒状部へ各被包装物をそれぞれ入れて中間包装物を形成することを思いついた。この成果を発展させることにより、以降に述べる本発明を完成するに至った。
前記被包装物は、第1被包装物と第2被包装物とからなり、前記シュリンクフィルムは、並設された第1筒状部と第2筒状部とを有してなり、前記被包工程は、該第1被包装物を該第1筒状部で被包する第1被包工程と該第2被包装物を該第2筒状部で被包する第2被包工程とからなることを特徴とする。
被包装物を搬送しつつ被包することで、流れ作業的に中間包装物を形成でき、中間包装物を迅速、効率的に形成でき、シュリンクパックの自動化なども図り易くなる。
(1)これまでは本発明のシュリンクパック装置と本発明のシュリンクパック方法とを便宜的に区別して説明したが、両者を融合させることで、シュリンクパックの効率化や自動化をより図り易くなることはいうまでもない。
C2 ローラーコンベア(第2搬送機具)
C3 ベルトコンベア(第3搬送機具)
R1 ローラーコンベア(第1連係搬送機具)
R2 ローラーコンベア(第2連係搬送機具)
S 液状歯磨き(被包装物)
K 固形歯磨き(被包装物)
M 中間包装物
SK 出荷品(包装物)
T シュリンクトンネル
H 加熱炉
例えば、第3搬送機具の終端で箱詰め作業などを行う場合、被包装物または中間包装物の搬送、シュリンクトンネルへの搬入、シュリンクトンネルからの搬出、箱詰め等までをも一連の工程として行え、全体的な作業効率、生産性の向上を図れる。
搬送機具(連係搬送機具を含む)の種類、形態等は問わない。ベルトコンベアやローラーコンベアなどが代表的であるが、搬送可能である限り、それ以外のものでもよい。
一例として被包装物や中間包装物を搬送する第1搬送機具はベルトコンベアであると好ましい。これにより、被包装物や中間包装物を安定して搬送することができる。それにより、そのベルトコンベア上で被包装物へシュリンクフィルムを被せたり、シュリンクフィルムへ他の被包装物を装填したりする被包工程の作業性も向上する。
このような連係搬送機具として、例えば、ローラーが固定枠によって枢支され回転可能に進行方向へ配設されたローラーコンベアがある。このようなローラーコンベアは、一定距離を周回する無端状のローラーコンベアとは異なり、ローラー径を適切に選択することで、隣接する搬送機具にローラーを近接して配置できる。こうすると、従来の搬送機具を単に接続させた場合に生じていた接続部分の谷間や段差などを、連係搬送機具で実質的に解消することができる。
被包装物やシュリンクパックの種類などは問わない。被包装物は、商品本体と、その商品に景品、サンプルまたは試供品などとして付属する付属品とからなるものでもよい。このような商品本体と付属品とを結合するために、シュリンクパックを利用することができる。通常、商品本体が大きいか重く、付属品が小さいか軽い。そこで商品本体と付属品をシュリンクパックにより結束する場合なら、商品本体のシュリンクフィルムへのセットを先行させ、付属品のシュリンクフィルムへのセットを後行させるとよい。このようにすることでシュリンクフィルムの被包を安定して、迅速または効率的に行うことが可能となる。
(1)本発明の一実施例であるシュリンクパック装置Pの全体図を図1に、その要部の拡大図を図2に示した。
シュリンクパック装置Pは、無端状のベルトコンベアC1(第1搬送機具)と、その下流側に接続される短いローラーコンベアR1(第1連係搬送機具)と、その下流側に接続される無端状のローラーコンベアC2(第2搬送機具)および加熱炉HからなるシュリンクトンネルTと、その下流側に接続される短いローラーコンベアR2(第2連係搬送機具)と、さらにその下流側に接続される無端状のベルトコンベアC3(第3搬送機具)およびその終端側に設けた貯留台Wとを備える。
加熱炉Hは、内部に電気ヒーターを備え、炉内(シュリンクトンネルT内)の温度を150℃程度に制御している。その温度を効率的に保持し易くするため、加熱炉Hの入出口には保温用すだれHaが設けられている。
Claims (4)
- 加熱することにより収縮するシュリンクフィルムを被包装物へ被せた中間包装物を得る被包工程と、
該中間包装物を加熱することにより該シュリンクフィルムを収縮させ該シュリンクフィルムが該被包装物に密着した包装物を得る加熱工程と、
を備えるシュリンクパック方法であって、
前記被包装物は、液状歯磨きからなる第1被包装物と該第1包装物よりも小型で軽量な固形歯磨きからなる第2被包装物とであり、
前記シュリンクフィルムは、該第1被包装物を被包可能な大きさの第1筒状部と該第1筒状部に並設されると共に該第1筒状部よりも小さくて該第2被包装物を上方から装填可能な大きさの第2筒状部とを有してなり、
前記被包工程は、該第1被包装物を該第1筒状部で被包する第1被包工程と該第2被包装物を該第2筒状部で被包する第2被包工程とからなり、
該第2被包工程は、該第1被包工程後に該第2筒状部の上方から該第2被包装物を装填し、該第1被包装物が載置されている載置面上に該第2被包装物の下面を当接させて該第2被包装物を所定位置に配置する装填配置工程であり、
該載置面は、前記第1被包装物を搬送するベルトコンベアのエンドレスベルトからなる平坦な搬送面であり、
該第1被包工程および該第2被包工程は、該第1被包装物の搬送中になされる工程であることを特徴とするシュリンクパック方法。 - 前記加熱工程は、予備加熱工程と、該予備加熱工程よりも的高温で加熱する本加熱工程とからなる請求項1に記載のシュリンクパック方法。
- 被包装物に加熱することにより収縮するシュリンクフィルムが被せられてなる中間包装物を搬送するベルトコンベアからなる第1搬送機具と、
該中間包装物を加熱することにより該シュリンクフィルムを収縮させ該シュリンクフィルムが該被包装物に密着した包装物を得る加熱炉と該加熱炉へ該中間包装物を搬入するとと共に該加熱炉から該包装物を搬出する第2搬送機具とを備えるシュリンクトンネルと、
該第1搬送機具と該第2搬送機具との間に配設され、該第1搬送機具と該第2搬送機具とを連係して該中間包装物を該第1搬送機具から該第2搬送機具へ搬送する第1連係搬送機具とを備え、
該第1連係搬送機具により前記第1搬送機具から少なくとも前記第2搬送機具にかけて連続した搬送路が形成されており、
請求項1に記載のシュリンクパック方法を行うために用いられることを特徴とするシュリンクパック装置。 - さらに、前記第2搬送機具の下流側に配設され、前記包装物を搬送する第3搬送機具と、
該第2搬送機具と該第3搬送機具との間に配設され、該第2搬送機具と該第3搬送機具とを連係して該包装物を該第2搬送機具から該第3搬送機具へ搬送する第2連係搬送機具と、
を備える請求項3に記載のシュリンクパック装置。
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