JP3332661B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JP3332661B2
JP3332661B2 JP13059995A JP13059995A JP3332661B2 JP 3332661 B2 JP3332661 B2 JP 3332661B2 JP 13059995 A JP13059995 A JP 13059995A JP 13059995 A JP13059995 A JP 13059995A JP 3332661 B2 JP3332661 B2 JP 3332661B2
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    • B41JTYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
    • B41J2/00Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed
    • B41J2/005Typewriters or selective printing mechanisms characterised by the printing or marking process for which they are designed characterised by bringing liquid or particles selectively into contact with a printing material
    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/17Ink jet characterised by ink handling
    • B41J2/175Ink supply systems ; Circuit parts therefor
    • B41J2/17503Ink cartridges
    • B41J2/1752Mounting within the printer
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
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    • B41J2/01Ink jet
    • B41J2/21Ink jet for multi-colour printing
    • B41J2/2103Features not dealing with the colouring process per se, e.g. construction of printers or heads, driving circuit adaptations
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/04Scanning arrangements, i.e. arrangements for the displacement of active reading or reproducing elements relative to the original or reproducing medium, or vice versa

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、記録ヘッドなどを走査
する記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、インクジェット記録ヘッドを走査
させることによって記録を行う記録装置として、例え
ば、特開平1−221251号公報に記載されているも
のは、複数のキャリッジのそれぞれに異なるヘッド(イ
メージスキャナのヘッド、異色の印字ヘッド、カラー印
字ヘッド)を搭載して、それぞれのキャリッジを個別に
駆動制御して走査させる構成となっている。また、特開
平2−1327号公報に記載のものは、主駆動キャリッ
ジと従駆動キャリッジのそれぞれに記録ヘッドを搭載
し、それらのキャリッジを必要に応じて連結、またはそ
の連結を解いた上、主駆動キャリッジを駆動制御するこ
とによって、主駆動キャリッジのみの走査、または両キ
ャリッジの同時走査を選択できる構成となっている。ま
た、特開昭58−136450号公報に記載のものは、
キャリアに交換可能に搭載される記録ヘッドを所定の姿
勢を保つように固定的に保持するホルダを1つ備えてお
り、そのホルダまたはキャリアの移動と、チャック等の
着脱機構の動作によって、記録ヘッドをホルダに固定的
に保持されている姿勢のままキャリアに対して着脱する
構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開平1
−221251号公報および特開平2−1327号公報
に記載されているように、ヘッドを搭載したキャリッジ
を複数備えた構成では、複数のキャリッジを選択的に走
査させることによって、そのキャリッジに搭載されてい
るヘッドの種類等に応じた種々に作動形態を得ることは
できるものの、複数のキャリッジを備える分、記録装置
の大型化、駆動機構や制御機構の複雑化を招くという問
題がある。また、上記特開昭58−136450号公報
に記載のものは、ホルダが記録ヘッドをキャリアに搭載
される姿勢に固定的に保持するため、記録ヘッドの交換
を確実かつスムーズに行うためには、ホルダに保持され
る記録ヘッドの姿勢、およびキャリアとホルダの位置関
係を高精度に定める必要があり、記録ヘッドを簡易に保
持して待機させておくことができず、装置全体の構成の
複雑化および大型化を招くという問題がある。
【0004】本発明の目的は、記録ヘッド等を走査し
て、その記録ヘッド等の種類に応じた種々の作動形態を
得ることができる記録装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の記録装置は、記
録ヘッドを搭載する第1キャリッジと、記録ヘッドを搭
載する第2キャリッジと、モータからの駆動力を受けて
往復走査するとともに、自らは記録ヘッドを搭載するこ
となく前記第1キャリッジ又は前記第2キャリッジと結
合することでそれらを走査させるための走査子と、前記
第1キャリッジと前記走査子と前記第2キャリッジとを
この順にガイド軸上に支持して夫々の往復走査を案内す
る案内機構と、前記走査子による前記第1キャリッジの
牽引と該牽引の解除とを可能とする第1係合機構と、前
記走査子による前記第2キャリッジの牽引と該牽引の解
除とを可能とする第2係合機構と、を有し、前記第1キ
ャリッジは前記第1係合機構による前記走査子との結合
によって当該走査子に牽引されて前記ガイド軸に沿った
走査が可能となり、前記第2キャリッジは前記第2係合
機構による前記走査子との結合によって当該走査子に牽
引されて前記ガイド軸に沿った走査が可能となることを
特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【0016】
【0017】
【0018】
【0019】
【0020】
【0021】
【0022】
【0023】
【0024】
【0025】
【0026】
【0027】
【0028】
【0029】
【0030】
【0031】
【0032】
【0033】
【0034】
【0035】
【0036】
【実施例】以下、本発明に係る記録装置の実施例を各図
面に基づいて説明する。
【0037】なお、本発明では、次のように用語を定義
する。「被搬送媒体」は、紙、OHPシート、プラスチ
ック性シート、加工紙、布等の好ましくは可撓性を有し
表面にインク滴の付着によるインク像の保持が可能な記
録媒体、および原稿シート等の表面の画像を保持し得る
部材を含むものとし、「機能素子」は、記録ヘッドや読
み取りヘッドを含むものとし、「キャリッジ」は機能素
子を保持もしくは搭載するものとし、「キャリア」は、
駆動力を受けて走査されるものであって、機能素子を直
接にもたないものとし、「情報処理領域」は、記録領域
や読み取り領域を含むものとする。
【0038】(第1実施例)本発明に係る機器の第1実
施例を図1から図6を用いて説明する。本実施例は、機
器としてインクジェット記録装置を適用した例の模式的
全体斜視図である。
【0039】1は右側板であり、2は左側板である。3
はプラテンローラであり、その表面はゴムなどの弾性体
で構成されている。4はプラテンローラの中心に形成さ
れたプラテンローラ軸であり、その左右端が左側板2と
右側板3で支持される。5は紙送りモータであり、上記
右側板1に支持され、不図示のギア列を介して上記プラ
テンローラ軸4を回転させる。6はペーパーガイドであ
り、プラテンローラ3の円周に沿って設けられる。7お
よび8はピンチローラであり、プラテンローラ3の表面
に不図示のバネにより所定の圧力で押圧される。記録媒
体としての記録用紙9は、矢印10の方向から給紙され
プラテンローラ軸4とペーパーガイド6の間から挿入さ
れて、ピンチローラ7,8とプラテンローラ軸4とで挟
持されU字状に曲げられて搬送される。11は、案内機
構としての直径10mmのガイド軸であり、その端部が
左側板1と右側板2で支持される。尚、インクジェット
記録ヘッドによる被搬送媒体への記録、もしくは読み取
りヘッドによる被搬送媒体からの画像の読み取りは、必
ずしもプラテンローラ3の周面に支持されている領域の
被搬送媒体に対して行われるものではなく、プラテンロ
ーラ3等の他の部材からの支持を受けていない(被搬送
媒体の裏面が他の部材とは非接触の状態)領域の被搬送
媒体に対して行われるものであっても良い。
【0040】12は、機能素子搭載用キャリッジとして
のブラックインク用キャリッジである。図2を用いてブ
ラックインク用キャリッジ12の詳細を説明する。この
ブラックインク用キャリッジ12には、ブラックインク
カートリッジ13が搭載される。24はカートリッジフ
ックであり、カートリッジ13をキャリッジ12内に位
置する接点部26に押しつける役目をする。ボタン27
を押すと、キャリッジ12に設けた角穴29から係止部
30がはずれ、支点28を軸に31方向へフック24が
回転して開く。このフック24が開いた状態で、ブラッ
クインクカートリッジ13がキャリッジ12に上方から
挿入され、フック24を閉じるとカートリッジ13が接
点部26に押しつけられて固定される。キャリッジ12
からはピン99,100が突出しており、これらのピン
99,100は、カートリッジ13に付属する後述のア
ルミ板の位置決め穴に嵌合する。カートリッジ13は、
ピン99,100の根元に突き当たって位置決めされ
る。32はフレキシブルケーブルであり、キャリッジ1
2の移動に応じて湾曲して追従する。フレキシブルケー
ブル32は、端部に上記接点部26が形成されてキャリ
ッジ12内部に配されて、不図示の基板からカートリッ
ジ13に、機能素子駆動信号としてのインク吐出信号を
与える。キャリッジ12は、後述するキャリアとしての
走査子78と一体化するための嵌合穴33,34,35
とグリップ部36を有する。穴35は上下に長い長穴で
あり、またグリップ部36は、キャリッジ12の壁部か
ら外方へ突出している。また、37は、キャリッジ12
に設けられてガイド軸11が貫通する穴であり、走査子
78と一体になった時に摩擦負荷が生じないように内径
が10.2mmに設定されている。この穴37とガイド
軸11の嵌合により、キャリッジ12は、案内機構とし
てのガイド軸11に揺動可能に係合され、また第1待機
部としてのキャップ77上方部位にて、下方への揺動が
規制されて保持されている。79は、後述の光透過型ホ
ームポジションセンサ74を遮るブラックキャリッジ用
センサ遮蔽板である。
【0041】図1において38は、カラーインク用キャ
リッジであり、カラーインクカートリッジ44が搭載さ
れる。このキャリッジ38を図3を用いて説明する。キ
ャリッジ38は、図2のブラックインク用キャリッジ1
2と類似の形状なので相違点のみを説明すると、39,
40および41は走査子78との嵌合穴であり、嵌合穴
39,40の位置は、ブラックインク用キャリッジ12
の嵌合穴33,34とは左右逆になっている。穴41は
上下に長い長穴となっている。43はグリップ部であ
り、キャリッジ38の壁部から外方へ突出している。8
0はカラーキャリッジ用センサ遮蔽板である。また、キ
ャリッジ38は、キャリッジ12の穴37と同様の穴が
設けられており、その穴とガイド軸11との嵌合によ
り、キャリッジ12は案内機構としてのガイド軸11に
揺動可能に係合されている。また、図1におけるキャリ
ッジ38と対向する位置に設けられたキャップ77と同
様のキャップ(不図示)は、その上方の部位を第2待機
部とし、その部位にてキャリッジ38の下方への揺動を
規制してキャリッジ38を保持している。
【0042】ブラックインクカートリッジ13は、ブラ
ックインクを収容するインクタンクと、ブラックインク
を吐出する機能素子としてのインクジェット記録ヘッド
を有している。このインクジェット記録ヘッドとして
は、インク路に設けられた電気熱変換体(例えばヒータ
ー)あるいは電気機械変換体(例えばピエゾ素子)から
得られるエネルギーにより、インク吐出口からインクを
吐出して記録媒体に所望の画像記録を行うものが好適に
用いられる。
【0043】また、カートリッジ13に備わる図示しな
い放熱用アルミ板には、キャリッジ12に対する位置決
め用の穴が設けられている。更に、このアルミ板と平行
に、上記接点部26に対応する不図示の接点を持つ基板
が固定されている。
【0044】カラーインクカートリッジ44には、ブラ
ックインクタンク、カラーインクタンクおよび機能素子
としてのカラー用のインクジェット記録ヘッドを有し、
それらのインクタンクは、収容されたインクを使い切っ
たインクタンクのみの交換が可能となるように、カラー
用の記録ヘッドから取り外して交換できるようになって
いる。インクタンク内の構造は、ブラックインクカート
リッジ13のものと同様の構造となっている。カラータ
ンクの内部には、イエロー、マゼンダ、シアンのインク
の収容領域が形成されており、それぞれのインクがイン
ク供給口を介してインクジェット記録ヘッドに供給され
る。
【0045】尚、カートリッジ13,44は、少なくと
も機能素子としてのインクジェット記録ヘッドを備える
部材であって、インクタンク部とインクジェット記録ヘ
ッド部とが一体に形成されている形態や、インクタンク
部とインクジェット記録ヘッド部とが分離可能な形態を
含むものである。更には、本発明が適用される形態とし
ては、キャリッジにはインクジェット記録ヘッド部のみ
が保持されるとともにインクタンク部が機器側に装着さ
れるものであっても良い。
【0046】次に、再び図1を用いて、走査型キャリア
としての走査子78について説明する。図1において、
走査子78の左右の軸受け68,69はガイド軸11に
嵌合している。また、上ガイド67はレール70に沿っ
て摺動する。65はベルトであり、走査子78の主走査
方向に関してその中間に位置する駆動力受け部としての
ベルト止め64に固定される。ベルト65の一方側は、
モータープーリー72に掛けられており、その他方側
は、不図示のバネでベルトを張る方向に付勢されたテン
ションプーリー73に掛けられている。キャリアモータ
71を駆動することにより、走査子78が主走査方向に
移動される。66はセンサ遮蔽板であり、光透過型ホー
ムポジションセンサ74の光路を遮ることにより、走査
子78の位置制御のための出力信号を生じさせる。
【0047】62は走査子78に配された握り部材とし
ての樹脂製グリッパであり、上記したブラックインク用
キャリッジ12およびカラーインク用キャリッジ38に
配された被握り部材としてのグリップ部36および43
を二股状の爪で掴む。図6は走査子78とブラックイン
ク用キャリッジ12が結合している状態を示す図であ
る。キャリッジ12のグリップ部36が走査子78のス
トッパ部98に突き当たり保持される。つまり、カート
リッジ13は、キャリッジ12に対し位置決めピン99
および100の根元に突き当たって位置決めされ、キャ
リッジ12は、走査子78に対しストッパ部98に突き
当たって位置決めされる。これにより、走査子78が走
査する間に為される記録を、記録用紙9の正確な位置に
対して行うことができる。走査子78がブラックインク
用キャリッジ12のグリップ部36を掴んだ状態では、
走査子78の嵌合軸59,61,63がキャリッジ12
の嵌合穴34,33,35にそれぞれ嵌合して、走査子
78とキャリッジ12は一体になって走査可能となる。
一方、カラーインク用キャリッジ38と走査子78が一
体化する際は、グリッパ62がグリップ部36を掴み、
走査子78の嵌合軸60,61,63がカラーインク用
キャリッジ38の嵌合穴40,39,41にそれぞれ嵌
合して同様に走査可能となる。グリッパ62および嵌合
軸59,61,63は、第1,第2待機部としてのキャ
ップ上方部位に夫々位置するキャリッジ12,38が走
査子78に結合するときに、そのキャリッジ12,38
の揺動を規制するための係合機構を成している。
【0048】75は、ブラックインク用キャリッジ12
を図1の位置で拘束する第1待機握り部材としての樹脂
製ブラックグリッパ、76は、カラーインク用キャリッ
ジ38を同じく図1の位置で拘束する第2待機握り部材
としてのカラーグリッパである。ブラックグリッパ75
とカラーグリッパ76の形状は鏡像関係にあり、動作は
同じなので、ブラックグリッパ75についてのみ説明す
る。
【0049】図4はブラックインク用キャリッジ12の
グリップ部36、グリッパ62、およびブラックグリッ
パ75の関係を示す正面図であり、グリップ部36を除
くキャリッジ12の筐体の図示は省略している。図4
(A)は、キャリッジ38をブラックグリッパ75が拘
束している状態を示す。ブラックグリッパ75の二股状
の爪Iはグリップ部36を掴んでいるため、外側に開く
ように変位している。図4(B)は、走査子78がキャ
リッジ12に接近した状態を示し、グリッパ62の二股
状の爪は、開かれているブラックグリッパ75の爪Iの
内側に侵入しようとしている。図4(C)は、更に走査
子78が接近した状態を示し、グリッパ62がグリップ
部36をグリップし、ブラックグリッパ75の爪Iは更
に押し広げられている。その後、図4(D)のように走
査子78が逆に動くと、キャリッジ12は走査子78と
一体となって走査する状態になる。その後、更に、もう
一度走査子78が右に動くと、上記した過程とは逆に走
査子78からブラックグリッパ75の方にキャリッジ1
2が移動することになる。
【0050】このように、グリッパ62とブラックグリ
ッパ75とが係合することで走査子78によるキャリッ
ジ12の牽引が可能となり、またグリッパ62とブラッ
クグリッパ75との係合が解除されることで走査子78
とキャリッジ12との離脱・牽引解除が行われ、走査子
78がブラックグリッパ75に接近する毎に走査子78
へのキャリッジ12の受け渡しが行われる。
【0051】図1において77は、ブラックインクカー
トリッジ13の記録ヘッドのインク吐出口を覆うように
キャッピングして、インク吐出口内方のインクの乾燥を
防ぐためのキャップである。カラーインクカートリッジ
44に対しても同様に不図示のキャップが設けられてい
る。キャップ77は、不図示のカム等の手段により、ブ
ラックインク用キャリッジ12がブラックグリッパ75
によって拘束されてキャッピング位置にある時に、ブラ
ックインクカートリッジ13の記録ヘッドのインク吐出
口が配されたヘッド面に当接することでインク吐出口の
キャッピングを行う。また、走査子78との結合・牽引
等によりブラックグリッパ75によるキャリッジ12の
拘束が解かれ、キャリッジ12がブラックグリッパ75
から離れる時には、キャップ77はヘッド面から離間し
てインク吐出口のキャッピングを解除する。
【0052】次に、動作について図1および図5を用い
て説明する。
【0053】電源を入れる前、走査子78は、ホームポ
ジションセンサ74の光路を遮蔽板66が遮る位置から
図1中左側50mmに静止しており、ブラックインク用
キャリッジ12と、カラーインク用キャリッジ38は、
それぞれ対応するキャッピング位置にあり、それらのカ
ートリッジ13,44はキャッピングされている。
【0054】電源が入れられると、走査子78は、ブラ
ックインク用キャリッジ12側(Bk側)に向って右に
100mm動く(ステップS1,S2)。この時、ホー
ムポジションセンサ(HP)74の光路が遮られる回数
を判定し、それが1回ならば走査子78は反転して左方
に動き(ステップS5)、そして、センサ74の光路が
再び遮られてから50mmの位置(以下、初期位置)で
停止する(ステップS6)。一方、センサ74の光路が
2回遮られたならば、走査子78にブラックインク用キ
ャリッジ12あるいはカラーインク用キャリッジ38が
結合していると判断し、更に、センサ74の検出信号の
オンオフのタイミングを判定する。走査子78とキャリ
ッジ12が結合した状態において遮蔽板66と遮蔽板7
9は20mmの間隔を有し、また走査子78とキャリッ
ジ38が結合した状態において遮蔽板66と遮蔽板80
は6mmの間隔を有している。また、走査子78の走査
速度が予め決められた速度であるか、あるいは走査子7
8の走査速度が検出可能な構成とすることで、センサ7
4の光路を各遮蔽板が遮蔽するタイミングにより、キャ
リッジ12,38のどちらが走査子78に結合している
か判断可能となる。ブラックインク用キャリッジ12
(Bkキャリッジまたはブラックキャリッジともいう)
が走査子78に結合しているときは、遮蔽板66がセン
サ74を通過した後、ブラックインク用キャリッジ12
をキャップ位置まで移動させ(ステップS4,S1
1)、そのキャリッジ12をブラックグリッパ75によ
って拘束した後、走査子78を反転させて左方へ移動さ
せ(ステップS5)、そしてセンサ74の光路が再び遮
られてから初期位置に停止させる(ステップS6)。一
方、走査子78にカラーインク用キャリッジ38が結合
している時は、遮蔽板66がセンサ74を通過してから
右方へ50mm移動した位置で反転させて左方へ移動さ
せ(ステップS9)、そしてカラーインク用キャリッジ
(カラーキャリッジともいう)38をキャップ位置まで
移動させ(ステップS10)、そしてカラーキャリッジ
38をカラーグリッパ76によって拘束した後、走査子
78を再反転させて(ステップS5)、前記初期位置に
て停止させる(ステップS6)。
【0055】このように、走査子78に対してキャリッ
ジ12,38のいずれもが結合していない状態のとき
は、走査子78だけが動いて初期位置で停止し、また、
不測の事態により、電源を切った状態においてキャリッ
ジ12,38が走査子に結合していたときは、キャリア
12,38を対応するキャッピング位置まで持って行っ
て拘束させた後、走査子78だけが初期位置に移動して
停止する。
【0056】記録信号が入力されると、その記録信号が
テキストや罫線などのブラック主体の記録用なのか、カ
ラーイメージ信号なのかを判別し(ステップS7,S
8)、前者の場合は走査子78がブラックキャリッジ1
2のキャッピング位置へ走査してブラックキャリッジ1
2と一体化し(ステップS16)、後者の場合は走査子
78がカラーキャリッジ38のキャップ位置へ走査して
カラーキャリッジ38と一体化する(ステップS1
3)。同時に、記録に使うカートリッジ13または44
からキャップは退避する(ステップS17,S14)。
ブラックキャリッジ12による記録では、記録用紙9の
搬送方向に沿って並べられた128本のインク吐出ノズ
ル(インク吐出口)を用いて記録を行ない、1走査分記
録すれば(ステップS18)、128ノズル相当の長さ
だけ記録用紙9を紙送りして(ステップS19,S2
3)、次の記録のための走査を行なう(ステップS1
8)。1ページの記録が終了したら記録用紙9を排紙し
(ステップS19,S20)、記録を続行するなら新た
に記録用紙9を給紙(ステップS24,S25)する。
記録終了ならば、走査子78は、ブラックキャリッジ1
2がキャッピング位置に来るまで移動し(ステップS2
6)、ブラックキャリッジ12はブラックグリッパ75
に拘束され、そしてキャップ77によるカートリッジ1
3のヘッド面のインク吐出口がキャッピングされた後
(ステップS27)、走査子78が前述の電源を切った
時の位置まで走査して停止する(ステップS28)。そ
の後、電源が切られる(ステップS29)。一方、カラ
ーキャリッジ38による記録では、カラーイメージの割
り合いの多い領域は、ブラック、シアン、マゼンダ、イ
エローの順に24ノズル相当の長さずつ記録用紙9を紙
送りしながら、各色のインクを記録信号に基づいて所望
の色が得られるように吐出して色重ねを行い、またブラ
ックイメージ画像の領域は、ブラックノズル64本を用
いて、ノズル64本相当の長さの記録用紙9を紙送りす
る(ステップS22)。
【0057】ところで、グリッパ62の二股状の爪のバ
ネ性により、走査子78とキャリッジ12,38は容易
に分離できない。しかし、ユーザーが手で触れるなどの
事態で両者が離れることも考えられるため、走査子78
の1走査中に所定のタイミングでセンサ74の光路が2
回遮蔽されているかどうか監視する。もし、1回しか遮
蔽しない場合は、走査子78とキャリッジ12または3
8が離れていると判断し、走査子78を停止させてリリ
ーフシーケンスに入る。その判断の直前までブラックキ
ャリッジ12で記録動作していた場合には、走査子78
を右へ350mm相当移動させる。その移動中にグリッ
パ62はグリップ部36に接触し、そのままブラックキ
ャリッジ12を押して右へ移動させる。その後、ブラッ
クグリッパ75の二股状の爪Iにグリップ部36が接触
し、ブラックグリッパ75にグリップ部36がグリップ
される。更に、走査子78が右へ移動するとグリッパ6
2の爪がブラックグリッパ75の爪Iの内側に入り込
む。キャリアモータ71は余剰の移動分脱調した後、停
止する。次に、走査子78がブラックキャリッジ12と
ともに反転して左方へ移動し、そしてセンサ74を通過
した後、初期位置で停止する。同時にプラテンローラ3
が回転し排紙をして、新しい用紙9が給紙され再び記録
に備える。一方、前記の判断の直前までカラーキャリッ
ジ38で記録動作していた場合には、走査子78を左へ
350mm移動させる。その後の過程は上述のブラック
キャリッジ12のリリーフと同じである。このように、
不測の事態で走査子78とキャリッジ12または38が
分離しても、リリーフシーケンスを自動的に実施して記
録の実行を可能にしている。
【0058】上述したように、本実施例では、記録信号
の種類によってその記録の種類に適した機能素子を搭載
したキャリッジを選択し記録を行なう。また、このよう
な選択は、記録装置の操作モードに応じて行うようにし
てもよい。また、本実施例では、カラーインクカートリ
ッジ44の記録ヘッドとして、縦(被搬送媒体の搬送方
向に沿った方向)に異なる色のインク吐出ノズルを一列
に並べたヘッドを用いたので、横に並べる方式より横幅
が小さくなり、装置全体をコンパクトに構成できる効果
がある。
【0059】また本実施例では、キャリッジ12,38
が待機あるいは保持される第1,第2待機部を、走査子
78の走査方向に関して両端部側に離して設けているた
め、走査子78を一方向または他方向に走査させるだけ
で、走査子78に対してキャリッジ12,38を簡易に
着脱させることができ、装置全体の構成の簡素化および
小型化を図ることができる。
【0060】また、図6から明らかなように、走査子7
8とキャリッジ12との結合状態において、走査子78
の走査方向に対して垂直な方向のキャリッジ12の投影
空間内、つまり図6の紙面の表裏方向におけるキャリッ
ジ12の投影空間内(図6を正面から見てキャリッジ1
2の後方に隠れる位置)に、走査子78の主走査方向に
関する中間部が含まれている。正面から図6を見た場合
に、この中間部に走査子78の重心がある。上述したよ
うに、走査子78の駆動力の受け部としてのベルト止め
64(図1参照)は、走査子78の左右方向の中間部に
位置しているため、当然、そのベルト止め64は上記キ
ャリッジ12の投影空間内に介入することになる。この
ことは、駆動力を受けるベルト止め64とキャリッジ1
2の重心との間の距離を短くして、キャリッジ16と共
に走査子78が走査する際にベルト止め64と軸受け6
8,69との間に生じるモーメントを小さく抑えること
になり、それらの走査をスムーズなものとする上におい
て有利である。また、グリッパ62とグリップ部36と
のグリップ位置も上記キャリッジ12の投影空間内に位
置するため、走査子78と共にキャリッジ16が走査す
る際に、キャリッジ16の振れの発生が抑えられること
にもなる。このことは、走査子78とキャリッジ38が
結合状態となったときも同様である。しかも、走査子7
8の左右方向の中間の位置が両キャリッジ12,38の
それぞれの占有空間として選択的に利用されるため、そ
の分、走査子78の左右方向における小型化を図ること
もできる。
【0061】更に、走査子78とキャリッジ12との結
合に際し、走査子78側のグリッパ62、嵌合軸59,
61,63と、キャリッジ12側のグリップ部36、嵌
合穴34,33,35との嵌合順序を次のようにすべ
く、それらの位置関係を予め設定しておくことが好まし
い。まず、長穴である嵌合穴35と嵌合軸63とを嵌合
させて、キャリッジ12を図6の紙面の表裏方向の位置
決めをした後、嵌合穴34,33と嵌合軸59,61と
を嵌合させて、更にキャリッジ12を図6の上下方向に
も位置決めを行い、その後、またはそれと同時に、グリ
ップ部36にグリッパ62をグリップさせる。このよう
に、走査子78によるキャリッジ12に対しての牽引/
離脱用の係合として、グリップ部36にグリッパ62を
グリップさせる前に、キャリッジ12を位置決めしてキ
ャリッジ12と走査子78との相対位置関係を規制する
ことは、前記牽引/離脱用の係合を確実なものとする上
において有利である。また、このことは、走査子78と
キャリッジ38との結合に関しても同様である。なお、
図1においては、走査子78側の嵌合軸60,61,6
3およびグリッパ62に符号A,B,C,Dを付し、こ
れらに対応するキャリッジ38側の嵌合穴39,40,
41およびグリップ部43に符号E,F,G,Hを付し
ている。
【0062】なお、本実施例では、インクカートリッジ
13,44をキャリッジ12,38に搭載したが、キャ
リッジ12,38は存在せずに、カートリッジ13,4
4あるいは記録ヘッドそのものを走査子78で受け渡し
して、選択的に走査子78に結合させる構成でも良い。
また、本実施例では、キャリッジ12,38を走査子7
8に結合する手段およびキャッピング位置に拘束する手
段として、樹脂製の二股状の爪を有するグリッパ62を
使用したが、これに限定されることなく、例えば、ソレ
ノイドを用いて二股状の爪の開閉を行なう方式や、電磁
石と金属相互の吸引力を利用した方法などの結合・離脱
手段も実現手段として含まれる。
【0063】また、機能素子は何ら記録ヘッドのみに特
定されず任意であり、例えば、画像の読み取りセンサを
機能素子として備えることにより、画像の読み取り装置
を構成することもできる。また、キャリッジ12,38
の一方をインクジェット記録ヘッド専用のキャリッジ、
他方を画像の読み取りヘッド専用のキャリッジを備えて
もよい。キャリッジ12,38を同一のものとして、一
方を予備として備えるようにしてもよい。また、機能素
子として、解像度が例えば300dpi、350dp
i、600dpi、720dpiのように異なる画像の
読み取りヘッドを交換可能に備えたり、吐出するインク
の種類が異なる記録ヘッド、例えば濃ブラックインク吐
出用、イエロー,マゼンタ,シアンのインク吐出用、イ
エロー,マゼンタ,シアン,ブラックのインク吐出用、
または淡ブラックインク吐出用の記録ヘッドを交換可能
に備えてもよい。勿論、記録ヘッドとしては、サーマル
ヘッド等の種々の方式のものを採用することができる。
【0064】更に、走査子78の走査方向の端部側の部
位に、複数の機能素子を選択に移動させるオートチェン
ジャを備え、そのオートチェンジャによって走査方向の
端部側の部位へ移動させられた機能素子を、走査子78
に結合させるようにしてもよい。
【0065】(第2実施例)図7において、81は、上
述した第1の実施例のブラックインクカートリッジ13
と同様に構成されたブラックインクカートリッジであ
る。このカートリッジ81はカートリッジスタッカー8
5の上部に戴置されている。ブラックインクカートリッ
ジ81の下部には、後述のキャリアとしての走査子82
が接触するテーパー部96が形成される。カートリッジ
スタッカー85にはマグネット90が設けられ、これが
ブラックインクカートリッジ81の表面に設けた不図示
の鉄板を吸引している。この鉄板は、マグネット90の
磁力で吸引される材料で構成されていればこれに限られ
ない。また、カートリッジスタッカー85には、ガイド
92がカートリッジ81を挟むように設けられて、カー
トリッジ81の位置決めをしている。カートリッジスタ
ッカー85の両端にはリブ85Aがあり、このリブ85
Aが側板87に形成された溝部86にはまり込んでい
る。カートリッジスタッカー85は溝部86に沿って上
下方向にスライド可能である。カートリッジスタッカー
85は不図示の付勢手段により上方に付勢され、側板8
7から突出するストッパ88に突き当たって止まってい
る。また、スタッカー85には、後述の走査子82が接
触するテーパー部95が形成されている。
【0066】82はキャリアとしての走査子であり、ガ
イド軸11に支持され、ベルト65によりガイド軸11
の軸線方向に走査可能である。走査子82は中壁93を
境に線対称形状をしている。84は接点部であり、その
接点は中壁93の左右の両面に存在する。接点部84の
接点とブラックインクカートリッジ81の側面に設けら
れた接点89は対応した位置にあり、両者が接触するこ
とにより、フレキシブルケーブル91からブラックイン
クカートリッジ81に記録信号が送られる。83は中壁
に埋め込まれた電磁マグネットであり上記フレキシブル
ケーブル91を介して電磁力のオン、オフ信号が送られ
る。その電磁力がオンされると、カートリッジ81に設
けられた鉄板94を引きつけて固定することができる。
同時に、この時の引き付け力により、接点部84と接点
89が良好に電気的接触をする。97は、カートリッジ
スタッカー85のテーパー部95と接触する走査子82
側のテーパー部である。上述した第1の実施例と同様
に、ブラックインクカートリッジ81の主走査方向の反
対側には、不図示のカラーインクカートリッジが不図示
のカートリッジスタッカーに戴置されている。動作上、
ブラックインクカートリッジ81によるブラック記録
と、カラーインクカートリッジによるカラー記録は同様
なので、以下ではブラック記録の場合についてのみ説明
する。
【0067】まず、電源を入れると、上述した第1実施
例と同様に、走査子82が初期位置に移動する。記録信
号が入力されると、記録信号がブラック記録用か記録用
カラーかを判別した後、走査子82が対応するインクカ
ートリッジに向かって移動する。ブラック記録の場合
は、走査子82がブラックインクカートリッジ81に向
って移動し、その走査子82のテーパー部97とカート
リッジスタッカー85のテーパー部95が接触し、スタ
ッカー85が降下するとともにテーパー部95と96の
間に走査子82のテーパー部97が入り込む。そして、
走査子82の上部にカートリッジ81が移動する。接点
84と89が接触した時点で電磁マグネット83に通電
すると、カートリッジ81は走査子82に固定される。
電磁マグネット83の吸引力は、マグネット90の吸引
力より強力なため、この状態で走査子82がスタッカー
85から離れると、カートリッジ81も走査子82と共
に移動する。こうして、走査子82とカートリッジ81
が一体化した後、第1実施例と同様に記録動作に移る。
【0068】本実施例では、ブラックインクカートリッ
ジ81とカラーインクカートリッジに対して1つのフレ
キシブルケーブル91を共通のものとして使用できるた
め、装置の構成が簡略化されるという効果がある。ま
た、インクカートリッジを直接走査子82に合体・離脱
させるため、上述した第1実施例に比して、キャリッジ
の重量分をインクの容量に充てることができ、その分、
大容量のインクカートリッジを用いて記録できる。その
結果、ランニングコストが安く、カートリッジ交換の手
間を軽減することができる。
【0069】更に加えて、本実施例のインクジェット記
録装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器
の画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と
組合せた複写装置、更には送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、第1キ
ャリッジと第2キャリッジを走査子に結合可能な構成で
あるから、走査子と共に移動するキャリッジ上の記録ヘ
ッドの種類等に応じて、種々の作動形態を得ることがで
きる。
【0071】
【0072】
【0073】
【0074】
【0075】
【0076】
【0077】
【0078】
【0079】
【0080】
【0081】
【0082】
【0083】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第1の実施例を示す全体の斜視図であ
る。
【図2】図1に示すブラックインク用キャリッジの斜視
図である。
【図3】図1に示すカラーインク用キャリッジの斜視図
である。
【図4】図1に示すブラックインク用キャリッジとキャ
リアと結合動作を説明するための要部の正面図である。
【図5】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】図1に示すブラックインク用キャリッジとキャ
リアとの結合状態を説明するための正面図である。
【図7】本発明第2の実施例を示す要部の斜視図であ
る。
【符号の説明】
3 プラテンローラ 9 記録用紙 11 ガイド軸 12 ブラックインク用キャリッジ 13 ブラックインクカートリッジ 38 カラーインク用キャリッジ 44 カラーインクカートリッジ 62 グリッパ 75 ブラックグリッパ 76 カラーグリッパ 78 走査子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き 審査官 上田 正樹 (56)参考文献 特開 平2−1327(JP,A) 特開 平5−178300(JP,A) 特開 平2−134064(JP,A) 特開 平1−305656(JP,A) 特開 昭62−236251(JP,A) 特開 平4−278361(JP,A) 特開 平8−25653(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 19/18 B41J 2/01 B41J 2/21 B41J 3/54 B41J 25/304

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録ヘッドを搭載する第1キャリッジ
    と、 記録ヘッドを搭載する第2キャリッジと、 モータからの駆動力を受けて往復走査するとともに、自
    らは記録ヘッドを搭載することなく前記第1キャリッジ
    又は前記第2キャリッジと結合することでそれらを走査
    させるための走査子と、 前記第1キャリッジと前記走査子と前記第2キャリッジ
    とをこの順にガイド軸上に支持して夫々の往復走査を案
    内する案内機構と、 前記走査子による前記第1キャリッジの牽引と該牽引の
    解除とを可能とする第1係合機構と、 前記走査子による前記第2キャリッジの牽引と該牽引の
    解除とを可能とする第2係合機構と、 を有し、 前記第1キャリッジは前記第1係合機構による前記走査
    子との結合によって当該走査子に牽引されて前記ガイド
    軸に沿った走査が可能となり、前記第2キャリッジは前
    記第2係合機構による前記走査子との結合によって当該
    走査子に牽引されて前記ガイド軸に沿った走査が可能と
    なることを特徴とする記録装置。
  2. 【請求項2】 前記第2キャリッジには、記録ヘッドに
    代えて、画像の読み取りを行う読み取りヘッドが搭載さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 【請求項3】 前記第1キャリッジには、記録ヘッドと
    して、インクジェット記録ヘッドが搭載され、前記第2
    キャリッジには、記録ヘッドに代えて、画像の読み取り
    を行う読み取りヘッドが搭載されることを特徴とする請
    求項1に記載の記録装置。
  4. 【請求項4】 前記第1キャリッジには、記録ヘッドと
    して、ブラックインクを吐出するインクジェット記録ヘ
    ッドが搭載され、前記第2キャリッジには、記録ヘッド
    として、イエロー、マゼンダ、シアンのカラーインクを
    吐出するインクジ画像の読み取りを行う読み取りヘッド
    が搭載されることを特徴とする請求項1に記載の記録装
    置。
  5. 【請求項5】 前記走査子は、装置側からフレキシブル
    ケーブルで供給される記録信号を、牽引のために結合し
    た前記第1キャリッジ又は前記第2キャリッジに搭載さ
    れる記録ヘッドに供給することを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の記録装置。
  6. 【請求項6】 前記第1係合機構は、前記第1キャリッ
    ジに設けられた第1グリップと、装置側に設けられた第
    1二股状の爪と、前記走査子に設けられたグリッパと、
    で構成され、 前記第1二股状の爪に掴まれた前記第1グリップに前記
    グリッパが突き当たることで、前記第1グリップが前記
    第1二股状の爪から離脱して前記グリッパに掴まれて前
    記走査子による前記第1キャリッジの牽引が可能とな
    り、 前記グリッパに掴まれた前記第1グリップを前記第1二
    股状の爪に突き当てることで、前記第1グリップが前記
    グリッパから離脱して前記第1二股状の爪に掴まれて前
    記走査子からの前記第1キャリッジの牽引解除が行われ
    ることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の
    記録装置。
  7. 【請求項7】 前記第2係合機構は、前記第2キャリッ
    ジに設けられた第2グリップと、装置側に設けられた第
    2二股状の爪と、前記走査子に設けられたグリッパと、
    で構成され、 前記第2二股状の爪に掴まれた前記第2グリップに前記
    グリッパが突き当たることで、前記第2グリップが前記
    第2二股状の爪から離脱して前記グリッパに掴まれて前
    記走査子による前記第2キャリッジの牽引が可能とな
    り、 前記グリッパに掴まれた前記第2グリップを前記第2二
    股状の爪に突き当てることで、前記第2グリップが前記
    グリッパから離脱して前記第2二股状の爪に掴まれて前
    記走査子からの前記第2キャリッジの牽引解除が行われ
    ることを特徴とする請求項2乃至6のいずれかに記載の
    記録装置。
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