JPH0686385A - 動電型スピーカ - Google Patents

動電型スピーカ

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JPH0686385A
JPH0686385A JP23088692A JP23088692A JPH0686385A JP H0686385 A JPH0686385 A JP H0686385A JP 23088692 A JP23088692 A JP 23088692A JP 23088692 A JP23088692 A JP 23088692A JP H0686385 A JPH0686385 A JP H0686385A
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JP
Japan
Prior art keywords
diaphragm
voice coil
electrodynamic speaker
resin film
lead
Prior art date
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Pending
Application number
JP23088692A
Other languages
English (en)
Inventor
Shisei Nakakohara
至誠 中小原
Kazuhiro Yoshida
一弘 吉田
Masaaki Kimura
正明 木村
Mitsutaka Enomoto
光高 榎本
Shigeru Tomoe
繁 友枝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0686385A publication Critical patent/JPH0686385A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、各種音響機器に利用される動電型
スピーカに関し、品質の安定化ならびに生産性の向上を
図ることが可能な動電型スピーカを提供するものであ
る。 【構成】 樹脂フィルム12に導電体13a,13bを
印刷したものを振動板15に成形し、この振動板15と
ボイスコイル19を結合し、ボイスコイルのリード線2
0a,20bを導電体13a,13bに導電性接着剤2
1で固着させ、この組立品をフレーム25に組込み、導
電体13a,13bの切断不良、びりつき不良等を無く
しスピーカの品質を安定させると共に生産性の向上を実
現させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は各種音響機器に使用され
る動電型スピーカに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来における動電型スピーカとしては、
図10〜図13に示すように構成されていた。
【0003】図10〜図13において、1は合成樹脂フ
ィルムを所定形状に加熱成形して構成した振動板であ
り、この振動板1の中央部にはリード線2a,2bを引
出したボイスコイル3が接着により結合され、このリー
ド線2a,2bは振動板1の上面に引出され、スピーカ
としての振動時のテンションが加わることにより発生す
る断線を防止するために一定のたるみ4をもたせるよう
にフォーミングされて振動板1の上面に接着剤5により
固定され外部に引出されている。
【0004】このように構成された振動系部品は、中央
部にマグネット6とトッププレート7を組込んだヨーク
8よりなる磁気回路9を結合したフレーム10に組込ま
れ、このフレーム10の周縁部の背面に取付けた端子板
11に上記リード線2a,2bを接続して動電型スピー
カを構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、振動板1の中央部にボイスコイル3を接着
により結合した後、治具を用いて手作業でリード線2
a,2bを振動板1の上面に沿わせて引出し、一部にた
るみ4をもたせて振動板1に接着剤5で固定して振動系
部品を構成し、この振動系部品を磁気回路9を結合した
フレーム10に組込み、フレーム10に結合した端子板
11にリード線2a,2bの先端を手作業により引きま
わして接続していたため、リード線2a,2bのたるみ
4の程度も一定とならず、ときには振動板1の振動によ
って断線したり、びりつきを発生させたりするといった
問題があった。
【0006】また、このような作業は、リード線2a,
2bが極細線の場合が多いため、自動化を図ることが極
めて困難で、この種の動電型スピーカの生産工程の大き
な障害となっていた。
【0007】本発明は以上のような従来の欠点を除去
し、生産性に優れ、品質的にも安定した動電型スピーカ
を提供することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の動電型スピーカは、樹脂フィルムからなる振
動板の中央部から周縁部にリードとなる導電体を2本形
成し、この中央部側の導電体にボイスコイルのリード線
を接続し、振動板の周縁部には導電体を形成した部分を
含めて外方に突出させ、このボイスコイルと振動板から
なる振動系部品を磁気回路に結合したフレームに組込ん
で構成したものである。
【0009】
【作用】上記構成とすることにより、生産の自動化が可
能となり、導電体が断線することもなくびりつきなどの
異常音の発生も無くすことができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の動電型スピーカの一実施例を
図面を用いて説明する。
【0011】まず、図3に示すように樹脂フィルム12
に銀ペーストなどの導電パターンを印刷により形成して
導電体13a,13bを形成する。
【0012】この樹脂フィルム12にあらかじめ形成し
た基準孔14をガイドにして振動板成形金型にセット
し、図4に示すような振動板15を成形する。このと
き、導電体13a,13bを形成した部分の一部は振動
板15の周縁部より外方に突出したリード部16が設け
られている。このリード部16の先端には、半田熱に耐
えるようにファイバーボード17およびこのファイバー
ボード17に設けたラグ端子18を接続しておく。
【0013】そして、この振動板15の中央部にはボイ
スコイル19が結合され、このボイスコイル19のリー
ド線20a,20bを絶縁皮膜を剥離して振動板15上
に形成した導電体13a,13bの端部に図5に示すよ
うに導電性接着剤21で接続したものを得る。
【0014】このように構成した振動系部品は、図6に
示すようにマグネット22、トッププレート23を組込
んだヨーク24からなる磁気回路を結合したフレーム2
5に組込んで図1に示す動電型スピーカを構成する。こ
のとき、フレーム25の一部に設けた切欠部26よりリ
ード部16を外側に引出し、このリード部16の先端の
ファイバーボード17を図2に示すようにフレーム25
の裏面に結合して、動電型スピーカを完成する。
【0015】このように構成することにより、ボイスコ
イル19のリード線20a,20bの接続作業が簡単と
なり、断線不良やびりつきなどの異常音の発生も導電体
13a,13bを振動板15上に印刷しているため全く
なくなり、信頼性に富んだものとなる。
【0016】また、図7,図8に示すように、導電体1
3a,13bは振動板15の周縁部まで形成し、この導
電体13a,13bの端部にフレーム25の周縁部に結
合したターミナル27を電気的に接続されるように結合
して構成することもできる。
【0017】さらに、図9に示すようにリード部16を
長く形成してフレーム25の切欠部26から大きく外部
に引出した構成とし、その先端に硬質板28を貼付けて
コネクタ構造とし、ユーザコネクタに接続できる構成と
することもできる。
【0018】このように種々な構成が考えられ、使用途
に応じた任意な構成を採用することができる。
【0019】
【発明の効果】以上のように本発明の動電型スピーカ
は、導電体を印刷した振動板を用いることにより、ボイ
スコイルのリード線の配線が容易となり、導電体の断線
不良の発生やびりつきの発生は完全に防止でき、品質の
大幅な向上が図れるとともに、種々なユーザ側の要望に
応じたターミナル構成とすることもできるなどの効果を
有し、産業的価値の大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の動電型スピーカの一実施例を示す斜視
【図2】同背面側の斜視図
【図3】同振動板を形成する導電体を印刷した樹脂フィ
ルムの斜視図
【図4】同振動板とボイスコイルの組立てを示す分解斜
視図
【図5】同振動板とボイスコイルの結合部の要部の断面
【図6】同磁気回路部の分解斜視図
【図7】他の実施例の動電型スピーカの斜視図
【図8】同背面側の斜視図
【図9】さらに他の実施例の斜視図
【図10】従来の動電型スピーカの振動板とボイスコイ
ルの分解斜視図
【図11】同ボイスコイルを結合した振動板の上面図
【図12】同磁気回路部の分解斜視図
【図13】同スピーカの一部切欠斜視図
【符号の説明】
12 樹脂フィルム 13a,13b 導電体 15 振動板 16 リード部 17 ファイバーボード 18 ラグ端子 19 ボイスコイル 20a,20b リード線 21 導電性接着剤 22 マグネット 23 トッププレート 24 ヨーク 25 フレーム 26 切欠部 27 ターミナル 28 硬質板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 榎本 光高 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 友枝 繁 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気回路に結合したフレームに、中央部に
    ボイスコイルを結合し、このボイスコイルのリード線を
    印刷によって形成した導電体に接続した樹脂フィルムか
    らなる振動板を組込んでなる動電型スピーカ。
  2. 【請求項2】振動板に形成した導電体を振動板の周縁部
    より外方に突出させたリード部とする構成とした請求項
    1記載の動電型スピーカ。
  3. 【請求項3】振動板の周縁部まで形成した導電体にフレ
    ームに結合したターミナルと接続してなる請求項1記載
    の動電型スピーカ。
  4. 【請求項4】振動板より突出したリード部をコネクタ構
    成とした請求項2記載の動電型スピーカ。
JP23088692A 1992-08-31 1992-08-31 動電型スピーカ Pending JPH0686385A (ja)

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