JPH05235890A - スタッフ多重化受信装置の同期保護方式 - Google Patents

スタッフ多重化受信装置の同期保護方式

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JPH05235890A
JPH05235890A JP4031138A JP3113892A JPH05235890A JP H05235890 A JPH05235890 A JP H05235890A JP 4031138 A JP4031138 A JP 4031138A JP 3113892 A JP3113892 A JP 3113892A JP H05235890 A JPH05235890 A JP H05235890A
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JP
Japan
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frame
stuff
synchronization
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circuit
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Application number
JP4031138A
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Inventor
Takeshi Yamada
剛 山田
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NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、スタッフ多重方式を用いる装置
で、高次群側信号の同期断検出時間を受信信号中のスタ
ッフ要求情報を利用して短くする同期保護方式を提供す
る。 【構成】 同期保護回路4はフレームパルスeが入力さ
れたときフレームパターン検出パルスcの有無を判断し
て動作する。スタッフ要求情報判定回路5では、高次群
側入力データb中のスタッフ要求情報を抽出クロックg
にて求め、スタッフ要求情報判定回路5では高次群側入
力データb中のスタッフ要求情報を抽出クロックgにて
抽出し判定する。このスタッフ要求情報はスタッフ要求
または非スタッフ要求のどちらか発生率の低い方が最高
m回まで連続するため、監視回路6にてスタッフ要求情
報パルスhが異常を示すm+1回連続したとき、前方保
護を動作させる同期解除パルスiを出力させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタッフ多重方式を用い
る装置に関し、特に高次群側受信信号の同期断検出を行
うスタッフ多重化受信装置の同期保護方式に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】低次群信号のディジタル信号を高次群信
号に多重化する場合、一般的にはそれぞれのディジタル
信号のクロック周波数は異なっている。従ってこれらの
クロック周波数の異なる低次群信号を多重化する場合に
は、各低次群信号を同期化させなければならない。この
同期化をビット同期というが、その同期化の方法として
は、ディジタル伝送路網全体のビット同期を採り、各低
次群信号のクロック周波数を一致させる網同期方式と、
多重化する各低次群信号のクロック周波数よりわずかに
速い速度のクロックで入力データを読出し、その読出し
クロックと低次群信号クロックとの差に余分のパルス
(スタッフパルス)を挿入付加することによりビット同
期化するスタッフ同期方式とがある。
【0003】この従来のスタッフ同期多重を用いる装置
の同期保護方式において、同期断を検出する過程を図2
に示す従来回路を用いて説明する。この図2において、
高次群側入力データbと高次群側入力クロックaとが入
力されるフレームパターン検出回路1は、高次群側入力
データb中のフレーム同期パターンを検出したときに高
次群側入力クロックaを利用して、フレームパターン検
出パルスcをクロック制御部2と同期保護回路4とに出
力する。高次群側入力クロックaが入力されるクロック
制御部2は、このクロックaをカウンタ入力クロックd
としてフレームカウンタ3に出力してフレームカウンタ
3を動作させるが、そのクロックdは同期が確定される
過程において、クロック制御部2にフレームパルスeが
初めて入力された場合、フレームパターン検出パルスc
が入力されるまでその出力が阻止される。フレームカウ
ンタ3はこれら2つのフレームパルスeとフレームパタ
ーン検出パルスcの入力が一致した後、再び動作し始
め、このときから高次群側入力データbと、フレームカ
ウンタ3の動作の位相が一致する。一方同期保護回路4
では、フレームパルスeが入力されたとき、フレームパ
ターン検出パルスcがあれば同回路内の一致パルスとし
て、逆に検出パルスcがなければ不一致パルスとしてカ
ウントし、同期状態を判断して同期出力fを出力する。
従って、同期が確定した後、何らかの障害で同期断が検
出されるには、同期保護回路4にてフレームパルスeが
入力されたときに、フレームパターン検出パルスcの無
い状態が前方保護段数であるs回連続すれば同期断が確
定され、その同期断を示す同期出力fが出力される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したように従来の
同期保護方式による同期断検出過程は、フレームパター
ンの不一致を前方保護段数の間連続して検出したとき
に、同期断と判断するものである。この前方保護段数は
同期断を検出する期間中、伝送路誤り等の障害で同期パ
タンの変化によって生じる誤動作(ミスフレーム)を吸
収できるように決められているが、この方法では同期断
を起こすくらいの大きなエラー率でデータを伝送すると
きは良いが、回線の瞬間的な切り替わりによるフレーム
位置ずれを起こすような条件下では、回線から正常にデ
ータを受信し続けているにも拘らず、改めて同期断を検
出した後に再び同期を確定する動作を行ってしまう。こ
の同期断検出期間は上記したように前方保護段数に比例
して長くかかる。そのため瞬間的な回線切り替わりによ
る多少のフレーム位置ずれを起こしても、より早い同期
復帰が出来ないことになる。
【0005】本発明の目的は、このような従来の問題点
を除去して、フレーム同期外れをより早く検出すること
で、早い同期復帰ができるスタッフ多重化受信装置の同
期保護方式を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明の解決手段は、低次群信号の信号チャネルを複
数多重化して高次群側の信号にスタッフ多重を行うスタ
ッフ多重化装置で、前記高次群側の信号からフレームパ
ターンを検出するフレームパターン検出回路と、フレー
ムパルスを出力するフレームカウンタと、このフレーム
カウンタのカウンタクロックを制御するクロック制御部
と、フレームパターンの一致・不一致をカウントし、フ
レーム同期断と判断する前方保護段数を第一閾値として
フレーム同期状態判断結果を同期出力として出力する同
期保護回路とを備える前記スタッフ多重化受信装置の同
期保護方式において、前記高次群側の信号に多重化され
た各フレーム毎のスタッフ要求ビットのデータを抽出し
てスタッフ要求情報の種類を判定して要求情報を出力す
るスタッフ要求情報判定回路と、一フレーム単位で各チ
ャネル毎に定められる前記スタッフ要求情報と非スタッ
フ要求情報の内、発生確率の小さい要求情報が連続して
出現できる最大値を第二閾値とし、前記スタッフ要求情
報判定回路で検出される前記発生確率の小さいスタッフ
要求情報が前記第二閾値より多く連続して発生したと
き、フレーム同期断と判断して同期解除パルスを前記同
期保護回路に出力する監視回路とを備えることを特徴と
する。
【0007】
【実施例】次に本発明の一実施例を図1を用いて以下に
説明する。この図1において、高次群側入力データbは
フレームパターン検出回路1とスタッフ要求情報判定回
路5とに入力されており、高次群側入力クロックaはフ
レームパターン検出回路1とクロック制御部2とに入力
さている。フレームパターン検出回路1のフレームパタ
ーン検出パルスcは、高次群側入力データbからフレー
ム同期パターンを検出した時にクロック制御部2と同期
保護回路4とに出力される。クロック制御部2の出力で
あるカウンタ入力クロックdは、高次群側入力クロック
aを利用して、フレームカウンタ3にカウンタ動作させ
るために出力される。フレームカウンタ3はスタッフ要
求情報判定回路5に抽出クロックgを出力すると共に、
フレームパルスeをクロック制御部2と同期保護回路4
とに出力する。同期保護回路4の出力である同期出力f
はクロック制御部2とスタッフ要求情報判定回路5と監
視回路6とに出力している。監視回路6の出力である同
期解除パルスiは同期保護回路4に出力されている。
【0008】以上の構成において以下その動作について
説明する。フレームパターン検出回路1は高次群側入力
データb中のフレーム同期パターンを検出したときに高
次群側入力クロックaを使用してフレームパターン検出
パルスcをクロック制御部2及び同期保護回路4に出力
する。クロック制御部2は、同期が確定される過程にお
いて、フレームカウンタ3からのフレームパルスeが初
めて入力された場合、フレームパターン検出回路1から
のフレームパターン検出パルスcが入力されるまでクロ
ックdの出力を禁止している。そしてフレームパターン
検出パルスcが入力されるとクロックdの出力をクロッ
ク制御部2が再開することで、カウンタ3は再度カウン
タ動作を開始する。このとき高次群側入力データbとフ
レームカウンタ3との動作位相が一致し、フレーム同期
が取れたことになる。一方同期保護回路4はフレームパ
ルスeが入力された時、フレームパターン検出パルスc
があれば同回路内のフレーム同期一致パルスとして、無
ければフレーム不一致パルスとしてカウントし、同期状
態を判断して同期出力fを出力する。
【0009】スタッフ多重方式を用いた装置で一般に用
いられている、スタッフ要求情報判定回路5は、各フレ
ーム毎に、高次群側入力データb中のスタッフ要求ビッ
トのデータを抽出クロックgで抽出しているが、そのス
タッフ要求ビットの誤りを1×10-3程度まで誤り訂正
して、低次群側各チャネルのスタッフ要求情報の存在を
判定する。このスタッフ要求情報は、高次群側周波数、
低次群側周波数、低次群側チャネル数、そしてフレーム
構成で定められたスタッフ率によりその発生頻度が決め
られている。即ちスタッフ要求または非スタッフ要求は
たとえ短い期間においても、スタッフ率に基づいて平均
的に繰り返されるものである。従って前記スタッフ要求
または非スタッフ要求のうちで発生確率の小さい要求
が、発生確率の大きい要求よりも多く連続して出現する
ことはない。そこで、その発生確率の小さい要求がフレ
ーム同期確定中に連続して出現できる最大値をmとして
監視回路6は予め保持している。そうしてスタッフ要求
判定回路5から出力されるスタッフ要求情報パルスhの
出現回数を、監視回路6は入力される同期出力fが同期
確定を示している間、常に連続したm+1フレームの間
監視する。同期確定中では、上述したようにスタッフ情
報で発生確率の小さい要求がm+1回連続することはな
いが、同期断を起こすような過程においては、スタッフ
要求情報ビットに存在するデータはもはや規則性をもつ
ものではなくランダムデータと見做される。その結果、
前方保護段数s(s>m)よりも短い時間に、且つ各チ
ャネル毎にスタッフ要求情報判定回路5からの同一スタ
ッフ要求情報の発生がm+1回連続あったときフレーム
同期断として、同期解除パルスiを同期保護回路4へ出
力する。これにより同期断の検出時間を前方保護段数よ
り短い時間でフレーム断を検出できることになる。
【0010】
【発明の効果】以上説明したように、本発明はスタッフ
多重方式を用いる装置で、伝送路で生じるエラーや、回
線の瞬時切り替わりによるフレームの位置ずれなどによ
って同期断を検出する過程で、受信データ中のフレーム
パターンの不一致を検出してスタッフ要求情報ビットの
データから判定されるスタッフ要求情報の発生頻度を監
視し、正常時では起こり得ない回数のスタッフ要求が生
じたとき、これを検出して同期保護回路に入力して前方
保護を行う。即ちスタッフ要求、非スタッフ要求のう
ち、発生確率の少ない方の連続できる最大値は、スタッ
フ率により通常1回または2回であるが、この連続発生
回数をm回とし、常にm+1フレームの間様子を監視し
て、異常が生じたときに監視回路は同期解除パルスを発
生する。そして同期断検出過程において、スタッフ要求
情報は高い確率でランダムに発生するので、この同期解
除パルスは高い確率で発生する。しかも各チャネルで同
時に監視できることと、m+1フレームに対して前方保
護段数sフレームは比較的に長いので(s>m+1)、
従来のsフレームによる前方保護による同期断検出より
検出時間を短くできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のブロック図である。
【図2】従来の回路例のブロック図である。
【符号の説明】
1 フレームパターン検出回路 2 クロック制御部 3 フレームカウンタ 4 同期保護回路 5 スタッフ要求情報判定回路 6 監視回路 a 高次群側入力クロック b 高次群側入力データ c フレームパターン検出パルス d カウンタ入力クロック e フレームパルス f 同期出力 g 抽出クロック h スタッフ要求情報パルス i 同期解除パルス

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】低次群信号の信号チャネルを複数多重化し
    て高次群側の信号にスタッフ多重を行うスタッフ多重化
    装置で、前記高次群側の信号からフレームパターンを検
    出するフレームパターン検出回路と、フレームパルスを
    出力するフレームカウンタと、このフレームカウンタの
    カウンタクロックを制御するクロック制御部と、フレー
    ムパターンの一致・不一致をカウントし、フレーム同期
    断と判断する前方保護段数を第一閾値としてフレーム同
    期状態判断結果を同期出力として出力する同期保護回路
    とを備える前記スタッフ多重化受信装置の同期保護方式
    において、 前記高次群側の信号に多重化された各フレーム毎のスタ
    ッフ要求ビットのデータを抽出してスタッフ要求情報の
    種類を判定して要求情報を出力するスタッフ要求情報判
    定回路と、 一フレーム単位で各チャネル毎に定められる前記スタッ
    フ要求情報と非スタッフ要求情報の内、発生確率の小さ
    い要求情報が連続して出現できる最大値を第二閾値と
    し、前記スタッフ要求情報判定回路で検出される前記発
    生確率の小さいスタッフ要求情報が前記第二閾値より多
    く連続して発生したとき、フレーム同期断と判断して同
    期解除パルスを前記同期保護回路に出力する監視回路と
    を備えることを特徴とするスタッフ多重化受信装置の同
    期保護方式。
JP4031138A 1992-02-19 1992-02-19 スタッフ多重化受信装置の同期保護方式 Pending JPH05235890A (ja)

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