JP2002179022A - ケース封入品の自動包装方法および装置 - Google Patents

ケース封入品の自動包装方法および装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】姿勢の異なるケース封入品の包装作業全体を、
自動的かつ効率的に行うことを可能にする。 【解決手段】ケース封入品5をケースキャップ4が上方
に向かうように整列供給する整列供給ステーション12
と、整列された前記ケース封入品5を横並び姿勢で包装
するために搬送する第1搬送路14と、縦並び姿勢で包
装するために搬送する第2搬送路16とに、選択的に振
り分ける振り分けステーション18と、前記ケース封入
品5を横並び姿勢あるいは縦並び姿勢でシュリンク材6
a、6bを介して自動的に包装する包装ステーション2
0とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ケース本体内に製
品が封入された状態で、前記ケース本体にキャップが装
着されたケース封入品を、所定の数ずつ包装シートによ
り包装するケース封入品の自動包装方法および装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】製品、例えば、写真感光用フイルムを巻
回収容するパトローネを、樹脂製フイルムケースに装填
してケース封入品を得た後、所定本数の前記ケース封入
品を一体的にシュリンクしたシュリンク品を形成すると
ともに、前記シュリンク品を外装袋により覆って、所
謂、ピロー包装品を製造する作業が行われている。
【0003】この種のピロー包装品には、ケース封入品
を単品で収容する形態、2本〜30本ずつまとめて箱詰
めする形態、あるいは、2本〜5本ずつ集合させて外装
袋に内装する形態(以下、集合袋詰め形態という)等が
採用されている。
【0004】ところで、上記の集合袋詰め形態では、例
えば、2本〜5本のケース封入品を、フイルムケースに
装着されたケースキャップが搬送方向に交差する方向に
(すなわち、横並びに)整列させて外装袋に一体的に封
入する形態と、例えば、2本〜3本の前記ケース封入品
を、前記ケースキャップが前記搬送方向に向かう方向に
(すなわち、縦並びに)整列させて外装袋に一体的に封
入する形態との2種類が設定されている。
【0005】具体的には、図15に示すように、まず、
写真感光用フイルム1が巻回収容されたパトローネ2
が、フイルムケース3内に装填されるとともに、このフ
イルムケース3の開口側端部にケースキャップ4が取り
付けられてケース封入品5が得られる。
【0006】次いで、複数本、例えば、2本のケース封
入品5が軸方向に配列されて一体的にシュリンク材(包
装シール)6bでシュリンクされることにより、縦並び
シュリンク品7bが得られる一方、例えば、4本の前記
ケース封入品5が軸方向に直交する方向に配列されて一
体的にシュリンク材6aでシュリンクされることによ
り、横並びシュリンク品7aが得られている。さらに、
縦並びシュリンク品7bおよび横並びシュリンク品7a
が、それぞれ外装袋8b、8aに封入されて外装品9
b、9aが製造されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
包装装置では、横並びシュリンク品7aの自動包装作業
にのみ対応しており、縦並びシュリンク品7bを外装袋
に包装する作業は作業者の手作業により行われている。
これにより、横並びシュリンク品7aと縦並びシュリン
ク品7bとが選択的に要求される際に、効率的に対応す
ることができず、汎用性に劣るという問題点が指摘され
ている。
【0008】本発明はこの種の問題を解決するものであ
り、簡単な工程および構成で、姿勢の異なるケース封入
品の包装作業全体を自動的かつ効率的に行うことが可能
なケース封入品の自動包装方法および装置を提供するこ
とを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るケース封入
品の自動包装方法および装置では、ケース封入品を、キ
ャップが同一方向に向かうように強制的に整列させた
後、前記ケース封入品が、包装形態に応じて第1搬送路
または第2搬送路に選択的に振り分けられる。第1搬送
路では、ケース封入品が第1姿勢に対応して搬送される
一方、第2搬送路では、前記第1姿勢とは異なる第2姿
勢に対応して搬送される。
【0010】次いで、第1搬送路を介し第1姿勢に対応
して整列されたケース封入品、あるいは、第2搬送路を
介し第2姿勢に対応して整列された前記ケース封入品
は、所定の数ずつ一体的に包装シートで包装される。こ
れにより、簡単な制御および構成で、所定数のケース封
入品をそれぞれ異なる第1および第2姿勢に選択的かつ
自動的に包装することができ、汎用性に優れるととも
に、前記第1および第2姿勢に応じてそれぞれ専用機を
使用する場合に比べ、相当に経済的なものとなる。
【0011】また、第1姿勢は、ケース封入品を横並び
に配列する姿勢であり、第1搬送路では、一方のケース
封入品がキャップを上向きに揃えられるとともに、他方
の前記ケース封入品が前記キャップを下向きに揃えられ
た後、一方の前記ケース封入品と他方の前記ケース封入
品とが1つずつ交互に払い出される。従って、横並びに
配列されたケース封入品は、キャップが交互に異なる方
向に配置され、所定数の前記ケース封入品同士を安定し
た状態で包装することが可能になる。
【0012】その際、所定数のケース封入品は、押さえ
部材を介して一体的に保持された状態で、包装シートに
より包装される。このため、包装時にケース封入品が不
要に移動(例えば、転がり)することを確実に阻止し、
高精度な包装処理が遂行される。
【0013】さらに、第2姿勢は、ケース封入品を縦並
びに配列する姿勢であり、第2搬送路では、前記ケース
封入品がキャップを同一方向に向かうように倒された
後、連続的に払い出される。これにより、ケース封入品
を縦並びに自動的かつ簡単に配列することができ、前記
ケース封入品を第1姿勢または第2姿勢で効率的かつ迅
速に包装することが可能になる。
【0014】さらにまた、包装シートで包装されたケー
ス封入品にシート状の外装袋を供給し、孔部を形成して
包装し、前記ケース封入品の前後に対応して第1シール
を施した後、前記第1シールが施された前記外装袋に絞
り込み処理を施して、前記孔部および前記第1シールに
設けられた未シール部から該外装袋内の空気抜きを行っ
た後、該外装袋に第2シールを施している。従って、外
装袋によりケース封入品を良好に包装することができ
る。
【0015】ここで、第2シールは、まず、外装袋のケ
ース封入品側に第1シール部を設けた後、前記外装袋の
前記第1シール部に重ねてより広い第2シール部を設け
ている。これにより、外装袋をケース封入品に確実に密
着させることができ、前記外装袋内で前記ケース封入品
ががたつくことを阻止するとともに、外装品全体をコン
パクトに構成することが可能になる。
【0016】また、整列供給ステーションが、ホッパー
に収容される複数のケース封入品を送り出すフィーダ
と、前記フィーダから送り出される前記ケース封入品の
キャップを支持し、前記ケース封入品が前記キャップを
上向きにして搬送する一対のローラとを備えている。こ
のため、簡単な構成で、ケース封入品を同一姿勢に確実
に保持することが可能になる。
【0017】さらに、第1および第2移送部は、それぞ
れ回転駆動される第1および第2スクリュー部材を備え
るとともに、前記第2移送部は、前記第2スクリュー部
材と共動してケース封入品を反転させるガイド部材を備
えている。これにより、構成を有効に簡素化するととも
に、ケース封入品を確実に反転させることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
ケース封入品の自動包装方法の説明図であり、図2は、
前記自動包装方法を実施するための自動包装装置10の
概略構成を説明する平面図である。
【0019】自動包装装置10は、ケース封入品5を、
ケースキャップ4が同一方向(例えば、上方向)に向か
うように強制的に整列供給する整列供給ステーション1
2と、整列された前記ケース封入品5を、第1姿勢で包
装するために整列させる第1搬送路14と、前記第1姿
勢とは異なる第2姿勢で包装するために整列させる第2
搬送路16とに、選択的に振り分ける振り分けステーシ
ョン18と、前記第1搬送路14を介して前記第1姿勢
で整列された前記ケース封入品5、あるいは、前記第2
搬送路16を介して前記第2姿勢で整列された前記ケー
ス封入品5を、所定の数ずつ一体的にシュリンク材(包
装シート)6a、6bで包装する包装ステーション20
と、シュリンクされた横並びシュリンク品7aおよび縦
並びシュリンク品7bを外装袋8a、8bに封入して外
装品9a、9bを得る外装ステーション22と、前記外
装品9a、9bを所定の数ずつ段ボール24に装填する
段ボール詰めステーション26と、前記段ボール24を
所定の積層状態で集積するパレタイズステーション28
とを備える。
【0020】図3に示すように、整列供給ステーション
12は、多数のケース封入品5が貯留されるサイロ30
と、このサイロ30から供給される前記ケース封入品5
を、順次、送り出すフィーダ32と、前記フィーダ32
から送り出される前記ケース封入品5のケースキャップ
4を支持し、前記ケースキャップ4を上向きにして該ケ
ース封入品5を矢印A方向に搬送する一対のローラ34
a、34bとを備える。フィーダ32は、傾斜搬送部3
6を備え、ケース封入品5は、この傾斜搬送部36に沿
ってケースキャップ4を前方または後方にしてローラ3
4a、34b側に供給される。
【0021】図4に示すように、ローラ34a、34b
は、フレーム38に対してそれぞれの両端が回転自在に
支持されるとともに、前記ローラ34a、34bの外周
面間の最短距離Hは、ケース封入品5を構成するフイル
ムケース3の直径よりも大きく、かつケースキャップ4
の直径よりも小さく設定されている。フレーム38の上
部側端部には、モータ40が装着されており、このモー
タ40の駆動軸40aに駆動歯車42が固定される。駆
動歯車42は、第1歯車44に噛合するとともに、前記
第1歯車44が第2歯車46に噛合しており、前記第1
および第2歯車44、46にベルト・プーリ手段48を
介してローラ34a、34bの端部が連結される。
【0022】図5および図6に示すように、振り分けス
テーション18には、ケースキャップ4を上方にした立
位姿勢でケース封入品5を矢印A方向に搬送するための
ガイド部50の終端側に配置され、前記ケース封入品5
を、第1搬送路14を構成する第1コンベアライン52
a、52b、第2搬送路14を構成する第2コンベアラ
イン54およびケースキャップ4が外れた不良品を搬送
するための第3コンベアライン56に選択的に供給する
ための振り分け装置60が設けられる。
【0023】振り分け装置60は、回転支軸62を支点
にして所定の角度位置に回転可能な回転ベース64を備
え、この回転ベース64の底面にモータ66が固定され
る。モータ66から上方に突出する駆動軸66aに駆動
プーリ68が固着されるとともに、この駆動プーリ68
にベルト・プーリ手段70を介して第1回転軸72a、
72bが連結される。第1回転軸72a、72bには、
搬送ベルト74a、74bを介して第2回転軸76a、
76bが係合しており、前記搬送ベルト74a、74b
は、ケース封入品5の周面に摺接して周回走行可能であ
る。
【0024】図7および図8に示すように、第1搬送路
14を構成する第1コンベアライン52aの先端側に
は、ケース封入品5をケースキャップ4が上向きに揃え
られた状態で搬送する第1移送部80が設けられるとと
もに、第1コンベアライン52bの先端側には、前記ケ
ース封入品5を前記ケースキャップ4が下向きになるよ
うに反転させた後、前記第1移送部80で移送される該
ケース封入品5と1つずつ交互に払い出し可能に搬送す
る第2移送部82が設けられる。
【0025】第1および第2移送部80、82は、それ
ぞれモータ84、86を介して回転駆動される第1およ
び第2スクリュー部材88、90を備える。第1スクリ
ュー部材88は、第1コンベアライン52aの先端部か
ら第2移送部82側に傾斜して配置されており、外周面
に設けられている溝部92の内壁面でケース封入品5に
装着されているケースキャップ4を支持し、このケース
封入品5を第2移送部82側に搬送する。この第1スク
リュー部材88の先端部側に設けられた溝部92間のピ
ッチP1は、前記溝部92に保持されているケース封入
品5の間に他の1つのケース封入品5を配置するための
間隔に対応して設定されている。
【0026】第2スクリュー部材90は、その外周面に
溝部94が設けられており、搬送方向上流側から所定の
長さ範囲にわたって所定のピッチP2が設けられた後、
反転されたケース封入品5を互いに離間させるためのピ
ッチP3と、反転された前記ケース封入品5と第1移送
部80から送られるケース封入品5とを互いに交互に所
定の間隔ずつ離間して配列させるためのピッチP4とが
設定されている。
【0027】第2スクリュー部材90の上流側には、こ
の第2スクリュー部材90を挟んで左右にかつ流れ方向
に離間して一組のガイド部材96が配置されている。こ
のガイド部材96は、第2スクリュー部材90に対向す
る側にガイド溝98を設けている。このガイド溝98
は、第2スクリュー部材90に支持されているケース封
入品5を、前記第2スクリュー部材90の回転作用下
に、ケースキャップ4が下方向に向かうように180゜
だけ反転させる機能を有している。
【0028】第2搬送路16を構成する第2コンベアラ
イン54では、ケースキャップ4を上向きにしてケース
封入品5が矢印A方向に搬送されるとともに、図1に示
すように、傾倒部材99を介して前記ケース封入品5が
流れ方向後方に向かって倒される。ケース封入品5は、
ケースキャップ4を後方にした状態で矢印A方向に搬送
される。
【0029】包装ステーション20では、横並びに搬送
される所定数、例えば、5本のケース封入品5をシュリ
ンクするシュリンク材6aと、縦並びに搬送される所定
数、例えば、3本のケース封入品5をシュリンクするシ
ュリンク材6bとに対応して幅寸法の異なるロール状シ
ートが供給され、三方ピロー方式でシールするととも
に、熱トンネルを通して前記シュリンク材6a、6bが
熱収縮される。シュリンク材6a、6bには、包装前に
所定箇所にミシン目100a、100bが形成される
(図1参照)。
【0030】このミシン目加工には、図9に示すカッタ
102が用いられる。カッタ102は、ブラケット10
4に装着されるカッタ刃106を備えるとともに、この
カッタ刃106の上下には、プレート108a、108
bが前記カッタ刃106の先端部より外方に突出して設
けられている。カッタ刃106は、所定のピッチ間隔に
鋸歯状を有して構成されており、このカッタ刃106に
対向してブラケット110が配置される。ブラケット1
10には、カッタ刃106に対応して受け溝112が形
成されるとともに、この受け溝112の上下には、プレ
ート108a、108bに対応して溝部114a、11
4bが設けられている。
【0031】包装ステーション20では、横並びで搬送
される5本のケース封入品5をシュリンク材6aで包装
する際に、前記ケース封入品5を一体的に保持する進退
可能な押さえ部材116が設けられる(図10参照)。
押さえ部材116は昇降可能な支持台118を備え、こ
の支持台118にローラ120a、120bおよびテン
ションローラ122が回転自在に支持される。ローラ1
20a、120bおよびテンションローラ122には、
所定間隔離間して丸ベルト124a、124bが張り渡
されており、前記丸ベルト124a、124bの両側に
は、一対のガイド板126が設けられている。
【0032】図2に示すように、外装ステーション22
は、ピロー包装装置(第1シール手段)130と、タイ
トアップ装置(第2シール手段)132とを備える。図
11に示すように、ピロー包装装置130は、幅寸法の
異なる外装袋8a、8bをロール状シートとして供給
し、三方ピロー方式でケース封入品5の前後に対応して
仮シール(第1シール)を施すとともに、前記外装袋8
a、8bの幅方向両端部を横並びシュリンク品7aおよ
び縦並びシュリンク品7bの下部側で接合するフォーマ
134を備えている。
【0033】フォーマ134には、図12に示すよう
に、ヒータ136が配置されている。このヒータ136
は、下ブロック138と上ブロック140とを備えてお
り、前記下ブロック138および前記上ブロック140
には、外装袋8a、8bに仮シールを施す際に仮シール
部分に未シール部を設けるための溝部142a、142
bが形成されている。
【0034】フォーマ134には、仮シール前に外装袋
8a、8bの所定の部位に、進行方向全長にわたって一
定ピッチで孔部144a、144b(図1参照)を形成
するためのローラ部材146が設けられる。図13に示
すように、このローラ部材146は、ピロー包装前の外
装袋8a、8bの搬送途上に設けられており、ローラ部
148とこのローラ部148の外周部にスプリング15
0を介して等角度間隔ずつ離間して設けられる針152
とを備える。
【0035】図14に示すように、タイトアップ装置1
32は、外装品9aのハンガー部160を構成する横並
びシュリンク品7a側の第1シール部162を最初に押
さえる第1ヒータブロック164と、前記ハンガー部1
60の前記第1シール部162よりも外側の第2シール
部166を前記第1ヒータブロック164よりも遅れて
押さえる第2ヒータブロック168と、前記外装品9a
の短尺側の第3シール部170を押さえる第3ヒータブ
ロック172とを備え、前記外装品9aに本シール(第
2シール)を施す。なお、外装品9bは、上記の外装品
9aと同一の第1乃至第3ヒータブロック164、16
8および172を介して、あるいは、個別のヒータブロ
ック(図示せず)を介して、本シールが施される。
【0036】タイトアップ装置132の下流側には、図
2に示すように、ハンガー部160を冷却する冷却装置
180と、前記ハンガー部160をトリミングして両端
Rカットを行う打ち抜き装置182とが配設されてい
る。段ボール詰めステーション26とパレタイズステー
ション28との間には、段ボール24および外装品9
a、9bに有効期限や乳番等を印字するとともに、ウエ
イトチェックを行って規格外の重量品を除去するための
印字・ウエイトチェックステーション184が設けられ
ている。パレタイズステーション28では、規定数の段
ボール24をパレット186上に所定の集積状態で積み
上げる作業が行われる。
【0037】このように構成される自動包装装置10の
動作について、本実施形態に係る自動包装方法との関連
で以下に説明する。
【0038】まず、図3に示すように、サイロ30には
多数のケース封入品5が充填されており、このサイロ3
0からフィーダ32に送られる前記ケース封入品5は、
前記フィーダ32の作用下に、傾斜搬送部36に1つず
つ送り出される。傾斜搬送部36にはローラ34a、3
4bが配設されており、ケース封入品5は、このローラ
34a、34b間に供給される。
【0039】図4に示すように、ローラ34a、34b
は、ケース封入品5のフイルムケース3の直径より大き
く、かつケースキャップ4の直径よりも小さな距離Hだ
け離間しており、前記ローラ34a、34b間に供給さ
れたケース封入品5は、前記ケースキャップ4が該ロー
ラ34a、34bの外周面に支持される姿勢に保持され
る。これにより、各ケース封入品5は、それぞれのケー
スキャップ4が同一方向(上方向)に向かうように強制
的に整列されることになる。
【0040】ローラ34a、34bでは、モータ40が
駆動されており、駆動軸40aに固定されている駆動歯
車42の回転作用下に、第1および第2歯車44、46
およびベルト・プーリ手段48を介して前記ローラ34
a、34bが互いに異なる方向に回転駆動されている。
従って、ローラ34a、34bの外周面にケースキャッ
プ4が支持されているケース封入品5は、前記ローラ3
4a、34bの回転作用下に矢印A方向に円滑に搬送さ
れ、振り分けステーション18に送られる(図1参
照)。
【0041】振り分けステーション18では、図5およ
び図6に示すように、振り分け装置60を構成する回転
ベース64が、回転支軸62を支点にして所定の角度位
置に配置されている。ここで、ケース封入品5を用いて
横並びシュリンク品7aを得る際には、振り分け装置6
0が第1搬送路14に対応して配置され、この第1搬送
路14を構成する第1コンベアライン52a、52bに
前記ケース封入品5を、1つずつ、あるいは、所定数ず
つ送り出す。
【0042】具体的には、ガイド部50の案内作用下
に、ケース封入品5がケースキャップ4を上向きにして
矢印A方向に搬送され、このケース封入品5が振り分け
装置60を構成する回転ベース64に導入される。この
回転ベース64では、モータ66の駆動作用下に、ベル
ト・プーリ手段70を介して搬送ベルト74a、74b
が周回走行されており、前記ケース封入品5が、この搬
送ベルト74a、74bの周回走行によって第1搬送路
14を構成する第1コンベアライン52aまたは52b
に送り出される。
【0043】第1コンベアライン52aに送り出された
ケース封入品5は、図8に示すように、第1移送部80
に送られる。この第1移送部80では、モータ84の作
用下に第1スクリュー部材88が回転されており、この
第1スクリュー部材88に設けられている溝部92にケ
ース封入品5のケースキャップ4が支持される。このた
め、ケース封入品5は、ケースキャップ4を上方に向か
う姿勢で、第2移送部82側に向かって搬送される。そ
の際、ケース封入品5は、第2移送部82を構成する第
2スクリュー部材90の近傍で所定のピッチP1だけ離
間している。
【0044】一方、第1コンベアライン52bに供給さ
れたケース封入品5は、この第1コンベアライン52b
の先端側に配置されている第2移送部82を構成する第
2スクリュー部材90に送られる。この第2スクリュー
部材90は、モータ86を介して回転駆動されており、
前記第2スクリュー部材90の一方の側部側で溝部94
の壁面にケースキャップ4が支持される。
【0045】ここで、第2スクリュー部材90の上流側
にガイド部材96が配設されている。従って、図7およ
び図8に示すように、ケース封入品5は、第2スクリュ
ー部材90の溝部94とガイド部材96のガイド溝98
の案内作用下に、180゜だけ反転されて前記第2スク
リュー部材90の他方の側部側に送られる。さらに、ケ
ース封入品5は、ケースキャップ4を下方向に向かう姿
勢で整列されて矢印A方向に搬送され、ピッチP2から
ピッチP3の間隔で離間した後、ピッチP4で第1移送
部80から送られるケース封入品5と1つずつ交互に整
列され、包装ステーション20に送られる。
【0046】この包装ステーション20では、予め5本
のケース封入品5が搬送方向に交差する方向に倒されて
おり(図1参照)、この姿勢(第1姿勢)でシュリンク
材6aを介して三方ピロー方式でシールされ、熱トンネ
ルを通過してこのシュリンク材6aが熱収縮される。
【0047】このシュリンク材6aには、図9に示すよ
うに、包装前にカッタ102を介してカッタ刃106の
先端形状に応じたミシン目100aが予め形成されると
ともに、前記シュリンク材6aによるシール時にケース
封入品5が移動、例えば転がることを防止するために、
図10に示すように、押さえ部材116が駆動される。
この押さえ部材116は、2本の丸ベルト124a、1
24bを備えており、前記丸ベルト124a、124b
が5本のケース封入品5を押さえることにより、前記ケ
ース封入品5がシール時に転がることを確実に阻止する
ことができる。
【0048】上記のようにシュリンク処理後の横並びシ
ュリンク品7aは、外装ステーション22を構成するピ
ロー包装装置130に送られる。このピロー包装装置1
30では、図11に示すように、外装袋8aがフォーマ
134内に供給され、該包装袋8aの搬送路上に設けら
れたローラ部材146を介して針152による孔部14
4aの孔明け処理が施された後、三方ピロー方式で前記
外装袋8aの前後両端が仮シールされる(図13参
照)。
【0049】ここで、フォーマ134に設けられたヒー
タ136は、図12に示すように、下ブロック138お
よび上ブロック140に溝部142a、142bが形成
されており、外装袋8aの前後両端にはシールされない
部分(未シール部分)が設けられ、ここから空気抜きが
行われる。
【0050】ピロー包装装置130で仮シールが施され
た外装品9aは、タイトアップ装置132に送られる。
図14に示すように、タイトアップ装置132では、外
装袋8aを横並びシュリンク品7aに対してタイトに絞
り込みながら本シール(第2シール)処理が施される。
【0051】具体的には、外装袋8aの短尺側の第3シ
ール部170が、第3ヒータブロック172を介して押
圧加熱されることによりシールされる。一方、長尺側の
ハンガー部160では、まず、横並びシュリンク品7a
側の第1シール部162が第1ヒータブロック164を
介して押圧加熱されることによりシール処理が施され
る。次いで、所定時間経過後に、外側の第2シール部1
66が第2ヒータブロック168を介して押圧加熱され
る。これにより、横並びシュリンク品7aに対して外装
袋8aをタイトに絞り込んで確実に包装することが可能
になる。
【0052】本シール後の外装品9aは、図2に示すよ
うに、冷却装置180に搬送されてハンガー部160が
冷却されるとともに、打ち抜き装置182によりトリミ
ング処理が施される。さらに、外装品9aは、段ボール
詰めステーション26に搬送され、段ボール24に自動
的、あるいは手作業により所定の数だけ箱詰めされた
後、印字・ウエイトチェックステーション184に送ら
れる。この印字・ウエイトチェックステーション184
で印字およびウエイトチェックが行われた段ボール24
は、パレタイズステーション28に搬送されてパレット
186に所定の積層状態で積み上げられる。
【0053】一方、縦並びシュリンク品7bを得る際に
は、図5および図6に示すように、振り分けステーショ
ン18において、振り分け装置60が第2搬送路16に
対応して配置され、ケース封入品5がこの第2搬送路1
6を構成する第2コンベアライン54に送り出される。
この第2コンベアライン54では、ケース封入品5がケ
ースキャップ4を上向きにした姿勢で搬送され、前記第
2コンベアライン54に設けられている傾倒部材99を
介して前記ケース封入品5が流れ方向後方に倒され、こ
の姿勢(第2姿勢)で連続的に搬送される(図1参
照)。
【0054】ケース封入品5は、上記の第2姿勢で包装
ステーション20に搬送され、横並びシュリンク品7a
と同様に、シュリンク材6bを介して3本ずつ一体的に
シュリンクされ、縦並びシュリンク品7bが得られる。
その際、シュリンク材6bにはミシン目100bが形成
されている。
【0055】次いで、縦並びシュリンク品7bが外装ス
テーション22に送られ、ピロー包装装置130を介し
て外装袋8bが仮シール(第1シール)された後、タイ
トアップ装置132を介して前記外装袋8bに本シール
(第2シール)処理が施される。この本シール処理で
は、横並びシュリンク品7aと同様に、外装袋8bが縦
並びシュリンク品7bに対してタイトに絞り込まれなが
らシールされ、外装品9bが得られる。この外装品9b
は、冷却装置180および打ち抜き装置182を介して
冷却および端末処理が施された後、段ボール詰めステー
ション26、印字・ウエイトチェックステーション18
4およびパレタイズステーション28に、順次、送られ
て所定の作業が施される(図2参照)。
【0056】このように、本実施形態では、ケース封入
品5が、ローラ34a、34bの作用下にケースキャッ
プ4を上向きにした姿勢で強制的に整列された後、振り
分けステーション18で包装形態に応じて、すなわち、
横並びシュリンク品7aと縦並びシュリンク品7bとに
応じて、第1または第2搬送路14、16に選択的に振
り分けられる。
【0057】第1搬送路14を構成する第1移送部80
では、ケース封入品5がケースキャップ4を上方に向け
た姿勢で搬送される一方、前記第1搬送路14を構成す
る第2移送部82では、前記ケース封入品5が180゜
だけ反転されて前記ケースキャップ4を下向きにした
後、前記第1移送部80から送り込まれる前記ケース封
入品5と1つずつ交互に配列される(第1姿勢)。
【0058】また、第2搬送路16では、ケース封入品
5がケースキャップ4を上方に向かうようにして第2コ
ンベアライン54を介して搬送されるとともに、その搬
送途上で傾倒部材99を介して流れ方向後方に向かって
倒され、この姿勢(第2姿勢)で包装ステーション20
に送られる。
【0059】これにより、包装ステーション20では、
ケース封入品5が第1姿勢である横並び姿勢と、第2姿
勢である縦並び姿勢とに、自動的に整列された状態で送
り込まれ、横並びシュリンク品7aおよび縦並びシュリ
ンク品7bを自動包装することができる。従って、従来
のように、横並びシュリンク品7aの自動包装作業にの
み対応して縦並びシュリンク品7bの包装を手作業で行
っていたものに比べ、作業全体の自動化および効率化が
容易に遂行される。しかも、単一の自動包装装置10を
介して横並びシュリンク品7aと、縦並びシュリンク品
7bとを、選択的かつ自動的に包装することが可能にな
り、それぞれに専用機を用いるものに比べて設備全体の
小型化を図るとともに、極めて経済的であるという効果
が得られる。
【0060】さらに、ケース封入品5を横並びに配列す
る際に、互いに隣合うケース封入品5のケースキャップ
4同士が互いに異なる方向に配置されている。このた
め、所定数、例えば、5本のケース封入品5同士を横並
びに配列する際に、前記ケース封入品5全体として安定
した形状に維持されており、横並びシュリンク品7aを
円滑かつ確実にシュリンクすることができる。その際、
5本のケース封入品5が押さえ部材116を構成する2
本の丸ベルト124a、124bにより押圧保持されて
おり、横並びシュリンク品7aのシュリンク作業が確実
に行われるという利点が得られる。
【0061】さらにまた、図14に示すように、例え
ば、横並びシュリンク品7aを外装袋8aで包装する際
には、まず、ハンガー部160の横並びシュリンク品7
a側の第1シール部162が第1ヒータブロック164
でシールされ、次いで、所定時間経過後にこの第1シー
ル部162の外方の第2シール部166が第2ヒータブ
ロック168を介してシールされる。これにより、外装
袋8aを横並びシュリンク品7aに対してタイトに絞り
込みながら本シールを行うことができ、前記外装袋8a
内で前記横並びシュリンク品7aががたつく等の不具合
がなく、外装品9aをコンパクトに構成することが可能
になる。
【0062】また、ケース封入品5を第1姿勢で包装す
るために配列する第1搬送路14には、第1および第2
スクリュー部材88、90が設けられるとともに、この
第2スクリュー部材90側には、前記ケース封入品5を
180゜だけ反転させるガイド部材96が配置されてい
る。従って、第1搬送路14全体の構成が有効に簡素化
され、安価な構成でケース封入品5を1つずつ互いに逆
向きに指向した第2姿勢で確実に整列させることが可能
になる。
【0063】なお、本実施形態では、5本のケース封入
品5を用いて横並びシュリンク品7aを構成している
が、例えば、2本〜5本のケース封入品5を用いて前記
横並びシュリンク品7aを得ることができ、さらに縦並
びシュリンク品7bを2本のケース封入品5を用いて構
成することもできる。
【0064】
【発明の効果】本発明に係るケース封入品の自動包装方
法および装置では、ケース封入品が包装形態に応じて第
1または第2搬送路に選択的に振り分けられた後、前記
ケース封入品がそれぞれ異なる第1または第2姿勢に整
列され、包装シートを介して自動的に包装される。この
ため、それぞれ異なる第1または第2姿勢、例えば、横
並び姿勢と縦並び姿勢とに、選択的かつ自動的に対応す
ることができ、包装作業全体の効率化が容易に遂行され
るとともに、設備の小型化が図られて経済的なものとな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係るケース封入品の自動包
装方法の説明図である。
【図2】前記自動包装方法を実施するための自動包装装
置の概略構成を説明する平面図である。
【図3】前記自動包装装置を構成する整列供給ステーシ
ョンの斜視説明図である。
【図4】整列供給ステーションを構成するローラの斜視
図である。
【図5】前記自動包装装置を構成する振り分けステーシ
ョンの斜視図である。
【図6】前記振り分けステーションの平面図である。
【図7】前記振り分けステーションを構成する第1搬送
路の一部斜視図である。
【図8】前記第1搬送路の平面図である。
【図9】前記自動包装装置を構成する包装ステーション
に設けられるカッタの一部斜視図である。
【図10】前記包装ステーションに設けられる押さえ部
材の斜視図である。
【図11】前記自動包装装置を構成するピロー包装装置
の斜視図である。
【図12】前記ピロー包装装置に設けられるヒータの斜
視図である。
【図13】前記ピロー包装装置に設けられる孔明け用ロ
ーラ部材の斜視図である。
【図14】前記自動包装装置を構成するタイトアップ装
置の概略斜視図である。
【図15】ケース封入品の包装形態の説明図である。
【符号の説明】
3…フイルムケース 4…ケースキャッ
プ 5…ケース封入品 6a、6b…シュ
リンク材 7a…横並びシュリンク品 7b…縦並びシュ
リンク品 8a、8b…外装袋 9a、9b…外装
品 10…自動包装装置 12…整列供給ス
テーション 14、16…搬送路 18…振り分けス
テーション 20…包装ステーション 22…外装ステー
ション 26…段ボール詰めステーション 28…パレタイズ
ステーション 32…フィーダ 34a、34b…
ローラ 52a、52b、54、56…コンベアライン 60…振り分け装置 64…回転ベース 80、82…移送部 88、90…スク
リュー部材 96…ガイド部材 99…傾倒部材 100a、100b…ミシン目 102…カッタ 116…押さえ部材 124a、124
b…丸ベルト 130…ピロー包装装置 132…タイトア
ップ装置 134…フォーマ 136…ヒータ 146…ローラ部材 160…ハンガー
部 162、166、170…シール部 164、168、172…ヒータブロック 180…冷却装置 182…打ち抜き
装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 青木 利枝 神奈川県南足柄市中沼210番地 富士写真 フイルム株式会社内 Fターム(参考) 3E049 AA07 BA04 DB01 EA01 EB01 FA08 3E050 AB02 AB08 BA08 BA16 DC02 DF06 DF07 DF09 DH01 FB02 FB07 FC03 GA07 GB09 GC01 JA02 3E054 AA05 BA03 CA10 DD04 DD11 DD13 EA02 FA04 FA07 FC02 FC03 FC08 FC12 FC14 FC15 FC16 FE03 FE08 GA01 GB01 GC02 HA05 HA08

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケース本体内に製品が封入された状態で、
    前記ケース本体にキャップが装着されたケース封入品
    を、所定の数ずつ包装シートにより包装するケース封入
    品の自動包装方法であって、 前記ケース封入品を、前記キャップが同一方向に向かう
    ように強制的に整列させる工程と、 整列された前記ケース封入品を、第1姿勢で包装するた
    めに整列させる第1搬送路と、前記第1姿勢とは異なる
    第2姿勢で包装するために整列させる第2搬送路とに、
    選択的に振り分ける工程と、 前記第1搬送路を介して前記第1姿勢で整列された前記
    ケース封入品、あるいは、前記第2搬送路を介して前記
    第2姿勢で整列された前記ケース封入品を、所定の数ず
    つ一体的に前記包装シートで包装する工程と、 を有することを特徴とするケース封入品の自動包装方
    法。
  2. 【請求項2】請求項1記載の自動包装方法において、前
    記第1姿勢は、前記ケース封入品を横並びに配列する姿
    勢であり、 前記第1搬送路では、一方の前記ケース封入品が前記キ
    ャップを上向きに揃えられるとともに、他方の前記ケー
    ス封入品が前記キャップを下向きに揃えられた後、一方
    の前記ケース封入品と他方の前記ケース封入品とが1つ
    ずつ交互に払い出されることを特徴とするケース封入品
    の自動包装方法。
  3. 【請求項3】請求項2記載の自動包装方法において、前
    記第1姿勢で払い出される前記ケース封入品を配列搬送
    するとともに、 所定数の前記ケース封入品を押さえ部材を介して一体的
    に保持した状態で、前記包装シートにより包装すること
    を特徴とするケース封入品の自動包装方法。
  4. 【請求項4】請求項1記載の自動包装方法において、前
    記第2姿勢は、前記ケース封入品を縦並びに配列する姿
    勢であり、 前記第2搬送路では、前記ケース封入品が前記キャップ
    を同一方向に向かうように倒された後、連続的に払い出
    されることを特徴とするケース封入品の自動包装方法。
  5. 【請求項5】請求項1記載の自動包装方法において、前
    記包装シートで包装された前記ケース封入品にシート状
    の外装袋を供給し、孔部を形成して包装後、前記ケース
    封入品の前後に対応して第1シールを施す工程と、 前記第1シールが施された前記外装袋に絞り込み処理を
    施して、前記孔部および前記第1シールに設けられた未
    シール部から該外装袋内の空気抜きを行った後、該外装
    袋に第2シールを施す工程と、 を有することを特徴とするケース封入品の自動包装方
    法。
  6. 【請求項6】請求項5記載の自動包装方法において、前
    記第2シールは、前記外装袋の前記ケース封入品側に第
    1シール部を設けた後、該外装袋の前記第1シール部に
    重ねてより広い第2シール部を設けることを特徴とする
    ケース封入品の自動包装方法。
  7. 【請求項7】ケース本体内に製品が封入された状態で、
    前記ケース本体にキャップが装着されたケース封入品
    を、所定の数ずつ包装シートにより包装するケース封入
    品の自動包装装置であって、 前記ケース封入品を、前記キャップが同一方向に向かう
    ように強制的に整列供給する整列供給ステーションと、 整列された前記ケース封入品を、第1姿勢で包装するた
    めに搬送する第1搬送路と、前記第1姿勢とは異なる第
    2姿勢で包装するために搬送する第2搬送路とに、選択
    的に振り分ける振り分けステーションと、 前記第1搬送路を介して前記第1姿勢で整列された前記
    ケース封入品、あるいは、前記第2搬送路を介して前記
    第2姿勢で整列された前記ケース封入品を、所定の数ず
    つ一体的に前記包装シートで包装する包装ステーション
    と、 を備えることを特徴とするケース封入品の自動包装装
    置。
  8. 【請求項8】請求項7記載の自動包装装置において、前
    記整列供給ステーションは、複数の前記ケース封入品
    を、順次、送り出すフィーダと、 前記フィーダから送り出される前記ケース封入品の前記
    キャップを支持し、前記キャップを上向きにして前記ケ
    ース封入品を搬送する一対のローラと、 を備えることを特徴とするケース封入品の自動包装装
    置。
  9. 【請求項9】請求項7または8記載の自動包装装置にお
    いて、前記第1姿勢は、前記ケース封入品を横並びに配
    列する姿勢であり、 前記第1搬送路は、一方の前記ケース封入品を前記キャ
    ップが上向きに揃えられた状態で搬送する第1移送部
    と、 他方の前記ケース封入品を前記キャップが下向きになる
    ように反転させた後、一方の前記ケース封入品と1つず
    つ交互に払い出し可能に搬送する第2移送部と、 を備えることを特徴とするケース封入品の自動包装装
    置。
  10. 【請求項10】請求項9記載の自動包装装置において、
    前記第1および第2移送部は、それぞれ回転駆動される
    第1および第2スクリュー部材を備えるとともに、 前記第2移送部は、前記第2スクリュー部材と共動して
    前記ケース封入品を反転させるガイド部材を備えること
    を特徴とするケース封入品の自動包装装置。
  11. 【請求項11】請求項7記載の自動包装装置において、
    前記包装ステーションは、前記第1姿勢で払い出される
    前記ケース封入品を前記包装シートにより包装する際、
    所定数の該ケース封入品を一体的に保持する進退可能な
    押さえ部材を備えることを特徴とするケース封入品の自
    動包装装置。
  12. 【請求項12】請求項7記載の自動包装装置において、
    前記第2姿勢は、前記ケース封入品を縦並びに配列する
    姿勢であり、 前記第2搬送路は、前記キャップを同一方向に向かうよ
    うに、前記ケース封入品を傾倒させる傾倒部材を備える
    ことを特徴とするケース封入品の自動包装装置。
  13. 【請求項13】請求項7記載の自動包装装置において、
    前記包装ステーションは、前記包装シートで包装された
    ケース封入品に外装袋を供給し、前記ケース封入品の前
    後に対応して第1シールを施す第1シール手段と、 前記外装袋に孔部を形成する孔部形成手段と、 前記第1シールが施された前記外装袋に絞り込み処理を
    施して、前記孔部および前記第1シールに設けられた未
    シール部から該外装袋内の空気抜きを行った後、該外装
    袋に第2シールを施す第2シール手段と、 を備えることを特徴とするケース封入品の自動包装装
    置。
  14. 【請求項14】請求項13記載の自動包装装置におい
    て、前記第2シール手段は、前記外装袋の前記ケース封
    入品側の第1シール部を最初に押さえる第1ヒータブロ
    ックと、 前記外装袋の前記第1シール部よりも外側の第2シール
    部を、前記第1ヒータブロックよりも遅れて押さえる第
    2ヒータブロックと、 を備えることを特徴とするケース封入品の自動包装装
    置。
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