JP3335895B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

液晶表示装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置に関
するもので、特にマトリクス駆動方式により表示を行う
液晶表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶表示装置は、低消費電力、薄
型、および軽量等の特徴から、パーソナルコンピュー
タ、ワードプロセッサ、オフィスオートメーション用の
端末表示装置、テレビジョン等の表示用途に使用されて
きており、より大容量表示、高画質が求められている。
【0003】従来の液晶表示装置は、STN(Super Tw
isted Nematic)方式の電圧平均化法による単純マトリク
ス駆動を行っていたが、この方式では走査線の増加によ
ってコントラスト比が十分に得られなくなるため、大容
量表示に適さない。そこで、表示画面を構成している個
々の画素にスイッチング素子を設けたアクティブマトリ
クス駆動が開発されている。
【0004】上記スイッチング素子としては、薄膜トラ
ンジスタや2端子非線形素子が用いられているが、構造
が簡単で、製造コストの面で有利な2端子非線形素子を
用いた液晶表示装置が有望視されており、金属−絶縁体
−金属(Metal-Insulator-Metal:以下、MIMと称す
る)構造を有するものは実用化がなされている。従来の
MIM素子は、例えば、以下のようにして製造すること
ができる。
【0005】まず、図19および図20に示すように、
ガラス基板51上に、スパッタリング法等により信号配
線52および下部電極53となるタンタル薄膜を300
0Åの厚みに積層し、フォトリソグラフィー法により、
所定の形状にパターニングして信号配線52および下部
電極53を得る。その後、陽極酸化法により、下部電極
53の表面を陽極酸化して厚み600Åの絶縁膜54を
形成する。
【0006】次に、この状態の基板全面に、スパッタリ
ング法等により上部電極55となるチタンを厚み400
0Åに積層し、フォトリソグラフィー法により所定の形
状にパターニングして上部電極55とする。
【0007】さらに、ITO等からなる透明電極膜を積
層し、これをパターニングして画素電極56を形成す
る。以上のプロセスで形成されたMIM素子および画素
電極56からなる画素の配列パターンを図21に示す。
【0008】このように、上記図21に示したようなマ
トリクス駆動方式の液晶表示装置では、各画素におい
て、隣接する画素や配線の影響によって寄生容量が発生
する。尚、上記寄生容量は、上述のようなMIM素子等
の2端子素子を用いた液晶表示装置以外に、他のアクテ
ィブ素子を用いた液晶表示装置、または単純マトリクス
駆動方式の液晶表示装置においても大なり小なり発生す
るが、特に2端子素子を用いた液晶表示装置の駆動時に
おいて、上記寄生容量の影響が最も顕著で大きいものと
なる。
【0009】すなわち、スイッチング素子として2端子
素子を使用する液晶表示装置では、上記2端子素子の素
子寸法等が変わることによって素子容量が変化すれば、
これに伴ってしきい値電圧Vthが変化し、各画素におけ
る点灯条件が異なる。このため、全ての画素において画
素電極56の容量である画素容量と、MIM素子の容量
である素子容量との容量比を均一化することが重要とな
るが、上記寄生容量は、この容量比に対して大きな影響
を与える。
【0010】これを、図21を用いて具体的に説明す
る。マトリクス状に配列された複数の画素のうちのある
画素に注目すると、該注目画素の画素電極56aには、
その左または右に存在する信号配線52a・52bより
寄生容量C1またはC2がそれぞれ付加される。また、
上方に存在する画素の画素電極56bからは、寄生容量
C3が付加され、下方に存在する画素の画素電極56c
からは、寄生容量C4が付加される。
【0011】上記寄生容量C1ないしC4は、画素電極
56aの画素容量に付加されるため、結果として、画素
容量と素子容量の容量比に対し、影響を与えることにな
る。すなわち、上記液晶表示装置の各画素において、2
端子素子の素子寸法を揃えて素子容量を一定にしても、
上記寄生容量が変化すれば、画素容量と素子容量の容量
比も変化することになる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
構成では、図22に示すように、最右端の画素電極56
dには、その右方に信号配線52が存在しないため、上
記寄生容量C2が付加されない。また、最上端または最
下端の画素電極56eには、その上方または下方に画素
電極56が存在しないため、上記寄生容量C3またはC
4が付加されない。また、右上隅または右下隅の画素電
極56fには、寄生容量C2およびC3の両方、もしく
は、寄生容量C2およびC4の両方が付加されない。
【0013】このため、上述のようなMIM素子を用い
た液晶表示装置では、上記画素電極56dないし56f
に付加される寄生容量は、図21で示した画素電極56
aに付加される寄生容量よりも小さくなる。このため、
それぞれの画素における点灯条件が一定でなくなり、均
一に点灯表示が行えなくなる。
【0014】すなわち、図22に示すように、最上端、
最下端、および最右端の画素(図22中、斜線で示され
る画素)においては、しきい値電圧Vthが低くなり、不
均一な表示となる。これにより、例えば、階調表示等を
行う場合等に、悪影響を及ぼす。
【0015】本発明は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、マトリクス駆動方式の液
晶表示装置において、寄生容量の違いによる影響を低減
し、均一な表示を行うことができる液晶表示装置を提供
することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1の液晶表示装置
は、上記の課題を解決するために、表示画面を形成する
複数の画素がマトリクス状に配列され、各画素列毎に該
画素列を形成する全ての画素が信号配線に接続される液
晶表示装置において、それ自身が接続される信号配線以
外に、隣接する信号配線が存在しない最終画素列のさら
に外側に形成され、上記最終画素列の画素電極に、隣接
する信号配線から付加される線間寄生容量と同一量の寄
生容量を付加する第1のダミー配線を備え、上記第1の
ダミー配線は、隣接する信号配線と電気的に接続されて
いることを特徴としている。
【0017】上記の構成によれば、上記第1のダミー配
線により、最終画素列の画素電極に、隣接する信号配線
から付加される線間寄生容量と同一量の寄生容量が付加
される。したがって、最終画素列における画素電極に対
しても、他の画素電極と同一量の寄生容量が与えられ
る。
【0018】これにより、従来、各画素電極に付加され
る寄生容量が異なるために生じていた画面表示の不均一
性を解消でき、均一な点灯表示を得ることができる。ま
た、上記第1のダミー配線は、隣接する信号配線と電気
的に接続されているため、配線が簡単であり、例えば、
中央分割構造の液晶表示装置に適用しても、中央分割部
分でのドットピッチの拡大や、歩留りの低下などのデメ
リットが発生しない。
【0019】請求項2の液晶表示装置は、請求項1の構
成に加えて、さらに、上記信号配線に接続される画素列
のうち、両端に存在する端部画素のさらに外側に形成さ
れ、上記端部画素の画素電極に、隣接する画素電極から
付加される画素間寄生容量と同一量の寄生容量を付加す
る第2のダミー配線とを備えていることを特徴としてい
る。
【0020】上記の構成によれば、上記第2のダミー配
線により、上記端部画素の画素電極に、隣接する画素電
極から付加される画素間寄生容量と同一量の寄生容量が
付加される。したがって、各画素列の端部画素における
画素電極に対しても、他の画素電極と同一量の寄生容量
が与えられる。
【0021】これにより、従来、各画素電極に付加され
る寄生容量が異なるために生じていた画面表示の不均一
性を解消でき、均一な点灯表示を得ることができる。
【0022】請求項3の液晶表示装置は、請求項1また
は2の構成に加えて、上記各信号配線が中央で分割され
ると共に、各信号配線のそれぞれに上下2方向から信号
が入力されることを特徴としている。
【0023】上記の構成によれば、上記各信号配線が中
央で分割される共に、各信号配線のそれぞれに上下2方
向から信号が入力される中央分割構造の液晶表示装置の
おいても、中央分割部分のドットピッチが大きくなるな
どの不都合を招くことなく、従来、各画素電極に付加さ
れる寄生容量が異なるために生じていた画面表示の不均
一性を解消でき、均一な点灯表示を得ることができる。
【0024】請求項4の液晶表示装置は、上記の課題を
解決するために、表示画面を形成する複数の画素がマト
リクス状に配列され、各画素列毎に該画素列を形成する
全ての画素が信号配線に接続される液晶表示装置におい
て、上記表示画面を構成する全ての画素電極の周囲が、
同形状のダミー配線によって囲まれており、配線が二重
化されていることを特徴としている。
【0025】上記の構成により、全ての画素電極の周囲
が、同形状のダミー配線によって囲まれるため、全ての
画素における画素電極に対して、同一量の寄生容量が与
えられる。
【0026】これにより、従来、各画素電極に付加され
る寄生容量が異なるために生じていた画面表示の不均一
性を解消でき、均一な点灯表示を得ることができる。ま
た、上記ダミー配線により信号配線が二重化されるた
め、該ダミー配線に冗長機能を持たすことができると共
に、該信号配線の抵抗を下げることができ、液晶表示装
置の消費電力を軽減させることができる。
【0027】請求項の液晶表示装置は、請求項1ない
の何れかの構成に加えて、上記画素は、画素電極と
直列に接続されるMIM素子をスイッチング素子として
使用していることを特徴としている。
【0028】上記の構成により、各画素電極に付加され
る寄生容量が不均一となる場合に、最も顕著な表示欠陥
を引き起こす、MIM素子をスイッチング素子として使
用した液晶表示装置において、画面表示の不均一性を解
消でき、均一な点灯表示を得ることができる。
【0029】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕 本発明の実施の一形態について図1ないし図9に基づい
て説明すれば、以下の通りである。
【0030】本実施の形態に係る液晶表示装置は、画素
がマトリクス状に配列されてなる液晶パネルを有してい
る。該液晶パネルにおける各画素は、スイッチング素子
として、図2および図3に示すようなMIM素子からな
る2端子素子が使用されている場合を例示する。
【0031】上記画素は、図2および図3に示すよう
に、ガラス基板1上に、タンタル薄膜を所定の形状にパ
ターニングして得られる信号配線2および下部電極3が
形成されている。また、上記下部電極3の表面には、陽
極酸化法により絶縁膜4が形成されている。
【0032】上記下部電極3の上には、チタン薄膜を所
定の形状にパターニングして得られる上部電極5が形成
され、該上部電極5の上には、ITO等からなる透明電
極摸をパターニングして得られる画素電極6が形成され
ている。
【0033】このように、各画素がマトリクス状に配列
された液晶パネルを有する液晶表示装置では、各画素に
おいて、隣接する画素や配線の影響によって寄生容量が
発生し、上記各画素における寄生容量が異なれば、均一
な画像表示が行えなくなることは、従来の技術で記載し
た通りである。
【0034】尚、本実施の形態では、上記液晶パネル内
のある画素(注目画素)を基準とした場合、回りの画素
および信号配線を以下のように定義する。但し、上記注
目画素は、液晶パネルの最上端、最下端、および最右端
の何れの列にも属さないものとする。
【0035】図4に示すように、上記注目画素の画素電
極を6aとし、該注目画素の上方に位置する画素の画素
電極を6b、上方に位置する画素の画素電極を6cとす
る。また、上記注目画素に隣接する2本の信号配線のう
ち、該注目画素が接続される側の信号配線を2aとし、
接続されない側の信号配線を2bとする。
【0036】このように、その上下左右の全ての方向を
他の画素および信号配線で囲まれる画素の画素電極6a
については、信号配線2aおよび2bより線間寄生容量
としての寄生容量C1およびC2が付加され、画素電極
6bおよび6cより画素間寄生容量としての寄生容量C
3およびC4が付加される。すなわち、上記画素電極6
aに対しては、上記寄生容量C1ないしC4の4種類の
寄生容量が生じる。
【0037】これに対し、最上端、最下端、または最右
端の画素に関しては、従来の技術で説明したように、上
記4種類の寄生容量のうち、3種類または2種類しか生
じず、図22に示したような不均一な点灯表示が生じ
る。
【0038】このような不均一な点灯表示状態を改善す
べく、本実施の形態に係る液晶表示装置では、図1に示
すように、全ての画素に付加される寄生容量を同一にす
るためのダミー配線7a・7bが設けられている。
【0039】上記ダミー配線7aは、最右端に位置する
画素に対して、上記寄生容量C2に相当する寄生容量を
与えるために設けられるものであり、上記最右端画素の
さらに右側に、信号配線2と平行になるように形成され
ている。また、上記ダミー配線7bは、最上端または最
下端に位置する画素に対して、上記寄生容量C3または
C4に相当する寄生容量を与えるために設けられるもの
であり、上記最上端または最下端画素のさらに上または
下側に、該画素の接続されている信号配線2に直交し、
かつ該信号配線2より突出して形成されている。上記ダ
ミー配線7a・7bには、信号配線2と同じ大きさの電
圧が印加される。
【0040】尚、上記ダミー配線7aには、上記電圧印
加の為に最右端の信号配線2と電気的に接続されている
が、このため、右上隅に位置する画素に対しては、ダミ
ー配線7bの代わりに、上記ダミー配線7aを最右端の
信号配線2に接続している接続部分の配線によって、寄
生容量C3が付加される。
【0041】上記構成により、最右端に位置する画素
(但し、右上隅および右下隅の画素を除く)の画素電極
6dに対しては、ダミー配線7aにより寄生容量C2が
付加され、最上端または最下端に位置する画素(但し、
右上隅および右下隅の画素を除く)の画素電極6eに対
しては、ダミー配線7bにより寄生容量C3またはC4
が付加される。また、右上隅または右下隅の画素電極6
fに対しては、ダミー配線7a・7bにより寄生容量C
2と、寄生容量C3またはC4とが付加される。
【0042】尚、本実施の形態では、特許請求の範囲に
記載の最終画素列の画素電極としては、上記画素電極6
dおよび6fが相当し、端部画素の画素電極としては、
上記画素電極6eおよび6fが相当する。また、特許請
求の範囲に記載の第1のダミー配線はダミー配線7aで
あり、第2のダミー配線はダミー配線7bである。
【0043】ここで、画素電極6にかかる各寄生容量C
1ないしC4、および各画素電極に発生する寄生容量の
合計の算出方法例を以下に示す。尚、以下の算出法で
は、ドットピッチ:0.24mm、画素構成:480×
320ドット、パネルサイズ約5インチとする。 <寄生容量C1ないしC4の容量算出例> 上記寄生容量C1ないしC4は、上述したように、隣接
する画素もしくは信号配線との間に発生するものであ
り、対向面の面積は240μm×1μm(膜厚)とし、
該対向面の間隙(図4中の矢印で示される幅)は6μm
とする。液晶比誘電率εの一般的な値は8〜12であ
り、ここでは、代表的にε=10とする。また、真空誘
電率ε0は、8.86×10-12Fm-1を用いる。
【0044】 寄生容量C1(≒C2≒C3≒C4) ≒8.86×10-12×(240×10-6×1×10-6)×10 ÷(6×10-6) ≒3.54×10-15F <寄生容量の合計> (ダミー配線無しの場合) 画素電極6aの寄生容量合計(C1+C2+C3+C4) ≒14.16×10-15F >画素電極6dの寄生容量合計(C1+C3+C4) ≒画素電極6eの寄生容量合計(C1+C2+C4) ≒10.62×10-15F >画素電極6fの寄生容量合計(C1+C4) ≒7.08×10-15F <ダミー配線有りの場合> 画素電極6aの寄生容量合計(C1+C2+C3+C4) ≒画素電極6dの寄生容量合計(C1+C2+C3+C4) ≒画素電極6eの寄生容量合計(C1+C2+C3+C4) ≒画素電極6fの寄生容量合計(C1+C2+C3+C4) ≒14.16×10-15F(C1+C2+C3+C4) 上述の計算結果からも判るように、ダミー配線7a・7
bにより、画素電極6dないし6fのそれぞれの寄生容
量と、画素電極6aの寄生容量とが同一になり、それぞ
れの画素電極の均一な点灯表示が可能となる。
【0045】また、上記ダミー配線7aおよび7bの接
続方法に関しては、図1に示したような構成に限定され
るものではなく、例えば、図5に示すように、ダミー配
線7bが、図4に示す信号配線2aでなく、信号配線2
bから突出される構成としてもよい。
【0046】また、図1および図5に示した構成では、
最上端、最下端、および最右端の画素電極6dないし6
fに対してのみ、ダミー配線7aおよび7bが設けられ
ているが、図6および図7に示すように、さらに、上下
に並ぶ各画素電極間の全てにおいても、ダミー配線7c
を形成する構成としてもよい。
【0047】以上のように、ダミー配線を設けることに
よって、液晶パネル内の全ての画素に対して、各画素の
画素電極に付加される寄生容量を同一量とすることがで
きる。これにより、それぞれ画素電極の均一な点灯表示
が可能となり、表示品位を向上させることができる。
【0048】また、上述のように、2端子素子を用いた
液晶パネルにおいて、画素が接続される信号配線をデー
タ配線とした場合、画素が形成される基板に対向する他
方の透明基板上に配列される透明電極が透明走査電極と
なる。この場合、図8に示すように、ダミー配線7aに
は、透明走査電極8から電気的効果により電荷が発生さ
せられるため、該ダミー配線7aは、信号配線2に電気
的に接続されなくてもよい。
【0049】また、本実施の形態に係る液晶表示装置で
は、ダミー配線7aは、隣接する信号配線2に電気的に
接続されている。そのため、例えば、図9に示すよう
に、各信号配線2が中央で分割される中央分割構造の液
晶パネルにおいて、分割ラインの両側で並ぶ画素の間隔
が広くなることがなくデメリットが生じない。
【0050】すなわち、図10に示すように、ダミー配
線7aが、隣接する信号配線2のさらに手前の信号配線
2に接続される場合(例えば、ライン反転駆動の場合で
は、このような接続も考えられる)には、中央分割部分
におけるドットピッチが大きくなり、また、形状的にも
困難になるため、リーク等によって歩留りが低下してコ
ストアップに繋がるなどの問題が生じるが、図9の構成
では、このような問題は生じない。
【0051】〔実施の形態2〕 本発明の他の実施の一形態について図11に基づいて説
明すれば、以下の通りである。尚、本実施の形態に係る
液晶表示装置においては、液晶パネル内の各画素の構成
は、上記実施の形態1と同じとし、その説明は省略す
る。
【0052】上記液晶パネルでは、各画素の画素電極6
に同一量の寄生容量を付加するためのダミー配線7dが
形成されている。上記ダミー配線7dは、図11に示す
ように、液晶パネル内の各画素に対し、信号配線2と共
にこれを取り囲むように形成されている。
【0053】上記図11の構成では、各画素電極6に
は、該画素電極6の接続される信号配線2(より詳細に
は、図4上での2a)と、上記ダミー配線7dにより、
同一量の寄生容量が付加される。これにより、それぞれ
画素電極の均一な点灯表示が可能となり、表示品位を向
上させることができる。
【0054】また、上記ダミー配線7dと信号配線2と
によって、配線が二重化されているため、冗長機能を持
たすことができると共に、配線抵抗を下げることがで
き、液晶パネルの消費電力を少なくすることができる。
【0055】〔実施の形態3〕 本発明のさらに他の実施の一形態について図12ないし
図15に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、
本実施の形態に係る液晶表示装置においては、液晶パネ
ル内の各画素の構成は、上記実施の形態1と同じとし、
その説明は省略する。
【0056】上記液晶パネルでは、上記実施の形態1お
よび2とは異なり、図12に示すように、各画素の画素
電極6に同一量の寄生容量を付加するためのダミー配線
が存在しない。
【0057】上記図12の構成においては、寄生容量C
1およびC2については、各画素の画素電極6と該画素
電極6に隣接する信号配線2・2との間隔(以下、線間
隔とする:図12において矢印Aで示される)を充分に
広く取ることにより、該寄生容量C1およびC2が、画
像表示に影響を及ぼさない程度にまで低減される。ま
た、寄生容量C3およびC4については、上下に並ぶ2
つの画素の間で画素電極6・6の間隔(以下、画素間隔
とする:図12において矢印Bで示される)を充分に広
く取ることにより、該寄生容量C3およびC4が、画像
表示に影響を及ぼさない程度にまで低減される。
【0058】ここで、上記線間隔および画素間隔を適切
に設定するための数値限定について説明する。
【0059】上記液晶パネルにおける画像表示は、画素
間のコントラスト差が約3%を超えると、目視によって
該コントラスト差が認識されるようになる。したがっ
て、以下の説明では、上記コントラスト差が3%未満の
場合、液晶パネルにおいて均一な点灯表示が行われてい
る目安とし、コントラスト差を3%以内とすることを目
標とする。
【0060】図13に、寄生容量比(各寄生容量の素子
容量に対する割合)とコントラスト差との関係を示す。
上記図13より、コントラスト差が3%となる場合の寄
生容量比は5.13%であり、これより、寄生容量比を
5%以下にすれば、それぞれの画素の点灯表示が均一と
なることを確認した。
【0061】ここで、上記寄生容量比の数値限定の条件
を満たすための画素電極6と信号配線2・2との間隔、
および画素電極6・6の間隔を求める方法について説明
する。先ず、上記素子容量の算出方法の実例を以下に示
す。尚、以下の算出法では、ドットピッチ:0.24m
m、画素構成:480×320ドット、パネルサイズ約
5インチとする。 <素子容量算出例> 素子面積は、ステッパーの精度と容量比を考慮すると、
一般的な数値としては、3μm×3μm〜6μm×6μ
mであり、ここでは代表的に4μm×5μmを用いる。
下部電極3のTaの陽極酸化膜4の比誘電率は、一般的
な値としては18〜24であり、ここでは代表的に20
を用いる。また、真空誘電率ε0は8.86×10-12
-1とする。また、Taの陽極酸化膜4の膜厚は、一般
的な値としては300〜1000Åであり、ここでは代
表的に600Åを用いる。
【0062】 素子容量 ≒8.86×10-12×(4×10-6×5×10-6)×20 ÷(600×10-10) ≒5.91×10-14F こうして、求められた素子容量に対して、線間隔および
画素間隔を変化させた液晶パネルについて、該素子容量
に対しての寄生容量率を実施の形態1の方法で算出され
た寄生容量に基づいて算出し、上記図13のグラフ化を
行い、数値限定を行った。尚、上記図13では、寄生容
量比11.98%のプロットが線間隔および画素間隔が
3μmの場合に相当し、寄生容量比3.59%のプロッ
トが線間隔および画素間隔が10μmの場合に相当す
る。また、これらの間のプロットは、線間隔および画素
間隔が1μm刻みで設定されている。すなわち、上記図
13より、本実施の形態における条件下では、線間隔お
よび画素間隔が7μm以上の場合、コントラスト差を、
3%以下とすることができる。
【0063】以上のように、線間隔および画素間隔を充
分にとる(寄生容量を小さくする)ことにより、寄生容
量のばらつきに起因する不均一な点灯表示を解消するこ
とができる。また、この時、点灯駆動電圧を小さくし、
低消費電力化が可能となる。
【0064】尚、上記図12の構成では、線間隔および
画素間隔を充分広くとることにより、寄生容量C1ない
しC4の影響を軽減させ、ダミー配線を無くす構成とし
ているが、図14および図15に示すように、ダミー配
線7aを形成することで、寄生容量C1およびC2につ
いてはその付加量を全画素について同一とし、寄生容量
C3およびC4に関しては、画素間隔(図14および図
15において矢印Bで示される)を広くすることでその
影響を軽減させる構成としてもよい。もちろん、これと
は逆に、寄生容量C3およびC4に関しては、ダミー配
線7bを形成することでその付加量を全画素について同
一とし、寄生容量C1およびC2に関しては、線間隔を
広くすることでその影響を軽減させる構成とすることも
可能である。
【0065】〔実施の形態4〕 上記の実施の形態1ないし3では、寄生容量の影響が特
に大きなものとなる2端子素子を用いた液晶表示装置に
ついて説明したが、本実施の形態では、単純マトリクス
駆動方式の液晶表示装置について説明する。
【0066】先ず、従来の単純マトリクス方式の液晶表
示装置を図16に示す。図16に示すように、単純マト
リクス方式の液晶表示装置では、対向する2枚の透明基
板(図示せず)のそれぞれに、セグメント電極9…およ
びコモン電極10…が形成され、該セグメント電極9…
およびコモン電極10…は互いに交差するように配列さ
れる。
【0067】上記構成では、上記セグメント電極9…お
よびコモン電極10…の何れにおいても、隣接する電極
の影響により寄生容量が発生する。このとき、両端に存
在する電極以外の電極については、その両側の電極のそ
れぞれから寄生容量が付加される。しかしながら、両端
に存在する電極については、隣接する電極が片側にしか
存在しないため、両端に存在する電極に付加される寄生
容量が、それ以外の電極に付加される寄生容量よりも小
さくなり、不均一な点灯表示状態が引き起こされる。
【0068】そこで、本実施の形態に係る液晶表示装置
では、上記の不均一な点灯表示状態を解消するために、
図17に示すように、上記セグメント電極9…およびコ
モン電極10…の両方において、両端の電極のさらに外
側にダミー配線11・12(図17において、斜線で示
される電極)を設けている。
【0069】これにより、上記セグメント電極9…およ
びコモン電極10…の何れにおいても、両端に存在する
電極に付加される寄生容量と、それ以外の電極に付加さ
れる寄生容量とを同一量とすることができ、均一な点灯
表示を実現することができる。
【0070】また、上記図17の構成以外に、図18に
示すように、上記セグメント電極9…およびコモン電極
10…において、隣接する電極間の距離(図17におい
て、矢印で示される)を充分広くとることにより、電極
間の寄生容量を表示状態に影響を及ぼさない程度に小さ
くし、均一な点灯表示を実現することも可能である。
【0071】以上のように、上記各実施の形態において
は、ダミー配線を設けることにより、各画素電極に付加
される寄生容量を同一量とするか、あるいは、隣接する
画素と信号配線との間隔または隣接する画素同士の間隔
を広げることにより、各画素電極に付加される寄生容量
の影響を軽減することにより、液晶表示装置における均
一な点灯表示を実現している。
【0072】このような、上記各実施の形態において
は、マスクパターンの変更のみで、新たな工程の増加
や、コストアップを招くことなく、不均一な点灯表示を
解消することができる。
【0073】
【発明の効果】請求項1の発明の液晶表示装置は、以上
のように、それ自身が接続される信号配線以外に、隣接
する信号配線が存在しない最終画素列のさらに外側に形
成され、上記最終画素列の画素電極に、隣接する信号配
線から付加される線間寄生容量と同一量の寄生容量を付
加する第1のダミー配線を備え、上記第1のダミー配線
は、隣接する信号配線と電気的に接続されている構成で
ある。
【0074】それゆえ、上記第1のダミー配線により、
最終画素列の画素電極に、隣接する信号配線から付加さ
れる線間寄生容量と同一量の寄生容量が付加される。し
たがって、最終画素列における画素電極に対しても、他
の画素電極と同一量の寄生容量が与えられる。これによ
り、従来、各画素電極に付加される寄生容量が異なるた
めに生じていた画面表示の不均一性を解消でき、均一な
点灯表示を得ることができるという効果を奏する。
【0075】また、このとき、上記第1のダミー配線
は、隣接する信号配線と電気的に接続されているため、
配線が簡単であり、例えば、中央分割構造の液晶表示装
置に適用しても、中央分割部分でのドットピッチの拡大
や、歩留りの低下などのデメリットが発生しない。
【0076】請求項2の発明の液晶表示装置は、以上の
ように、請求項1の構成に加えて、さらに、上記信号配
線に接続される画素列のうち、両端に存在する端部画素
のさらに外側に形成され、上記端部画素の画素電極に、
隣接する画素電極から付加される画素間寄生容量と同一
量の寄生容量を付加する第2のダミー配線とを備えてい
る構成である。
【0077】それゆえ、請求項1の構成による効果に加
えて、各画素列の端部画素における画素電極に対して
も、他の画素電極と同一量の寄生容量が与えられること
により、従来、各画素電極に付加される寄生容量が異な
るために生じていた画面表示の不均一性を解消でき、新
たな工程の追加やコストアップを招くことなく、均一な
点灯表示を得ることができるという効果を奏する。
【0078】請求項3の液晶表示装置は、以上のよう
に、請求項1または2の構成に加えて、上記各信号配線
が中央で分割されると共に、各信号配線のそれぞれに上
下2方向から信号が入力される構成である。
【0079】それゆえ、請求項1または2の構成による
効果に加えて、上記各信号配線が中央で分割される共
に、各信号配線のそれぞれに上下2方向から信号が入力
される中央分割構造の液晶表示装置のおいても、中央分
割部分のドットピッチが大きくなるなどの不都合を招く
ことなく、従来、各画素電極に付加される寄生容量が異
なるために生じていた画面表示の不均一性を解消でき、
均一な点灯表示を得ることができるという効果を奏す
る。
【0080】請求項4の発明の液晶表示装置は、以上の
ように、上記表示画面を構成する全ての画素電極の周囲
が、同形状のダミー配線によって囲まれており、配線が
二重化されている構成である。
【0081】それゆえ、全ての画素電極の周囲が、同形
状のダミー配線によって囲まれるため、全ての画素にお
ける画素電極に対して、同一量の寄生容量が与えられる
ことにより、従来、各画素電極に付加される寄生容量が
異なるために生じていた画面表示の不均一性を解消で
き、新たな工程の追加やコストアップを招くことなく、
均一な点灯表示を得ることができるという効果を奏す
る。
【0082】また、上記ダミー配線により信号配線が二
重化されるため、該ダミー配線に冗長機能を持たすこと
ができるとという効果と、該信号配線の抵抗を下げるこ
とができ、液晶表示装置の消費電力を軽減させることが
できるという効果とを併せて奏する。
【0083】請求項の発明の液晶表示装置は、以上の
ように、請求項1ないしの何れかの構成に加えて、上
記画素は、画素電極と直列に接続されるMIM素子をス
イッチング素子として使用している構成である。
【0084】それゆえ、請求項1ないしの何れかの構
成による効果に加えて、各画素電極に付加される寄生容
量が不均一となる場合に、最も顕著な表示欠陥を引き起
こす、MIM素子をスイッチング素子として使用した液
晶表示装置において、画面表示の不均一性を解消でき、
均一な点灯表示を得ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示すものであり、液晶表
示装置における画素と配線との形成パターンを示す説明
図である。
【図2】上記液晶表示装置で用いられる、2端子素子を
スイッチング素子として用いた画素の構成を示す平面図
である。
【図3】上記画素のA−A断面図である。
【図4】注目画素に付加される寄生容量を示す説明図で
ある。
【図5】本発明の他の実施形態を示すものであり、液晶
表示装置における画素と配線との形成パターンを示す説
明図である。
【図6】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図7】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図8】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図9】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図10】図9の構成の比較例を示すものであり、液晶
表示装置における画素と配線との形成パターンを示す説
明図である。
【図11】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図12】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図13】寄生容量比とコントラスト差との関係を示す
グラフである。
【図14】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図15】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、液晶表示装置における画素と配線との形成パターン
を示す説明図である。
【図16】従来の単純マトリクス方式の液晶表示装置に
おける電極の形成パターンを示す説明図である。
【図17】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、単純マトリクス方式の液晶表示装置における電極の
形成パターンを示す説明図である。
【図18】本発明のさらに他の実施形態を示すものであ
り、単純マトリクス方式の液晶表示装置における電極の
形成パターンを示す説明図である。
【図19】2端子素子をスイッチング素子として用いた
画素の構成を示す平面図である。
【図20】上記画素のA−A断面図である。
【図21】注目画素に付加される寄生容量を示す説明図
である。
【図22】従来の液晶表示装置における電極の形成パタ
ーンを示す説明図である。
【符号の説明】
2 信号配線 6d 画素電極(最終画素列の画素電極) 6e 画素電極(端部画素の画素電極) 6f 画素電極(最終画素列の画素電極、端部画素
の画素電極) 7a ダミー配線(第1のダミー配線) 7b ダミー配線(第2のダミー配線) 9 セグメント電極 10 コモン電極 11・12 ダミー配線 C1・C2 寄生容量(線間寄生容量) C3・C4 寄生容量(画素間寄生容量)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02F 1/1365

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】表示画面を形成する複数の画素がマトリク
    ス状に配列され、各画素列毎に該画素列を形成する全て
    の画素が信号配線に接続される液晶表示装置において、 それ自身が接続される信号配線以外に、隣接する信号配
    線が存在しない最終画素列のさらに外側に形成され、上
    記最終画素列の画素電極に、隣接する信号配線から付加
    される線間寄生容量と同一量の寄生容量を付加する第1
    のダミー配線を備え、 上記第1のダミー配線は、隣接する信号配線と電気的に
    接続されていることを特徴とする液晶表示装置。
  2. 【請求項2】さらに、上記信号配線に接続される画素列
    のうち、両端に存在する端部画素のさらに外側に形成さ
    れ、上記端部画素の画素電極に、隣接する画素電極から
    付加される画素間寄生容量と同一量の寄生容量を付加す
    る第2のダミー配線とを備えていることを特徴とする請
    求項1に記載の液晶表示装置。
  3. 【請求項3】上記各信号配線が中央で分割されると共
    に、各信号配線のそれぞれに上下2方向から信号が入力
    されることを特徴とする請求項1または2に記載の液晶
    表示装置。
  4. 【請求項4】表示画面を形成する複数の画素がマトリク
    ス状に配列され、各画素列毎に該画素列を形成する全て
    の画素が信号配線に接続される液晶表示装置において、 上記表示画面を構成する全ての画素電極の周囲が、同形
    状のダミー配線によって囲まれており、配線が二重化さ
    れていることを特徴とする液晶表示装置。
  5. 【請求項5】上記画素は、画素電極と直列に接続される
    MIM素子をスイッチング素子として使用していること
    を特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の液晶表
    示装 置。
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