JP3331908B2 - スピーカ用サスペンション装置の製造方法及びスピーカ用サスペンション製造用金型 - Google Patents

スピーカ用サスペンション装置の製造方法及びスピーカ用サスペンション製造用金型

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スピーカ用サスペ
ンション装置の製造方法及びスピーカ用サスペンション
装置に係り、詳しくはボイスコイル接続用導体の信号入
力端の状態を改善できるスピーカ用サスペンション装置
の製造方法及びスピーカ用サスペンション装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】図8〜図16は従来技術に関し、スピー
カの配線工数を削減する目的で、一般的にスパイダある
いはダンパと称されているサスペンション1のコルゲー
ション11cに沿う形態で導電体2を装着したダンパ
(以下、導電ダンパ1Dと記す。)は過去から種々提案
されているが、これらの導電ダンパ1Dは実用性に乏し
く、前回我々が初めて実用に耐え得るものとして、導電
体2に繊維に銅線箔を巻き付けてなる導電線、通称錦糸
線と称される導電線を任意の本数で平編状に編んだ導電
線(以下、平編錦糸線2hと記す。)を採用し、なおか
つサスペンション1を構成する織布等からなる基布Bに
該平編錦糸線2hを縫着し、該縫着済みの基材Bを熱圧
成型し、コルゲーション11cに沿った状態で導電体2
を装着せしめてなる導電ダンパ1D(以下、縫着導電ダ
ンパ1Dsと記す。)を提案し、既に大量に生産し完全
に実用化されている。また、該技術を応用したエッジ
(以下、導電エッジ1Eと記す。)もすでに提案済みで
あることは周知のところである。
【0003】以下、これらの縫着導電ダンパ1Ds、あ
るいは導電エッジ1E等、つまりスピーカのサスペンシ
ョン1でなおかつサスペンション1の有するコルゲーシ
ョン11c、あるいはロール11r等に沿った状態で導
電体2を装着したサスペンション1を「導電サスペンシ
ョン1」と言う。
【0004】従来の一般的なスピーカ用サスペンション
の有するコルゲーション11c、あるいはロール11r
等に沿った状態で導電体2を装着した導電サスペンショ
ン1の構造を導電ダンパ1D、及び導電エッジ1Eの例
で記す。まず、導電ダンパ1D、例えば我々がすでに実
用化した縫着導電ダンパ1Dsの場合は、まず一般市販
品のフェノール樹脂原液を溶剤であるメタノールにて希
釈し、比重を任意の数値に設定したフェノール樹脂溶液
を得、該溶液に綿、あるいは化学繊維等からなる織布を
デッピングしてフェノール樹脂を含浸、あるいはコート
し、さらにメタノール溶剤を揮発させ樹脂タック性を除
いた後、所定の幅に切断しダンパ成型用の基布Bを作製
する。
【0005】さらに、該基布Bに導電材2として平編錦
糸線2hを前記基布Bの中心線上、あるいは中心線に対
して一般的に図8のように所定の間隔で2本平行にコー
ネックス等と称されている縫着用の糸3にて縫付け、さ
らに該平編錦糸線2h縫着後の基布Bを、該基布Bの中
心線を基準にして一般的なダンパと同様に熱プレスによ
る成型加工を施し図9のようにコルゲーション11cを
一体成型し、図10の破線部にて示してある不要な部分
をプレスにて切除するトリミング加工を施し、図11の
斜視図のように平編錦糸線2hをコルゲーション11c
に沿った状態で装着した縫着導電ダンパ1Dを得る。
【0006】また、導電エッジ1E、例えば我々がすで
に実用化した縫着導電エッジ1Es(参考:本発明の実
施の形態の図3)の作製も上記縫着導電ダンパ1Dsの
作製と基本的に同様であって、所定の織布を所定濃度の
フェノール樹脂等含浸させ、さらに合成ゴム等からなる
所定のダンピング材などをコートしたエッジ材を所定の
幅に切断してエッジ成型用の基布Bとし、該基布Bに導
電材2として前記と同様な平編錦糸線2hを基布Bの中
心線上、あるいは中心線に対して所定の間隔で2本平行
にコーネックス糸3等にて縫い付ける。
【0007】さらに、該平編錦糸線2h縫着後の基布B
を、基布Bの中心線を基準にして一般的なエッジ成型と
同様に熱プレスによる成型加工を施しロール11r等を
一体成型し、不要な部分を除去するトリミング加工を施
す。一般的には前記と同様、不要部をプレスにて抜き取
り切除すると、平編錦糸線2hをロール11rに沿った
状態で装着した縫着導電エッジ1Esを得るものであ
る。
【0008】つまり、従来のスピーカ用の導電サスペン
ション1の構造は、上記の様な製造方法で作製されるた
め、当然の如く該平編錦糸線2h等からなる導電材2が
樹脂等を含浸、あるいはコートした織布等からなるサス
ペンション基材Bの表面側に配置された構造となってい
る。したがって、導電材2の片面のみ、つまり平編錦糸
線2hの一方が基材Bの表側に露出し、他方はサスペン
ション基材Bに密着し隠れた状態になっている。
【0009】したがって、該導電材2と入力用端子ラグ
4間の接続配線を行う手段を、前記縫着導電ダンパ1D
sの例で説明すると、図11に示すように、縫着導電ダ
ンパ1Dsの外周部に設けた貼り代部12の導電材2、
即ち縫着された平編錦糸線2hが及んだ箇所の外側に延
出した舌辺状の凸部(以下、舌辺部13a、13bと記
す。)を設け、なおかつ該舌辺部13a、13b上に平
編錦糸線2hの端部2ha、2hbが及ぶようにする。
【0010】さらに、該縫着導電ダンパ1Dsをスピー
カフレームFに装着し接続配線を行うには、図12に示
すように前記舌辺部13a、13bをスピーカフレーム
Fに取り付けた入力端子上に配置し、舌辺部13a、1
3bに及んだ平編錦糸線2hの端部2ha、2hbの表
面と端子ラグ4a、4bの一部を接触、あるいは圧接せ
しめ、さらに該ラグ4a、4bの圧接部を半田付けする
ことで接続配線を行っている。即ち、導電材2(平編錦
糸線端部2ha、2hb)の表面側に必ず端子ラグ4
a、4bの一部が接触するような構造となっている。
【0011】尚、縫着導電ダンパ1Dsにおける導電体
2、つまり平編錦糸線端部2ha、2hbをダンパ基材
Bより分離させ、該平編錦糸線端部2ha、2hbの表
面側、及び裏面側の両面共に露出した状態にし、該端部
2ha、2hbをジャンピングさせて入力端子ラグ4と
接続配線せしめる配線構造を、我々が初期に提案した縫
着導電ダンパ1Dsの提案図(特開平2−134100
号公報)(実開平2−13398号公報)に既に記載し
てある。
【0012】しかし、実際に該配線構造にするには、前
記の如くダンパ外周部設けた舌辺部13a、13b及
び、該舌辺部13a、13bに及んだ平編錦糸線端部2
ha、2hb縫着部の縫い付け糸3を、図13に示すよ
うに該舌辺部13a、13bの最外端部側から貼り代部
12の最外周部近傍まで解いて未縫着状態にし、さらに
該舌辺部13a、13bより平編錦糸線端部2ha、2
hbを剥がし、該舌辺部13a、13b及び前記の解い
た糸3を切断して、該平編錦糸線端部2ha、2hbの
表側及び裏側の両面共に露出せしめ、ダンパ基材B(該
舌辺部13a、13b)を介在させない状態にしている
が、該手法は、1)高コストである。2)品質が安定し
ない。の欠点がある。
【0013】1)項の説明をすると、該手法は当然のこ
とながら前記縫い付け糸3を解く作業工程が必要であ
り、該作業が手作業で極めて繁雑であることから、作業
工数が大幅に増大するため高コストとなる。2)項の説
明をすると、縫い付け糸3を解く作業がばらつくため、
縫い付け糸3を解き過ぎて、解く部分がコルゲーション
11c端部近傍まで達してしまい、コルゲーション11
c最外端部近傍に未縫着部分が発生する。
【0014】コルゲーション11cに未縫着部分が発生
した該縫着導電ダンパ1Dsが実動作状態になると、コ
ルゲーション11c部分は可動部であるので、当然のご
とく振幅し、該コルゲーション部に配置されている平編
錦糸線2hがダンパ基材Bに接触して異常音、いわゆる
ビリ音等が発生し、該状態が長時間に及ぶと該未縫着部
分の平編錦糸線2hを構成する錦糸線銅箔が切断され出
力無しというスピーカにとって致命的な欠点に及ぶ。
【0015】また、縫い付け糸3の解き部分がコルゲー
ション11cの最外端部まで達していないものでも、該
ダンパの輸送中における振動、あるいは衝撃等によって
縫い付け糸3の端部がほぐれてしまい、解き部分がコル
ゲーション11c最外端部まで達してしまう現象が多発
する。以上の理由から、縫着導電ダンパ1Dsの導電材
2(平編錦糸線2h)を分離し、ダンパ基材B(舌辺部
13a、13b)に介在させない部分を作製する手法は
現在まで実現していない。
【0016】しかし、上記の如く導電材2を分離し、ダ
ンパの基材Bに介在させない部分、つまり平編錦糸線2
h等の端部2ha、2hbの表面側、及び裏面側の両面
共に露出し、意図的に該縫着導電ダンパ1Daの基材B
である織布(舌辺部13a、13b)等に装着されない
方が有利な場合がある。例えば、前回我々が提案した配
線用導電パターンPを設けた端子リングL等に導電ダン
パ1Dを使用する場合等が挙げられる。
【0017】つまり、前記のような舌辺部13a、13
bに導電体2が及んだままの縫着導電ダンパ1Da(図
12)では、装着された平編錦糸線2h等の導電材端部
2ha、2hbと配線用導電パターンP(図14)との
接触面にサスペンション基材Bである織布(舌辺部13
a、13b等)が介在するため、半田付けによる接続配
線がほとんど不可能である。したがって、半田付けを可
能ならしめるため我々は織込み導電ダンパ1Diと称し
ている特別な導電ダンパ1Dを使用していた。
【0018】詳細を説明すると、樹脂板の上に銅箔等を
貼り付けてなるプリント基板等をプレス抜き加工等にて
作製した該リングLに図14のようにリング中心から9
0度振り分けで3カ所の凸部L1、L2、L3を設け、
一か所の凸部L1を端子取り付け部、他の2か所の凸部
L2、L3は中心線上で180度振り分けの位置に配置
し、さらに導電ダンパ1D貼り付け側に配線用パターン
Pを設けたパターン付き端子リングLを得、さらに該入
力端子取り付け用の舌辺状の凸部L1には図14のよう
に端子ラグ4の取付け用角穴L11を設け、端子ラグ4
のカシメ部41を穴L11に挿入した後、カシメると端
子ラグ4の一部が配線パターンPの表面に圧接された端
子ラグ4付きリングLが完成する。
【0019】また、ダンパは織布Bを構成する繊維にメ
タノールで希釈した所定の濃度のフェノール樹脂を含浸
させ、溶剤を揮発させタック性を取り除いた後、該樹脂
含浸繊維を経糸、樹脂を含浸しない糸を緯糸として使用
し、平編錦糸線2hを緯糸側に一本織り込んだ織布Bを
作製し、該織布Bを平編錦糸線2hがダンパコルゲーシ
ョン11cの中心線上に配置される様に熱圧成型した織
込み導電ダンパ1Diを得る。
【0020】トリミング工程にてダンパ内径部13(図
11)が切断されるので、ダンパ中心線上に配置された
平編錦糸線2hも切断されて、合計2本の平編錦糸線2
hがダンパ中心線上に配置され、該トリミング工程にお
いて図14のようにダンパ外周部に設けた貼り代部12
の外側に2カ所の舌辺部13a、13bを設け、該舌辺
部13a、13bに平編錦糸線端部2ha、2hbが及
ぶ様な構造にしてある。尚、該織り込み導電ダンパ1D
iは平編錦糸線2hを織布内に織り込む構造であるの
で、導電材2である平編錦糸線2hの銅箔が織布を構成
する繊維の間(織り目)から露出する構造となってい
る。
【0021】さらに図14のように端子リングLの内周
部にゴム系の接着剤hを所定量塗布し所定時間乾燥させ
接着材hの溶剤を揮発させた後、凸部L2、L3のパタ
ーンPの所定位置、つまり織込み導電ダンパ1Diの平
編錦糸線2h端部が及ぶ場所にクリーム半田sc(図1
5)を塗布した後、ダンパの貼り代部12及び前記端子
付きリングLの外周部、ダンパの舌辺部13a、13b
及び前記リング凸部L2、L3を合わせて配置すると、
該織込み導電ダンパ1Diの貼り代部12と接着剤h塗
布箇所、さらに織込み導電ダンパ1Diの凸部に及んだ
平編錦糸線2hの裏面の露出部と前記クリーム半田sc
が接触する。
【0022】該状態で前記ダンパ1Diの貼り代部1
2、及び舌辺部13a、13bの上部より約250℃で
数秒間熱プレスし接着剤hを熱再活性させ、織込み導電
ダンパ1Diの貼り代部12と端子リングLを貼り合わ
せながら、同時に前記クリーム半田scを溶かし、織込
み導電ダンパ1Diの舌辺部13a、13bに及んだ平
編錦糸線端部2ha、2hbの裏面の露出部とリングL
に設けた配線用パターンPとを半田付けした端子ラグ
4、及び織込み導電ダンパ1Di付きリングL(図15
参照)を得る。
【0023】該織込み導電ダンパ1Diは熱圧成型時に
導電材2である平編錦糸線2hにフェノール樹脂等が付
着すること無く、なおかつ織布Bの織り目の隙間から平
編錦糸線2hを構成する銅箔が露出し、しかも該露出部
がリングLの配線用導電パターンPに接触するので容易
に半田付けすることが可能となる。しかし、通常の縫着
導電ダンパ1Ds、つまり舌辺部13a、13bに導電
体2(平編錦糸線端部2ha、2hb)が及んだままの
縫着導電ダンパ1Dsの使用が困難なため、導電ダンパ
1Dの種類を限定されることとなり、該配線用導電パタ
ーンPを設けたリングLの使用範囲を狭める欠点を有す
る。
【0024】該欠点に対応して導電材2、つまり平編錦
糸線端部2ha、2hbの銅箔が該縫着導電ダンパ1D
aの基材Bである織布等に意図的に配置されないものが
必要となる。そこで、前記のごとく舌辺部13a、13
bに及んだ平編錦糸線端部2ha、2hbを分離するた
め、前記と同様に縫い付け糸3を解き、舌辺部13a、
13bより平編錦糸線2hを剥がし、さらに該舌辺部1
3a、13b及び解いた糸3を切断して基材Bを介在さ
せない状態にしたが、前記1)項の欠点である工数の増
加は、対応策としてスピーカ作製における総工数の範囲
内にて対応することが可能な場合もあるが、特に重大な
欠点となる2)項の欠点を完全に解決することが出来な
かった。
【0025】つまり、通常の縫着導電ダンパ1D1sの
縫い付け糸3の端部、即ち、貼り代部12の外周部、あ
るいは舌辺部の最外側部に及んだ糸3は、該ダンパの熱
圧成型時による熱プレスにて平編錦糸線2h、及びダン
パ基材である織布Bに密着されて熱成型加工を施される
ため、当然の如く成型後は密着された形態を保持する性
格を有する。しかも基材B側の縫い付け糸3は織布に含
浸されたフェノールにて半固着された状態になってお
り、最外側部に及んだ縫い付け糸3においては不必要な
力が加わらない限り緩んで解け始めることはない。
【0026】ところが、密着成型された縫い付け糸3を
一旦強引に解き始めると、当然のことながら縫い付け糸
3の密着成型された状態、及び半固着された状態を崩す
ことになり、縫い付け糸3端部が緩んで縫着力が失わ
れ、しかも縫い付け糸3の解き加減のばらつきで、平編
錦糸線2hの未縫着部分が貼り代部12の中間近傍まで
及んで該縫い付け糸3が貼り代部12の外周部で切断さ
れている場合、平編錦糸線端部2ha、2hbに加わる
微細な外力、特に輸送中に加わる微細な力でほとんどの
縫い付け糸3が最外周部のコルゲーション11c近傍ま
で解けることが判明した。
【0027】次に、導電エッジ1Eで、なおかつ導電体
2である平編錦糸線端部2ha、2hb等の露出部が意
図的に該エッジの基材Bである織布等に装着されない方
が有利な場合の例を図16において説明する。例えば、
該エッジ1Eの裏面側に平編錦糸線端部2ha、2hb
を配置せねばならない様な場合である。この様な場合に
おいて、平編錦糸線端部2ha、2hbを入力用端子ラ
グ4と接続配線させるために、従来例と同様に舌辺部1
3a、13bを設けて平編錦糸線端部2ha、2hbを
入力端子ラグ4上に配置せしめ、接触可能な状態にして
も図16に示すようにエッジの基材Bが平編錦糸線端部
2ha、2hb、及び端子ラグ4との接触面、及び端子
ラグ4全体を覆う状態となる。
【0028】したがって、平編錦糸線端部2ha、2h
b、及び端子ラグ4を接触させることは容易であるが、
安定した接触状態、つまり、平編錦糸線端部2ha、2
hbと端子ラグ4が圧定(圧力をかけ、固定する意と定
義する。)されている状態を維持することが極めて困難
で、しかも、良好な絶縁材であるエッジ基材Bが図16
に示すように平編錦糸線端部2ha、2hbを覆ってい
る状態においては、信頼性のある半田s付けが困難な状
態であるばかりでなく、半田s付作業そのものが極めて
困難である。
【0029】上記対応策として、前記のようなエッジ基
材Bである舌辺部13a、13bに及んだ平編錦糸線端
部2ha、2hbを分離し、縫い付け糸3を解き、舌辺
部13a、13bより平編錦糸線端部2ha、2hbを
剥がし、さらに該舌辺部13a、13bを切断して基材
Bを介在さない状態にしても、前記と同様にロール11
r部まで縫い付け糸3の解き部分が及び未縫着部分が発
生する欠点を生じる。
【0030】さらに、エッジ1Eの貼り代部12の外側
の平編錦糸線端部2ha、2hbが及んだ箇所に舌辺部
13a、13bを設け、該舌辺部13a、13bを図1
6に示すように表側に折り曲げ、該舌辺部13a、13
bに及んだ裏面側の平編錦糸線端部2ha、2hbを表
面側に回すことでエッジ基材Bの表側に露出せしめ、該
露出部に端子ラグ4の一部を圧接し、該ラグ4、及び平
編錦糸線端部2ha、2hbとの圧接部を半田付けする
ことで接続配線を行う方法等があるが、当然のことなが
ら前記舌辺部13a、13bを折り曲げるための余分な
工数と、図に示すような特殊形状をした端子ラグ4を必
要とする欠点を有する。
【0031】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
述べたような従来の欠点を解消し、さらに、安価に作成
できるスピーカ用サスペンション装置の製造方法及びス
ピーカ用サスペンション装置を提供することである。
【0032】
【課題を解決するための手段】本発明の製造方法が適用
されるスピーカ用サスペンション装置は、サスペンショ
ン(1)と、サスペンション(1)の面に沿って装着さ
れるボイスコイル接続用導体(2h)とを有している。
そして、本発明の製造方法では、(a)平面状の基材
(B)の面に沿ってボイスコイル接続用導体(2h)を
装着するとともに、ボイスコイル接続用導体(2h)の
信号入力端(2ha,2hb)の対応位置では基材
(B)を削除部(B1)とし、(b)基材(B)をボイ
スコイル接続用導体(2h)と共に所定形状に圧力成形
し、(c)ボイスコイル接続用導体(2h)の信号入力
端(2ha,2hb)が基材(B)からの突出部として
残るように、基材(B)をボイスコイル接続用導体(2
h)と共にトリミングする。
【0033】このように、ボイスコイル接続用導体(2
h)の信号入力端(2ha,2hb)は、トリミング後
において、すでに、サスペンション(1)からの突出部
として、存在するので、サスペンション(1)からの信
号入力端(2ha,2hb)の剥がしを不要にして、ボ
イスコイル接続用導体(2h)のばらけやサスペンショ
ン(1)からのボイスコイル接続用導体(2h)の剥離
進行を回避できる。
【0034】本発明のスピーカ用サスペンション装置の
製造方法によれば、さらに、削除部(B1)は、スピー
カ用サスペンション装置に穿設された孔部(B1)であ
る。ボイスコイル接続用導体(2h)を基材(B)に装
着するための縫い付け糸(3)は、ボイスコイル接続用
導体(2h)の孔部(B1)の部位を含めて、ボイスコ
イル接続用導体(2h)に縫い付けられている。
【0035】ボイスコイル接続用導体(2h)が信号入
力端(2ha,2hb)において縫い付け糸(3)によ
り基材(B)に縫い付けられている場合、信号入力端
(2ha,2hb)を基材(B)から剥がすために、縫
い付け糸(3)は、基材(B)から抜いて、切断する必
要があり、これがボイスコイル接続用導体(2h)のば
らけや基材(B)からのボイスコイル接続用導体(2
h)の剥がれ拡大の原因になる。しかし、本発明では、
縫い付け糸(3)は、基材(B)と共にトリミングされ
るだけであり、ボイスコイル接続用導体(2h)から抜
く必要がないので、このような問題を回避できる。
【0036】この発明のスピーカ用サスペンション装置
の製造方法によれば、さらに、圧力成形は熱圧プレスで
ある。ボイスコイル接続用導体(2h)の信号入力端
(2ha,2hb)は、クリーム半田を塗布されてか
ら、基材(B)と共に熱圧プレスされる。
【0037】クリーム半田は、熱圧プレスにより溶け、
信号入力端(2ha,2hb)に付着する。そして、ボ
イスコイル接続用導体(2h)のトリミングの際は、信
号入力端(2ha,2hb)の端からのばらけを有効に
防止する。
【0038】この発明のスピーカ用サスペンション装置
は次の(a)及び(b)を有している。 (a)所定個所に削除部(B1)を備える平面状の基材
(B)を所定形状に圧力成形しトリミング線が削除部
(B1)を通るようにトリミングされて成るサスペンシ
ョン(1) (b)信号入力端(2ha,2hb)が削除部(B1)
に位置するようにサスペンション(1)に装着されサス
ペンション(1)と共に圧力成形を受けかつトリミング
線に沿ってサスペンション(1)と共にトリミングされ
て成るボイスコイル接続用導体(2h)
【0039】ボイスコイル接続用胴体(2h)の信号入
力端(2ha,2hb)は、基材(B)の削除部(B
1)に位置して、基材(B)と共にトリミング線におい
てトリミングされているので、サスペンション(1)か
らの信号入力端(2ha,2hb)の剥がしの手間を省
略可能になる。また、それに伴い、ボイスコイル接続用
導体(2h)のばらけやサスペンション(1)からのボ
イスコイル接続用導体(2h)の剥離進行が防止可能と
なる。
【0040】この発明のスピーカ用サスペンション装置
によれば、さらに、サスペンション(1)は、内側から
順に内側貼り代部(14)、ロール部(11r)、及び
外側貼り代部(12)を備えている。ボイスコイル接続
用導体(2h)は、端部においてロール部(11r)を
横断し、中間部は内側貼り代部(14)に延在してい
る。
【0041】このようなスピーカ用サスペンション装置
は、例えば、縦長かつ薄型のスピーカに使用される。
【0042】この発明のスピーカ用サスペンション装置
によれば、さらに、削除部(B1)は、サスペンション
(1)に穿設された孔部(B1)である。ボイスコイル
接続用導体(2h)を基材(B)に装着するための縫い
付け糸(3)は、ボイスコイル接続用導体(2h)の孔
部(B1)の部位を含めて、ボイスコイル接続用導体
(2h)に縫い付けられている。
【0043】ボイスコイル接続用胴体(2h)は、基材
(B)に縫い付け糸(3)により縫い付けられて、装着
されているが、信号入力端(2ha,2hb)は、基材
(B)と共にトリミングされていて、基材(B)から剥
がさなくてもよいので、その場合、縫い付け糸(3)を
基材(B)から抜く手間が回避される。
【0044】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施の形態について
図1〜図7を参照して説明する。図1〜図7において、
共通部品の符号は従来例と同じにしてあり、本実施の形
態は縫着導電エッジ1Esを例にして説明するが、該手
法は直ちに縫着導電ダンパ1Dsに応用可能である。ま
た、本実施の形態における縫着導電エッジ1Esは振動
板の縦横比が約6:1の細長型で、該振動板を3個のボ
イスコイル及び反発磁気回路にて駆動せしめる多点駆動
型スピーカ用のものを例にしたが、本実施の形態の設計
条件がエッジロール11rはアップロール11rである
ことと、振動板dfとのエッジ貼り代部14、及びボイ
スコイル配線部分をスピーカの正面より見えないように
することであり、該条件を満たすためエッジロール11
r裏面側に入力用の導電材2が配置される様にした。
【0045】まず、エッジの基布Bとなる織布である
が、該織布は従来一般的に多用されているエッジ用の織
布であって、経糸、緯糸共に30番手一本撚りの綿糸を
用い、織り密度が縦、横共60本/インチで織り、重量
100g〜110g/m2の綿布を得、該綿布にフェノ
ール濃度24%の樹脂溶液を含浸し、さらにNBR、S
BR等の合成ゴムを混合した溶液をコートし、さらに該
ゴムコート綿布を温風乾燥を施した後、該ゴムコート綿
布をスリッタで約80mm幅に切断し、一般的に多用さ
れているロール11r状のゴムコートエッジ基布Bを得
た。
【0046】該基布Bの所定位置に図1に記したように
角穴B1(7mm×5mm)を所定間隔にて設け、導電
材2として繊維に銅線箔を巻き付けてなる通称錦糸線と
称される導電線を任意の本数で、なおかつ平編状に編ん
だ平編錦糸線2hを図に記した様にコーネックス#40
と称される糸3にて該織布の中心線から13mm(ピッ
チ約26mm)に振り分けた位置に平行に縫い付ける。
【0047】前記平編錦糸線2hは母線径0.1mmの
錫合金銅線を巾0.32mm厚さ0.027mmの箔に
加工し、太さ200デニールのパラ系アラミド繊維に2
2±2回/cmで1層にて巻き付けた錦糸線とし、さら
に該錦糸線を7本組にし編組ピッチ27.45±0.8
2mm/回にて平編状に編んだものである。
【0048】前記の如く平編錦糸線2hを縫い付ける
と、図1に示すように該平編錦糸線2hの一部が基布B
に設けた角穴B1を横切った状態で配置され、該角穴B
1を平編錦糸線2hで2分した穴B1が発生する。さら
に該基布Bを図2に示すように熱圧成型用の下金型Dに
設置するが、該下金型Dに前記基布Bの平編錦糸線2h
に2分された角穴B1に対応した位置にガイドピンD1
が設けてあるので、前記基布Bを配置する際に、該ガイ
ドピンD1に平編錦糸線2hに2分された角穴B1を挿
入して設置する。
【0049】金型温度は約200℃に設定してあり、上
金型を下降させ該基布Bを挟持して圧力約600Kg
(軸出力)プレス時間は約5秒で熱圧プレスすると、図
3に示すよう該基布Bに含浸したフェノール樹脂等が硬
化し該基布Bの所定位置に所定のロール11r形状を成
型する。成型後に該成型金型より平編錦糸線2h付きの
基布B成型品を取り出すと、縫い付けられた平編錦糸線
2hも当然の如くロール11rに沿った状態にて整形さ
れている。
【0050】上記の平編錦糸線2h(2本)が所定位置
に装着されたロール11r部成型済みのエッジ基材Bを
トリミング工程に移行し、図3の破線部にて示す内側部
及び外側部の不要部分を切除して縫着導電エッジ1Es
として完成させるが、本実施の形態の場合、トリミング
用の抜き金型を作製し前記の平編錦糸線2h装着済みの
成型品を該抜き金型に設置しプレス加工を施すことによ
り余分な部分を切断し、図3、図4に示すような所望の
縫着導電エッジ1Esを得た。
【0051】トリミングを行うと、角穴上に配置されて
いた平編錦糸線2hの端部は図3、図4のように所定の
寸法にて切断され、エッジの貼り代部12の外側に舌辺
状で、なおかつ該基布Bが介在しない状態、即ち平編錦
糸線2hの表面側及び裏面側共に露出したままで貼り代
部12の外周部より外側に舌辺状に延出した状態で配置
され、なおかつ該平編錦糸線2hの延出部(端部)2h
a、2hbにおいて、図4の局所拡大図に示すように縫
い付け用の糸3が及んでいる構造となる。
【0052】当然のことながら該平編錦糸線2hの延出
部(端部)2ha、2hbに及んだ縫い付け糸3は、前
記熱圧成型工程にて平編錦糸線2hに表面に沿って、な
おかつ馴染んだ状態でプレス成型されているため、平編
錦糸線延出部(端部)2ha、2hbとの密着性が向上
し、縫い糸3の端部がばらけてもそれ以上緩むことはな
く、解けにくい状態になっており、なおかつ平編錦糸線
2h端部に及んだ分だけ縫い付け糸3の縫着部分が長く
なるので、該端部から縫い付け糸3が解け、未縫着部分
がロール11r部まで及ぶ現象は皆無となった。
【0053】本実施の形態の場合、平編錦糸線2hの延
出部(端部)2ha、2hbの半田処理を施さなかった
が、前回我々が提案したように角穴上の平編錦糸線2h
の表面にクリーム半田を塗布し、該エッジを熱圧成型す
ると同時に、該塗布部を熱圧プレスすることによりクリ
ーム半田が溶け平編錦糸線2hの導体表面に付着し、平
編錦糸線2hの延出部(端部)2ha、2hbにおける
半田コートが可能で、該半田処理を行うことにより、ト
リミング工程におけるプレス抜きによる平編錦糸線2h
端部のバラケをより一層防ぐことが可能で、なおかつ端
子ラグ4との半田付けも容易となる。
【0054】トリミング工程を経て得た該縫着導電エッ
ジ1Esの外径寸法は長さ202mm、幅48mmで、
長辺及び短辺を半径24mmの円弧で結んだ形状となっ
ており、さらに最外側部から内側に向かって該エッジフ
レームに接着するための約3mm幅の貼り代部を設け、
さらに内側に向かって6mm幅で断面半径3mmのロー
ル11rを有し、さらに内側に向かって貼り代部14を
有しているが、該貼り代部は振動板dfに接着するため
の貼り代部である。
【0055】該貼り代部に図14の様なパルプ製の細長
形でなおかつほぼ平面状の振動板dfを接着するが、本
実施の形態の場合は前記の如くエッジロール11rはア
ップロール11rであることと、振動板dfとのエッジ
貼り代部14、及びボイスコイル配線部分をスピーカの
正面より見えないようにすることが設計条件となってい
るため、図14のように振動板の裏面側にエッジ貼り代
部14を接着して縫着導電エッジ1Es付きの振動板d
fとした。
【0056】さらに、該縫着導電エッジ1Es付き振動
板dfの3カ所にボイスコイルvc取付け用の穴df1
が設けてあるので、図5に示すように該穴df1にボイ
スコイルvcの外周部を挿入し3個のボイスコイルvc
外周部と振動板dfを接着し、さらにボイスコイルvc
線の端部をエッジに装着された平編錦糸線2hに接続配
線し、ボイスコイルvc配線部分を振動板の裏面に配置
させ、前記設計条件であるボイスコイルvc配線部分を
スピーカの正面より見えないようにする条件を満足させ
る構造とした。
【0057】本実施の形態においては該縫着導電エッジ
1Es及びボイスコイルvc付きの振動板dfを図5に
示すようにフレームFに接着した。フレームFはガラス
繊維入りのABS樹脂製で外径寸法は長さ228mm、
幅49.6mm、奥行き15mmでフレームバスケット
部の底部には該フレームFの中心、及び該中心から長さ
方向に60mmに振り分けた計3カ所に直径5mm、高
さ14mmのポール部F1が一体にて設けてある。
【0058】さらに、該フレームFの短辺側に設けたフ
レームF取付け用のフランジ部F2の片側に、図6に示
すような入力端子ラグ4の取り付け用穴F3が2カ所設
けてある。該穴F3は一辺が2.5mmの角穴F3で、
フランジ部F2表面より裏面まで貫通しており、なおか
つフランジ部F2の表面側は直径8mmで深さ1mmの
ザグリ部が前記角穴F3と同芯で設けてある。尚、該角
穴F3のピッチ寸法は前記縫着導電エッジ1Esに装着
した平編錦糸線2hの縫い付けピッチ寸法(26mm)
と同様にしてある。
【0059】図6に示すようにフレームFのエッジ接着
部に接着剤hを塗布し、説明図には記載していないが、
ポール部F1にボイスコイルvc位置出し治具を挿入し
た後、前記ボイスコイルvc、及び縫着導電エッジ1E
s付き振動板dfのボイスコイルvc内周部を治具の外
周部に挿入する。挿入時に前記設計条件を満足させるた
め、図6に示すように前記振動板dfを裏返してエッジ
がアップロール11rの状態にし、なおかつボイスコイ
ルvc及び平編錦糸線2hとの配線部が振動板裏面側に
配置されてスピーカ正面から該配線部が見えない状態に
し、平編錦糸線2hの延出部(端部)2ha、2hbを
入力端子ラグ4取り付け用の穴F3のある方向に合わせ
て挿入する。
【0060】該状態にて挿入すると、該縫着導電エッジ
1Es外周部に設けた貼り代部12が接着剤に接触し、
該貼り代部を圧定すると、ボイスコイルvcがフレーム
Fの所定位置に配置されつつ、該ボイスコイルvc付き
の縫着導電エッジ1EsがフレームFの所定位置に接着
される。当然のことながら該接着時に平編錦糸線2hが
エッジの裏面側に配置され、貼り代部12に及んだ平編
錦糸線2hの一部はフレームに接着されるが、図6に示
すように入力用端子ラグ4と接続するための平編錦糸線
2hの延出部(端部)2ha、2hbの表面及び裏面と
も該平編錦糸線2ha、2hbを構成する錦糸線の銅箔
が露出した状態で、なおかつ入力端子ラグ4取り付け用
の穴F3のザグリ部を半分程塞ぐ状態で配置される。
【0061】該状態で入力端子ラグ4を取り付けるが、
該端子ラグ4は従来の一般的なスピーカに多用されてい
る入力端子ラグ4であって、通称ファストン端子ラグと
称されており、板厚0.5mmの真鍮をプレス加工しニ
ッケルメッキ等を施したもので、図に示すようラグの所
定位置に2.5mm角で長さが約3.5mm、一辺の肉
厚が約0.5mmの角筒状のカシメ部41を設けられて
おり、図7で示すところの一方がプラス側のラグ4aで
他方がマイナス側のラグ4bである。
【0062】カシメ方法も従来の端子基板に端子ラグ4
を取り付ける方法と全く同様の手法であって、カシメ部
を図6に示すようにフレームフランジのF2裏面部より
前記取り付け用の角穴F3に挿入し、フレームの表面側
に出たカシメ部41の頂部の角部を割りつつ夫々の辺を
図7の局部拡大図に示すように外側方向に4等分するよ
うに折り曲げて、該入力用端子ラグ4をフレームFにカ
シメて取り付ける方法である。
【0063】本実施の形態の場合、該カシメ部41の一
部で、つまり4等分に折り曲げられた一辺にて図7のよ
うに前記平編錦糸線延出部(端部)2ha、2hbを端
子取付け穴F3のザグリ部に挟み込みながら該ラグ4を
フレームFに取り付けた。該取り付け状態にて端子ラグ
4とボイスコイルvcは導通状態となる。一般的に前記
のような平編錦糸線延出部(端部)2ha、2hbの挟
み込み状態のみで配線接続における品質上の問題はない
が、本実施の形態の場合、該平編錦糸線延出部(端部)
2ha、2hbとラグカシメ部41との境目を図6の局
部拡大図に示すように半田s付けした。
【0064】また、接続配線方法においては、平編錦糸
線延出部(端部)2ha、2hbの導体(銅箔)が全て
露出しているので本実施の形態以外の配線方法もある。
例えば、まず最初にフレームFに入力端子ラグ4を取り
付けておき、次に前記ボイスコイルvc及び縫着導電エ
ッジ1Es付き振動板dfをフレームFに接着し、該振
動板df接着後に平編錦糸線延出部(端部)2ha、2
hbを入力端子ラグ4の前記4等分されたカシメ部41
の一部に直接半田付けすることも可能である。
【0065】上記状態にてボイスコイルvc、及び振動
板df、縫着導電エッジ1Es、及び入力端子ラグ4が
フレームFに装着されなおかつ接続配線が完了するが、
さらに前記コイル位置出し治具を抜き取り、該状態にお
けるフレームFのポール部F1に3個の反発磁気化回路
RMを取り付け、細長形状の多点駆動型のスピーカとし
て完成させた。
【0066】導電サスペンション1構造を有したスピー
カにおいては、平編錦糸線2h等の導電体2端部(2h
a、2hb)がサスペンション基材Bを介さない状態で
の配置が可能となる。しかも、導電体2のサスペンショ
ン基材Bとの配置関係において、導電体2が基材Bの表
面側あるいは裏面側に配されても、導電体2の端部(2
ha、2hb)は基材Bに影響されること無く端部の全
部が露出した状態にて配置されるため、入力端子ラグ4
等との接続配線において、接続配線手法として最も普及
している半田付けが従来例より遥かに容易に行えるの
で、接続配線構造の簡素化に効果があり、なおかつ設計
の自由度が大幅に向上する利点を有する。
【0067】また、導電サスペンション1を製造する
と、従来の技術である簡単なプレス抜き加工を追加する
のみで、容易にサスペンション基材Bを介さない状態で
導電体2の端部(2ha、2hb)等を配置することが
可能となる。しかも、導電体2の装着方法において、最
も実績があり、なおかつローコストな平編錦糸線2h縫
い付け方式の応用が可能となる。したがって、安価でな
おかつ接続配線の自由度が大幅に向上したスピーカ用導
電サスペンション1を提供することが可能となる。
【0068】さらに、平編錦糸線2h等の導電体端部2
ha、2hbがサスペンション基材を介さない状態で、
なおかつ該平編錦糸線2hの延出部の端部2ha、2h
bまで縫い付け糸3を及ぼす状態にすると、前記説明の
如く該平編錦糸線端部2ha、2hbに及んだ縫い付け
糸3が解ける現象が皆無となり、極めて品質の安定した
導電サスペンション1を有したスピーカ、及びスピーカ
配線方法を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における縫着導電エッジ用の基材に穴を
設け、平編錦糸線を縫い付け糸にて縫着した状態を示す
斜視図である。
【図2】本発明における上記縫着導電エッジ用の基材を
成型下金型に設置した状態を示す斜視図である。
【図3】本発明における縫着導電エッジを成型し、さら
に成型後のトリミング加工を施した状態を示す斜視図で
ある。
【図4】本発明における縫着導電エッジを振動板に装着
した状態を裏面側より示す斜視図、及び平編錦糸線端部
を裏面側から見た状態を示す局部拡大斜視図である。
【図5】本発明における縫着導電エッジ付き振動板にボ
イスコイルを装着した状態を裏面側より示す斜視図であ
る。
【図6】本発明におけるボイスコイル及び縫着導電エッ
ジ付き振動板、及び入力用端子ラグをフレームに装着す
る状態をスピーカ表側より示す斜視図である。
【図7】本発明におけるボイスコイル、縫着導電エッ
ジ、振動板、入力用端子ラグをフレーム装着後、反発磁
気回路を装着し多点駆動型スピーカとして完成した状態
を示す斜視図、及び平編錦糸線端部と入力端子ラグの接
続配線状態をを示す局部拡大斜視図である。
【図8】従来例の縫着導電ダンパ用の基材に平編錦糸線
を縫い付け糸にて縫着した状態を示す平面図、及び局部
拡大図である。
【図9】従来例で平編錦糸線を縫い付け糸にて縫着した
縫着導電ダンパ用の基材にコルゲーション等を熱成型し
た状態を示す平面図である。
【図10】従来例でコルゲーション等を熱成型した平編
錦糸線付きダンパ用基材のトリミング部分を示す平面図
である。
【図11】従来例の縫着導電ダンパの完成状態を示す平
面図、及び斜視図である。
【図12】従来例の縫着導電ダンパがスピーカフレーム
に取り付けられた状態で、なおかつ入力用端子ラグとの
接続状態配線を示す斜視図である。
【図13】従来例の縫着導電ダンパに装着された平編錦
糸線をダンパ基材が介在しない状態にするため、縫い付
け糸を解いた状態を示す斜視図である。
【図14】従来例の織込み導電ダンパ、及び配線パター
ンを設けた端子リング、及び入力端子ラグの相互の組み
立て前の状態を示す斜視図である。
【図15】従来例の織込み導電ダンパ、及び導電パター
ンを設けた端子リング、及び入力端子ラグの組立て完了
状態を示す斜視図である。
【図16】従来例でエッジ裏面側に平編錦糸線等の導電
材が配置された導電エッジで、なおかつ入力端子ラグと
の配置関係を示す局部拡大断面図である。
【符号の説明】
1、 導電サスペンション(サスペンション) 11c コルゲーション 11r ロール(ロール部) 12 導電エッジ、又は導電ダンパ貼り代部(外側
貼り代部) 13a 舌辺部 13b 舌辺部 14 導電エッジ貼り代部(内側貼り代部) 1E 導電エッジ 1Es 縫着導電エッジ 1D 導電ダンパ 1Di 織込み導電ダンパ 1Ds 縫着導電ダンパ 2、 導電体 2h 平編錦糸線(ボイスコイル接続用導体) 2ha 平編錦糸線端部(信号入力端) 2hb 平編錦糸線端部(信号入力端) 3、 縫い付け糸 4、 入力端子ラグ 41、 入力端子ラグカシメ部 4a、 入力端子ラグプラス側 4b、 入力端子ラグマイナス側 B 基布(基材) B1 基布穴(削除部、孔部) F フレーム F1 フレームガイドポール部 F2 フレームフランジ部 F3 フレーム入力端子取り付け用穴 L 端子リング L1 端子リング舌辺部 L2 端子リング舌辺部 L3 端子リング舌辺部 L11 端子リング入力端子ラグ取り付け用穴 P 配線パターン RM 反発磁気回路 h 接着剤 vc ボイスコイル df 振動板 df1 振動板穴 s 半田 sc クリーム半田
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04R 9/04 103 H04R 1/06 310 H04R 9/02 103 H04R 31/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サスペンション(1)と、前記サスペン
    ション(1)の面に沿って装着されるボイスコイル接続
    用導体(2h)とを有しているスピーカ用サスペンショ
    ン装置の製造方法において、 (a)平面状の基材(B)の面に沿ってボイスコイル接
    続用導体(2h)を装着するとともに、前記ボイスコイ
    ル接続用導体(2h)の信号入力端(2ha,2hb)
    の対応位置では前記基材(B)を削除部(B1)とし、(b)前記削除部(B1)に金型のガイドピン(D1)
    を挿入して前記金型に前記基材(B)を設置し、 (c) 前記基材(B)を前記ボイスコイル接続用導体
    (2h)と共に前記金型により所定形状に圧力成形し、(d) 前記ボイスコイル接続用導体(2h)の前記信号
    入力端(2ha,2hb)が前記基材(B)からの突出
    部として残るように、前記基材(B)を前記ボイスコイ
    ル接続用導体(2h)と共にトリミングする、 ことを特徴とするスピーカ用サスペンション装置の製造
    方法。
  2. 【請求項2】 前記削除部(B1)は、前記サスペンシ
    ョン(1)に穿設された孔部(B1)であり、前記ボイ
    スコイル接続用導体(2h)を前記基材(B)に装着す
    るための縫い付け糸(3)は、前記ボイスコイル接続用
    導体(2h)の前記孔部(B1)の部位を含めて、前記
    ボイスコイル接続用導体(2h)に縫い付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載のスピーカ用サスペンシ
    ョン装置の製造方法。
  3. 【請求項3】 前記圧力成形は、熱圧プレスであり、前
    記ボイスコイル接続用導体(2h)の前記信号入力端
    (2ha,2hb)は、クリーム半田を塗布してから、
    前記基材(B)と共に熱圧プレスされることを特徴とす
    る請求項1又は2記載のスピーカ用サスペンション装置
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 サスペンション(1)と、前記サスペン
    ション(1)の面に沿って装着されるボイスコイル接続
    用導体(2h)とを有しているスピーカ用サスペンショ
    ンの製造に用いる金型であって、 平面状の基材(B)の面に沿ってボイスコイル接続用導
    体(2h)を装着する とともに、前記ボイスコイル接続
    用導体(2h)の信号入力端(2ha,2hb)の対応
    位置を削除部(B1)とした前記基材(B)を、前記ボ
    イスコイル接続用導体(2h)と共に所定形状に圧力成
    形するために使用され、 前記削除部(B1)に挿入して前記基材(B)を設置す
    るためのガイドピン(D1)を具備することを特徴とす
    るスピーカ用サスペンション製造用金型。
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