JP3331461B2 - Ais検出回路 - Google Patents

Ais検出回路

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はAIS検出回路に関
し、特に通信機器の障害情報を検出する検出回路に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来,この種の検出回路においては、デ
ータ信号の変化点をリトリガブルモノステーブルマルチ
バイブレータを使用し、コンデンサ及び抵抗にて設定し
た時定数で一定時間監視し、データ信号が設定時間以
上、“1”で連続した時、AIS(Alarm Ind
ication Signal)検出とする回路が使用
されている。
【0003】このAISを検出する回路ではAIS区間
が、図7に示すような状態の場合、伝送路障害によって
誤りが発生すると、AISを検出することができなくな
るという不具合が発生する。
【0004】ここで、AISとは通信機器における局間
の通信データにおいて自局で機器障害が発生した場合、
その情報を後続の局に伝達する手段の一つとして通信デ
ータを全て“1”として送出する機器障害情報信号であ
る。後続局はオール“1”のデータを受信すると、自局
以前の局において機器障害が発生していることを示す警
報を受け取ることとなる。
【0005】この種の複数のアラーム情報が多重化され
たシリアルデータから必要なアラーム情報のみを取り出
す回路としては、アラーム情報が多重化されたシリアル
データに同期したクロック信号によってデータ数を計数
するカウンタ回路と、そのカウンタ回路のカウント数を
検知して必要なアラーム情報位置を示すラッチ信号と有
効アラームリセット信号を出力するデコード回路と、シ
リアルデータから必要な情報のみを抜き出すアンドゲー
ト回路と、有効アラームを検出するJKフリップフロッ
プで構成されるものがある。
【0006】この回路においては複数のアラーム情報を
多重化してシリアルデータとした信号とシリアルデータ
に同期したクロック信号とで、シリアルデータの順番を
計数するカウンタを動作させる。
【0007】デコード回路には予め必要なアラーム情報
が何番目のデータであるのかが設定されており、カウン
タの計数値が設定した値になった時にシリアルデータに
同期したラッチ信号を発生する。
【0008】アンドゲート回路はこのラッチ信号によっ
てシリアルデータから必要なデータのみを抽出し、JK
フリップフロップで保持することで必要なアラーム情報
のみを取り出すことができる。上記の技術については、
特開平6−181462号公報に開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の障害情
報検出回路では、連続した“1”を検出するすることで
AISの判定を行うためにリトリガブルモノステーブル
マルチバイブレータタイプの回路構成をとっている。そ
のため、AISを検出する検出回路が伝送路の誤り(ビ
ットエラー)に対して誤動作を起こす可能性がある。
【0010】また、オール“1”が一定時間継続した場
合にAIS検出としていた従来回路では、抵抗やコンデ
ンサを必要とするリトリガブルモノステーブルマルチバ
イブレータ回路を使用しているため、LSI(大規模集
積回路)化に適さない回路構成となっている。
【0011】そこで、本発明の目的は上記の問題点を解
消し、伝送路誤りに対して誤動作せず、確実にAIS信
号を判定することができ、高集積化に適した回路を実現
することができるAIS検出回路を提供することにあ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によるAIS検出
回路は、通信機器における局間の通信データにおいて自
局で機器障害が発生した場合、通信データ全てを予め設
定された所定値として障害情報を後続の局に送出するた
めの機器障害情報信号を検出するAIS検出回路であっ
て、一定インタバル周期中のデータ信号に含まれかつ前
記所定値を反転した反転値の個数を計数する計数手段
と、前記計数手段の計数値が予め設定された設定値以下
の時に前記機器障害情報信号と判定する判定手段とを備
えている。
【0013】すなわち、本発明のAIS検出回路は伝送
路中の誤りを許容するために、ある監視インタバル中の
入力データ信号の“0”の数を計数する検出回路をn+
1個有する。n(nは1以上の正の整数)はインターバ
ル中に許容することのできる“0”の数である。
【0014】このn+1個の検出回路はインタバルカウ
ンタ及び許容値カウンタの2つのカウンタを有し、この
2つのカウンタ回路を制御するカウンタ制御回路と、次
の検出回路の動作を制御する次段検出器制御回路とから
構成され、n+1個の検出回路の出力信号を監視し、A
IS信号であるかを判定する判定回路を備えている。
【0015】監視インターバル中に許容することのでき
るデータ誤り(データ“0”)数をnとすると、検出回
路をn+1個用意すれば、許容値カウンタのインタバル
周期を切れ目なく設定することができ、夫々のインタバ
ルにてAIS信号を検出することができる。
【0016】例えば、n=2の場合、夫々の許容値カウ
ンタは“0”を2個まで許容することができるので、3
個目の“0”が入力されるとインタバルがクリアされ、
再度、計数を開始する。第1の検出回路は入力データの
最初の“0”から“1”への変化点で計数を開始し、第
2及び第3の検出回路は夫々入力データの1個目、2個
目の“0”から計数を開始する。
【0017】このように、許容値+1個の検出回路を使
用することで切れ目のない監視インタバルを実現し、伝
送路のデータ誤りに対して誤動作することのないAIS
検出回路を提供することが可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施例について図
面を参照して説明する。図1は本発明の一実施例による
AIS検出回路の構成を示すブロック図である。図にお
いて、本発明の一実施例によるAIS検出回路はN個
(N=n+1、nはデータ誤り許容数)の検出回路1−
i(i=1〜N)を持ち、各々の検出回路1−iの出力
信号からAIS検出を判定する判定回路2とから構成さ
れている。
【0019】検出回路1−i各々は設定したインタバル
を計数するインタバルカウンタ12−i(インタバルカ
ウンタ12−2〜12−Nは図示せず)と、インタバル
中の“0”の許容数を計数する許容値カウンタ13−i
(許容値カウンタ13−2〜13−Nは図示せず)と、
入力データ信号の状態を判定して2つのカウンタを制御
するカウンタ制御回路11−i(カウンタ制御回路11
−2〜11−Nは図示せず)と、次の検出回路の動作を
制御する次段検出器制御回路14−i(次段検出器制御
回路14−2〜14−Nは図示せず)とから構成されて
いる。
【0020】この図1を参照して本発明の一実施例によ
るAIS検出回路の動作について説明する。
【0021】入力データ信号101は検出回路1−1に
入力されると、カウンタ制御回路11−1と次段検出器
制御回路14−1とに夫々入力される。カウンタ制御回
路11−1は入力データ101の“0”から“1”への
変化点を検出し、その変化点でインタバルカウンタ12
−1を動作状態にする。
【0022】また、カウンタ制御回路11−1はインタ
バルカウンタ12−1が動作した後に入力データの
“0”の個数を許容値カウンタ13−1に計数させるた
め、許容値カウンタ13−1の制御を行う。さらに、カ
ウンタ制御回路11−1はインタバルカウンタ12−1
もしくは許容値カウンタ13−1のいずれかのキャリー
アップ信号201,301を受けると、インタバルカウ
ンタ12−1及び許容値カウンタ13−1を同時に初期
化する。
【0023】インタバルカウンタ12−1はカウンタ制
御回路11−1の制御信号によって、予め設定されたイ
ンタバル数を計数し、インタバル数を計数し終えるとイ
ンターバルカウンタキャリーアップ信号201を出力す
る。
【0024】許容値カウンタ13−1はカウンタ制御回
路11−1の制御信号によって、予め設定された“0”
の個数を計数し、設定した許容範囲を超えると、許容値
カウンタキャリーアップ信号301を出力する。
【0025】次段検出器制御回路14−1はインタバル
カウンタ12−1と許容値カウンタ13−1とが動作を
開始して出力するインタバルカウンタ動作信号111と
許容値カウンタ動作信号112とを受けると、入力デー
タ101を次段の検出回路1−2に次段検出器制御信号
401として送出する。インタバルカウンタ12−1と
許容値カウンタ13−1とが動作していない場合には、
次段の検出回路1−2にデータを出力しない。
【0026】判定回路2はN個の検出回路1−iのイン
タバルカウンタキャリーアップ信号20i及び許容値カ
ウンタキャリーアップ信号30iを夫々束ねる。判定回
路2は束ねたキャリーアップ信号の状態を判定し、イン
タバルカウンタキャリーアップ信号20iがあれば、A
ISを検出してAIS検出信号102を出力する。逆
に、判定回路2は許容値カウンタキャリーアップ信号3
0iがあれば、AIS検出信号102を出力しない、も
しくはAIS検出信号102の解除を行う。
【0027】図2は図1の検出回路1−1の詳細な構成
を示すブロック図である。図において、検出回路1−1
におけるAIS検出のインタバルを512ビット、許容
誤り数を2ビットとする。
【0028】検出回路1−1のカウンタ制御回路11−
1はSRラッチ回路11a−1と、インバータ11b−
1と、アンド(AND)回路11c−1と、ノア(NO
R)回路11d−1とから構成されている。
【0029】インタバルカウンタ12−1はインタバル
数を計数できる512ビットカウンタで構成され、許容
値カウンタ13−1は許容誤り数を2まで許容し、2以
上になった時にクリアされる必要があるので、計数値が
n+1となる3ビットカウンタで構成されている。
【0030】次段検出器制御回路14−1はアンド回路
14a−1,14c−1とセット回路14b−1とから
構成され、判定回路2はオア(OR)回路21,22と
SRラッチ回路23とから構成されている。尚、図示し
ていないが、他の検出回路1−2,1−3も検出回路1
−1と同様の構成となっている。
【0031】図3は本発明の一実施例によるAIS検出
回路の動作を示すタイミングチャートであり、図4は図
2の許容値カウンタ13−1のインタバル周期を示すタ
イミングチャートである。
【0032】これら図2及び図3を参照して本発明の一
実施例によるAIS検出回路の動作を詳細に説明する。
以下、図3のタイミングチャートに基づいて説明する。
【0033】入力データ信号101が検出回路1−1に
入力され、入力データ信号101の初めの“0”から
“1”への変化点でカウンタ制御回路11−1のSRラ
ッチ回路11a−1がセット(出力信号を“1”にす
る)される。
【0034】SRラッチ回路11a−1がセットされる
と、そのセット信号でAND回路11c−1と512ビ
ットカウンタ12−1とが動作可能状態となる。512
ビットカウンタ12−1は計数を開始し、512ビット
カウンタ動作信号111を出力する。
【0035】AND回路11c−1は3ビットカウンタ
13−1に“0”の個数を計数させるために、入力デー
タ信号101の反転信号を3ビットカウンタ13−1に
出力し、3ビットカウンタ13−1を動作可能状態にす
る。3ビットカウンタ13−1は入力データ信号101
の1個目の“0”で「1」と計数し、3ビットカウンタ
動作信号112を出力する。
【0036】AND回路14a−1は512ビットカウ
ンタ動作信号111と3ビットカウンタ動作信号112
とを受けると、セット回路14b−1をセットする。セ
ット回路14b−1のセット信号によって、AND回路
14c−1が動作可能状熊になり、次の検出回路1−2
に入力データ信号101の2個目の“0”以降の信号を
次段検出器制御信号401として出力する。
【0037】512ビットカウンタ12−1が動作した
後、512ビットのインタバルが経過しないうちに、入
力データ中に“0”が3個入力されると、3ビットカウ
ンタ13−1が3ビットカウンタキャリーアップ信号3
01を出力し、SRラッチ回路11a−1をリセット
(出力信号を“0”にする)するとともに、ノア回路1
d−1を通して512ビットカウンタ12−1及び3ビ
ットカウンタ13−1を夫々初期化する。
【0038】SRラッチ回路11a−1はリセットされ
たため、入力データの3個目の“0”のあとの“1”へ
の変化点で再び1がセットされ、再度512ビットカウ
ンタ12−1を動作状態にして計数を開始させる。
【0039】4個目の“0”にて、3ビットカウンタ1
3−1が動作を開始するが、3ビットカウンタ13−1
がキャリーアップを行う前に、512ビットカウンタ1
2−1が512ビットのインタバルを計数し終えると、
先に512ビットカウンタキャリーアップ信号201を
出力する。
【0040】この512ビットカウンタキャリーアップ
信号201にて、ノア回路11d−1を通して512ビ
ットカウンタ12−1及び3ビットカウンタ13−1が
夫々初期化される。SRラッチ回路11a−1はリセッ
トされないので、512ビットカウンタ12−1はすぐ
に新たな計数を開始する。
【0041】検出回路1−2では次段検出器制御信号4
01を受けて、この信号の初めの“0”の後の“1”へ
の変化点でSRラッチ回路11a−2(図示せず)がセ
ットされ、検出回路1−1と同様に動作する。検出回路
1−2に入力される1個目の“0”にて、3ビットカウ
ンタ13−2(図示せず)が動作し、それを受けて検出
回路1−3を動作させる次段検出器制御信号402を出
力する。
【0042】検出回路1−2でも検出回路1−1と同様
に、512ビットカウンタ12−2(図示せず)が51
2ビットのインタバルを計数し終えないうちに、次段検
出器制御信号401中に“0”が3個入力され、3ビッ
トカウンタ13−2がキャリーアップを行う。その3ビ
ットカウンタキャリーアップ信号302で、512ビッ
トカウンタ12−2と3ビットカウンタ13−2とが夫
々初期化され、SRラッチ回路11a−2をリセットす
る。SRラッチ回路11a−2はリセットされたので、
次段検出器制御信号401の3個目の“0”の次の
“1”への変化点でまた、セットが行われ、各回路が動
作を開始する。
【0043】検出回路1−3では入力データ信号101
の2個目の“0”以降のデータ信号が次段検出器制御信
号402として入力され、検出回路1−1,1−2と同
様に動作を開始する。
【0044】検出回路1−3では512ビットカウンタ
12−3(図示せず)の512ビットのインタバル範囲
内に“0”が2個しかないので、3ビットカウンタ13
−3(図示せず)のキャリーアップが行われず、512
ビットカウンタ12−3がインタバルを計数し終え、5
12カウンタキャリーアップ信号203を出力する。
【0045】このキャリーアップ信号203はノア回路
11d−3(図示せず)を通して512ビットカウンタ
12−3と3ビットカウンタ13−3とを夫々初期化す
るが、SRラッチ回路11a−3(図示せず)のリセッ
トは行わないので、すぐに512ビットカウンタ12−
3は新たなインタバルの計数を開始する。
【0046】判定回路2内のOR回路21では検出回路
1−1〜1−3の512ビットカウンタキャリーアップ
信号201〜203を束ねる。OR回路22では検出回
路1−1〜1−3の3ビットカウンタキャリーアップ信
号301〜303を束ねる。束ねられたキャリーアップ
信号は夫々SRラッチ回路23のセット端子S及びリセ
ット端子Rに接続される。
【0047】検出回路1−1〜1−3のいずれかの3ビ
ットカウンタキャリーアップ信号が出力されると、SR
ラッチ回路23がリセットされるので、AIS検出信号
102は出力されない。検出回路1−1〜1−3のいず
れかの512ビットカウンタキャリーアップ信号が出力
されると、SRラッチ回路23がセットされ、AIS検
出信号102が出力される。
【0048】また、512ビットのインタバル中に2ビ
ット以下の“0”がない入力データ信号101が入力さ
れた場合(AIS信号ではなく、正常なデータ信号)
は、検出回路1−1〜1−3の512ビットカウンタ1
2−1,12−2,12−3がインタバルを計数するよ
りも早く、各3ビットカウンタ13−1,13−2,1
3−3がキャリーアップを行い、SRラッチ回路23を
リセットするので、AIS検出信号102は出力されな
い。
【0049】図5は本発明の他の実施例によるAIS検
出回路の構成を示すブロック図である。図において、本
発明の他の実施例によるAIS検出回路は1個の検出回
路1とし、回路規模の縮小を行った例である。
【0050】この場合、切れ目のないインタバル周期
で、AIS信号を検出することはできないが、大まかな
AISを検出することができる。尚、判定回路3はSR
ラッチ回路31を備えている。
【0051】図6は本発明の他の実施例によるAIS検
出回路の動作を示すタイミングチャートである。これら
図5及び図6を参照して本発明の他の実施例によるAI
S検出回路の動作について説明する。
【0052】本発明の他の実施例によるAIS検出回路
では、本来検出しなければならないAISの検出範囲が
入力データ信号101の2個目の“0”以降の512ビ
ットとなる。しかしながら、検出回路1で検出すること
ができるのは3個目の“0”以降の512ビットであ
る。
【0053】伝送路におけるデータ誤りが短いインタバ
ル周期中に集中して起こる可能性はまれで、かつ余裕の
ある許容値が設定されているので、本発明の他の実施例
によるAIS検出回路においても、実使用においては十
分にAIS信号を検出することができ、かつ小型とな
る。
【0054】このように、インタバル周期中にビット誤
りを許容することのできる許容数n+1個の検出回路1
−1〜1−Nを直列に接続することで、切れ目のないイ
ンタバル周期が実現できるので、いつでも確実な検出が
可能となる。よって、AIS受信時に伝送路にビット誤
りが生じた場合でも安定した動作が得られる。
【0055】また、従来の技術ではアナログ的な検出回
路を使用しているが、本発明の一実施例及び他の実施例
では全て論理回路で構成しているので、LSI化するこ
とが可能となる。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、通
信機器における局間の通信データにおいて自局で機器障
害が発生した場合、通信データ全てを予め設定された所
定値として障害情報を後続の局に送出するための機器障
害情報信号を検出するAIS検出回路において、一定イ
ンタバル周期中のデータ信号に含まれかつ所定値を反転
した反転値の個数を計数し、その計数値が予め設定され
た設定値以下の時に機器障害情報信号と判定することに
よって、伝送路誤りに対して誤動作せず、確実にAIS
信号を判定することができ、高集積化に適した回路を実
現することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるAIS検出回路の構成
を示すブロック図である。
【図2】図1の検出回路の詳細な構成を示すブロック図
である。
【図3】本発明の一実施例によるAIS検出回路の動作
を示すタイミングチャートである。
【図4】図2の許容値カウンタのインタバル周期を示す
タイミングチャートである。
【図5】本発明の他の実施例によるAIS検出回路の構
成を示すブロック図である。
【図6】本発明の他の実施例によるAIS検出回路の動
作を示すタイミングチャートである。
【図7】従来例によるAIS検出の動作を示す図であ
る。
【符号の説明】
1−1〜1−N 検出回路 2,3 判定回路 11−1 カウンタ制御回路 11a−1,23 SRラッチ回路 11b−1 インバータ 11c−1,14a−1,14c−1 アンド回路 11d−1 ノア回路 12−1 インタバルカウンタ 13−1 許容値カウンタ 14−1 次段検出器制御回路 14b−1 セット回路 21,22 オア回路

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通信機器における局間の通信データにお
    いて自局で機器障害が発生した場合、通信データ全てを
    予め設定された所定値として障害情報を後続の局に送出
    するための機器障害情報信号を検出するAIS検出回路
    であって、一定インタバル周期中のデータ信号に含まれ
    かつ前記所定値を反転した反転値の個数を計数する計数
    手段と、前記計数手段の計数値が予め設定された設定値
    以下の時に前記機器障害情報信号と判定する判定手段と
    を有することを特徴とするAIS検出回路。
  2. 【請求項2】 前記計数手段は、前記設定値よりも一つ
    多い台数だけ備え、それらを直列に接続したことを特徴
    とする請求項1記載のAIS検出回路。
  3. 【請求項3】 前記インタバルを計数するインタバル計
    数手段を含むことを特徴とする請求項1または請求項2
    記載のAIS検出回路。
  4. 【請求項4】 前記計数手段と前記判定手段と前記イン
    タバル計数手段とは、夫々論理回路のみで構成するよう
    にしたことを特徴とする請求項3記載のAIS検出回
    路。
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