JPH10145455A - 伝送装置 - Google Patents

伝送装置

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Publication number
JPH10145455A
JPH10145455A JP29386496A JP29386496A JPH10145455A JP H10145455 A JPH10145455 A JP H10145455A JP 29386496 A JP29386496 A JP 29386496A JP 29386496 A JP29386496 A JP 29386496A JP H10145455 A JPH10145455 A JP H10145455A
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JP
Japan
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signal
frame
detection result
unit
result signal
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP29386496A
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English (en)
Inventor
Nobuhiro Nakamura
暢宏 中村
Hiroshi Kamifukumoto
浩 上福元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
OKI TEC KK
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
OKI TEC KK
Oki Electric Industry Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by OKI TEC KK, Oki Electric Industry Co Ltd filed Critical OKI TEC KK
Priority to JP29386496A priority Critical patent/JPH10145455A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 送信部と受信部が1対n(n≧2)で接続さ
れる場合に故障を特定する。 【解決手段】 送信部21から特定のビット位置に特定
パターンビットが挿入されたフレームデータを送信す
る。受信部32,42,52は、フレームデータからフ
レーム信号FP2〜FP4とクロック信号CLK2〜C
LK4に同期して、特定パターンビットを検出して、検
出結果信号を出力する。警報・制御多重回路35,4
5,55は、検出結果信号など警報フレームデータに多
重化する。制御部61は、受信部の検出結果信号が全て
異常を示す時は、送信部21の故障、受信部は全て正常
であると判断し、それ以外の場合は、検出結果信号が異
常を示した受信部のみ故障、それ以外の受信部と送信部
21は正常として、LED点灯信号を生成する。LED
26,36,46,56は、LED点灯信号に従って、
LEDを点灯する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、伝送装置に関し、
特に、フレームデータを送信する送信部もしくは受信部
の故障箇所を特定する判定に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、伝送装置においては、データ信
号がフレーム単位に送信部より送信され、受信部では、
フレーム同期を取って受信している。送信部の故障によ
り正常なデータ信号が送信されない場合や受信部の故障
により正常なデータ信号であっても正常に受信できない
場合があるので、受信部では、正常なデータ信号の受信
を確認する必要がある。このために、従来の伝送装置で
は、転送されるフレーム内のデータ列中の特定のビット
位置にデータ正答性確認のための特定パターンビットを
挿入し、受信部でフレーム同期を取ってフレームの先頭
を確定した後、特定のビット位置にセットされるその特
定パターンビットを正しく検出することによりデータの
正当性を保証している。そして、もし、検出できなかっ
た場合は、データの送受が正しく行われていない、つま
り、送信部又は受信部のいずれかで故障が発生している
ものと判断している。この時、送信部の故障とする方法
と受信部の故障とする方法の2種類がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
伝送装置においては、以下のような課題があった。従
来、上述したように受信部側で特定パターンビットの検
出ができなかった場合には、受信部側の故障とするか送
信部側の故障のいずれかの故障であるとしていたが、送
信部と受信部が1:n(n≧2)のように複数の受信部
で受信するような場合には、個々の受信部で送信部の故
障か自身の故障であるかを判断しているのみであるた
め、複数の受信部における判断が異なる場合があり(例
えば、ある受信部では、送信部と受信部が共に正常であ
ると判断し、他の受信部では、送信部が故障していると
判断するような場合など)、どの部分が故障しているか
特定することができないという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題を解
決するために、一定の時間内に一定のビット長のフレー
ムの特定のビット位置にデータの正当性確認用の特定パ
ターンビットを含むフレームデータを送信する送信手段
と、該送信手段により送信された前記フレームデータの
フレーム同期を取って前記特定パターンビットを検出し
て、該特定パターンビットを検出した時に、検出結果信
号をアクティブにする特定パターンビット検出手段を有
するn(n≧2の整数)個の受信手段とを備えた伝送装
置において、以下の手段を設けている。すなわち、前記
n個の受信手段からの検出結果信号を入力して、前記検
出結果信号がアクティブとなっていないものの個数が一
定の閾値T(1≦T≦nの整数)以上の時は、前記検出
結果信号がアクティブとなっていない前記受信手段が正
常、前記送信手段及び前記検出結果信号がアクティブと
なっている前記受信手段が故障であるとする判定結果信
号を出力し、前記検出結果信号がアクティブとなってい
ないものの個数が前記閾値Tよりも小さい時には、前記
検出結果信号がアクティブとなっていない前記受信手段
が故障であり、前記送信手段及び前記検出結果信号がア
クティブとなっている前記受信手段が正常であるとする
判定結果信号を出力する判定手段と、前記判定結果信号
に基づき、故障であると判定された前記送信手段もしく
は前記受信手段が故障であることを外部に警報する警報
手段とを設けている。
【0005】以上のように発明を構成したので、送信手
段からのフレームデータを受信したn(n≧2)個の受
信手段の特定パターンビット検出手段で特定パターンビ
ットを検出して、検出結果信号を出力する。そして、判
定手段で、検出結果信号がアクティブとなっていない個
数が閾値T(例えば、T=n)以上の時は、正しいフレ
ームデータが正しくないものとし、送信手段とアクティ
ブとなっている受信手段が故障、アクティブとなってい
ない受信手段が正常であると判断する。また、検出結果
信号がアクティブとなっていない個数が閾値Tよりも小
さいときは、フレームデータは正しいものとし、検出結
果信号がアクティブとなっていない受信手段のみが故障
であり、その他の送信手段や受信手段が正常であると判
断する。これによって、受信手段がn(n≧2)個の場
合であっても、受信手段が故障なのか送信手段が故障な
のかを特定することができる。
【0006】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態の伝送
装置の構成図である。この伝送装置は、クロック基板1
0、基板20,30,40,50、及び警報基板60に
より構成される。クロック基板10と基板20,30,
40,50、及び警報基板50との間は、コネクタを介
して信号線により接続されている。基板20,30,4
0,50は、コネクタを介して互いに信号線によって接
続されている。基板20,30,40,50と警報基板
60とは、コネクタを介して信号線によって接続されて
いる。クロック基板10からは、5個のクロック信号C
LK1〜CLK5、及び5個のフレーム信号FP1〜F
P5がコネクタを介して信号線に出力されている。基板
20,30,40,50は、同じ構造であり、送信部、
3個の受信部1〜3、警報・制御データ多重回路、及び
LEDを有している。
【0007】基板20は送信部21、受信部22〜2
4、警報・制御データ多重回路25、及びLED26、
基板30は送信部31、受信部32〜34、警報・制御
データ多重回路35、及びLED36、基板40は送信
部41、受信部42〜44、警報・制御データ多重回路
45、及びLED46、基板50は送信部51、受信部
52〜54、警報・制御データ多重回路55、及びLE
D56をそれぞれ有している。クロック信号CLK1、
及びフレーム信号FP1は、送信部21の入力端子、受
信部22〜24の入力端子、及び警報・制御データ多重
回路25の入力端子に入力されている。送信部21の他
方の入力端子にフレームデータ信号が入力されている。
送信部21の出力信号は、受信部32,42,52の入
力端子に入力されている。受信部22〜24で受信した
フレームデータは、他の基板に入力され、特定パターン
ビット検出結果信号は、警報・制御データ多重回路25
の入力端子に入力されている。警報・制御データ多重回
路25の出力信号は、判定部61の入力端子に入力され
ている。警報・制御データ多重回路25の他方の入力端
子に、他の各種警報(フレーム同期はずれ、伝送路誤り
検出などの回線系警報、基板内のクロック断検出信号な
どの装置系警報など)が入力されている。LED26の
入力端子は、判定部61の出力信号が入力されている。
【0008】クロック信号CLK2、及びフレーム信号
FP2は、送信部31の入力端子、受信部32〜34の
入力端子、及び警報・制御データ多重回路35の入力端
子に入力されている。送信部31の他方の入力端子にフ
レームデータ信号が入力されている。送信部31の出力
信号は、受信部22,43,53の入力端子に入力され
ている。受信部32〜34で受信したフレームデータ
は、他の基板に入力され、特定パターンビット検出結果
信号は、警報・制御データ多重回路35の入力端子に入
力されている。警報・制御データ多重回路35の出力信
号は、判定部61の入力端子に入力されている。警報・
制御データ多重回路35の他方の入力端子に、他の各種
警報が入力されている。LED36の入力端子は、判定
部61の出力信号が入力されている。
【0009】クロック信号CLK3、及びフレーム信号
FP3は、送信部41の入力端子、受信部42〜44の
入力端子、及び警報・制御データ多重回路45の入力端
子に入力されている。送信部41の他方の入力端子にフ
レームデータ信号が入力されている。送信部41の出力
信号は、受信部23,33,53の入力端子に入力され
ている。受信部32〜34で受信したフレームデータ
は、他の基板に入力され、特定パターンビット検出信号
は、警報・制御データ多重回路54の入力端子に入力さ
れている。警報・制御データ多重回路45の出力信号
は、判定部61の入力端子に入力されている。警報・制
御データ多重回路45の他方の入力端子に、他の各種警
報が入力されている。LED46の入力端子は、判定部
61の出力信号が入力されている。クロック信号CLK
4、及びフレーム信号FP4は、送信部51の入力端
子、受信部52〜54の入力端子、及び警報・制御デー
タ多重回路55の入力端子に入力されている。送信部5
1の他方の入力端子にフレームデータ信号が入力されて
いる。送信部51の出力信号は、受信部24,34,5
4の入力端子に入力されている。受信部52〜54で受
信したフレームデータは、他の基板に入力され、特定パ
ターンビット検出信号は、警報・制御データ多重回路5
5の入力端子に入力されている。警報・制御データ多重
回路55の出力信号は、判定部61の入力端子に入力さ
れている。警報・制御データ多重回路45の他方の入力
端子に、他の各種警報が入力されている。LED56の
入力端子は、判定部61の出力信号が入力されている。
【0010】判定部61の入力端子に、警報・制御デー
タ多重回路25,35,45,55の出力信号が入力さ
れている。判定部61の出力信号は、LED26,3
6,46,56の入力端子に入力されている。クロック
基板10は、クロック信号CLK1〜CLK5及びフレ
ーム信号FP1〜FP5を生成するための回路が搭載さ
れた基板である。送信部21,31,41,51は、フ
レーム信号FP1〜FP4のフレームパルスに同期し
て、特定のビット位置に特定パターンビットが挿入され
たフレームデータを生成して、送信する送信手段であ
る。図2は、図1中の送信部の構成図である。図1中の
送信部21,31,41,51は、同じ構成であり、特
定パターーンビット生成回路71、特定パターンビット
用タイミング発生回路72、特定パターンビット挿入回
路73、及び分配回路74を有している。クロック信号
CLK、及びフレーム信号FPは、特定パターンビット
生成回路71、及び特定パターンビット用タイミング発
生回路72の入力端子に入力されている。特定パターン
ビット生成回路71、及び特定パターンビット用タイミ
ング発生回路72の出力信号は、特定パターンビット挿
入回路73の入力端子に入力されている。
【0011】特定パターンビット挿入回路73の他方の
入力端子は、基板よりデータ信号が入力されている。特
定パターンビット挿入回路73の出力信号は、分配回路
74の入力端子に入力されている。分配回路74の出力
信号は、他の基板の受信部の入力端子に入力されてい
る。特定パターンビット生成回路71は、フレーム信号
FP及びクロック信号CLKに同期して、特定パターン
ビットを生成する回路である。特定パターンビット用タ
イミング発生回路72は、特定パターンビットの挿入位
置を指示する信号を生成する回路である。特定パターン
ビット挿入回路73は、基板からのフレームデータ信号
に特定パターンビットを挿入して、フレームデータを分
配回路74に出力する回路である。分配回路74は、フ
レームデータをバッファ回路に入力してから、他の3枚
の基板の各受信部に送信する回路である。受信部22〜
24,32〜34,42〜44,52〜54は、受信デ
ータの特定パターンビットを検出して検出結果信号を出
力するとともに基板内に受信データをフレーム信号のフ
レームパルス及びクロック信号に同期して1ビットずつ
受信する受信手段である。
【0012】図3は、図1中の受信部の構成図である。
図1中の受信部22〜24,32〜34,42〜44,
52〜54は、同じ構成であり、データ受信部81及び
特定パターンビット検出回路82を有している。クロッ
ク信号CLK及びフレーム信号FPは、データ受信部8
1及び特定パターンビット検出回路82の入力端子に入
力されている。データ受信部81及び特定パターンビッ
ト検出回路82の他方の入力端子に、他の基板の送信部
からのフレームデータが入力されている。データ受信部
81の出力信号は、異なる基板内へ送信される。特定パ
ターンビット検出回路82の検出結果信号は、図1中の
警報・制御データ多重回路25,35,45,55の入
力端子に入力されている。
【0013】データ受信部81は、受信データをフレー
ム信号FPのフレームパルス及びクロック信号CLKに
同期して、先頭から1ビットずつ取り出して、出力して
ゆく回路である。特定パターンビット検出回路82は、
フレーム信号FPのフレームパルスに同期して、クロッ
ク信号CLKをカウントして、フレームデータの先頭か
ら特定のビット位置分だけカウントすると、特定ビット
位置から出力されるべき特定パターンビットをデコーダ
によって検出して、検出結果信号をアクティブにする特
定パターンビット検出手段である。警報・制御データ多
重回路25,35,45,55は、図示しないクロック
信号の断検出信号、特定パターンビット検出結果信号、
フレーム同期はずれ信号などを入力して、フレーム信号
FP1〜FP5及びクロック信号CLK1〜CLK5に
同期して、警報フレーム信号を生成する回路である。L
ED26,36,46,56は、判定回路61からのL
ED点灯信号に従って、LEDを点灯して故障を知らせ
るための警報手段である。
【0014】図4は、図1中のLEDの構成図である。
図1中のLED26,36,46,56は、同じ構成で
あり、4個のLED90−1〜90−4を有している。
LED90−1〜90−4の入力端子に判定部61より
LED点灯信号が入力されている。LED90−1は送
信部の故障を示す送信部警報LEDであり、LED90
−2は同じ基板に搭載された3つの受信部のいずれかの
故障を示す受信部警報LEDであり、LED90−3は
フレーム同期はずれを示すフレーム同期はずれ警報LE
Dであり、LED90−4はその他の警報(伝送路誤り
検出などの回線系警報、基板内のクロック断検出などの
装置系警報)を示すその他の警報LEDである。
【0015】判定部61は、警報・制御データ多重回路
25,35,45,55からの警報フレーム信号から送
信部が故障しているのか特定の受信部が故障しているの
かを、検出結果信号がインアクティブとなっている個数
が閾値T以上の時は送信部及び検出結果信号がアクティ
ブとなっている受信部が故障、インアクティブとなって
いる受信部が正常であると判定する。そして、検出結果
信号がインアクティブとなっている個数が閾値Tよりも
小さい時には、検出結果信号がインアクティブとなって
いる受信部が故障、送信部及び検出結果信号がアクティ
ブとなっている受信部が正常であると判定し、故障であ
ると判定した送信部もしくは受信部が故障していること
を示すLED点灯信号、フレーム同期はずれやその他の
警報を示すLED点灯信号を生成する判定手段である。
この判定部61は、フレーム信号FP5及びクロック信
号CLKに同期して、4枚の基板20,30,40,5
0からそれぞれ入力される警報フレーム信号を1ビット
ずつ抽出して、該抽出したビットの位置に応じて基板2
0,30,40,50の各LED26,36,46,5
6を点灯させるLED点灯信号を生成する論理回路に出
力するデータ抽出回路とこれらの論理回路により構成さ
れる。
【0016】LED点灯信号を生成する論理回路は、送
信部が故障なのか送信部からのフレームデータを受信す
る3個の受信部が故障なのかを多数決によって判定して
判定結果信号を生成する送信部の個数分(ここでは、送
信部21,31,41,51が4個なので4個)の判定
回路と、各基板20,30,40,50上の各3個の受
信部の判定信号が故障であることを示している時、受信
部警報LED90−2のLED点灯信号を出力する回路
と、各基板についてフレーム同期はずれの警報LED9
0−4を点灯させるLED点灯信号を出力する回路とク
ロックの断検出などのその他の警報LED90−4を点
灯させるLED点灯信号を出力する回路とにより構成さ
れている。多数決による送信部の個数の判定回路は、回
路構成は同じものであり、組合わせ回路とフリップフロ
ップ(以下、FF)によって構成される。組合わせ回路
は、入力信号の値の組合わせから、送信部が故障してい
るのか、該送信部からのフレームデータを受信する3個
の受信部が故障しているのかを示す4本の判定結果信号
の値を決定する回路構成となる。
【0017】送信部の故障を決定する上述の閾値Tは、
送信部からのフレームデータを受信する個数n(n≧
2)などによって決められるものであるが、本例では、
n=3、閾値T=3としている。従って、本例によれ
ば、送信部21が故障なのか受信部32,42,52が
故障なのかは、以下(a)〜(c)によって判定される
ことになる。 (a) 受信部32,42,52の異常を検出した受信
部の個数が0の時は、送信部21、及び受信部32,4
2,52が全て正常であると判定し、LED26の送信
部警報LED及びLED36,46,56の受信部警報
LEDは点灯しないようLED点灯信号を生成する。 (b) 受信部32,42,52の異常を検出した受信
部の個数が1,2(閾値T=3)の時は、異常を検出し
た受信部32,42,52のみが故障であると判定し、
その他の受信部と送信部は正常であると判定し、LED
26の送信部警報LED及び特定パターンビットを検出
した受信部の受信部警報LEDは点灯しないようにLE
D点灯信号を生成し、異常を検出した受信部警報LED
を点灯するようにLED点灯信号を生成する。 (c) 受信部32,42,52の異常を検出した受信
部の個数が3個(閾値T=3)の時は、送信部が故障し
ていると判定し、受信部は全て正常であると判定し、L
ED26の送信部警報LEDを点灯し、受信部の受信部
警報LEDを点灯しないようLED点灯信号を生成す
る。
【0018】図5は、フレーム信号と送信部での出力フ
レームデータの一例を示す図である。図5に示すよう
に、フレーム信号は、例えば、一定のフレーム周期(例
えば、125μs)で1回フレームパルスが出現する構
成となっている。そして、送信部での出力フレームデー
タは、フレームパルスの立上がりをフレームの先頭とし
て、一定のビットレート(例えば、1フレーム125μ
sに1024ビット)でフレームデータが送信される。
例えば、先頭の768ビットは主信号データ、残りの2
56ビットは未使用ビットとなっており、フレームの最
後から4ビット、図5中A及びBの各2ビットを特定パ
ターンビットとして、例えば、A,B=(01)が挿入
される構成となっている。
【0019】以下、図1の動作説明をする。ある送信部
と該送信部からのフレームデータを受信する3個の受信
部の故障の判定は同じなので、本例では、送信部21か
ら受信部32,42,52にフレームデータを送信する
場合を例に説明する。クロック基板10から図5に示す
フレーム信号FP1〜FP5及びクロック信号CLK1
〜CLK5が出力される。図示しないが基板20に所定
のインタフェースで伝送路から主信号が入力される。図
示しない入出力部を経た後、伝送路のフレーム位相の同
期をとり、基板20で処理される速度のフレームに速度
変換などがなされて、主信号が送信部20中の特定パタ
ーンビット挿入回路73に入力される。一方、クロック
基板10からはフレーム信号FP1、及びクロック信号
CLK1が特定パターンビット生成回路71及び特定パ
ターンビット用タイミング発生回路72の入力端子に入
力される。特定パターンビット生成回路71は、フレー
ム信号FP1のフレームパルスの立上がりからクロック
信号CLK1をカウントして、フレーム信号の先頭から
図5に示す特定ビットA,Bの位置で特定パターンビッ
ト(例えば、(01))を生成して、特定パターンビッ
ト挿入回路73に出力する。
【0020】特定パターンビット用タイミング発生回路
72は、フレーム信号FP1のフレームパルスの立上が
りからクロック信号CLK1をカウントして、フレーム
信号の先頭から図5に示す特定パターンビットの先頭か
ら最後までを示すタイミング信号を生成して、特定パタ
ーンビット挿入回路73に出力する。特定パターンビッ
ト挿入回路73は、特定パターンビット用タイミング発
生回路72より入力されるタイミング信号がアクティブ
となるまでは、データ信号を選択して分配回路74に出
力し、タイミング信号がアクティブになると特定パター
ンビット生成回路71からの特定ビットパターンを選択
して分配回路74に出力する。分配回路74は、バッフ
ァ回路に受信してから、図1中の受信部32,42,5
2にフレームデータを送信する。受信部32の図3中の
データ受信部81及び特定パターンビット検出部82に
は、クロック基板10からフレーム信号FP2及びクロ
ック信号CLK2が入力され、送信部21からはフレー
ムデータが入力される。
【0021】データ受信部81は、フレーム信号FP2
のフレームパルスに同期して、クロック信号CLK2の
立上がりのタイミングでフレームデータを1ビットずつ
受信して基板30内に出力する。特定パターンビット検
出部82は、フレーム信号FP2のフレームパルスの立
上がりからクロック信号CLK2をカウントして、フレ
ームの先頭から特定パターンビットの先頭の位置を示す
値をカウントすると、フレームデータを入力して、特定
パターンビットに一致するか否かをチェックして、特定
パターンビットに一致すれば、検出結果信号を1フレー
ム間(例えば、次のフレームのフレームパルスの立上が
りでFFにラッチする)アクティブにして、警報・制御
データ多重回路35に出力する。受信部42,52も同
様に、送信部21からのフレームデータを入力して、特
定パターンビットが検出されると、検出結果信号をアク
ティブにして、警報・制御データ多重回路45,55に
出力する。警報・制御データ多重回路35,45,55
は、クロック基板10からフレーム信号FP2,FP
3,FP4、及びクロック信号CLK2,CLK3,C
LK4が入力され、受信部32,42,52より検出結
果信号、また、図示しないフレーム位相同期回路で検出
されるフレーム同期はずれ信号などの回線系警報、及び
図示しないクロック断検出回路からのクロック信号CL
K2,CLK3,CLK4のクロック断検出信号などの
装置系警報や各種制御データ(運用制御信号・状態通知
信号)を入力して、フレーム信号FP2,FP3,FP
4のフレームパルスとクロック信号CLK2,CLK
3,CLK4に同期して、それぞれの信号がアクティブ
となるタイミングで信号を保持する。
【0022】そして、次のフレーム信号FP2,FP
3,FP4のフレームパルスに同期して、入力された信
号をそれぞれ特定のビット位置に多重化して、警報フレ
ームデータを判定部61に出力する。図6は、図1のタ
イムチャート(その1)であり、受信部32でのフレー
ムデータが異常のために検出結果信号が2フレーム目に
おいて異常を示し、受信部42,52の検出結果信号が
2フレーム目において正常の場合を示している。図7
は、図1のタイムチャート(その2)であり、受信部3
2,42,52でのフレームデータが異常のために検出
結果信号が2フレーム目においていずれも異常の場合を
示している。以下、図6及び図7を参照しつつ、判定部
61の動作の説明をする。判定部61は、フレーム信号
FP5のフレームパルスに同期して、クロック信号CL
K5をカウントして、警報フレームデータを1ビットず
つ抽出して、検出結果信号を必要とする判定回路などに
出力する。例えば、判定部61は、送信部21が故障な
のか受信部32,42,52が故障なのかを判定する判
定回路には、受信部32,42,52からの検出結果信
号を出力し、フレーム同期はずれやクロック断検出信号
などのLED点灯信号を出力する回路には、フレーム同
期はずれ信号や装置系の警報をそれぞれ出力する。
【0023】判定回路は、上述した(a)〜(c)の判
定方法に従って構成した組合わせ回路が、判定結果信号
(例えば、送信部21,受信部32,42,52が故障
しているか否かを示す4種類の判定結果信号)をFFに
出力する。FFは、この判定結果信号が出力されるタイ
ミングで1フレーム間保持する。送信部21の判定結果
信号は、LED90−1中の送信部警報LED90−1
にLED点灯信号として送信される。受信部32,4
2,52についての判定結果信号と各受信部32,4
2,52の基板30,40,50に搭載されるそれぞれ
他の2つの受信部の判定結果信号から各基板30,4
0,50の各3個の受信部のいずれかが故障していれ
ば、LED36,46,56中の受信部警報LED90
−2が点灯するようにLED点灯信号が生成され、LE
D36,46,56に送信される。同様に、同期はずれ
警報やクロック断警報などのその他の警報のLEDを点
灯するLED点灯信号がLED26,36,46,56
中の同期はすれ警報LED90−3やその他の警報LE
D90−4に送信される。
【0024】この結果、LED26,36,46,56
中の送信部警報LED90−1,受信部警報LED90
−2,フレーム同期はずれ警報LED90−3、クロッ
ク断検出などのその他の警報LED90−4が異常であ
れば、点灯することになる。例えば、図6に示すよう
に、2フレーム目において、受信部32からの検出結果
信号が異常、受信部42,52からの検出結果信号が正
常を示していれば、上述した(b)に該当するので、3
フレーム目において、受信部32が故障、送信部21や
受信部42,52が正常であると判定結果信号が示すこ
とになり、LED36中の受信部警報LED90−2が
点灯して、LED26中の送信部警報LED90−1や
LED42,52中の受信部警報LED90−2は点灯
しないことになる。
【0025】また、図7に示すように、2フレーム目に
おいて、受信部32,42,52からの検出結果信号が
全て異常を示していれば、上述した(c)に該当するの
で、3フレーム目において、送信部21が故障、受信部
32,42,52は全て正常であると判定結果信号が示
すことになり、LED26中の送信部警報LED90−
1が点灯して、LED36,46,56中の受信部警報
LED90−2は点灯しないことになる。そして、LE
D26,36,46,56の各点灯を保守者が見て、故
障であると判定された送信部や受信部などの障害探索・
基板交換を行うことになる。以上説明したように、本実
施形態によれば、データの送信・受信での正当性判断を
行う上で特定パターンビットの検出結果の正常・異常を
監視して、異常検出箇所の数の多数決によって、簡単で
効果的に故障発生箇所を特定することができる。なお、
本発明は、上記実施形態に限定されず種々の変形が可能
である。その変形例としては、例えば次のようなものが
ある。
【0026】(1) 実施形態では、データの送受が1
対3の場合について説明した。しかし、n≧2であれば
よく、例えば、閾値T=nとして、(n−1)箇所以下
の受信部で異常を検出した場合には、異常検出箇所の受
信部の故障、n箇所の場合では、送信部の故障というよ
うに同様の方法を用いることができる。 (2) nが多くなった場合に、多数の受信部が同時に
故障となることが考えられないものとすれば、異常を検
出した箇所の数がある一定の閾値T以上である場合、送
信部と異常を検出しなかった受信部が故障であり、異常
を検出した受信部が正常であると判断することもでき
る。例えば、1対10で接続された構成において閾値を
7とし異常検出箇所が1〜6箇所であったならば、異常
を検出した箇所が実際に故障であると判断する。また、
異常検出箇所が7箇所以上であれば、異常を検出した受
信部が正常、送信部と異常を検出しなかった残りの箇所
が異常であると判定するように多数決方式の判定方法を
変えることもできる。
【0027】(3) 実施形態では、警報基板60に受
信部22〜24,32〜34,42〜44,52〜54
の検出結果信号を集めて判断するようにしたが、必要な
信号を各基板20,30,40,50に集めて、個々に
判定部61を設けて判定してもよい。 (4) 実施形態では、フレーム信号FP1〜FP5、
クロック信号CLK1〜CLK5にように共通のクロッ
ク基板10から供給される場合を示したが、フレームデ
ータ信号の先頭にフレームの先頭を示すビットを挿入し
ておき、そのビットを検出することによりビット同期と
フレーム同期を取ってから、受信部の特定パターンビッ
ト検出回路にて、特定パターンビットを検出して、検出
結果信号を生成する構成にしてもよい。この場合には、
フレーム同期はずれが発生すると検出結果信号が異常を
示すことになるので、フレーム同期状態と特定パターン
ビット検出結果信号の両方を入力してフレーム同期はず
れを優先して、特定パターンビット検出異常によるLE
D点灯を行わないようにすることもできる。 (5) 実施形態では警報手段として、LEDを用いた
が故障を保守者に知らせられるものであれば何でもよ
く、例えば、ブザー、音声、あるいはプリンタなどの出
力手段であっても良い。
【0028】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、送信部と受信部が1対n(n≧2)で接続される
ような場合には、受信部で特定パターンビットが検出さ
れたか否かを示す検出結果信号を判定手段に入力して、
判定手段で検出結果信号がアクティブとなっていないも
のの数が閾値以上の時には、送信部と検出結果信号がア
クティブとなっていない受信部が故障であり、それ以外
の時は、検出結果信号がアクティブとなっていない受信
部のみ故障であると判定するので、故障のあった送信部
や受信部を特定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の伝送装置の構成図である。
【図2】図1中の送信部の構成図である。
【図3】図1中の受信部の構成図である。
【図4】図1中のLEDの構成図である。
【図5】フレーム信号と送信部での出力フレームデータ
を示す図である。
【図6】図1のタイムチャート(その1)である。
【図7】図1のタイムチャート(その2)である。
【符号の説明】
10 クロック
基板 20,30,40,50 基板 60 警報基板 21,31,41,51 送信部 22〜24,32〜34 受信部 42〜44,52〜55 受信部 25,35,45,55 警報・制
御データ多重回路 26,36,46,56 LED 61 判定部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一定の時間内に一定のビット長のフレー
    ムの特定のビット位置にデータの正当性確認用の特定パ
    ターンビットを含むフレームデータを送信する送信手段
    と、該送信手段により送信された前記フレームデータの
    フレーム同期を取って前記特定パターンビットを検出し
    て、該特定パターンビットを検出した時に、検出結果信
    号をアクティブにする特定パターンビット検出手段を有
    するn(n≧2の整数)個の受信手段とを備えた伝送装
    置において、 前記n個の受信手段からの検出結果信号を入力して、前
    記検出結果信号がアクティブとなっていないものの個数
    が一定の閾値T(1≦T≦nの整数)以上の時は、前記
    検出結果信号がアクティブとなっていない前記受信手段
    が正常、前記送信手段及び前記検出結果信号がアクティ
    ブとなっている前記受信手段が故障であるとする判定結
    果信号を出力し、前記検出結果信号がアクティブとなっ
    ていないものの個数が前記閾値Tよりも小さい時には、
    前記検出結果信号がアクティブとなっていない前記受信
    手段が故障であり、前記送信手段及び前記検出結果信号
    がアクティブとなっている前記受信手段が正常であると
    する判定結果信号を出力する判定手段と、 前記判定結果信号に基づき、故障であると判定された前
    記送信手段もしくは前記受信手段が故障であることを外
    部に警報する警報手段とを、 設けたことを特徴とする伝送装置。
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