JP2602738B2 - 出力断検出回路 - Google Patents
出力断検出回路Info
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Description
関するものである。
は、同期外れ又は受信断の場合に、データの代わりに回
線障害を示すオール“1"の回線障害信号(AIS;Alarm in
dication Signal or Alarm Inhibit Signal)を送出す
るものである。又このインタフェース部に接続された局
内インタフェース部に於いては、出力データの“1"或い
は“0"が所定周期以上継続している場合に、出力断と判
定してアラーム信号を送出する出力断検出回路が設けら
れている。このような出力断検出回路に於いてAIS信号
と出力断とを区別して検出することが要望されている。
インターフェース部、40は局内インターフェース部、31
は受信データDinを処理する受信データ処理回路、32,33
はオア回路、INDNは受信断検出信号、SYNCは同期外れ検
出信号、41は送信データ処理回路、42はセレクタ、43は
出力断検出部、44はフリップフロップ、MODはモード設
定信号、SVPは出力断監視パルス、Doutは出力データ、A
LMは出力断アラーム信号であり、伝送路インターフェー
ス部30の受信側と、局内インタフェース部40の送信側と
を示すものである。なお、図示を省略しているが、伝送
路インタフェース部30の送信側と、局内インタフェース
部40の受信側とがそれぞれ設けられているものである。
に於ける受信断検出信号INDN又は受信データDinの同期
外れ検出信号SYNCは、送信側の出力断を検出する出力断
検出部1と、回線障害信号を出力断監視パルスの周期よ
り短い周期のAIS監視パルスで検出するAIS検出部2と、
出力断検出部1の検出信号を、出力断監視パルスのタイ
ミングで出力断アラーム信号として出力し、且つAIS検
出部2による回線障害信号検出時に、出力断アラーム信
号の出力を阻止する出力回路3とを備えている。受信断
又は同期外れの回線障害が発生した場合に、オール“1"
のAIS信号が送出され、下位装置に回線障害発生を通知
することになる。
信号MODが同期モードを示す場合、セレクタ42は送信デ
ータ処理回路41の出力信号を選択して送信データDoutと
し、非同期モードを示す場合は、セレクタ42は受信デー
タを選択して送信データDoutとするものであり、送信デ
ータ処理回路41は、フレーム同期信号の挿入等の処理を
行い、同期化されたデータを出力するものである。
utが所定時間以上継続して“1"或いは“0"となった時
に、出力断検出信号をフリップフロッップ44のデータ端
子Dに加える。このフリップフロップ44のクロック端子
Cに、一定周期の出力断監視パルスSVPが加えられ、出
力断検出部43からの検出信号がデータ端子Dに加えられ
た時に、出力断アラーム信号ALMが監視盤等に送出さ
れ、保守者に通知される。
期T1の出力断監視パルスSVP、(b)はセレクタ42から
の送信データDout、(c)は出力断アラーム信号ALMを
示す。受信断や同期外れ等の回線障害時に、前述のよう
に、オア回路33からオール“1"のAIS信号が送出され、
そのオール“1"連続を出力断検出部43で検出して検出信
号をフリップフロップ44のデータ端子Dに加えると、次
の出力断監視パルスSVPによりフリップフロッップ44が
セットされ、出力端子Qから出力断アラーム信号ALMが
送出される。
合と、“0"となる場合とがあり、このような信号レベル
が所定時間以上継続して固定されている場合に、出力断
としてアラーム信号ALMを送出するものであるが、前述
のように、AIS信号を受信した場合も、オール“1"が所
定時間以上継続することから、出力断検出によるアラー
ム信号ALMが送出される。即ち、出力断検出の誤動作が
生じることになる。
索を行う場合の所要時間が長くなる欠点があった。
を目的とするものである。
には、出力断検出信号を無効とするものであり、第1図
を参照して説明する。
害信号(AIS)を検出するAIS検出部2と、このAIS検出
部2による回線障害信号検出時に、出力断検出部1の検
出信号の出力を阻止する出力回路3とを備えたものであ
る。
して“1"又は“0"のレベルに固定された場合に、出力断
と判断して検出信号を出力するものである。又AIS検出
部2は、所定時間継続して“1"のAIS信号が入力された
時に、検出信号を出力するものである。
れていない場合は、出力断検出部1の検出信号をそのま
ま出力し、AIS検出部2からの検出信号が出力されてい
る場合は、出力断検出部1の検出信号を阻止するもので
ある。
によるアラーム信号が送出され、又AIS信号が検出され
た場合は、出力断検出信号が阻止されるから、アラーム
信号は送出されない。
明する。
力断検出部、12はAIS検出部、13は送信データ処理回
路、14はセレクタ、15はアンド回路、16はフリップフロ
ップ、17は送信側のデータ入力端子、18はモード設定信
号MODの入力端子、19は出力断アラーム信号ALMの出力端
子、20は送信側のデータ出力端子、21は出力断監視パル
スSVPの入力端子である。
を示すものであり、出力断検出部11は、データ出力端子
20から送信されるデータ、即ち、送信側のデータを出力
断監視パルスの周期で監視し、データ入力端子17に正常
にデータが入力されているにも拘らず、送信データ処理
回路13とセレクタ14との何れか一方又は両方の障害等に
よるデータの論理レベルが、ハイレベル(“1")又はロ
ーレベル(“0")に固定された状態を出力断として検出
するものであり、出力断検出により“1"の検出信号をア
ンド回路15に加える。
害信号、即ち、AIS信号が入力された場合は、セレクタ1
4を介してこのAIS信号が下位群の装置にデータ出力端子
20から送信される。その時、出力断検出部11に於いて
は、オール“1"のAIS信号について、ハイレベル
(“1")固定の出力断として検出することになり、“1"
の検出信号がアンド回路15に加えられる。
周期のAIS監視パルスによりデータ入力端子17に入力さ
れるデータを監視し、正常なデータが入力されている場
合は、“1"の検出信号をアンド回路15に加えるものであ
るが、上位群の装置から下位群の装置へ転送するオール
“1"のAIS信号がデータ入力端子17に入力されると、
“0"の検出信号をアンド回路15に加えるものである。
により同期モードと非同期モードとの切替えを行うもの
であり、同期モードの場合は、送信データ処理回路13に
よりフレーム同期信号挿入等による同期化処理されたデ
ータを選択出力し、非同期モードの場合は、データ入力
端子17に加えられたデータをそのまま選択出力するもの
である。従って、上位群の装置からのAIS信号がデータ
入力端子17に加えられると、オール“1"のAIS信号が、
セレクタ14を介してデータ出力端子20から下位群の装置
へ送信されることになり、出力断検出部11は、オール
“1"のAIS信号を、ハイレベル(“1")固定の出力断と
して検出することになる。
力回路3の要部の構成に相当し、このフリップフロップ
16のデータ端子Dにアンド回路15の出力信号が入力さ
れ、クロック端子Cに入力端子21からの出力断監視波す
るSVPが入力され、出力端子Qから出力断アラーム信号A
LMが出力端子19を介して出力される。従って、AIS信号
がデータ入力端子17に入力された場合は、アンド回路15
により出力断検出部11による出力断の検出信号を阻止さ
れ、AIS信号がデータ入力端子17に入力されていない時
の出力断検出部11による出力断の検出信号がアンド回路
15を介してフリップフロップ16のデータ端子Dに入力さ
れて、出力断監視パルスSVPのタイミングで出力断アラ
ーム信号ALMが出力される。
(a)は出力断監視パルスSVP、(b)はAIS信号、
(c)はAIS監視パルス、(d)はAIS検出信号、(e)
は出力断アラーム信号ALMを示す。
T2(<T1)の場合を示し、(b)に示すように、AIS信
号が入力されると、(c)に示す周期T2のAIS監視パル
スの例えば2パルス期間以上継続して“1"となった時
に、(d)に示すように、“0"の検出信号をアンド回路
15に加えることになる。
プ16のクロック端子Cに加えられても、アンド回路15の
出力信号は“0"のままとなるから、出力断アラーム信号
ALMは出力されないことになる。
態となるから、出力断検出部11は、所定ビット数以上の
“1"の連続又は“0"の連続を検出した時に、“1"の検出
信号を出力してアンド回路15に入力する。その時、AIS
検出部12に於いてAIS信号を検出していない場合は、AIS
検出部12の出力信号は“1"とするものであるから、アン
ド回路15の出力信号は“1"となる。このアンド回路15の
出力信号がフリップフロップ16のデータ端子Dに加えら
れ、又クロック端子Cに出力断監視パルスSVPが加えら
れるから、第3図の(e)の点線で示すように、出力断
監視パルスSVPのタイミングで出力断アラーム信号ALM
(“1")が出力される。
した時は、AIS検出部12の出力信号を“0"とするもので
あるから、その時に、出力断検出部11に於いて出力断を
検出しても、アンド回路15の出力信号は“0"の状態を継
続する。即ち、AIS検出部12によるAIS信号検出時には、
出力断アラーム信号ALMの出力を阻止することができ
る。
く、種々付加変更することができるものである。例え
ば、前述の実施例に於いては、出力断検出部11とAIS検
出部12とからの信号をアンド回路15に加える構成の場合
を示すが、AIS検出部12から常時“0"の信号を出力し、A
IS信号検出時に“1"の信号を出力する場合は、アンド回
路15の代わりにインヒビット回路を用いれば良いことに
なる。
S検出部2と出力回路3とを備え、AIS検出部2によりオ
ール“1"のAIS信号を検出した時に、出力断検出部1か
らの出力断検出信号を出力回路3により阻止することに
より、AIS信号入力時に於ける出力断アラーム信号の送
出を防止することができるものである。
で、障害復旧が容易となる利点がある。
のブロック図、第3図は本発明の実施例のタイムチャー
ト、第4図は従来例の要部ブロック図、第5図は従来例
のタイムチャートである。 1は出力断検出部、2はAIS検出部、3は出力回路であ
る。
Claims (1)
- 【請求項1】送信側のデータの論理レベルがハイレベル
又はローレベルに固定された状態の出力断を出力断監視
パルスの周期で監視して検出する出力断検出部(1)
と、 上位群の装置から下位群の装置へ転送する回線障害信号
を、前記出力断監視パルスの周期より短い周期のAIS監
視パルスで監視して検出するAIS検出部(2)と、 前記出力断検出部(1)の検出信号を前記出力断監視パ
ルスのタイミングで出力断アラーム信号として出力し、
且つ前記AIS検出部(2)による前記回線障害信号検出
時に、前記出力断アラーム信号の出力を阻止する出力回
路(3)と を備えたことを特徴とする出力断検出回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325974A JP2602738B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 出力断検出回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2325974A JP2602738B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 出力断検出回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04199946A JPH04199946A (ja) | 1992-07-21 |
JP2602738B2 true JP2602738B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=18182674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2325974A Expired - Fee Related JP2602738B2 (ja) | 1990-11-29 | 1990-11-29 | 出力断検出回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602738B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2591470B2 (ja) * | 1994-05-10 | 1997-03-19 | 日本電気株式会社 | 信号処理装置 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0290741A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-30 | Nec Corp | 障害情報転送方式 |
-
1990
- 1990-11-29 JP JP2325974A patent/JP2602738B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPH0290741A (ja) * | 1988-09-27 | 1990-03-30 | Nec Corp | 障害情報転送方式 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04199946A (ja) | 1992-07-21 |
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