JPH0680587U - ロボットの安全装置 - Google Patents

ロボットの安全装置

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JPH0680587U
JPH0680587U JP2724393U JP2724393U JPH0680587U JP H0680587 U JPH0680587 U JP H0680587U JP 2724393 U JP2724393 U JP 2724393U JP 2724393 U JP2724393 U JP 2724393U JP H0680587 U JPH0680587 U JP H0680587U
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JP
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teaching
circuit
robot
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JP2724393U
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Inventor
進一 西方
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Citizen Watch Co Ltd
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Citizen Watch Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】ロボットの教示作業時における教示作業者の作
業性と安全性の向上をはかったロボットの安全装置を提
供すること。 【構成】制御装置本体1と教示装置2とロボットシステ
ム3からなるロボットの安全装置であって、非常時にロ
ボットを停止させるための非常停止回路15と、教示作
業時に非常停止状態を解除するための非常停止解除回路
16と、教示作業時に教示中であることを認識するため
の教示中回路17で構成する。 【効果】ロボットシステムに設けられた教示用スイッチ
により、開閉扉が開いていても教示作業を行うことがで
き、且つ教示作業中であることを認識しやすくすること
により作業性と安全性が向上する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はロボットの安全装置に係り、特に教示作業時の作業性と安全性の向上 をはかったロボットの安全装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
産業用ロボットを使用したロボットシステムには作業者への安全を確保するた めの安全対策が施されている。ロボットシステムの例としてはロボットとコンベ アと部品供給装置等を備え、作業者の安全を確保するため周囲に安全カバーと安 全カバーに設けられた安全扉から構成されている。図4は従来のロボットの安全 装置の例を示す電気回路図である。図4において、作業者がロボット動作中に誤 ってロボットシステム3の周囲に設けられた開閉扉を開けると開閉扉リミットス イッチ接点7(a接点)がOFFとなり、該開閉扉リミットスイッチ接点7(a 接点)と、教示装置2に備えられた非常停止スイッチ5とを直列に接続した非常 停止回路が開放状態となるため、制御装置本体1に設けられた非常停止検出回路 4で非常停止状態を検出し、前記制御装置本体1は非常停止状態となり、ロボッ トが停止するため作業者の安全を確保することが出来る。
【0003】 一方、前記ロボットシステム3の周囲に設けられた前記開閉扉を開けて教示作 業を行う場合、前記開閉扉リミットスイッチ接点7(a接点)がOFFとなるた め非常停止状態となっている。このとき、前記教示装置2に備えられ、前記開閉 扉リミットスイッチ接点7(a接点)に並列に接続された非常停止解除スイッチ 6を押し続ける(ON状態)ことによって非常停止状態を解除することが出来る ため、前記ロボットシステム3の周囲に設けられた前記開閉扉を開けた状態でも 教示作業を行うことが出来る。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上記のようなロボットの安全装置において教示作業を行うとき、前記ロボット システム3に設けられた前記開閉扉を開けた状態でも前記教示装置2に備えられ た前記非常停止解除スイッチ6を押し続けながら(ON状態)教示作業を行うこ とが出来る。しかし、教示作業を行うときには、しばしば前記教示装置2から手 をはなし、対象ワークに対する修正作業等を行うことがある。このような場合に はその都度前記非常停止解除スイッチ6がOFFとなるため非常停止状態となり 、教示作業を再開するたびに非常停止状態からの復帰作業が必要となるため作業 性が悪い。
【0005】 また、前記教示装置2に備えられた前記非常停止解除スイッチ6を押し続けな がら(ON状態)教示作業を行っているとき、他人が教示作業中であることに気 づかず前記制御装置本体1を操作するといきなりロボットが動作する可能性があ り、教示作業者の安全確保が出来ない。本考案は前記課題を解決するためのロボ ットの安全装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本考案は、制御装置本体と教示装置とロボットシス テムとから構成されるロボットの安全装置であって、前記教示装置に備えられた 非常停止スイッチと、前記ロボットシステムに備えられた開閉扉リミットスイッ チ接点とリレー接点との並列回路と、前記制御装置本体に備えられた非常停止検 出回路との直列回路からなる非常停止回路と、前記ロボットシステムに備えられ た開閉扉リミットスイッチ接点と、教示用スイッチとリレー接点との並列回路と 、リレーとの直列回路からなる非常停止解除回路と、前記ロボットシステムに設 けられたリレー接点と制御装置本体に備えられた教示中検出回路との直列回路か らなる教示中回路と、制御装置本体に備えられた前記教示中検出回路とCPU回 路を介して接続された操作パネルと操作パネルインタフェース回路とから構成さ れたことを特徴とする。
【0006】
【実施例】
以下、本考案の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。図1は本 考案の実施例であり、制御装置本体と教示装置とロボットシステムの接続状態を 示す電気回路図を、図2は本考案の実施例であり、制御装置本体に設けられた操 作パネル部の図を、図3は本考案の実施例でありロボットシステムの側面図を示 す。
【0007】 図1に於て、制御装置本体1に電源が投入されると制御装置本体1から+24 Vの電圧が教示装置2に供給される。常閉型の非常停止スイッチ5はONであり 、+24Vの電圧は制御装置本体1に戻される。それから、非常停止回路15を 介して、開閉扉リミットスイッチ接点7(a接点)に+24Vの電圧が供給され 、さらに、非常停止回路15を介して、+24Vの電圧が制御装置本体1に設け られた非常停止検出回路4に伝達される。ここで、開閉扉リミットスイッチ接点 7(a接点)は、図3で示した安全カバ−21に備えられた開閉扉22の開閉で 安全カバー21側に設けられた開閉扉リミットスイッチ23が動作し、開閉扉2 2が閉じているときに開閉扉リミットスイッチ23に連動してONとなる。この ような非常停止回路15は、緊急時に教示装置2に設けられた非常停止スイッチ 5が押されOFFとなったとき、またはロボットシステム3の周囲に設けられた 開閉扉22が開けられ開閉扉リミットスイッチ接点7(a接点)がOFFになっ たときに非常停止状態となり、作業者の安全を確保している。
【0008】 教示作業をするとき、作業者はロボットシステム3の開閉扉22を開け、ロボ ットに近づいて教示作業を行う必要がある。しかし開閉扉22を開けるとロボッ トは非常停止状態となる。このとき、ロボットシステム3に設けられた教示用ス イッチ12をONすることによって、制御装置本体1から供給される+24Vの 電圧が、開閉扉22が開いたとき開閉扉リミットスイッチ23に連動してONと なる開閉扉リミットスイッチ接点8(b接点)と教示用スイッチ12とリレー1 3とからなる非常停止解除回路16に供給される。このためリレー13が通電さ れONとなる。リレー13がONになると開閉扉リミットスイッチ接点7(a接 点)に並列に接続されたリレー接点9(a接点)がONとなる。このため、開閉 扉22が開放され、開閉扉リミットスイッチ接点7(a接点)がOFFでも非常 停止状態を解除することが出来る。
【0009】 また、リレー13に通電されリレー13がONになると、教示用スイッチ12 に並列に接続されたリレー13のリレー接点10(a接点)もONとなる。この ため、教示用スイッチ12がOFFになってもリレー13を自己保持することが 出来る。さらに、リレー13の通電によりリレー接点11(a接点)もONとな るため教示中回路17は閉回路となり、制御装置本体1から供給された+24V の電圧は制御装置本体1に設けられた教示中検出回路14に伝達される。制御装 置本体1の教示中検出回路14で得られた情報を同じく制御装置本体1のCPU 回路24が認識する。さらに、CPU回路24は操作パネルインタフェース回路 25を介して操作パネル18に教示中であることを明示するための信号を転送す る。図2(a)は操作パネル18に文字表示部19を備えた場合の例であり、教 示作業中には教示中という文字コードと表示クリアするコードをある周期で交互 に転送することによって教示中という文字を点滅させる。図2(b)は操作パネ ル18に教示中を示す教示中LED20を備えた場合の例であり、教示作業中に は教示中LEDに相当する出力信号をある周期でON/OFFすることにより教 示中LED20を点滅させる。
【0010】 教示作業が完了し、開閉扉22が閉められると開閉扉リミットスイッチ接点8 (b接点)がOFFとなり、開閉扉リミットスイッチ接点8(b接点)とリレー 接点10(a接点)とリレー13からなる直列回路が開放状態となるため、リレ ー13はOFFとなる。リレー13がOFFとなるためリレー接点9(a接点) がOFFとなり非常停止回路15は開閉扉リミットスイッチ接点7(a接点)が 有効である通常の状態となる。リレー接点10(a接点)がOFFとなるためリ レー13の自己保持は解除される。以上のようにすることによって教示作業時の 作業性の向上と作業者の安全を確保することが出来る。
【0011】
【考案の効果】
本考案によれば、ロボットシステムの周囲に設けられた開閉扉を開けたときロ ボットを非常停止させ、教示作業をするときにはロボットシステムに設けられた 教示用スイッチによって、開閉扉が開いていても非常停止解除スイッチを押し続 けることなく、且つ教示作業中に非常停止解除スイッチを離したときに必要とな る非常停止状態からの復帰作業をすることなく、教示作業を行うことが出来るた め作業性が良い。また、教示作業が終了し開閉扉が閉められると自動的に通常の 非常停止回路に戻るため安全である。一方、教示用スイッチによって教示作業を 行っているときには制御装置本体の操作パネルの教示中を示す表示部を点滅する ことにより、他人に教示中であることを明示することによって教示作業者の安全 を確保することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す制御装置本体と教示装
置とロボットシステムが接続された時の電気回路図であ
る。
【図2】本考案の一実施例を示す制御装置の操作パネル
部の図である。
【図3】本考案の一実施例を示すロボットシステムの側
面図である。
【図4】従来技術を示す制御装置本体と教示装置とロボ
ットシステムが接続されたときの電気回路図である。
【符号の説明】
1 制御装置本体 2 教示装置 3 ロボットシステム 4 非常停止検出回路 5 非常停止スイッチ 6 非常停止解除スイッチ 7 開閉扉リミットスイッチ接点 8 開閉扉リミットスイッチ接点 9 リレー接点 10 リレー接点 11 リレー接点 12 教示用スイッチ 13 リレー 14 教示中検出回路 15 非常停止回路 16 非常停止解除回路 17 教示中回路 18 操作パネル 19 文字表示部 20 教示中LED 21 安全カバー 22 開閉扉 23 開閉扉リミットスイッチ 24 CPU回路 25 操作パネルインタフェース回路

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロボットの周囲に設置される安全カバー
    と該安全カバーに設けられた開閉扉と該開閉扉の開閉で
    動作する開閉扉リミットスイッチと教示用スイッチとリ
    レーとを備えたロボットシステムと、非常停止スイッチ
    を備えた教示装置と、非常停止検出回路と教示中検出回
    路とを備えた制御装置本体とから構成されるロボットの
    安全装置であって、前記ロボットシステムに備えられた
    開閉扉リミットスイッチ接点とリレー接点との並列回路
    と、前記教示装置に備えられた非常停止スイッチと、前
    記制御装置本体に設けられた非常停止検出回路との直列
    回路から構成される非常停止回路と、前記ロボットシス
    テムに備えられた教示用スイッチとリレー接点との並列
    回路と、これに直列に接続された開閉扉リミットスイッ
    チ接点とリレーから構成される非常停止解除回路と、前
    記ロボットシステムに備えられたリレー接点と、前記制
    御装置本体に備えられた教示中検出回路との直列回路か
    ら構成される教示中回路とからなることを特徴とするロ
    ボットの安全装置。
  2. 【請求項2】 前記制御装置本体にお互いに接続された
    操作パネルと操作パネルインタフェース回路とから構成
    され、前記教示中検出回路と前記操作パネルインタフェ
    ース回路とをCPU回路を介して接続したことを特徴と
    する請求項1記載のロボットの安全装置。
JP2724393U 1993-04-27 1993-04-27 ロボットの安全装置 Pending JPH0680587U (ja)

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Cited By (3)

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