JPH0528538B2 - - Google Patents

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JPH0528538B2
JPH0528538B2 JP60033040A JP3304085A JPH0528538B2 JP H0528538 B2 JPH0528538 B2 JP H0528538B2 JP 60033040 A JP60033040 A JP 60033040A JP 3304085 A JP3304085 A JP 3304085A JP H0528538 B2 JPH0528538 B2 JP H0528538B2
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JP
Japan
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address
read
signal
circuit
write
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Application number
JP60033040A
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JPS61191134A (ja
Inventor
Hisashi Naito
Hideaki Ebisawa
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP60033040A priority Critical patent/JPS61191134A/ja
Publication of JPS61191134A publication Critical patent/JPS61191134A/ja
Publication of JPH0528538B2 publication Critical patent/JPH0528538B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L7/00Arrangements for synchronising receiver with transmitter

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Time-Division Multiplex Systems (AREA)
  • Communication Control (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は国際電信電話諮問委員会(CCITT)
勧告G.811に規定されるような、共に周波数確度
が±1×10-11以内の正確なクロツク周波数を持
つ2つのデジタル信号系の間で信号の授受を行な
う場合に、両系の伝送レートの差を補正する目的
で用いられるプレジオクロナス整合装置に関する
ものである。
〔従来の技術〕
一般にプレジオクロナス整合装置とは、上記の
ように、予想されるクロツク周波数の差が極めて
小さな2つのデジタル信号系の間にあつて、両系
の伝送ビツトの差の累計が予め定められた条件に
至つた時、一定時間分に相当するデジタル信号を
読み捨て、或は2度読みすることにより、両系の
間のデータ伝送速度を整合しようとする装置であ
る。
第4図にプレジオクロナス整合装置の概念を示
す。プレジオクロナス整合装置はこの第4図で示
されるような仮想的にリング状の構成を持つメモ
リ1にたとえられる。入力信号は書き込みデータ
としてのこのメモリに書き込まれ、読み出しデー
タが出力信号として取り出される。このリング状
メモリは第4図に示すように、0番地から(n−
1)番地までの合計n番地のアドレスを持ち、同
図は入力信号が書き込みデータとしてw番地に書
き込まれ、出力信号は読み出しデータとしてr番
地から読み出されている所を示している。また書
き込み、読み出しの順序は共に時計廻り方向に進
んで行くものとする。
入力側の系のデータ伝送速度と出力側の系のデ
ータ伝送速度が一致している時は、書き込み番地
と読み出し番地の相対的な位置はこのリング状メ
モリのどの位置にあつても一定の距離関係を保つ
ため、データの読み出しは常に書き込みアドレス
の(w−r)番地後ろのアドレスで行なわれるこ
とになるが、入力側の系のデータ伝送速度と出力
側の系のデータ伝送速度とに差があると、書き込
み番地と読み出し番地の相対的な距離は時間と共
に変わつて行き、前者が後者より速い場合は書き
込み番地が読み出し番地に追いついて行くことに
なり、逆に前者が後者より遅い時は読み出し番地
が書き込み番地に追いついて行くことになる。こ
の現象を読み出し側番地を基準にして考えると、
入力側の系のデータ伝送速度の方が出力側のそれ
に比べて速い場合には書き込み番地が進んで行
き、相対的に時計廻りに読み出し番地に近づいて
行くことになり、逆の場合には書き込み番地が遅
れて行き相対的に反時計廻りに読み出し番地に近
づいて行くことになる。
このような場合、両アドレスの距離は時間と共
に減少し、放置しておけばやがて書き込み、読み
出し番地が重なり合い、遂には追い越してしまう
ことになるが、このことは書き込みレートの方が
相対的に高い前者の場合には、リングバツフアー
周分のデータが読み捨てられることになり、逆に
読み出しレートの方が相対的に高い後者の場合に
は、リングバツフアー周分に相当する。既に一度
読み出されたデータを2度読みすることを意味す
る。
伝送速度に差がある以上、何等かの形でデータ
の読み捨て、または2度読みが発生するのは止む
を得ないが、読み捨てまたは2度読みが行なわれ
るデータの範囲に何の規則性もなければ、信号処
理上不都合が極めて多い。このデータの読み捨て
または2度読みを行なう単位を予め定められた法
則に従つた切れ目を持つように制御するのが、プ
レジオクロナス整合装置の目的である。この一定
の単位としては、例えばPCM電話回線デジタル
信号におけるサンプル単位、フレーム単位もしく
はマルチフレーム単位のように一定の周期的な性
格を持つた単位を選ぶのが普通である。
第4図において、例えば読み捨てまたは2度読
みのスリツプを行なう単位を1フレームのデータ
に相当するj番地分のデータとし、またデータの
スリツプを起こさせるための書き込み、読み出し
アドレス接近検出のスレツシヨルドを2アドレス
差とする。そして書き込みが読み出しより速く、
書き込みアドレスが時計廻りに読み出しアドレス
に近づいて来たとする。今読み出しアドレスが、
あるフレームの最後のアドレス(r−1)番地に
ある時、書き込みアドレスが2アドレス隣の(r
−3)番地まで近づいて来たとする。通常であれ
ば、読み出しアドレスはr番地へ進む所である
が、この場合はプレジオクロナススリツプ制御に
より、読み出し番地を1フレーム分先の(r+
j)番地へ進めることとなる。
また逆に、書き込みが読み出しより遅く、書き
込みアドレスが反時計廻りに読み出しアドレスに
近づいて来たとする。今読み出しアドレスが、あ
るフレームの最後のアドレス(r+j−1)番地
に来た時、書き込みアドレスが、まだ2アドレス
前の(r+j+1)番地にいたとする。この時通
常であれば、(r+j)番地へ進む読み出しアド
レスは、プレジオクロナススリツプ制御により元
のフレームの先頭アドレスであるr番地へ戻るこ
ととなる。
このようにして、予め定められた距離以内に書
き込み、読み出しアドレスが近づいて来た時、同
じく予め定められたデータの切れ目で予め定めら
れた分量のデータ分だけ読み捨てまたは2度読み
のスリツプ制御を規則的に行なうことにより、わ
ずかに伝送速度の異なる2つのデジタル信号系の
データ伝送速度を整合させようとするのがプレジ
オクロナス整合装置である。
プレジオクロナス整合を行なう2系のクロツク
周波数の確度は許容範囲内で変動しており、ある
スリツプが起こつた瞬間に、それまでの2系のク
ロツク周波数の相対関係が全く逆に変化すると云
う最悪条件を考えた場合、スリツプ発生の最小時
間間隔を一定値以上に保つためには、スリツプ実
施後の書き込みアドレスと読み出しアドレスとの
差が時計廻り、反時計廻りのどちらの方向に測つ
ても、1フレーム分以上ある必要があり、書き込
み、読み出しアドレスを考えに入れると整合バツ
フアメモリの容量は、(2フレーム相当番地数+
1)番地以上必要となる。アドレス差検出のスレ
ツシヨルド値を、安全のため隣接アドレスに相当
する1より離れた所に置く場合には、更にメモリ
容量が必要であり、またスリツプ制御を行なう上
で、アドレス差を計数して任意のアドレスから1
フレーム分離れた番地へスリツプを行なうように
することは困難である。従つて、通常整合バツフ
アメモリの容量は、2フレームを越え、スリツプ
単位であるフレーム容量の整数倍となるように選
び、整合バツフアの各アドレスが各フレーム単位
のデータの定まつたビツトを収容するようなアド
レス固定割りつけ方法を用い、整合バツフアメモ
リ上に規則的に配置される決まつた番地にスリツ
プ単位の切れ目が常にあるように構成して、スリ
ツプ制御を容易にする方法がとられる。
第5図にプレジオクロナス整合装置の基本的な
一実施例を示す。図において、送信側のデジタル
系であるA系から受信側のデジタル系であるB系
へデジタル信号が伝送されるものとする。10は
A系からの入力信号、15はA系のクロツク抽出
回路、11はA系のクロツク信号、16はA系の
フレームタイミング検出回路、12はA系信号列
のフレームタイミング信号、13は書き込みアド
レスカウンタ、14は書き込みアドレス信号、2
0はB系への出力信号、21はB系のクロツク信
号、22はB系信号列のフレームタイミング信
号、23は読み出しアドレスカウンタ、24は読
み出しアドレス信号、30は整合バツフアメモ
リ、31はバツフア制御回路、32はメモリ制御
信号、33は読み捨て制御信号、34は2度読み
制御信号である。
次に動作について説明する。
A系のクロツク抽出回路15はA系からの入力
信号10からA系のクロツク信号11を抽出し、
これをA系のフレームタイミング検出回路16及
び書き込みアドレスカウンタ13へ供給する。A
系のフレームタイミング検出回路16はA系のク
ロツク信号11を基にして、A系からの入力信号
10からフレーム情報を検出し、A系信号列のフ
レームタイミング信号12を発生する。書き込み
アドレスカウンタ13はA系のクロツク信号11
を基にして、A系信号列のフレームタイミング信
号12に同期した計数を行ない、A系からの入力
信号10を整合バツフアメモリ30へ書き込むた
めの書き込みアドレス信号14を発生する。
一方読み出しアドレスカウンタ23はB系のク
ロツク信号21を基にして、同じくB系信号列の
フレームタイミング信号22に同期した計数を行
なうと共に、後述のバツフア制御回路31から与
えられる読み捨て制御信号33および2度読み制
御信号34の制御の下に読み出しアドレスのスリ
ツプを実施し、B系への出力信号20を整合バツ
フアメモリ30から読み出すための読み出しアド
レス信号24を発生する。
整合バツフアメモリ30はバツフア制御回路3
1から印加されるメモリ制御信号32の制御の下
に、書き込みアドレス信号に対応したメモリ番地
へのデータの書き込み、及び読み出しアドレス信
号に対応したメモリ番地からのデータの読み出し
を実行する。バツフア制御回路31は書き込みア
ドレスカウンタ13から印加される書き込みアド
レス信号14および読み出しアドレスカウンタ2
3から印加される読み出しアドレス信号24を比
較し、整合バツフアメモリ30へのデータの書き
込み及び同メモリ30からのデータの読み出しを
制御するメモリ制御信号32を発生すると共に、
書き込みアドレス、読み出しアドレスの差を検知
し、アドレスの差が予め設定された値より小さく
なつた時には両アドレスの相対関係に対応してデ
ータの読み捨て実行を指示する読み捨て制御信号
33もしくは、データの2度読み実行を指示する
2度読み制御信号34を発生し、読み出しアドレ
スカウンタ23に印加する。
第3図にバツフア制御回路31の詳細な一例を
示す。図中破線で囲まれた部分310がプレジオ
クロナススリツプ制御回路であり、14は書き込
みアドレス信号、24は読み出しアドレス信号、
32はメモリ制御信号、33は読み捨て制御信
号、34は2度読み制御信号、311はデジタル
比較回路1、312は読み出しチエツクアドレス
設定回路、313はアドレスチエツクタイミング
信号、314はラツチ回路、315は書き込みア
ドレスチエツク信号、316はデジタル比較回路
2、317はデジタル比較回路3、318は読み
捨て閾値設定回路、319は2度読み閾値設定回
路、321は書き込みアドレス変化検出回路、3
22は読み出しアドレス変化検出回路323は書
き込み、読み出し制御回路、324は書き込みア
ドレス変化検出信号、325は読み出しアドレス
変化検出信号である。
書き込みアドレス信号14および読み出しアド
レス信号24はそれぞれ書き込みアドレス変化検
出回路321および読み出しアドレス変化検出回
路322に印加され、それぞれの値が変化する立
上りタイミングでそれぞれの書き込みアドレス変
化検出信号324および読み出しアドレス変化検
出信号325のパルスを発生させる。書き込みア
ドレス変化検出信号324および読み出しアドレ
ス変化検出信号325は共に、書き込み、読み出
し制御回路323に印加される。書き込み、読み
出し制御回路は、書き込みアドレス変化検出信号
324および読み出しアドレス変化検出信号32
5から各々、書き込みサイクル、読み出しサイク
ルを検知し、各々のサイクル内の適切なタイミン
グで整合バツフアメモリへの書き込みおよび同メ
モリからの読み出しを行なう事を指示するメモリ
制御信号32を発生する。プレジオクロナススリ
ツプ制御回路310においては入力される書き込
みアドレス信号14および読み出しアドレス信号
24から、両アドレスの接近を予め検知し、書き
込み、読み出しアドレス差が所定の値より小さく
なる事がないように、読み出しアドレスをジヤン
プさせる事により、アドレス差を一定値以上に保
つわけであるが、許容される2系のクロツク周波
数の差が±2×10-11以下と非常に小さい為、通
常数フレーム周期に設定される整合バツフアメモ
リ1周分に相当する読み出し又は書き込み時間の
間に生ずる、アドレス差の減少は時間に換算して
1アドレスに割り当てられる書き込み又は読み出
し動作の時間即ち、書き込みサイクル時間又は読
み出しサイクル時間に比べ非常に小さな値であ
る。換言すれば、書き込みアドレスと読み出しア
ドレスの差が1アドレス分減少するのに要する時
間は、整合バツフアメモリを1周分書き込む又は
読み出すのに要する時間に比べ十分長い時間であ
る。このようにアドレス差の変化がゆるやかに起
こるため、書き込みアドレスと読み出しアドレス
の差を常に監視する必要はなく、アドレス差が1
減少するのに要する最短時間に比べ十分短い周期
でアドレス差を監視し、制御を行なうサンプリン
グ制御方式で対処出来る。サンプリング周期とし
ては整合バツフア1周分に相当する時間で十分で
ある。読み出しチエツクアドレス設定回路312
には、整合バツフアメモリの適当なアドレス値
が、読み出しチエツクアドレス値として設定され
る。デジタル比較回路1311に入力される読み
出しアドレス信号24の値が、読み出しチエツク
アドレス値に一致する度に、デジタル比較回路1
311はアドレスチエツクタイミング信号313
を発生する。ラツチ回路314に入力される書き
込みアドレス信号14は、印加されたアドレスチ
エツクタイミング信号313パルスの立上りタイ
ミングでラツチされ、書き込みアドレスチエツク
信号315としてラツチ回路314から出力され
る。書き込みアドレスチエツク信号315はデジ
タル比較回路2316およびデジタル比較回路3
317の入力として印加される。読み捨て閾値設
定回路318には、前述の読み出しチエツクアド
レス値より時間的に少し戻つたアドレス値が、読
み捨て閾値として設定され、一方、2度読み閾値
設定回路319には、逆に、読み出しチエツクア
ドレス値より時間的に少し先となるアドレス値
が、2度読み閾値として設定される。読み出しア
ドレス信号24が読み出しチエツクアドレス値に
一致するタイミング、でサンプルされた書き込み
アドレス信号値である書き込みアドレスチエツク
信号315の値が、アドレス進行方向に数えて、
2度読み閾値から読み捨て閾値の間にある場合は
プレジオクロナススリツプを実行する必要はない
が、書き込み側であるA系のクロツク周端数が読
み出し側であるB系のクロツク周波数より高い場
合には、書き込みアドレスチエツク信号値は読み
捨て閾値側から読み出しチエツクアドレス値に近
づいて来るため、両アドレスが一致する前に書き
込みアドレスチエツク信号値が、読み捨て信号値
に一致した時、デジタル比較回路2316は読み
捨て制御信号33を発生し、この信号は第5図の
読み出しアドレスカウンタ23に印加され、読み
出しアドレス値がそのフレームの最後のアドレス
に至つた後、次フレームのデータの先頭アドレス
である1つ先のアドレスへ進む代りに、1フレー
ムとばして次のフレームの先頭アドレスへアドレ
スをジヤンプさせる事により、書き込みアドレス
が読み出しアドレスへ過度に接近する事を防止す
る制御が実施される。逆にA系のクロツク周波数
がB系のクロツク周波数より低い場合には、書き
込みアドレスチエツク信号値は2度読み閾値側か
ら読み出しチエツクアドレス値に近づいて来る事
となり、書き込みアドレスチエツク信号値が、2
度読み閾値に一致した時、デジタル比較回路33
17は、2度読み制御信号34を発生し、この信
号も又、第5図の読み出しアドレスカウンタ23
に印加され、読み出しアドレス値がそのフレーム
の最後のアドレスに至つた後、次のフレームに属
するデータの先頭アドレスである1つ先のアドレ
スへ進む代りに、1フレーム戻つてそれまでのフ
レームに属するデータの先頭アドレスへアドレス
をジヤンプさせる事により、読み出しアドレスが
書き込みアドレスに過度に接近する事を防止する
制御が実施される。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来の装置は以上の様に構成されているので、
実際に読み出しアドレスと書き込みアドレスが接
近して、プレジオクロナス制御を行なう必要が生
じた場合に、装置の故障等で正常なプレジオクロ
ナススリツプ制御が実施されなかつたとすると、
そのまま両アドレスが異常に接近してしまい、つ
いにはその相対位置が逆転し、不規則なデータの
欠落或いは重複が発生してしまうという問題点が
あつた。
この発明は、かかる問題点を解決するためにな
されたもので、プレジオクロナス・スリツプ制御
が実施されずに書き込みと読み出しのアドレスが
異常接近した場合に異常を知らせる警報信号を発
生することのできるプレジオクロナス整合装置を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明におけるプレジオクロナス整合装置
は、プレジオクロナス・スリツプ制御用に設け
た、書き込みアドレスと読み出しアドレスの両ア
ドレスの接近を検出するための2組の閾値設定回
路及び比較回路の他に更に2組の閾値設定回路及
び比較回路を設けたものである。
〔作用〕
この発明におけるプレジオクロナス整合装置
は、プレジオクロナス・スリツプ制御用の2組の
閾値設定回路及び比較回路の他に更に2組の閾値
設定回路及び比較回路を設け、整合用メモリの書
き込みアドレスと読み出しアドレスの両アドレス
のアドレス差にして、前者の閾値よりも後者の閾
値を小さい値に設定することにより、プレジオク
ロナス制御が実施されずに上記両アドレスの異常
接近が起こつた場合にこれを検出し、警報信号を
外部に出力させる。
〔発明の実施例〕
以下この発明の一実施例を図について説明す
る。第1図はプレジオクロナス整合装置における
バツフア制御回路を示したものである。一点鎖線
で囲まれた部分が第5図に示されたバツフア制御
回路に該当する。第1図において破線で囲まれた
部分がプレジオクロナス・スリツプ制御回路31
0に相当するものであり、図において14〜32
5は第3図の回路と全く同一のものである。32
6は警報発生閾値設定回路1、327は警報発生
閾値設定回路2、328はデジタル比較回路4、
329はデジタル比較回路5、330は警報信号
1、331は警報信号2、332はOR回路、3
33は警報信号3である。
次に上記のように構成された装置の動作を説明
する。メモリ制御信号32および読み捨て制御信
号33、2度読み制御信号34を発生させるため
の閾値設定回路とデジタル比較回路の動作は、第
3図に示した従来のそれと同一である。
従来例では読み捨て制御信号33及び2度読み
制御信号34を発生させるため、デジタル比較回
路316,317と閾値設定回路318,319
をそれぞれ1組づつ設けていたが、本発明ではこ
れらをさらにもう2組326,327,328,
329設け、これらにより警報信号1330及び
警報信号2331を発生させる。これらの閾値の
設定として、2度読み閾値設定回路319におけ
る設定値よりも時間的に戻つたアドレス値を警報
発生閾値設定回路1326の閾値とし、読み捨て
閾値設定回路318における設定値よりも時間的
に進んだアドレス値を警報発生閾値設定回路23
27の閾値とする。第2図はこれらの閾値の関係
を示した図であり、第4図と同様プレジオクロナ
ス整合用のメモリをリング状メモリ1として示し
ている。図において読み出しチエツクアドレス値
2をr番地とすると、2度読み閾値5はr番地よ
りも時間的に進んだアドレス値であり、警報信号
16を発生させる閾値はこれとr番地との間に設
定する。又、逆に読み捨て閾値3はr番地よりも
時間的に戻つたアドレス値であり、警報信号24
を発生させる閾値はこれとr番地との間に設定す
る。また図においてkとjはk>j>0の関係を
満足するものとする。
まず、書き込み側のクロツク周波数が読み出し
側のクロツク周波数よりも高い場合を考えると、
この場合、書き込みアドレス値は読み捨て閾値ア
ドレス側から読み出しチエツクアドレス値に接近
してくる。もし何らかの理由でプレジオクロナス
スリツプ制御が行なわれずに書き込みアドレス値
が読み捨て閾値アドレス値よりも読み出しチエツ
クアドレス値に接近したとしても、読み捨て閾値
アドレス値と読み出しチエツクアドレス値との間
に警報信号2発生用の閾値を設定すれば、これを
検出して警報信号2を発生させる事ができる。次
に、書き込み側のクロツク周波数が読み出し側の
クロツク周波数よりも低い場合を考えると、この
場合、書き込みアドレス値は先の場合とは逆に2
度読み閾値アドレス側から読み出しチエツクアド
レス値に接近してくる。上と同様にもし書き込み
アドレス値が2度読み閾値アドレス値よりも読み
出しチエツクアドレス値に接近したとしても、2
度読み閾値アドレス値と読み出しチエツクアドレ
ス値との間に警報信号1発生用の閾値を設定すれ
ば、これを検出して警報信号1を発生させる事が
できる。
そこで第1図においてこの警報信号1330と
警報信号2331の論理和をOR回路332によ
りとれば、2度読み或いは読み捨てのいずれのプ
レジオクロナス制御が行なわれずに書き込みと読
み出しの両アドレスが異常に接近した場合でも、
これを検出し、警報信号3333を発生させる事
が可能である。
なお、上記実施例では、OR回路332により
警報信号1330と警報信号2331の論理和を
とり、これを警報信号3333として出力するも
のを示したが、OR回路332を設けずに警報信
号1330及び警報信号2331をそれぞれ独立
で外部に出力させても良く、この場合には警報信
号が1330と2331のどちらであるかを知る
ことによりプレジオクロナス・スリツプ制御の異
常を示す警報が2度読み制御の側であるか、読み
捨て制御の側であるのかを判別することができ
る。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によればプレジオクロ
ナス・スリツプ制御用の2組の閾値設定回路及び
デジタル比較回路だけでなく、更に2組の閾値設
定回路及びデジタル比較回路を設けるように構成
したので、プレジオクロナススリツプ制御が実施
されずに書き込みと読み出しの両アドレスが異常
に接近した時にこれを検知して警報信号を外部に
出力することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるプレジオクロナス・スリ
ツプ制御回路を含むプレジオクロナス整合装置の
バツフア制御回路の一実施例を示す構成図、第2
図はプレジオクロナススリツプ制御及び警報信号
のための閾値の関係を示す図、第3図は従来のプ
レジオクロナス整合装置のバツフア制御回路の一
例を示す構成図、第4図はプレジオクロナス整合
装置の概念を示す図、第5図は従来のプレジオク
ロナス整合装置の一例を示す構成図である。 図において1はリング状構成メモリ、2は読み
出しチエツクアドレス、3は読み捨て閾値アドレ
ス、4は警報信号2閾値アドレス、5は2度読み
閾値アドレス、6は警報信号1閾値アドレス、1
0はA系からの入力信号、11はA系のクロツク
信号、12はA系信号のフレームタイミング信
号、13は書き込みアドレスカウンタ、14は書
き込みアドレス信号、15はA系のクロツク抽出
回路、16はA系のフレームタイミング検出回
路、20はB系への出力信号、21はB系のクロ
ツク信号、22はB系のフレームタイミング信
号、23は読み出しアドレス・カウンタ、24は
読み出しアドレス信号、30は整合バツフア・メ
モリ、31はバツフア制御回路、32はメモリ制
御信号、33は読み捨て制御信号、34は2度読
み制御信号、310はプレジオクロナススリツプ
制御回路、311はデジタル比較回路1、312
は読み出しチエツクアドレス、313はアドレス
チエツクタイミング信号、314はラツチ回路、
315は書き込みアドレスチエツク信号、316
はデジタル比較回路2、317はデジタル比較回
路3、318は読み捨て閾値設定回路、319は
2度読み閾値設定回路、321は書き込みアドレ
ス変化検出回路、322は読み出しアドレス変化
検出回路、323は書き込み読み出し制御回路、
324は書き込みアドレス変化検出信号、325
は読み出しアドレス変化検出信号、326は警報
発生閾値設定回路1、327は警報発生閾値設定
回路2、328はデジタル比較回路4、329は
デジタル比較回路5、330は警報信号1、33
1は警報信号2、332はOR回路、333は警
報信号3である。なお、図中同一符号は同一、又
は相当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 読み出しチエツクアドレス値を設定する読み
    出しチエツクアドレス設定回路と、上記設定され
    た読み出しチエツクアドレス値と実際の読み出し
    アドレス値との比較を行ない、この比較結果に基
    づいてタイミング信号を出力するデイジタル比較
    回路と、このデイジタル比較回路のタイミング信
    号に基づき、伝送信号の書き込みアドレス値を保
    持するラツチ回路と、上記ラツチ回路に保持され
    た上記書き込みアドレス値と読み出しチエツクア
    ドレス値との差を比較し、この比較結果と予め定
    められた2値の第1の設定値対との比較演算に基
    づいてスリツプ制御信号を発生するスリツプ制御
    手段とを備え、独立したデイジタル信号系の間で
    伝送信号の授受を行なう場合に両者の伝送レート
    の差を補正するプレジオクロナス整合装置におい
    て、上記ラツチ回路に保持された書き込みアドレ
    ス値と実際の読み出しチエツクアドレス値との差
    を検出し、この検出結果と上記第1の設定値対の
    間の値に設定された2値の第2の設定値対とを比
    較演算し、この比較結果に基づいて、障害発生信
    号を出力する障害発生手段とを備えたことを特徴
    とするプレジオクロナス整合装置。 2 デイジタル比較回路の2出力の論理和をとる
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項に記載の
    プレジオクロナス整合装置。
JP60033040A 1985-02-19 1985-02-19 プレジオクロナス整合装置 Granted JPS61191134A (ja)

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