JP3333323B2 - 転倒防止装置付搬送ドッグ - Google Patents

転倒防止装置付搬送ドッグ

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JP3333323B2 JP19471994A JP19471994A JP3333323B2 JP 3333323 B2 JP3333323 B2 JP 3333323B2 JP 19471994 A JP19471994 A JP 19471994A JP 19471994 A JP19471994 A JP 19471994A JP 3333323 B2 JP3333323 B2 JP 3333323B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複数条のレール上に載
置される形鋼を横送するために使用される搬送ドッグの
構造に関するものである。
【0002】一般に形鋼製造の過程において、圧延ロー
ルから取り出された形鋼を、並列された複数本のレール
よりなる鋼材置場の上面に載置したのち、該形鋼を順次
に他の場所に向かって移動する必要があり、このとき前
記複数本のレールの間に出没してレールに沿って形鋼を
所定の方向に押し動かす方法が用いられる。このレール
に沿って移動しながら形鋼を押し動かすための部材を搬
送ドッグといい、本発明はこの搬送ドッグの構造に関す
るものである。
【0003】
【従来の技術】上記の形鋼などを含む長尺鋼材の置き場
において、搬送ドッグを使って鋼材をほぼ水平面内に搬
送する要領が図6に示される。図において、H形鋼Cは
複数条のレールB,B…に載せられて矢印Q,Q方向に
移動させられる。A,Aは搬送ドッグで、上端をレール
上面より上位および下位に保持することが可能であり、
図では上端を上位に保持してこれをP矢の方向に移動す
ることにより、H形鋼Cを矢印Q方向に搬送する要領を
示す。
【0004】このように搬送ドッグを用いてH形鋼等を
横送する場合、その形鋼がフランジ部の巾に比べてウェ
ブ部の背が高い形鋼の場合には、鋼材の曲がり、あるい
は反り等でバランスが崩れ、図6の矢印Rで示す方向の
モーメントが発生して鋼材の転倒を生じる場合があり、
転倒を防止して安全性の高い作業を行うための対応手段
が必要となってくる。
【0005】実開昭58−144531号公報のものは
これと関連する従来技術の一つであって、この考案は名
称を「形鋼積み重ね装置」とし、H形鋼等の積み重ねに
際して、該形鋼を油圧シリンダ等の動力によって丁寧に
上下移動させ、相互のフランジ部を重ね合わせて相互に
水平方向に接近させ組み合わせることによって、対向す
る相手のフランジ部によって一方のフランジ部を押さえ
付けるというやり方である。したがってこの装置は、形
鋼を積み重ねる作業を行うに当たって、あるいは積み重
ね作業の途中において、処理中の形鋼の曲がりないしは
反りによる転倒あるいは積み重ね編成の不調などを防止
するためのものである。
【0006】また別の従来技術として、実開昭63−5
9138号のものがある。これは、形鋼を横送するため
のドッグが取り付けられているキャリッジに対して、駆
動機構によって上端が鋏状に開閉する一対のアームを設
け、それぞれのアームが先端にそなえるローラによっ
て、搬送される形鋼のウェブ部を両面から挟み付けるこ
とにより、キャリッジとともに搬送される形鋼の転倒を
防止するようにしたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術のうち、
実開昭58−144531号公報のものは、形鋼を積み
重ねて保管するに際し、積み重ね作業中の転倒を防止し
て作業能率を増進することを目的とし、あるいは積み重
ねたあとの編成の不調を防ぐことを目的とするもので、
本発明の指向する目的が形鋼の横押作業中の転倒を防止
することにあるのとは、目的を異にするものである。ま
たその目的の相異に起因して、前記公報に示される装置
は構成が複雑で大掛かりなものであり、形鋼の搬送に要
する動力とは別個に積み重ね作業のための動力を必要と
し、そのため装置が高価なものとなっている。
【0008】また、実開昭63−59138号公報のも
のは、搬送ドッグを使って搬送中の形鋼に対し、揺動に
よって上端がレール上面より上位および下位に保持する
ことが可能な手段を用いて形鋼を確実に把持し、搬送中
の形鋼の転倒を防止する装置である点では、本発明とそ
の目的が一致している。しかし、そのための構成は、形
鋼のウェブ部の両面を挟み付けるための一対のローラ付
きアームと、該アームを左右対称形の経路で開閉させる
ためのリンク機構と、各リンクを枢支するブラケット
と、リンクの先端に動力を伝達するための駆動用動力源
とを、すべてキャリッジに搭載してキャリッジの移動と
ともに移動するようにされている。したがってキャリッ
ジ全体が嵩高いものとなって、形鋼の搬送作動そのもの
が緩慢になり、作業能率の低下を来すことになる。ま
た、装置はきわめて複雑で大仕掛けのものとなり、前者
の先願技術のものと同様に転倒防止装置を作動するため
の別の駆動動力を必要とするなど、価格の高騰が避けら
れないものとなる。
【0009】本発明は、このような従来技術の現状にか
んがみてなされたもので、きわめて簡単な装置と容易な
操作のもとに、たてよこの寸法比率の関係で転倒し易い
形鋼の搬送に際し、安全確実な手段を通じて転倒防止の
効果を挙げることができ、しかもその作業が搬送ドッグ
による搬送作業に随伴して必然の結果として遂行される
ため、転倒防止作業用としての別個の動力を必要とせ
ず、経済的にすぐれてしかも高効率の転倒防止装置付搬
送ドッグを提供することを目的としている。
【0010】本発明の他の目的は、搬送ドッグが常態に
あるとき、搬送方向の移動によってそのままの状態でた
だちに形鋼の搬送作業が遂行でき、搬送と逆方向の移動
のときには、ドッグ本体が下位に伏没して円滑な移動が
可能の搬送ドッグを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明の転倒防止装置付搬送ドッグは、複数条の
レール上に載置される形鋼を横送するために設けられる
搬送ドッグであって、前記レール上面より下位の位置で
該レールの間を形鋼横送方向に移動が可能なキャリッジ
と、前記キャリッジ上面に設けたピンによって該ピンの
まわりの揺動を自在に枢支されて、揺動によりその上端
を前記レール上面より上位および下位に保持することが
可能であり、その上端に押さえ金具がピンによって回転
可能に枢支されているドッグ本体とをそなえ、前記押さ
え金具は、重心位置が前記ドッグ本体上端の枢支点の直
下にあるフリー状態において、上部前方に突出状態の押
付部とほぼ直下方向に突出している受動部とを一体的に
そなえ、形鋼を横送するために搬送ドッグの移動ととも
に上端を前記レール上面より上位に保持した位置のドッ
グ本体が移動させられ、その上位に保持したドッグ本体
の位置を、ドッグ本体の上端にそなえる前記押さえ金具
の受動部が形鋼の下面側のフランジ部先端によって押し
付けられて、押さえ金具が前記枢支点のまわりに回転
し、押さえ金具のそなえる押付部が一体的に回転して該
押付部と前記レール上面との間に前記フランジ部を挟み
込み、前記押付部が前記フランジ部の背面を下方に向か
って押し付ける位置とされている。
【0012】請求項2記載のように、前記キャリッジ上
面に揺動自在に枢支されるドッグ本体が、常態において
その上端を前記レール上面より上位に保持するための手
段をそなえてもよい。
【0013】請求項3記載のように、前記ドッグ本体が
常態においてその上端を前記レール上面より上位に保持
するための手段として、揺動自在に枢支するピンのまわ
りにドッグ本体を回転させる重力によるモーメントを、
ドッグ本体の上端側のモーメントよりもその反対側のモ
ーメントが大となる構成としておくこともできる。
【0014】
【作用】本発明の請求項1に示す装置によって、レール
上面の形鋼を搬送するには、レール上面より下位の位置
でレールの間を形鋼横送方向に移動が可能なキャリッジ
により、キャリッジ上面にピンによって揺動自在に枢支
されて、揺動によりその上端がレール上面より上位およ
び下位に保持することが可能なドッグ本体を、上端がレ
ール上面より上位に保持された状態で、搬送方向にキャ
リッジを移動させる。このときドッグ本体の上端に枢支
されている押さえ金具の直下方向に突出している受動部
が形鋼の下面側のフランジ部先端によって押し付けられ
て押さえ金具が枢支点のまわりに回転し、それにともな
い、押さえ金具のそなえる押付部が一体的に回転して該
押付部と前記レール上面との間に前記フランジ部を挟み
込み、前記押付部が前記フランジ部の背面を下方に向か
って押し付けるので、形鋼がその位置で安定して収容さ
れ、たとえ安定度の悪い形鋼であっても搬送中に転倒す
ることが防止される。
【0015】前記押さえ金具は、フリー状態において常
に重心位置がドッグ本体上端の枢支点の直下にあるとき
の形状として、上部前方に突出状態の押付部と、ほぼ直
下方向に突出している受動部とを一体的にそなえる形状
よりなっており、そのためキャリッジとともに搬送ドッ
グが移動して形鋼の下面側のフランジ部先端を横押しす
るとき、ドッグ本体の上端にある押さえ金具は必ずその
下方に受動部が位置する関係位置となって、自動的にフ
ランジ部の背面を押付部によって押し付けることにな
り、転倒防止装置としての機能を発揮することになる。
そのため、前記従来装置のように、転倒防止の操作を指
令する別系統の制御手段ならびに別系統の操作機構を必
要とせず、装置の単純化と操作の簡易化が実現される。
【0016】前記キャリッジ上面に揺動自在に枢支され
るドッグ本体が、請求項2記載のように常態においてそ
の上端を前記レール上面より上位に保持するための手段
をそなえていると、搬送ドッグが常態にあるとき、搬送
方向の移動によってそのままの状態でただちに形鋼の搬
送作業が遂行でき、搬送と逆方向の移動のときには、ド
ッグ本体が下位に伏没して円滑な移動が可能となる。
【0017】前記ドッグ本体のそなえる上位保持のため
の手段として、請求項3記載のように、ドッグ本体を枢
支ピンのまわりに回転させる重力によるモーメントが、
ドッグ本体の上端側のモーメントよりもその反対側のモ
ーメントが大となる構成によって達成すると、きわめて
簡単な操作でしかも有効に機能が発揮できる。
【0018】
【実施例】以下に、本発明の転倒防止装置付搬送ドッグ
の一実施例を図面によって説明する。
【0019】図1〜図3において、搬送ドッグ1は、搬
送手段としてのキャリッジ2と、その上面に枢支される
ドッグ本体3と、ドッグ本体3の上端に枢支される押さ
え金具4とをそなえる。キャリッジ2は移動装置5によ
り、連結片6を介してレールBの間をレールBの上面よ
り下位の位置で矢印Qの方向に移動させられる。ドッグ
本体3は、キャリッジ2の上面に設けたピン7によって
そのまわりの揺動を自在に枢支されている。そのため沈
降プレート8が搬送ドッグ1の上面を相対的にQ矢の方
向に通過するとき、ドッグ本体3はピン7のまわりに時
計方向に揺動して、沈降プレート8の下を通過すること
ができる。そのときの状態が図3に示される。
【0020】ドッグ本体3は、常態においてその上端を
レールBの上面より上位に保持するための手段として、
ピン7を境界として左右に働く重力による回転モーメン
トを、ドッグ本体3の上端側のモーメントよりもその反
対側のモーメントが大となる構成として、上端側を下方
に向かって押さえ付ける外力が働かない限り、上端側が
上位に保持される。上端側を上位に保持するための手段
としては、前記重力を利用するもののほか、たとえばス
プリングの利用等が考えられる。この構成は、搬送方向
に敷設されたレール上のある区間を限って、その間を反
復して往復する搬送ドッグにより、上流側から次々に送
り込まれた鋼材を下流側に向かって搬送する場合に必要
であり、あるいは、搬送ドッグ1の配置場所の移動を、
鋼材の搬送とは無関係に行いたい場合、または搬送ドッ
グの頭上を越えて鋼材を先送りしたい場合などに有効に
機能する。
【0021】図1において、押さえ金具4は、ドッグ本
体3の上端にピン9によって回転可能に枢支されてい
る。ピン9による枢支の態様は、押さえ金具4の重心1
0がフリー状態で常にピン9の中心点の直下位置にある
ように滑動自在の状態とされている。押さえ金具4は、
このフリー状態において上部前方に突出している押付部
11と、ほぼ直下方向に突出している受動部12とを一
体的にそなえた構成をそなえる。押さえ金具4がドッグ
本体3の上端にピン9によって回転可能に枢支される位
置と、レールBの上面との高さの関係は、適用される形
鋼のサイズ、すなわち形鋼のフランジ部の厚さの種類等
に応じて決定される。すなわち、押さえ金具4と、対向
する形鋼の下部のフランジ部先端が接近したとき、押付
部11の下面とフランジ部の背面Caとの間にすきまが
あり、しかも該フランジ部の先端が受動部12を押すこ
とによって押さえ金具4に回転力を与え得る関係となる
ような位置が選ばれる。
【0022】つぎに、以上の構成をそなえる搬送ドッグ
1によって、搬送時の形鋼Cの転倒を防止する作用の態
様について説明する。
【0023】図1において、形鋼CをレールBに沿って
Q矢の方向に搬送するために、移動装置5を稼働して搬
送ドッグ1をQ矢の方向に移動し、さらに移動を続けて
押さえ金具4の受動部12が形鋼Cの下面側のフランジ
部先端によって押し付けられた状態が図2に示される。
図2では、受動部12を押し付けられた押さえ金具4が
ピン9のまわりに時計方向に回転し、押さえ金具4の重
心10がフリー状態時の位置より図中の左側の位置に移
動した状態が示されているが、それに伴い、押さえ金具
4のそなえる押付部11が一体的に回転して、押付部1
1とレールBの上面との間にフランジ部を挟み込み、押
付部11が形鋼Cのフランジ部の背面Caを下方に向か
って押し付ける。この作用によって、形鋼Cの下面側の
フランジ部をレールB上に安定して収容するので、形鋼
がその位置で保護され、たとえ安定度の悪い寸法比率の
形鋼であっても、搬送中に転倒するなどのことが防止さ
れる。
【0024】図4および図5は、いずれも本発明装置が
各種形状ないしは寸法の形鋼に対して適用が可能である
ことを例示した図である。すなわち、図4において、比
較的小形で薄肉のH形鋼C1の場合には、押さえ金具4
の回転角度が大きく、下面側フランジ部が押さえ金具4
のかなり奥まで挿入された位置で押付部11の挟み込み
操作が行われるのに対し、大形のH形鋼C2の場合に
は、押さえ金具4の回転角度が比較的小さい状態で、押
付部11の挟み込み操作が行われることになる。しか
し、いずれの場合にも、押付部11による押付作動が確
実に行われることに変わりはなく、形鋼寸法の広い範囲
に亙って適用が可能である。また図5では、傾斜したウ
ェブ部の形鋼に対して本発明装置を適用した例が示さ
れ、この場合も押さえ金具4の回転角の変更によって、
形鋼のサイズの相異に対し、広範囲の適合が可能である
ことを示すものである。
【0025】
【発明の効果】本発明の転倒防止装置付搬送ドッグは以
上のように構成されるので、つぎのような効果が得られ
る。
【0026】1)請求項1では、きわめて簡単な装置と
容易な操作のもとに、たてよこの寸法比率の関係等から
転倒し易い形鋼の搬送に際し、安全確実な手段を通じて
転倒防止の効果を挙げることができる。
【0027】2)形鋼の転倒防止のための作業が、本来
の搬送ドッグによる搬送作業に随伴して必然の結果とし
て遂行されるため、従来装置におけるように転倒防止作
業用としての別個の動力を必要とすることなく、そのた
め装置の小型化ならびに単純化が図られ、その結果経済
的にすぐれてしかも高効率の転倒防止効果を挙げること
ができる。
【0028】3)作業の対象となる形鋼の適用可能のサ
イズが、広範囲に亙って選ばれる。
【0029】4)請求項2では、搬送ドッグが常態にあ
るとき、搬送方向の移動によってそのままの状態でただ
ちに搬送ドッグによる形鋼の搬送作業が遂行でき、また
搬送と逆方向の移動のときには、ドッグ本体がきわめて
容易に下位に伏没するので、搬送ドッグの円滑な移動が
可能となる。
【0030】5)請求項3では、常態にあるときの搬送
ドッグの姿勢、ならびに逆方向の姿勢が、いずれもきわ
めて簡単容易な操作のもとに達成され、しかも有効に機
能の発揮が行われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の転倒防止装置付搬送ドッグの一実施例
を示す側面図である。
【図2】図1の実施例の異なる作動態様を示す側面図で
ある。
【図3】図1の実施例のさらに異なる作動態様を示す側
面図である。
【図4】図1の実施例の要部の作用態様を示す側面図で
ある。
【図5】図1の実施例の要部の異なる作用態様を示す側
面図である。
【図6】従来装置の作用を示す説明図である。
【符号の説明】
B レール C 形鋼 Ca フランジ部の背面 1 搬送ドッグ 2 キャリッジ 3 ドッグ本体 4 押さえ金具 7,9 ピン 10 重心 11 押付部 12 受動部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65G 19/22 B65G 19/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数条のレール上に載置される形鋼を横
    送するために設けられる搬送ドッグであって、 前記レール上面より下位の位置で該レールの間を形鋼横
    送方向に移動が可能なキャリッジと、 前記キャリッジ上面に設けたピンによって該ピンのまわ
    りの揺動を自在に枢支されて、揺動によりその上端を前
    記レール上面より上位および下位に保持することが可能
    であり、その上端に押さえ金具がピンによって回転可能
    に枢支されているドッグ本体とをそなえ、 前記押さえ金具は、重心位置が前記ドッグ本体上端の枢
    支点の直下にあるフリー状態において、上部前方に突出
    状態の押付部とほぼ直下方向に突出している受動部とを
    一体的にそなえ、 形鋼を横送するために搬送ドッグの移動とともに上端を
    前記レール上面より上位に保持した位置のドッグ本体が
    移動させられ、その上位に保持したドッグ本体の位置
    を、 ドッグ本体の上端にそなえる前記押さえ金具の受動部が
    形鋼の下面側のフランジ部先端によって押し付けられ
    て、押さえ金具が前記枢支点のまわりに回転し、押さえ
    金具のそなえる押付部が一体的に回転して該押付部と前
    記レール上面との間に前記フランジ部を挟み込み、前記
    押付部が前記フランジ部の背面を下方に向かって押し付
    ける位置とされることを特徴とする転倒防止装置付搬送
    ドッグ。
  2. 【請求項2】 前記キャリッジ上面に揺動自在に枢支さ
    れるドッグ本体が、常態においてその上端を前記レール
    上面より上位に保持するための手段をそなえている請求
    項1記載の転倒防止装置付搬送ドッグ。
  3. 【請求項3】 前記ドッグ本体が常態においてその上端
    を前記レール上面より上位に保持するための手段とし
    て、揺動自在に枢支するピンのまわりにドッグ本体を回
    転させる重力によるモーメントを、ドッグ本体の上端側
    のモーメントよりもその反対側のモーメントが大となる
    構成とした請求項2記載の転倒防止装置付搬送ドッグ。
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