JPH0530165Y2 - - Google Patents

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JPH0530165Y2
JPH0530165Y2 JP8771385U JP8771385U JPH0530165Y2 JP H0530165 Y2 JPH0530165 Y2 JP H0530165Y2 JP 8771385 U JP8771385 U JP 8771385U JP 8771385 U JP8771385 U JP 8771385U JP H0530165 Y2 JPH0530165 Y2 JP H0530165Y2
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relay
coil
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emergency stop
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、工業用ロボツト等の自動制御によつ
て動きが制御される機械の非常停止回路に関する
ものである。
従来の技術 工業用ロボツトを用いて所定の作業を行わせる
には、ロボツトの記憶装置内に作業を行うのに必
要な教示点、動作順序、動作条件、入出力条件等
の制御情報を入力しておく必要がある。この制御
情報の入力、即ちテイーチングにはテイーチング
ボツクスが使用される。このテイーチングボツク
スは、片手で持ち運べる大きさをしており、か
つ、その表面にロボツトの各軸の操作スイツチ、
作業部の動作信号スイツチ、相手機械との入出力
信号スイツチ等が設けてある。そしてこのテイー
チングボツクスを用いてロボツトにテイーチング
を行うには、テイーチングボツクスとケーブルを
介して接続したコネクタをロボツトの制御盤に接
続し、テイーチングボツクスと制御板とを接続し
た後、このテイーチングボツクスを作業員が手で
持ち、テイーチングを行いよい位置からテイーチ
ングを行う。
上記制御盤及びテイーチングボツクスには、第
1又は第2の非常停止用押釦スイツチがそれぞれ
取付けてあり、制御盤に取付けた起動用押釦スイ
ツチを押してロボツトを作動させた後、ロボツト
に何等かの異常が生じた時は、上記第1及び第2
の非常停止用押釦スイツチを押してロボツトを停
止させる。第2図は非常停止用押釦スイツチによ
つて非常停止をかけるための非常停止回路を示す
回路図である。この非常停止回路は、図示の如
く、ロボツトの制御回路(図示せず)と電源とを
結ぶため、制御盤1内に配線した電源線2,3間
に挿入したコイル4および、このコイル4が励磁
すると閉じる接点4a,4b,4cからなる第1
のリレーと、制御盤1に取付けた常開の起動用押
釦スイツチ5及び常閉の第1の非常停止用押釦ス
イツチ6と、テイーチングボツクス7に取付けた
常閉の第2の非常停止用押釦スイツチ8が閉じて
いる間は励磁しているコイル9及び、このコイル
9が励磁すると閉じる接点9aからなる第2のリ
レーとによつて構成してあり、上記起動用押釦ス
イツチ5、第1の非常停止用押釦スイツチ6、第
2のリレーの接点9a及び第1のリレーのコイル
4は直列に接続してある。又、図中10はテイー
チングボツクス7とケーブル11を介して接続し
たコネクタ、A1,A2…Aoは制御盤1に設けた上
記コネクタ10と接続する端子である。上記回路
構成に於いて、制御盤1に設けた端子A1,A2
Aoにコネクタ10を接続した状態で起動用押釦
スイツチ5を押すと、第1のリレーのコイル4が
励磁し、接点4a,4b,4cが閉じるため、制
御回路に電流が流れ、ロボツトは作動する。この
後、ロボツトに何等かの異常が生じ、ロボツトを
非常停止させる時は、テイーチングボツクス7に
取付けた第2の非常停止用押釦スイツチ8を押
し、第2のリレーのコイル9への回路を開くこと
により、第2のリレーの接点9aを開かせるか、
又は、制御盤1に取付けた第1の非常停止押釦ス
イツチ6を押すことにより、第1のリレーのコイ
ル4への回路を開く。そして、第1のリレーの各
接点4a,4b,4cを開かせることにより、制
御回路への通電を停止し、ロボツトを停止させ
る。
考案が解決しようとする問題点 上記した非常停止回路は、ケーブル11及びコ
ネクタ10を介して制御盤1とテイーチングボツ
クス7とが接続されている時はよいが、ロボツト
へのテーチングが終了し、テイーチングボツクス
7を制御盤1から取り外すと、第3図に示す如
く、第2のリレーのコイル9への回路が開いてし
まい、ロボツトが停止するといつた問題点があつ
た。このため従来は、第4図に示す如く、テイー
チングボツクス7を取り外した制御盤1にジヤン
パー線12を有するシヨートプラグ13を接続
し、制御盤1の端子A1,A2をジヤンパー線12
によつて接続することにより、第2のリレーのコ
イル9を常に励磁させた状態にするか、或いは第
5図に示す如く、電源と第2のリレーのコイル9
とを直接結ぶ回路を設け、この回路内にセレクト
スイツチ14を挿入しておき、テイーチングボツ
クス7を取り外した時はセレクトスイツチ14を
第2のリレーのコイル9側に切換え、第2のリレ
ーのコイル9を常に励磁させた状態にしている。
しかし、ジヤンパー線12を用いると、テイーチ
ングボツクス7を取外す毎にジヤンバー線12を
有するシヨートプラグ13を制御盤1に取付けね
ばならず、操作が繁雑となる。又セレクトスイツ
チ14を用いる場合は、セレクトスイツチ14を
第2のリレーのコイル9側に切換えたままにして
おくと、制御盤1にテイーチングボツクス7を接
続しても、テイーチングボツクス7に設けた第2
の非常停止用押釦スイツチ8が作用しなくなり危
険であるといつた問題点があつた。
問題点を解決するための手段 機械の動きを自動制御する制御盤に、テイーチ
ングボツクスとケーブルを介して接続したコネク
タを接続し、このテイーチングボツクスによつて
テイーチングを行うものに於いて、 上記制御盤内に、制御盤に取付けた常開の起動
スイツチ及び常閉の第1の非常停止スイツチとコ
イルが直列接続され、かつ、起動スイツチが閉じ
るとコイルが励磁し、常開の接点を閉じることに
より電源と制御回路とを接続する第1のリレー
と、 テイーチングボツクスに取付けた常閉の第2の
非常停止スイツチが閉じた状態に於いて、制御盤
にコネクタが接続されるとコイルが励磁する。常
開及び常閉の接点を1個ずつ有する第2のリレー
と、 制御盤にコネクタが接続されるとコイルが励磁
する、常開及び常閉の接点を1個ずつ有する第3
のリレーとを組込み、 上記第2のリレーの常開の接点と、第3のリレ
ーの常開の接点とを直列接続し、第2のリレーの
常閉の接点と、第3のリレーの常閉の接点とを直
列接続し、この直列接続された常開接点及び常閉
接点を、上記第1の非常停止スイツチと第1のリ
レーのコイルとの間に並列接続したものである。
作 用 上記した如く、第2のリレーの常開の接点と、
第3のリレーの常開の接点とを直列接続し、第2
のリレーの常閉の接点と、第3のリレーの常閉の
接点とを直列接続し、この直列接続された常開接
点及び常閉接点を、第1の非常停止スイツチと第
1のリレーのコイルとの間に並列接続することに
より、テイーチングボツクスの制御盤への接続時
は、テイーチングボツクスに取付けた第2の非常
停止スイツチが自動的に有効となり、また、テイ
ーチングボツクスの取り外し時は、第2の非常停
止スイツチが自動的に無効となるようにしたもの
である。
実施例 第1図は本考案に係る非常停止回路を示す回路
図であり、図中20はロボツトの制御盤、21は
テイーチングボツクス、22は制御盤20に設け
た端子B1,B2…Bonとテイーチングボツクス2
1内の回路とをケーブル23を介して接続するた
めのコネクタ、24はコネクタ22を制御盤20
に接続した時、端子Bo−1,Boを接続するため
コネクタ22に取り付けたジヤンパー線である。
25は制御盤20に取付けた起動用押釦スイツ
チ、26は同じく制御盤20に取付けた第1の非
常停止用押釦スイツチ、27,28はロボツトの
制御回路(図示せず)と電源とを接続するため、
制御盤20内に配線した電源線である。29は電
源線27,28間に挿入した第1のリレーのコイ
ル、29a,29b,29cはコイル29が励磁
すると閉じる接点であり、このコイル29と上記
起動用押釦スイツチ25及び第1の非常停止用押
釦スイツチ26とは直列に接続してある。30は
制御盤20にコネクタ22を接続した状態に於い
て、テイーチングボツクス21に取付けた常閉の
第2の非常停止用押釦スイツチ31が閉じている
間は励磁する第2のリレーのコイル、32は制御
盤20にコネクタ22が接続され、コネクタ22
に取付けたジヤンパー線24によつて接点Bo
1と接点Boとが接続されると励磁する第3のリ
レーのコイルである。30a,30bはコイル3
0によつて開閉する第2のリレーの接点、32
a,32bはコイル32によつて開閉する第3の
リレーの接点であり、上記接点30a,32aに
は常開のものが、又接点30b,32bには常閉
のものが使用してある。そして、常開の接点30
aと32aとを直列接続すると共に、常閉の接点
30bと32bとを直接接続し、この接点30
a,32a及び接点30b,32bを上記した第
1の非常停止用釦スイツチ26と第1のリレーの
コイル29との間に並列に接続してある。
上記構成に於いて、テイーチングボツクス21
とケーブル23を介して接続したコネクタ22を
制御盤20に接続し、制御盤20にテイーチング
ボツクス21を接続すると、第2及び第3のリレ
ーのコイル30,32は励磁し、接点30a,3
2aが閉じ、又接点30b,32bが開くことに
より、第1の非常停止用押釦スイツチ26と第1
のリレーのコイル29との間の回路は閉じた状態
となる。従つてこの状態で起動用押釦スイツチ2
5を押せば、第1のリレーのコイル29は励磁
し、接点29a,29b,29cが閉じるため、
制御回路に電流が流れロボツトは作動する。この
ようにしてロボツトが作動した後、ロボツトに何
等から異常が生じ、テイーチングボツクス21に
取付けた第2の非常停止用押釦スイツチ31を押
し、第2のリレーのコイル30への回路を開く
と、接点30aが開き、接点30bが閉じること
により、第1のリレーのコイル29への回路が開
くため、接点29a,29b,29cが開き、ロ
ボツトは停止する。又制御盤20に取付けた第1
の非常停止用押釦スイツチ26を押しても、第1
のリレーのコイル29への回路が開くため、ロボ
ツトは停止する。
又、テイーチングボツクス21とケーブル23
を介して接続したコネクタ22を制御盤20から
取り外すと、第2及び第3のリレーのコイル3
0,32への回路が開くため、接点30a,32
aが開き、又接点30b,32bが閉じるため、
第1の非常停止用押釦スイツチ26と第1のリレ
ーのコイル92との間の回路は閉じた状態を維持
する。従つてこの状態で起動用押釦スイツチ25
を押せば、第1のリレーのコイル29は励磁し、
接点29a,29b,29cは閉じるため制御回
路に電流が流れロボツトは作動する。又この後ロ
ボツトに何等かの異常が生じ、制御盤20に取付
けた第1の非常停止用押釦スイツチ26を押す
と、第1のリレーのコイル29への回路が開くた
め、ロボツトは停止する。
又、テイーチングボツクス21とケーブル23
を介して接続したコネクタ22を制御盤20に接
続した状態に於いて、テイーチングボツクス21
とコネクタ22との間に断線や接触不良が生じる
と、第2のリレーのコイル30への回路が開き、
又第3のリレーのコイル32への回路は閉じた状
態となる。そして接点30a,30bが開き、接
点30b,32aが閉じることにより、第1の非
常停止用押釦スイツチ26と第1のリレーのコイ
ル29との間の回路が開くため、ロボツトは自動
的に停止し、誤動作を防止する。
考案の効果 上記した如く、本考案に係る非常停止回路は、
テイーチングボツクスの制御盤への接続時は、テ
イーチングボツクスに取付けた第2の非常停止用
押釦スイツチが自動的に有効となり、又テイーチ
ングボツクスの取り外し時は、第2の非常停止用
押釦スイツチが自動的に無効となるようにしたか
ら、従来のように、テイーチングボツクスを取り
外した後、制御盤にシヨートプラグを接続した
り、或いは、制御盤にテイーチングボツクスに取
付けた第2の非常停止用押釦スイツチを無効にす
るためのセレクトスイツチを制御盤に設ける必要
がなくなり、操作が容易になる。又セレクトスイ
ツチを用いなくてもよいため、セレクトスイツチ
の切換え忘れといつたトラブルも防止できる。ま
た、本考案に係る非常停止回路は、第1乃至第3
のリレーの何れかに断線等のトラブルが発生する
と、起動用押釦スイツチと電源線との間の回路が
開き、ロボツトが停止するようにしてあるため、
リレーの故障により第1または第2の非常停止用
押釦スイツチを押してもロボツトが非常停止しな
いと言つたトラブルを確実に防止でき、非常に安
全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る非常停止回路を示す回路
図、第2図乃至第5図は非常停止回路の従来例を
示す回路図である。 20……制御盤、21……テイーチングボツク
ス、22……コネクタ、23……ケーブル、24
……ジヤンパー線、26……第1の非常停止用押
釦スイツチ、27,28……電源線、29……第
1のリレーのコイル、29a,29b,29c…
…第1のリレーの接点、30……第2のリレーの
コイル、30a……第2のリレーの接点、31…
…第2の非常停止用押釦スイツチ、32……第3
のリレーのコイル、32b……第3のリレーの接
点、B1,B2…Bo……端子。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 機械の動きを自動制御する制御盤に、テイーチ
    ングボツクスとケーブルを介して接続したコネク
    タを接続し、このテイーチングボツクスによつて
    テイーチングを行うものに於いて、 上記制御盤内に、制御盤に取付けた常開の起動
    スイツチ及び常閉の第1の非常停止スイツチとコ
    イルが直列接続され、かつ、起動スイツチが閉じ
    るとコイルが励磁し、常開の接点を閉じることに
    より電源と制御回路とを接続する第1のリレー
    と、 テイーチングボツクスに取付けた常閉の第2の
    非常停止スイツチが閉じた状態に於いて、制御盤
    にコネクタが接続されるとコイルが励磁する、常
    開及び常閉の接点を1個ずつ有する第2のリレー
    と、 制御盤にコネクタが接続されるとコイルが励磁
    する、常開及び常閉の接点を1個ずつ有する第3
    のリレーとを組込み、 上記第2のリレーの常開の接点と、第3のリレ
    ーの常開の接点とを直列接続し、第2のリレーの
    常閉の接点と、第3のリレーの常閉の接点とを直
    列接続し、この直列接続された常開接点及び常閉
    接点を、上記第1の非常停止スイツチと第1のリ
    レーのコイルとの間に並列接続したことを特徴と
    する非常停止回路。
JP8771385U 1985-06-11 1985-06-11 Expired - Lifetime JPH0530165Y2 (ja)

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JP8771385U JPH0530165Y2 (ja) 1985-06-11 1985-06-11

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JPS61204203U JPS61204203U (ja) 1986-12-23
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JPS61204203U (ja) 1986-12-23

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