JP3331875B2 - 産業用ロボットの安全装置 - Google Patents

産業用ロボットの安全装置

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    • H01H2300/00Orthogonal indexing scheme relating to electric switches, relays, selectors or emergency protective devices covered by H01H
    • H01H2300/026Application dead man switch: power must be interrupted on release of operating member

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロボット本体の近
くで、教示を行う操作者の安全を確保するための産業用
ロボットの安全装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ティーチングプレイバック方式の産業用
ロボットには、携帯用操作盤(ティーチペンダント(T
P))がよく使用されている。このティーチペンダント
(TP)は産業用ロボットの制御点(エンドエフェク
タ)を直接見ながら、ロボット本体を微細に動かして教
示するのに有用であり、多くのティーチペンダント(T
P)は片手で把持できる構造になっている。このティー
チペンダント(TP)には、操作者の安全を確保するた
めにデッドマンスイッチが設けられている。そして、産
業用ロボットの教示中、すなわち、ティーチペンダント
(TP)にて操作者が産業用ロボットを操作する場合
に、このTPデッドマンスイッチは非常停止回路と電気
的に直列に接続されている。また、ロボット本体には通
常ソフトウェアにより制御される動作範囲外にオーバー
トラベルスイッチが配設されていて、ロボット本体がこ
のオーバートラベルスイッチをONするとサーボ電源を
OFFするように構成されている。さらに、ドアストッ
プ検出回路や外部非常停止回路等の安全回路が構成され
ており、ドアストップ入力や外部非常停止入力によりサ
ーボ電源をOFFするものである。
【0003】このように、前記ロボット本体がデッドマ
ンスイッチをOFFした時、また、オーバートラベルス
イッチをONした時、さらに、安全回路のドアストップ
入力や外部非常停止入力を行った時、産業用ロボットの
モータ駆動用のサーボ電源をOFFすると共に、サーボ
モータのシャフトのロック(ブレーキ)を回路的にOF
Fする構成になっている。以下、従来の産業用ロボット
の安全装置について図3に沿って説明する。
【0004】図3において、オルタネートスイッチであ
るティーチペンダント(TP)有効スイッチ10をON
した場合、サーボ投入権はティーチングペンダント2側
に、またTP有効スイッチ10が開いている場合、サー
ボ投入権はパネル・外部サーボ投入スイッチ110側に
あるようにハードウェアで切替えている。
【0005】TP有効スイッチ10が閉じられている場
合、中央処理装置(CPU)はCPUティーチ不可出力
信号をフリップフロップ回路(図示せず)でLOW論理
にするので、リレーコイルCR1は励磁されず接点CR
1−aは開かつCR1−bは閉状態となりチィーチペン
ダント(TP)に配設されたサーボ投入/遮断用のT
Pデッドマンスイッチ101の信号線の片側101−a
が回路のGNDへ接続されるのでホトカプラ群19を通
してTPデッドマンスイッチ101の開閉状態をCPU
によるソフトウェアで認識できる。
【0006】そして、ティーチペンダント4のTP有効
スイッチ10が閉状態でかつTPデッドマンスイッチ1
01が閉じられた場合、CPUはCPUサーボ電源ON
出力信号13をフリップフロップ回路(図示せず)でH
IGH論理にするので、ロボット本体へのサーボ電源投
入を阻害する要因(ドアストップ入力、外部非常停止、
オーバートラベル等の安全回路入力信号)がなければT
Pデッドマンスイッチ101の閉状態でリレーコイルC
R2が励磁されリレー接点CR2−aが閉じてサーボ投
入許可信号12ラインに有電圧(図3の場合、+24V
DC)が発生し、サーボ電源の投入回路が駆動されるこ
とになる。
【0007】また、ロボット本体1には通常ソフトウェ
アにより制御される動作範囲外にオーバートラベルスイ
ッチ105がロボット本体1に配設されている。ロボッ
ト本体1が、このオーバートラベルスイッチ105をO
FFすると異常状態とみなしてサーボ電源を遮断するよ
うに構成されている。
【0008】また、ドアストップ入力106、各種非常
停止回路(TP非常停止入力104,外部非常停止入力
107,パネル非常停止入力108)はロボット制御装
置へ外部より無電圧の常閉接点により各非常停止回路用
のリレーコイルCR14,CR16,CR17、CR1
8を励磁させ、そのリレー接点を図3のように直列にサ
ーボ投入許可信号12のラインに挿入している。したが
って、各安全回路のいずれかの外部入力信号(無電圧接
点)が開状態になったら、サーボ投入許可信号12のラ
インの有電圧(図3の場合、+24VDC)が消失する
ように構成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の産
業用ロボットの安全装置においては、リミットスイッチ
あるいはリレーの接点を用いて例えば、TPティーチペ
ンダント4のTPデッドマンスイッチ101の操作によ
り接点を閉じたり開いたりして、産業用ロボットのサー
ボ電源を投入したり遮断したりしている。前記のサーボ
電源を投入したり遮断する状態を切替えるのに単独のリ
ミットスイッチあるいはリレーの接点で実施しているた
め、万が一、接点融着が生じた場合には、TPデッドマ
ンスイッチ101やオーバートラベルスイッチ105や
安全回路部の動作が信号伝達されず所定の機能を果たさ
なくなってしまう恐れがあった。
【0010】本発明は特に近年のヨーロッパにおける安
全装置の規格化等、安全意識の著しい高まりを受けて、
ティーチペンダントでティーチング作業をロボット動
作範囲内で行う操作者の安全をより一層確実なものとし
た産業用ロボットを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の第1手段における産業用ロボットの安全装
置は、ロボット本体の駆動信号を発生する1ストローク
2スイッチのTPデッドマンスイッチを備え、かつこれ
らの2スイッチを直列に接続し、この直列2スイッチの
一端を電気的に接地し、かつ直列2スイッチの接続点と
直列2スイッチの他端との間の電圧の有無をチェックす
ることで、TPデッドマンスイッチの直列2スイッチの
開閉状態が一致しているか否かで融着検出を行い、接点
融着のときはサーボ電源をOFFするものである。
【0012】また、本発明の第2手段における産業用ロ
ボットの安全装置は、ロボット本体の動作限界外に配置
されたオーバートラベルスイッチとして1ストローク2
スイッチを備え、かつこれらの2スイッチを直列に接続
し、直列2スイッチの一端を電気的に接地し、かつ他端
と両スイッチの接続点との間の電圧の有無をチェックす
るCPUまたはハードウェアを有し、オーバートラベル
スイッチの接点融着の検出を行うものである。
【0013】さらに、本発明の第3手段における産業用
ロボットの安全装置は、ドアストップ,外部非常停止,
TP非常停止,パネル非常停止の各安全回路を構成して
いるリレーコイルの励磁の有無と、前記安全回路のリレ
ー接点の開閉状態の整合性をCPUまたはハードウェア
が検知できるように構成したものである。
【0014】このように、本発明は、TPデッドマンス
イッチやオーバートラベルスイッチや全ての安全回路の
リレー接点について、接点融着状態がないことを確認で
きた時に、初めて、サーボ投入許可状態と成り得るもの
であり、接点融着が検出されれば、サーボ電源をOFF
する構成としたものである。
【0015】
【発明の実施の形態】以上の構成により、本発明の産業
用ロボットの安全装置はTPデッドマンスイッチまたは
ロボット本体のオーバートラベルスイッチの接点融着を
さらにドアストップや外部非常停止等の安全回路の信号
で動作するリレー接点の融着を検知できるので、万一、
これらの接点融着という異常が発生した場合、サーボ電
源をOFFするので、オペレータの安全を確保すること
ができ、より一層の安全性を高めることができる。
【0016】以下、本発明の実施の形態を図1および図
2を参照しながら説明する。まず、本発明の実施の形態
を適用する産業用ロボットのシステムを図2に沿って説
明する。
【0017】図2において、ロボット本体1は安全柵2
内に配置されまた、ロボット制御装置3や他の装置等は
安全柵2外に配置される。ここで、ロボットにさせたい
仕事の手順を教示するために操作者はティーチペンダン
ト4を手に保持しドア5をあけて安全柵2内に入る。
【0018】ティーチングプレイバック方式の産業用ロ
ボットの場合はティーチペンダント4にあるTPデッド
マンスイッチ101(図)を押し続けることでロボッ
ト本体1の駆動用のサーボ電源をON状態に維持し、か
つ、ティーチペンダント4上にある各軸の移動キースイ
ッチを押すことによりロボット本体1を動かし、エンド
エフェクタをさせたい仕事の手順に合致するように順序
よく移動させて、それぞれの位置とまた同時に各教示点
で必要な入出力命令等を教示していく。
【0019】また、ロボット制御装置3のフロントパネ
ル7にはサーボ電源投入を要求する押しボタンスイッチ
があり、ロボット本体1のサーボモータを駆動させるた
めのサーボ電源を投入でき、その他にも、ロボット本体
1の運転の開始を起動できるスイッチ等が備えられてい
る。
【0020】また、外部制御盤6は、産業用ロボットシ
ステムへの一次側供給電源ON/OFF操作、ならびに
ロボット本体1へのサーボ電源投入や運転モードの選
択、教示したプログラムの選択ができ、選択したプログ
ラムの運転の起動操作等ができるものである。
【0021】つぎに、本発明の実施の形態における産業
用ロボットの安全装置について説明する。図1におい
て、従来と異なるのは、TPデッドマンスイッチとし
て、またロボット本体のオーバートラベルスイッチとし
て1ストローク2スイッチなるリミットスイッチを用い
ている点である。また、ロボット制御装置にはドアスト
ップや各非常停止等の入力部があり、その入力部には押
し切り型スイッチが接続され、前記押し切り型スイッチ
により動作するリレーの各接点の開閉状態を検知できる
様になっている点である。
【0022】以下、動作について説明する。ティーチペ
ンダント4AにあるTP有効スイッチ10を閉じた場
合、サーボ投入権はティーチペンダント4A側に、また
TP有効スイッチ10が開いている場合、サーボ投入権
はパネル・外部サーボ投入スイッチ側にあるように中央
処理装置(CPU)が切替えている。
【0023】そして、ティーチペンダント4AのTP有
効スイッチ10が閉じられている場合、CPUはCPU
ティーチ不可出力信号をフリップフロップ回路(図示せ
ず)でLOW論理にするのでリレーコイルCR1は励磁
されず接点CR1−aは開、かつCR1−bは閉状態と
なりティーチペンダント4Aに配設されたサーボ投入/
遮断用のTPデッドマンスイッチ11の信号線の片側1
1−aが回路のGNDへ接続されるのでホトカプラ郡1
9を通して、TPデッドマンスイッチ11の開閉状態を
CPUが認識できる。かつ、同じくTPデッドマンスイ
ッチ11の信号線の片側11−bも回路のGNDへ接続
されるのでホトカプラ群19を通して、TPデッドマン
スイッチ11のもう一方の接点の開閉状態をCPUが認
識できる。さらに、ティーチペンダント4AのTP有効
スイッチ10が閉状態で、かつTPデッドマンスイッチ
11の両接点がともに閉じられ場合CPUはCPUサ
ーボ電源ON13出力信号をフリップフロップ回路(図
示せず)でHIGH論理にするので、ロボット本体3A
へのサーボ電源の投入を阻害する要因(ドアストップ入
力、外部非常停止等の入力信号)がなければ、ティーチ
ペンダント4AのTPデッドマンスイッチ11の両接点
の閉状態でリレーコイルCR2が励磁され接点CR
aが閉じて、サーボ許可信号12ラインに有電圧(図1
の場合、+24VDC)が発生しサーボ電源投入回路が
駆動されることになる。このように、図1の本実施の形
態の場合でティーチペンダント4AのTP有効スイッチ
10が閉じられている場合、サーボ投入権がティーチペ
ンダント4A側にあり、この状態には常時CPUにより
ティーチペンダント4AのTPデッドマンスイッチ11
の両接点の状態を示す信号ライン11−aと11−bが
一致するか否かで整合性をとって、CPUサーボ電源O
N13を許可するか否かを制御している。そして、前記
整合性がとれない場合はTPデッドマンスイッチ11の
接点融着と判断し、サーボ投入許可信号12が発生する
ことはない。また、ティーチペンダント4AのTPデッ
ドマンスイッチ11でサーボ投入中は常時CPUがモニ
タリングして11−aと11−bとの一致状態をチェッ
クしている。もし、不一致となればサーボ電源を遮断す
る。ここで、前記信号をTPデッドマンスイッチ11の
接点閉で発生させるには、ティーチングペンダント4A
のTP有効スイッチ10が閉じて、その系につながるハ
ードウェアが動作しかつ、CPUとの整合性がとれて、
初めて可能となる。なお、一致検出回路を使うことで、
CPUの代わりにハードウェア(図示せず)でもチェッ
クできるものである。
【0024】また、サーボ投入要求入力が入った場合、
ロボット本体3Aに配設されたロボット動作範囲の逸脱
検知用のオーバートラベルスイッチとして、1ストロー
ク2スイッチのリミットスイッチを用い、両ラインのス
イッチ15−aと15−bとの一致をCPUがチェック
している。一致していればサーボ投入の所定の手続きを
継続する。また、サーボ投入中は常時、CPUがモニタ
リングしてスイッチ15−aと15−bの両ラインの整
合性をチェックしている。サーボ投入中、スイッチ15
−aと15−bの両ラインが不一致となった場合、オー
バートラベルの融着と判断してサーボ電源をOFFす
る。
【0025】なお、一致検出回路を使うことで、CPU
の代わりにハードウェア(図示せず)でもチェックでき
るものである。
【0026】つぎに、ドアストップ,外部非常停止,T
P非常停止,パネル非常停止等の各安全回路の外部押し
切り型スイッチによって動作するリレー接点の融着検出
について説明する。
【0027】一般に、押し切り型スイッチは人がスイッ
チをONすることによって接点の開閉状態を変えること
ができるもので、このスイッチの接点融着の問題は発生
しない。ところが、図1のサーボ投入許可信号12のラ
インは各非常停止入力信号により動作するロボット制御
装置3に内在するリレー接点が直列に接続されているた
め電源+24VDCに近い接点の閉状態によりそれにつ
ながるすべての接点状態は実状態が反映されないので、
CPUでの融着検出処理に検出優先順位を設けている。
この検出順位は図1において、パネル非常停止#1の1
8−a、TP非常停止#1の14−a、外部非常停止#
1の17−a、ドアストップ#1の16−aの順位であ
る。すなわち、これらの入力信号が入った場合、最上位
の信号だけを処理して、それより下位の信号は処理しな
い。
【0028】パネル非常停止入力18、ティーチペンダ
ント4AのTP非常停止入力14、各安全回路の外部非
常停止入力17、ドアストップ入力16の各入力が短絡
されている場合、パネル非常停止#1の18−aのライ
ンが回路のGNDへ接続(接地)されるので、パネル非
常停止#1は論理”LOW”とCPUで読める。また、
リレーコイルCR18が励磁されて、正しくそのリレー
接点が閉じた場合、信号であるパネル非常停止#1、パ
ネル非常停止#2がともに論理”LOW”となる。ま
た、パネル非常停止入力18が開いた場合、リレーコイ
ルCR18が非励磁状態となるので、パネル非常停止#
1、パネル非常停止#2がともに論理”HIGH”とな
る。ここで、リレーコイルCR18が非励磁状態となっ
たにもかかわらずリレーコイルCR18の接点が融着し
た場合、パネル非常停止#1の18−aが論理”HIG
H”でかつパネル非常停止#2の18−bが論理”LO
W”と読める。
【0029】この状態をCPUがモニタリングして続け
て2回連続して論理不一致と認識した場合、リレー接点
の融着が発生したとしてCPUサーボ電源ON13をフ
リップフロップ(図示せず)で論理”LOW”に固定し
てサーボ投入許可信号12のラインをOFFする。この
OFF状態をサーボ投入許可信号#の12−aのライン
により確認している。ここで、モニタリングの周期はリ
レー接点のチャタリングが回避できる時間間隔としてい
る。
【0030】以下、リレーコイルCR14,CR17,
CR16についても同処理なので説明は省略する。
【0031】
【発明の効果】本発明の第1手段によれば、ロボット本
体の駆動信号を発生するTPデッドマンスイッチとして
1ストローク2スイッチを備え、かつこれらの2スイッ
チを直列に接続し、直列2スイッチの一端を電気的に接
地し、かつ他端と両スイッチの接続点との間の電圧の有
無をチェックするCPUまたはハードウェアを有し、T
Pデッドマンスイッチの接点融着の検出を行い接点融着
のときはサーボ電源をOFFする回路としたもので、T
Pデッドマンスイッチの2スイッチの開閉状態が一致し
ているか否かで接点融着検出を行うことができ、1スイ
ッチの場合よりも直列2スイッチで切離するため、接点
融着が発生し難い優れた効果を奏するものである。
【0032】また、本発明の第2手段によれば、ロボッ
ト本体の動作限界外に配設されたオーバートラベルスイ
ッチとして1ストローク2スイッチを備え、かつ、これ
らの2スイッチを直列に接続し、直列2スイッチの一端
を電気的に接地し、かつ他端と両スイッチの接続点との
間の電圧の有無をチェックするCPUまたはハードウェ
アを有し、オーバートラベルスイッチの接点融着の検出
を行い、接点融着の時はサーボ電源をOFFする回路と
したもので、オーバートラベルスイッチの2スイッチの
開閉状態が一致しているか否かで接点融着検出を行うこ
とができ、1スイッチの場合よりも直列2スイッチで切
離するため、接点融着が発生し難い優れた効果を奏する
ものである。
【0033】さらに、本発明の第3手段によれば、ロボ
ットの安全回路を構成しているリレーコイルの励磁の有
無と、それにより作動するリレー接点の開閉状態との整
合性をチェックするため、前記リレーコイルの一端に有
電圧を印加しておき、他端のラインに電圧の有無を認識
できるように、かつ前記リレー接点の一端に有電圧の有
無を認識できるように、かつ前記リレー接点の一端に有
電圧を印加しておき、他端のラインに電圧の有無を認識
できるようにCPUまたはハードウェアを有し、前記リ
レー接点の融着検出を行い、接点融着のときはサーボ電
源をOFFする回路としたもので、接点融着がないこと
を検出したときに、初めてサーボ電源を投入することが
でき、したがって産業用ロボットの教示操作を行う操作
者の安全確保確実なものとする優れた効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における産業用ロボットの
安全装置の電気回路図
【図2】同実施の形態を適用する産業用ロボットシステ
ムの斜視図
【図3】従来産業用ロボットの安全装置の電気回路図
【符号の説明】
3A ロボット本体 4A ティーチペンダント 5 ドア 6 外部制御盤 11 TPデッドマンスイッチ 12 サーボ投入許可信号 13 CPUサーボ電源ON 14 TP非常停止入力 15 オーバートラベルスイッチ 16 ドアストップ入力 17 外部非常停止入力 18 パネル非常停止入力 19 CPU
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B25J 19/06 H01H 13/66 H01H 9/54

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ロボット本体の駆動信号を発生するTPデ
    ッドマンスイッチとして1ストローク2スイッチを備
    え、かつこれらの2スイッチを直列に接続し、直列2ス
    イッチの一端を電気的に接地し、かつ他端と両接点の接
    続点との間の電圧の有無をチェックするCPUまたはハ
    ードウェアを有し、前記CPUまたはハードウェアで
    Pデッドマンスイッチの接点融着の検出を行い、接点融
    着のときはサーボ電源をOFFする回路とした産業用ロ
    ボットの安全装置。
  2. 【請求項2】ロボット本体の動作限界に配設されたオー
    バートラベルスイッチとして1ストローク2スイッチを
    備え、かつこれらの2スイッチを直列に接続し、直列2
    スイッチの一端を電気的に接地し、かつ他端と両接点の
    接続点との間の電圧の有無をチェックするCPUまたは
    ハードウェアを有し、前記CPUまたはハードウェアで
    オーバートラベルスイッチの接点融着の検出を行い、接
    点融着のときはサーボ電源をOFFする回路とした産業
    用ロボットの安全装置。
  3. 【請求項3】ロボットの安全回路を構成しているリレー
    コイルの励磁の有無と、それにより作動するリレー接点
    の開閉状態との整合性をチェックするため他端のライン
    に電圧の有無を認識できるように、前記リレーコイルの
    一端前記リレー接点の一端に有電圧を印加しておき、
    他端のラインに電圧の有無を認識できるようにCPUま
    たはハードウェアを設け前記CPUまたはハードウェ
    アで前記リレー接点の融着検出を行い、接点融着のとき
    はサーボ電源をOFFする回路とした産業用ロボットの
    安全装置。
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